他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
タプリス「天真先輩が2人」
Check
Tweet
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 23:37:45.05 ID:QEeM4tmB0
タプリス「て、天真先輩!」
ガヴリール「ん? おぉ、タプリスじゃん、どうした?」
タプリス「私もこの学校に入学することになりました! よろしくお願いします!」
ガヴリール「へー、タプリスもこっち来るの」
タプリス「今度こそ、天真先輩を悪の手から救ってみせます!」
ガヴリール「何か分からんが、大丈夫だわ」
タプリス「早速いらない扱い!?」ガーン
ラフィエル「まあまあ、タプちゃんよろしくお願いしますね♪」ニコニコ
ガヴリール「まっ、よろしくー、何かあったら頼むよー」
――――
――――――
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 23:38:40.51 ID:QEeM4tmB0
タプリス「では私は一年なのでここで一旦……絶対に天真先輩を救ってみせます!」
タプリス「では!」タッタッタ
ガヴリール「全く、救う救うって何だよ……」
ラフィエル「私たちもクラス表見に行きません?」
ガヴリール「まあ、見に行くか……」
――――
――――――
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 23:39:42.13 ID:QEeM4tmB0
ガヴリール「お、いたいた」
天真「ガヴリールぅ!」ダキッ
ガヴリール「ちょっ、どうした?」ナデナデ
天真「皆一緒なクラスです! 良かったです!」
ラフィエル「皆一緒、私も非常に良いクラス替えだと思います♪」ニコニコ
ヴィーネ「また一緒のクラスね、改めてよろしくね」
ガヴリール「まあ、よろしくな」
天真「はい、よろしくお願いしますね♪」ニコッ
ラフィエル「よろしくお願いします」ニコニコ
4人「……」
ラフィエル「にしてもサターニャさんは遅いですね……」
ガヴリール「どうせ『悪魔的』と言ってギリギリに登校するんじゃないの?」
ヴィーネ「あぁ……なんかすっごい想像できるわ……」
天真「まあ、サターニャさんらしいというかなんというか」アハハ…
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 23:40:36.03 ID:QEeM4tmB0
天真「ですが……遅刻するかもしれない時間帯に来るのは如何なものかと思います!」
ヴィーネ「確かにそうね……」
ガヴリール「言ってどうにかなるような頭は無いし別にほっといてもいいんじゃないの?」
ラフィエル「ですがそこがサターニャさんのいい所だと思います♪」ニコニコ
ガヴリール「いや、遅刻は良くないでしょ……」
ラフィエル「あら、ガヴちゃんはついにそれを言うまでに改心しちゃいましたか♪」
天真「これも日ごろの努力の結果です!」ドヤァ
ガヴリール「そんなんじゃねーし!」
ヴィーネ「でもそう思える様になったことは立派に……本当に立派に」ポロポロ
ガヴリール「お前は大げさだよ!」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 23:42:44.03 ID:QEeM4tmB0
ガヴリール(この後サターニャは想定通り遅刻寸前で教室に入った)
ガヴリール(『悪魔的』だと言いながら)
ガヴリール(……)
ガヴリール(以前居た1年の教室に)
ガヴリール(あいつは馬鹿だ)
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/29(土) 02:45:38.93 ID:mLqf7v090
おー、続いたか
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/29(土) 21:43:00.22 ID:eYq45T350
HR後――
ヴィーネ「この後入学式ね!」
天真「そうですね!」
ガヴリール「だりー」グテーン
ラフィエル「そんなこと言わずに、せっかくのタプちゃんの入学式ですよ♪」ニコニコ
サターニャ「そうよ、あんた冷たすぎよ」
ガヴリール「サターニャ、居たんだ」
サターニャ「居たわよ!」
天真「タプリスこの学校に入学するんですか!?」
ガヴリール「うん、ジブリエルとヴィーネがクラス表見に行っている間に来て話したんだ」
ヴィーネ「ガヴ、あなた先輩になるのよ、少しはしゃきっとしたらどうなのよ」
ガヴリール「えー……よしジブリエル、お前が先輩な」
天真「一緒に先輩しましょう、ガヴリール♪」
ガヴリール「もう……」
サターニャ「否定しないんだ」ニヤニヤ
ガヴリール「うっせ」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/29(土) 22:05:07.47 ID:eYq45T350
ラフィエル「ともあれ、ここに居ても仕方がありませんしそろそろ移動しませんか?」
天真「そうですね、ガヴリール行きましょう!」ガシッ
ガヴリール「ちょっと!? 引きずらないで、歩くからぁ!」ズルズル
3人「……」
サターニャ「ほんとガヴリールには容赦ないわね……」
ラフィエル「そこまで仲がいいという事ですね♪」ニコニコ
ヴィーネ「仲がいいというか自分自身だからね……まあ私たちも行きましょう」
ラフィエル「行きましょう♪」
サターニャ「私の手下候補の品評会ね!」
ヴィーネ「おい……」
――――
――――――
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/30(日) 01:03:44.25 ID:bjOxVTBf0
入学式中――
タプリス(さて、天真先輩はどこにいるのでしょうか……)キョロキョロ
タプリス(うー……どこに居るのですか)キョロキョロ
タプリス(あっ、あの髪型は天真先ぱ……)
タプリス(あれ?)
タプリス(天真先輩が……目が悪くなったのでしょうか……乱視でしょうか……2人いるように見えます……)ゴシゴシ
一般生徒「これから入学式を行います、まず校長の挨拶です」
タプリス(入学式、始まってしまいました……)
タプリス(……)
タプリス(まあ、私の目が悪くなったという事ですね!)
タプリス(……)
タプリス(ちょっとショックです……)シュン
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/30(日) 11:27:52.14 ID:bjOxVTBf0
ガヴリール「タプリス相当キョロキョロしているな」
天真「後から注意しないとですね」
ヴィーネ「ねえ、タプリスちゃんには今のガヴとジブについて話はしているの?」
ガヴリール「あ〜、してなかったな」
ヴィーネ「嬉しがるか混乱するか……どうなるのでしょうね」
天真「きっと喜びますね♪」
ガヴリール「まあ、その時はその時だ」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/30(日) 20:23:18.89 ID:bjOxVTBf0
入学式終了――
天真「これから私たちが先輩……」
天真「頑張りましょうね!」
ガヴリール「これで本日何度目だそれ」
ヴィーネ「まあ、いいじゃない」
ラフィエル「この後のホームルームで本日は終わりですね」
ガヴリール「よし、今から帰るか!」キリッ
ヴィーネ「それは駄目」
サターニャ「いい手下候補いなかった……」シュン
ヴィーネ「マジで探していたのか……」
ガヴリール「お前の手下になりたい奴なんて、奇人か変人だな」
サターニャ「ムキー! 言ったわね! ラフィエル!」
ラフィエル「遠慮しまーす♪」ニコニコ
サターニャ「何も言ってないじゃない! この際ジブリエルでもいいわ!」
天真「へ!? わ、私は……」アタフタ
ガヴリール「へえ、それは『私を手下に付かせよう』としているんだな、いい度胸しているな」ゴゴゴ
サターニャ「はっ、じょ冗談に決まってるじゃないの!」
ヴィーネ「そろそろチャイムなるし席に着きなさいよ」
4人「はーい」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/30(日) 21:39:03.04 ID:bjOxVTBf0
HR後放課後――
ヴィーネ「皆、この後用事あるかしら?」
ガヴリール「ネトゲ」
天真「私もガヴリールも特に用事はありませんよ」
ガヴリール「ちょっとジブリエル!?」
サターニャ「私は特にないわ」
ラフィエル「私も特にありませんが……」
ヴィーネ「よし、一緒にお昼ご飯食べに行かない?」
天真「いいですね♪」
ラフィエル「私も行きます♪」
サターニャ「私も行くわ」
ガヴリール「しょうがない、私も行くよ」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/30(日) 21:51:28.15 ID:bjOxVTBf0
ヴィーネ「では決まりね、場所は以前委員長さん達も含め集まったあの店ね」
ガヴリール「あぁ、あの店……ラフィエル、変な物注文するなよ」
ラフィエル「え? し、しませんよー」
天真「あれ、本当に辛かった……」
ガヴリール「注文したら全部食べろよ」
ラフィエル「わかってますよ、ガヴちゃん♪」
サターニャ「美味しかったし別に注文してもいいんじゃ」
ガヴリール「注文するなら自分で食べろよ」
サターニャ「いいけど……」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/30(日) 22:24:54.58 ID:bjOxVTBf0
――――――――――
タプリス(天真先輩の教室は……2年だからこのあたりのはずですが……)
タプリス(うぅ……天真せんぱーい、どこですかー)オロオロ
委員長「ねえ、一年生よね、どうしたの?」
タプリス「ぴゃい!」
委員長(ぴゃい?)
