他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【グラブル】カレン「ねぇ、オバさん」 黒騎士「なんだ」
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 01:34:57.39 ID:PYLIjC+j0
※キャラ崩壊注意
安価あるかも
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1501173297
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 01:36:58.41 ID:PYLIjC+j0
カレン「この前、オイゲンがさ〜、あたしが仕入れたリンゴは超〜美味しいって褒めてくれたの!」
カレン「他の食材もあたしがいくつか特注してるんだけど全部当たり! 絶品って評判なんだ〜」
カレン「値段はちょっと張るんだけどねー。細細した依頼を団長についてけないメンバーでこなしてってるから資金面はむしろプラスなんだよ!」
黒騎士「そうか」
カレン「オイゲンにはね、お酒渡せば大体上機嫌になるから。つまみも添えるともっと喜ぶよぉ」
黒騎士「興味ないな」
カレン「グランはあたしが調達した特選食材を全部揚げてぶっこんだ天丼が大好物なんだよ」
黒騎士「お前か、あいつにこそこそ食料を与えていたのは」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 01:44:45.08 ID:PYLIjC+j0
カレン「こそこそじゃないし。お腹減ってるっていうからテキトーなもの作って食べさせたら喜んでー」
黒騎士「アイツは今、私が決めたものを毎日摂らせて体を作ってる最中なんだ。余分な栄養を与えるな」
カレン「成長期なんだから色んなもの食べた方が良いって!」
黒騎士「だからこそだ。偏った食事は成長の妨げになる」
カレン「オバさん堅い〜」
黒騎士「性分だ」
カレン「もぅ」
カレン「てゆうかオバさん何で騎空艇でも兜着けてるの?」
黒騎士「性分だ」
カレン「えー昔のポロちゃんはそんな感じじゃ…」
黒騎士「もう行くぞ。ヤツに説教をしてくる」
カレン「あっ、ちょっ!」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 01:56:50.49 ID:PYLIjC+j0
ゴンゴン
黒騎士「入るぞ」
バンッ
黒騎士「何を驚いている。そんなに自室に私が入るのが嫌なのかグラン?」
黒騎士「震えているな。どうした。この騎空団の団長とあろうものがその様な気概では困るな」
黒騎士「部屋の隅に移動して、どうした? 怖いのか私が。何故だ、何故怖い」
黒騎士「逃げるならもっと早く動け。ほら、私から逃げてみろ」
ゴロン、ゴロン、ゴロン…
黒騎士「無様に、転がりながら、部屋の物を蹴散らかして、寝具の下に潜り込むとは……情けないと思わないのか貴様?」
ベッド(ガタガタ…)
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:08:48.47 ID:PYLIjC+j0
黒騎士「何だ? 何か言っている様だが小声すぎて聞こえんぞ」
黒騎士「はっきり言え」
ボソボソ…
黒騎士「兜? いつも着けてるじゃないか」
ボソボソ!
黒騎士「確かに騎空艇内でも着けているのはおかしいな。普段はとっている」
黒騎士「だが私は今日から鬼になると決めた」
黒騎士はグランが潜り込んだベッドを蹴っ飛ばした…
[
ピザ
]グラン(プルプル)
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 02:54:44.24 ID:PYLIjC+j0
黒騎士「貴様らが奴に甘いからあのような体形になったのだ!!!!」
ロゼッタ「かわいいと思うけど?」
カタリナ「悪くない」
ゼタ「あっはは!面白いから良いんじゃない?」
べアトリクス「…(私のせいじゃないよな?)」
ヘリヤ「何も問題ありません」
女性団員 ブーブー!!
カレン「ね?」
黒騎士「何が『ね?』だ! 何の『ね?』だ!! あんなに肥えたグランで良いわけあるか!!」
ラカム「お前さんの娘は肝が座ってんなぁ。女たちは黒騎士以外グランの肥満化を問題視してねぇぞ」
オイゲン「まともに育って良かったぜ」
ラカム「アンタあんま育ててねぇだろ」
オイゲン「カレンの奴も肥満肯定派の様だが俺ぁアポロの味方するぜ。影で」
ラカム「直接手を貸したら拒否られるもんな」
オイゲン「へっ、幸いうちの野郎どもはグランの肥満否定派だからな。男共と協力してあたるぜ!」
男性団員 ヤルゾー!
ラカム「けどなぁ、一番の問題は―――」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 03:52:53.47 ID:PYLIjC+j0
プロトバハムート グォォォォ…
イオ「ふっふーん♪」
フェザー「よっしゃあ!!!!」
ルリア「わぁーい! やりましたねグラン!」
ボヨン、ボヨン、ボヨン!
