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[安価]勇者「ダークファンタジー」魔王「まともなことのなんとつまらないことか」
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54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 21:43:44.70 ID:506TsoiMO
勇者「興味ねえな」
魔王「ふふ、勇者としての第一歩がこれか。いい出だしじゃないか」クスクス
勇者「…行くぞ」
魔王「はぁい」
@その前に王城の宝物庫に武器を探しに行く
A王城を出る
>>55
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 21:45:20.27 ID:rwpWm9Lmo
1
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 21:53:35.83 ID:506TsoiMO
勇者「おっと、その前に宝物庫を覗いていくか」
魔王「クスクス、国を滅ぼすだけじゃ飽き足らず泥棒とはね」
勇者「本来なら王様から金と武器を授かって旅立つはずだったんだ、貰ってったって本来通りってだけだ」
魔王「流石だねえ?ゆ・う・し・ゃ?」
勇者「ふんっ」
コンマ安価40以下
>>57
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 22:16:59.93 ID:rwpWm9Lmo
そいあ
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 22:25:47.61 ID:506TsoiMO
勇者「あ」
魔王「お?」
既に宝物庫には先客がいた
「こ、これは俺の宝だ!誰にもわた、渡すもんか!!!」
勇者「いや、俺は武器だけが目当てだ。金目のものは興味無いから」
「渡さない!渡さないぞ!!!」
「くす」と魔王が笑う
財宝の山にしがみ付く男は常軌を逸したように「渡さない」「俺の物だ」を繰り返し、歯を向いて威嚇をしている
@説得
A面倒だから気絶させよう
B自由安価
>>59
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 22:27:33.83 ID:rwpWm9Lmo
連取駄目かな?
大丈夫なら2で
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 22:41:49.52 ID:eCBmdA9a0
駄目なら2で
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 23:15:00.56 ID:506TsoiMO
勇者「悪いが眠ってもらうぜ」
と拳を固めて殴りかかる
が、そいつは無理な体制で上半身だけを逸らして避ける
ボキボキボキと骨のあげる悲鳴が聞こえた
「俺の宝は、渡さない」
ギリギリ避けるが勇者の小指が簡単に吹っ飛んだ
その手には禍々しい装飾の小刀が
勇者「魅入られたな。なんつーもんを宝物庫に仕舞ってやがる」
「ヒヒ、イヒヒヒヒ」
血を吸い取った小刀が肥大し、男の瞳から理的な光が消える
魔王「ふふ、まるで宝の番人だね」
勇者「ああもうめんどくせえ」
男が小刀を勇者に突き刺そうとしてくる
それを軽く避けると蹴りが飛んでくる
勇者「っだぁ!」
その足を掴んでバランスを崩させ、そのまま押し倒して頭を黄金の山に思いっきり叩きつけた
勇者「…気絶したか」
@トドメを指す
Aとりあえず小刀を男から離しておけば安全だろう
Bその小刀を持っていく
C武器を探そう
D自由安価
>>62
連取りは2連続までOKということで
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 23:19:06.87 ID:M9FsCeLKO
5
小刀を焼却後、4
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/02(水) 23:25:51.48 ID:506TsoiMO
その小刀を焼却しよう
そう思って小刀を取ろうとすると全く指が小刀から離れない
見るとその男の手が小刀の柄に癒着していた
魔王「トドメを指すしかないんじゃない?」
@トドメを指す
Aそいつの手を切り落として傷口を焼き塞ぐ
B武器を探そう
C自由安価
>>64
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 23:58:27.39 ID:ixbSk4lvO
C解呪系の魔法があるなら試す ないならA
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 00:10:17.89 ID:fl0zoh/RO
ありきたりな呪いなら解呪できるがこういう武器は作者のオリジナル呪術が込められていることが多い
