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不思議の国のアリス「安価で不思議の国を冒険する」
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11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 00:06:59.71 ID:NuHcq/7ZO
荒野
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 00:13:35.58 ID:kXHkYjsA0
1、あきらに荒しと思われる安価は安価下のを採用するかまたは再安価で良いと思うよ
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 00:15:05.60 ID:7++5JJTt0
荒らしとは失敬な
14 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 00:24:54.92 ID:Fp8uf/KaO
プーン
アリス「うぇ〜くっちゃい…なにこの臭い……」
アリスが行き着いた先にはあたり一面金色のう○こがありました
アリス「うぇ〜…う○こだ…ここ、野生の動物のおトイレなのかな?」
アリス「しかも金色…これは普通の野生動物じゃないね!」
アリスは好奇心旺盛なので辺りを調査してみる事にしました
アリス「……なんていうか…不思議な森…ここなら金色のう○こをする動物がいそう!」ワクワク
アリスが暫く歩いていると……
アリス「あー…暑い…疲れた…」
アリス「それにくちゃい…お風呂に入りたいよー」
アリス「あれ?何かある?」ヒョイッ
アリス「…………ご自由にお飲みください…栄養ドリンクかな?」
普通なら怪しんで飲まないところですがそこは好奇心旺盛なアリスです
アリス「やったー!丁度喉乾いてたんだ♪」ゴクゴク
謎の飲み物を一気飲みしました
アリス「おいしかったー♪」
アリス「……あれ?体が……」
>>16
ドリンクを飲んだアリスの体に起こった変化
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 00:25:51.99 ID:kXHkYjsA0
ドラゴンに変身した
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 00:25:57.72 ID:DAqeHQNDO
便意を催した
17 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 00:54:23.32 ID:Fp8uf/KaO
アリス「うぁぁぁー!!お腹痛い!」ギュルルル
ドリンクを飲んだアリスはお腹を下しました
アリス「こ、このドリンク、賞味期限が300年もすぎてるよー!」ギュルルル
アリス「(ど、どうしよう……便意が…)」ギュルルル
アリス「(で、でもレディとして外でもよおすなんて……)」ギュルルル
アリス「も、もうげんか……」ギュルルル
アリス「………ん?」ギュルルル
覚悟を決めたアリスですが、その目に移ったのは……
アリス「い、家だ…おトイレあるかな?」ギュルルル
小さな家
アリス「すみませーん、おトイレ貸してくださーい」ギュルルル
シーン
アリス「返事がないって事はOKって事だよね?」ギュルルル
ジャー
アリス「はぁ、生き返った…」スッキリ
アリス「それにしても…この家誰もいないのかな?」キョロキョロ
アリス「あ!」
アリスが家の中を見回すと、ケーキがおいてありました
アリス「……………」グー
先程ドリンクを飲んでお腹を下したばかり、ましてや人の家の食べ物
アリス「……丁度お腹空いてたんだ」
そこは好奇心旺盛なアリスです
アリス「いただきまーす♪」パクッ
アリス「このケーキおいしー♪」モグモグ
アリス「……あ、あれ?体が……」
>>20
ケーキを食べてアリスの体におこった変化
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 00:56:23.91 ID:o3k7hzfro
体が大人へと急成長
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 00:56:45.86 ID:NuHcq/7ZO
イモムシになった
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 00:57:45.56 ID:tZ15xlkGo
↑
21 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 09:20:16.25 ID:QNiGBWpg0
イモアリス「ふぁぁぁ、なにこれぇ…」
ケーキを食べたアリスは体がイモムシになってしまいました
イモアリス「体がイモムシになってる…きっと勝手におトイレを使ったバチが当たったんだ」グスッ
イモアリス「もうお家に帰りたいよ…お姉ちゃん…」グスッ
アリスは腹を下したりイモムシになったり散々な目にばかりあっている事を悔やみ泣きました
ですが所詮イモムシの涙…涙で泉はできません
イモアリス「元の姿に戻りたい…とりあえずここを出よう…」クネクネ
イモアリス「……ダメだ…手も足も無いし、体がちっちゃくてドアノブが回せない……」
イモアリス「せめて蝶々に進化出来たらなぁ……」
家から出られなくて困り果てたイモアリス。そこへ現れたのは
>>23
でした
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 09:23:27.36 ID:iwbUdFhro
カラス
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 09:24:49.98 ID:70NTGcxDO
黒猫
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 09:25:43.20 ID:WSrBOwF1O
人魚
25 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/21(金) 11:23:53.18 ID:QNiGBWpg0
黒猫の性格
安価下
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 11:33:40.33 ID:LICcMnr8O
お節介焼き
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 11:54:17.49 ID:5Tr3IrM3o
おせっかいやきのスピード黒猫か…
28 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/21(金) 12:38:16.94 ID:fH7hkFZyO
「あらあら?人の物を勝手に食べてはいけないですよ?」ピョン
イモアリス「!」
黒猫「可愛いイモムシさん?」
イモアリス「ね、ねこさんが喋ってる…?」
黒猫「私はこの森の案内人です」
イモアリス「あ、案内人?」ガタガタ
黒猫「うふふ、そんなに脅えて…安心してください、貴女をとって食べたりはしませんから?」クスッ
イモアリス「ほ、本当?」ビクビク
黒猫「貴女…このワンダーランドの住人ではありませんね?」
イモアリス「な、なんでわかったの?」
黒猫「一部始終全部見ていましたから」
黒猫「貴女がそのケーキを食べてイモムシの姿になるのも…」
黒猫「貴女がお腹を下してトイレに籠っているのも」
イモアリス「わ、私のおトイレしてる所を見たの!?」
黒猫「…………ワンダーランドの住人のう○こは金色です…よって……」
黒猫「貴女はこのワンダーランドの住人ではありません」
イモアリス「ふぇぇ/////」カーッ
黒猫「ふふふ、それにしても貴女は運がいいですね?」
イモアリス「え?」
黒猫「この家は謂わば森の住人達の集会所……今日は森の動物や鳥達が集まり、コーカス・レースをする日です」
イモアリス「コーカス・レース?」
黒猫「そしてそのケーキは動物達のおやつ……貴女のような可愛いイモムシさんが彼らに見つかってしまったら食べられてしまったでしょうね?」クスッ
