[安価]勇者「ダークファンタジー」魔王「まともなことのなんとつまらないことか」

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712 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 20:18:32.69 ID:rs+8rlCLO
運命操作装置、残りエネルギー:9
713 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 20:31:22.78 ID:rs+8rlCLO
マリーの体中の棘が伸び、勇者とアルを串刺しにしようとする

しかしアルがその棘を斧で弾く


マリー「ギュィィッ!!!」


棘を弾いて体の表面からドリル、チェーンソー、アルの巨大な斧で切りかかった


マリー「キィィイイイ!!!!」


鋭い悲鳴を上げるマリー、傷口から血が噴出す

しかし、噴出した血が空中に術式を描き出す

@そのままマリーに攻撃を続ける
A一旦退く
B自由安価

>>714
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 20:40:35.58 ID:ROioa22vo
アルに術式を壊させて、勇者がマリーに攻撃
715 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 21:04:13.42 ID:rs+8rlCLO
勇者「アル!術式を壊せ!」

アル「イエス、マイマスター」


アルが空中に飛ぶ

黒に近い紫色のこうもりのような翼を出し、羽ばたいた

それはゴシックロリータの服にはとてもよく似合う翼だ


アル「っ!」


術式の周りに更に小さな術式が現れ、アルに向かって鋭い水流の槍を突き出す


アル「こんなのでアルを殺れると思わないことです!」


斧で薙ぎ払うこともせず、中心を突っ切る
716 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 22:24:32.33 ID:rs+8rlCLO
ギュィィィィィインン


ドリルとチェーンソーが体を削る


マリー「キュィィッ!!!!」


噴出した血が槍となって勇者に降り注ぐ


勇者「ちっ!」

一旦攻撃をやめて槍を弾く


その一瞬にマリーは転がるように逃げる


勇者「逃がすか!」

マリー「ギュイ!」


ザッバァァァン


勇者「なっ!」


巨大な津波が勇者に向かってくる
717 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 13:04:44.36 ID:JGhBpn0tO
アル「マスター、今行くです!」


巨大な斧を空中の魔法陣に投げ、他の小さな魔法陣は無視して地上に戻る


津波が形を変え、巨大な怪物となって勇者に襲い掛かる


アル「っ!?」


砕けた魔法陣を描いていた血が全て槍となって飛んでくる


アル「くっ、邪魔をするななのです!!」ガキンッキンキン
718 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 15:56:42.36 ID:JGhBpn0tO
勇者「くっ、化け物が二体か!」


津波の怪物と邪神マリー

マリーの体の棘が触手のように伸び、勇者を襲い、津波の怪物も覆い被さるように襲いかかる


@両手から炎魔法を出してマリーと津波の怪物を焼く
A勇者「アル!早くしてくれ」
B雷魔法をこの場全体に落とす
C自由安価

>>719
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 16:00:26.30 ID:YxaQOo3FO
MP足りるなら1で牽制して距離を取ってから3
無理なら安価下
720 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 17:40:19.94 ID:JGhBpn0tO
勇者(MPは回復した。完全な攻撃ならまだしも一瞬だけ、牽制だけならやれる)

勇者≪初級火炎砲魔法!≫


シュィィン、ボァァアアアアアア!!!!


ニャルの力を借りて魔力を底上げする

津波怪物の腹に穴が開き、そこから全体が蒸発する


マリー「ギュィィ!?」


マリーがダメージは無いまでも驚いた様子で動きを止める


勇者「ニャル、頼む」

ニャル『我の魔力を全て使い切ることになる。良いか?』

>>721
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 18:19:52.05 ID:mMh5rPlco
OK
722 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 20:32:53.92 ID:XOAd7KQsO
勇者「OK」ズドン


巨大な雷が音を立てて降り注ぐ

まるで物理的に大きなものが振ってきたかのような、大きく響く重い音が辺りに撒き散らされる


アル「避雷針も追加なのです」

大きな斧をマリーの体に投げて突き刺す


雷が斧を避雷針としてマリーの体を貫く


「ギュッィィィィィィイイイイイ!!!!!」


コンマ90以下
>>723

運命操作装置使用不可
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 20:49:35.30 ID:SUFvqbJG0
だがしかし
724 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 21:42:41.47 ID:XOAd7KQsO
「ギュィィィイイインンンンン!!!!」