ラカム「強ぇままだな…あいつ」
黒騎士「くっ、解せん…!」
パーシヴァル「判断がつかんな。俺には豊満に実ったあの体の方が強いように見える。元の華奢な体に戻す必要があるのか」
ヴェイン「いや、あれはあのいかにも動けなそうな体形から出る俊敏な動きに敵が驚いてんだ。次からはああはいかねぇぜ!」
パーシヴァル「そう言って何度お前がグランに挑んでも勝てなかったのには他に原因があるのか? なるほど、お前が弱いだけか」
ヴェイン「違ぇよパーさん!」
パーシヴァル「パーさんと呼ぶのをやめろ!!!!」
ジークフリート「どう思うランスロット」
ランスロット「ヴェインとパーシヴァルはああ見えても仲が悪いわけではありません」
ジークフリート「そこじゃない」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 04:22:22.46 ID:PYLIjC+j0
黒騎士「このままでは駄目だ。絶対駄目だ…」
カレン「どーしてそこまでグランのぽっちゃり認めらんないの? いつか痩せるって」
黒騎士「海に皆で行った時、集団のリーダーが肥えた[
ピザ
]では見栄えが悪いだろう!」
カレン「海?」
黒騎士「数日後に行くと言っていたぞ。聞いていないのか?」
カレン「あ」
カレン「そうだったぁああ!!!」
カレン「コルワに頼んでおにゅーの水着用意してるのに…!!!!」
黒騎士「お前達の先頭を切る男がぶくぶくの[
ピザ
]で良いのか?」
カレン「よくない、かも…」
カレン「…」
カレン「…」
カレン「でも…」
カレン「グランはグランだし! 太ってても、グランはグランだし!」
黒騎士「なに?」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 04:28:29.50 ID:PYLIjC+j0
カレン「危ない危ない、またオバさんにリードを許すところだった!」
カレン「あたしは構わない! グランが[
ピザ
]でもなんでも! 全然一緒にビーチで遊べるし!!」
黒騎士「正気かっ」
カレン「オバさんは自分の意見を一方的にグランに押し付けてるだけ! 周りもグラン自身もそれで良いならそれで良いじゃん!」
黒騎士「良いわけあるか! 元の体形を知っているのに[
ピザ
]のままで良いと言えるお前たちの神経がわからん!」
カレン「ふーん、じゃあやっぱり、オバさんはあのグランじゃ愛せないんだ?」
黒騎士「愛?」
カレン「皆の狙いはそこだからねポロちゃん」
黒騎士「おい、その呼び方はやめろ」
カレン「いや、呼ぶ! もう呼ぶ! 昔みたいにポロちゃんって呼ぶ! 敵だから! 何と思われようと構わない!」
黒騎士「敵だと…?」
カレン「団長は[
ピザ
]のままで良い派か、そうじゃない派の。私は良い派」
黒騎士「分からん…全てが分からん……」
カレン「ポロちゃん。私は勝つ。ポロちゃんに勝つ!」
黒騎士「私が…間違っているのか……」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 04:39:54.02 ID:PYLIjC+j0
鏡に映るグランは明らかに太っている…
どうしたら良いのか…
アポロはそれを怒ってくる…
怖い、けど、嬉しい……
ちょっとだけ、太った時から…アポロは、アポロだけはグランを叱った…
アポロニア「おい、ちょっと太ったんじゃないのか」
アポロニア「来い。稽古をするぞ」
しばらくしたらグランは元の体形に戻った…
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 04:45:28.20 ID:PYLIjC+j0
グランが痩せて、アポロと稽古をしなくなってちょっと経った後…
アポロニア「…何故また太ってるのだ」
アポロニア「また稽古だと…? ……仕方ない。もう少し自己管理をしろ、馬鹿」
アポロが、笑った。
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 04:53:59.18 ID:PYLIjC+j0
アポロニア「何で元に戻らんのだ!!!!」
仏頂面の、アポロの笑顔がまた見たいと思ったグランは何度か太っては痩せる行為を繰り返した…
何度か繰り返したら…
[
ピザ
]から戻らなくなった…
アポロニア「団長がそんな体たらくでどうする!!!!」
ごめんなさい…
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 05:31:43.50 ID:PYLIjC+j0
オイゲン「よぉ、いるか、グラン」
オイゲン「ドアもぶっ壊れて、ベッドは吹っ飛んで……」
オイゲン「グラン」
オイゲン「アポロは豪快な娘だがよ…やろうとしてる事はお前の為なんだぜ」
オイゲン「グラン…なんでそんな太っちまったんだ…?」
オイゲン「動ける[
ピザ
]っちゃ聞こえは良いかもしれねぇが結局[
ピザ
]は[
ピザ
]だ」
オイゲン「本気で痩せようと思えば、痩せれるんだろ?」
オイゲン「…そんな事ねぇ! 痩せられるはずだ!! 諦めてるから痩せらんねぇって事が分からねぇのか!!」
オイゲン「…グラン…俺はよ……お前と稽古するアポロを見るのが楽しかった…」
オイゲン「笑うアイツを見るのがな……」
オイゲン「でよ……今度行くアウギュステの海で…お前が、仲を取り持って俺ぁアイツにサーフボードで波乗りを教えれるかもなんて夢を
描いてたんだぜ…」
オイゲン「情けねぇ父親の事情さ…」
オイゲン「ああ…今のお前とアポロの関係じゃ、こんなの無理な話だぜ…」
オイゲン「他力本願なんてのは分かってんだ。だがアポロにゃ、波乗りなんか興味ねぇって何度も断られてよ…」
オイゲン「だから頼む! 痩せて、アポロと仲直りしてくれ!!」
グランとしても、オイゲンとアポロの関係が少しでも良くなる事は嬉しい事だ…
親子の仲が悪いなんて、寂しい事だから…
グランは決意し、オイゲンをまっすぐ見る…
ベアトリクス「なぁなぁグラン! また料理作ってきたぞ! 今度は甘くないはずだからたんと食べろ!」
>>14
1、オイゲンと一緒に頑張って痩せる
2、べアトリクスの料理を全て食べる
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/28(金) 05:35:00.73 ID:J39SD45Uo
1だよね
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/28(金) 14:31:27.36 ID:TLNArgQNO
期待
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/28(金) 17:23:35.79 ID:w/IIFwNxO
ポロちゃんまだそんなおばさんでは…
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/28(金) 20:17:05.14 ID:lgJ/54bI0
実際にそういう関係ではあるが皮肉と敵意もちょっぴり含ませてのおばさんかな
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 02:57:19.18 ID:bxRPiTw/0
カレン「え」
黒騎士「…!」
カレン「ぐ、グランが……痩せてる!?」
グラン(スッキリ)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 03:31:05.37 ID:bxRPiTw/0
黒騎士「おお…」
カレン「どうしたの!? なんで!?」
黒騎士「やればでき…」
オイゲン「俺と一緒に頑張ったんだぜ!」
黒騎士「!」
オイゲン「なぁ、グラン」
ハイ!
