[安価]勇者「ダークファンタジー」魔王「まともなことのなんとつまらないことか」

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117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/20(日) 01:49:40.23 ID:x3+I/8SSO
勇者「やってくれたら、お前が望む事を一つだけ叶えてもいい」

魔王「ホント!?」

勇者「もちろんだ」

魔王「なーら、てーい☆」


女性の上に乗っかっている死体の山が空に浮き、馬車の屋根を突き破って空高く飛んで爆発四散する


女性「」ポカーン

女性「…あ、あなた…たちは」

魔王「魔王だ!」

@勇者「を自称しているアークウィザードだ」
A勇者「"元"な」
B勇者「と、勇者だ」
C勇者「自由安価」

>>118
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 01:54:38.23 ID:b4g9nqeGO
2
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/20(日) 02:28:22.77 ID:x3+I/8SSO
勇者「"元"な」

魔王「うむ、元魔王だ。今はこいつの奴隷にされている」

勇者「そうか、じゃぁ奴隷市に売り飛ばしてくるとしよう」

魔王「冗談だ、冗談」

女性「ま、魔王」

魔王「元だがな、今じゃ善良な少女だよ」

女性「じゃあ、あなたは…」

勇者「俺か?俺は…」

@勇者「勇者だ」
A勇者「魔王に惚れられた一般人だ」
B勇者「旅人だ」
C勇者「自由安価」

>>120
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 02:32:42.58 ID:SFfsZS960
3
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/20(日) 03:58:23.07 ID:x3+I/8SSO
勇者「旅人だ」

女性「そうですか…」

女性「私はシフォン、ギルド『 ラウンド』の一員です」

勇者「ラウンド」


俺もその名は知っている。確か大きな商業ギルドの一つだったはず


シフォン「次の町まで護衛を頼めませんでしょうか?荷物はダメになってしまいましたがせめて一人は辿り着いて報告しないと行けないのです」

@了承
A拒否
B条件 勇者「自由安価」

>>122
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/08/20(日) 05:44:55.89 ID:mvG9xWGX0
1
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/20(日) 05:58:52.76 ID:x3+I/8SSO
勇者「いいぞ」

魔王「えぇ、邪魔者だよぉ」

勇者「うるさい、旅は道連れ世は情け、一時の旅ぐらい同居人が増えたぐらいで何だ」

魔王「むぅ」

シフォン「あ、あの…本当に私がいていいのでしょうか?」

勇者「ああ、こいつは気にするな」

魔王「ええ…」

@次の町に着く
A洞窟や森など場所を自由安価

>>124
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 06:28:48.42 ID:Mliei1Hp0
お宝がありそうな洞窟
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/20(日) 23:17:15.39 ID:XuhjyhAaO
勇者「お、お宝がありそうな洞窟だ」

シフォン「は、入るのですか…?危険では」

勇者「俺とこいつがいるから大丈夫だ」

魔王「私は勇者以外を守る気なんて無いよ」

@勇者「守らなかったらさっきの『言うこと一つ聞いてやる』ってのは無しにするぞ」
A勇者「じゃあ俺があんたを守ってやるよ」
B勇者「自由安価」

>>126
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 23:20:20.86 ID:k5Exbu8TO
3
なら先に次の町に行くか。戻ってくりゃいいんだし
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 14:23:49.53 ID:L4MOQ3QQO
勇者「なら先に次の町に行くか。戻ってくりゃいいんだし」

魔王「そうだねとっととこいつと別れよう」

勇者「お前ってつくづく性格悪いな」

魔王「私は魔王だよ?」

勇者「その割には小物っぽいよな」

魔王「ガーン」

シフォン「は、はは…」


@夜
A町が見えてくる

>>128
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 14:51:50.00 ID:5bUf0C500
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 15:13:18.41 ID:L4MOQ3QQO


