[安価]勇者「ダークファンタジー」魔王「まともなことのなんとつまらないことか」

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633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 12:07:21.81 ID:4Tmej/tfO
魔王、助けてくれ
634 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/28(木) 14:33:34.78 ID:6lcDB3x/O
勇者「魔王、助けてくれ」

魔王「はっはっは、私は戦う気なんてさらさら無いよ」

勇者「はぁっ!?」

魔王「正直君が死のうと生きようと私には関係無いからね。死んだら死んだで魔物として生き返らせて再び世界征服する気だよ」

勇者「てめぇ!」

魔王「勇者が魔王の手先になって操られる。なんてことになりたくなけりゃ頑張ってね」ケラケラ


アル「マスター、観葉植物より役立たずな喋る置物なんて放っておくのです」

アル「それよりアルにオーダー(命令)を」


@:勇者「決まっている。破壊しろ!」
A:勇者「俺のサポートだ!」
B:@+ニャルに眼を借りる(魔力消費:大)
C:A+ニャルに眼を借りる(魔力消費:大)
D:@+勇者「腕の操作を任せていいか?ニャル」
E:A+勇者「腕の操作を任せていいか?ニャル」F:自由安価

>>635
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 15:19:11.59 ID:JgY0V7evo
いまだ魔王にすがるとか
636 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/28(木) 21:56:07.04 ID:p44oMYWXO
勇者「決まってる。破壊しろ」

アル「イエス、マイマスター」


アルが自分の背丈より巨大な斧を作り出し、跳躍する


勇者「ニャル、両腕の操作任せるぞ」

ニャル『うむ。その前に奴のことについて話すぞ』


次の瞬間、勇者の頭の中に情報が入ってくる

それは一瞬の出来事であり、時間はかからなかった


ニャル『あれはこの前のような落とし子ではない』

ニャル『邪神の"幼生"このまま育てばいずれ神になる存在だ』

ニャル『しかも海帝魚類の血が混ぜられている。どうやらこれを作った魔術師の目論見は成功したようだね』

ニャル『そんな大それた存在を作り出して世界の支配者にでもなるつもりったのかね。人間如きが制御できるわけもなかろうに』
637 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/28(木) 21:57:32.41 ID:p44oMYWXO


ボス戦:名も無き邪神の幼生

沢山の人間と海帝魚類の祝福を受けた人間、そして海帝魚類の稚魚を材料として作り上げられた"いずれ神になる者"


だがしかし、それはよく出来た失敗作に過ぎない

命を食らうだけ食らい、外宇宙に飛び立つことなく地に縛り付けられ腐るのだ
638 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/28(木) 22:33:56.20 ID:p44oMYWXO
アルが空中で跳び、巨大な斧を振り下ろす

その度に悲鳴のように空気が振動し、世界が揺れる


ニャル『宿主、こちらにも来るよ。君はバランスを取るために足をふんじばってくれ』

勇者「ああ、頼むぞ」


両の腕が鋼鉄の触手へと変わる

二本が四本に、四本が八本に。その先端は鋭い槍となる


もはや人のシルエットを失い、グインと勇者の体を引っ張りながら何も無いように見える空間で何かを叩き落とす仕草を見せる


ニャル『そら掴まえた!』

アル「でかしたのですニャルラト」


ニャル『あ』


グシャァッ


何も無いところから血が噴出した


アル「お手柄は頂いたのです。マスター、アルを褒めるのです」

@頭を撫でる
A勇者「本当に倒したのか?」
B勇者「ニャル、どんまい」
C自由安価

>>639
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:42:57.34 ID:ueZJu0WR0
4
勇者「アル、今何やった?」
640 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/28(木) 23:13:14.10 ID:p44oMYWXO
勇者「アル、今何やった?」

アル「ぶった切ったのです。幼生を」

勇者「それだけで息の根を止められるのか?」

アル「もちろんなのです。第一段階は」

勇者「は?」


ニャル『だろうな。そんな簡単に死ぬわけ無い』

勇者「じゃあ…」


@今すぐ逃げる
A勇者「ニャル!今取れる最善の手は!?」
B勇者「アル!第二段階って何がどうなるんだ!?」
C自由安価

>>641
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 23:19:30.76 ID:iMAnTG900
Cニャルの力を開放し、右腕で捕食を試みる
642 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/28(木) 23:24:15.81 ID:p44oMYWXO
コンマ30以下
>>643
643 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/29(金) 00:06:17.38 ID:FnIzteI1O
今日はここまで
やばいな、また書ける量が少なくなってきてる