激しい叫びを上げたあと黒焦げた体で勇者に飛び掛る


アル「これは手向けです。憐れな成り損ないへの」


子供の落書きのような歪んだ五芒星が出現し、その真ん中に黒目が燃えあがっている目のような文様が現れる

マリーの体はその単純のようで禍々しい陣に捕らわれて固まった



アル「旧き世界に還してあげますです」


アル「憐れな迷い子」



その小さな幼女は母親のような慈悲深い表情で、慈悲深い声が紡がれる

暖かい光が包み込み、静かに命を絶った
725 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 21:54:30.67 ID:XOAd7KQsO
勇者「まさか、今の最初から使えたんじゃ…」

アル「そんなわけないのです。自分の使い魔のことを疑うなんてダメなマスターなのです。軽蔑するのです」

勇者「え、っちょ」

アル「そんなことよりとっととあれ食わないでいいのですか?」

勇者「そうだった。ニャル、出てこれるか?」

ニャル『一瞬だけ』


勇者の腕を単純なホースに変化させ、吸い込んだ


勇者「すげ…」


溢れるほどの魔力が体を満たしていく

とてつもなくおぞましい量の魔力、それはまさに神話級の魔力だ

無論、言われるまでもなくニャルが入っていなかったら要領オーバーで俺は魔王クラスの変異体になっていただろう


褒美は
@両足の覚醒
A魔法一発一発の威力アップ
B超回復能力会得
C内臓の覚醒
D首から上丸々覚醒

>>726
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 22:23:50.07 ID:V68BBf7I0
3
727 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 22:38:06.97 ID:XOAd7KQsO
▽超回復能力を会得した

▽勇者の人間離れが加速した


勇者「よくやったな、アル」ナデナデ

アル「えへへ、なのです」ニコニコ

魔王「ねえ勇者、君まさかその幼女連れて行く気じゃないよね?」

勇者「いや、連れて行くけど」

アル「マスター、マスター、戦闘に参加すらしなかった観葉植物が何か言っているです」

魔王「誰が観葉植物だ!」

アル「まあオマエの言いたいことは分かるです。でも問題は無いのです。アルはマスターと恋愛関係にはならないです」

魔王「そ、そう?」


勇者(俺も魔王と恋愛関係になる気は更々無いんだが)


アル「でも、アルは恋愛よりも深く強く、複雑な絆をマスターと結んでいるのです。これはもう恋人でも家族でも無く一身同体です」

魔王「っっっっっ!!!!」


言葉にならない声で威嚇するように怒る魔王


@勇者「だよなー、アル」ナデナデ
A勇者「うるせー役立たず」
B勇者「どうでもいいからついてくるかついてこないか、それだけだ」
C勇者「自由安価」

>>728
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 23:10:23.90 ID:mMh5rPlco
4 観葉植物呼ばわりされたくなかったら、今後はお前も少しは手伝え
729 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 23:46:36.28 ID:XOAd7KQsO
勇者「観葉植物呼ばわりされたくなかったら、今後はお前も少しは手伝え」

魔王「ふーははは、この魔王様を使おうなどと思っても無駄よ無駄。私は誰の下にもつかず、手伝いもしないのだ!」ドヤァ


勇者「だってさ?」

アル「観葉植物なのです。少々口やかましいのですが気にしなければうるさくも聞こえないのです。見た目だけは可愛いので観葉植物がふさわしいのです」


魔王「え、ちょ、ちょっと?」


勇者「だな。観葉植物だ。でも見た目が可愛いってのは言い過ぎじゃないか?お前の方がかわいいぞ」

アル「アルはちゃんと事実を言うのです。アレが可愛いのは認めるです。少々オツムが残念なのと、マスターが言う通りアルのほうが可愛いのも事実です」

魔王「誰がオツムが残念だ!私は魔王だ!魔王よ、魔王」

アル「それは元の世界での話しなのです。今はとてつもなく強いだけの村娘なのです。アルとニャルの次に強いだけなのです」

勇者「あれ、俺魔王以下なの?前の世界で倒したはずだけど…」

アル「あとで慰めてあげるですマスター」

魔王「君ら二人が化け物過ぎるだけだ!」

アル「オマエがそういう風に世界を書き換えたのです。自業自得なのです」

魔王「バランス調整しただけなのに…どうしてこうなった…」ギギギ

勇者「インフレをバランス調整とは言わん」


アル「ところでマスター、すぐ出発するです?」

@:その前に魔術書を全て焼き捨てていく(アルの本含む)
A:@ただしアルの本だけはとっておく
B:すぐ出発
C:行動かセリフで自由安価

>>730
730 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/10(火) 00:10:20.43 ID:ea2SAv9pO
今日はここまで
安価↓
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 00:53:15.46 ID:7iM2CqoBO
2+軽くダグの遺品整理
732 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/10(火) 20:50:13.31 ID:0SLtee22O
勇者「魔術書は全て焼いていくか」