黒猫「………特に…ドードー鳥は貴女のような愛らしい少女が大好物ですから」ニコッ
イモアリス「…………!!」ゾクッ
イモアリス「あ、あの……黒猫さん?」
黒猫「なんですか?」
イモアリス「……黒猫さんもそのレースに参加しに来たの?」
黒猫「うふふ、違いますよ?」
イモアリス「え?」
黒猫「このレースに参加するのはネズミや鳥などの森の住人、私は彼らを……」
イモアリス「…………え?」
黒猫「………いえ、何でもありません」ニコッ
イモアリス「?」
29 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 12:43:13.14 ID:fH7hkFZyO
黒猫「さて、そろそろ鳥達も来る頃です、ここを出ましょうか?」ヒョコッ
イモアリス「あ、あの!ネコさん!」
黒猫「なんですか?」
イモアリス「わ、私、元の姿に戻りたいの!元の姿に戻る方法を知らないかな?」
黒猫「…………………」
黒猫「………そうですね……」
黒猫「このワンダーランドには何でも知っている物知りイモムシがいます」
イモアリス「イモムシ?」
黒猫「はい、
>>32
に住む彼なら元の姿に戻る方法を知っているかもしれません」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 12:44:23.56 ID:eNJaD+IeO
そんじょそこらのイモムシでは登れない木の頂上
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 12:45:45.36 ID:uqWAduIJO
ラピュタ
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 12:46:20.92 ID:n5fh+e0d0
きのこの森
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 12:46:30.19 ID:iwbUdFhro
湖の近くの小屋
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 16:51:55.26 ID:45YJtYlnO
きのこたけのこ戦争不可避
35 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 18:27:55.30 ID:fH7hkFZyO
イモアリス「きのこの森?」
黒猫「はい、そうです。この森の奥深くにある世界中のきのこが採れる森…そこに彼はすんでいます」
イモアリス「世界中のきのこ…」キラキラ
黒猫「ふふふ、イモムシなのに元気ですね?」クスッ
イモアリス「い、イモムシって言わないでよ!」クネクネ
イモアリス「うわぁ、黒猫さんの上ラクチンラクチン♪」ファサファサ
黒猫「あまりはしゃいで振り落とされないようにして下さいね?」
イモアリス「はーい!」ファサファサ
イモアリス「もう外は夜になってたなんて……蒼い月が綺麗……」ウットリ
黒猫「それでは……森に入りますよ?」スタスタ
イモアリス「うぅ……霧がすごい…」ビクビク
黒猫「これは"ミルク霧"ですね」
イモアリス「ミルク霧?」
イモアリス「………ここは不思議なものばっかりだなぁ……」
黒猫「!」
黒猫「気をつけて下さいアリス!」
イモアリス「ふぁ?」
黒猫「あれは…
>>37
です!」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 18:31:46.26 ID:bGv6iNmRo
イモアリスってサイズもイモムシなのか
人間大かと勝手に思い込んでたわ
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 18:34:51.55 ID:+D9zwG4gO
猫がでかいのかもしれん
安価下
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 18:40:03.42 ID:WSrBOwF1O
鮫
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 18:40:36.07 ID:fIeX5C9d0
ドードー鳥?
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 18:45:27.87 ID:bGv6iNmRo
>>37
それもあるか
イモアリスもだけど、デカイ猫でも不気味だな
41 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/21(金) 18:52:25.93 ID:fH7hkFZyO
※イモアリスはサイズもイモムシの虫けらです
鮫「シャー!」ドタドタ
イモアリス「ひぃぃ!鮫が陸に…しかも二本足で走ってるー!」
黒猫「あれは人食い陸鮫です!捕まったら骨の随までしゃぶられてしまいます!」
イモアリス「そ、そんなぁ…」
黒猫「アリス!捕まっていて下さい!逃げますよ!」ダッ
イモアリス「ひぃぃ!」ギュッ
鮫「シャー!!」ドタドタ
黒猫「な、なんとか逃げ切りましたね…」
イモアリス「ありがとう黒猫さん…(ちょっとおしっこちびっちゃった…)」
イモアリス「ねぇ、黒猫さん?黒猫さんは何でそこまで私に優しくしてくれるの?」
黒猫「!」
黒猫「言ったでしょ?私は森の案内人…それに…」
黒猫「お節介焼きなんですよ」ニコッ
イモアリス「ふーん、なんだかお姉ちゃんを思い出しちゃった!」クスッ
黒猫「お姉ちゃん?」
イモアリス「うん、お姉ちゃんはね?」
イモアリス「とっても頭がよくって…写真が趣味で……」
イモアリス「それで…お節介焼きなの!」
黒猫「お節介焼き?」
イモアリス「うん、いいっていうのにいっつも私が入ってるお風呂に入ってきたり…」
イモアリス「私が心配だからって私が寝るまでずっと顔を見つめてたり…それに………」
黒猫「そ、そうですか…」
イモアリス「今日もお姉ちゃんと一緒にピクニックにきたの…」
イモアリス「黒猫さんを見てたらお姉ちゃんに会いたくなっちゃった……」
黒猫「アリス……」
42 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 18:56:14.80 ID:fH7hkFZyO
きのこの森手前
黒猫「この湖の先にあるのが物知りイモムシの住むきのこの森です」
イモアリス「どうやって渡るの?黒猫さんが泳いで渡るの?」
黒猫「……それは危険ですね…何故ならこの湖は
>>44
でできているのですから」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 18:57:08.71 ID:TPEyLGp0o
水銀
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 18:58:06.22 ID:InWnMGZeO
うんこ
45 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 19:10:18.69 ID:fH7hkFZyO
イモアリス「うっ、なんだかこの湖くちゃいね……」
黒猫「この湖は心ない森の住人達がゴミを棄てたり排泄に使ったりとしているのでとても汚いんですよ…」
イモアリス「そっかー…それで臭いのかぁ」
イモアリス「だったら泳げるね!」グッ
黒猫「ええ!?」
イモアリス「だって汚いだけだよね?だったらいけるね!」
黒猫「ひ、他人事だと思って…」
黒猫「だいたい、貴女の為に案内してあげたんですよ!」
イモアリス「だって今の私は虫けらだし…それに……」
イモアリス「お姉ちゃんなら、アリスの笑顔の為なら」
イモアリス「たとえ火の中水の中草の中森の中、土の中雲の中アリスのスカートの中って言うよ?」
黒猫「………………」
イモアリス「ゴー!黒猫さん!」
黒猫「………うぇー……」
バチャバチャ
黒猫「つ、ついた…」ゼーゼー
イモアリス「お疲れ様!黒猫さん!」ニコッ
黒猫「い、いえ…アリスの為なら…」プーン
イモアリス「うぇっ!黒猫さんくちゃい!」オエー
黒猫「
>>47
」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 19:12:09.46 ID:Xygf7osuo
沈めてあげましょうか?
