姉「やばいもうダメ」ゾンビ「アアアアアア」【安価】

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358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 01:47:55.85 ID:Q4tm9MZE0
司書さん「すみません、助かりました」

弟「何で向こうの書庫に?」

司書さん「トイレに…あっちの書庫にしかトイレがないんですよ」

弟「あ、なんか、すみません」

司書さん「でも、持ってた鍵をトイレの中で無くしちゃって…本当にありがとうございます」

弟「いえ。他に人は居ますか?」

司書さん「え、ここに居ませんでした?」

弟「え、居ませんでしたが…」

司書さん「おかしいな…ここに10人弱は居たんですが…」

弟「司書さんがトイレに行ってる間に何かあったのか…気をつけた方がいいな」

弟「他のところを探すか。>>360に行こう」
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 01:49:05.38 ID:8aAE8WWno
中央ホール
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 01:53:54.90 ID:S5sjlTxuo
安価↑

イッチは他の作品も投稿したことあるのでしょうか?
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 01:59:55.63 ID:Q4tm9MZE0
>>360
これが初めての作品です
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 02:02:33.04 ID:S5sjlTxuo
そうでしたか、かなり文がよく出来ていたので何度か投稿している方かと思いました
お返事、ありがとうございます
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 02:16:44.91 ID:Q4tm9MZE0
図書館 中央ホール


弟「ここなら広いし色んな場所に繋がってるから何かしらのヒントがあるかと思ったけど…」

司書さん「何もないですね…」

弟「司書さん、悲鳴を聞いたとか、何かないですか?」

司書さん「すみません、私は何も…」

弟「そうですか…」

弟(何だ?何か違和感が…)

司書さん「そうだ、>>366に行ってみましょう」
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 02:17:17.74 ID:Q4tm9MZE0
>>362
お褒めいただきありがとうございます!
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 02:32:17.39 ID:8aAE8WWno
そもそも何で鍵かけられてたんだこいつのいた書庫、感染者かなんかじゃねこいつ?

まあいいや、食堂
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 06:34:13.10 ID:UcygcNI20
安価↑
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 23:44:16.22 ID:Q4tm9MZE0
図書館 北館 食堂


弟「図書館に食堂があるんだ…」

司書さん「うちはかなりの規模ですからね。もちろんここでの本の閲覧は御法度です」

弟「ここにも人影は無しか」

司書さん「どうですか?ここなら見通しもいいですし、3人で手分けして探すというのは?」

弟(俺もそうしたいんだが…)

フード女「だめ」

弟(だよなぁ…)

フード女「離れるのは危ない。それにここは机や椅子が大量にある。もしその下に潜んでいたら気付かないうちに人数が減ってるかもしれない」

司書さん「そんな、B級のホラー映画じゃないんですから」

フード女「今のこの状況、まさしくB級のホラー映画」

弟(確かに…)

司書さん「…わかりました」



弟「結局収穫なし、と」

司書さん「すみません…」

弟「いえ、気にしないでください」

フード女「………」

司書さん「じゃあ、>>369はどうですか?」
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 23:51:42.71 ID:eEDga3YB0
安価↓
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 23:55:51.19 ID:RXEUUz0w0
この図書館に居るゾンビは幼い子ばかりでしたね、そう言えば今日は幼稚園児が図書館で本を借りにここに来る予定と聞いた事があります
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 00:02:39.51 ID:s7bdfTOH0
無理やりねじ込んだのには草が生えるわ
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 01:19:50.09 ID:e0S/lqhh0
司書さん「この図書館に居るゾンビは幼い子ばかりでしたね、そう言えば今日は幼稚園児が図書館で本を借りにここに来る予定と聞いた事があります」

弟「…えっ」

フード女「………」

司書さん「まさかとは思いますが、幼稚園児達が…」

弟「司書さん、俺たち」

フード女「」ガバッ

弟「モガッ!?」クチフサガレタ

フード女「…ちょっと待ってて」

司書さん「?はい」

弟「プハッ、何すんだよ!?」

フード女「(声を落として)」ヒソヒソ

弟「何で?」

フード女「(いいから)」ヒソヒソ

弟「(…何だよ)」ヒソヒソ

フード女「(彼女、幻覚が見えてる)」

弟「(幻覚?)」

フード女「(私も、そしてあなたも図書館に入ってからゾンビを見てない、合ってるわよね)」

弟「(ああ)」

フード女「(なのに彼女は小さい子供のゾンビを沢山見ていると言った)」

弟「(それで幻覚か…てっきり俺たちをからかってるのかと)」

フード女「(からかうにしてもブラックジョーク過ぎる)」

弟「(そうか、だからやけにしがみついてきたりした訳か…)」
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 01:25:43.69 ID:C8XILumx0
ほうほう、だから閉じ込められてたのか?
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 01:38:26.53 ID:e0S/lqhh0
フード女「(問題になるのは、これから彼女をどうするか)」