タプリス「あっ、いえすみません……」
タプリス「あの……天真先輩の教室はどこか分かりますでしょうか?」
委員長「天真……双子だから……どっちでも大丈夫よね……」
タプリス(双子?)
委員長「あそこの教室よ、まだいるはずだから」
タプリス「はい、ありがとうございます!」ペコリ
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/31(月) 21:06:18.55 ID:cuV1iNEQ0
タプリス(今日は天真先輩と一緒に帰るんです! あの悪魔と一緒に居させるわけには行けません!)
タプリス(いざ、突入です!)
タプリス「しつれいします……」ソローリ
5人「ワーワー」
タプリス「あっ、居まし……」
タプリス「え?」
ガヴリール「まったく……」
天真「♪」ニコッ
タプリス「……え? え?」
タプリス(あれ、私の目が悪くなったのではない?)
タプリス(天真先輩が……2人……?)
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/31(月) 21:45:16.63 ID:cuV1iNEQ0
ガヴリール「ん? あれタプリスじゃん」
天真「あっ、確かに……タプリス、どうしました?」
タプリス「……」ポケー
ガヴリール「反応が無いな……」
ヴィーネ「貴方たちが2人いることを今初めて知ったから固まったんじゃないの?」
ラフィエル「タプちゃん♪ タプちゃん? タープちゃーん」ツンツン
ラフィエル「……駄目です、無反応ですね……」
サターニャ「この程度で固まるなんて、たいしたことないわね」
ヴィーネ「ほら、タプリスちゃん、どうしたの」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/31(月) 21:51:32.83 ID:cuV1iNEQ0
タプリス(なんで天真先輩が2人……)
タプリス(まさか、胡桃沢先輩がまた何かしたというのですか……)
タプリス(いや、人を疑ってばかりでは天使として……)
タプリス(でも胡桃沢先輩は悪魔です!)
タプリス(そして『魔界通販』とかいところでへんてこりんな物を買って天真先輩に何かして2人になったに違いありません!)
タプリス(そしてその1人を今連れて帰ろうと……)
タプリス(羨ましい! ……じゃなくてなんて憎らしい!)
タプリス(言ってやりましょう! 『この悪魔』と!)
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/31(月) 22:02:53.34 ID:cuV1iNEQ0
タプリス「……こ……」
ヴィーネ「こ?」
タプリス「この悪魔ー!」
ヴィーネ「ぅっ!」グサッ
ヴィーネ「……」フラフラ
ヴィーネ「ねえガヴ、私何かひどい事した?」ウルウル
ガヴリール「さあな」
ヴィーネ「がゔぅー」ウルウル
タプリス「はっ、すすみません! 月乃瀬先輩ではありません!」
タプリス「私が言った悪魔はあっち側です!」ビシッ
サターニャ「え? 私?」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/31(月) 23:28:29.28 ID:cuV1iNEQ0
タプリス「そうです! 天真先輩をまたへんてこりんな魔界通販の物で天真先輩を2人にしてぇ!」
天真「あの……タプリス」
タプリス「天真先輩、無理しなくてもいいです! ここで私が決着をつけます!」
天真「あの、そうではなくて……」
ラフィエル「ジブちゃん、ここは少し様子見をしましょう♪」テッカテカ
ヴィーネ「ラフィ、この状況楽しんでいない?」
ガヴリール「めんどいから正直に言うムグゥ!」
ラフィエル「駄目です! 少しの辛抱ですから」クチオサエ
ヴィーネ「……絶対に楽しんでいるでしょう……」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/31(月) 23:42:58.90 ID:cuV1iNEQ0
サターニャ「ぬっふっふっふっふ……なーっはっはっはっは! そうよ! ガヴリールがこうなった原因は私よ!」
タプリス「やっぱり……天真先輩に勝っただけはありますね……」
ガヴリール「何言っているんだ、負けた覚えないぞ」
ラフィエル「まあ、そういう事にしておきましょう♪」ニッコニコ
ガヴリール「……なあ、なんでタプリスの中では私が負けたことになっているんだ?」
ラフィエル「え!? あっ、そうですねー……さあ、何ででしょうかね?」
天真「何も無ければいいのですが……」
ガヴリール「まあ、タプリスの事だ、何も起きはしないよ」
ヴィーネ「タプリスちゃん大丈夫かしら……」
天真「ガヴリールが心配ないと言っても……やっぱり心配です……」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 19:46:11.60 ID:JtutoTnQ0
サターニャ「で、どうするの? この大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェルに!」ドンッ
タプリス「リベンジです……」
サターニャ「はぁ? リベンジ?」
タプリス「ババ抜きで勝負です!」
タプリス「今度こそは負けないです! 絶対に勝って負けた天真先輩の仇を打つんです! 助けるんです!」
サターニャ「ふっ……いいわ! 受けてあげるわ!」
天真「あっ、平和的に解決しそうですね」
ガヴリール「だから心配することは無いだろ?」
ラフィエル「今回もババ抜きですかね♪」ニッコニコ
ヴィーネ「ねえ、『今回も』って何? 前回も見たの?」
ラフィエル「どうでしょうかね……それよりこの勝負がどうなるか見物ですね♪」ニッコニコ
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 20:02:00.14 ID:JtutoTnQ0
ガヴリール「そういえば、タプリスの中では私はサターニャに負けたことになっているの? ありえないでしょ」
ヴィーネ「確かにタプリスちゃんそんな事言っていたわね……」
ラフィエル「あまり詮索はなさらずに、ここは大人しく見守りましょう♪」テッカテカ
天真「確かにそうですね……タプリス、頑張ってください!」
タプリス「任せてください!」
タプリス(あれ? 天真先輩の声が……)
タプリス(いえ、今はこれからの勝負に集中です!)
サターニャ「私に味方はいないの?」
ラフィエル「サターニャさん、期待していますよー♪」
ラフィエル(主に面白い方向にですね♪)
ガヴリール「タプリス、こんな奴に負けるなよ」
ヴィーネ「タプリスちゃん頑張れー」
サターニャ「ラフィエルしかいないの? まあいいわ、私の雄姿を特と目に焼き付けなさいよね!」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 20:23:19.59 ID:JtutoTnQ0
――15分後――
タプリス「ぐぬぬぬぬ……」
サターニャ「ぐぬぬぬぬ……」
ガヴリール「タプリスの手持ち1枚、サターニャの手持ち2枚でジョーカー所持」
ガヴリール「今はタプリスが引く番だからサターニャはジョーカーじゃない方を引かれたら負けだな」
サターニャ「ちょっとガヴリール! 私がジョーカー持っている事をばらさないでよ!」
ガヴリール「全く、ちょっとは考えろよ」
ガヴリール「今は1対1でタプリスの手持ちにジョーカーが無ければ必然的にお前がジョーカーを持っていることになるだろ」
サターニャ「そ、そんな事知っていたし」
タプリス(ここで絶対に引いて勝ってみせます! 仇を打ってみせます!)
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 21:22:47.87 ID:JtutoTnQ0
サターニャ(私の負けてしまう確率が高い……)
サターニャ(悪魔的頭脳<<デビルズブレイン>>を駆使して状況を打破しなくては!)
サターニャ(私の手持ちは2枚……)
サターニャ(……)
サターニャ(そうだ!)ピコーン
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 21:35:45.67 ID:JtutoTnQ0
サターニャ「タプリス、以前みたいにすり替えられて負けるのは嫌でしょ?」
ラフィエル「!♪♪♪」ニコニコテカテカワクワク
タプリス「むぅ、やっぱり以前はカードをすり替えていたんですね!」プンプン
サターニャ「それは今はどうでもいいのよ」
サターニャ「……」スッ
タプリス「どうしたんですか胡桃沢先輩、両手に一枚ずつカードを持って……」
サターニャ「右か左か言いなさい」
タプリス「……」
サターニャ「言ったらそっち側のカードをタプリスに渡すわ」
サターニャ「これならすり替えることもできないわよ」
ガヴリール「あー、なるほどね、大人げないな」
タプリス「……」
タプリス「では、右で」ミギガワユビサシ
サターニャ「……」
サターニャ「はい、残念ジョーカーね」ミギガワダシ
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 21:45:00.45 ID:JtutoTnQ0
ラフィエル(サターニャさん、とても子供じみた作戦です! ですがそれがサターニャさんの面白い所です!)
