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如月千早「一目惚れ」【モバマス×アイマス】
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:35:49.67 ID:OZElLAx80
※エロというより隠語・下ネタ多し
※つまりキャラ崩壊
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1500726949
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:36:16.62 ID:OZElLAx80
某TV局
小梅「えっと…つ、次のス、タジオ…えと…」きょろきょろ
小梅「あ…うん、あっち、だね…えへ…」
千早「ここは同時。そして両手をクロスしながらビブラートを強める」
千早「一気に広げ、半歩下がって反転。それから…」
どん
千早「あっ」
小梅「きゃっ」
千早「ごめんなさい、大丈夫? その…あら?」
小梅「な、765プロ…の…如月さん…」
小梅「すみま…せん…前、むいて…なくて…」
千早「此方こそごめんなさい。私もこれ見ながら歩いてたの」ぴらぴら
千早「悪い癖ね…直さなくちゃ」
小梅「…?」
千早「怪我はない? もし道に迷っているのなら案内…し…」
小梅「…」
千早(白坂さん、私を見ていない?)
小梅「…」ちらっ…ちらっ…
千早(視線があっちこっち、見比べているみたい…私のすぐ隣になにかあるの?)
小梅「…」
千早「??」
ボシュウウウウウウッ!!
小梅「きゃああああああ!?」びくっ
千早「ひゃああああああ!?」びくびくっ
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:38:07.14 ID:OZElLAx80
小梅「だ、だだ、大丈…夫っ!?」
千早「大丈夫って…へっ!? あなた一体何に話しかけているの!? 白坂さんっ!?」
小梅「ひ…一目惚れ…って…」
小梅「そ、んな…だめだよ…」
千早「そ、そういえば聞いたことがあるわ…白坂さんは、その、見える人だって」
千早「もももしかして近くにいるの!?」
小梅「だ、だめ…勝手に憑いちゃ…如月さんに迷惑が…」
千早「私っ!?つつ、憑かれてるの!?ひぁっ、取って取ってぇっ!!」ばたばた
小梅「ほ、ほら…如月…さん、が…こまっ、て…」
千早「…」
小梅「…」
千早「…」
小梅「…もぅ」
千早「…」
小梅「い、一日…だけだからね…っ」
千早「一日だけって何!?白坂さん!?白坂さんっ!?」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:40:04.06 ID:OZElLAx80
…
千早「ということがあったの」
春香「た…大変だねー、千早ちゃん」
千早「大変、なのかしら? よくわからないわ」
千早「結局そのあと白坂さんと連絡先を交換してそれっきりで、時間が空き次第連絡してって言われて…」
春香「連絡したの?」
千早「まだよ」
千早「今の時間は向こうだって忙しいと思うし…家に帰った時にでもかけてみようと思ってるけど」
春香「幽霊、かぁ…」
春香「もしかしたら、千早ちゃんのファンだから憑いちゃったりしてるんじゃないかな?」
千早「そうかしら…?」
春香「そうだよぉ」
春香「千早ちゃんの歌声は、天国にも届いてるんだよ。きっと」
千早「…春香らしい考え方ね」
春香「てへへー」
CM明けまーす
春香・千早「はーい!」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:41:08.99 ID:OZElLAx80
小梅「それで…それっきり…如月さんに、憑いちゃ、って…」
輝子「フヒ?…要するに、どういう事なんだ…?」
幸子「よーするに恋ですよ!恋!」
幸子「小梅さんと一緒にいる『あの子』が、如月さんの隣にいた幽霊の男の子に恋をしたんです!」
輝子「な、なるほどな、恋か…ならば、もげ…いや、既にもげた後だな…フ、フヒ…」
幸子「フフーン!ということは、僕がユーレイになった暁には、それはそれは沢山の男の亡霊が群がって…」
幸子「い、いやぁ!? なんでもないです!忘れましょう!!」
小梅「…」
幸子「はれ?どうしたんですか小梅さん?」
輝子「フヒ…わかるぞ」
輝子「いつも一緒にいた友達がいなくなる…想像以上に寂しいもんだからな…」
小梅「あっ…ううん。それは、へいき」
小梅「ただ、あの子の目…ぎらついて、た、ことが…気になって…」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:42:37.92 ID:OZElLAx80
夜
パチ、パチッ
千早「…ふぅ」
千早「明日のスケジュールのチェックも済んだし、後は寝るだけね」ぼふっ
千早「すぅっ、はぁーーっ」
千早「なにか、忘れているような…?」
千早「ダメダメ、明日も早いんだから」ごろん
千早「…」
…
…っ …ちゅ …ぐちゅ
千早「…」
ぬちゅ くちゅ にゅぷっ
千早「?」
じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぽっ、じゅぱっ
千早(何…この音…??)
