あべこべCGプロ

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1 : ◆PtmxmVi2qg :2017/08/10(木) 17:22:46.38 ID:IsWeci3j0

モバP「何でも一つだけ逆にする薬!?」
というクソみたいなSSを晒してしまい申し訳ありませんでした。

上記スレで頂いたコメントを参考にあべこべなアイドル達が活躍するCGプロを考えてみました。
どのコメントを拾ったのかを探しつつ、これじゃない感をお楽しみいただけると嬉しいです。

なお、あべこべとある様に、登場するアイドルのほとんどに性格・言動の大幅な改悪を施しておりますので、苦手な方はそっ閉じでお願いします。

書き溜めておりますので、次スレから一気に投下します。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1502353366
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/10(木) 17:24:10.44 ID:IsWeci3j0

凛「プロデューサー、あなたの凛が来たよ」ヌルリ


P「え?あ、うん」


凛「残していこうか、私たちのDNA」キリッ


P「大丈夫か?頭の病院いくか?」


凛「ふふっ、つれない返事をしてもわかってるんだよ。プロデューサーの昨日のご飯はお昼が鰻重で夜はスッポン鍋。ほら、DNAを残したがってる」


P「何で知ってんだよ。というか、昼も夜も接待だよ」


凛「ふーん、私がいるのに付き合いでご飯に行くんだ……ふーん」


P「お前わかっててやってるだろ!」

<ドアガチャ-

まゆ「おはようございます」


P「お、まゆいいところに!」


まゆ「なんですかぁ?私の名前を気安く呼ばないでくれませんかぁ?」ウフフ


P「さすが俺のまゆ。蔑んだ目も可愛いなぁ」


まゆ「今さっき言いましたよね?私の名前を気安く呼ばないでくださいって。顔だけじゃなく脳みそまでも腐ってるんですかぁ?」ウフフ


凛「まゆ。それは流石に言い過ぎじゃないかな?」ギリッ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/10(木) 17:26:07.50 ID:IsWeci3j0

まゆ「あら、凛ちゃん。おはようございます。あんなゴミの相手をしてあげてるだなんて優しいんですね」ウフフ


凛「今のは聞き捨てならないよ。プロデューサーに謝って!」キッ!


まゆ「え?プロデューサーさんってどこにいるんですかぁ?そこにいふ人は凛ちゃんの旦那さんですよねぇ?」ウフフ


凛(そうか、まゆはプロデューサーを私に譲るって教えてくれてるんだ)ハイライトオフ


凛「そうだったね。プロ…Pさんはもう私の旦那さんだからね。これからはずっとずーっと一緒だよね」ウフフ


まゆ「じゃあまゆは行きますねぇ。お幸せに」ウフフ...


P「まゆぅ〜待ってくれよぉ〜」


まゆ「…」ギロリッ!!


P「っま……」


凛「Pさん、私はいつまでも待てるけど、女はあまり待たせるものじゃないよ」ウフフ


P「これから輝子たちの現場に行かなきゃならないんだ。その後も色々と予定が入っててさ…」


凛「ふふっ、言ったでしょ?私はいつまでも待つから……"必ず"帰ってきてね」ニコォ


P「はいよっと。じゃあ行ってくるわ」ドアガチャ-
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/10(木) 17:28:13.62 ID:IsWeci3j0

〜車内〜
ブロロンブロロン

P「まゆのつれない態度ほんと愛しいなぁ。反対に凛は重すぎるからちょっとなぁ…」


P「お、次はあのチーフがいる現場か」


ブロロンブロロン…

〜インディヴィジュアルズの現場〜
MV撮影


P「おはようございます!お世話になっております。私CGプロのPと申します」


AD「お疲れ様です!すぐに監督を呼んできます」アタフタ


撮影チーフ「やぁ、CGプロさん。今はちょうど休憩中でね、監督は出かけてるよ」


P「いつもお世話になっております。今回もチーフさんにお世話になると伺っておりましたので、こちら良かったらスタッフの皆さんで召し上がってください」


チーフ「いつもすまないね。ここの水羊羹はほんと美味しいよね。君から差し入れてもらってから僕もよく買うようになってね」


P「ありがとうございます。こちらはうちの塩見の実家の商品でして」

アハハハ
イヤイヤァ

……
………
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/10(木) 17:31:51.20 ID:IsWeci3j0