果たして俺の解呪魔法が効くかどうか
コンマ安価30以下
>>66
今日はここまで
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/03(木) 00:12:13.08 ID:C/0//1IVo
はいな
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/03(木) 00:15:17.65 ID:JA/LRIBjO
無事解呪できてよかった
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 21:13:25.41 ID:C20xntbhO
勇者「よし、解呪魔法が効いたな」
魔王「何だ、殺さないのか」
勇者「そんな短絡的な思考してねえよ」
そう言いながら小刀を焼却する。耳を劈く悲鳴が聞こえた気がした
勇者「さて、武器を探すか」
@これと同じようなものが無いかどうか念のため呪い探知魔法を使う
A武器探し
>>69
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/03(木) 21:14:19.76 ID:NTNpjv4Uo
1
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 21:46:28.39 ID:C20xntbhO
〜どっちゃり〜
勇者「呪われた品多すぎだろ。何だこの城」
魔王「勇者、勇者、すごいよこれ呪われた拷問器具に処刑器具まで色々あるよ。いいないいな、これら全部魔物化させて暴れさせたいなぁ」
勇者「やめろ」
勇者「いっそのことこれら全部に解呪魔法を…いや、流石に魔力が尽きるな。やめとくか」
見つけた武器は
@呪われた道具の中から勇者を呼ぶ声がした
A魔力を吸い取らせることで威力を上げる魔剣
B単純に攻撃力の高い剣
>>71
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/03(木) 21:49:44.16 ID:nDO5PW0UO
1
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 22:51:13.25 ID:C20xntbhO
自分を呼ぶ声がした気がする
それは呪われた道具の中の一つ、小さな箱だった
勇者「…これ、何て書いてあるんだ?」
その箱の側面には謎の文字がビッシリと書き込まれており、箱全体から禍々しい気配が漂っている
その意味は分からない。だが強く、強く引きつけられる何かがある
勇者「…」ゴク
生唾を飲み込み、声に導かれるまま蓋を開ける
箱を開くと蓋と底部、そして側部から7つの支柱によって支えられた黒い宝石が姿を現す
宝石は不均一な多面体であり、脈打つように赤く細い線がいくつも蠢いている
やがて意識はその宝石に捕らわれ、目は釘付けになり、周りの景色が歪み、遠のいていく
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 23:03:11.55 ID:C20xntbhO
空も地上も上下も左右もない暗黒の空間
この世のどことも知れない渺茫たる黒き砂漠
永劫の闇に浮かぶ巨大な神殿
勇者の意識は様々は空間を飛んでいた
あるいは無限に近しい果てなき時を
あるいは瞬きするような一瞬の間を
意識が摩耗し擦り切れて無くなるその限界の果てに、ようやく終わりなき旅は終わりを迎えた
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/03(木) 23:12:14.25 ID:C20xntbhO
原初の混沌が吹き荒ぶ古の間
その最奥にその存在は居た
錆びついた鎖で雁字搦めに封じ込まれ、ただただおぞましい気配を垂れ流している
矮小な人のみでは把握することさえ叶わぬ巨体、地獄の底から響くかのような低く唸る声、そして体についた無数の目がギョロギョロと蠢いている
雁字搦めにしている鎖の間からヌメついた気色の悪い触手を一本勇者に伸ばす
それは助けを求める憐れな童の腕にも、勇者を捕食せんとする凶暴な魔物の腕にも、契約を迫る姑息な悪魔の手にも見えた
俺はそれを
@受け入れた
A拒絶した
>>75
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/03(木) 23:17:54.11 ID:twseB4zl0
関係ないけどまともじゃなくて面白くなかったら草も生えないよね
1
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 21:57:32.73 ID:ARzVIOwNO
触手は勇者に巻きつけ、程よい締め付けで全身に絡みつく
その先が愛おしそうに勇者の頬を撫でる
―永劫の闇、終わりなき幽閉―
―我は無限の果てから消ゆることのない束縛の中に存在する―
―我が声を聴きし者よ。その身に我を刻み、我が身にそを刻め―
