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【安価コンマ】おとぎ話能力でバトルロワイヤル pre-season
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115 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 08:03:13.68 ID:PerRxNTno
男「幽霊ちゃんさ、優勝したらどうしたい? 俺、彼女とか欲しいんだけど」
幽霊「彼女、ですか」
男「引いた? こんな命を掛けた戦いにそんな願いで挑んじゃって」
幽霊「いえ、別に」
男「そ?」
幽霊「私も、それくらい酷い願い、持ってますから」
男「軽くディスってない?」
男「どんな願いなの?」
幽霊「私、神様になってみたいんです」
男(やっぱり電波ちゃんかよ。でも一応色々聞いてみるか)
男「なんで?」
幽霊「ほら、私、ここに来る前、自殺したって言ったじゃないですか」
男「知らんけど」
幽霊「私、ちょっとそこに至る経緯が曖昧なんですけど、多分いじめられてたんです」
男「ほーん」
幽霊「ここに来た時も、何となく思い出す瞬間があるんです。不快感みたいなの」
男「あー」
116 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 08:07:43.30 ID:PerRxNTno
幽霊「主催者の人は、私を神様にすることもできるって言ってました」
幽霊「神様になったら、私をいじめた人を――」
男「あー分かった! その熱意はよーーーーく伝わった! お互い頑張ろ! な!」
幽霊「は、はい」
幽霊「そうですよねっ、わたしっ、がんばりますっ」
男「はい」
男(大分めんどくせーやつだな)
幽霊「色々聞いてくれてありがと、ございます」 好感度29(やや警戒)
男(勝手に好感度が上がったみたいだ)
【2日目:終了】
117 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 08:09:03.44 ID:PerRxNTno
【3日目の処理開始の為、再び休憩】
118 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 10:55:15.24 ID:PerRxNTno
【再開】
119 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 11:05:21.61 ID:PerRxNTno
【3日目:エリア2】
主催者『皆さんおはようございます! 三日目の朝、いかがお過ごしでしょうか』
主催者『皆さん戦闘の方にはもう慣れましたか?』
主催者『一度戦闘を経験し、同盟を組み、集団で戦闘を行うことを選んだ方もいます』
主催者『全ては作戦です。ルールにさえ従っていただければ何をしてもかまいません! 一向にかまいません!』
主催者『では早速昨日の脱落者を発表いたします』
主催者『……』
主催者『おっと!』
主催者『前日の脱落者は0! 0でございました!』
主催者『まあ運営の確認したところ戦闘行為は行われていいたようですので、ペナルティは発生いたしません。ご安心ください』
主催者『しかし残念ですね〜っ。死者が出ないのは実に退屈!』
主催者『でも、準備期間というのが必要なことも事実! 今日こそ皆さまには頑張っていただきたいところ!』
主催者『ではこれで朝の放送を終わります! 今日も皆さん存分に殺し合ってくださーい』
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 11:07:26.97 ID:oUp8kS2jO
そっか、初めは敵意を持ってぶつかり合えば被害0で終わることもあるのか
121 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 11:10:50.79 ID:PerRxNTno
男「昨日の脱落者はなしか」
幽霊「良かった……」
男「良くあるもんかよ、今日もそうだったら最悪ランダムで誰か突然死するかもしれないんだぜ」
男「積極的に戦わねーと」
幽霊「でも私……」
男「あーはいはい」
男「じゃ、今日はどうする? 敵を待つためにここでジッとしてるか、探しに出かけるか」
男(こいつじゃ決められないし俺が先に決めておこう)
男(どうするかな)
↓1
1違うエリアに移動する
2誰かが来るのを待つ
3その他
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 11:13:35.64 ID:oUp8kS2jO
そろそろ誰か来そうだし2
このエリアは構造も把握してるだろうし有利に立ち回れないかしら
123 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 11:17:02.95 ID:PerRxNTno
男「今日はここで待つとするか。そろそろ誰かしら来るだろ」
幽霊「そ、そうですね! それがいいですね!」
男「いや、やっぱり移動する」
幽霊「そうですか? じゃあやっぱりそっちもいいかも!」
男「……」
男「いや、今日はやっぱりこっちで待つ」
幽霊「ええ! あ、でも、それもいいかも?」
男(自分がねーのかこいつ)
…
124 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 11:20:49.53 ID:PerRxNTno
男「……」
幽霊「……」
男「とは言ったものの、こねーな。誰も」
幽霊「そうですね……うーん」
男「目論見が外れたか。確かによくよく考えてみれば、他のエリアに誰がいるかってあまり分からないから止まっていても見つからない可能性が高い」
男「どこか一つのエリアを拠点≠ノするなら話は別だが」
男「拠点、か」
男「うーん俺の能力じゃ拠点がどうとか考えるのは難しいな」
幽霊「待ち合わせ場所≠ニしてどのエリアかを指定しておけばいいんじゃないでしょうか!」
男「ああ……確かにそれは使えるな。考えておこう」
…
125 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 11:21:15.05 ID:PerRxNTno
【他エリアの処理を行っているので休憩】
126 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 11:46:56.37 ID:PerRxNTno
【再開】
127 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 11:50:52.87 ID:PerRxNTno
男「暇だな。やることもねーし」
幽霊「ええ、そうですね」
男(幽霊ちゃん、よく見るとそこそこブスだけどヤれねえこともないな)
男(昔の俺だったらひん?いてもヤってたが――)
男(昔の俺?)