勇者「また間に合わなかったな」

シフォン「明日には次の町に着くはずです」

魔王「へえ、それは良かった」

@テントは一つしかない
A二つある

>>130
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 15:14:14.00 ID:9H6WG8+9o
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 15:33:01.65 ID:QzDIvg3eO
勇者「じゃああんたはこの予備のテントで寝てくれ」

シフォン「はい」

魔王(ほ…)
―――――
―――

魔王「言うこと一つ聞くって言ったよね?じゃあダブルベッドで!」

勇者「はいはい」


ダブルベッドに入ると思い切り抱きついて顔をスリスリしてくる魔王


勇者「胸押し付けんな…」

魔王「えへへ、じゃあもっとやっちゃぉ。ぎゅー♡」


魔王(このまま惚れさせて私しか見られないようにしてあげるよ)

魔王(そして最終的には私の言うことを聞くようになって勇者を従えた魔王がこの世界に再臨するんだ)

魔王(ふ、ふふふふ)

魔王「ふははははは」

勇者「うるせえ」

@勇者「自由安価」
A真夜中に勇者だけ目を覚ます
B熟睡

>>132
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 15:47:53.87 ID:B9PTanjzo
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 21:29:28.35 ID:QzDIvg3eO
真夜中

勇者「…ん」

勇者「な、な…あんた」


シフォン「………」


真夜中に目を覚ますとシフォンが勇者の上に馬乗りになっていた

魔王は寝相かベッドから落ちていた



シフォン「あ、あぁ…あぁあぁ・・・」

勇者「!?」


シフォンが自らの服を破り捨てる

その腹はグニュグニュと蠢き、まるで何かが腹の中でのた打ち回っているようであった


@殴り飛ばす
A魔法で燃やす
B首を斬り落とす
C自由安価

>>134
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 21:32:24.55 ID:U1uqCL3Yo
A
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 21:34:04.79 ID:QzDIvg3eO
コンマ安価50以下
90以上でファンブル
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 21:34:32.57 ID:QzDIvg3eO
>>137
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 21:49:52.77 ID:m0DUN0zRO
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 22:21:20.45 ID:sO0nS0fqO
勇者「燃えろっ!」


自分に火が移らないようにコントロールしながら火で焼き尽くす


シフォン「ぎぁぁぁぁがががががあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」ボァァアアア


シフォンは叫び、のたうつ

その口、鼻、そして股間と肛門から夥しい数の大きな虫が現れ、金切り声を上げては燃え尽きてゆく


シフォン「あ……が…ごめ…ん、な…あり、が………」プシュゥゥ


シフォン「   」



勇者「…一人だけ生きていたんじゃなくて生かされていたのか…」

卵を植えつけられて


魔王「」グー、スピー

@素材探知機を使う
Aギルド一員の証であるバッジを貰う
Bとりあえず死体を外に出してから完全に焼き払う
C自由安価

>>139
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 22:22:48.41 ID:iQdvNYrjo
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 22:39:03.37 ID:sO0nS0fqO
外にシフォンの焼け焦げた死体を運び出す

途中で魔王の足を踏んだ気がするけど起きなかったのできっと気のせいだろう


勇者「さて」

勇者≪燃えよ≫


ボァアアアアア


勇者「ん?」

コンマ安価50以下
>>141
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 22:52:50.88 ID:PqB4ZrpKO
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 23:07:56.38 ID:sO0nS0fqO
勇者「ぅぁあっっ」


シフォンの腹を食い破って飛び出してきた魔物が勇者の首少し下を切り裂く


「キシァァァアア!!!」


腕はカマキリの様に刃であり、体は毛むくじゃらの獣、足は幾重にも分かれた枝状の細長い足だ


勇者「くっ、何種類植えつけられてたんだよ…」


@再び炎魔法
A"力"を開放する
B魔王を呼ぶ
C自由安価

>>143
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 23:11:19.20 ID:WAP6qMw20
1
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 23:38:35.98 ID:sO0nS0fqO
勇者≪光さえも焦がす赤い炎よ≫