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/21(金) 19:19:33.63 ID:OxewYmPmO
ぶちころすぞ
48 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/21(金) 20:05:10.99 ID:fH7hkFZyO
黒猫「………ぶちころしますよ?」プーン
イモアリス「く、黒猫さん!ジョークだよジョーク(くっさ…)」
黒猫「アリスもこの湖に沈んで排泄物の気分を味わいますか?」
イモアリス「………ごめんなさい…」
黒猫「物知りイモムシが住んでいるのはあそこに見える大きなキノコの上です」スタスタ
イモアリス「へ〜…あっ!黒猫さん!あの赤いキノコ美味しそう!」
黒猫「あれは猛毒キノコです。あれを食べると全身の血が吹き出して死にますよ?」
イモアリス「あの青いキノコは?」
黒猫「あれも猛毒キノコです。あれを食べるとお腹を下して、身体の水分が無くなるまで糞尿を垂れ流し、やがて死にます」
イモアリス「おっかなーい!」ブルブル
イモアリス「あっ!じゃああのお菓子みたいなキノコは?」
黒猫「あれはキノコの山というお菓子です。食べるとタケノコ厨にころされます」
イモアリス「?」
黒猫「さぁ、つきましたよ」ピタッ
イモアリス「!」
黒猫「物知りイモムシはあのキノコの上です」
49 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 20:15:38.83 ID:fH7hkFZyO
キノコの上
イモムシ「………久しぶりの客人だ…」
イモムシ「何か用か?」
イモアリス「うわっ、でっかいイモムシさん……キモチワル」
黒猫「貴女が小さいんですよアリス。それに今は貴女もイモムシです」
イモムシ「…………そのイモムシ…さては元はイモムシではないな?」キラン
黒猫「!」
イモアリス「す、すごい…わかっちゃうんだね…さすが物知りイモムシさんだ!何でも知ってるんだね!」キラキラ
イモムシ「何でもは知らん。知っている事だけだ」
イモアリス「イモムシさん!私、ケーキを食べたらイモムシになっちゃったの!」
イモムシ「………なんだと?」
イモアリス「お願いします!元の姿に戻る方法を教えてください!」ペコリ
イモムシ「……………」
イモムシ「(ケーキを食べてイモムシになったか…この娘…ワンダーランドの住人ではないな………?)」
イモムシ「……とんでもない客人をつれてきたな?黒猫よ」
黒猫「……………」
黒猫「物知りイモムシ…私からもお願いです」
黒猫「………どうか…この娘に元の姿に戻る方法を教えてあげて下さい」ペコリ
イモアリス「黒猫さん……」
イモムシ「………………」
イモムシ「
>>50
」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 20:19:27.00 ID:IDCtwF0/o
この辺りに群生するタケノコキノコを食べるといい
51 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 20:30:19.99 ID:fH7hkFZyO
イモムシ「……この辺りに群生するタケノコキノコというキノコを食べるといい」
イモアリス「タケノコキノコ?」
黒猫「それはどのようなキノコなのですか?」
イモムシ「タケノコとキノコが合わさったような形をしている。後は勝手にさがせ!」
イモアリス「うわぁ…ヒントが適当だなぁ」
黒猫「ハァ……」
イモアリス「タケノコキノコどこかなぁ?」キョロキョロ
黒猫「アリス、とりあえずタケノコキノコらしきものを見つけたらイモムシのところに……」
イモアリス「あっ!タケノコキノコっぽいの発見!」
黒猫「ほ、本当ですか!?」
黒猫「で、では早速イモムシのところに…」
イモアリス「うんしょうんしょ」クネクネ
黒猫「ちょ、アリス!?」
イモアリス「いただきまーす♪」パクッ
黒猫「あ、アリス!そんな不用意に食べては……ここは一度イモムシのところに…」
イモアリス「もう食べちゃいました」テヘペロ
黒猫「ちょ……」
イモアリス「ん?」モゾモゾ
イモアリス「か、身体の様子が……」モゾモゾ
黒猫「アリス!」
>>53
アリスがタケノコキノコを食べてアリスの身体におこった事
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 20:35:52.71 ID:uqWAduIJO
巨大化
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 20:36:07.45 ID:14VSGgxjO
イモムシサイズのまま元に戻った
54 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 20:50:25.28 ID:fH7hkFZyO
アリス「も、元の姿に戻ったー!」ヤッター
アリス「手も…足もあるよー!」ウルウル
黒猫「イモムシサイズのままね」
チビアリス「………………」
チビアリス「ちょっと!イモムシさん!どうなってるの!」プンプン
イモムシ「知るか。異世界の住人だからキノコの作用も違ったんだろ。たぶん」
チビアリス「た、たぶんって!」プンプン
イモムシ「うるさいなぁ、わかったら帰れ!私は知ってる事しか知らん!」
チビアリス「むぅ〜!!」
黒猫「イモムシ…何とかアリスを元の大きさに戻す方法を………」
イモムシ「……言っただろ、私は知ってる事しか知らん……」
黒猫「………………」
イモムシ「だが………」
チビアリス、黒猫「?」
イモムシ「
>>56
に住むチェシャ猫なら知ってるかもな?」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 20:51:56.31 ID:Z1k1hZPb0
幽霊屋敷
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 20:53:59.01 ID:Xygf7osuo
チョコレート工場
57 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/21(金) 21:57:59.09 ID:fH7hkFZyO
キノコの傘の下
チビアリス「チョコレート工場ー?なにそれー!」キラキラ
黒猫「ウォンカというワンダーランドの住人が経営するワンダーランド1のチョコレート工場です」
チビアリス「うわぁー!楽しみだなぁ!」キラキラ
黒猫「アリス、遊びにいく訳ではありませんよ?」
チビアリス「わかってるよー!チョコレート工場にいるチェシャ猫さんに会って、私を元の大きさに戻す方法を聞くんだよね?」
黒猫「その通りです!」
黒猫「今日はもう遅いので、出発は明日にしましょ?」
チビアリス「はーい!おやすみなさい、黒猫さん♪」
黒猫「……………」ジーッ
チビアリス「? どうしたの?黒猫さん?」
黒猫「いえ、ただアリスがワンダーランドで過ごす初めての夜ですから」
黒猫「アリスがぐっすり眠れるよう、私が貴女を見守っています」
チビアリス「も、もぅ!子供じゃないんだから〜/////」
黒猫「アリスは子供じゃないですか?」クスッ
チビアリス「………おやすみ?黒猫さん」
黒猫「おやすみなさい、アリス」
・・・・・
・・・・
・・
・
58 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/21(金) 22:05:36.95 ID:fH7hkFZyO
翌日
小さな家
少年「……………」ゴクリ
お爺ちゃん「は、はやくウォンカのチョコレートを開けてくれ!」
少年「う、うん……!開けるよ!お爺ちゃん…」スッ
お爺ちゃん「……………」ゴクリ
キラキラ
お爺ちゃん「こ、これは……」
少年「や、やった!ウォンカのゴールデン………
メキメキメキ
ブチッ
ギャアアー
チビアリス「? 黒猫さん、今、ちっちゃい家みたいなの踏まなかった?」
黒猫「気のせいじゃないですか?」