黒騎士「…」
カレン「あちゃー。ポロちゃんの勝ちかー。だんちょーって何かポロちゃんに弱いよねぇ」
黒騎士「その呼び方は止めろ」
カレン「え、あ、ポロちゃん!?」
カレン「行っちゃった…。グランが痩せて嬉しくないのかな」
カレン「逆に怒ってなかった? ねぇオイゲン」
オイゲン「そ、そうだな…」
カレン「オイゲン? グランも残念だねー、ポロちゃんの為に痩せたのに」
カレン「…グラン? なに、落ち込んでる……って感じじゃないね。どした?」
オイゲン「ちょっと、アポロのとこに行ってくるぜ…」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 03:42:44.83 ID:bxRPiTw/0
カレン「オイゲンも行っちゃった…」
カレン「…何かあるわね」
カレン「グラン、知ってるんでしょその顔は」
カレン「?」
カレン「なにを?」
カレン「だからあたしが何に気付いてないのかって聞いてるの」
カレン「…」
カレン「え、仲悪いのあの二人?」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 04:04:11.44 ID:bxRPiTw/0
食堂…
カレン「いやー! あたしそういうの察しろとかてんで駄目でーっ!」
カレン「もぐもぐ!」
カレン「ポロちゃん反抗期かー。遅い反抗期だねー」
カレン「ぶふぉ!」
カレン「いやいやいや! あたしは反抗期とかじゃないしっ一人立ちしただけ」
カレン「帰んないよ! え、グランってあたしにいなくなってほしいわけ!?」
カレン「ぶー」
カレン「あたしの方はちゃんとオイゲンが話つけてくてたんだから何も問題ないじゃん…」
カレンはすぐに音を上げて実家に帰るだろう、とオイゲンが高を括っていた事は黙っておこう…
カレン「んふふ〜」
カレン「なんだかんだやっちゃったけど、グランはやっぱ痩せてる方がイケてるね」
カレン「かっこいいよ」
カレン「ポロちゃんにムキになって、太らせてごめんねー!」
カレン「ん! まぁそうだよね、9割は自己管理できないグランが悪いもんね!」
カレン「へへっ! ありがと!」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 04:12:52.06 ID:bxRPiTw/0
カレン「んー。オイゲンって優しいけどなー。うちの親と違って了見広いしぃ」
カレン「ほー。グランはあの二人を仲良くさせたいんだ?」
カレン「なんで?」
>>23
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/29(土) 04:19:03.40 ID:7FM9BqORO
みんな幸せが一番
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/29(土) 05:23:10.11 ID:BFq9uL9i0
そういう奴から(膝が)滅びる
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 11:48:33.54 ID:xIC4hefc0
ヒュンッ
コルワ「素晴らしいわ」
二人『!!!』
コルワ「さすがグランだわ。そうじゃなきゃ騎空団の長は務まらないものね。素晴らしいわ!」
カレン「ねぇ…なんかコルワの様子が…」
コルワは確かに仕事が立て込んでおり、あまり寝てないと聞いている…
カレン「ああ…あたしも水着特注してもらってるな…」
コルワ「貴方達!」
二人『ハイ!?』
コルワ「オイゲンとアポロニアを仲良くさせるのよ!」
カレン「いや〜、こればっかりは当人達の問題だし……」
カレン「というかできる自信ない…」
コルワ「グランと一緒ならできるわ」
カレン「グラン…」
コルワ「私も協力するわ。もう準備はできてる。やりましょう!やるのよ!ハッピーエンドを目指して!」
カレン「オイゲンには世話になってるし、ポロちゃんとの仲ぐらい取り持ってあげたいけど…できるかなぁ? 家族の問題ってなると私弱いなぁ…」
コルワ「色んな団員達も巻き込みなさい」
カレン「?」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 12:00:41.62 ID:xIC4hefc0
コルワ「グランとカレン。そして集う仲間達。仲良くなる親子。すなわちハッピー…エンド…」
そう言ってコルワは倒れた…
カレン「わわわ、グラン!」
寝不足で倒れたコルワを部屋で寝させ、グランとカレンは話し合った…
カレン「あれでポロちゃんより歳上だなんて、びっくり…」
あのコルワは寝不足だからしょうがない…
カレン「しゃーない、やりますか」
カレン「今度のバカンスでテンション低いオイゲンとかポロちゃんいても楽しくないし」
カレン「コルワの言ってたことって要は他の団員達の協力をあおげってことだよね?」
カレン「二人で取り組むよりなんとかなりそうな気がするけど…」
カレン「よぉし、やるからには全力!」
カレン「で、誰に頼る?」
>>27
キャラ選択
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/29(土) 12:09:38.60 ID:RHprrhm3o