勇者≪人の内より故の空へ≫

勇者≪我が声を標として顕現せよ≫


勇者≪上級火球魔法!≫


「キシャァァアアア!!」

勇者「炎無効化かよっ!!」

勇者「ぐっっ」


飛び掛ってくる魔物を避けつつ呪文詠唱したが奴の刃に引っかかったらしく、左腕に大きな傷を負っていた

@"力"を開放する
A自由安価

>>145
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/22(火) 00:00:49.85 ID:LYhBbgnYO
今日はここまで
安価下
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 00:10:05.53 ID:zTH6Ef/zO
2
こんだけやられたんならすでに卵もいつの間にか植え付けられていてもおかしくない
もうなにもしない
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/22(火) 22:10:31.70 ID:q+D7B7D5O
―――――
―――

魔王「…」


魔王「どけっ!」


寝起きの魔王はそう言いながら勇者を貪る魔物を一瞬で吹き飛ばした


魔王「…そう、死んだんだ…」


魔王はそう言い、肉塊と成り果てた勇者に触れる


魔王「私は人間として復活させる術を持たない。しかし、君を埋葬する気も毛頭無い」
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/22(火) 22:24:25.62 ID:q+D7B7D5O
深い、深い眠りの底にいた

誰かが俺を呼び止める

強い力に引きずられる

俺を引きずる存在に気づいた

おぞましく、邪悪で、醜悪な、あまりにも怪物的な化け物染みた化け物


それは、人間からあまりにもかけ離れている。なのに、それなのに


よく見慣れた人間そのものだと感じた
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/22(火) 22:36:12.89 ID:q+D7B7D5O
目の前に見知らぬ世界が広がっている

そしてその中に聖女が立っている

本能が理解する

産まれた赤子が泣くように、誰もが呼吸を吸うように、誰もが餌を求めるように


彼女が自分の主であると。彼女に付き従わなくてはならないと


元勇者「俺を産み出してくれたこと、感謝いたします。魔王様」

魔王「…私について来い」

元勇者「はい」

魔王「行こう。手始めにこの地の人間以外の生物を魔物化させる」

魔王「そして、この世界の魔王を殺し、私が真の魔王として君臨する」



魔王「…この世界を、地獄よりも狂える地獄に変えよう」

元勇者「仰るとおりに」


BAD END
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/22(火) 22:38:11.53 ID:q+D7B7D5O
continue

@>>138
A>>140
B>>142

>>151
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 22:51:00.53 ID:H161xuR20
1
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/22(火) 23:05:24.43 ID:q+D7B7D5O
勇者「燃えろっ!」


自分に火が移らないようにコントロールしながら火で焼き尽くす


シフォン「ぎぁぁぁぁがががががあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」ボァァアアア


シフォンは叫び、のたうつ

その口、鼻、そして股間と肛門から夥しい数の大きな虫が現れ、金切り声を上げては燃え尽きてゆく


シフォン「あ……が…ごめ…ん、な…あり、が………」プシュゥゥ


シフォン「   」



勇者「…一人だけ生きていたんじゃなくて生かされていたのか…」

卵を植えつけられて


魔王「」グー、スピー

@素材探知機を使う
Aギルド一員の証であるバッジを貰う
Bとりあえず死体を外に出してから完全に焼き払う
C自由安価

>>153
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 23:11:09.82 ID:H161xuR20
1
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 23:11:17.07 ID:pwawvxyHO
1
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/22(火) 23:59:57.61 ID:q+D7B7D5O
今日はここまで
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 21:55:01.10 ID:4zh/hcvOO
素材探知機を使う

ピピ
『大鎌獣の卵―食材ー』


素材探知機によればシフォンの中の魔物はほとんどが燃えてしまった中、唯一残った素材は食材だけらしい

@:取り出す
A:孵化するのを待つ
B:自由安価

>>157
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 21:58:06.85 ID:gL8Nb0kVo
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 22:01:02.30 ID:gf+higWvo