アル「マスター…?」


アルが心配そうに覗いてくる


勇者「大丈夫だ。お前の本はちゃんと取ってあるよ」

アル「それなら良いのです」ホッ


勇者「じゃ」


ボァァアアアアアア



呪文詠唱も無しに火をイメージして手を振ると火の海が広がった


勇者「…やば」

アル「素晴らしいのです。ゾクゾクするのです」

魔王「ふふ、私のパートナーとして申し分ない強さになったじゃないか」

ニャル『宿主、いいパワーアップだろう?』

アル「おい観葉植物、マスターは決してオマエのパートナーなんかじゃないのです」

魔王「だからその観葉植物と呼ぶのをやめろ!」

勇者「これ、下手したら大惨事になるな…」


しかしそのとき一冊の本が抜かれ、持ち去られていったことに気づいたものは誰一人いなかった
733 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/10(火) 20:51:24.16 ID:0SLtee22O
勇者「そうだ、発つ前に」


軽くダグの遺品を整理してみる

ダグが寝床に使っていた家は簡単に見つかった
宿屋以外に唯一生活感のある家だった


だが、その中に物はほとんど無く、本当に必要最低限の日用品しかないという感じだった


勇者「これは…」


それはダグを含む数名の漁師が笑い、大漁を祝い、その奥の海に巨大な海帝魚類の影が映っている

そんな写真だった

勇者「…これは、一緒に葬ってやるか」


@海のすぐ近くに墓を立てる
A海を見渡せる小高い丘の上に
B死体を海に還す
C自由安価

>>734
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 20:52:13.48 ID:tj8PSgpRo
735 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/11(水) 20:39:14.60 ID:iQusIVXrO
勇者「よし、これでいいな。行くか」

アル「はいなのです。マスター」

魔王「ようやく終わったの?死人を悼むなんて私には理解できない習慣だよ」

アル「観葉植物にはハードルが高すぎたようなのです」

魔王「魔物は無駄な感情を切り離しているんだよ。人間より進化しているからね」ドヤァ

アル「マスター、マスター、この観葉植物自身の欠陥を逆に誇っています。哀しい生き物なのです」

魔王「何をっ!」


勇者「キリがないからやめろ」


次に辿り着いた場所は

@何故かまた廃墟の町。今度は完全に誰一人とていない
A賑やか(この世界基準)な町

>>736
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 20:42:34.30 ID:6kWrGN2DO
2
737 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/11(水) 20:58:58.04 ID:iQusIVXrO


ガヤガヤと賑やかな大きな町、だがその半分は首輪をし、鎖に繋がれている

露店には死んだ目で陳列されている少年少女がいる

そう、ここは


勇者「奴隷売買の町か」


「許可されているからね」

「邪魔したらそれこそ法律違反だよ」

「それも刑罰もののね」


通りすがりの人間がそう言いながら通り過ぎていく
738 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/11(水) 21:43:31.05 ID:iQusIVXrO
宿


魔王「ねえねえ、奴隷解放しないの?」

勇者「国から許可が出ているんだ。俺は何も出来ない」

魔王「ふふ、君らしくないなあ」

勇者「あ?」

魔王「私は君を買っているんだよ。君は魔王城に来たとき私の部下を皆殺しにしてくれたじゃないか」

勇者「襲い掛かってくるからだろ」

魔王「違うね。"敵"だからさ。君に襲い掛かってない魔物をも殺したじゃないか。それは"敵"だから、違うかい?」


魔王「君は正義のためならなんだって出来る気高き"勇者"だ。さあ、君の正義を貫いて見せてくれ」

アル「一理あるのです。アルのマスターならルールなんてぶっ壊して"信念"を貫いてくれると信じているのです」

ニャル『破壊と創造、そして生まれる混沌。くだらない秩序なんて破壊して混沌をもたらしたまえよ宿主』


@勇者「…そう、だな」
A勇者「お前等なんだかんだいってやっぱり"そっち側"だよな」
B勇者「この世界じゃ正義も曖昧だよ」
C勇者「自由安価」

>>739
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 23:06:20.04 ID:jHf+U4hXo
2からの3
740 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/11(水) 23:36:03.90 ID:iQusIVXrO
勇者「お前等なんだかんだいってやっぱり"そっち側"だよな」