ぱん、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ…
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:44:22.79 ID:OZElLAx80
翌日 765プロ事務所
千早「一体なんだったのかしら、あの水音」
千早「やけに耳に残って…それにあまり眠れなかったし…」
千早「まぁいいわ、レコーディングはつつがなく終わったし」
千早「次の収録にも まだ時間があるし、事務所で休ませてもらいましょう」
ガチャ
千早「おはようございます」
音無小鳥「千早ちゃん!」
千早「はい」
音無小鳥「よかった、たったいま携帯にかけようと思ってたの!」
音無小鳥「あなたにお客さんが来てるわよ」
千早「…はい?」
小梅「あっ…」
千早「白坂さ…? あ…あっ!!思い出した!白坂さん!」とたとた
小梅「どうも…」
千早「白坂さん!ごめんなさい!きのう連絡するのすっかり忘れてたわ!」
小梅「い、いいんで、す…あの、それより、きのうの…こと、で」
説明中…
千早「男の子の幽霊?」
小梅「はい…それ、で…あの子が、す、好き…に、なっちゃったって」
小梅「い…今も、ずっと、くっついて…る」
音無小鳥「!?」ガタッ
千早「…」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:46:12.82 ID:OZElLAx80
小梅「す、すぐに…説得します、からっ…」
千早「白坂さん」がばっ!
小梅「はぅ?」
千早「私、そういうの全然見えないの。だから教えて」
千早「もしかしてその男の子、髪の色は私と同じで五歳くらいの子?」
小梅「へっ? あ、その…」コクン
千早「…優? 優、なのね?」
小梅「あっ…もしかして、あなた、の」
千早「優…そうなのね!?ねぇ!白坂さん!」ゆさゆさ
小梅「ふあ、あの、き、きさ、らぎさ…!」ぐわんぐわん
音無小鳥「千早ちゃん!落ち着いてっ!」ぐい
千早「あ…」
小梅「はぁ…っ」
音無小鳥「いーい?こういう時は、まず落ち着くの」
音無小鳥「私にぜーんぶ任せて」
音無小鳥「まず第一に、お互いの享年を聞かせて頂戴」
千早「五歳」
小梅「…私と同じ?…十三歳」
音無小鳥「おねショッタァァァアアアアアアッ!!!!!!」
音無小鳥「ヤッヘイィィィイイイ!!!!!」
律子「お前が落ち着け!!!!」ドゴォ
音無小鳥「」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:48:14.66 ID:OZElLAx80
律子「なんですかさっきのスーパーマリオみたいな声!!」
律子「バカやってないで仕事してください仕事!!」
音無小鳥「ああっ、やめて!律子さん!」
音無小鳥「私の生き甲斐なんです!こんなチャンス二度とないと思うんです!!」
律子「はぁ?」
音無小鳥「おね幽霊ショタ幽霊に遺族実姉が絡むとか捗り過ぎでしょおおおおっ!!」
律子「いいから黙れ」ドムッ
音無小鳥「」
千早「女の子が…優にって…」
千早「えっ、じ、じゃあ昨夜聞こえてきた水音って…」
小梅「みずおと?」
音無小鳥「ファッ!?」
千早「…ぐ、ぐちゅぐちゅとか、にゅぷにゅぷとか」
音無小鳥「ナニとナニがナニした音じゃないっすかああああぁぁぁ!!!!」
千早「えっ?」
千早「…72と72が、72」
千早「…」
千早「えぇっ!?」
千早「だ、ダメ!絶対ダメ!!優にそんなの早い!!」
千早「いけないっ!!あなたなんかに優は渡さないからっ!!」
ガーン
小梅「あ」
音無小鳥「あの子と優きゅんとの間に立ち塞がるは実姉如月チヒァァヤァーッ!!」
律子「やかましい!!!!」ゴシャッ
音無小鳥「」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 21:50:42.16 ID:OZElLAx80
小梅「…ショック受けてる」
千早「と、当然よ!かわいい優に手を出すなんて…お姉ちゃんは許しません!」
音無小鳥「すごい…凄すぎるわ、この展開…ピヨピヨ」
律子「あーもぉ!ちょっとちょっとちょっと!」
律子「盛り上がってるとこ悪いんだけど千早はもう出る時間なの!」
千早「…」
律子「白坂さんだって仕事があるんでしょ?時間は大丈夫なの?」
律子「もうだいぶ経ってるわよ」
小梅「…あ」
律子「ひとまずその、ユーレイの二人のことは一旦そっとしておいて、当事者に任せましょうよ」
律子「私達外野がとやかく言ったってどうなるわけでもないでしょう?」
律子「今は仕事に集中!」
千早「…」
小梅「で、でも…あの子がずっと、そっちにいると…」
律子「白坂さん、その点は私が謝るわ。貴女のコンディションにも影響することだと思うし」
律子「でも、さっきも言ったけど、恋愛ごとってデリケートな問題だから」
律子「幽霊、私にも全然見えないけど…優先順位を考えて。とりあえず今はそっとしておきましょう」
律子「そのかわり、白坂さんはいつでもこの事務所に来ていいように手配しておくから…」
小梅「は、はい…」
音無小梅「でも水音が聞こえるくらい近くで情事を致してたわけでしょう?」
音無小鳥「千早ちゃんが見えてないことをいいことに、千早ちゃんに結合部を見せつけるようにやっちゃったりなんかしちゃったり」
音無小鳥「ほら、ゆーくん、あなたが精通しちゃうトコ、お姉ちゃんに全部見られちゃってるわよ…?」
音無小鳥「やだぁ…お…おねぇ…ちゃ、だめ…見ないで…ぇ…」
千早「そんなハードなプレイを!?」
千早「やっぱり駄目っ!!私は優をそんないやらしい子に育てた覚えなんてないんですからっ!!」
千早「今すぐ優から離れなさいっ!!」
音無小鳥「FOOOOOOOO!!!」
律子「引っ掻き回すなァ!!!!」ゴッ
音無小鳥「」
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