タプリス「ちょっと待ってください! 私は右側と言いましたよ!」
サターニャ「だから右側のカードを出したじゃない」
タプリス「そっちは左側です! 私は右側と言いました!」
サターニャ「だから右側を出したじゃない」ニヤニヤ
タプリス「だから私は右側と言いました!」(タプリスから見て)
サターニャ「だから右側のカードを出したじゃない」(サターニャから見て)
サターニャ「次は私ね、さっさとそのカードをっ!」パシュッ
タプリス「ぴゃぁ!」
サターニャ「はい、これで私のアガリ、つまり私の勝ね!」
タプリス「うぅー、卑怯ですよ! この悪魔!」
サターニャ「私、悪魔ですから!」ドヤァ
タプリス「ぅっ……」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 22:37:13.58 ID:JtutoTnQ0
タプリス「……」
タプリス「うぇぇ〜ん」ポロポロ
タプリス「天真せんぱーい」ダキッ
天真「わわっと」
タプリス「また負けてしまいましたー」ポロポロ
天真「タプリスは頑張りましたよ、えらいえらい」ナデナデ
ラフィエル「あらあら、微笑ましいですね♪」ニコニコ
ガヴリール「お前容赦ないな……」
サターニャ「勝てばいいのよ、勝てば」
ヴィーネ「全く……ねえガヴ、誤解は解かないの?」
ガヴリール「あっ、そうだった」
ガヴリール「なあ、タプリス」
タプリス「ひぐっ……なんでしょうか、天真先輩」ポロポロ
ガヴリール「実はな……」
――――
――――――
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 22:56:27.56 ID:JtutoTnQ0
――――――
――――
ガヴリール「……というわけだ」
タプリス「……」
タプリス「えっと……そ、それ、本当ですか?」
ガヴリール「こんなことになって嘘をつくわけないだろ」
タプリス「ではこちらの天真先輩は……」
ガヴリール「駄天する前の人格の私だ」
天真「お久しぶりですね、タプリス♪」ニコッ
タプリス「天真先輩……」
タプリス「……」ギュッ
天真「タプリス?」
タプリス「会いたかったです……本当に会いたかったです……」ギュゥゥ
天真「私もですよ、タプリス♪」ナデナデ
ラフィエル「とても微笑ましいですね♪」
サターニャ「まあ憧れていた先輩とやっと会えたのだからね」
ヴィーネ「よかったね、タプリス」ウルウル
ガヴリール「まあ、タプリスが求めていた私がそこに居るからな」
タプリス「いえ、私はそちらの天真先輩にも非常に感謝しています」
ガヴリール「というと?」
タプリス「だって……天真先輩と私たちの距離がここまで近くになったのは……」
天真「確かに、私でしたらここまで皆との距離が近くなるとはなかなか思えませんね……私からも感謝です」
天真「ありがとう、ガヴリール♪」ニコッ
ガヴリール「そんなに……感謝されるような事はしてないって」テレッ
ヴィーネ「ふふっ、照れちゃって」
ガヴリール「う、うるさい!」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/01(火) 23:08:04.80 ID:JtutoTnQ0
ヴィーネ「さてと、ねえタプリスちゃん、お昼一緒に行かない?」
タプリス「私? いいのですか?」
ヴィーネ「もちろんよ、ね?」
天真「はい、いいですよ♪」
ガヴリール「いいよー」
ラフィエル「もちろんいいですよ♪」ニコニコ
サターニャ「別にいいわよ!」
タプリス「皆さん……では、私も一緒に!」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 19:40:43.66 ID:xXxetzwG0
天真「あの……皆集まっている事ですしタプリスの入学お祝いパーティーとかしませんか?」
ヴィーネ「いいわねそれ! やりましょうよ」
ラフィエル「いいですね♪」
サターニャ「後輩の入学お祝いパーティーねぇ……面白そうじゃない!」
ガヴリール「タプリスもそれでいいだろ?」
タプリス「はい!」ニコニコ
ラフィエル「満場一致ですね♪」ニコニコ
ガヴリール「で、ジブリエル具体的に何をするつもり?」
天真「あっ……ええと……」
ガヴリール「何も決めていなかったのかよ」
ヴィーネ「そうだ、タコパをしましょうよ! ガヴの家にタコ焼き器があるでしょ?」
ガヴリール「あったっけ?」
天真「ありますよ♪」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 19:44:07.86 ID:xXxetzwG0
ヴィーネ「よし、決まりね」
ヴィーネ「私とサターニャは材料買って来るから、ガヴ達はガヴの家に先に行ってね」
サターニャ「最高に悪魔的なパーティーにしてあげるわ」クックック
ヴィーネ「パーティーを壊すんじゃないわよ……」
ヴィーネ「それじゃあ、またあとでね!」
タッタッタ
ガヴリール「んじゃ、帰るか」
天真「そうですね♪」ニコニコ
タプリス「わ、私もっ」
ラフィエル「ではガヴちゃんの家に行きましょう♪」ニコニコ
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 19:56:29.92 ID:xXxetzwG0
サターニャ「ねえ、何で私を買い物係に選んだのよ」
ヴィーネ「タプリスちゃんだって、ジブと積もる話もあるじゃない」
ヴィーネ「で、タプリスちゃんがジブと一緒ならそのジブと体と心が同じガヴも一緒」
ヴィーネ「ラフィエルもタプリスちゃんは天使学校の後輩だからね、確りと話したいと思ってね」
ヴィーネ「まあ、天使側で色々話したいこともあると思ってね♪」
サターニャ「ふーん……」
サターニャ「まあ、今宵のパーティーは最高に悪魔的にしましょう!」
ヴィーネ「本当にパーティーを壊さないでよ、サターニャが主役じゃなくてタプリスちゃんが主役だからね」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 20:03:07.39 ID:xXxetzwG0
帰り道――
タプリス「天真せんぱーい」ギュー
天真「はいはい、ここですよ♪」ナデナデ
タプリス「えへへ」ニコニコ
ガヴリール「ジブリエルにべったりだな」
ラフィエル「見ている分にはとても微笑ましいですね♪」ニコニコ
天真「可愛い後輩ですからね♪」
タプリス「そんな、可愛いなんて」ニヘラ
ガヴリール「もはや表情筋がとろけきっているかんじだな」
ラフィエル「でもいいじゃないですか♪」ニコニコ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 22:01:39.05 ID:xXxetzwG0
タプリス「あの……」
ガヴリール「ん、何だ?」
タプリス「その『ジブリエル』というのはもしかして……」
天真「はい、私の事ですよ♪」ニコッ
天真「私とガヴリール、どちらとも同じ名前でしたら色々と不便でして……この名前、ガヴリールがつけてくれたんですよ♪」
タプリス「とても素敵な名前です!」
天真「ありがとうございます♪」
ガヴリール「ありがとな、タプリス」ナデナデ
タプリス「ぴゃい! ど、どうたのですか……えっと……」
ガヴリール「ガヴリールでいいよ、『天真先輩』じゃ区別しにくいしな」
天真「私もジブリエルでいいですよ♪」ニコッ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 22:25:07.45 ID:xXxetzwG0
タプリス「いいのですか?」
ラフィエル「ほら、いいと言っていますしね♪」ポン
ラフィエル「言いにくければ敬称をつけてガヴリール先輩、ジブリエル先輩でも構いませんよ♪」
タプリス「で、では……」
タプリス「あの、ガヴリール先輩」
ガヴリール「おう、何だ?」
タプリス「なんで……あの……ガヴリール先輩まで私に礼を言ったのですか?」
ガヴリール「何だ、そんな事か」
ガヴリール「タプリスにとってはジブリエル、所謂駄天前の私が理想像でしょ?」
ガヴリール「その理想像が本来の名前ではなく『ジブリエル』という名前で生活していると知ったらその名前を否定されるんじゃないかと思ってな……」
ガヴリール「で、そこでタプリスは肯定してくれた……それだけだ」
天真「つまり私の名付け親であるガヴリールがつけた名前を否定されなく寧ろ肯定してくれたことがうれしいのですね♪」
ガヴリール「ちょっ、うれしいとか別にそんなんじゃないし……」
天真「照れ隠しなくても私にはわかりますよ♪」ニコッ
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 22:52:04.61 ID:xXxetzwG0
タプリス「なるほどです……ガヴリール先輩照れていたのですね!」
ガヴリール「誰が照れてるって……」
天真「ほらほら、早く帰りましょう、準備とか出来る限りのことはしなくちゃね♪」
ガヴリール「お前もどこかヴィーネみたいだな」
天真「つまりガヴリールもヴィーネのようなところを潜在的に持ち合わせているという事ですね♪」
タプリス「いえ、それは無いと思います」キッパリ
ガヴリール「タプリス!?」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 23:06:28.47 ID:xXxetzwG0
ラフィエル「……」
ラフィエル(あの時から暫くガヴちゃんとジブちゃんと一緒にいるのが気まずかったのですが、今は完全に馴れてました)
ラフィエル(ただ、一つだけ行けてない所……今まで行くことを極力避けていました……)
ラフィエル(ですがついに事時が来たのですね……)
ラフィエル(ガヴちゃんとジブちゃんの自宅に行く時が)
ラフィエル(つまり、ガヴちゃんとジブちゃんの愛の巣にっ!)