魔王「くっくっく、私は魔王だよ?何を今更」

ニャル『我も言わずもがな。這いよる混沌、邪神ニャル…である』

アル「こんなやつらと一緒にされちゃたまらねーです。アルは可愛い幼女なのです」


ニャル『邪悪な魔術によって生み出された傀儡だろう?』

アル「だからといってアルまで邪悪とは限らないのです」

ニャル『アル・アジフとは魔物の鳴き声と恐れられていた音を書き表した言葉だ』

アル「あのジジイ、こんな可愛い幼女にとんでもねー名前をつけてくれたもんです」


アル「ねえ、マスター?アルは可愛い幼女ですよ?」

@勇者「それはともかくだ」
A勇者「まあ、魔王よりはよっぽどな」
B勇者「でも邪悪なことには変わりないだろ?」
C勇者「自由安価」

>>741
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 23:45:03.79 ID:jHf+U4hXo
4 まあ、ただの幼女ではないな、色んな意味で
742 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/11(水) 23:57:27.90 ID:iQusIVXrO
勇者「まあ、ただの幼女ではないな、色んな意味で」

アル「そう。アルは強くて可愛い幼女なのです」

魔王「うっわー、自分で可愛いとか無いわぁ」

アル「うるさいです観葉植物」

魔王「君もだろ可愛いだけの機械人形」

アル「カッチーンです」


勇者「とにかく、この世界じゃ正義すらも曖昧なんだ。前の世界の正義感なんて意味を成さないんだ」


<コンコン


扉を叩く音がした
743 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/12(木) 00:19:36.59 ID:oUdftUjCO
今日はここまで
744 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/12(木) 21:42:39.16 ID:xIJrAaXBO
メイド「今の話、聞かせてもらったわ」

勇者「え?」

メイド「あなた、奴隷解放してよ」


見るとこの宿屋で働いているメイドだった


メイド「私虐待受けてんのよ?ねえねえ」


そう言って見せたのは手首の傷。どっからどう見てもリストカット―自傷痕だ


メイド「ほら、首にも」


ただ爪で引っ掻き壊しただけの傷跡にしか見えない


メイド「ほら、可哀想でしょ?助けなさいよ」


そういうが顔は思いっきりニヤついている


@勇者「…嘘つけ」
A勇者「ちゃんと働かないと店主にいいつけるぞ」
B勇者「アル、どう思う?」
C勇者「自由安価」

>>745
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 21:45:53.10 ID:ZVhtaAqmo
746 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/12(木) 21:52:22.31 ID:xIJrAaXBO
勇者「アル、どう思う?」

アル「一切の濁りもない純粋な嘘の塊なのです」

魔王「だね、ただの嘘つき」


メイド「ちっ」


勇者「『ちっ』って…」


メイド「でもさ、奴隷なんて悪習じゃん?ぶっ壊してよ」


アル「と言ってますが?」

魔王「破壊には大賛成だね。正義のために悪に落ちる様を見せてよ勇者くん」

メイド「そうしよそうしよ」


@勇者「少なくともお前のためには動けないわ」
A勇者「じゃあ具体的には何に困ってるんだ?」
B勇者「自由安価」

>>747
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 22:13:15.74 ID:p6nzEUqIo
2
748 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/12(木) 23:06:23.19 ID:xIJrAaXBO
勇者「じゃあ具体的には何に困ってるんだ?」

メイド「えっとぉ、それは…ほら、この傷!」

勇者「どれも自傷痕だろ」

メイド「モラハラ!セクハラ!パワハラ!」

勇者「思いついたの片っ端から言ってるだけだろ」

メイド「〜〜〜〜〜!!!!」


メイド「そ、そう。セー奴隷よセー奴隷!いつもレイプ?されてんのよ!」


アル「あれ処女なのです。ユニコーンが実在するならすぐさま取って食うレベルの処女なのです」

勇者「俺の知ってるユニコーンはそんなことしないぞ」


メイド「ああもういいわよ。今回もヘタレね!」


@引き止めて。勇者「自由安価」
A勇者「何だったんだ、あれ?」
B自由安価

>>749
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 23:27:56.89 ID:DbUvhcw8O
3
引き止めず
勇者「見た目はいい腕っぷしはどうもたたない……ともするとゴロツキすら避けて通るほどの性悪かねあれは」
750 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/12(木) 23:33:05.82 ID:xIJrAaXBO
勇者「見た目はいい腕っぷしはどうもたたない……ともするとゴロツキすら避けて通るほどの性悪かねあれは」