男(……そういや、なんだこの違和感)
男(昔のことを思い出そうとすると頭が……)
男(というより、思い出せない。何でだ?)
男(どうでもいいか、何かヤれる口実を――)
『あなたはおよばれされました』
男「あん?」
男「う、うお……また、身体が急に動かなく……!」
幽霊「あ! ど、どうしたんですかそれ! 身体が薄く」
男「俺の能力じゃない! 誰かが! 俺を呼んでいるらしい! 一体何を――」
男(この不測の事態、幽霊に何か伝えておいた方が良いだろうか。このまま能力で強制移動させられたら孤立間違いなしだぞ)
男(幸い金縛りは体にしか及んでいない。口は動くのだから何かできることはあるか?)
↓1
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 11:54:18.15 ID:KlA4H3AhO
万一離れ離れになった時の待ち合わせはこのエリアだと伝える
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 11:56:18.29 ID:bRJJiQnco
+幽霊が「あの大木の下で待ちます」
130 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 11:57:33.90 ID:PerRxNTno
男「おい! 幽霊ちゃん!」
幽霊「は、はいっ」
男「離れ離れになったら一旦このエリアにとにかく集まれ! 覚えているな! エリア2だぞ!」
幽霊「はい! 分かりました!」
ピカッ!
男「う、うわーっ!!」
…
131 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 12:17:34.69 ID:PerRxNTno
【3日目:エリア8】
男(なんだこれ……)
男(こんな人数今までどこに隠れてやがった……?)
男(エプロンを来たオッサン、今どきみねーリーゼントのやつ、大学教授みてーなやつ、あとバカっぽいやつ)
男(頭持ったネーチャン、女のガキ、それと――)
男「後輩!」
後輩「……?」
後輩「!」
男「高校ぶりだなオイ! どうなってんだよ」
後輩「せ、先輩!? なんでこんなところに!?」
男「そりゃこっちの――」
「おいそこの男!」
男「お?」
132 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 12:28:27.86 ID:PerRxNTno
番長「俺は、この男だけの同盟で番張ってるモンだ! 事情はともかくとして、悪いがこっちに加勢してくれないか!」
男「はぁ?」
番長「あんたを呼び出したのはどうやらそこの幼女らしい」
男「え?」
幼女「うぅ……」
男(頭盛ったネーチャンの後ろに隠れちまった)
番長「こいつらはさっきから俺らの仲間やら他のエリアに居る奴らを呼び寄せてデカい規模の戦闘を行うつもりらしい!」
番長「どんな能力を隠し持っているか知らねえが油断ならねえ。あの女グループを一緒に倒してくれ!」
後輩「騙されちゃダメです先輩! 最初に喧嘩を吹っ掛けて来たのはアイツらです!」
後輩「3対4でこっちの方が劣勢! 助けてください!」
後輩「私を信じてください!」
男「信じろったって数年ぶりにあった高校時代の後輩にそんなこと言われてもなあ」
番長「男!」
後輩「先輩!」
男「これは……どうすれば良いんだ?」
↓1
1番長のグループに参加
2後輩のいるグループに参加
3その他
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 12:31:07.35 ID:+A+QAjhxO
厄介ごとには巻き込まれたくないのでとりあえず能力使って逃げる。あくまで他の能力者に連れ去られた体を装って。この場に全員いるわけでもないし誤魔化せるべ
能力だって限度があるし何度も引っ張ってはこれまいよ
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 12:32:57.12 ID:IUCnikfsO
戦闘が発生するらしい事は確認できたし逃げ安定かな
135 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 12:40:07.42 ID:PerRxNTno
男(厄介ごとはごめんだ。それに潰しあってくれればなお結構)
男(他の参加者の能力を装って連れ去られた体で、ここを離脱しよう)
男(ふふふ、演技力には自信があるんだ)
男「むッ!?」
男「また、身体が急に――」
番長「……」
番長「おい! 待ってくれ! 行くな!」
番長「そうか、俺たちが信じられないということだな」
番長「しかしもう一度だけ頼む! お前が頼みなんだ! このままでは――!」
【直下コンマ下一桁判定:9以上のその言葉に胸を打たれる(0=10)】
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 12:41:47.29 ID:IUCnikfsO
は
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 12:46:43.10 ID:tArfgVNL0
打たれちゃったー!?