オーキス
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 22:48:35.93 ID:bxRPiTw/0
オーキス「もちろん協力する」
オーキス「アポロが優しい事、皆にもっと知ってほしい」
カレン「いや、まぁ、今回はオイゲンと仲良くなってくれれば良いんだけどね」
オーキス「うん。任せて」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 23:05:46.76 ID:bxRPiTw/0
オーキス「アポロ」
黒騎士「どうしたオーキス………と、グランとカレン」
オーキス「私達、アポロと修行したい」
黒騎士「修行? いやそれは」
オーキス「アポロかっこいい」
黒騎士「な…」
オーキス「アポロ好き」
黒騎士「う…」
オーキス「アポロ大好き」
黒騎士「…オーキスっ」
カレン「すご…ポロちゃんが照れてる!」
オーキス「じゃあ修行しよう。大丈夫、簡単な事だから」
黒騎士「? 何をするんだ」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 23:26:18.06 ID:bxRPiTw/0
オーキス「私達が気合いを入れて叫ぶから、アポロも私達と同じ言葉で吠えて」
黒騎士「吠えるなど…」
オーキス「アポロがいつもやってる感じで良い。『おおおお』って」
グランは「うんうん」と頷いていると何故かアポロに睨まれた…
黒騎士「発声練習か。オーキスには必要ない事だとは思うがやりたいと言うのであれば付き合おう」
カレン「オーキス相手だとポロちゃん素直だなぁ、さっすがグランね!」
オーキス「じゃあ、やる」
カレン「私達の後に続いてね!」
黒騎士「ああ」
オーキス「オオオオオオオオオオオオオオオ!」
黒騎士「オオオオオオオオオオオオオオッ!」
カレン「イイイイイイイイイイイイイイッ!」
黒騎士「イイイイイイイイイイイイイッ!!」
ゲェェェェェェェェェ!!
黒騎士「ゲェェェェェェェェェェ……ぇぇぇ…?」
3人「「「ンンンンンンンンンンンンンンッ!!!」」」
黒騎士「言うか!!!!!!」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 23:49:57.71 ID:bxRPiTw/0
オーキス「アポロに…怒られた…」
カレン「うぅ…無理がありすぎたかな……」
オーキスとカレンはアポロに叱られ、グランだけボコボコにされた…
オーキス「でも私、諦めない。アポロとオイゲンが仲良くなるのは、アポロにとって絶対良い事だと思うから」
カレン「同感! 勢いは悪くないと思うし!」
カレン「グラン! もっと協力者を増やそ! 誰にする!?」
>>32
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 00:03:22.89 ID:cK1O+5e1o
アルドラたん
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 00:44:49.46 ID:RngqvAfAO
幼女だよりとか卑怯すぎる
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/30(日) 01:57:54.37 ID:/VO6MrfE0
ととととと……
アルドラ「わきゃっ」
ガシッ
黒騎士「危ないな。そんな大きな荷物を持って走るな」
アルドラ「ありがとうでしゅ、ポロたん!」
黒騎士「ぽ、ポロたん?」
アルドラ「ポロたんじゃ、ないでしゅか?」
黒騎士「あ…ああ、兜か……」
カチャ
アポロニア「私だが…なんだ、ポロたんというのは、止め――」
アルドラ「ポロたん!」
アルドラはアポロの素顔を見て満面の笑みを浮かべた…
アポロニア「…怖がらせていたか」
アポロニア「…」
アルドラ「でわぁ! アルドラはもう行くでしゅ! ―――わわわっ」
アポロニア「その荷物、私が持とう」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/30(日) 02:22:14.83 ID:/VO6MrfE0
アポロニア「こんな大きな物を持って何処へ行くのだ?」
アルドラ「おとたんに渡すでしゅ! お仕事に必要な物だから、アルドラが持っていくんでしゅ!」
アポロニア「アギエルバか…」
アルドラ「今度は、アルドラがちゃんと一人で、おとたんに届けるんでしゅ!」
アルドラ「…あ」
アポロニア「?」
アルドラ「ひ、一人で…届ける、つもりだったのに…アルドラ……」
アポロニア「無理するな。お前ではまだこれは大きすぎる」
アルドラ「でも…でも…っ…」
アポロニア「…」
アポロニア「では、持て」
アポロはその大きな荷物を再びアルドラに返す。
「走るな」とだけアルドラに注意し、アポロは彼女の荷物運びを後ろから見守った。
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/30(日) 02:46:12.92 ID:/VO6MrfE0
アルドラ「おとたん!」