魔王「それこそ宿の主人に聞いてみたら?」

アル「いい感じに強かですね、あれは」

@聞いてみる
A自由安価
B夜

>>751
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 23:36:35.80 ID:gn+4RrPsO
1
752 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/12(木) 23:59:41.15 ID:xIJrAaXBO
今日はここまで
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 01:37:39.09 ID:rMZypqP10
今回もってなにゃ
754 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/13(金) 17:40:23.72 ID:4RyL4v/1O
宿主「またあの子が迷惑をかけたんですか。申し訳ありません」

勇者「いや、それはいいんだよ。それよりあの子はいったい」

宿主「あの子は沙耶。遥か東の扶桑という国の出身…らしいのですがそれすら本当なのかどうか」

勇者「飼い主なのに知らないのか?」

宿主「あの子は奴隷ですらありませんよ」

勇者「え、あの首輪は!?」


確かに間違えなく奴隷の首輪をしていた。奴隷商人と取り仕切る商業ギルドしか持っていないはずの物をだ


宿主「どこから手に入れたのか…なんとか取り上げようとしているのですが中々上手くいかなくて」

魔王「くっくっく、やはり強かだね。あのガキ。メリットとリスクをよく考えてる」

勇者「メリット?」

宿主「ええ、奴隷の首輪は飼い主がいるという証。それを傷つけよう物ならどんな報復を食らうか分からない。奴隷を飼っている奴なんてロクでもない連中か権力者が多いですから」

勇者「マジか…」

宿主「あの子は今はここに留まっていますが今までにいくつもギルドや組織に潜り込んで内部から崩壊させてきた悪ガキなんですよ」

宿主「可愛さを武器に内部から引っ掻き回し、仲違いさせ、最後には自分だけ逃げる。そんなことを繰り返していました」

勇者「…よく殺されないな、あの子」

宿主「今は私に懐いていますがいつ盾にされるか…早く首輪を取り上げたいものです」

魔王が腹を抱えて笑い、アルは呆れていた

@勇者「無理やり追い出せばいいじゃないか」
A勇者「それにしてはお粗末な嘘をついてたような…」
B勇者「俺らが無理やり首輪ひっぺがしてやろうか?」
C勇者「自由安価」

>>755
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 17:43:40.28 ID:EcrA3jtYo
756 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/13(金) 17:56:11.08 ID:4RyL4v/1O
勇者「それにしてはお粗末な嘘をついてたような…」

宿主「今のあの子にとっては"遊び"ですからね。本気で嘘を着く必要が無いんでしょう」

宿主「それでも数人騙されて業務妨害で捕まってますよ。気を付けてください」

魔王「くっくっく、あんなお粗末な嘘に騙されるやつがいるのか」

アル「アホですね」


宿主「もしくは本気でやっても通用しないと思ったのかもしれませんね。あの子の一番の武器は可愛さなので」

アルと魔王を見て言う


アル「あの程度じゃアルの可愛さには敵わないのです。懸命な判断なのです」

魔王「私に可愛さで勝てるわけ無いもんね。魔の王であるとともに美の女王だからね。私は」



アル&魔王『うんうん』コクコク


勇者「…」

ニャル『この二人はもうダメかもね』

@宿主にまだ何か言う「自由安価」
A部屋に戻る

>>757
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 17:58:37.91 ID:EcrA3jtYo
1 もしかすると……隣の宿で
  誰かをたぶらかしてるかも
758 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/13(金) 21:32:33.96 ID:wi6Z8KFeO
勇者「もしかすると……隣の宿で、誰かをたぶらかしてるかも」

宿主「だったら厄介払いできていいんですけどねえ」

勇者「厄介払いって…」

宿主「私はあの子の保護者でもなければ義務も責務もありません。ただの従業員ですよ…離れてくれない」

@宿主にまだ何か言う「自由安価」
A部屋に戻る

>>759
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 22:36:06.28 ID:opsm1NiMO
2
760 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/14(土) 18:38:05.29 ID:N0Vh9fukO
部屋に戻って少しすると


沙耶「どうやらパパから色々聞いたようね」

先ほどのメイド―沙耶―が入ってきた。その両手にはちゃんと夕食がお盆に乗せられている


沙耶「安心してよ。毒なんか入れてないから。解雇されるきっかけなんて与えてたまるかっての」

沙耶「あ、何なら毒見しようか?」

@毒見させる
A勇者「毒見なら適切な奴がいる。な?魔王」
B勇者「アル、どうだ?」
C勇者「パパ?」
D勇者「ああ、色々聞いたぞ悪ガキめ」
E勇者「自由安価」

>>761
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 18:39:05.07 ID:dGuWG4CIO
3
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 19:22:19.29 ID:3/Zemq1k0
クトゥルフで沙耶と来たらあの少女しかでてこないなwwww
763 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/14(土) 19:32:55.95 ID:N0Vh9fukO
勇者「アル、どうだ?」