ギャアアー
黒猫「さて、つきましたよアリス、ここが……」
チビアリス「チェシャ猫さんのいる…」
チビアリス「チョコレート工場!」キラキラ
ウォンカのチョコレート工場
ウィーリウォンカ♪ ウィーリウォンカ♪
チビアリス「? 歌が聞こえる…」
黒猫「あれは……」
59 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 22:12:17.36 ID:fH7hkFZyO
ウンパルンパ「ウィーリウォンカ♪ウィーリウォンカ」
チビアリス「う、うわっ…何かおじさんが……」
黒猫「あれは……ウンパルンパです!」
チビアリス「ウンパルンパ?」
黒猫「ワンダーランドの奥地に住む小人族です!何故チョコレート工場に…」
チビアリス「小人…今の私と同じくらいの大きさだ……」
ウンパルンパ「………………」スタスタ
チビアリス「……ひっ、近づいてくるよ…」ビクッ
ウンパルンパ「……………」ジーッ
チビアリス「な、なに……?」
ウンパルンパ「
>>61
」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 22:36:13.24 ID:Xygf7osuo
kskst
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 22:37:21.21 ID:iwbUdFhro
アソボウ
62 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 23:25:35.24 ID:fH7hkFZyO
ウンパルンパ「アソボーヨ」
チビアリス「え?」
ウンパルンパ「アソボーヨ」
ウンパルンパB「アソボーヨ」
ウンパルンパC「アソボーヨ」
ワラワラ
チビアリス「い、いやー!いっぱい出てきたー!」キャー
黒猫「私のアリスに近づくなー!」バキッ
ウギャー イヤー
チビアリス「黒猫さん……(私のアリス?)」
「こらこらー?ウンパルンパをイジメたらいけないよー?」
チビアリス、黒猫「!」
ウォンカ「彼らはボクの唯一のお友達なんだ」ルンルン
チビアリス「……あの人は?」
黒猫「彼がこの工場の主であり、ワンダーランド1のチョコレート工場のオーナー」
黒猫「ウィリー・ウォンカです!」
チビアリス「あの人が…まるで人間みたい…」
黒猫「そうですね……姿形はアリス達、異界の住人と似ているかもしれません?」
ウォンカ「あららー?なかなか賢い子猫ちゃんだね?」
ウォンカ「でもー?ウンパルンパをイジメたらいけないよ?」
ウンパルンパ「イタタ」
黒猫「…………」
チビアリス「あ、あの!ウォンカさん!」
ウォンカ「おややー?そちらのちっさいお嬢さんは新種のウンパルンパかなー?」
チビアリス「ち、違いますよ!」
黒猫「ウォンカ…私達、この工場を見学したいのですが……」
ウォンカ「ボクの工場を見学ー?」
チビアリス「お、お願い!ウォンカさん!」
ウォンカ「ん〜〜〜?」ムーン
ウォンカ「ダメー!!」ブー
黒猫「!」
チビアリス「な、なんて!?」
ウォンカ「だーって!ボク、基本喋る生き物は嫌いだしー?」
ウォンカ「さ、わかったら帰った帰った!あんまりしつこいとハートのクイーンに通報しちゃうよ?」シッシッ
チビアリス「………そんな……」
黒猫「……………」
黒猫「"ダイナが会いたいと言っている"とチェシャ猫に伝えてくれますか?」
ウォンカ「……………」ピクッ
チビアリス「?」
ウォンカ「
>>63
」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 23:31:07.28 ID:IDCtwF0/o
いいだろう、少し工場を見学して暇を潰してたまえ
64 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/21(金) 23:43:52.86 ID:fH7hkFZyO
ウォンカ「………ん〜〜?わかったよ」
ウォンカ「いいよ?少し工場を見学して待っててよ?」ニコッ
チビアリス「本当!?ありがとうウォンカさん!」キラキラ
黒猫「……………」
工場内
チビアリス「す、すごいよ黒猫さん!ここ、木も川も全部チョコレートで出来てる!」キラキラ
黒猫「ふふっ、そうですね?」
チビアリス「た、食べてもいいかな?」ジュルリ
黒猫「やめなさい」
チビアリス「あっちにはリスさんがー!」
黒猫「(アリス…はしゃいじゃって…本当に可愛いわ)」ウットリ
リス「コノクリダメナクリダワー」ポイッ
チビアリス「……………」ジーッ
リス「ウオッ!!ビックリシター」
リス「オット、アタラシイクリヲトッテコナキャ」トコトコ
チビアリス「あっ!待ってよリスさーん!」
タッタッタ
黒猫「ウォンカのチョコレート工場…噂には聞いていたけど想像以上ですね…」
黒猫「(ここにチェシャ猫が……)」
黒猫「……アリス、そろそろ次に……」
シーン
黒猫「アリス……?」
65 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/21(金) 23:48:05.19 ID:fH7hkFZyO
チビアリス「リスさん見失っちゃった…」トボトボ
チビアリス「ここ……どこだろ?」
ユラッ
チビアリス「あっ!誰かいる!」
チビアリス「あのー、すみませ……」
チビアリス「!」
チビアリス「シルクハットにタキシードの男の子……あなたは……」
ショタ「……………」
チビアリス「あ、あの!」
ショタ「!」
チビアリス「な、なんであなたがここに……」
ショタ「
>>67
」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 23:50:15.93 ID:IDCtwF0/o
加速した
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/21(金) 23:50:53.43 ID:SOKmR2sMo
ここのお菓子を盗むため
68 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 00:24:06.95 ID:8M6nRGl3O
ショタ「ちょっとここのチョコレートを盗みにきたんだよ」
チビアリス「ぬ、盗む?ドロボーはいけないってお姉ちゃんが言ってたよ!」
ショタ「きみのお姉さんなんて知らないよ」
ショタ「それよりも…人を呼ばれたら厄介だ、きみは今すぐ踏み潰すとしよう」スッ
チビアリス「い、いやー!!」
ザッ
ショタ「!」
チビアリス「!」
チビアリス「黒猫さん!」
黒猫「フシャー!!!」
ショタ「……………」
黒猫「今すぐアリスから離れて下さい!白ウサギ!」
チビアリス「白ウサギ……?」
ショタ「……………」スッ
ピョコン
チビアリス「……シルクハットの中からウサギのお耳が……」
黒猫「アリス!可愛い見た目に騙されてはいけません!」
黒猫「彼はああ見えて…もう300年以上も歳をとっている白ウサギです!」
チビアリス「さ、300年!?」ヒエー
白ウサギ「…………」
白ウサギ「黒猫…きみはいったい何者なんだい?」
黒猫「私は…森の案内人でお節介焼きなただの猫ですよ」
白ウサギ「…………そ、」
白ウサギ「ま、いーや…チョコレートもいっぱい手にいれたし…」
白ウサギ「騒ぎになる前に帰るとするよ」スッ
チビアリス「ど、ドロボーはいけないんだよ!ウォンカさんにチョコレート返しなよ!」
白ウサギ「………また会おう…黒猫、そして…」
白ウサギ「アリス」
スゥ
チビアリス「!」
チビアリス「き、消えた?」
黒猫「………………」
チェシャ猫の性格
安価下
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 00:25:49.77 ID:bm9hWouUO
ガチレズ
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 01:06:37.68 ID:6+phfD0yO
以前白雪姫の安価ネタやった人かな?