138 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 13:02:51.10 ID:PerRxNTno
男「ぐ……そこまで言われたら逃げるわけにはいかないな。分かった。加勢しよう」
後輩「せ、先輩!?」
番長「助かるぜ! 幼女以外の能力はよく分からねえ』
番長「お前が『後輩』と呼んでいた女は以前、俺らと組んでいたが能力は分からねえ」
番長「不発していたようだが……」
番長「時間がねえ! 行くぞ!」
男(逃げるのも心証悪いし……どうすれば良いか)
↓1
139 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 13:20:02.64 ID:PerRxNTno
【中断】
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 13:26:11.05 ID:IgKN6ckVO
とりあえず戦いを装ってどうにか後輩に状況説明してもらえるようにする
141 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 19:59:34.33 ID:PerRxNTno
【再開】
142 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 20:09:02.08 ID:PerRxNTno
男(まず、後輩に話を聞いてみるか)
男(だが、番長とかいう奴に頼まれた以上はその信頼を失う訳にはいかない)
男(戦闘を装って話しかけてみよう)
男「番長! 俺が先に行く! うらああッ」
番長「頼んだ!」
「私も行きましょう、番長殿」
ガバッ
後輩「きゃああああッ、な、何するんですか先輩。押し倒したりなんかして////」
男「おい、これはどういうことだ。いいから状況を説明しろ」ヒソヒソ
後輩「私も何が何だかなんですよ! さっきの幼女に能力で呼び出されて同盟を組んだまでは良かったけど――」
後輩「アイツらが追いかけてきて――」
男(うーん、さっき番長から聞いた話と違うぞ)
↓1
1 後輩を信じる
2 いや、まだ番長のことを裏切れない
3その他
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 20:10:05.76 ID:4qSb7wBHo
2
144 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 20:14:54.42 ID:PerRxNTno
男(いや、こんな状況で信じることはまだできない)
男(番長を裏切ることはできない。いや、裏切ったような行為がバレたら……ヤバい)
男(これから番長側に着くとして俺はこれからどうすれば良い?)
男(この後輩に組み付いた状態)
男(周りは乱闘)
男(何から始めれば――)
↓1
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 20:16:56.92 ID:zOHmiU4B0
考えがあるから全力でかかってこいと後輩に合図。ある程度追い詰められた状態を演出した後正当防衛として能力を発動し逃げる
146 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 20:24:29.17 ID:PerRxNTno
男「おい、 後輩。俺に考えがある」ヒソヒソ
後輩「え?」
男「全力でかかってこい」
後輩「……は、はいッ!」
男「行くぞ!」
男(番長の信頼も大事だが、保身が先決だ。良いくらいになったら自己防衛ってことでズラかろう)
男「うりゃあああっ!」
【直下コンマ下一桁判定:3以上で男の攻撃成功!(0=10)】
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 20:25:18.75 ID:TDb5x3Woo
でやっ
148 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 20:42:34.34 ID:PerRxNTno
番長「哲学者さんから貰ったこの剣で! まずは弱いガキから殺るッ!」
男(容赦ないな)
男(そういやこいつ何気に鎧のようなものと武器を持っているが、その哲学者とかいう奴からもらったのかな)
番長「うらあっ!」
幼女「ひっ」
「だ、ダメッ」
男(髪盛ったネーチャンが立ちふさがった!?)