アル「視認成分分析したところどれにも毒や睡眠薬含め変な効果は付与されてないのです」

魔王「じゃあ食べる!」


魔王がさっそくがっつく


アル「食い意地の張ったやつなのです。マスター、食事の可否は?」

勇者「ああ、食ってもいいぞ。いただきます」

アル「いただきますです」


勇者「って、何でまだいるんだ?」

沙耶「おこぼれもらえないかなあって。チップでもいいよ?」

@勇者「はい、あーん」
A勇者「これでももってけ」とお金を渡す
B勇者「誰があげるか」
C自由安価

>>764

クトゥルフネタは当分自重すると言ったので知っている人がニヤリとする程度の意味しかありません
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 19:46:22.59 ID:eOHBzcH4O
4
勇者「ん、ほれ」3分の一ほど残した皿を突っ返す
765 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/14(土) 22:27:24.76 ID:N0Vh9fukO
勇者「ん、ほれ」

3分の一ほど残した皿を突っ返す


沙耶「わっはー、いただきまーす」


と見えない速さで食い尽くした


アル「意地汚いです…」


沙耶「げふん。さてパパから色々聞いたようだけど、私に協力する気ない?」

勇者「逆に何故あると思うのか」

沙耶「今回の標的は国の認可を受けての奴隷売買の裏で非認可の奴隷売買もやっているところよ!」

魔王「非認可?」

沙耶「そう。実験材料や虐待用、怪しい儀式用に、登録されてない奴隷を売買しているのよ」


魔王「ねえ勇者、これは正義をもって打倒する案件じゃないかな?」

アル「ぶっ壊しましょうなのです!」

ニャル『どうする?宿主』


沙耶「ほらほら、あんたのお仲間二名は賛同してくれているわよ?」

@勇者「具体的にどうしろってんだ?」
A勇者「証拠は?」
B勇者「断る」
C勇者「自由安価」

>>766
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 22:52:43.10 ID:KUw3MuJcO
次スレからは念のためキャラクロス注記でもしといた方がいいね
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 22:53:38.10 ID:KUw3MuJcO
766はなしで
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 23:10:34.32 ID:+CHGTOM0O
2
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 01:35:26.40 ID:1fRx0tTWO
クロスじゃなくてただのパロなんだよなぁ
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 01:45:16.57 ID:vkuKWqGwO
どっちにせよ既製品に近い存在はグレーでしょ、名称まで引用してるなら尚更
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 08:24:45.30 ID:N6YErm95O
漢字が違ってたらまだね
772 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/15(日) 21:24:28.47 ID:9eSmVsWpO
勇者「証拠は?」

沙耶「抜かりないわ」ニッ


テーブルの上に写真を出した

それは奴隷の首輪すらつけていない両手両足のない、いわゆる達磨な少女が人から人に手渡しされている写真だった


勇者「う…」

沙耶「魔法動力写映器で写したものよ。ラジコン使えばよゆー、よゆー」

勇者「ラジコン…」


沙耶「ほらほら、これなら私の手伝いしたくなったんじゃない?」

沙耶「一緒に悪の組織をぶっ潰しましょうよ!」

@はい
Aいいえ
B勇者「自由安価」

>>773
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 21:55:58.55 ID:ZVOeshsUo
@
774 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/15(日) 23:56:11.21 ID:9eSmVsWpO
今日はここまで
せっかくの休日なのに少なくてすまん。ここ最近体のダルさがやばいのだ…
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 00:30:41.10 ID:MirTFhxuo
>>774
肝臓か?
黄疸出てないだろうな…
早めに病院行く事を勧める
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 18:37:27.90 ID:u9Ghz/VQo
大丈夫けえ
777 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [sage]:2017/10/16(月) 22:26:38.02 ID:wjMpNWe/O
ありがとう
一応原因は分かってて病院にも定期的に行っているんだが治る気配はなさそうだ…
778 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [sage]:2017/10/16(月) 22:36:29.54 ID:wjMpNWe/O
勇者「ああ、いいよ」