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 23:07:44.28 ID:xXxetzwG0
ラフィエル(私が千里眼で興味本位でガヴちゃんとジブちゃんを覗いた時……)
ラフィエル(お風呂場での羞恥プレイ……)
ラフィエル(そしてその日の夜、寝静まった時の……抱き合ってのキス……)
ラフィエル(その後は恥ずかしくて見れなかったんですが……絶対にシていたはずです……)
ラフィエル(その日から極力行っていなかったのですが……ついに)
ガヴリール自宅前――
ラフィエル(愛の巣の目の前まで来ましたっ)ドキドキ
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 23:16:10.69 ID:whGcgwBoO
やだこの色情天使
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 23:18:08.65 ID:xXxetzwG0
ガヴリール自宅――
ガヴリール「ただいまー」ヒョイヒョイ
天真「こらガヴリール、靴はそろえましょうっていつも言っていますよね」
ガヴリール「ああ、もう分かったよ」クツソロエ
タプリス「し、しつれいします」
タプリス「……」
シツナイピカピカ
タプリス「部屋がすごくきれいになっています……」キョウガク
天真「はい、私とガヴリールで毎日綺麗にしています」
ガヴリール「おかげで毎日しんどいわ」
ラフィエル「ここがガヴちゃんとジブちゃんの愛の巣……」
ガヴリール「ん? ラフィエル、何か言ったか?」
ラフィエル「あっ、いえただの独り言です」アセアセ
ガヴリール「ふーん、変なラフィエル」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 23:24:45.87 ID:xXxetzwG0
天真「お茶用意しますから少し待っていてくださいね♪」トテトテ
タプリス「えい、そんなこと……」
ガヴリール「主役が遠慮するなって、ほら座って居ろって」
タプリス「あっ、はい」
ラフィエル(このベッドで毎晩……)
ラフィエル(ガヴちゃんが求めて、ジブちゃんも求めて……お互い絡み合って……その匂いが染みついているベッド……)
ラフィエル「ぁぅ……」カアア
ガヴリール「ラフィエル、顔真っ赤だけど……部屋暑いか?」
ラフィエル「へ? あっいえ、大丈夫ですよ」アセアセ
ガヴリール「?」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 23:37:31.29 ID:xXxetzwG0
天真「はい、お茶です、どうぞ♪」
タプリス「あ、ありがとうございます」
天真「はい、ラフィエルもどうぞ♪」
ラフィエル「はい、ありがとうございます」
ラフィエル(この一見無垢に見える顔つきでガヴちゃんを求め)カァァ
ラフィエル「……」チラッ
ガヴリール「ズズズ……ふぅ、お茶が体に染み渡るー」
ラフィエル(この一見攻めそうな性格のガヴちゃんがジブちゃんに求められ)カアア
ラフィエル「ぁぅ……」マッカッカ
ラフィエル「……」タチアガリ
ラフィエル「すみません、少しベランダに居ますね」
ガヴリール「お、おぅ……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「ジブリエル、タプリス、部屋暑いか?」
タプリス「いえ、暑くないですが」
天真「暑くないですが、どうしましたか?」
ガヴリール「ん? いや、別に聞いただけ」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 08:53:03.73 ID:THKodjnp0
ラフィエル(やっぱり愛の巣……ものすごいです……ドキドキ
ラフィエル(部屋に染みついた匂い……これは毎日シているのでしょうか……)ドキドキ
ラフィエル(ガヴちゃんの家に居るだけでドキドキしてしまいます)ドキドキ
ラフィエル(ベランダがあってとても大助かりです……)
ラフィエル「……」
ラフィエル(でもこのベランダでも……)
――――
ガヴリール「ほら、ここでしようよ」ヌギヌギ
天真「でももし通行人に見られでもしたら……恥ずかしいよぉ」カアア
ガヴリール「でもほら、ここはこんなに期待しちゃっているよ」クチュ
天真「ひゃぁ……やだ、私ったらこんなに……」
ガヴリール「ね? しよ……」
天真「……はい……きてください、ガヴリール」
――――
ラフィエル「あわわわ」カアア
ラフィエル(駄目です駄目です! お友達でこんなことを……でも、でも……)カアア
ガヴリール「ラフィエル、大丈夫か?」
ラフィエル「ひゃい!?」ビクッ
ラフィエル「あ、ガヴちゃんでしたか」アセアセ
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 09:06:14.68 ID:THKodjnp0
ガヴリール「……本当にすごく顔真っ赤だけど」
ラフィエル「大丈夫ですよ、心配なさらずに」
ガヴリール「本当に部屋暑くないのか? 遠慮しなくても大丈夫だぞ」
ラフィエル「いえ、大丈夫です♪」
ラフィエル(ガヴちゃんはジブちゃんとのエッチを遠慮してくださいよ!)カアア
ガヴリール「ふーん……」
ガヴリール「なら風邪か? ベッドで横になって暫く休んでいたら?」
ラフィエル「いえいえ、風邪をひいていませんよ♪」
ラフィエル(ガヴちゃんとジブちゃんがシている淫臭が染みついたベッドでは横になっても色々モンモンして休むことはできませんよ!)カアア
ガヴリール「……なら無理はするなよ、何かあれば遠慮なく言ってもいいからな」
ラフィエル「はい、ありがとうございます♪」
ラフィエル(夜にどのような事をシていたのかを本人には到底言えませんよ!)カアア
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 09:14:22.86 ID:THKodjnp0
天真「ガヴリール、ラフィエルがどうしましたのでしょうか?」
ガヴリール「いや、何でもないってさ」
タプリス「白羽先輩、ベランダで何をしているのでしょうか……」
ガヴリール「さあな、まあしばらくしたら戻るだろ……で、タコ焼き器は?」
天真「タコ焼き器は……確かこの棚の奥にしまったはず……」ガサゴソ
天真「う〜ん……」ガサゴソ
天真「あっ、ありました」
ガヴリール「おぉ、これだったな」
タプリス「後は月乃瀬先輩と胡桃沢先輩の帰りを待つだけですね!」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 09:41:38.13 ID:THKodjnp0
今更ながらのミス訂正
>>47
タプリス「えい、そんなこと……」
↓
タプリス「いえ、そんなこと……」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 10:36:47.93 ID:THKodjnp0
――――――
――――
ガチャ
ヴィーネ「お待たせ、買って来たわよ」
サターニャ「さあ、悪魔的なパーティーを始めるわよ!」
ヴィーネ「だからタプリスちゃんのパーティーって言ってるでしょう」
タプリス「月乃瀬先輩、胡桃沢先輩お帰りなさい!」
ガヴリール「おーお疲れー」
天真「お疲れ様です、飲み物用意しますね♪」
ヴィーネ「……あれ? ラフィは?」
ガヴリール「ラフィエルならあそこ」ベランダユビサシ
サターニャ「ラフィエルどうしたのよ」
ガヴリール「さあ、よくわからないけど……」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 11:23:38.84 ID:THKodjnp0
ラフィエル(トイレでも……お花を積みんだ後で、あそこの汚れを取るという名目で舐めさせているに……きっと……)ドキドキ
ラフィエル(丁寧に丁寧に何度も……)カアア
ラフィエル(別の体液でそこが再び汚れるまで……)カアア
ラフィエル「あぅぅ……」マッカッカ
ラフィエル(止まりません! ガヴちゃんとジブちゃんがお二人でナニをしているのか、ここにいるだけで色々と思いめしてしまいます!)マッカッカ
ヴィーネ「ラフィ?」ヒョコ
ラフィエル「ひゃぃ!」ビクッ
ヴィーネ「えっと、どうしたの?」
ラフィエル「いえ、本当に何でもありませんよ♪」カアア
ラフィエル「ヴィーネさんが居るという事は準備は既にできているというかとでしょうか?」カアア
ヴィーネ「いえ、さっき帰って来たばっかりよ、ラフィエルもタネ作り手伝ってくれない?」
ラフィエル「はい、いいですよ」カアア
ラフィエル(ここは少しでも別の事をして気を紛らわさなくてはいけませんね)
ラフィエル「よし、頑張りましょうね♪」
ヴィーネ「ラフィがこれだけ気合が入っているなんて、ある意味珍しいわね」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 11:25:54.30 ID:THKodjnp0
>>54
一部訂正
ラフィエル(止まりません! ガヴちゃんとジブちゃんがお二人でナニをしているのか、ここにいるだけで色々と思いめしてしまいます!)マッカッカ
↓
ラフィエル(止まりません……ガヴちゃんとジブちゃんがお二人でナニをしているのか、ここにいるだけで色々と思い巡らしてしまいます!)マッカッカ
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 16:32:59.73 ID:THKodjnp0
ガヴリール「ラフィエル、大丈夫?」
ラフィエル「はい、大丈夫ですよ♪ えっと、タネ作りでしたね」ドキドキ
ヴィーネ「そうね、タネ作りね」
ラフィエル「はい! 任せてください♪」ドキドキ
タプリス「あの……私も何か……」
サターニャ「あんたは座って大人しく待っていなさい」
タプリス「ぐっ……胡桃沢先輩のいう事を聞くのは癪ですが」
サターニャ「癪って何がよ!」
ヴィーネ「言い合いはそこまで、サターニャも先輩なんだし我慢しなさいよ」
ガヴリール「タプリスも一言多い」
タプリス「うっ……ごめんなさい」
天真「素直に謝ること、これが一番ですね♪」
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 21:21:24.40 ID:THKodjnp0
サターニャ「さあ、準備に取り掛かるわ! ラフィエルはタコの足切って」
ラフィエル「はい!」
サターニャ「ど、どうしたの? そんなに気合入った声出して……」
ラフィエル「何でもないです♪」ニコニコ
ラフィエル「さて、タプちゃんのためにタコ焼きのタネを作らなくては、ですね♪」
サターニャ「え、えぇ、そうね」
ラフィエル「♪〜」ニコニコ
ラフィエル(たこ焼きのタネ)
ラフィエル(たこ焼きのタネ)
ラフィエル(タネ……タネ……)
ラフィエル(子種……)
ラフィエル(ガヴちゃんの子種……)カアア
ラフィエル(下界では天使は生えているとネットで見たことがあります……)カアア
ラフィエル(ガヴちゃんも生えていてジブちゃんの……)カアア
ラフィエル「はっ、いけないいけない……集中集中……」カアア
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 21:30:51.06 ID:THKodjnp0
天真「顔真っ赤ですけど、大丈夫ですか?」ヒョコ
ラフィエル「ええ、大丈夫ですよ、ジブちゃん♪」カアア
ラフィエル(それともジブちゃんが……)
ラフィエル(いけない、駄目です!)