明日も週の終わりだし疲れて書けないかも

安価↓
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 00:30:24.19 ID:Jn74JuPsO
645 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/29(金) 19:37:07.52 ID:wCjdruslO
ちょっとした個人的設定

全ての魔法・魔術は術式の構築によって成り立ち、その術式は様々な方法で構築される

・呪文は"知識"と"音"による術式
・単純に術式を地面や紙に書く
・魔道具は道具そのものに術式が組み込まれている
・永続的効果のある「呪い」は対象に術式を刷り込むことによって強制的に発動させる
・詠唱を使わない魔法は脳内で"知識"によってのみ術式を構築する(高等技術)


アルが宿っていた本は中に書かれている「文字列」を目にすることによって目から脳に術式が入り込んで強制的に発動される
そしてその術式とは精神だけを"道"に乗せてアルのいた外宇宙の宮殿に飛ばす魔術だった

ただし本を読んだものがそれを術式として理解し、脳内で構築し さらに発動するための魔力を持っていなければアルに会うことは出来ない
646 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/29(金) 19:51:42.18 ID:wCjdruslO
≪暗い宵闇、深き深海≫

≪深淵に寝そべる我が君よ≫

≪その揺り篭は、なべての命≫

≪子守唄は狂喜の悲鳴≫

≪死を恐るることなき其の命≫
647 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/29(金) 19:59:58.95 ID:wCjdruslO
勇者「ニャル、その邪神の幼生を食っていいぞ」

ニャル『それではいただきまぁす』


ガブゥ


勇者「アルはいらないのか?」

アル「ニャルラトが必要なのは封印を解くためなのです。アルはそういった事をする必要等無いのです」


ニャル『なあ宿主』

勇者「どうした?」

ニャル『これ…死体ではない。ただの抜け殻だ』

勇者「何!?」

ニャル『それでも魔力の足しにはなるがね』


食うことで覚醒した勇者の体の一部分(魔力消費無しでニャルの力を使うことが出来る部位)は

@右目
A左目
B第三の目
C左足
D右足

>>648
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 20:00:36.27 ID:aV3eXxwPo
649 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/29(金) 20:35:36.07 ID:wCjdruslO
≪星に謳い、光が瞬く≫

≪闇夜に浮かぶ星々よ≫

≪星座が結ぶ魔法陣≫

≪其の秘密は我のみぞ知る≫
650 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/29(金) 20:37:57.16 ID:wCjdruslO
勇者の額に真っ赤な縦切れの目が現れる

その効果は第1に「姿無き邪神」を視えるようになる

第二に

@魔力の流れを見ることが出来る
A強い魔力を持つ存在を見分けることが出来る
B"禁断の知識"を保有している者を見分けることが出来る

>>651
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/29(金) 20:39:29.75 ID:/w/DZ/QiO
1
652 :今日は飲酒日 ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/29(金) 20:53:32.59 ID:wCjdruslO
≪刻に捕らわれし我が魂≫

≪彼の者の蘇りし日にまた我は呼ばれん≫


「ああ、もうすぐだ。おいで。私の可愛い子…」



ダグ「な、てめえは!!」


「…ああ、お前のおかげか。感謝するよ」

「生贄に喜んでなるがいい」
653 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/29(金) 20:56:51.30 ID:wCjdruslO
ニャル『我の呼び名の一つに"燃える三眼"と呼ばれるものがある。その額の眼はそれよ』


@髪の毛に隠れるし常に発動する
Aとりあえず今発動する
B今は発動しない
C自由安価

>>654
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 21:04:06.65 ID:3de1e5ojO
1
655 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/30(土) 10:06:33.32 ID:rTHCnBPIO
勇者「常に発動しても大丈夫か?」

ニャル『問題無い。魔力も必要無く発動していられる』


勇者の額に縦に切れた赤い瞳が現れる

髪の毛に隠れているも燃え上がるような赤を湛えている瞳だ


それを発動すると魔力の流れが見えた。天井を突っ切って地上に流れていってる


勇者「こ、これって…」

ニャル『そうだ。あの幼生から出ていった魔力だ』

勇者「い、行くぞ!」
656 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/30(土) 10:14:31.31 ID:rTHCnBPIO
≪今、海より害凶は誕生を始む≫