ズバアッ
「ぐ……ッあああ」 たいりょく6/10
幼女「おねーさん!!」
149 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 20:48:38.68 ID:PerRxNTno
「はァーい! 次はあたしねーっ」
男「あ、アイドル! 最近テレビで話題のヤツ! なんでここに!」
アイドル「まさか主催者があっち≠ゥら武器の持ち込みをOKしてくれるとは思わなかったけどお〜」
アイドル「まあ、いつも通りこのカッターで〜チキチキするだけだからァ」
アイドル「とりま殺すだけだよね〜」
アイドル「死ねっ」
「幼女ちゃんに触るなっ!」
幼女「ダメェッ! おねーさん逃げてっ」
「いいんだッこれでッ!」
ブシュッ
「ァああああッ」 たいりょく2/10
150 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 21:04:13.39 ID:PerRxNTno
「では、トドメは僕が。この人数なら一掃できるはず」
男(あのエプロンのオッサン、見てくれのクセに何ができるんだ?)
「ふっ」サッ
男(札だと!?)
「『そこの女全員を燃やし尽くせ』!」
男「何ぃッ」
アイドル「アタシは巻き込むなよ、花屋のオッサン」
花屋「……分かってます。『燃やせ、殺せ、燃やし尽くせ!』」
男(逃げる暇がない! しょ、勝負がこんなに早く着いちまう――)
男(これが実力差なのか――?)
151 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 21:16:33.96 ID:PerRxNTno
後輩「あ、ああ、あ、ぎゃあああああッ! 熱、熱いッ! あああああああ――」
男(こ、後輩だけが燃えている。俺に火は全然ついていない)
「あああああああッ」
幼女「た、助け――」
花屋「すまない……すまない……こんな子供まで……」
アイドル「気にすんなってオッサン。どーせ結局みんな死んじまうんだから」
哲学者「その通り。戦いはいつの時代どこの場所でも繰り返される。そういう決まりなのです。世界の理」
「「「あああああああああ」」」
男(地獄……)
男(さっきの札に念じただけであの火が3人を――)
男(あのエプロンのオッサンの選んだタイトルはおそらく『三枚のおふだ』)
男(後何枚あるか分からんが……恐ろしいな)
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 21:18:13.57 ID:zOHmiU4B0
これあんまし他キャラと親密にならない方がいいか
精神的な意味で
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 21:20:49.72 ID:bGYwZ4m70
後輩生き残ってないかな・・・助けようとは少ししたし
154 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 21:31:26.18 ID:PerRxNTno
後輩「せんぱ……た、すけ」ボロボロッ
ボロッ
男(燃え尽きちまった……)
男(すげー火だった)
男(俺じゃなくて良かったぜ……マジで)
男(髪盛ったネーチャンも死んじまったみたいだし)
男(あとは……)
幼女「う、うう……ぁ……」
男(お、まだ生きていたか)
哲学者「介錯はしてあげましょう」
哲学者「ふん」ドワッ
男「全身鎧姿に変身しやがった!?」
哲学者「ええ、こういう芸当もできるようで」
哲学者「では、失礼」ガシャ
男「殺すのか?」
アイドル「当たり前でしょ? バトルロワイヤルなんだから」
男「……」
↓1
1それもそうだな
2ちょっとかわいそうなんじゃあねーの
3その他
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 21:35:20.84 ID:zOHmiU4B0
1
156 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 21:40:05.67 ID:PerRxNTno
男「それもそうだな」
哲学者「ええ。その通り」
ドシャッ
幼女「」
哲学者「これで結構」
番長「よし、敵は片づけたな」
番長「……」
男(そういやこいつがリーダーらしいな)
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 21:47:39.39 ID:zOHmiU4B0
自分のコンマで悪いとは思うけど、クリティカルレベルを要求されそうなきがするので首飾りでは足りないと踏んで2
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 21:48:08.38 ID:zOHmiU4B0
誤爆しました
159 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 22:05:23.02 ID:PerRxNTno
番長「俺達は同盟を組んでいた。後輩のヤツが裏切ったのは残念だけどしかたがねー」
番長「一応短い付き合いになるがよろしくな」
番長「一応同盟のメンバーは教えておくか」
哲学者「私は『哲学者』。現在は――番長殿のねがいを叶えるために側におります」
アイドル「あたしの名前くらい知ってんだろ? じゃなかったぁ! あたし『アイドル』! よろしくねっ」
バカ「えへへーさっき拠点から呼び出し食らっちゃったけどーまーよろしくー」
番長「で、だ。新顔は今回のMVP、花屋のオッサンと――」
花屋「……」
番長「おめーだ」
男「……」
番長「脱落者は一昨日で2人、今日ので少なくとも3人。で、ここに居るのが6人」
番長「ここにいるのは、参加者の半分強ってことだ」
番長「この戦いの1/3が終わったっていう意味でもある」
番長「で、だ。遅かれ早かれ俺達だってその内敵になるって訳だが――」
番長「これは俺からの提案なんだが」
番長「あんたらが持っている情報をくれないか? 戦った相手や一緒に居る参加者のこととか」
番長「それに応じて、俺らも情報を渡す。どうだ? 悪くはないだろ」