―そを以て我は物質世界に顕現せり―
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 22:19:55.53 ID:ARzVIOwNO
―――――
―――
―
勇者「っっっ!」
勇者「はー、はー…」
物質世界に意識を戻したとき、全力疾走した後のように息切れをし、全身が鉛のように重かった
魔王「勇者、君すごいことになっているよ」
勇者「え?」
魔王が魔法で鏡を作り出す。そこに映っていた勇者の全身には刺青のように謎の模様がくまなく描かれていた
その模様は小さな虫の群体のように蠢きまわり、やがて右手に収束して手の甲に小さな幾何学模様を濃く残した
勇者「あいつが刻まれた…ってことか」
魔王「ふふ、いったい何が刻まれたんだろうね?」
@:武器探し続行
A:ついでに金目の物も持ってくか
B:これ以上は望むまい
>>78
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/06(日) 22:21:43.36 ID:jbKWtwOGo
3
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 22:35:21.07 ID:ARzVIOwNO
勇者「さて、行くか」
魔王「うん、世界を滅ぼす旅にね」
勇者「世界を救う旅だからな?」
魔王「ふふ、そうだった」
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 23:03:49.71 ID:ARzVIOwNO
変異体≪ヴァリアント≫
人間が内包している魔力が暴走してしまった姿
大抵の場合は人間としての意識を無くしてしまい、ただの怪物になり果てる
厳密には魔物ではないがたまに討伐対象となる
集合変異体
変異体が他の生物と取り込んだ姿、普通の生物の魔力をも暴走させて変異体として融合する
そのため際限なく大きく強くなっていく
封印されしトラペゾヘドロン
全体に封印の呪術が施された箱、その中には7つの支柱によって支えられた黒い宝石が入っている
宝石は不均一な多面体であり、脈打つように赤く細い線がいくつも蠢いている
本来はある存在を物質世界に呼び出すための媒体であるが今は幽閉され、逆に会いに行くための道具となっている
しかしその存在と対面したものは精神を焼き尽くされ、狂人にすらなれない廃人と化してしまうため超常的な精神を必要とするだろう
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/06(日) 23:23:27.62 ID:ARzVIOwNO
@一旦出身地のスラムに戻る
A国を出て草原を旅する
B自由安価
>>82
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/07(月) 00:18:28.46 ID:EGbQnSIDO
今日はここまで
安価↓
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/07(月) 12:04:00.96 ID:y8Skll1H0
2
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/16(水) 21:29:53.23 ID:hS8nCdkyO
〜名も無き草原〜
暗い空に泥のような汚らしい雲が蠢き、風も無いのに轟々と音が耳を劈き、草が獲物を求めて揺れ動く
勇者「何も無いな」
魔王「そうでもないよ?」
勇者「…ああ、これには気づいているがな」
草が牙を向いてガジガジと鎧の足を齧っていた
鎧に傷をつける程度の力すらない弱い害獣だ
@全て燃やし尽くす
A無視する
B自由安価
>>85
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/16(水) 21:43:30.40 ID:oqT19nlpO
ほっといたらなんか弱い奴が死ぬんやろ
でも2
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/16(水) 22:07:18.74 ID:hS8nCdkyO
勇者「まあ無視でいいだろ」
魔王「へえ、本当にいいのかな?」
勇者「何の装備も無しに草原に出てくるような奴がいるかよ」
魔王「さてさてどうだろうね?」
魔王が近くに転がっていた人間の頭蓋骨を拾って勇者に見せ付ける
勇者「投げ捨てろ」
魔王「はいはい」
投げ捨てず粉々にする魔王
@手に入れた力を試運転がてら魔物戦
A魔物に襲われている人間が
B町に辿り着く
C夜になる
>>87
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/16(水) 22:08:06.81 ID:E3EJH9mi0
4
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/17(木) 21:54:47.79 ID:K3lMR9yGO