71 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 12:21:26.82 ID:CMR/eCzm0
チビアリス「(あれ?白ウサギさん、なんか落としてってる?)」
ウォンカ「やぁやぁ、お待たせしちゃったね?」
チビアリス「ウォンカさん!」
ウォンカ「約束通り、チェシャ猫をつれてきたよ?」
チビアリス「……?いないみたいだけど?」
黒猫「チェシャ猫は人見知りなんですよアリス」
黒猫「チェシャ猫、いるのですよね?隠れてないで出てきて下さい」
ウォンカ「ほら、チェシャ猫ちゃん?」
「うぅ…」モジモジ
チェシャ猫「ひ、久しぶり…ダイナ」ニャーン
黒猫「ええ、久しぶりですねチェシャ…」
チビアリス「う、うわぁ…」キラキラ
チェシャ猫「!」ビクッ
チビアリス「チェシャ猫ちゃんかわいー♪ちっちゃな女の子が猫さんのコスプレしてるみたーい!」キラキラ
チェシャ猫「ひっ…」ビクッ
黒猫「ふふふ、今はアリスの方がちっちゃいですよ?」
チビアリス「わーい!」ピョン
チェシャ猫「きゃっ/////」
チビアリス「うわぁ、この猫さんのお耳本物だー!すっごーい♪」ナデナデ
チェシャ猫「ぁんっ///や、やめて…」ピクピク
ウォンカ「アハハハ、面白いねーあの子」
黒猫「アリス、気をつけて下さいよ?」
チビアリス「?」
チェシャ猫「//////」
黒猫「チェシャ猫は大人しい女の子に見えてガチレズですから」
チビアリス「ガチレズ??」
チェシャ猫「//////」
チビアリス「黒猫さん、ガチレズってなーに?」ハテ
黒猫「
>>73
」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 12:25:37.87 ID:1og+s6k3o
女の子が大好きな人ですよ
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 12:30:45.97 ID:2sOpX5sI0
君みたいな可愛い女の子は知らなくて良い事なの
74 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 12:48:24.59 ID:CMR/eCzm0
黒猫「アリス、貴女みたいな純粋無垢で可愛い天使は知らなくていい事ですよ?」
チビアリス「?」
チェシャ猫「…………」ヒョイッ
チビアリス「きゃっ」
チェシャ猫「………………」ジーッ
チェシャ猫「貴女、新種のウンパルンパ?」
チビアリス「ち、違うよ!私の名前はアリス!」
チビアリス「ちっちゃいのは、キノコを食べたせいなの」
チェシャ猫「キノコを……」
チビアリス「よろしくね?チェシャ猫ちゃん?」ニコッ
チェシャ猫「(可愛い/////)」ポッ
チェシャ猫「よ、よろしく」ボソボソ
黒猫「チェシャ猫、アリスは元は人間サイズだったんです!」
黒猫「どうかアリスを元の大きさに戻すのに協力してくれませんか?」
チビアリス「チェシャ猫ちゃん!お願い!」ウルウル
チェシャ猫「………………」
ウォンカ「(チェシャ猫ちゃんは気難しいからなぁー、きっと無理だろうなー)」
チェシャ猫「……いいよ…」
チビアリス「本当!?」キラキラ
ウォンカ「え?マジ?」
黒猫「ありがとうございます!チェシャ猫!」
チビアリス「ありがとう!チェシャ猫ちゃんだーいすき♪」ニコッ
チェシャ猫「私も…アリス、だいすき…///」
イチャイチャ
黒猫「イチャイチャすんな!」
75 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 14:11:55.49 ID:CMR/eCzm0
チェシャ猫「ダイナ…嫉妬…?」ジトー
黒猫「そ、そんなんじゃありません!」フシャー
チビアリス「?」
黒猫「と、とりあえず話を元に戻します!」
黒猫「チェシャ猫!貴女はアリスを元の大きさに戻す方法を知ってるんですよね?」
チェシャ猫「タケノコキノコの副作用を治す方法でしょ?……知ってるよ」
チビアリス「お、教えてチェシャ猫ちゃん!私、元の大きさに戻りたいの!」
チェシャ猫「ん、アリスの頼みなら」コク
チェシャ猫「といっても今すぐは難しいかも……」
チビアリス「そんなぁ…」
黒猫「な、何故ですか!?」
チェシャ猫「タケノコキノコの副作用を取り除くにはある道具が必要だから」
黒猫「ある道具?」
チェシャ猫「そう、白ウサギが持ってると言われてる
>>76
が必要なの」
>>76
道具
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 14:13:25.60 ID:1og+s6k3o
短刀
77 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 18:47:28.84 ID:8yeCmYJ6O
チビアリス「白ウサギさんの持ち物!?」
チェシャ猫「うん、白ウサギが持ってる短刀がタケノコキノコの副作用を断ち切れるんだよ」
チェシャ猫「他にも……あらゆる怪我や病、呪いをも治すと言われてる伝説の霊刀だよ」
黒猫「白ウサギの持ち物だったなんて…」クッ
チェシャ猫「どうしたの…?ダイナ…」
チビアリス「実は私達……さっきチョコレートを泥棒してる白ウサギさんにあったの…」
チェシャ猫「え!?」
ウォンカ「ボクのチョコレートをドロボーだって?許せないなー!」
黒猫「白ウサギは神出鬼没……今更気づいても……」ガクッ
チビアリス「あ!」
ウォンカ「どうしたんだい?おチビちゃん?」
チビアリス「そういえばさっき……」
ウォンカ「これは……」
チェシャ猫「こ、これ!白ウサギの霊刀!」
チェシャ猫「これ、どうしたの?」
チビアリス「白ウサギさんがさっき落としてったんだよ」
チェシャ猫「(落としていった?)」
黒猫「……いったい何故……」
ウォンカ「まー、とりあえず、これでおチビちゃんが元に戻るなら万事OKじゃない?」
78 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 18:57:38.20 ID:8yeCmYJ6O
チェシャ猫「い、いくよ…アリス」チャキ
チビアリス「……ちょっと怖いかも…」
チェシャ猫「大丈夫…すぐに楽になれるから」
チビアリス「ひぇ」
黒猫「(アリス……)」ドキドキ
チェシャ猫「では、いきます!せいやっ!」スパッ
チビアリス「キャアアア!」
チビアリス「………って痛くな……」ムクムク
ウォンカ「! 見てよ!おチビちゃんが!」
黒猫「大きくなっていきます!」
チビアリス「キャアアア!」
ムクムク
アリス「……………」
黒猫「あ、アリス!」
アリス「や、やった……元の大きさに戻ったー…」
チェシャ猫「フッ」
アリス「やったー!ありがと!チェシャ猫ちゃん!」ダキッ
チェシャ猫「ぁん/////」
黒猫「本当にありがとうございます!チェシャ猫!」
チェシャ猫「ううん…アリスの為だもん」フルフル
アリス「チェシャ猫ちゃん……」
チェシャ猫「……でも、ご褒美はほしいかも」ボソッ
黒猫「ご褒美?」
アリス「私にできる事なら何でも言ってよチェシャ猫ちゃん!」
チェシャ猫「う、うん…じゃあ……」ドキドキ
チェシャ猫「アリス、パンツ頂戴?」
アリス「え?」
黒猫「は?」
ウォンカ「oh」
アリス「ご、ごめんねチェシャ猫ちゃん?良く聞こえなかった」
チェシャ猫「アリスが履いてるおパンツがご褒美に欲しいです」キリッ
アリス「
>>80
」
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 19:01:40.11 ID:dUPchW7Zo
今はいてるのはお気に入りだからちょっと嫌かな…
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 19:02:23.38 ID:ARknqKvyO
テメェ死にたいのか?