アギエルバ「ア、アルドラたん!!!! そんなでっかい物もって危ないじゃないかっ」
アルドラ「おとたんに、おとどけものでしゅ!」
アギエルバ「あ、アルドラたーーん!!!」
アポロニア「……」
カレン「親子の絆を見せるにはぴったりのアイディアね! 早速アルドラとアギエルバを勧誘するわよ!」
オーキス「あ」
カレン「どしたの?」
オーキス「アギエルバ、さっきアルドラと出掛けたらしい」
カレン「えぇーー!? 一番の薬になると思ったのにぃ」
グラン達が肩を落としていると、アポロが歩いて来た…
カレン「あれっ、ポロちゃ……オバさん、兜取ってる」
アポロニア「それがどうした? もともとそこの自己管理の全くできん団長を扱く為に船内でも着けていただけだ」
ニヤッとアポロが笑うが怖すぎてグランは震える…
カレン「いや、兜とっても怖いんですけど……オバさん、昔はもっとぷりぷりしてたのに」
アポロニア「知るか」
アポロは去った…
オーキス「アポロの顔、ちょっと険が取れた」
カレン「え、どこが? グラン、何か震えてるし」
>>37
次キャラ選択
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 03:01:06.13 ID:zk56mt5VO
ソーン
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/30(日) 11:44:58.97 ID:38yQ6IT50
ソーン「事情は分かったわ。すれ違ったままなんて、辛いものね。微力ながら協力するわ」
カレン「何か良い案ある?」
ソーン「女の子の会を開きましょう」
カレン「…なにそれ?」
ソーン「私を含めて騎空団の女性は日頃じゃ女の子らしい事ってしにくいと思うの。依頼で戦ってばかりだし」
ソーン「まぁお茶会みたいなものよ」
カレン「ポロちゃん、それに来るかな?」
ソーン「あら、アポロは意外と付き合い良いわよ。何度か一緒にお出かけしてるし」
カレン「へー!」
ソーン「けどシルヴァがはいてる様なミニスカを勧めても絶対着ないのよね」
ソーン「ふふ、けど今度こそは可愛い服を着させて、オイゲンに見せてあげようかな」
カレン「なら数の力でポロちゃんを攻めた方が良いね! 他にも女の人呼んだ方がいいんじゃない!?」
>>39
女の子の会メンバー選択
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 12:00:52.62 ID:p/3G7u3k0
ロゼッタ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 12:53:39.01 ID:owqqEtono
女の子じゃねぇ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 14:41:14.37 ID:DH70yOS2O
>>40
JKやぞ
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/30(日) 18:54:48.24 ID:/VO6MrfE0
現時点の女の子の会メンバー → ソーン、アポロ、ロゼッタ
カレン「あたしとオーキスが出るとポロちゃんに警戒されちゃうからなぁ」
カレン「どうする? もうこのメンバーで開いてもらう? それとももっと誰か増やしす?」
>>43
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 19:19:51.10 ID:0BBIQzli0
もうちょっと増やそう
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/30(日) 23:31:08.00 ID:/VO6MrfE0
キャラ選択
グラン「
>>45
、
>>48
!」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/30(日) 23:33:42.17 ID:NU8HS95bo
スーテラ(コルワ服着用)
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/31(月) 00:07:26.58 ID:KFOlbeq10
かそく
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/31(月) 00:11:59.65 ID:TCRu3lCMO
ジャンヌ(光)
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/31(月) 00:22:42.59 ID:D+YVSrSg0
アルルメイヤ
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/31(月) 04:24:02.79 ID:z/EWPh2IO
うーん女子(大草原)会!!
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/31(月) 10:19:45.76 ID:qEv4FwD00
いやジャンヌは女の子だろう!