勇者「夜になっちまったな…」
魔王「クスクス…そうだね」
この世界に夜に町を囲む壁の外に出ようとする者はいない
上空は嵐が吹き荒び、どんなに分厚い雲でも覆い隠せない不気味な下弦の月が妖しく輝く
どこからとも無く地獄の底から響くような低く唸る怪物の声が轟く
魔王「どうする?」
@テントを張る
A尚も進む
>>89
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/17(木) 21:58:18.64 ID:5F2lxbGAO
1
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/17(木) 22:59:36.26 ID:K3lMR9yGO
魔法でテントを張った
中は魔法で宿屋の一室のようになっている
魔王「寝床はダブルベットにしないかい?」ニヤニヤ
勇者「何を言ってんだお前は」
魔王「なあに、男女の二人旅だよ?ちょっとぐらい親睦を深めたっていいじゃないか」ニヤニヤ
勇者の脳裏に前の世界での記憶が蘇る
勇者の目の前で仲間の四肢を引きちぎり、内臓を引き出して高らかに嗤う魔王の姿
魔王「私といっしょに寝るのは嫌かい?」
@勇者「ふざけんな」
A勇者「…まあ、いいだろ」
B勇者「自由安価」
>>91
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/17(木) 23:00:15.94 ID:GsKryws/O
3
普通にきもちわるい
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/17(木) 23:11:46.85 ID:K3lMR9yGO
勇者「普通にきもちわるい」
魔王「」
ニヤニヤとしていた魔王が一気に笑顔を無くし、目を見開いて唖然とした
魔王「そ、そんなマジトーンで気持ち悪いって…そんな…あ…あの…」
@いい気味だ。さて寝よう(ダブルベッドは無し)
A勇者「当たり前だろ。前の世界であんなことされて良い感情持てるか化け物め」
B勇者「じょ、冗談だよ」
C自由安価
>>93
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/17(木) 23:18:15.30 ID:Hcu7iIpL0
4
「冗談冗談(棒)」さて寝よう(ダブルベッドはなし)
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 00:09:48.37 ID:IyMUu3TUO
勇者「冗談冗談(棒)」
魔王「え?冗談?いや棒読みすg―
勇者「さて寝るか」
ベッドを二つ作り出す
魔王「だ、ダブルベッドは…?」
勇者「あるわけ無いだろ」
魔王「えぇ…」
不満げな声を出す魔王を無視してベッドに入る
もちろん潜り込んでこないように二人寝られない狭さのベッドにした
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 00:14:09.70 ID:IyMUu3TUO
肉食み草
世界中どこにでも生息している小さな害獣
"草"とあるが小動物。草にそっくりで住んでいる土地によって様々な形態が存在する
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 00:20:04.55 ID:IyMUu3TUO
@真夜中
A朝
>>97
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/18(金) 00:39:44.78 ID:IyMUu3TUO
今日はここまで
安価下
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/18(金) 02:43:46.67 ID:TRVVKXTeo
@
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 12:19:32.37 ID:XU0AE6cYO
真夜中
勇者「ん?」
外から明らかに人間の悲鳴が聞こえた
魔王はグッスリ寝ている
@テントの外に出てみる
A寝る
>>100
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 12:35:24.88 ID:9CPiLOSfO
2
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 13:12:06.52 ID:vxsg6dcVO
面白そう(´・ω・`)
安価下
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 15:48:16.13 ID:XJ/uVDKIO
こんな時間に外を出歩いているやつだ。どうせ助けてもロクな奴じゃないだろう
眠いし寝よう
―――――
―――
―
〜次の日〜