沙耶「よっしゃ、明日楽しみにしてるわ」

勇者「明日?」

沙耶「私は今日は別の楽しみがあーるのっ」


そう言って足取り軽やかに部屋から出ていく沙耶


アル「マスター、アル暴れていいです?」

ニャル『正義の名のもとに混沌を振りまこうではないか主よ』

魔王「楽しそうだね。くっくっくぅ」

@勇者「二人は留守番な」
A勇者「暴れんのは俺の指示を待ってからな」
B勇者「何で生き生きとしてんだお前ら…」
C勇者「今日の内に下見行くぞ」
D勇者「自由安価」

>>779


>>773がコンマ55なのでエネルギー+5

運命操作装置、残りエネルギー:14
779 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/16(月) 22:36:58.41 ID:wjMpNWe/O
age忘れ
安価↓
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 23:04:40.69 ID:Z3ZD/bK40
781 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/16(月) 23:23:07.38 ID:wjMpNWe/O
勇者「暴れんのは俺の指示を待ってからな」

アル「イエス、マスター」

ニャル『うむ、了解した』

@寝る
A夜だが外に少し出る
B自由安価

>>782
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 23:28:58.19 ID:u9Ghz/VQ0
3
最近魔王に構ってないから構ってあげる
783 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/17(火) 00:00:33.38 ID:Hn/y+QSmO
今日はここまで
784 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/18(水) 20:13:08.38 ID:ptFYnSjhO
魔王「明日はついに勇者が人間を虐殺する姿が見れるのか、楽しみだなぁ」

勇者「勝手に決めつけんな」

アル「アルはマスターに命じられてから虐殺するのです」

勇者「お前も虐殺前提かい」

アル「違うのです?」

勇者「まだわからんってだけだ」

魔王「ふふ、私には見えるよ。笑いながら虐殺する君の姿が」

勇者「適当言うな」


魔王「あ、私そろそろ布団敷くよ」
―――――
―――

勇者「何で布団二つしか敷かないんだよ」

魔王「そりゃ私と勇者で一つ、その機械人形で一つだよ」

アル「何を言っているんですか観葉植物。アルとマスターで一つ。オマエはもう一つで寂しく寝ろなのです」

魔王「私と勇者!」

アル「アルとマスターなのです!」


魔王「ねえ勇者!?」

アル「マスター、オーダーを!」

@魔王と
Aアルと
B無言でもう一つ布団を出す
C勇者「お前ら二人で寝ろ」
D勇者「自由安価」

>>785
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 20:15:45.42 ID:Llk6qrL7o
786 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/18(水) 21:34:55.91 ID:ptFYnSjhO
勇者「…」ズルズル

魔王「おい!」

アル「マスター!?」


勇者「争うぐらいならこうするまでだ」


アル「ぐぬぬ…」

魔王「ぐぬぬぅ…」


勇者「そうだ、魔王」

魔王「え?」

勇者「最近構ってやれなかったからな…」


@:勇者「トランプでもするか」
A:ちょっとだけ頭撫でて終える
B:自由安価

>>787
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 22:08:43.81 ID:jokYxq05O
2
788 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/18(水) 22:17:37.47 ID:ptFYnSjhO
勇者「」ナデナデ

魔王「っっ///」


勇者「はい終わり」

魔王「え、ちょ、あ、あの…え、ええと///」

勇者「もうしないぞ」

魔王「ちょ、ちょっと…いきなりすぎて堪能、できなかったから///」


@勇者「明日おとなしくしてると誓うか?」
A勇者「残念だったな。おしまいだ」
B無視してアルも撫でる
C自由安価

>>789
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 22:19:10.39 ID:RRw8Dvzf0
790 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/18(水) 22:31:04.84 ID:ptFYnSjhO
勇者「アルにも」ナデナデ

アル「ん〜///」


幸せそうな顔して撫でられるがままのアル

手を放すといつものクールな半目に戻る


魔王「私だけじゃないの!?」

アル「アルはされるがままなのです。マスターに言えなのです」

勇者「平等だ。というかお前に優しくするだけでもありがたく思え」

魔王「君と私との仲だろ!?」

勇者「どんな仲だよ」

魔王「運命に宿命づけれられた因縁によって殺しあった仲でしょ?」

勇者「ロクなもんじゃねえ!」

@寝る
A自由安価

>>791
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 23:06:31.25 ID:/Wj6aO0J0

もっかいなでてやる
792 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/18(水) 23:32:08.85 ID:UzNZflPWO
勇者「しょうがないなぁ。ほら、もう一回」

魔王「うん!…えへへ///」

勇者に抱き着いて頭を撫でられる魔王


魔王「うん、満足」

勇者「はいはい、そうかい」


アル「わがままに付き合ってあげるマスターは優しいのです」

@寝る
A自由安価

>>793
793 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/18(水) 23:53:59.43 ID:UzNZflPWO
今日はここまで
安価↓
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 01:22:06.74 ID:BqhgM0pO0
1
795 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/20(金) 21:44:35.66 ID:6tpGJTcbO
勇者「じゃ、おやすみ」

魔王「おやすみ」

アル「おやすみなのです」
―――――
―――

魔王(そろそろ寝たな)

アル(寝ましたですね)


モゾモゾ


魔王(狭いだろこっちくんな機械人形!!!)