≪雑草覆う黄金塔≫

≪太古の逸陸≫

≪極光狂舞し乱れ落ちたり≫


外に出るとダグが歌うかのように海に向かって唱っていた

その正面には魔力が渦巻いている


≪いあ!いあ!よぐ=そとと!≫


ダグ「おや、坊主とも。下の邪神は倒したのか?」

@勇者「あんた、ダグじゃないな」
A勇者「ダグをどこにやった」
B無言で攻撃を仕掛ける
C勇者「アル、殺せ」
D自由安価

>>657
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 10:37:22.94 ID:lIbpLlHc0
5
3 優先して喉笛を切り裂く
658 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/09/30(土) 20:58:20.88 ID:XYDpx+3IO
ダクの姿をしたそいつに切りかかる


ダグ?「っ!」


見事に喉笛を真一文字に引き裂く


ダグ?「勘が良いのかな。それとも私の演技が駄目だったのかどっちだろう」

勇者「既に人間じゃねえ、か」


喉がぱっくりと開いているにも関わらず喋り、その傷口からは黒い触手が伸びて勇者の腕を掴んでいる


ダグ?「ワンステージ上に進んだんだよ。人よりも上の存在にね」

@勇者「いや、お前は紛い物さ」
A勇者「狂った奴と話し合う気はない。アル!」
B勇者「そのくだらない企みはここまでだ。アル!」
C自由安価

>>659
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 21:11:35.83 ID:+swBjhFpO
3
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 00:51:58.24 ID:+gt5D+kA0
661 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/01(日) 01:51:00.23 ID:qNleliWwO
勇者「そのくだらない企みはここまでだ。アル!」

アル「イエス、マイマスター」

アルが小柄な体を勇者とそいつの間に潜り込ませ、勇者の腕を掴んでいる触手を切り落とす


「くだらない企み?はは、凡人には理解できぬことだ」

勇者「凡人?これを見てもそう言うか?」


両腕をニャルの腕に変えて見せる


「っ!それ、は…」

勇者「分かったか?お前は中途半端なだけなんだよ。くだらない中途半端な存在だ」

「っ、っっっぅ、ふざけるなあああぁぁぁぁ!」
662 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/01(日) 21:29:24.35 ID:gQU6e2UlO
ボス戦:魔術師ジョン・ウェイトリィ

邪神の副王と契約し、その子を作り、自らももはや"人"の概念を捨てた魔術師

普通の殺し方では殺せないだろう
663 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/01(日) 21:30:02.76 ID:gQU6e2UlO
ジョン「邪魔をするなぁ!」


空に巨大な術式が展開され、あまねく星々が火となって降り注ぐ


ジョン≪滅帝王(メテオ)≫


@防御魔法
Aニャルの腕で降り注ぐ火を払いながらジョン本人に攻撃する
Bニャルの"眼"を使って魔力の流れを見極めて避ける
C自由安価

>>664
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 21:30:44.69 ID:OPfVXYuko
665 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/01(日) 21:33:37.85 ID:gQU6e2UlO
コンマ70以下
>>666
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:06:26.82 ID:5EHfq9qco
667 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/01(日) 22:23:20.79 ID:gQU6e2UlO
コンマ値82

運命操作装置をエネルギー12消費して70にしますか?
>>668

現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:25

運命操作装置を使った場合、ゾロ目判定とクリティカル判定は利用できません
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:41:42.11 ID:5EHfq9qco
no
669 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/01(日) 23:11:36.78 ID:gQU6e2UlO
勇者「ニャル、頼んだぜ!」

ニャル『うむ!』


降り注ぐ炎の雨をニャルの触手で叩き落とす


ニャル『くっ、手数が足りなすぎる』

勇者「うぐっっ」

ニャル『す、すまぬ』

アル「マスター、アルは防御と攻撃どちらを行うです?」


@:勇者「すまん、防御頼む」
A:勇者「オーダーは変わらん!デストロイだ!」
B:自由安価

>>670

>>668がコンマ11なためエネルギーが1たまった
現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:26
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 23:39:42.90 ID:5EHfq9qco
3
敵の足元までの即席穴掘削
そして穴に潜って回避+奇襲に転じる
671 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/02(月) 00:04:07.91 ID:eZ1UZ+v/O
今日はここまで
672 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/02(月) 22:19:15.83 ID:hTiXrVa/O
ニャルの腕を使って地中に潜る

その間にもアルはジョンの目を引きながら隙あらば攻撃しようとする


勇者(!?)