勇者「…魔王、何してるんだ」
魔王「…さ、さあ何のことかな?」
勇者「俺の顔を覗き込んで何しているんだって聞いているんだ」
魔王「君の寝顔を見ていて何が悪い!」
勇者「…何かいたずらしてないだろうな」
魔王「元魔王がそんなチンケなことするわけないだろう」
勇者「性格」
魔王「さてなんのことだか」
@旅立つ
A勇者「だが寝ている間に見つめられてたら気分が悪い」
B自由安価
>>103
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 15:50:04.66 ID:O9E8hUylo
2
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 16:35:07.41 ID:XJ/uVDKIO
勇者「だが寝ている間に見つめられてたら気分が悪い」
魔王「酷いなあ君は、私はドMの気は無いよ?」
勇者「ドMの気があったら罵ったりしねえよ」
魔王「むぅ…」
勇者「さて行くぞ」
魔王「はぁい」
テントを畳んで魔法の道具袋にしまい込む
どんな大きなものも入れられて重さも感じない便利な袋だ
※決して生き物を入れないでください
勇者「あれ?」
魔王「キャラバン…の馬車群だね」
立てに並んだいくつもの馬車が打ち捨てられている。それを率いていたはずの馬は骨を残して全て消えている
勇者(昨日の悲鳴はこいつらか…あんな時間にテントも張らず外にいたとは憐れな)
魔王「どうする?」
@使えるものがあるかどうか漁る
Aどうもしない
>>105
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 16:40:04.10 ID:xJBPjaNg0
1
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 16:49:46.66 ID:XJ/uVDKIO
勇者「使えるものあるかな」
コンマ30以下(ぞろ目と09以下でクリティカル)
>>107
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 16:52:56.14 ID:rg1hCo68o
や
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 17:00:31.99 ID:XJ/uVDKIO
勇者「んー、ほとんど残ってないな」
魔王「野生動物に持ってかれたり食われたりしたんだろうね」
勇者「お、これは」
@食料
A便利な道具
B武器
>>109
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 17:04:10.25 ID:O9E8hUylo
2
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 18:53:48.11 ID:nzMeyxPvO
勇者「お、これは」
魔王「何だい?これは」
勇者「素材探知機だな」
素材探知機
使うと近くにある素材を発見でき、その剥ぎ取り方も知ることが出来る
生物(鱗や骨など)から自然物(植物や鉱物まで)何でも探知できる
※安価で指定して使用する。選択肢に無くても自由安価でなくても使用できる
魔王「へぇ、使えるの?」
勇者「武器の強化も売る目的でもな」
@魔王に向けて使ってみる
Aもうここには用は無いな
B自由安価
>>111
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 19:20:29.73 ID:e+ggJMU90
1
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 19:45:41.18 ID:C3jrcp9kO
魔王に向けて使ってみる
ピピ
『天女シルク、アークノヴァの毛皮、深海鰐の皮』
勇者「お前何超高級素材で服作ってんだこの野郎!」
魔王「こ、これは創造神特権だ!私はこの世界の創造神だぞ!」
勇者「なにが創造神だ!世界を作り替えた大悪魔だろ!」
魔王「誰が悪魔だ!私は元とはいえ魔王だぞ!悪魔なんかより数百億倍偉くてすごいんだぞ!」
金に困ったらこいつの身ぐるみを剥ごう。そう決めた勇者であった
「誰か…誰か、助けて…」
勇者「ん?」
魔王「聞こえたね」
勇者「…一応見ておくか」
三つ前の馬車を覗くと長い髪の女性が魔物の死体の山の下から顔を出して助けを請うていた
その顔は醜く血で濡れていた
@勇者「見返りは?」
A助ける
B見捨てる
C勇者「何か身分を証明するものもってないか?」
D自由安価
>>113
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 19:48:05.18 ID:ukkdsRs2o
2
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 19:49:42.12 ID:/ISXIWNrO
剥ぎ取り方は?