男(確かに悪くない。信頼できそうだ)
男(どうする……? このままこいつの機嫌を損ねると何か悪い予感がするのだが――)
↓1
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 22:10:16.12 ID:dUSIqxm2o
能力を発動し逃げる
161 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 22:18:16.40 ID:PerRxNTno
男(……!)
男(逃げよう! 何となくだが!)
番長「おい!」
哲学者「番長殿、どうします」
番長「……」
男(逃がしてくれるみたいだ、まあ話が分かるやつっぽいしな)
男(行くぞッ)せいしん7/8
『ヘンゼルとグレーテル』
『起』
『ヘンゼルとグレーテルは おかあさんにすてられ もりでみちにまよっていました』
『道に迷ったのは誰?』
『道に迷うのは――私?』
『一人でも大丈夫? いつも二人は一緒だったわ』
【直下コンマ下一桁判定】
1:エリア1へ移動
2:エリア2へ移動
3:エリア3へ移動
4:エリア4へ移動
5:エリア5へ移動
6:エリア6へ移動
7:エリア7へ移動
8:降り直し安価下
9:エリア9へ移動
10:エリア10へ移動
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 22:18:58.11 ID:tArfgVNL0
そーれ
163 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 22:23:50.40 ID:PerRxNTno
【3日目:エリア1】
男「クソ……またよく分からん場所に――」
「ブおおおおおおおっ」
男「その声は!?」
猪「ブおおおおおおおっ」
男「また現れやがった猪化け物!」
男「クソッ色々疲れてる時にまた……」
男「どうする?」
↓1
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 22:37:52.51 ID:pRzO7JhOo
猪を攻撃する
165 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 22:42:01.34 ID:PerRxNTno
男「能力も何となくわかっている今なら、戦える!」
男「来いッ!」
猪「ブおおおおおおおっ」
【直下コンマ下一桁判定:5以上で回避(0=10)】
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 22:44:50.49 ID:QPeiGDpvo
あ
167 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 22:55:16.75 ID:PerRxNTno
猪「ブおおおおおおおっ」
男「動きは早いが、バカみたいに一直線にしか動けないんだから――」
男「見切るのは楽勝!」
男「ケツに蹴りを一発ぶち込んでやるよ!」
猪「ブおッ!?」 たいりょく6/7
【直下コンマ下一桁判定:5以上で回避(0=10)】
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 22:56:49.87 ID:H2T6AC9Q0
あ
169 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 22:59:40.30 ID:PerRxNTno
男「遅いんだよコラ!」
ドガガガッ
猪「ぶおっ」 たいりょく5/7
男「俺、めちゃくちゃ強くね?」
男「まだまだ行けるけどお前どうよ!」
【直下コンマ下一桁判定:5以上で回避(0=10)】
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 23:00:17.19 ID:QPeiGDpvo
あ
171 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 23:07:00.19 ID:PerRxNTno
男「しかしこの猪倒してなんかになるのか?」
男「そもそも猪って誰の能力なんだろ」
男「猪の出てくる昔話……?」
男「知らんな」
男「まっ、どうでもいいか」
猪「ぶうう…」 たいりょく4/7
【直下コンマ下一桁判定:5以上で回避(0=10)】
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 23:07:25.77 ID:WZp8gGuSO
へい
173 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 23:18:36.54 ID:PerRxNTno
男「コツさえ掴んじまえばこっちのモンだな」
男「おらッ喰らえッ!」
猪「ぶお……ぶ」 たいりょく3/7
男「弱いんだよお前。もう終わらせるぞ!」
【直下コンマ下一桁判定:5以上で回避(0=10)】
【↓2コンマ下一桁判定:5以上で回避(0=10)】
【↓3コンマ下一桁判定:5以上で回避(0=10)】
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/01(火) 23:19:08.36 ID:YThliDOC0
あ
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 23:19:55.89 ID:4hSAWbVlo
あ
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 23:21:30.96 ID:QPeiGDpvo
あ
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 23:21:49.50 ID:Ezdiim9DO
あ
178 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 23:29:41.18 ID:PerRxNTno
猪「」 たいりょく0/7
男「お、動かなくなった」
Lv Up!