チーフ「3人はあっちで休んでるからしっかり労ってやりなよ」ハハハ


P「はい!この後もよろしくお願いします!」


P「さてと、輝子たちはどうしてるかな…」


<コンコン ハイルゾ- ガチャ

輝子「ウェェェェルカァァァァムマァァイフレェェェェェンズッッ!!」ヒャッハ-


やるくぼ「カワイイもりくぼはやる気に満ちてるんですけど!褒めて欲しいんですけど!!」フフ-ン


美玲「ウチなんて可愛くないし、眼帯とかしておかしいとか思ってるんだろ……」ビクビク


P「ははは、いつも通りの賑やかさで安心したよ。美玲は相変わらずなのか?」


やるくぼ「いつも以上にカワイイもりくぼですけど!今日の撮影は全て一発OKなんですけど!!」フフ-ン


輝子「ヒィィィヤッッハァァァッッ!!私も一発OKだぜぇぇぇぇっ!!!!」ヒャッハ-


美玲「NG多くてごめんなさい。ウチなんかが二人の邪魔をしてしまってごめんなさい」ビクビク


輝子「そんなこと気にするんじゃないぜ美玲ぃぃっ!!今はチョォォット気が乗ってないだけだろぉぉぉ!?」ヒャハ-


やるくぼ「もりくぼ並みにカワイイ美玲さんがダメなわけないじゃないですか!」


やるくぼ「もりくぼもミスする時はたくさんしますけど、すぐに気持ちを切り替えて最高の演技をするんですけど!!」ドヤァァ


美玲「輝子、乃々…こんなウチなんかを見捨てずに励ましてくれてありがとうな……」


P「うんうん。やっぱりお前たち三人は素晴らしいユニットだよ」



6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/10(木) 17:33:48.44 ID:IsWeci3j0

輝子「そういや差し入れは持ってきてくれたんだろうなぁぁぁぁ!?」ヒィヤァ


P「お、おう。お菓子と飲み物と、キノコの山な」コトンコトン


輝子「フ、フヒ…」ワナワナ


やるくぼ「もりくぼパックンチョ大好きなんですけど!とっても可愛くて大好きなんですけど!!」フフフ-ン


美玲「う、ウチも食べていいの…か?」ビクビク


P「ああ、もちろん。撮影に差し支えのない範囲で食べてくれよ。どうした、輝子?」


輝子「ノォォォォォッッ!!」


美玲「ひぃっ!?」ビクビク


輝子「何でたけのこの里じゃないんだよぉぉぉぉぉっっ!!!!」ヒヤッハ-!!


P「すまんすまん。つい間違えちまったよ」ハハハ


輝子「キノコが好きでもォォっ、きのこの山が好きとは限らないだるぉぉぉぉぉ!!?」ヒャハ-!!


美玲「う、ウチはきのこの山す、好きだぞ……♪」


P「や、本当にすまん」


P「それじゃあ俺は次の現場に行くなー」

<ノォォォォォッッ!!
7 : ◆PtmxmVi2qg :2017/08/10(木) 17:35:58.33 ID:IsWeci3j0

トリつけるの忘れてた


〜車内〜
ブロロンブロロン

P「次は拓海と有香の現場か。拓海は心配ないとして、有香だな。上手くいってるといいが…」


ブロロンブロロン...

〜拓海と有香の現場〜
ファッション雑誌の撮影

<タクミチャン!モウチョットシセンヲアゲレル?
<コウデスカ?
<イイネイイネェ!サイコウニカワイイヨ!!
<ソンナハズカシイデスワ...


P「お、ちょうど撮影やってるな」


P「狙い通り。拓海のサマードレスは似合うなぁ」


<ユカチャ-ン モットムネヲハッテ
<ワタシガコンナカワイイフクナンテ...
<ダイジョ-ブヨ!ユカチャンカワイイモノ!!
<デモワタシナンカ...


P「あーやっぱ有香の方は上手くいってないみたいだな。ちょっと声かけさせてもらうか」


P「撮影中申し訳ありません、CGプロのPと申します」


カメラマン「あらぁ♪Pさんお久しぶりね」


P「どうも、ご無沙汰しております」


カメラマン「拓海ちゃんはいつもよりラブリーで最高の出来なんだけどぉ」


カメラマン「有香ちゃんはいつも以上に空回ってる感じなのよねぇ」フゥ...