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/19(土) 21:48:18.90 ID:C3jrcp9kO
勇者「よし魔王、この死体の山をどかしてくれ」
魔王「私のようなか弱い少女に何を要求してるの?」
勇者「嘘つけ怪物。どうせ見た目だけでスペックは元のままのクセに。やろうと思えば魔物姿にもなれんだろ」
魔王「さあ、何のことだろうね」
@勇者「やらなきゃ今夜は別々のテントで寝てもらうぞ」
A勇者が攻撃魔法で吹き飛ばす
B自由安価
>>116
>>114
服なので脱がすだけ
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/19(土) 22:04:59.01 ID:/rekDfd1o
Bやってくれたら、お前が望む事を一つだけ叶えてもいい
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 01:49:40.23 ID:x3+I/8SSO
勇者「やってくれたら、お前が望む事を一つだけ叶えてもいい」
魔王「ホント!?」
勇者「もちろんだ」
魔王「なーら、てーい☆」
女性の上に乗っかっている死体の山が空に浮き、馬車の屋根を突き破って空高く飛んで爆発四散する
女性「」ポカーン
女性「…あ、あなた…たちは」
魔王「魔王だ!」
@勇者「を自称しているアークウィザードだ」
A勇者「"元"な」
B勇者「と、勇者だ」
C勇者「自由安価」
>>118
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/20(日) 01:54:38.23 ID:b4g9nqeGO
2
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 02:28:22.77 ID:x3+I/8SSO
勇者「"元"な」
魔王「うむ、元魔王だ。今はこいつの奴隷にされている」
勇者「そうか、じゃぁ奴隷市に売り飛ばしてくるとしよう」
魔王「冗談だ、冗談」
女性「ま、魔王」
魔王「元だがな、今じゃ善良な少女だよ」
女性「じゃあ、あなたは…」
勇者「俺か?俺は…」
@勇者「勇者だ」
A勇者「魔王に惚れられた一般人だ」
B勇者「旅人だ」
C勇者「自由安価」
>>120
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/20(日) 02:32:42.58 ID:SFfsZS960
3
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 03:58:23.07 ID:x3+I/8SSO
勇者「旅人だ」
女性「そうですか…」
女性「私はシフォン、ギルド『 ラウンド』の一員です」
勇者「ラウンド」
俺もその名は知っている。確か大きな商業ギルドの一つだったはず
シフォン「次の町まで護衛を頼めませんでしょうか?荷物はダメになってしまいましたがせめて一人は辿り着いて報告しないと行けないのです」
@了承
A拒否
B条件 勇者「自由安価」
>>122
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 05:44:55.89 ID:mvG9xWGX0
1
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 05:58:52.76 ID:x3+I/8SSO
勇者「いいぞ」
魔王「えぇ、邪魔者だよぉ」
勇者「うるさい、旅は道連れ世は情け、一時の旅ぐらい同居人が増えたぐらいで何だ」
魔王「むぅ」
シフォン「あ、あの…本当に私がいていいのでしょうか?」
勇者「ああ、こいつは気にするな」
魔王「ええ…」
@次の町に着く
A洞窟や森など場所を自由安価
>>124
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/20(日) 06:28:48.42 ID:Mliei1Hp0
お宝がありそうな洞窟
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 23:17:15.39 ID:XuhjyhAaO
勇者「お、お宝がありそうな洞窟だ」
シフォン「は、入るのですか…?危険では」
勇者「俺とこいつがいるから大丈夫だ」
魔王「私は勇者以外を守る気なんて無いよ」
@勇者「守らなかったらさっきの『言うこと一つ聞いてやる』ってのは無しにするぞ」
A勇者「じゃあ俺があんたを守ってやるよ」
B勇者「自由安価」
>>126
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/20(日) 23:20:20.86 ID:k5Exbu8TO
3
なら先に次の町に行くか。戻ってくりゃいいんだし
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 14:23:49.53 ID:L4MOQ3QQO
勇者「なら先に次の町に行くか。戻ってくりゃいいんだし」
魔王「そうだねとっととこいつと別れよう」
勇者「お前ってつくづく性格悪いな」
魔王「私は魔王だよ?」
勇者「その割には小物っぽいよな」