ラフィエル「っ!」パシン
天真「! ど、どうしたのですか、ラフィエル!? 突然自分のほっぺたを叩いて」
ラフィエル「白羽=ラフィエル=エインズワース! 集中、集中です!」
天真「ラ、ラフィエル?」
ラフィエル「……」トントン
天真「……あの……」
ラフィエル「……」トントン
天真「?」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:00:24.79 ID:THKodjnp0
――――――
――――
ヴィーネ「さて、準備できたし早速タプリスちゃんの入学お祝いタコパを始めましょう!」
5人「ワー」パチパチ
ラフィエル(何とか出来ました……)
天真「さて、早速焼きますね♪」
ジュゥゥ
天真「はい、はい♪」
タコポンポン
天真「それ、それ♪」
クルックルッ
天真「できました♪ はいタプリス、どうぞ♪」
ヴィーネ「手際いいわね」
サターニャ「私も負けてられないんだから!」
ヴィーネ「勝ち負けとかそういう事じゃないからね」
ガヴリール「さすが天真流だな、見事だ……」ウムウム
ヴィーネ「いや、だから天真流って何よ」
サターニャ「なら、私は胡桃沢流よ!」
ヴィーネ「サターニャも張り合わない……」
タプリス「では……いただきます……」パクッ
タプリス「ん〜! 美味しいですぅ!」ギュッ
天真「もう、抱き着かないの♪」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:08:52.43 ID:THKodjnp0
ガヴリール「にしても……」
タプリス「♪〜」ギュッ
天真「もう、早く食べないとせっかくのたこ焼きが冷めてしまいますよ」
ガヴリール「むぅ……」ムスッ
ラフィエル「あらあら、ガヴちゃんは焼きもち妬いているのですかね♪」カアア
ガヴリール「別に……そんなんじゃないし」ムスッ
ガヴリール「……」
ガヴリール「タコ焼きのタネ、ちょっと……」
天真「あ、はいどうぞ♪」ニコッ
ガヴリール「……」
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:11:20.49 ID:THKodjnp0
ガヴリール「……」
ジュゥゥ
ヴィーネ「!」
ガヴリール「……」
タコポンポン
サターニャ「あのガヴリールが……」キョウガク
ガヴリール「……」
クルックルッ
ラフィエル「自らたこ焼きを焼いていますね♪」カアア
ヴィーネ「それに手際もいいわ」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:37:52.64 ID:THKodjnp0
タプリス「♪〜」ギュッ
ガヴリール「ほら、私が焼いたたこ焼きだぞ、食え」
タプリス「……ガヴリール先輩」
タプリス「では、いただきます」パクッ
タプリス「ほいひいです〜」ホヘー
ガヴリール「だろ?」
タプリス「ガヴリールせんぱ〜い」ギュッ
ガヴリール「はいはい」ニコッ
天真「むぅぅ〜」ムスッ
ラフィエル「あらあら、今度はジブちゃんが焼きもちですか♪」ニコニコ
天真「そんなんじゃないもん……」
サターニャ「意外ね、こういうところで似ているのは」
ヴィーネ「でも、こういうところがあったほうが私は親しみやすいと思うわ」
サターニャ「それもそうだわ!」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/04(金) 02:02:55.72 ID:j/FP9K0r0
ラフィかわいい
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/04(金) 09:33:03.55 ID:x/1lSBw70
天真「……」
ジュゥゥ
ヴィーネ「ジブ、また作るの?」
タコポンポン
クルクル
天真「よし、出来上がりっと……」
天真「はい、タプリス、あ〜ん♪」
タプリス「あ〜ん」パクッ
タプリス「ほいひいです〜」モグモグ
タプリス「♪〜」ギュゥ
ガヴリール「ちょっとジブリエル! 『あ〜ん』は卑怯だろ!」
ガヴリール「こっちも……ほらタプリス、あ〜ん」タコヤキヒョイ
タプリス「あ〜ん」パクッ
タプリス「ほいひい〜です」モグモグ
タプリス「♪〜」ギュゥ
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/04(金) 09:54:46.58 ID:VMZgbBEvo
タプリスこんなん天国やんけ
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/04(金) 10:22:52.83 ID:x/1lSBw70
天真「むぅぅ……」
ガヴリール「ぐぬぅ……」
天真(すみませんが、ガヴリールには負けません!)
ガヴリール(悪いが、ジブリエルには負けないよ!)
天真「タプリス、こっちです♪」
ガヴリール「タプリス、こっちだ」
天真・ガヴ「あ〜ん」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/04(金) 22:49:55.44 ID:x/1lSBw70
タプリス(私は駄目になった天真先輩に正直もう戻らないのかなと思いました)
タプリス(しかし今は2人に分かれて、しかもしかも片方は天使学校の時の天真先輩!)
タプリス(さらに駄目になった天真先輩、といっても意外なところでこのように天使学校の天真先輩に対抗心を燃やしています)
タプリス(こんな2人の天真先輩、ガヴリール先輩とジブリエル先輩に挟まれてそして『あ〜ん』を私にしてくれる……)
タプリス(とても幸せです! 幸せの絶頂期です!)