地中に潜って初めて気づいた


勇者(何だ、これ)


膨大な魔力が方々から地中のある一点に集められている


@その中心点へ向かう
A今はそれを無視してジョンの足元へ
B自由安価

>>673
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 22:35:08.30 ID:OLiMAPw3O
1
674 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/03(火) 00:05:38.47 ID:W9Aws4YAO
すまん、今日はここまで

コンマ安価10以下とぞろ目
>>675
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 00:31:26.80 ID:HSenAn8bo
676 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/03(火) 22:48:43.69 ID:mEecAq1HO
中心点に向かう


勇者「!?っっ、あ…な、なん…だ…」


意識が引っ張られる

全身が内側から外側に向けて押し出され、血も内臓も骨も全てがひっくり返る


勇者「こ、れは…」


せめて、せめて最期にその存在を…見極めて…


コンマ50以下
>>677
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 23:10:01.24 ID:HSenAn8bo
678 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/03(火) 23:41:44.89 ID:v9YGtvw4O
最後に勇者の目に映ったもの、それは地中で胎児のようにうずくまる巨大な何かだった

間違いない。邪神の幼生…


勇者はそれに"食われ"た
679 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/03(火) 23:52:28.07 ID:v9YGtvw4O
―――――
―――

アル「っっ、そんな、マスター…?そんな、そんな…いやぁぁああああ!!!!」


ジョン「ふっ、ふははははは!!!!!ついに、ついに最後の生贄が捧げられたかぁ!しかも自ら飛び込んでぇ!!!ひははははは!」

魔王(ま、邪神が完成したらしたでこの雑魚も邪神も魔物化させるけどね)

魔王(あと勇者、掘り出さなきゃね)


BAD END
680 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/03(火) 23:59:44.08 ID:v9YGtvw4O
contine?

@>>663
A>>669
B>>672

>>681

※運命操作装置のエネルギーは消費した量・溜まった量共に戻ることはありません


今日はここまで
家に帰ってから眠すぎてすぐ寝てしまったためちっとも書けなくてすまん
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 00:01:28.92 ID:lfBFpcPPo
3
682 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/04(水) 00:05:12.04 ID:fy4cl2QsO
ニャルの腕を使って地中に潜る

その間にもアルはジョンの目を引きながら隙あらば攻撃しようとする


勇者(!?)


地中に潜って初めて気づいた


勇者(何だ、これ)


膨大な魔力が方々から地中のある一点に集められている


@今はそれを無視してジョンの足元へ
Aその一転に向かって魔法攻撃を仕掛ける
B自由安価

>>683

今度こそ寝る
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 00:22:34.97 ID:o7CAhhx30
つまり装置には今どんだけ溜まってるん?
2
684 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [sage]:2017/10/04(水) 00:25:32.13 ID:fy4cl2QsO
>>683
最後に変動があったのが>>668なので26(>>669参照)
685 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [sage]:2017/10/04(水) 21:24:06.63 ID:YdcKx6LVO
@ありったけの魔翌力を全て叩き込む
Aニャルへの供給分を残して@
B戦える分の魔翌力を残して上級攻撃魔法
C自由安価

>>686
686 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/04(水) 21:24:37.78 ID:YdcKx6LVO
age忘れ
安価↓
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 21:43:53.63 ID:UGo9N6AjO
1
688 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/04(水) 22:32:37.55 ID:YdcKx6LVO
勇者(調整の必要は無い)

勇者(方向だけは絶対に外さず)


勇者≪密なる極界より広大無辺の外界へ≫

勇者≪流れは混在し、一方から多方を超え、我が身を媒介として門とせよ≫

勇者≪なべての影を焼きつくし、闇さえをも消し去るは破滅の光≫


勇者「極大光魔法」

勇者≪極光一閃撃!!!≫
689 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/04(水) 23:53:07.54 ID:YdcKx6LVO
―――――
―――