男「な、なんだなんだその声は」
主催者「おめでとうございます男様」
男「何がだ」
主催者「この猪の化け物は所謂NPC」
主催者「NPCを倒すことでステータスの一部を上げることができます」
男「ほー」
主催者「お好きなステータスを一つお上げください」
主催者「現在のステータスはこのようになっています」
男「どれにしようかな」
【たいりょく】8
【こうげき】3
【ぼうぎょ】2
【すばやさ】12
【せいしん】8/8
↓1
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 23:30:48.90 ID:4hSAWbVlo
こうげき
180 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/01(火) 23:40:50.60 ID:PerRxNTno
【たいりょく】8
【こうげき】4
【ぼうぎょ】2
【すばやさ】12
【せいしん】8/8
男「NPCとやらと戦う事にも意味は一応あるんだな」
男「さて、猪も倒し終わっちゃった訳だし、これからどうしようかな」
↓1
1休む
2能力で移動
3その他
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/01(火) 23:54:45.59 ID:H2T6AC9Q0
1
182 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 00:10:39.60 ID:SFhOQJ8Eo
男「今日はこのエリアで休もう」
男「そういえば、さっきの幼女みたいに相手を他のエリアに転送させる能力を持つ奴はいるのかな」
男「……俺も移動系能力だったな」
男「しかし今わかることと言えば……」
男「攻撃系能力を初期の段階で持っている奴が強いってことだ」
男「三枚のおふだのやつ、番長と哲学者が持っていた鎧と武器、あいつらが組んだら……最悪だな」
男「さっきの時点ではまだ組んでないみたいだったけど、ありゃ今の能力じゃ逃げるので精いっぱいだ」
男「さてと、明日からどうしようかなー」
男「あっ、そういや――」
男「何で幼女はあの能力を使っていたんだ? 敵を増やすばっかりだったろうに……」
男「ま、いいや。寝よ」
【3日目:終了】
183 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 00:11:41.65 ID:SFhOQJ8Eo
【4日目の処理開始の為、再び休憩】
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 00:33:24.59 ID:8/EP5UiZo
何の物語かとかここで考察しても大丈夫かな?
185 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 00:40:35.69 ID:SFhOQJ8Eo
>>184
あ、どうぞどうぞ!