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/31(月) 10:20:12.03 ID:qEv4FwD00
あ、違った…アルルメイヤか……
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/31(月) 13:47:49.68 ID:0X32pu6B0
アポロニア「茶会は構わんが、何故場所がグランの部屋なのだ」
ソーン「いつも通りシルヴァの部屋でやろうと思ったんだけど出掛けているのよ」
アポロニア「そうか…シルヴァとはもっと話したかったのだがな…」
ソーン「ふふ、グランの部屋、団員達が持ち込んだ物が一杯溢れてるから面白いわよ」
ソーン「シルヴァが茶を入れるときの道具も同じものが置いてあるし、茶葉も持ってきたから、作るの挑戦してみましょう?」
シルヴァ「」ズーン…
ククル「しっ、シルヴァ姉、どうしたの!?」
クユム「何かの集まりに、だ…団長さんに選ばれなかったらしいです…」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/31(月) 22:46:16.06 ID:0X32pu6B0
コンコン
ソーン「お邪魔します」
アルルメイヤ「ようこそ」
アポロニア「む……この部屋の主はどうした?」
アルルメイヤ「女子会だもの、出ていってもらっているわ」
アポロニア「そうなのか。また妙な企みでもあるかと思っていたが」
アルルメイヤ「おや、企みとはなんの事かな?」
アポロニア「なんでもない」
ロゼッタ「失礼。遅れちゃったかしら」
アルルメイヤ「とんでもない。待っていたよ」
アポロニア「いつもより人数が多いな…」
ソーン「あと一人来るわ。その間に私、お茶の準備するわね」
メーテラ「ちょっとちょっとスーテラっ!! あんたグランに部屋に誘われてるじゃなかったわけ!? なんでまだ寝てるのよ、もう!!」
スーテラ「はぅっ!?」ガバッ
スーテラ「さ、昨夜はき、緊張して全然眠れなかったのでっ、どどどどうしましょう姉様っ!」
メーテラ「さっさと行くのよ!! ああ、もうボサボサじゃない! 手伝うわ! 勝負服はあれでいいわね!?」
スーテラ「勝負服とはなんでしょうか姉様!?」
メーテラ「いいから! さっさと行け!」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/01(火) 12:47:00.49 ID:C72QSDL60
コソコソ
カレン(スーテラ遅いなぁ。あん中じゃ一番女子力をポロちゃんに伝授してくれそうなのに…)
どうやらカレンはスーテラはまだまだ女子力鍛練中の身であることを知らないようだ…
アポロニア「む」
アルルメイヤ「どうかしたか?」
アポロニア「グランとカレンの気配がするぞ。おそらくオーキスも」
ソーン「さっきも言ったでしょう? この部屋には皆の私物が雑多に置かれているからそのせいよ」
アポロニア「…」
アポロは部屋のある一点を凝視する…
カレン(やっばっっ! ポロちゃんこっちガン見してるんだけど!)
オーキス(さすがアポロ)
カレン(感心してる場合じゃないってっ!)
オーキス(私アポロに所に行きたい…)
グランとカレンは部屋の隅から飛び出そうとするオーキスを必死で止める……
スーテラ「遅くなりました、団長殿!」
ロゼッタ「いらっしゃい」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/01(火) 13:03:10.22 ID:C72QSDL60
アポロニア「…」
アルルメイヤ「おお…」
ソーン「…」
スーテラ「あ、あれ? 団長殿は…いらっしゃらないのでしょうか…?」
アポロニア「…むぅ」
アルルメイヤ「ふふ、若いな」
ソーン「…可愛いわ」
スーテラ「あ、あの、み、皆様、どうしたのでしょうか…」
ロゼッタ「貴方の身なりがとっても素敵だからびっくりしてるんじゃないかしら?」
スーテラ「ほ、本日はコルワ殿に頂いた服で来ましたので、えと、場違いだったでしょうか…?」
ロゼッタ「そんなことないわ。可愛いわよ」
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/02(水) 04:07:28.40 ID:xcRp07Me0
説得して、オーキスが出ていくのを諦めた事に胸を撫で下ろすグランとカレン。
カレン(スーテラ、グランがいると思ってたのかぁ。てか可愛い服持ってるなぁ)
カレン(え、あれもコルワが仕立てたものなの? グランよく知ってるねー)
カレン(デートしたの!? えーっ! いつ!? 知らなかったんだけど!)
カレンが騒ぎだした…
カレン(いや、べつに、なにも、んー…ぬーん…)
今度は静かになった…。黙っていればアポロに似て美人なのに、と告げる。
カレンは黙ったままグランを見つめてきた。
カレン(……)
カレン(……)
カレン(……)
グランは謝った…
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/04(金) 17:56:57.03 ID:TQEx18Xr0
ソーン「紅茶のお湯って、熱すぎてもいけないのよね…」
アポロニア「そんな事もないが。初めてなのか?」
ソーン「ええ…シルヴァの淹れ方思い出しながらやってるんだけど」
アポロニア「勘より専門書を見ながら淹れた方が良いと思うがな。聞く限りなら、茶の淹れ方の本もこの雑多な部屋に転がってるんじゃないのか」
アルルメイヤ「ふふ、これはどちらに転んでも悪いことにはならないかな」
スーテラ「?」
カレン(グラン、ソーンさんが困ってる!紅茶の本あるの!?)
グランは音を立てない様に地を這い、リサイクルショップさながらの自室を探索する。
あった。シルヴァがくれた紅茶のハウツー本だ。
グランはこれを…
>>58
1,渡す
2,渡さない
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/04(金) 20:22:41.57 ID:2bqgv8Yso
渡す
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/04(金) 22:25:40.11 ID:TQEx18Xr0
グランは紅茶のハウツー本を、とある植木鉢に寄せる…
すると鉢に植えられた植物の枝が本を絡めとり何処かへ持ち去ってゆく。
パシッ
ロゼッタ「あったわよ。『紅茶の全てを教えます』…ね。これで良いかしら?」
スーテラ「本当にあるのですね…!」
アポロニア「意外とすぐに見つかったな」
ロゼッタ「ほんと」
アポロニア「…ちっ…この部屋はお前の植物やら他の団員の妙な物の気配がして面倒だな」
ロゼッタ「あら、なにがかしら?」
アポロニア「なんでもない」
ソーン「よし。じゃあ、最初だしこれ見て淹れようかな。本当は、ぱぱっと作ってあげたかったんだけど」
ソーンは少し残念そうな顔をする。
スーテラ「何事も鍛錬ですソーン殿!お手本通りにやる事も大事だと姉様は言ってました!」
ソーン「そうね。一人じゃ中々前に進めない時もあるものね」
お互い弓を扱ったり歳が近かったりするのもあるが、ソーンとスーテラは現在『女子力』なるものの探求をしており妙に仲が良い。
アルルメイヤ「ああ、せっかくだし、皆で茶を淹れるのはどうだろう?」
ロゼッタ「あら良いわね」
アポロニア「ここは厨房じゃないんだ。そんな事できないだろう」
ロゼッタ「できるわよ」
ズズズズズズ…
カレン(物どかしたら大型キッチンが現れたんですけど!? グランの部屋どうなってんの!?)