〜深淵の森〜

戦士「くっ、モンスターが多すぎる!」ズバッ、ズバッ

勇者「多い…全部、殺して、いい?」

戦士「ああ、どうせここに人間は来ないんだ。俺たち以外全員殺していいぞ!」


勇者「分かった、よ」
690 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/04(水) 23:53:40.23 ID:YdcKx6LVO
やべ、またコピペするのミスった
691 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/04(水) 23:56:23.57 ID:YdcKx6LVO
「ギュァァァアアアアアア」


ジョン「なっ!?まだ不完全のはず、何故出てきた!!」


アル「精神的動揺。愚かなのです」


大きく動揺し、アルから視線を逸らしてしまったジョンに大きな斧が振り下ろされる


アル「細切れになるまで切り刻んでやるのです」
692 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/05(木) 00:02:29.70 ID:1nS43YeQO
今日はここまで
693 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/05(木) 21:01:09.56 ID:iAetlme7O
ジョン「くそっ、どけっ、あの子はまだ不完全なんだ!地中に戻さないと!」

アル「どっちにしろあれは失敗作なのです」ザクゥッ


ジョンの首を切り落とす


ジョン「邪魔をするな!せめて、せめてあの子の姿を見せてくれ!お願いだ!死んでも死にきれない!」


首を生やしながらそう懇願するジョン

再生のスピードに追い付いてないのか再生する度に首は歪になり、適当な粘土細工のようになっていく


@勇者「アル、再生出来なくなるまで殺し続けろ!」
A勇者「アル、そいつはいい!まだ不完全の内にこいつ(邪神の幼生)を殺すぞ!」
B自由安価

>>694
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:09:35.57 ID:eZjjhlH2O
2
695 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/05(木) 22:58:48.98 ID:8elnE3m2O
勇者「アル、そいつはいい!まだ不完全の内にこいつを殺すぞ!」

アル「イエス、マスター」


アル「…ぺっ」

ジョン「」ビチャ


アル「今行くですマスター」
696 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/06(金) 00:26:38.19 ID:LxQhDu4SO
また寝落ちしてた
すまん、今日はここまで
697 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/06(金) 18:48:21.64 ID:hlmuhAMzO
ジョン(こうなったら…こうなったら…)

―――――

勇者「…なんて、ことだ…」


幼生が形を成してゆ光り輝くエネルギー体が魚を形作ろうとする

だが、その途中で形は崩れた

歪で醜い、ぶくぶくに腫れあがった体は最初に目指した魚の形ではない

もはや形容しがたい怪物となり、全身から長い針が飛び出し、ザワザワと蠢いている

蕩けた目は全身に不均一に生え、そのどれもがギョロギョロとグルグルと回っている


全身は透けているが透明ではなく、まるで濁った川のような色だ

その下には赤黒い血管がドロドロと血液を運び、毒々しい紫色の内臓がドクンドクンと脈動している


ダグはこれを見ずにいられたのだろうか。見ずに死ねたのだろうか
その方が幸せかもしれない。そう思うほどおぞましい存在


それは間違い無い。間違いようもない。だが、決して認めたくない

"彼女"オーロラジュエルフィッシュの面影が残っているのだ


ジョン「素晴らしい…素晴らしいよ、わが娘。マリー」
698 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/06(金) 19:17:36.71 ID:hlmuhAMzO
ジョン「君の姿を見られたんだ。もう思い残すことはない。最後の生贄は、私がなろう」


勇者「なっ!?」


あの罪の塊を破壊しようとした時、後ろのジョンの魔力が形を変えた


勇者「アル!」

アル「イエス、マスター」


そうだ、おかしいと思うべきだった

"何故俺たちが対敵した時詠唱を止めたのか"

もう詠唱する必要なんか無かったんだ。既に、最初から、あいつは仕込んでいたんだ


見ると服を全て脱いだジョンの体には全身に魔法陣が描かれたいた


ジョン「もう遅いわ!マリー、私が親として最期の役目を果たすからな!ヒィハハハハハ!!!」


コンマ30以下

>>699


今日は酒が入ってる
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 19:36:02.04 ID:akA3MI0I0
南無
700 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/06(金) 20:06:57.08 ID:hlmuhAMzO
ザクゥッ

ジョン「なっ!?!?!」


アル「マスターの命令は絶対なのです」


あるが魔力の流れを分断し、ほぼ同時に手投げ斧を心臓に投げつける


ジョン「ぐっはっ…」


自分の作った邪神に全魔力を注ごうとでもしたのかジョンは回復することなく死に、ダグの死体だけが残った



術士は死んだ

あとはこの可哀想な邪神を葬るだけだ
701 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 12:10:41.71 ID:c9buL+QOO
漁村編ラスボス
穢された宝石、邪神「マリー」