タプリス「はひ〜しあわせですぅ〜」ニヘラ
天真・ガヴ「!」
天真「私にされて幸せと言ったのですよね!」
ガヴリール「私だよね? そうだよね?」
天真・ガヴ「私だよね!」
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/04(金) 22:57:06.23 ID:x/1lSBw70
サターニャ「……タプリスを奪い合っているわね」
ヴィーネ「私たちは蚊帳の外って感じだね……でもタプリスちゃんが一番幸せそうで何よりだわ」
ラフィエル「まるで姉妹がオモチャを取り合うような光景ですね♪」
ヴィーネ「ラフィにはタプリスちゃんはオモチャに見えているの?」
ヴィーネ「まあ、私たちもたこ焼き作りましょう」
サターニャ「そうね! もうお腹ペコペコだわ!」
ラフィエル「では、ジブちゃん、そのたこ焼きのタネ……を……」
ラフィエル「……っ!」カアア
ヴィーネ「ラフィ、どうしたの?」
ラフィエル「あっ、いえ、何でもないです♪」カアア
サターニャ「顔が真っ赤なんだけど……」
ラフィエル「もう、何でもないですぅ!」カアア
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/05(土) 00:26:32.67 ID:KJAgIICp0
優しい世界ですな
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 19:24:24.58 ID:fyr3Qjyo0
本当に今更ながら
>>28
を修正
ガヴリール「そういえば、タプリスの中では私はサターニャに負けたことになっているの? ありえないでしょ」
↓
ガヴリール「うーん……でもタプリスが言った『私がサターニャに負けた』発言が気になるな……ありえないでしょ」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 19:25:48.14 ID:fyr3Qjyo0
――――――
――――
タプリス「にへへ〜」ニヘラ
天真「私です!」グイッ
ガヴリール「私だ!」グイッ
天真「むぅぅ……」
ガヴリール「ぐぬぬ……」
タプリス(両方の天真先輩に交互に抱き寄せられて……もう色々やばすぎますっ!)ポワポワ
ヴィーネ「……」モグモグ
サターニャ「……」モグモグ
ラフィエル「……」モグモグ
ヴィーネ「平和ね」
サターニャ「そうね」
ラフィエル「こうやって傍観するのもいいですよね♪」ニコニコ
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 19:41:28.55 ID:fyr3Qjyo0
ラフィエル「そうです!」ピコーン
ラフィエル「ガヴちゃん、ジブちゃん、ここは一つ勝負ち行きませんか?」
ラフィエル「勝者には本日限りタプリスちゃんを自由にできる権利もらえまーす♪」ニコニコ
タプリス「な゙っ!? 白羽先輩、勝手に決めないで……いや、でも天真先輩と丸一日付き合えるのならいいかも……」
ガヴリール「よし! ジブリエル、勝負だ!」
天真「望むところです! ガヴリール!」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 19:51:19.71 ID:fyr3Qjyo0
天真・ガヴ「で、何で勝負するの?(ですか?)」
ラフィエル(あらあら、こんな状況でもタイミングが一緒、本当に仲がいいのですね♪)
ラフィエル「タコパですから、たこ焼きで勝負と行きましょう♪」ニコニコ
ラフィエル「どちらがよりおいしいたこ焼きを作るか、です♪」ニコニコ
タプリス「では試食は私がするのでしょうか?」
ラフィエル「いえ、ヴィーネさんとサターニャさんも一緒に食べてもらって、10点満点中何点か判断してもらいます♪」ニコニコ
ラフィエル「ヴィーネさん、サターニャさんいいですよね?」ニコニコ
ヴィーネ「ええ、いいわ」
サターニャ「パーティーだし、それ位しなくちゃね!」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 20:00:24.22 ID:fyr3Qjyo0
ヴィーネ「でも……それだったらガヴが不利じゃないかしら?」
ラフィエル「いえ、大丈夫だと思います♪」
ガヴリール「そうだ、心配ないぞヴィーネ」
ヴィーネ「すごい自信ね……どうしたの?」
ガヴリール「ジブリエルが出てきてからは料理は交代で作っているからな、短期間であいつに負けないぐらいの料理は作れるようになったぞ!」
ヴィーネ「本当なの? それは楽しみになるわね♪」
サターニャ「私の悪魔的味覚<<デビルズテイスト>>によって厳正に審査してあげるわ!」
天真「ふふっ、よろしくお願いしますね♪」
ヴィーネ「サターニャ、何かそれって駄目な感じに聞こえるのだけど……」
ラフィエル「ではガヴちゃん、ジブちゃん、準備をお願いしますね♪」ニコニコ
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 22:52:40.45 ID:fyr3Qjyo0
ガヴリール「そういえば誰から先に作るんだ?」
天真「確かにそうですね……」
ラフィエル「ここは公平性を重視して同時に作ってはどうでしょうか?」
ラフィエル「1人2つ試食、つまりガヴちゃんとジブちゃんは計6個同時に作ってもらいます♪ その数であればたこ焼き器の自体のスペースも確保されますね♪」
ラフィエル「そして皆には誰がどれを作ったか分からない様に試食する方は出来上がるまでベランダで待機でーす♪」
サターニャ「まあ、確かに作った人のイメージで味の受け止め方が変わるからそれはいいと思うわ!」
タプリス「珍しく真っ当な意見を言いますね……」
ヴィーネ「タプリスちゃんにはほとんど意味のない物だと……でも仕方が無いわね」
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 23:06:21.93 ID:fyr3Qjyo0
ベランダ――
サターニャ「という事でベランダで暫く待機ね」
タプリス「あぁ〜、楽しみです! 早く食べたいですね!」ワクワク
ヴィーネ「ええ、そうね」
ヴィーネ「あのガヴの手料理なんて滅多に食べれるとは思えないから楽しみだわ♪」
サターニャ「と言っても以前ガヴリールお手製のクッキー食べたじゃない」
ヴィーネ「確かにあのクッキーも美味しかったわね」
タプリス「天真先輩お手製のクッキー? 何の話ですか、詳しく聞きたいです!」
ヴィーネ「えっと……確かあれはガヴが分身して間もないから1か月ぐらい前ね……」
サターニャ「ガヴリールとジブリエルの妹ハニエルが下界に遊びに来てついでにヴィネットの家に寄って、確かその時にクッキーとケーキを作ったわね」
タプリス「ケーキもですか!?」
タプリス「うぅ……うらやましいです……」
ヴィーネ「ガヴが勝負に勝った時に言ってみなさい、案外作ってくれるかもよ」
サターニャ「ちなみに、ケーキはジブリエルも作ったわ」
タプリス「でも……あのガヴリール先輩が作ってくれますかね?」
ヴィーネ「作るわ、今のガヴならきっとね♪」
タプリス「……わかりました、聞いてみます!」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 23:12:51.74 ID:fyr3Qjyo0
ラフィエル「みなさーん、準備できましたよー♪」カアア
ヴィーネ「ラフィ、また顔が赤いけど……」
ラフィエル「きききっきき気にしないでください!」カアア
ヴィーネ「そ、そう……まあ、入るわよ」
タプリス「♪」ワクワク
サターニャ「私の悪魔的味覚<<デビルズテイスト>>を今発動する時ねっ!」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/05(土) 23:21:54.70 ID:fyr3Qjyo0
ヴィーネ「……これは……」
サターニャ「見た目はばっちりね」
タプリス「さすが天真先輩です!」
天真・ガヴ「勝負は味だ!(です!) 冷めないうちに早く!」
天真「むぅぅ……」
ガヴリール「ぐぬぬ……」
ヴィーネ「あはは……では、いただきます」パク
サターニャ「じゃあ、これから」パク
タプリス「いただきます♪」パク
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 00:07:59.91 ID:HILrGriT0
ヴィーネ「これ……普通に申し分無い位美味いわ」
サターニャ「まあまあね!」
タプリス「やっぱり美味しいですぅ〜」
ラフィエル「あっあと一つ、皆様の目の前にタコ焼きが置かれているお皿2枚、ピンク色と白色のお皿ですよね♪」
サターニャ「そうね、ピンクと白のがあるわね」
ラフィエル「その色、例えばピンクはガヴちゃんのたこ焼き、白はジブちゃんのたこ焼きというふうに分けています」
ラフィエル「たこ焼きを食べた後に各色の皿に盛りつけられたたこ焼きを得点付けして、その色の合計点が多い方が勝ちというルールになっています♪」
天真「……」ドキドキ
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 00:37:55.18 ID:HILrGriT0
――――――
――――
ラフィエル「さて、皆が食べ終わった所で得点を付けてもらいましょう♪」
サターニャ「私はもう付けたわ!」ドヤァ
ガヴリール「得点付ける速さの勝負じゃないから」
タプリス「私も付けました!」
ヴィーネ「うん、私も付けたわ」
ラフィエル「ではこの紙に白が何点、ピンクが何点か記入してください♪」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 00:59:41.55 ID:HILrGriT0
ラフィエル「では……結果発表♪」
サターニャ 白:10 ピンク:10
タプリス 白:10 ピンク:10
ヴィーネ 白:9 ピンク10
ラフィエル「白合計29点、ピンク合計30点」
ラフィエル「という事でピンクの勝でーす♪」
天真「やったやった♪」ピョンピョン
ガヴリール「そんなぁ……」ガックリ
タプリス「ジブリエルせんぱ〜い♪」ギュゥ
天真「タプリスぅ」ダキッ
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 01:05:59.28 ID:HILrGriT0
ヴィーネ「そ、そんなに気を落とさないで……」
サターニャ「そうよ、どっちとも美味しかったわよ」
ガヴリール「ゔぃ〜ねぇ、何で9点なの〜?」
ヴィーネ「今回は甘めに点数を付けようと思ったけど、ほとんど甲乙つけがたい位どちらとも美味しかったわよ」
ヴィーネ「1点差の違いは……ちょっとした工夫かしらね」
ヴィーネ「ガヴは基本に忠実、ただ忠実過ぎて意外性が無かったわ」
ヴィーネ「ねえジブ」