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 19:03:18.62 ID:1k3j4hA5o
ときどき毒が強くなるワンダーランド
82 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 19:14:50.34 ID:8yeCmYJ6O
アリス「チェシャ猫ちゃんは何で私のおパンツなんか欲しいの?ワンダーランドに入ってからずっと履いてるから汚いよ?」
チェシャ猫「ほ、本当!?最高だね!」ハァハァ
ウォンカ「(うわぁ…)」
黒猫「(ガチレズめ…)」
チェシャ猫「わ、私!アリスと一つになりたい!」
アリス「きもっ、死にたいの?(ごめんね?今履いてるのお気に入りだからあげられないの)」
黒猫「え?」
ウォンカ「え?」
アリス「やべっ、本音が…」バッ
チェシャ猫「あぁ…冷たいアリスも…いぃ……////」ビクンビクン
アリス「うぇー」
チェシャ猫「おパンツが駄目ならキスでいいよ」
アリス「ちゅーくらいなら…」
黒猫「ちょっとアリス!」
アリス「ちゅ、ちゅーならお姉ちゃんともよくするし……」
チェシャ猫「アリス……」ンー
アリス「チェシャ猫ちゃん……」ンー
黒猫「騙されてはいけませんアリス!そいつ舌をいれてきますよ!」
アリス「舌?」
チェシャ猫「チッ」
83 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 19:31:11.12 ID:8yeCmYJ6O
アリス「やっと元の大きさに戻ったし、次は元の世界に帰りたいなー」
黒猫「元の世界…ですか……」
アリス「チェシャ猫ちゃん、何か元の世界に戻る方法知らない?」
チェシャ猫「……ごめん、知らない…」フルフル
チェシャ猫「てゆーか、アリス、元の世界に帰っちゃうの?そんなのイヤ…私とずっと一緒にいて?結婚しよ。うん、そうしようそれがいい」
アリス「早く帰りたいなー」
ウォンカ「………元の世界…ねぇ…」
アリス「!」
黒猫「ウォンカ、何か知っているのですか?」
ウォンカ「まー、あくまで噂程度だけどねー?」
アリス「ほ、本当ー!?教えて!ウォンカさん!」
チェシャ猫「(余計な事を……)」チッ
ウォンカ「噂じゃあ、ハートのクイーンが持っている"金の鍵"が異世界とワンダーランドを繋ぐ扉を開くらしいよ?」
アリス「金の鍵……?」
黒猫「ハートのクイーン……」タラーッ
アリス「黒猫さん、そのハートのクイーンさんを知ってるの?」
黒猫「……ハートのクイーンはワンダーランドを統治するこの国の姫君です……」
アリス「お姫様ー?」キラキラ
アリス「わー…会ってみたいなぁ……」
チェシャ猫「……やめた方がいいと思う…」
アリス「え?」
チェシャ猫「ハートのクイーンはとても気難しいお方…機嫌を損ねたら大変…」
ウォンカ「だねー?なんせ口癖が"首をはねなさい"だからねー?」アッハッハ
アリス「ひぃ……」ビクッ
ウォンカ「金の鍵を寄越せなんて言ったら、間違いなく首をはねられるねー?」アッハッハ
黒猫「なにがおかしいんですか」
アリス「おっかないよぉ…」ビクビク
チェシャ猫「(震えてるアリス可愛い///)」ポッ
黒猫「何故赤くなるのですか」
アリス「で、でも…金の鍵以外に元の世界に戻る方法は……」
ウォンカ「うーん、知らない…」
アリス「………でも、一応ハートのクイーンさんに会って頼んでみるだけでも…」
チェシャ猫「……まず、ハートのクイーンに会いに王宮に行くのが難しいよ」
アリス「え?」
84 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 19:48:52.93 ID:8yeCmYJ6O
黒猫「アリス、ハートのクイーンに会うために王宮に行くには様々な試練を乗り越えなければなりません」
アリス「試練?」
チェシャ猫「クイーンのお城の回りには、人を惑わすミルク霧や人食い陸鮫の巣…歌いながら人を襲う薔薇など、様々な危険生物や自然障害があるの…」
ウォンカ「まー、少なくとも、普通に行くのは無理だねー?」
アリス「そんな…」ガクッ
チェシャ猫「アリス、あきらめる?あきらめよ?あきらめて私と一緒に暮らそ?」
アリス「ちょっと黙ってよ!」
黒猫「………………」
黒猫「王宮に行く方法が全く無い訳ではありません……」
アリス「え?」
黒猫「……私の昔の知り合いにかつて王宮にクイーンに詩を聴かせに行った者がいます」
ウォンカ「わーお、それってまさか…」
チェシャ猫「……あの帽子屋の事?」
アリス「帽子屋さん……?」
黒猫「……はい、帽子屋に話を聞けば王宮に行く方法がわかるかもしれません」
アリス「ほ、本当黒猫さん!じゃ、じゃあ早く帽子屋さんに会いに行こうよ!」
アリス「その帽子屋さんは今何処にいるの!?」
黒猫「………帽子屋は……王宮から帰って来て以来、3月ウサギの庭で永久に終わらないお茶会に参加しています」
アリス「………お茶会……?」
ウォンカ「あー、噂のお茶会かぁ…」
チェシャ猫「………アリスをあれには行かせたくないな…」
アリス「?」
黒猫「ワンダーランドの住人は…3月ウサギの庭で行われる茶会の事を、侮蔑の念を込めてこう呼びます…」
黒猫『Houkago(永久に終わらない) Mad(狂人達の) Tea time(お茶会)』
黒猫「………と…」
アリス「ほーかごマッドティータイム?」
放課後マッドティータイムのメンバー
安価下 二つ
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 19:49:31.66 ID:90u++m2YO
ふたなり
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 19:51:09.62 ID:Vpx80n+/0
お客のラヴクラフトさん
87 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 20:29:59.28 ID:8yeCmYJ6O
翌日
アリス「えーと、ウォンカさんに教えてもらった3月ウサギさんの家は……」
アリス「こっちだね」
チェシャ猫「あっちだよアリス」
アリス「えへへ、間違っちゃった♪」
チェシャ猫「お馬鹿なアリス可愛い/////」
黒猫「なんで貴女がいるのですか?チェシャ猫」
チェシャ猫「だってアリスと一緒にいたいから」
アリス「えへへ、嬉しいな?」
チェシャ猫「アリス…」
黒猫「イチャつかないで下さい」
チェシャ猫「ダイナ、嫉妬?」
黒猫「違います」
アリス「ねー、前々から思ってたんだけど、そのダイナって黒猫さんの名前?」
黒猫「………昔の話です、もうこの名は捨てました」
アリス「?」
チェシャ猫「………………」
アリス「………黒猫さんとチェシャ猫ちゃんって昔からの仲良しさんだったの?」
チェシャ猫「
>>89
」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 20:33:33.30 ID:0wEpOSKy0
昔『は』仲よかったよ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 20:35:54.48 ID:1og+s6k3o
上
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 20:37:04.38 ID:aYqVU4uj0