海帝魚オーロラジュエルフィッシュの児をベースに作り上げられた邪神の幼生

失敗作でもあり、生け贄が足らず、未成熟でもある

それでも残りあと一人で"完成した失敗作"となる

ジョン・ウェイトリィの悲願はあと一歩

しかしてその一歩を進んでも何もない。結果の無い"願"だけの存在なのだ
702 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 14:21:13.48 ID:ldlp7UJnO
@先行攻撃に出る(攻撃の方法を安価で指定してもいい)
Aどう動くか様子見
B自由安価

>>703
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 14:29:15.05 ID:zSJ+4y9Lo
1
ニャルの力で両腕をドリルとチェーンソーに変化
残っているアルの力と自身の魔翌力のありったけを注いで撃滅
704 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 14:54:05.10 ID:ldlp7UJnO
コンマ80以下

>>705
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 14:55:42.58 ID:ROioa22v0
706 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 15:22:25.22 ID:ldlp7UJnO
マリーの澱んだ半透明な体の中で魔術の術式が練り上げられていく


アル「吹き飛べなのです!!!!」キュィィィイインンン


アルの右腕が機械式の砲台へと変化し、音を立てて光が集中する

今勇者には魔法として編めるほどの魔力は持ち合わせてない


なら大きな一撃が見込めるのは


勇者「ぶちかませ!」

アル「イエス」


チュドォォオオオオオオオンンンン


光が空気さえも切り裂き、全てを貫通せんという威力を持ってマリーの巨体にぶち当たる


マリー「ギュィィィっっ!!!」


マリーに直撃し、悲鳴を上げる

@:その隙ついて両腕のドリルとチェーンソー、アルの斧で物理攻撃
A:もう一度アルの魔力レーザー砲を
B:自由安価

>>707
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 15:33:40.94 ID:zSJ+4y9Lo
1
708 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 16:32:26.47 ID:ej9SOqIsO
勇者「行くぞ、ニャル」

ニャル「うむっ」


右腕をドリルアーム、左腕をチェーンソーに変化させて飛び掛る

同時にアルも跳躍する


マリー「ギュィィィイイイ」


ニャル『精神を削る怪音波のような鳴き声』

ニャル『しかし我の加護がある宿主には効かぬよ』


勇者「おらぁっ!」

アル「なのですっ!」


コンマ50以下

>>709
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 18:08:31.67 ID:A6bI/yYq0
ほい
710 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 18:47:06.39 ID:rs+8rlCLO
運命操作装置をエネルギー17使って50にする?

>>711

現在溜まっているエネルギー:26
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 19:22:07.00 ID:E8C6Plm7O
使う
712 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 20:18:32.69 ID:rs+8rlCLO
運命操作装置、残りエネルギー:9
713 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 20:31:22.78 ID:rs+8rlCLO
マリーの体中の棘が伸び、勇者とアルを串刺しにしようとする

しかしアルがその棘を斧で弾く


マリー「ギュィィッ!!!」


棘を弾いて体の表面からドリル、チェーンソー、アルの巨大な斧で切りかかった


マリー「キィィイイイ!!!!」


鋭い悲鳴を上げるマリー、傷口から血が噴出す

しかし、噴出した血が空中に術式を描き出す

@そのままマリーに攻撃を続ける
A一旦退く
B自由安価

>>714
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 20:40:35.58 ID:ROioa22vo
アルに術式を壊させて、勇者がマリーに攻撃
715 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 21:04:13.42 ID:rs+8rlCLO
勇者「アル!術式を壊せ!」

アル「イエス、マイマスター」


アルが空中に飛ぶ

黒に近い紫色のこうもりのような翼を出し、羽ばたいた

それはゴシックロリータの服にはとてもよく似合う翼だ


アル「っ!」


術式の周りに更に小さな術式が現れ、アルに向かって鋭い水流の槍を突き出す


アル「こんなのでアルを殺れると思わないことです!」


斧で薙ぎ払うこともせず、中心を突っ切る
716 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/08(日) 22:24:32.33 ID:rs+8rlCLO
ギュィィィィィインン


