他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【咲SS】京太郎「京太郎アレコレ」【短編集】
Check
Tweet
117 :
◆kRykt0DYkU
[saga]:2017/08/13(日) 17:26:27.92 ID:4+dXZQHIo
>>116
その後京太郎の話を聞いた透華が親父をボコボコにやっつけました
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/13(日) 17:43:19.25 ID:NoGtEcrGO
ならいいやw
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/13(日) 17:59:24.05 ID:FLZ//ca8O
SS初心者の様な稚拙な文章だなぁ〜
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/13(日) 22:17:57.16 ID:14hwB9eBo
乙です
とても面白かった
ヤンデレ衣楽しみ
121 :
◆kRykt0DYkU
[sage]:2017/09/06(水) 16:26:12.60 ID:S1VRbe8Fo
衣「京太郎ー!」テテテ
ボフッ
京太郎「うぉっと……相変わらず元気だな衣」
衣「衣はいつも元気だぞ! 京太郎に会えなくて寂しかったけど、大丈夫だ!」
京太郎「俺も衣に会いたかったぞ」ナデナデ
久しぶりの京太郎との抱擁に衣の胸が熱くなる。
大人しくおしとやかにしよう……そう決意した昨日のことなど忘れて京太郎に飛び付いてしまったが、頭を撫でられたからもうどうでも良かった。
衣「京太郎、今回は随分と長かったな」
京太郎「少し言語的な問題で四苦八苦してな」ハハハ
透華「あ……! お帰りなさい、お兄様!」
京太郎「あぁ、ただいま」
衣「…………」
京太郎は衣と離れ、今度はトーカと抱擁した。
途端に温かさが消え失せ、冷たい感情が浮かび上がってくる。
122 :
◆kRykt0DYkU
[sage]:2017/09/06(水) 16:26:43.29 ID:S1VRbe8Fo
京太郎はトーカの兄だ。
数年前、衣がここに引き取られてきた時からとても良くしてくれた。
トーカと三人でよく遊んでいた。
二人はとても仲が良いのは知っている、知っているが……。
透華「さ、こんなところではなんですから中に入りましょう。お土産話も沢山聞きたいですわ!」ギュ
京太郎「そうだな」
透華が京太郎の手を握るのを見て、カーっと頭に血が上った。
京太郎「ほら、衣も行くぞ?」
京太郎が衣に手を伸ばしてくれた。
それだけですぐに黒い感情は霧散してしまう。
衣「……うん!」
京太郎の手は、いつも温かい。
123 :
◆kRykt0DYkU
[sage]:2017/09/06(水) 16:27:17.81 ID:S1VRbe8Fo
京太郎は最近、仕事であちこちへと行っているらしい。
まだ龍門渕にいた時も勉学に追われていたが、それでも暇なときは足を運んでくれた。
だが京太郎が卒業し、仕事をするようになってからはそうもいかなくなってしまった。
それでもたまにはこうして帰ってきてくれるが……。
衣「(……衣は物足りないぞ)」
周りには皆がいてくれるが、京太郎の代わりになんてなれない。
いつ来てくれるかも分からない京太郎に、衣は大いに不満だった。
たまに帰っても京太郎は衣だけのものではない。
龍門渕の平和王子として全国大会で準優勝をした京太郎は、今もプロとして活躍している。
だから帰ってきた時はそちらの仕事もしている。
テレビにイベントにと大忙しだ。
衣と京太郎が会える時間は少ししか無かった。
本当に少しだ。
124 :
◆kRykt0DYkU
[sage]:2017/09/06(水) 16:27:56.09 ID:S1VRbe8Fo
コンコン
衣「京太郎」
京太郎「ん……衣か。どうした?」
衣「また仕事をしているのだな。たまに休まないと倒れてしまうぞ?」
京太郎「はは、明日麻雀の方の仕事があるからな。二足のわらじを選んだ以上、どちらの手も抜けないさ」
衣「……なんで京太郎はそんなに頑張るんだ?」
京太郎「え?」
衣「毎日毎日仕事ばかりだ。休みなんて年に数日しかない。……どちらかを辞めれば、もっと時間が取れるだろう」
京太郎「まさしくその通りだな。透華と萩原にも散々言われたよ、死ぬから止めろってな。あの萩原がマジな顔になって一時間説教された時は、何事かと驚いたなぁ」
衣「なら何故……」
京太郎「何故、か。うーん……なぁ衣。俺さ、一時期透華に嫉妬してた時期があったんだ」
衣「嫉妬? 京太郎が?」
京太郎「あぁ。あいつは昔からなんでも出きるやつだったからさ。あいつの才能が羨ましくて仕方なかった。でも一ヶ月くらいで目ぇ覚まして、そんときに思ったんだ」
京太郎「……こんな情けねぇ兄貴じゃ、恥ずかしくて出歩けないってな。お前たちに尊敬してもらえる……そんな兄貴を目指そうって、誓ったんだ」