昔はもっと仲良しだったよ
91 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 20:53:42.28 ID:8yeCmYJ6O
チェシャ猫「昔"は"もっと仲良しだったよねー?ダイナ?」
黒猫「………ダイナと呼ばないで、ドロップ」
アリス「???」
チェシャ猫「あ、勘違いしないでねアリス!ダイナへの好きはloveじゃなくてlikeだから!」アセアセ
チェシャ猫「当然アリスへの"好き"は…////」ポッ
アリス「あっ!あそこが3月ウサギさんの家じゃない?」
黒猫「行ってみましょう!」
チェシャ猫「(アリスの照れ屋さん///)」
3月ウサギの庭
ワハハハハ
3月ウサギ「うーん、この紅茶おいしいねぇ?ヘドロの味がするよ!」ゴクゴク
3月ウサギ【気狂いのウサギ】ドンッ
マッドハッター「今何時だっけ?あ、まだ6時だ」アハハ
マッドハッター【イカれた帽子屋(元・ラヴクラフト)】ドンッ
ふたなりネズミ「ZZZ」
ふたなりネズミ【眠りネズミ】ドンッ
終わらない狂人達のお茶会
"放課後マッドティータイム"
「すみませーん」
3月ウサギ、マッドハッター「!」
アリス「私達もお茶会に参加させてくださーい!」
チェシャ猫「(こいつら…アリスに手を出したらコロス)」
黒猫「………………」
マッドハッター「
>>92
」
92 :
全治全能の未来を予言するイケメン金髪須賀京太郎様に純潔を捧げる
[sage saga]:2017/07/22(土) 20:55:13.54 ID:hBMET1/r0
わたしここたまの主人公虹の夢一緒にSM見ようぜ
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 20:56:38.11 ID:QwA/KuyKo
森へ行きましょう、娘さん
94 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 21:15:26.16 ID:8yeCmYJ6O
マッドハッター「おやおや可愛いお嬢さん」
マッドハッター「私と一緒に森へ行きませんか?」
アリス「………え?」
チェシャ猫「………………」ギラン
黒猫「やめなさい、チェシャ猫」
チェシャ猫「ダイナ……」
黒猫「……かつて詩と小説を愛した貴方が変われば変わるものですね?」
マッドハッター「………ダイナ…?」
マッドハッター「………今の私はマッドハッターだ。お前なんぞ知らないよ黒猫さん?」
黒猫「……………」
3月ウサギ「まぁまぁ、マッドハッター…折角可愛いお客さんが来てくれたんだ」
3月ウサギ「お嬢さん方?ワインはいかがかな?」スッ
アリス「あ、あの…私まだ子供だからお酒は……」
3月ウサギ「アハハハ、そう言うと思って紅茶にしておいたよ?」
アリス「ありがとう!3月ウサギさ……うっ……」
プーン
アリス「な、なにこの紅茶…鼻が曲がりそう……」
チェシャ猫「アリス!ダメ!それ、糞尿だ!」
アリス「ふぁ!?」
3月ウサギ「アハハハ」
3月ウサギ「アハハハ」ゴクゴク
アリス「あ、あの臭い紅茶を飲んでる…」
チェシャ猫「みちゃダメ」ギュッ
マッドハッター「あー、お茶会は楽しいなぁ!時がたつのを忘れそうだ!」
マッドハッター「今は何時かな?」チラッ
マッドハッター「アハハ!まだ6時かー」
黒猫「…………………」
ふたなりネズミ「ZZZ」
ギャハハハ
アリス「な、なに?このお茶会…」ゾクッ
チェシャ猫「ダイナ…これじゃあ王宮への行き方どころか、話も通じそうにない…」
黒猫「…………………」
95 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 21:20:16.56 ID:8yeCmYJ6O
3月ウサギ「こらっ、ふたなりネズミ?折角お客さん方が来てくれたんだ!君も寝てないでお茶会に参加しなさい!」
アリス「? ふたなりネズミ?」
アリス「ねぇ、黒猫さん」
アリス「ふたなりネズミさんってなに?あのネズミさん、普通のネズミさんとは違うの?」
黒猫「……えと…それは……」アセアセ
チェシャ猫「
>>97
」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 21:24:43.35 ID:eVx2o5MXO
ストレートにいってみるか
男の性器も女の性器も付いているネズミよ
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 21:29:06.13 ID:1og+s6k3o
オスでもありメスでもある
98 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 21:54:03.35 ID:8yeCmYJ6O
チェシャ猫「アリス、ふたなりって言うのはね?」
チェシャ猫「オスでもあり、メスでもある……ようはちん○とま○こが……」
アリス「?」
黒猫「やめてくださいチェシャ猫!」
チェシャ猫「モガ」
黒猫「アリスに変な事を教えないでください!」フシャー
チェシャ猫「変な事じゃないもん」
3月ウサギ「あらら?お嬢さん方、飲まないのかい?」
アリス「そんな変なもの飲みたくない」
3月ウサギ「………どうやらお嬢さん方は私達の紅茶が気にくわないらしい」
マッドハッター「なんだと?ワガママなお気に入りだ」
3月ウサギ「どうだろうここは……」チラッ
ふたなりネズミ「ZZZ」
マッドハッター「…………そうだな」
アリス「?」
チェシャ猫「あいつら…何をする気だろ…?」
3月ウサギ「待っててねお嬢さん方?今と〜ってもいい紅茶を淹れるから♪」
マッドハッター「アハハハ」
ザパッ
ふたなりネズミ「ZZZ」ブクブクブク
黒猫「!? 何をしているの!」
3月ウサギ「なにって……ふたなりネズミを水に浸して紅茶の出汁をとってるのさ?」
アリス「や、やめて!ネズミさんしんじゃうよ!」
3月ウサギ「? 何で怒ってるの??」
ふたなりネズミ「」ブクブクブク
マッドハッター「ひょっとして、出汁の出が足りないから怒ってるんじゃないか?」
3月ウサギ「なるほど〜……なら…」ギラン
3月ウサギ「腹をかっ捌いてもっと出汁をとろうか♪」
黒猫「やめなさい!」
チェシャ猫「………こいつら…イカれてる……」
99 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 21:55:41.78 ID:8yeCmYJ6O
上
訂正
マッドハッター「なんだと?ワガママなお気に入りだ」→ワガママなお客様
100 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 22:09:03.77 ID:8yeCmYJ6O
ズバッ
ふたなりネズミ「」ダラダラダラ
マッドハッター「おー!いっぱい出たなぁ!」
チェシャ猫「…………あいつら…やった…」
黒猫「アリス…見てはいけません…!」
アリス「……………」
3月ウサギ「どうぞお嬢さん方」スッ
3月ウサギ「真紅の紅茶です」
チェシャ猫「………それ以上アリスに近づいたら……」ギラン
アリス「……………」スッ
3月ウサギ「?」
チェシャ猫「あ、アリス!?」
黒猫「何処へ行くのですか!」
ふたなりネズミ「」
アリス「…………」スッ