ドリルとチェーンソーが体を削る


マリー「キュィィッ!!!!」


噴出した血が槍となって勇者に降り注ぐ


勇者「ちっ!」

一旦攻撃をやめて槍を弾く


その一瞬にマリーは転がるように逃げる


勇者「逃がすか!」

マリー「ギュイ!」


ザッバァァァン


勇者「なっ!」


巨大な津波が勇者に向かってくる
717 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 13:04:44.36 ID:JGhBpn0tO
アル「マスター、今行くです!」


巨大な斧を空中の魔法陣に投げ、他の小さな魔法陣は無視して地上に戻る


津波が形を変え、巨大な怪物となって勇者に襲い掛かる


アル「っ!?」


砕けた魔法陣を描いていた血が全て槍となって飛んでくる


アル「くっ、邪魔をするななのです!!」ガキンッキンキン
718 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 15:56:42.36 ID:JGhBpn0tO
勇者「くっ、化け物が二体か!」


津波の怪物と邪神マリー

マリーの体の棘が触手のように伸び、勇者を襲い、津波の怪物も覆い被さるように襲いかかる


@両手から炎魔法を出してマリーと津波の怪物を焼く
A勇者「アル!早くしてくれ」
B雷魔法をこの場全体に落とす
C自由安価

>>719
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 16:00:26.30 ID:YxaQOo3FO
MP足りるなら1で牽制して距離を取ってから3
無理なら安価下
720 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 17:40:19.94 ID:JGhBpn0tO
勇者(MPは回復した。完全な攻撃ならまだしも一瞬だけ、牽制だけならやれる)

勇者≪初級火炎砲魔法!≫


シュィィン、ボァァアアアアアア!!!!


ニャルの力を借りて魔力を底上げする

津波怪物の腹に穴が開き、そこから全体が蒸発する


マリー「ギュィィ!?」


マリーがダメージは無いまでも驚いた様子で動きを止める


勇者「ニャル、頼む」

ニャル『我の魔力を全て使い切ることになる。良いか?』

>>721
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 18:19:52.05 ID:mMh5rPlco
OK
722 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 20:32:53.92 ID:XOAd7KQsO
勇者「OK」ズドン


巨大な雷が音を立てて降り注ぐ

まるで物理的に大きなものが振ってきたかのような、大きく響く重い音が辺りに撒き散らされる


アル「避雷針も追加なのです」

大きな斧をマリーの体に投げて突き刺す


雷が斧を避雷針としてマリーの体を貫く


「ギュッィィィィィィイイイイイ!!!!!」


コンマ90以下
>>723

運命操作装置使用不可
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 20:49:35.30 ID:SUFvqbJG0
だがしかし
724 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 21:42:41.47 ID:XOAd7KQsO
「ギュィィィイイインンンンン!!!!」


激しい叫びを上げたあと黒焦げた体で勇者に飛び掛る


アル「これは手向けです。憐れな成り損ないへの」


子供の落書きのような歪んだ五芒星が出現し、その真ん中に黒目が燃えあがっている目のような文様が現れる

マリーの体はその単純のようで禍々しい陣に捕らわれて固まった



アル「旧き世界に還してあげますです」


アル「憐れな迷い子」



その小さな幼女は母親のような慈悲深い表情で、慈悲深い声が紡がれる

暖かい光が包み込み、静かに命を絶った
725 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 21:54:30.67 ID:XOAd7KQsO
勇者「まさか、今の最初から使えたんじゃ…」

アル「そんなわけないのです。自分の使い魔のことを疑うなんてダメなマスターなのです。軽蔑するのです」

勇者「え、っちょ」

アル「そんなことよりとっととあれ食わないでいいのですか?」

勇者「そうだった。ニャル、出てこれるか?」

ニャル『一瞬だけ』


勇者の腕を単純なホースに変化させ、吸い込んだ


勇者「すげ…」


溢れるほどの魔力が体を満たしていく

とてつもなくおぞましい量の魔力、それはまさに神話級の魔力だ

無論、言われるまでもなくニャルが入っていなかったら要領オーバーで俺は魔王クラスの変異体になっていただろう


褒美は
@両足の覚醒
A魔法一発一発の威力アップ
B超回復能力会得
C内臓の覚醒
D首から上丸々覚醒

>>726
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 22:23:50.07 ID:V68BBf7I0
3
727 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 22:38:06.97 ID:XOAd7KQsO
▽超回復能力を会得した