冷凍魔法で氷漬けにした後埋葬
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:03:17.06 ID:4zh/hcvOO
ピピ
『孵化した場合、大鎌獣の毛皮、大鎌獣の鎌。肉は食材』

『電気属性で麻痺させた後、生きたまま血抜き、鎌を切り落として皮を剥ぐ』


勇者「なるほど」


孵化して襲い掛かってくる寸前に雷魔法を当てられればずっと有利になるな


コンマ安価
このレスのコンマより少ない数値
>>160
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 22:04:06.79 ID:2TZ2hBZ10
うーん無理っす
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:10:05.03 ID:4zh/hcvOO
「キシャァァアアア!!」

勇者「ちっ」


タイミングをミスった!シフォンの体を食い破ってくると同時に飛び掛ってくる

だが前と違って不意打ちじゃない、まだ対応できる!

@避ける
A避けた上で後ろに回りこんで攻撃
B正面から雷撃魔法を浴びせる
C自由安価

>>162
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 22:17:22.06 ID:gf+higWvo
2
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:25:07.63 ID:4zh/hcvOO
コンマ安価70以下

>>164
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 22:34:48.77 ID:288qUdhkO
ぐえ
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:45:43.99 ID:4zh/hcvOO
避けた!

勇者≪雷撃よ!≫バリ


ドギャァン


勇者「ちっ!」


雷撃は避けられてしまった

「ぐぎゃっ!?」


その雷撃を見た大鎌獣は自分の弱点だと気づいたのか背を向けて逃げ出した

@そのまま逃がす
A追い討ち
B自由安価

>>166

ぞろ目効果で攻撃は失敗しても避けるのは成功
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 22:46:58.26 ID:288qUdhkO
2
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:47:40.32 ID:4zh/hcvOO
コンマ安価75以下
>>168
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 22:51:11.54 ID:gf+higWvo
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 23:18:36.39 ID:mY56vBftO
勇者≪雷撃よ!≫バリ

ドギャァアアアンンン


「ぐぎゃぁあぁぁああああ!!!」


勇者「っしゃ!」


雷撃で仕留めた

どうやら神経が麻痺っただけらしく、ちゃんと息がある


勇者「さて、生きたまま血抜きだっけな」


首筋の太い血管を切る…剣すら持ってねえな

@馬車を調べる
A剣を作り出す

>>170
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 23:28:00.35 ID:288qUdhkO
2
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 23:46:36.24 ID:mY56vBftO
剣を想像すると右手の甲の模様が黒く輝く

勇者「?…うぉ」


そして勇者の手には禍々しい装飾の剣が握られていた

ドクン、ドクンと装飾の一部が脈打っているように感じる


勇者「…この見る限り闇属性っぽい剣で食材を切っていいんだろうか」

勇者「ま、いいか」


大鎌獣の首筋の太い血管を切る

噴水のように血が噴出し、段々生命の温かみが消えてゆく


次に腕の大鎌を切り落とし、ちょっとずつ皮を剥ぐ

この肉は食用だっけか

@今日の朝食
A売れるかもしれないし取っておくか

>>172


勇者に宿った力(第1段階)
混沌属性の武器を作り出せる(何故か攻撃目的以外のものは作り出せない)
装備品(武器でも防具でも)に混沌属性を付与できる
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 23:49:27.53 ID:qTzD/fIbo
A
売ろうぜ!
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/26(土) 00:04:37.74 ID:a7tLSfgMO
勇者「売るか」

肉は保存してとっておく


魔王「ふぁ…ん…勇者…」

勇者「やっと起きたか、魔王」

魔王「ん…おはようのキスは?」

勇者「ねえよ、んなもん」

魔王「むぅ…」

魔王「とりあえずお腹すいたよー」

勇者「じゃあその辺の小動物でも狩るか」

@食後
A獲物を探す

>>174

今日はここまで
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 00:14:12.23 ID:ii+DRYUVo
1
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/26(土) 20:15:34.68 ID:993g6Zc9O
食後