P「ありがとうございます。私からも二人に話してみます」

8 : ◆PtmxmVi2qg :2017/08/10(木) 17:39:29.23 ID:iBMnn+KYO

P「二人ともおつかれ」


拓海「プロデューサー様こそお疲れ様ですわ。いつも私たちのためにありがとうございます」キラキラキラ


有香「あの、お、押忍……わた、私…」


P「拓海はいつも以上に調子いいみたいじゃないか」


拓海「プロデューサー様のお陰ですわ。それに、プロデューサー様が私のことを考えてこのお仕事を下さったのですから、それに応えるのが当然でしてよ」オホホ


有香「うぅ……」


P「うーん、有香はあまり調子が良くないみたいだな」ポンポン


有香「ひゃわっ!?ご、ごめんなさい……」ショボン


P「叱ってるわけじゃないから落ち着いてくれ」


拓海「プロデューサー様、有香さんは撮影中も気落ちしているご様子でしたわ」


P「ありがとう拓海。なあ有香、何か心配ごとがあるのなら話してくれないか?」


有香「お、押忍……大丈夫です…。がんばり、…がんばります……」シュン...


P「おいおい、頑張りますロボみたいになってるぞ」ハハハ


有香「わた、私なんかがアイドルだなんて、め、迷惑ですよね…ごめんなさい」ションボリ


拓海「プロデューサー様。他の現場もおありでしょう?ここは私に任せて向かってくださいませ」キラキラキラ


P「すまない拓海、助かるよ。有香も拓海を頼るんだぞ。無理だけはしないようにな。大丈夫、有香ならできる!」


有香「お、おす…」
9 : ◆PtmxmVi2qg :2017/08/10(木) 17:41:06.87 ID:IsWeci3j0

〜車内〜
ブロロンブロンブロン

P「次は菜々と美優と楓と早苗さんか」チッカ.チッカ.チッカ.


P「…嫌な予感しかしねーな」ブロロ-ン


P「ん?あれは周子とフレデリカか……よしっ」キィ-

<プップ- 窓ウィ-ン↓

周子「ん?なんやろか?」ア Pサンヤ


フレデリカ「ハッ!もしかしてフレちゃんのオナラ!?」プロデュ-サ-ダ


周子「昨日の夜お芋さん食べたん?」


フレデリカ「そうそう!食物繊維をたくさん摂るとオナラが出やすいんだよね〜。あれ?フレちゃん昨日はお芋食べてないなー、おかしいなー」


周子「え?心霊現象!?」


フレデリカ「オナラの幽霊なんて小梅ちゃんが喜びそう〜♪」

<ドアガチャ- バタンコ

P「おいおい、売れっ子アイドルのお二人さんや。白昼に堂々とオナラと連呼するのはよしなさい」
10 : ◆PtmxmVi2qg :2017/08/10(木) 17:42:02.87 ID:IsWeci3j0

周子「やーん、オナラの犯人この人かもー」


フレデリカ「ごめんなさい。臭いがうつるのでこれ以上近づかないでもらえますか?(真顔)」


P「あのさ、さすがの俺でも傷付くよ?」


周子「ごめんごめーん」


フレデリカ「それで、フレちゃんたちに何の用?」


P「んん…切り替え早いな」


P「二人がオフなのを承知で頼みたいんだが、これから撮影現場に一緒に来てくれないか?」


フレデリカ「シューコちゃんどーする?」


周子「Pさんの頼みやしなぁ」


P「ちょっと嫌な予感がしててな。もしかしたら二人に代役を頼むかもしれん」


周子「でもなー。アタシたち休日をエンジョイしてたからなー」


フレデリカ「じゃあねじゃあね、アタシがパー出すから、シューコちゃんがジャンケンに負けたら行ってあげよーよ」グッパ-グッパ-


周子「もう。フレちゃんそれはいけずやわ」フフッ


フレデリカ「ンフンフ♪なーんのことかなー?というわけでプロデューサー!」


周子「ついてったげる!」

ドアガチャ- ノリコメ-

P「ありがとう。でもさ、茶番無しでパッと決めることはできなかったの?」


フレデリカ「わーい涼しい♪……え?なんの話?」


周子「ん?何か聴こえた?」


P「あーうん。行こうか。ありがとうな」

ブンブンブブ-ン♪
11 : ◆PtmxmVi2qg :2017/08/10(木) 17:43:38.83 ID:IsWeci3j0

イントロ的にまずはここまでです。
また近いうちに続きを投下します。

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