▽勇者の人間離れが加速した


勇者「よくやったな、アル」ナデナデ

アル「えへへ、なのです」ニコニコ

魔王「ねえ勇者、君まさかその幼女連れて行く気じゃないよね?」

勇者「いや、連れて行くけど」

アル「マスター、マスター、戦闘に参加すらしなかった観葉植物が何か言っているです」

魔王「誰が観葉植物だ!」

アル「まあオマエの言いたいことは分かるです。でも問題は無いのです。アルはマスターと恋愛関係にはならないです」

魔王「そ、そう?」


勇者(俺も魔王と恋愛関係になる気は更々無いんだが)


アル「でも、アルは恋愛よりも深く強く、複雑な絆をマスターと結んでいるのです。これはもう恋人でも家族でも無く一身同体です」

魔王「っっっっっ!!!!」


言葉にならない声で威嚇するように怒る魔王


@勇者「だよなー、アル」ナデナデ
A勇者「うるせー役立たず」
B勇者「どうでもいいからついてくるかついてこないか、それだけだ」
C勇者「自由安価」

>>728
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 23:10:23.90 ID:mMh5rPlco
4 観葉植物呼ばわりされたくなかったら、今後はお前も少しは手伝え
729 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/09(月) 23:46:36.28 ID:XOAd7KQsO
勇者「観葉植物呼ばわりされたくなかったら、今後はお前も少しは手伝え」

魔王「ふーははは、この魔王様を使おうなどと思っても無駄よ無駄。私は誰の下にもつかず、手伝いもしないのだ!」ドヤァ


勇者「だってさ?」

アル「観葉植物なのです。少々口やかましいのですが気にしなければうるさくも聞こえないのです。見た目だけは可愛いので観葉植物がふさわしいのです」


魔王「え、ちょ、ちょっと?」


勇者「だな。観葉植物だ。でも見た目が可愛いってのは言い過ぎじゃないか?お前の方がかわいいぞ」

アル「アルはちゃんと事実を言うのです。アレが可愛いのは認めるです。少々オツムが残念なのと、マスターが言う通りアルのほうが可愛いのも事実です」

魔王「誰がオツムが残念だ!私は魔王だ!魔王よ、魔王」

アル「それは元の世界での話しなのです。今はとてつもなく強いだけの村娘なのです。アルとニャルの次に強いだけなのです」

勇者「あれ、俺魔王以下なの?前の世界で倒したはずだけど…」

アル「あとで慰めてあげるですマスター」

魔王「君ら二人が化け物過ぎるだけだ!」

アル「オマエがそういう風に世界を書き換えたのです。自業自得なのです」

魔王「バランス調整しただけなのに…どうしてこうなった…」ギギギ

勇者「インフレをバランス調整とは言わん」


アル「ところでマスター、すぐ出発するです?」

@:その前に魔術書を全て焼き捨てていく(アルの本含む)
A:@ただしアルの本だけはとっておく
B:すぐ出発
C:行動かセリフで自由安価

>>730
730 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/10(火) 00:10:20.43 ID:ea2SAv9pO
今日はここまで
安価↓
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 00:53:15.46 ID:7iM2CqoBO
2+軽くダグの遺品整理
732 : ◆z5rHt/.r1Ne6 [saga]:2017/10/10(火) 20:50:13.31 ID:0SLtee22O
勇者「魔術書は全て焼いていくか」

アル「マスター…?」


アルが心配そうに覗いてくる


勇者「大丈夫だ。お前の本はちゃんと取ってあるよ」

アル「それなら良いのです」ホッ


勇者「じゃ」


ボァァアアアアアア



呪文詠唱も無しに火をイメージして手を振ると火の海が広がった


勇者「…やば」

アル「素晴らしいのです。ゾクゾクするのです」

魔王「ふふ、私のパートナーとして申し分ない強さになったじゃないか」

ニャル『宿主、いいパワーアップだろう?』

アル「おい観葉植物、マスターは決してオマエのパートナーなんかじゃないのです」

魔王「だからその観葉植物と呼ぶのをやめろ!」

勇者「これ、下手したら大惨事になるな…」


しかしそのとき一冊の本が抜かれ、持ち去られていったことに気づいたものは誰一人いなかった
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