衣「…………京太郎は馬鹿だ」
京太郎「知ってるよ。でもそれで良いんだ」
衣「馬鹿」
京太郎「あぁ」
京太郎は馬鹿だ。
そんなことよりも……。
衣たちは。
…………衣は……京太郎と一緒に居られる方がもっと嬉しいのに。
125 :
◆kRykt0DYkU
[sage]:2017/09/06(水) 16:28:22.56 ID:S1VRbe8Fo
だから……。
京太郎「衣……なんで、こんな……」
衣「…………京太郎が悪いんだ」
京太郎「……俺が?」
衣「……京太郎が……悪い」
京太郎「…………頭が……何を飲ませ……?」
衣「京太郎が衣から離れていくのが悪い。衣はそんなこと望んでいないのに」
京太郎「衣…………頼むから、悪ふざけはやめろ……」
衣「…………京太郎」
チュッ
京太郎「ッ……(衣、目が……)」
衣「寂しいんだ……京太郎がいないのが……衣は、京太郎といたい……」ギュッ
京太郎「………………衣。これが悪ふざけじゃないことは、よくわかった……だからこそ、尚更やめろ……。こんなことをして、どうなるのか分かっているのか……?」
衣「……覚悟している。己がどうなろうと……知ったことじゃない」
京太郎「…………そうか……分かった……なら……」
京太郎は、奥歯を噛み締めた。
衣「え―――」
126 :
◆kRykt0DYkU
[sage]:2017/09/06(水) 16:28:50.83 ID:S1VRbe8Fo
その瞬間、衣は京太郎に押し倒されていた。
天地がいきなりひっくり返ったような錯覚を受けた。
京太郎「悪い子だな、衣」
衣「きょ……」
京太郎「眠り薬でも盛っていたのか? こういう事態には、常に備えてあるんだ。龍門渕を敵視している存在は多いからな」
京太郎「もっとも……まさか身内を相手に使うことになるとは思っていなかったが」
ガシッ
京太郎に腕を押さえつけられる。
衣は京太郎を見ていることしかできない。
恐い……。
京太郎「…………寂しい思いをさせたのは悪かった。考えなしだったのは認める。だが……悪い子にはお仕置きが必要だ。分かるな?」
衣「…………う、ん」
京太郎「衣、お前は俺に何をしようとしてたんだ?」
衣「…………京太郎を、衣の物に……」
京太郎「どうやって?」
衣「京太郎と……睦み合って……」
京太郎「衣は……俺のことが、好きなんだな」
衣「…………」コクッ
京太郎「………………ふぅ……衣」
衣「……な、なんだ……?」
京太郎「少し痛いぞ」
衣「え―――」
127 :
◆kRykt0DYkU
[sage]:2017/09/06(水) 16:29:17.59 ID:S1VRbe8Fo
透華「お兄様、もう行かれるのですか……」
京太郎「今回はすぐに帰ってこれそうだから、そんな顔をするな」なでなで
透華「……ん……分かりました……」
京太郎「それじゃあ行ってくるよ」
衣「…………」もじもじ
京太郎「衣も元気でな」スタスタスタ
衣「……あぁ」もじもじ
透華「…………? どうかしましたの、衣?」
衣「な、なんでもないぞ!」
ハギヨシ「…………あっ」
透華「え?」
ハギヨシ「……少し用事があるので、京太郎様の所に言って参ります。すぐに戻ってきますので」シャッ
透華「えぇ。……? なにか納得が行きませんわね……」
完
128 :
◆kRykt0DYkU
[sage]:2017/09/06(水) 16:30:09.24 ID:S1VRbe8Fo
次回のお題【お姉ちゃんはダルがってる】
長く時間かかった上にこんな書き方になってごめんなさい
衣の喋り方を模倣しようとリアル参考書買ってきたりして勉強してたんですけど、投げました。無理です
これ以上時間開くのもあれなのでパパッと書きました
次回はもう少し早く来れると思います
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/06(水) 18:09:47.51 ID:/MwjMb+Co
乙〜
前回の龍門渕京太郎のIFルートか……うん、ほんわか出来た
催眠薬とかはきっとハギヨシが手配したに違いない(邪推)
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 19:00:53.06 ID:mUvfQObeo
乙です
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/11(日) 18:18:23.13 ID:4tRVD3nkO
kitai
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/09/02(日) 01:50:50.45 ID:pzi5vdNyo
ほ
75.28 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
新着レスを表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)