魔王「あー、お腹いっぱい」

勇者「はいはい」

@シフォンの体からギルドメンバーのバッジを盗む
Aシフォンを埋葬する
B宝のありそうな洞窟に戻る
C自由安価

>>176
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 20:21:38.63 ID:snokdHj10
3
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/26(土) 20:28:30.55 ID:993g6Zc9O
その洞窟は近くの町の人に

@盗賊の隠れ家と呼ばれていた
A深淵の胃袋と呼ばれていた
B古の洞穴と呼ばれていた
C特に名は無い

>>178
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 20:39:49.15 ID:DvfS7en9o
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/26(土) 20:53:22.61 ID:993g6Zc9O
〜深淵の胃袋〜

その暗い洞窟はおぞましい気配が渦巻き、心なしか怪物が大口を開けて待っているような気がした

不思議なことに風が洞窟に吸い込まれるように中に向かって吹き、その度に体が洞窟に引っ張られるように倒れそうになる

それと共に風が怪物の唸り声のように響く

魔王「本当に入るの?」

@勇者「当たり前だ。怖いのか?」
A勇者「…近くの町でここについて聞いてからにするか」
B勇者「自由安価」

>>180
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 21:33:00.31 ID:6PvnibZyO
3
放っておくとスルーしておしまいだからな。ロクなことにはならんだろうが進むに限る
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 02:05:28.93 ID:lZDyaD1GO
勇者「放っておくとスルーしておしまいだからな。ロクなことにはならんだろうが進むに限る」

魔王「流石君だね。私も従うよ」

勇者「お前は何があっても大丈夫なクセに」

魔王「ふふ、私は平気でも君を失ったら悲しいんだよ…」

@勇者「魔王…」
A勇者「ああ、はいはい」
B勇者「自由安価」

>>182
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 03:15:48.49 ID:+WEQ3Jnho
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 03:15:58.15 ID:r00i/9PdO
3
そうかそうか悲しいか、なら先頭はお前だ。がんばれがんばれ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 03:29:14.56 ID:lZDyaD1GO
勇者「ああ、はいはい」

魔王「えぇ、何それぇ…」

勇者「ん?」

横道にさっそく古びた宝箱が2つある

@右の宝箱を開ける
A左の宝箱を開ける
B無視
C2つともに石を投げつけてみる
D勇者「魔王、行ってこい」
E自由安価

>>185
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 03:34:52.56 ID:Auc6o1J/0
6
右の宝箱にだけ石を投げつける。全力で
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 03:41:42.26 ID:lZDyaD1GO
右の宝箱に足元に落ちていた石を思いっきり投げてみた


魔王「…」

勇者「…」

魔王「…反応無いね」

勇者「そうだな」

@右の宝箱を開ける
A左の宝箱を開ける
B無視
C左にも石を投げつけてみる
D勇者「魔王、右を開けてこい」
E自由安価

>>187
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 03:47:28.13 ID:r00i/9PdO
1
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 04:03:32.54 ID:lZDyaD1GO
右の宝箱を開けようと近づくと


勇者「…え?」

パカ


足元が開き、一気に落ちていく


勇者「うわぉぁぁぁぁぁ!!!!!」

@勇者(魔法、何か魔法を)
A勇者(だ、ダメだ。間に合わない!)

>>189
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 06:44:17.53 ID:+WEQ3Jnho
1
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 07:14:18.23 ID:nc1x4GpuO
寝る
あんな時間に関わらず付き合ってくれた人ありがとう
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 17:59:54.91 ID:nc1x4GpuO
勇者(魔法、何か魔法を)

勇者(この状況を打破できるのは…)

@とりあえず地面に向けて魔力をエネルギーとして噴射する
A背中に羽が生えることを強く想像する
B舞空術(魔法)を使う(詠唱必須)
C自由安価(勇者の行動のみ)

>>192
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 18:01:57.91 ID:02To6rQoo
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 18:07:41.58 ID:nc1x4GpuO
>>194
コンマ30以下
ぞろ目、09以下でクリティカル
90以上でファンブル
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 18:15:11.31 ID:OGPnwVbqO
落ちるか?
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 18:43:26.42 ID:nc1x4GpuO
勇者(羽だ、剣を作れるなら羽も、羽を!!!)