あんまり語られないだろうし。とりあえず
>>1
に書いてあるものしかないです
186 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 00:50:43.45 ID:SFhOQJ8Eo
【再開】
187 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 00:57:01.30 ID:SFhOQJ8Eo
【4日目:エリア1】
主催者『皆さん、おはようございます。すがすがしい朝がやってまいりましたよーっ』
主催者『今日はとっても嬉しいニュースからお伝えしていきたいと思います!』
主催者『昨日の脱落者は……なんと3名!』
主催者『一昨日の脱落者無しが嘘のよう! うれしい限りですね〜』
主催者『では前日の脱落者のお名前を発表します』
主催者『『後輩』様』
主催者『『キャバ嬢』様』
主催者『『幼女』様』
主催者『この三名が死亡してしまいました〜残念! またの機会に期待ですね! 死んでるからそんなんないけど!』
188 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 01:01:50.38 ID:SFhOQJ8Eo
主催者『続いて、皆様に大事なお知らせです』
主催者『明日より皆様にお渡しした能力の『承』が解禁されます!』
主催者『選んだタイトルによっては『起』が発動不可能になる方も居るかもしれませんので、自分能力はしっかりと理解しておいた方が良いかと思われます!』
主催者『バトルロワイヤルも4分の1工程の終了が近づいてまいりました』
主催者『今日も奮って殺し合ってくださいね〜っ』
主催者『では、本日の朝の放送を終了します』
189 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 01:04:59.75 ID:SFhOQJ8Eo
男「残り9人か……」
男「昨日乱闘エリアに転送される前、幽霊にエリア2に居とけって言ったんだったな」
男「戻って作戦でも立てるか?」
男「あいつが噛み合う会話をしてくれたらの話だけどな」
男「むりくせーな」
男「とにかくエリア2に戻るか戻らないかだな」
↓1
1 幽霊が待っているであろうエリア2に戻る
2 その他
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/02(水) 01:08:42.67 ID:OAKCRPTR0
1
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/02(水) 01:20:09.98 ID:B1+tms/90
後輩ちゃん死んじゃったのか・・・。
192 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 01:28:10.20 ID:SFhOQJ8Eo
【4日目:エリア2】
男「ふうっ」
幽霊「あ、戻ってきた」
男「悪いかよ」
幽霊「昨日の脱落者って――」
男「そうだよ。俺が連れてかれたエリアで起きた戦闘で死んだ奴らだ」
男「知り合いもいた」
幽霊「えっ」
男「焼かれて死んだ」
幽霊「淡々としてるんですね。で、何で呼ばれたんですか」
男「それがさっぱりだ」
幽霊「……」
幽霊「助けを呼んでた可能性は?」
男「ああ――」
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 01:33:38.57 ID:BY8xw9RDO
Gルートかな(すっとぼけ)
194 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 01:35:19.21 ID:SFhOQJ8Eo
男「他人のことを心配している暇なんてない」
男「今日はもう移動するのは難しい」
男「明日からどう行動するか考えないと……」
幽霊「……」
…
195 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 01:35:53.86 ID:SFhOQJ8Eo
【4日目の処理開始の為、再び休憩】
196 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 09:12:34.99 ID:SFhOQJ8Eo
【再開】
197 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 09:15:11.44 ID:SFhOQJ8Eo
男「――とかなんとか考えている内に夜になっちまった」
男「参ったな、誰もこっちに来なかったってことは……」
男「戦闘が起こらなかった可能性、あるぞ」
男「と、突然死……ひいぃ」
男「いや、無駄なことを考えるのはやめておこう」
男「さて、暇だし幽霊にでも話しかけるか」
幽霊「は、はい?」
男「何はなそ」
↓1
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/02(水) 09:18:22.06 ID:NgwvLnQN0
>>92
199 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 09:30:58.48 ID:SFhOQJ8Eo
男「どうせこいつだし昔一目ぼれした話でもするか」
幽霊「はあ」
男「高校の時にコンビニでバイトしてたんだよ」
男「そこに来た客。綺麗だったんだあ」
男「髪長くてさ、財布から金出す時に俯いたあの表情。最高だったんだ」
男「ま、薬指に指輪ハマってたんだけどな」
男「人に惚れたのはそん時だけ、これ以降無いんだよ」
男「その人が良かったっつーか、その人じゃなきゃ嫌だったっつーか」
男「純情だろ?」
男「あ、願いがかなった時その客来たらどうしような。寝とったってことになるが」
男「……おい」
幽霊(恋バナする男って……ないです) 好感度24(やや警戒)
200 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 09:40:02.28 ID:SFhOQJ8Eo
…
男「幽霊のやつドンびいてたな」
男「しかし幽霊の奴、俺に段々口答えするようになってきたな。一発ひっぱたいてみっか」