アル(オマエが入ってくんななのです観葉植物)


魔王&アル((グギギギギギ))

@勇者「お前ら何やってんだ!」
Aそのまま朝まで熟睡
B夢の中でニャルに会いに行く
C自由安価

>>796
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/20(金) 21:45:48.80 ID:3gh/zPhno
797 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [sage]:2017/10/22(日) 09:41:23.96 ID:xB9mG1NLO
すまない、現実世界で大きなショックが重なりすぎてSS書く精神的余裕がない
今日一日でなんとか回復するから待っていてほしい
最悪再来週までには絶対再開する
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 12:04:02.47 ID:SkTBAR4z0
一日と言わず復活するまで待ってるから大丈夫だぞ
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 13:24:59.86 ID:tX/+7aWqO
そういう予告をして追い込むのは一向に構わないけど
復活しなかったら恨むよ(身勝手)
800 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [sage]:2017/11/07(火) 18:56:13.24 ID:faVlPdUkO
本当にすまん、来週更新する
エタるつもりは全くない
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 19:58:29.69 ID:7YjPoJf5o
報告乙です
舞ってるぞ
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 07:24:45.60 ID:K7i2B/iAO
絶対とか使うやつに約束守れるのはいないんだよなあ
803 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/11/13(月) 21:53:31.10 ID:FaSZEIdZO
縞瑪瑙の城は以前より少し明るくなっている気がした

そこらじゅうに小さな不定形の存在がたたずみ、歩き、這いずっている


見知らぬ神々の彫られた意匠の大扉を開いて入ると壮大な音楽が鳴り響いた

不格好な不定形の小さき物が狂ったリズムのフルートを吹き続け、唾棄すべき太鼓の連打がグルグルと渦を巻くように音を奏でる

人間離れした姿の踊り子がくるくると踊り続けている


ニャル「よく来てくれた宿主。我の隣に来てくれ」


見ると今回は玉座ではなく二人座れるソファーになっていた

@:ソファーに座る
A:@+ニャルに寄りかかる
B:椅子を出現させてニャルの前に座る
C:むしろニャルに前から抱きついて胸に甘える
D:自由安価

>>804

>>802
ホントすまん……
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 21:57:42.79 ID:8hVqiSRDO
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 22:01:42.11 ID:2kzIyJ8Ko
>>803
待ってた!
806 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/11/13(月) 22:14:19.73 ID:FaSZEIdZO
思い浮かべると目の前に質素な椅子が出現する

勇者「いや、俺はこれでいいや」


そう言ってニャルの目の前に座る


ニャル「何だ、せっかく二人で座れる椅子を用意したというのに」

@:勇者「この方がニャルの顔を見ていられる」
A:勇者「流石に現実にいない存在とそういう関係にはなれないな」
B:勇者「悪いがこの世界で女は作れん」
C:自由安価

>>807
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 22:16:37.65 ID:2kzIyJ8Ko
808 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saaga]:2017/11/14(火) 00:05:22.23 ID:P4YsQm6gO
今日はこれだけ
明日から本気出す
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/14(火) 06:22:37.80 ID:pzTRNrvOo
乙乙
810 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saaga]:2017/11/17(金) 21:19:15.97 ID:Crf2LDalO
勇者「この方がニャルの顔を見ていられる」

ニャル「そ、そういうこと言われると…恥ずかしいぞ///」


異形の奏者たちが更にけたたましく吹き鳴らす


ニャル「やかましい!」

勇者「…全部消えた」

ニャル「いいじゃないか。起きている間は二人きりになれないんだから今くらい」

そう言って勇者に微笑むニャル

@:次の朝
A:勇者「あの二人やかましいもんな」
B:勇者「確かに魔王は邪魔だな」
C:勇者「そうだな、二人きりだ」と言ってニャルの手を握る
D:自由安価

>>811
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 21:26:38.12 ID:4XrJNwFB0
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