魔王「ガーン」
シフォン「は、はは…」
@夜
A町が見えてくる
>>128
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 14:51:50.00 ID:5bUf0C500
1
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 15:13:18.41 ID:L4MOQ3QQO
夜
勇者「また間に合わなかったな」
シフォン「明日には次の町に着くはずです」
魔王「へえ、それは良かった」
@テントは一つしかない
A二つある
>>130
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 15:14:14.00 ID:9H6WG8+9o
2
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 15:33:01.65 ID:QzDIvg3eO
勇者「じゃああんたはこの予備のテントで寝てくれ」
シフォン「はい」
魔王(ほ…)
―――――
―――
―
魔王「言うこと一つ聞くって言ったよね?じゃあダブルベッドで!」
勇者「はいはい」
ダブルベッドに入ると思い切り抱きついて顔をスリスリしてくる魔王
勇者「胸押し付けんな…」
魔王「えへへ、じゃあもっとやっちゃぉ。ぎゅー♡」
魔王(このまま惚れさせて私しか見られないようにしてあげるよ)
魔王(そして最終的には私の言うことを聞くようになって勇者を従えた魔王がこの世界に再臨するんだ)
魔王(ふ、ふふふふ)
魔王「ふははははは」
勇者「うるせえ」
@勇者「自由安価」
A真夜中に勇者だけ目を覚ます
B熟睡
>>132
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 15:47:53.87 ID:B9PTanjzo
2
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 21:29:28.35 ID:QzDIvg3eO
真夜中
勇者「…ん」
勇者「な、な…あんた」
シフォン「………」
真夜中に目を覚ますとシフォンが勇者の上に馬乗りになっていた
魔王は寝相かベッドから落ちていた
シフォン「あ、あぁ…あぁあぁ・・・」
勇者「!?」
シフォンが自らの服を破り捨てる
その腹はグニュグニュと蠢き、まるで何かが腹の中でのた打ち回っているようであった
@殴り飛ばす
A魔法で燃やす
B首を斬り落とす
C自由安価
>>134
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 21:32:24.55 ID:U1uqCL3Yo
A
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 21:34:04.79 ID:QzDIvg3eO
コンマ安価50以下
90以上でファンブル
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 21:34:32.57 ID:QzDIvg3eO
>>137
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 21:49:52.77 ID:m0DUN0zRO
あ
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 22:21:20.45 ID:sO0nS0fqO
勇者「燃えろっ!」
自分に火が移らないようにコントロールしながら火で焼き尽くす
シフォン「ぎぁぁぁぁがががががあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」ボァァアアア
シフォンは叫び、のたうつ
その口、鼻、そして股間と肛門から夥しい数の大きな虫が現れ、金切り声を上げては燃え尽きてゆく
シフォン「あ……が…ごめ…ん、な…あり、が………」プシュゥゥ
シフォン「 」
勇者「…一人だけ生きていたんじゃなくて生かされていたのか…」
卵を植えつけられて
魔王「」グー、スピー
@素材探知機を使う
Aギルド一員の証であるバッジを貰う
Bとりあえず死体を外に出してから完全に焼き払う
C自由安価
>>139
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 22:22:48.41 ID:iQdvNYrjo
3
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 22:39:03.37 ID:sO0nS0fqO
外にシフォンの焼け焦げた死体を運び出す
途中で魔王の足を踏んだ気がするけど起きなかったのできっと気のせいだろう
勇者「さて」
勇者≪燃えよ≫
ボァアアアアア
勇者「ん?」
コンマ安価50以下
>>141
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 22:52:50.88 ID:PqB4ZrpKO
あ
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 23:07:56.38 ID:sO0nS0fqO