天真「はい、何でしょうか?」
ヴィーネ「ジブが作ったたこ焼き、ほんの少しピリッとしていたけど辛い系の食べ物混ぜた?」
天真「はい、実は少量七味唐辛子を……」
ガヴリール「え? いつの間に……」
ヴィーネ「そこね、そこが1点差のアイディアね」
ガヴリール「うぅ……」ガックリ
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 01:10:55.62 ID:HILrGriT0
天真「……」
天真「あの、ガヴリール」
ガヴリール「ん……なんだ?」
天真「タプリスもよろしければですが……ガヴリールも一日タプリスと色々しませんか?」
ガヴリール「……いいのか?」
天真「もちろんですよね、タプリス」
タプリス「もちろんです! ジブリエル先輩もガヴリール先輩も一緒に来てくれた方が一番良いです!」
ガヴリール「タプリスぅ〜」ダキッ
タプリス「わわっと、えへへ〜」ニヘラ
天真「♪」ニコニコ
――――
――――――
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 13:21:53.61 ID:HILrGriT0
――――――
――――
タプリス「満足ですぅ〜♪」
ヴィーネ「そろそろ片づけにしましょう」
天真「そうですね」
ガヴリール「えー、めんどくさい」
サターニャ「あんたも十分楽しんだじゃないの、片づけぐらいしなさいよ」
タプリス「では、私も……」
ラフィエル「タプちゃんはこのパーティーの主役ですからここに座っていても大丈夫ですよ♪」
タプリス「白羽先輩が言うのでしたら……」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 19:50:47.07 ID:HILrGriT0
――――――
――――
ヴィーネ「さて、片づけも終わったわね」
タプリス「では、天真先輩! ではなかったですね、ジブリエル先輩! ガヴリール先輩! どうしますか?」
天真「公園の草引きをしましょう♪」
ガヴリール「ネトゲ」
タプリス「へ?」
ガヴリール「は?」
天真「?」
ヴィーネ「はぁ……これはダメね……よりによってジブまで……」
ラフィエル「ここは3人で買い物に出かけてみてはどうでしょうか?」
サターニャ「いいわね!」
ヴィーネ「サターニャはついていっちゃだめよ」
サターニャ「ちょっと、なんでよ!」
ヴィーネ「タプリスはさっきガヴとジブと一日一緒なることになったから、私たちがついていくのはちょっとおかしいと思わない?」
サターニャ「確かにそんな事だったわね……」
ラフィエル「では私たちはここで帰らしていただきますね♪」
ヴィーネ「そうね、お疲れ、ガヴ、ジブ、タプリスちゃん」
サターニャ「それじゃ」
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 19:58:50.01 ID:HILrGriT0
バタン
ガヴリール「……」
天真「……」
タプリス「……」
ガヴリール「はぁ……それじゃ、私たちも出かけますかね……」
天真「では公園の
ガヴリール「それは却下、天使としては当たり前かもしれないがお前がそんなに真面目だから私を生んだの忘れたのか?」
天真「うっ……すみません」シュン
ガヴリール「そんなにしょんぼりするなって」
タプリス「えっと、では白羽先輩が言っていたお買い物ですか?」
ガヴリール「そうだね、ジブリエルは拒否権は無いからな」
ガヴリール「お前はたまにはガス抜きが必要だからな」
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 20:57:01.68 ID:HILrGriT0
ガヴリール「……と言ってもどこ行こうか?」
タプリス「計画性皆無ですね……」
天真「では、近場のショッピングモールとかどうでしょうか」
ガヴリール「近場というか……遠いけどそこでいっか、タプリスはどうだ?」
タプリス「私はジブリエル先輩とガヴリール先輩が行くならどこだっていいです♪」ニコニコ
ガヴリール「じゃあ決まりだね」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 22:04:58.16 ID:HILrGriT0
ショッピングモール――
ガヴリール「という事で……ついた……」ゼエゼエ
タプリス「ガ、ガヴリール先輩……大丈夫ですか?」
天真「ちょ……ちょっとあそこの木陰になっている……ベンチで休憩しませんか?」ハアハア
タプリス「ジブリエル先輩まで……」
ガヴリール「そうする……」ゼエゼエ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 22:15:05.14 ID:HILrGriT0
ガヴリール「ふぅ……」
タプリス「心地いです〜」
天真「いい涼しさですね♪」
タプリス「あっ」ジー
天真「タプリス、どうしたのですか?」
タプリス「ちょっと待っていてください」タッタッタ
ガヴリール「タプリスがどうした?」
天真「いえ、走ってあちらの方に……」
――――――――
タプリス「ジブリエル先輩、ガヴリール先輩、どうぞ!」サシダシ
天真「これは……」
ガヴリール「アイスクリームじゃん、どうしたの?」
タプリス「いえ、あっちのお店で売っていたので買ってきました」
天真「いくらしましたか?」サイフダシ
タプリス「と、とんでもないです!」
天真「そうですか……ありがとうタプリス♪」ナデナデ
ガヴリール「サンキュータプリス」ナデナデ
タプリス「えへへー」デレッ
天真「さて、溶けない内に食べましょう♪」
――――
――――――
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 23:10:55.34 ID:HILrGriT0
ガヴリール「よし、体力回復だ」
タプリス「さあ、店内に入りましょう」
天真「あらタプリス、ソフトがついていますよ」
タプリス「え? どこでにすか?」
天真「こちらに来てください、取ってあげます♪」
タプリス「はい♪」
テトテト
タプリス「はい、きました♪」
ガシッ
タプリス「あれ? ジブリエル先輩、あの……あの頭掴んで……あの……」
ガヴリール「あっジブリエル! 人目に付く場所でっ!」
スゥ……チュゥ
タプリス「!!?!?」
ガヴリール「あー……」
チュ、チュップ、ペロ…
天真「はい、取れました♪」ニコッ
タプリス「」ポケー
ザワザワアラダイタン
キマスワ、キマシタワー
ガヴリール「……ジブリエル、タプリス、一旦ここから移動するぞ」ガシ
天真「あっ、ちょっと引っ張らないでください」
タプリス「……」ズルズルポケー
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/07(月) 21:03:10.67 ID:X3n9u7V70
店内――
ガヴリール「ここまで来たらもう注目はされないだろ……」
タプリス「はっ! わ、私は……」
タプリス「て、天真先輩と……チューを……」カアア
ガヴリール「それはすぐ忘れろ」
天真「?」
ガヴリール「全く、ジブリエルも早く『恥ずかしさ』を覚えてよ……これで何度目だよ……」
ガヴリール「とにかく店内を散策するぞ」
天真「はーい♪」
タプリス「は、はい」ドキドキ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/07(月) 22:22:44.63 ID:X3n9u7V70
――――――――――
ガヴリール「にしても人多いいな……半分ぐらい減らないかな」
天真「そんなことを言ってはいけませんよ!」
ガヴリール「冗談だって」
タプリス「でも人が多くて迷子になりそうです」
天真「迷子にならない様に手を繋ぎましょうか♪」テサシダシ
タプリス「……はい!」ギュ
ガヴリール「……」
ガヴリール「それ……」テサシダシ
タプリス「……え?」
ガヴリール「私も手を繋ぐ……見て分からないのか……」
タプリス「……はい♪」ギュッ
天真「♪」ニコニコ
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 11:25:24.78 ID:vZNYcYBJ0
タプリス「下界のお店ってやっぱり広いですね」キョロキョロ
天真「こういう所は品ぞろえも豊富で何を買うか迷ってしまいますよね♪」
ガヴリール「まあ……そうだな」
田中「お? ガヴガヴとジブジブじゃん」
上野「ヤッホー♪」
委員長「あら、こんなところで会うなんて珍しいわね」
ガヴリール(また騒がしい連中と出会ってしまった)
天真「こんにちは、田中さん、上野さん、まち子さん」
タプリス「……」カクレ
ガヴリール「タプリス、何私の陰に隠れているんだ?」
田中「おやおや? 誰ですかその人?」
委員長「確か……学校でガヴリールさんとジブリエルさんを探していた人? すごく懐いているけど……知り合い?」
天真「私たちの中学校の時の後輩です♪」
上野「へーそうなんだ……ねえキミ、名前は?」
タプリス「うぅ……」カクレ
田中「それ! 捕まえたぞ♪」ガシッ
タプリス「ぴゃぁあ! た、助けてください! 天真せんぱーい!」ジタバタ
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 11:53:39.59 ID:vZNYcYBJ0
ガヴリール「それじゃどっちに助けを求めているか分からないな〜」
天真「もう、そんな意地悪な事言わないの!」
天真「彼女たちは私たちのクラスメイトですよ、タプリスもほら、自己紹介をね♪」
タプリス「……千咲=タプリス=シュガーベルです……よろしくお願いします……」カクレ
ガヴリール「そんなに隠れて自己紹介しなくてもいいだろ」
田中「千咲ちゃんかー、よろしくね♪」ギュゥゥ
タプリス「ぴゃあああ!」
委員長「えっと……よろしくね、千咲ちゃん」
上野「ならタプタプだね♪」
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 12:05:35.18 ID:vZNYcYBJ0
田中「タプタプ、そういえば」モニュ
タプリス「きゃっ……なななな何するんですかぁ!」
田中「……うん、早速後輩に負けたよ」
タプリス「うん?」
上野「あだ名の如く……だね……」
ガヴリール「いやそれさっきお前が付けただろ」
天真「あの、まち子さんたちはこれからどこへ?」
委員長「皆とここの書店にね」
上野「料理の本〜!」
田中「私もだね」
ガヴリール「委員長は書店で何を買いに?」
委員長「まあそれはね……」
委員長(クロスワードの本なんてちょっと言いにくい雰囲気だわ)
ガヴリール「言えない本? もしかしてR−18?」
委員長「そそんなわけないでしょう!!」
タプリス「あーるじゅうはち? 何ですか?」
天真「確かに何でしょうか、ガヴリール」
ガヴリール(……それマジでマジ?)