しかし地面は近づき、すぐに脳を揺らす強大な衝撃と痛みを食らうことになった


勇者「ぐは…ぁ…」

既に命はギリギリまで削れ、もう死ぬことを覚悟する

@回復魔法(魔力全消費)
Aコンティニュー

>>196
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 18:50:24.13 ID:u6vVJobiO
2
即死でもイイぐらいだ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 19:03:23.08 ID:nc1x4GpuO
意識が遠のく…しかし天に召されることは許されない

鎖に繋がれ、肉体という檻に引き戻される

やがて魂は穢され、色を塗り替えられる


闇へ、邪悪へ、魔へ



魔王「あーあ、せめてもうちょっと綺麗に死んでほしいよ。せっかくの君の顔がグチャグチャじゃん」

魔王「ま、ちゃんと復活させてあげるよ。魔物としてね」

魔王「さあ、これで君は私のものだ。私が死ぬまで永遠に生きて歩んでもらうよ」チュ


BAD END
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 19:04:53.38 ID:nc1x4GpuO
continue?

@>>188
A>>191
B>>193
C>>195

>>199
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 19:25:48.61 ID:u6vVJobiO
2
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 19:26:01.92 ID:Auc6o1J/0
2
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 19:32:58.16 ID:+qWux9pUO
勇者(魔法、何か魔法を)

勇者(この状況を打破できるのは…)

@とりあえず地面に向けて魔力をエネルギーとして噴射する
A背中に羽が生えることを強く想像する
B舞空術(魔法)を使う(詠唱必須)
C自由安価(勇者の行動のみ)

>>202
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 20:29:40.64 ID:Auc6o1J/0
1
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22:16:32.05 ID:SmjxLZotO
コンマ30以下&ぞろ目

>>204
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:17:52.96 ID:+WEQ3Jnho
むりでしょお
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22:41:20.80 ID:SmjxLZotO
勇者「〜っっっ!」ゴォォオオオオ


魔力を流動体のエネルギーとして変換し、地面に向かって噴射する

これは魔法使いを目指すものが一番最初に習う術であり、どんな初心者でも詠唱を必要としない一番簡単で単純な魔法である

一応攻撃にも使えるが威力は弱く、魔力そのものを弾にするため魔力消費も激しい、と戦闘に使う魔法使いはほとんどいない

しかし"純粋な魔力そのもの"にアレルギー反応のようなものを起こす存在もいるというため絶対に使えないとはいえないだろう



勇者「かっっ、はっ…ぁ…」

勇者(しまった…失敗した…)


魔力をエネルギーとして噴射。そう、あまりに安全に着地するのを考えすぎて魔力が空っぽになるまで使ってしまった


魔王「どうしたんだい?ずいぶん具合悪そうだけど」

勇者「はぁ…はぁ…ただの…魔力…ぎ、れ…」


魔王が羽を生やして降りてきた


魔王「魔力切れはずいぶん辛いでしょ?君のお願いの仕方次第では私の膨大な魔力を分けてあげても良いんだよぉ?」ニヤニヤ

勇者「何が…望み、だ…」

魔王「ううん。君の態度次第だってば。君が私に何をしてくれるのか楽しみだなあ」ニマニマ

@勇者「…ま、魔力切れ…くらい…平気、だ…」
A自由安価(勇者の行動、台詞のみ)

>>206
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 23:03:42.27 ID:u6vVJobiO
2
死んでもお断りだ、むしろ死ぬ
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23:19:34.54 ID:SmjxLZotO
勇者「死んでもお断りだ、むしろ死ぬ」