男「……そういえば」
幽霊『助けを呼んでた可能性は?』
男「あの言葉、引っかかるな」
男「幼女が助けを呼んでいた?」
男「だが、番長は『喧嘩を吹っ掛けてきたのはそいつら』って言ってたしな」
男「でも、その発言は後輩と食い違っていた」
男「番長に限って嘘つくわけねーし」
男「……」
男「あれ?」
男「何で俺、そんなにも番長を信頼してるんだ?」
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 09:41:45.95 ID:U8OYGhN/O
あるいはそういう能力なのか
判定あったし
202 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 09:44:41.07 ID:SFhOQJ8Eo
男「初対面で加勢を促すような奴に全幅の信頼を置けるのか」
男「いや、でもあの時の俺はあの言葉に胸を打たれて――」
男「胸を打たれて? この俺が? 他人の言葉で?」
男「違う!」
男「あれは恐怖だった」
男「あの男を妄信しなければ何が起きるか分からないという不安が……あった」
男「哲学者が幼女を殺した時」
男「救えたかどうかはともかく何か妨害できるチャンスはあった」
男「だがしなかった。何故だ!?」
男「怖かったからだ……あの、番長」
男「何だか憑き物が落ちた気分だ」
男「今まで俺は……何をやっていたんだろう」
男「俺が――見殺しにしたのか」
【4日目:終了】
203 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 09:52:02.34 ID:SFhOQJ8Eo
【5日目:エリア2】
主催者『おはようございます皆さん! お加減の方いかがでしょう?』
主催者『今日より『承』能力の解禁がされました』
主催者『これにより戦闘のバランスが大きく変わることになるでしょう!』
主催者『今日も存分に殺し合ってくださいねー』
主催者『では前日の脱落者の発表をいたします』
主催者『前日の脱落者は――1名』
主催者『お名前は『番長』様!』
男「なにっ!?」
主催者『驚かれている方も多いのではないでしょうか』
主催者『彼一人の死が戦況にどのような影響を与えることになるでしょうか。楽しみですねえ』
主催者『それでは本日も楽しみに見ております』
主催者『これで朝の放送を終わります』
204 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 09:58:18.50 ID:SFhOQJ8Eo
男「……」
幽霊「どうかしたんですか? 顔色悪いですよ」
男「うるせえ」
幽霊「す、すみません」
男「リーダーを失ってあの殺人狂みてーなグループはどうなっちまうんだろう」ブツブツ
男「人数も少なくなっている。早いうちに戦闘を行わねーと、突然死だけはごめんだ」ブツブツ
男「このエリアで待っていてもどうにもならないことは何となくわかってきた」
男「今日は何どうする?」
幽霊「私に聞かれても」
男「お前には聞いてねえ!」
幽霊「ひっ」
↓1
1違うエリアに移動する
2それでも誰かが来るのを待つ
3その他
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 09:59:29.66 ID:JatSP9kIo
1
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 10:00:29.09 ID:U8OYGhN/O
3
お互いの承の能力を確認しておく
207 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 10:09:32.42 ID:SFhOQJ8Eo
男「よし、今日は違うエリアに移動するぞ」
幽霊「えっ、ほんとですか」
男「ああ」
男「俺ら含めて残り八人。もうすぐ半分を切る」
男「コンスタントに動いていかないと戦闘行為を行っていないと見なされ、死なされちまうかもしれねえ」
男「やんなきゃやられるってこった」
幽霊「考えてるんですね色々」
男「願いがかかってるんだ」
男「だが、どこに移動するにしても当てずっぽうにはかわりねえ。どこのエリアに移動すれば良いかな」
↓1
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 10:20:07.13 ID:Wje4uOqDO
エリア4
209 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 10:23:56.58 ID:SFhOQJ8Eo
【処理の為休憩】
210 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 10:45:09.36 ID:SFhOQJ8Eo
【再開】
211 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 10:47:07.74 ID:SFhOQJ8Eo
男「エリア4へ移動だ。行くぞ」
幽霊「は、はい!」
男(戦闘が起こってくれればいいところで離脱さえすればどうにかなるんだが)
男「よし――」
【直下コンマ下一桁判定:9以上で…?(0=10)】
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 10:50:17.35 ID:tzKcAtRz0
ほう
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 10:50:27.01 ID:Wje4uOqDO
あ
214 :
◆bSMPLiLvYrCv
[saga]:2017/08/02(水) 10:58:44.07 ID:SFhOQJ8Eo
【5日目:エリア4】
ズオオオッ
男「すげえ、なんだこれ」
幽霊「藁の家、ですかね」
男「デカすぎだろ。こんなん簡単に壊れちまう」
男「藁の家に藁のドアか」
男「家ってことは誰か居るってことだよな?」
幽霊「待ち伏せされているってことでもありますよね……」
男「どうするかな?」
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