マッドハッター「アハハハ!もう死んでるふたなりネズミに短刀で更に切り裂こうってか?」
黒猫「………あれは…」
チェシャ猫「……白ウサギの霊刀…」
アリス「………………」スパッ
ふたなりネズミ「……………」
ふたなりネズミ「ZZZ」
3月ウサギ、マッドハッター「!?」
3月ウサギ「ふたなりネズミが……」
マッドハッター「生き返った……?」
黒猫「アリス……」
アリス「…………もういいよ黒猫さん、チェシャ猫ちゃん」
アリス「私、こんな所にいたくない」
アリス「もう帰ろ?」
黒猫「アリス……」
チェシャ猫「………………」
ふたなりネズミ「………………」ムクリ
ふたなりネズミ「
>>101
」
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 22:09:57.50 ID:dUPchW7Zo
私も連れていって
102 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 22:55:25.47 ID:8yeCmYJ6O
パアア
アリス「?ふたなりネズミさんの身体が光って……」
シュゥゥ
ネズミ「……………」
黒猫「ふたなりネズミが…」
チェシャ猫「可愛い女の子になった…」ゴクリ
ネズミ「………ありがとうございます」グスッ
アリス「ふぁ?」
ネズミ「貴女の白ウサギの短刀のお陰で呪いが解けました!」
アリス「呪い?」
ネズミ「はい、私は昔ハートのクイーン様に仕えていたのですが………」
黒猫「ハートのクイーンに!?」
ネズミ「うっかりハートのクイーン様の大切にしていた壺を割ってしまい、王宮を追放され、その上男性器を生やされ、日の大半を眠りにつかされる呪いをかけられてしまったのです」
チェシャ猫「壺を割ったくらいで……」
アリス「ハートのクイーンさんって酷い人だね!」プンプン
ネズミ「アリス!貴女は私の命の恩人です!」
ネズミ「どうか…私も貴女と一緒につれていってください!」
黒猫「………どうしますか?アリス」
アリス「もちろんいいよ!」ニコッ
アリス「よろしくね!ネズミさん!」
ネズミ「ありがとうございます!」パアア
チェシャ猫「アリスがいいなら、私もいいよ」
アリス「よし、じゃあ…ハートのクイーンさんの所にいこっか!」
103 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 23:04:40.12 ID:8yeCmYJ6O
マッドハッター「………ふたなりネズミが……そんな馬鹿な……」
黒猫「………………」
黒猫「………かつて……詩と小説を愛した貴方が……情けないものですねラヴクラフト…いや、今は…マッドハッターでしたか?」
マッドハッター「……なに?」
黒猫「かつて……ワンダーランドには詩と小説を愛し、とても誠実な帽子屋がいた……」
黒猫「彼はその詩の才を買われ王宮に呼ばれ………そしてクイーンの前で詩を詠んだ……」
マッドハッター「………………」
黒猫「帽子屋の詩を聞いたクイーンは彼にこう言った………」
黒猫「"時間の無駄だった"と」
マッドハッター「っ……………!」
黒猫「………それ以来…彼の時間は止まり、進む事の無い刻の中を永遠とさ迷っている……」
黒猫「……実に詩的で悲しい話ではないですか………?」
マッドハッター「………黙れ……」
黒猫「……そうですね、ごめんなさい」
黒猫「貴方には関係ない話でしたねマッドハッター」
マッドハッター「……………」
アリス「黒猫さーん?もう行くよー」
黒猫「ごめんなさい、アリス!」
黒猫「………それではさようなら、マッドハッター」クルリ
マッドハッター「………待て、ダイナ!」
黒猫「?」
マッドハッター「…………これを持っていけ」ポイッ
黒猫「! これは………」
マッドハッターが黒猫に渡した物
安価近いレスの中
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 23:07:52.31 ID:0wEpOSKy0
ハートのクイーンのトランプ
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 23:08:18.99 ID:XYMj3J8/o
銀のフルート
106 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 23:19:12.95 ID:8yeCmYJ6O
黒猫「……ハートのクイーンの絵柄がついたトランプと銀のフルート?」
マッドハッター「………私が昔城に招かれた時にトランプ兵から渡されたものだ…」
マッドハッター「城の回りに咲き乱れる踊る棘は銀のフルートの音を嫌い…」
マッドハッター「………そして、そのハートのクイーンのトランプは門番の虹色タイツのカブトムシに見せろ」
マッドハッター「それが城への通行許可書となる」
黒猫「マッドハッター…貴方……」
アリス「黒猫さん?」
マッドハッター「………早く行けダイナ!貴様の顔など見たくもない!」
黒猫「……………ありがとう…」
黒猫「ラヴクラフト…」クルリ
マッドハッター「…………………」
黒猫「ごめんなさいアリス!今行きます!」
タッタッタ
カチコチ……
3月ウサギ「やれやれ、困った客人達だった……」
3月ウサギ「さて、お茶会を続けようかマッドハッター?」
マッドハッター「…………黙れ…」
カチコチ……
3月ウサギ「?」
マッドハッター「私はラヴクラフトだ…」
3月ウサギ「……なに?」
カチコチ
マッドハッター「…………随分長い間茶会をしてしまった…今は何時だ?」スッ
カチコチ
マッドハッター「…………」
ラヴクラフト「6時1分か………」
カチッ
107 :
◆xF5HhHyE6Y
:2017/07/22(土) 23:29:16.97 ID:8yeCmYJ6O
アリスが最初に訪れた洞窟
プーン
アリス「うわぁ…相変わらずここくちゃいなぁ……」
黒猫「森の住人達の公衆便所になり果ててますね……」
チェシャ猫「アリス…私、アリスのう○こなら…」モジモジ
アリス「チェシャ猫ちゃんキモ〜い」
ネズミ「王宮に行くまでの試練の回避方法はさっき話した通りです!」
アリス「さっすがネズミちゃん!頼りになるね!」
ネズミ「こ、これでも一時クイーン様に仕えていましたから////」テレッ
黒猫「それでは行きましょうか」
アリス「それにしても……」チラッ
アリス「私が最初に来た場所の反対側の扉…」チラッ
アリス「これが王宮への入り口だったなんて……」
チェシャ猫「ネズミ、さっきの話だと、この扉を開ける方法は……」
王宮への入り口の扉を開けるのに使う物
>>108
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 23:30:36.00 ID:s7q45jtG0
サイコクラッシャー
109 :
◆xF5HhHyE6Y
[sage]:2017/07/22(土) 23:31:20.97 ID:8yeCmYJ6O
物でお願いします
安価近いレス
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 23:31:54.83 ID:iXgLu8urO
7日間履き続けたパンツ
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