アポロニア「!?」
ロゼッタ「カタリナが持ち込んだ……っていうより造らせた調理場よ。衛生面を心配しなければ十分設備は整ってるってセワスチアンも言っていたわ」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/04(金) 22:58:03.49 ID:TQEx18Xr0
アポロニア「許せん!」
ロゼッタ「あ」
アポロは席を立ち、臭気が漂う調理場を掃除し始めた…
スーテラ「す、すごい! あっという間に綺麗になりました!」
ピカピカ…
アポロニア「はぁー! はぁー! 騎空団の団長ともあろう者の自室がこんなゴミ屋敷など我慢ならんっ」
カレン(なんかポロちゃんがあの中で一番女子力高い気がしてきた…)
アポロニア「グラン! 次に会った時は説教だからな!!!」
カレン(なんかこの部屋にいるって分かってるって感じで叫んでるけど?)
カレン(『勝手に自室を掃除するなんて常識がなってない?』)
カレン(青ざめて震えながら言ってるけど、それポロちゃんに面と向かって言える?)
カレン(言ったら絶っ対、ぶっ飛ばされるけどね)
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/05(土) 02:02:21.14 ID:dt/yC7pF0
ロゼッタ「さぁて、じゃあ着替えましょうか!」
アポロニア「?」
ロゼッタ「貴女、その鎧姿で料理するつもりなの?」
アポロニア「茶を入れるだけだろう」
ロゼッタ「いいじゃない。雰囲気作りよ。言っても上からエプロンかけるだけよ」
ソーンバルケ「あ、エプロンあったわ」
アルルメイヤ「さすがに私に合うサイズはないか…。小さめのものをまくればいけるかな」
スーテラ「な、何故団長殿の部屋にこれほど充実した前掛けが揃っているのでしょう…」
皆、思い思いに気に入ったエプロンを選んでゆく…
ロゼッタ「うふふっこの花の柄、気に入っちゃったわ」(フリルいっぱいのエプロン)
アルルメイヤ「どうだ? 案外工夫すれば着られるものだな」(大きめのドレスエプロン)
スーテラ「は、恥ずかしながら初めて着けました…」(ふわふわしたワンピース型のエプロン)
ソーン「うふふ♪」(メイド服)
アポロニア「…」(デニム生地のエプロン。下はいつものレオタード)
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/05(土) 02:06:08.27 ID:dt/yC7pF0
カレン(うわぁ! あたしも着たいなぁ〜っ)
カレン(皆可愛いなぁ。ポロちゃんはなんかもうやけくそだけど)
カレン(グランは誰が良い感じ?)
グラン「
>>63
」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/05(土) 02:54:50.32 ID:Soqv6GyMo
マギサに裸エプロンしてもらいたい
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/05(土) 03:47:27.22 ID:HaHgmC/j0
アポロ結構似合ってる
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/05(土) 08:41:20.43 ID:dt/yC7pF0
カレン(ああ〜〜、あのおっきい胸に裸でエプロンとかたまらないよねぇ〜…)
カレン(って、あの中だって言ってんでしょ!!)
カレンにはたかれた。重要なのは太股だ、と言おうと思ったが止めておいた方が良さそうだ…
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/05(土) 11:43:44.25 ID:WlN3DuVQ0
ソーン「じゃあこの本は皆が見やすいように真ん中に置いておくわね」
アルルメイヤ「よいしょ…」
スーテラ「見えますか? アルルメイヤ殿」
アルルメイヤ「ああ。問題ない。気にしないでくれ」
アポロニア「私は見なくてもできる。本はそっちに持っていって構わない」
ロゼッタ「私も」
ソーン「アポロ淹れれるの?」
アポロニア「ああ。10年ぶりだがな」
ソーン「そうなんだ」
カレン(う〜ん、良い香り……。何て言うか大人の女子会だね)
もう無理に『女子』とつけなくても良い気がする…
カレン(分かってないなぁ)
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/05(土) 11:54:43.69 ID:WlN3DuVQ0
カレン(そだ。今の内に外行ってオイゲン連れてこない? にしし、ポロちゃんの作った紅茶飲ませてあげようよ!)