ガヴリール「いや、知らないのなら知らなくていい物だ」
天真・タプ「?」
田中・上野(無垢だねー)
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 12:50:36.44 ID:vZNYcYBJ0
委員長「そういうガヴリール達は何をしに来たの?」
ガヴリール「散策」
委員長「買い物じゃないの!?」
ガヴリール「まあ、何か欲しい物はあったら買うよ」
天真「無駄遣いは駄目ですよ♪」ニコニコ
ガヴリール「そんな事分かってるよ……」
上野「まるで夫婦みたいだね♪」
タプリス「ガヴリール先輩、ジブリエル先輩、とても凄くお似合いですっ!」
上野「タプタプ、例えばだよ?」
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 14:41:02.85 ID:vZNYcYBJ0
田中「なら千咲ちゃんは髪の色もガヴガヴとジブジブも一緒だから子供かな〜?」
タプリス「ジブリエル先輩とガヴリール先輩の子供が……私……」
タプリス「えへへへ〜」ニヘラ
委員長「まんざらでもない感じね……」
ガヴリール「すごくだらしない顔になっているぞ」
タプリス「どっちがお父さん? どっちがお母さん?」
天真「タプリス!?」
上野「私的にはガヴガヴが父さんでジブジブが母さんだね!」
ガヴリール「目を覚ませ」パシン
タプリス「いたっ……はっ、何か私言いました!?」アセアセ
ガヴリール「おもいっきり言ったな」
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 15:43:39.35 ID:vZNYcYBJ0
田中「ガヴガヴ達の中学ってどこ?」
ガヴリール(それ今聞く!?)
タプリス(やばいです!)アセアセ
天真(どうしましょうか)
委員長「確かに気になるわね……どこの中学なの?」
上野「どこ中出身だー」キャッキャ
ガヴリール「……」
ガヴリール「忘れた! 過去の事にはとらわれない!」ドンッ
タプリス(それで乗り切る気ですか!?)
上野「じゃあジブジブに聞こう♪」
ガヴリール(ですよねー)
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/08(火) 15:57:28.52 ID:xN3R6syE0
< \https:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps://■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ○| ̄|_c.jp ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps://■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ●| ̄|_●| ̄|_https:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ttps://
> ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_d.jp■■■■■■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_
>>1
https://■■■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ttps:// ○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_e.jp■■■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ttps://●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_
>>2
https://■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_f.jp■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_
>>3
https://■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_g.jp■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps:// ●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_
>>4
https://■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ttps://○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_h.jp■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_
>>5
https://■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_
>>6
https://■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_j.jp■■■■■■■■■■
> ttps:// ttps:// ●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_
>>7
https://■■■■■■■■■■
> ttps:// ○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_k.jp■■■■■■■■■■
> ttps:// ●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_●| ̄|_
>>8
https://■■■■■■■■■■
> ttps:// ○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_l.jp
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 16:34:22.38 ID:vZNYcYBJ0
天真「ええと、ええと」アタフタ
上野「ほらほら、白状しろー♪」ニコニコ
田中「言わないとくすぐっちゃうぞー♪」ワシャワシャ
天真「ひぃぃ!?」
委員長「こら、そこまで迫ったら言いにくいでしょうが」
ガヴリール「そうだ! ここに来た理由! そろそろ時間が来るじゃないか! ジブリエル、タプリスさっさと行くぞ」ガシッ
天真「え? ちょっと」ズルズル
タプリス「あっ、ガヴリール先輩!?」ズルズル
委員長「……」
上野「……」
田中「……行っちゃったね」
委員長「まあ、私たちは本屋に行きましょう」
上野「そうだね!」
委員長(この時間帯に何かしていたっけ? ……まあいっか)
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 16:36:47.54 ID:vZNYcYBJ0
>>100
修正
委員長(この時間帯に何かしていたっけ? ……まあいっか)
↓
委員長(この時間帯に何かしていたかしら……まあいっか)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 21:16:46.28 ID:vZNYcYBJ0
――――――――――
ガヴリール「ふぅ、何とか撒いたな」
タプリス「あのような扱いでいいのでしょうか……」
ガヴリール「多分大丈夫だよ」
天真「ですがもっと別の方法が……」
ガヴリール「私たちが天使だってばれたら下界には居られないくなるんだからこのくらいで十分だ、じゃあ散策いこっか」テサシダシ
天真「ガヴリールが言うのでしたら……ほらタプリス」テサシダシ
タプリス「あ……はい♪」ギュゥ
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/08(火) 22:25:48.11 ID:vZNYcYBJ0
タプリス「♪〜」ルンルン
天真「タプリス、楽しそうですね♪」
タプリス「だってジブリエル先輩とガヴリール先輩の二人とこうやって買い物に来ているなんて、夢みたいなことですから♪」
ガヴリール「……まあ、ジブリエルとはこうやってゆっくりと店内の散策していなかったな」
天真「確かにそうですね」
タプリス「では今日は今までの分思いっきり楽しみましょう!」キラキラ
天真「そうですね♪」ニコッ
タプリス(はぅ、笑顔がまぶしいですぅ!)
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/10(木) 22:06:55.70 ID:YAXhYiZB0
ガヴリール「……にしても売り物が多すぎて逆に迷うな」
ガヴリール「あと人が多すぎ」ボソッ
タプリス「でも行く度に新しい発見がありそうでワクワクしますよね!」
天真「確かにそうですね、この天界にもないほどの品物と賑わいはまさに下界でしか無いと思いますね♪」ニコニコ
ガヴリール「そんなものか……ん?」
ガヴリール(あれは……私が欲しかった最新のヘッドセット)
ガヴリール(今までならば買っていたが、私の財布はジブリエルに握られている)
ガヴリール(だけど……)
ガヴリール(……)
ガヴリール(欲しいっ!)
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/10(木) 22:36:51.91 ID:YAXhYiZB0
ガヴリール「あの、ジブリエルさん、少しいいでしょうかね」ゴマスリ
天真「駄目です♪」ニコッ
ガヴリール「ま、まだ何も言ってないじゃないか!」
タプリス「多分ですが、欲しい物があってジブリエル先輩にねだろうとしたんですよね……」
天真「私もそうだと思いますね♪」
ガヴリール「くっ、私に味方はいないのかっ!」
タプリス「日ごろの行いだと思いますが……」
ガヴリール「むぅぅ、ケチー」
天真「はいはい、私はけちんぼさんですよ♪」ニコッ
タプリス(まるで駄々をこねる子供とそれを対処するお母さんみたいです……)
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/10(木) 22:56:35.99 ID:YAXhYiZB0
――――――――――
タプリス「最初は散策だけと思っていたんですが、散策だけでも楽しめちゃうんですね」
ガヴリール「でしょ」フフン
ガヴリール(ヘッドセット欲しかった……)
天真「色々誘惑はありましたが、耐え抜きました!」グッ
ガヴリール「あのなぁ……ここに来た一番の目的はお前のガス抜きなんだぞ」
ガヴリール「少しは自分の欲に負けてもいいから正直になろうよ」
ガヴリール「お前が私みたいになるなんて冗談でも絶対許さないからな」
天真「あぅ……すみませんでした」シュン
タプリス(あれ? ガヴリール先輩はジブリエル先輩が駄目になるのを許さないと……)
タプリス(ガヴリール先輩もジブリエル先輩の事気にかけているのですね)
タプリス「ふふっ♪」ニコニコ
ガヴリール「どうしたタプリス、いきなり笑って……」
タプリス「なんでもないですよー♪」ギュー
ガヴリール「わわっと! いきなり抱き着くなって」
タプリス「♪〜」ギュー
131.00 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)