魔王「えー」

勇者「ダルい、し…吐き気する…けど…ん、でも…死にやしねえ…し…」

魔王「ほらほらぁ、私にお願いしようよう?土下座して私だけにしか見せない無様な姿晒してよぉ」

勇者「ふざけん、な…死ね」


@まず現状や周りの様子を確認
A魔物が現れた
B自由安価

>>208
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 23:26:22.07 ID:+WEQ3Jnho
3
今回だけと言い聞かせて魔王に少し頼る
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00:06:03.15 ID:lq7gQuFfO
今日はここまで

>>196
コンマ30以下成功で出目が31だったので惜しいということで制限付きで死なずの選択肢も用意した
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 21:34:42.74 ID:VB+MiKUfO
勇者「今回だけ、だから」

魔王「違うんだなぁ。私はそういう言葉が欲しいんじゃないんだよ」

魔王「君が私に土下座するとか愛を囁くとかこの世界の魔王を倒した暁には私が真の魔王となり君が私の部下となるのを了承するとかそういうのを聞きたいんだよ」

勇者「ぐ…ぐぐ、ぐ…」

魔王「ほら、ほらほらほら、選択肢は用意したよ。選びなよ」

勇者「…」

魔王「お?」


「ギシャァァアアアアア」


魔物が現れた


勇者「…」

魔王「…おやおや」


勇者「…っっっっ!!!!」


勇者が声にならない声で叫ぶ


勇者の右手の模様が形を変えながら蠢き、右腕を覆いつくす

次の瞬間勇者の右腕がドス黒く変色し、ボコボコと泡立ちながらおぞましく汚らしい触手へと変貌する


勇者はその右腕に引っ張られるように跳躍し、触手で魔物を貫いて串刺しする


魔王「わぉ」


勇者「あー」


その魔物から垂れる血を自らの口に入れ、更に触手が絞る

そして最後に丸飲みした


勇者「」ゲフ
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 21:40:44.23 ID:VB+MiKUfO
―――――
―――

勇者「…ん、あれ?俺気絶してたのか?」

魔王「やあ、ようやく起きたか」

勇者「…魔力が満ちてる」

魔王「ふふ、私が君に魔力を分け与えてあげたんだよ。感謝したまえ(大嘘)」

勇者「>>212


※勇者の力について
残存魔力がほとんどゼロになると暴走し、どんな手を使ってでも補充しようとする
魔物だろうと人間だろうと生命エネルギーそのものを魔力に変換し取り組むことができる
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 22:23:30.21 ID:yTCbBtOl0
なるほど、言われてみればそんな気がしてきた(大嘘)
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 23:16:25.22 ID:dkTvA0tEO
勇者「なるほど、言われてみればそんな気がしてきた(大嘘) 」

魔王「そうだろうそうだろう、それでは何かお礼をいただこう」

勇者「さあてこれからどうしようかなあ」

魔王「さあさあ何かお礼を」

勇者「んー、この穴を登ることは難しいかなあ」

魔王「ちょっと、勇者」

勇者「まあ道はあるし歩いてみるか」

魔王「しまいには泣くよ?」

@周りをよく確認してみる
Aとりあえず適当な道を選んで進む
B自由安価

>>214
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 23:29:07.41 ID:22bi/FeRO
1
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 23:43:26.96 ID:dkTvA0tEO
周りをよく確認してみる

壁はまるで磨かれたように真っ平ら

道は三つ


何故か風が吸い込まれているように感じる右の道

何者かの唸り声が聞こえる真ん中の道

そして、コインが散りばめられている左の道


勇者「…」

魔王「どれも怪しいねえ。ところでお礼は?」

@右の道
A真ん中の道
B左の道
C勇者「魔王、羽出して俺を引っ張り上げてくれないか?」
D自由安価

>>216
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/29(火) 00:02:56.82 ID:ibXELu69O
今日はここまで
安価下
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