>>68
1,そうしよう(オイゲン+もう一人キャラ指定)
2,別の案
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/05(土) 12:43:35.09 ID:xnV0OGk00
シルヴァ
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/06(日) 12:00:15.03 ID:OacOboVt0
グランとカレン、オーキスはこっそりと部屋を出る…
カレン「じゃあ、あたしとオーキスはオイゲン連れてくる! 合コンみたいなノリで女子会に乱入するから数あわせであと一人よろしくグラン!」
コンコン
ククル「はーい…ってグラン!?」
ガタガタドカッ
ククル「…」
ククル「え、あ、今シルヴァ姉の部屋でクム坊といるんだよ」
ククル「ん!? ちょっと今まだ中には入れないかなー、グラン、シルヴァ姉に用?」
ククル「ほー、お茶会に……。もぅ、最初から誘ってあげてよ…」
言ってククルはシルヴァを呼びに行った…
ククル「シルヴァ姉ー!グランがねー」
シルヴァ「この茶葉でいいかな…。もっと必要ならすまないがククル…聞いてきてほしい…。さっき渡した茶葉が足りないというなら申し訳ないがもう切らしてしまっているから…」
ククル「茶葉じゃなくて! グランからお茶会の誘いだよ。シルヴァ姉にも来てほしいって」
シルヴァ「え…」
ククル「なんか込み入ってて、アポロさんとオイゲンさんの仲直り大作戦の最中らしくてシルヴァ姉の力が借りたいらしいよ!」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/06(日) 12:14:56.51 ID:OacOboVt0
シルヴァ「やあグラン。待たせたね。事情は大体飲み込めたよ。私に出来ることがあるならなんでも言ってくれ」
グランはシルヴァが何でいつもスカートを履いているのか聞いた。
シルヴァ「す、スカート? それは今回の作戦となにか関係が?」
女性らしい衣服を着そうにないアポロより歳上のシルヴァがそういったものを好むのはどういうわけなのかグランは知りたかった。
シルヴァ「え…っと。一概に言えないな……好み…の問題だと思うが」
グランはシルヴァに、比較的露出が高い服が好みなのかと訊ねる。
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/06(日) 18:10:13.56 ID:eztvBmP+O
質問がおっさんやんけ!
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/07(月) 05:09:52.02 ID:hNyh1RYp0
シルヴァ「露出と言われると恥ずかしいが、確かに私は薄着を好んで着ているね」
シルヴァ「冷えた身体でお風呂に入ったりお茶を飲んだりする事が好きでね。…変な性癖だろう?」
シルヴァは悲しそうに微笑む…
シルヴァ「その温もりで幸せを感じられるんだ。まるで人の温かみようで……」
シルヴァはシルヴァで抱えている問題があるようだ…
シルヴァ「…すまない。私の事などどうでもよかったね。申し訳ないが、アポロに女性らしい服装をさせられるような助言は今の所思いつかないな」
シルヴァ「とりあえず行こうか。もしお茶会の席で私に出来ることがあれば協力しよう」
シルヴァ「…」
不躾な質問でシルヴァの気を落としてしまった…
自省したグランはシルヴァに…
>>73
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/07(月) 08:01:47.54 ID:oVfIZk6Mo
セクハラした
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/07(月) 10:20:38.28 ID:2tlSG9/+O
完全に飲み屋のセクハラオヤジじゃねーか!
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/08(火) 11:42:51.72 ID:NHN4l8kk0
グランは後ろからシルヴァに飛び付いた!
シルヴァ「うわぁ! なななにをするんだグラン!!」
本当は正面から抱きついて、あの谷間に顔を突っ込みたかったが流石のシルヴァでも絶対怒ると思うので諦めた…
シルヴァ「グラン! は、離れてくれ!」
シルヴァの長い髪の毛の匂いを嗅ぐ。こんなに長いのにとても良い匂いだ。ちゃんと洗っている事に安心しました。
シルヴァ「ぐ…グラン…?」
シルヴァの年齢を知ったときはちょっとショックだったけどやっぱりシルヴァさんは素敵です。可愛いです。
シルヴァ「…黙って……どうしたんだ? なにか悩みでもあるのか?」
しまった……。弱々しくなったシルヴァの隙を突いて、行き過ぎた愛情表現をしてしまった。
とりあえずグランは、見せびらかしてるとしか思えないシルヴァのその麗しいお腹に手を添えた。
あ……。
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/08(火) 11:58:47.36 ID:NHN4l8kk0
シルヴァ「こ、こらっ。だから…どうしたんだっ…」
シルヴァはまだ恥ずかしがっている…。どうやらまだ下心からくる行動だとばれてはいないようだ…
グランはシルヴァのお腹に当てた手の力を少し強める。
シルヴァ「…」
シルヴァが黙った…。どうしたのだろうか…?
取り合えず良い話にしようと思い付いたので、シルヴァに…
「一人じゃない!」「僕がいる!」「僕がシルヴァを温める!」
と捲し立てた。
シルヴァ「グラン…」
そっぽを向いて顔は見えなかったが、シルヴァのその声音でグランは自分の(取り繕った)言葉が彼女に通じたのだと分かった…
良かった…
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/08(火) 12:02:28.53 ID:NHN4l8kk0
しかしその一幕は全てカレン達に見られていた!
カレンはなにか起こっているように見える…
どうするグラン…
>>78
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/08(火) 12:21:10.85 ID:vFAGiJq2o
セクハラする
62.37 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)