勇者「ぅぁあっっ」
シフォンの腹を食い破って飛び出してきた魔物が勇者の首少し下を切り裂く
「キシァァァアア!!!」
腕はカマキリの様に刃であり、体は毛むくじゃらの獣、足は幾重にも分かれた枝状の細長い足だ
勇者「くっ、何種類植えつけられてたんだよ…」
@再び炎魔法
A"力"を開放する
B魔王を呼ぶ
C自由安価
>>143
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 23:11:19.20 ID:WAP6qMw20
1
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/21(月) 23:38:35.98 ID:sO0nS0fqO
勇者≪光さえも焦がす赤い炎よ≫
勇者≪人の内より故の空へ≫
勇者≪我が声を標として顕現せよ≫
勇者≪上級火球魔法!≫
「キシャァァアアア!!」
勇者「炎無効化かよっ!!」
勇者「ぐっっ」
飛び掛ってくる魔物を避けつつ呪文詠唱したが奴の刃に引っかかったらしく、左腕に大きな傷を負っていた
@"力"を開放する
A自由安価
>>145
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/22(火) 00:00:49.85 ID:LYhBbgnYO
今日はここまで
安価下
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/22(火) 00:10:05.53 ID:zTH6Ef/zO
2
こんだけやられたんならすでに卵もいつの間にか植え付けられていてもおかしくない
もうなにもしない
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/22(火) 22:10:31.70 ID:q+D7B7D5O
―――――
―――
―
魔王「…」
魔王「どけっ!」
寝起きの魔王はそう言いながら勇者を貪る魔物を一瞬で吹き飛ばした
魔王「…そう、死んだんだ…」
魔王はそう言い、肉塊と成り果てた勇者に触れる
魔王「私は人間として復活させる術を持たない。しかし、君を埋葬する気も毛頭無い」
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/22(火) 22:24:25.62 ID:q+D7B7D5O
深い、深い眠りの底にいた
誰かが俺を呼び止める
強い力に引きずられる
俺を引きずる存在に気づいた
おぞましく、邪悪で、醜悪な、あまりにも怪物的な化け物染みた化け物
それは、人間からあまりにもかけ離れている。なのに、それなのに
よく見慣れた人間そのものだと感じた
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/22(火) 22:36:12.89 ID:q+D7B7D5O
目の前に見知らぬ世界が広がっている
そしてその中に聖女が立っている
本能が理解する
産まれた赤子が泣くように、誰もが呼吸を吸うように、誰もが餌を求めるように
彼女が自分の主であると。彼女に付き従わなくてはならないと
元勇者「俺を産み出してくれたこと、感謝いたします。魔王様」
魔王「…私について来い」
元勇者「はい」
魔王「行こう。手始めにこの地の人間以外の生物を魔物化させる」
魔王「そして、この世界の魔王を殺し、私が真の魔王として君臨する」
魔王「…この世界を、地獄よりも狂える地獄に変えよう」
元勇者「仰るとおりに」
BAD END
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/22(火) 22:38:11.53 ID:q+D7B7D5O
continue
@
>>138
A
>>140
B
>>142
>>151
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/22(火) 22:51:00.53 ID:H161xuR20
1
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/22(火) 23:05:24.43 ID:q+D7B7D5O
勇者「燃えろっ!」
自分に火が移らないようにコントロールしながら火で焼き尽くす
シフォン「ぎぁぁぁぁがががががあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」ボァァアアア
シフォンは叫び、のたうつ
その口、鼻、そして股間と肛門から夥しい数の大きな虫が現れ、金切り声を上げては燃え尽きてゆく
シフォン「あ……が…ごめ…ん、な…あり、が………」プシュゥゥ
シフォン「 」
勇者「…一人だけ生きていたんじゃなくて生かされていたのか…」
卵を植えつけられて
魔王「」グー、スピー
@素材探知機を使う
Aギルド一員の証であるバッジを貰う
Bとりあえず死体を外に出してから完全に焼き払う
C自由安価
>>153
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/22(火) 23:11:09.82 ID:H161xuR20
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