弟「(どういう事だ?)」

フード女「(居もしないゾンビ達に怯えている彼女が、もし本物のゾンビと会ったらどうなる?)」

弟「(……もっと錯乱する?)」

フード女「(…大方そんな感じになると思う)」

フード女「(今はまだいい。ゾンビ達は実際に居ないし、一緒にいるのも私達2人だけ。だけど、もし彼女を学校に連れ帰ったら、彼女の持つ恐怖が皆んなに伝染する)」

弟「(伝染って)」

フード女「(これは本当。彼女にしか見えないものが周りにも見えだす。集団催眠とも言われ、実際に起こった事例もある)」

弟「(…つまり?)」

フード女「(今の彼女を、このまま連れるのは余りにも危険すぎる)」

弟「(…それはどうかと思うぜ。それに司書さんはゾンビを見たと言っても、襲われた、とは言ってない。そこまで怖がってはないだろ?)」

フード女「(それもおかしい。ゾンビがいるのに襲って来ないということに疑問を持たない、口にしない、悲鳴すら出さない。彼女はもう壊れている可能性もある)」

弟「(じゃあここに捨てでもするか?壊れて、一緒にいるとこっちまでおかしくなるから?ふざけんじゃねえ)」

フード女「(気持ちは分かる。でも今は感情を優先している場合ではない)」

弟「(お前が何と言おうと、俺は司書さんを見捨てねえ)」

フード女「(……勝手にするといい)」

司書さん「あのー?」

弟「何でもないです、じゃあ>>375にでも行きましょうか」
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 01:48:17.92 ID:C8XILumx0
3階広場
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 01:57:56.60 ID:s7bdfTOH0
4階図書室
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 02:04:00.60 ID:e0S/lqhh0
図書館 北館 4階 図書室


弟「ゾンビは居ないな」キョロキョロ

フード女「…ええ」

司書さん「この部屋は主に歴史や文化などの本が多いですから、園児達も来てなかったでしょうしね…」

フード女「………」

弟「と、とりあえず生存者が居ないかを確かめましょう」

>>377「あの…もしかして人?」チラッ
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 02:07:12.13 ID:s7bdfTOH0
子供のような真黒な影
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 02:28:02.88 ID:e0S/lqhh0
司書さん「!」ビクッ

弟「まさかっ!」バットカマエ

黒い影「」ビクッ

フード女「…待って、ゾンビなら話せるはずはない」

弟「あ…確かに」スッ

フード女「…驚かせてごめんなさい。ちゃんと姿を見せてくれる?」

黒い影「……うん」

男の子「…これでだいじょうぶ?」チョコン

フード女「ありがとう」

弟「ごめんな…見た所幼稚園くらいか?」

男の子「うん」

弟「何でこんな所に?」

男の子「ようちえんのえんそくできたの。そしたらそとがうるさくなって、それでこわくなって、ここにきて…う、グス」

男の子「うわああああああああああああん!」

弟「うおっ!?」

司書さん「ごめんね、怖かったね。でももう大丈夫よ」ギュッ

男の子「うわあああああああん!うわああああああああん!」

弟「こうなると暫くは泣き止まないか」

フード女「………」
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 02:38:17.41 ID:e0S/lqhh0
男の子「」

弟「寝ちゃったか」

司書さん「極限の状態の中、大人も居なくなって1人だったんです。無理もありません」

フード女「」

フード女「…ほぼ1日中何も口に入れないはず。持ってきた水とカロリーメイト、起きたら食べさせないと」

弟「そうだな…でも司書さんとこの子以外、本当に誰もいねぇ…」

フード女「…南館の方に居るのかも」

弟「かもな。父ちゃん達が見つけてるかな?」

司書さん「お二人以外にもいらっしゃるんですか?」

弟「ああ。俺の父ちゃんと、元軍人の爺さんが南館を探してる」

司書さん「では、もう少し探索してから合流したほうがいいかもしれませんね」

弟「もう少し探索してから?」

司書さん「出来れば今すぐにでも合流した方がいいとは思うんですが、もしまだ生存者がいた場合を考えると…」

弟「確かに…じゃああと1箇所だけ調べたら合流地点のエントランスに行きましょう。その子は俺が背負います」

司書さん「分かりました。じゃあ>>381に行きましょう」
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 02:42:55.77 ID:Lch6fgD+o
屋上
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 02:43:57.18 ID:s7bdfTOH0
会議室
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 20:36:18.38 ID:e0S/lqhh0
図書室 北館 2F 会議室


司書さん「ここなら広いから誰か居るかとは思ったんですが…」

弟「……居ねえな」

司書さん「すみません…」

弟「謝る事無いですよ。じゃあ予定通り、エントランスに行きましょう」

フード女「………」ガチャッ

フード女「!」

フード女「待って」

弟「何だ?…棚の中に何かあったのか?」

司書さん「!」

弟「大量の毛布…?これがどうかしたのか?」

フード女「…普通、会議室に毛布があると思う?」

弟「よく知らねえけど…なさそうだな」

フード女「多分、ここに避難してた人が寝袋代わりにしてたんだと思う」

弟「ここに?寝られそうな場所なんて他にいくらでもあるのに?」

フード女「そう。各階にある閲覧室にはソファがあった。寝るなら地べたに毛布を敷くよりソファの方が理にかなう」

フード女「でもここの人はそう出来なかった」

弟「出来なかった?」

フード女「ソファが埋まっていた、という事になる」

弟「!」

フード女「つまり、それだけの人数がここには居たはず」

弟「確かにそう考えればこの毛布はありえるか…」

フード女「でもおかしい」

弟「『でも』?何がだ?」
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 20:48:41.14 ID:e0S/lqhh0
フード女「ここで寝ていた人が、毛布を、しかもこんな無造作に詰め込むとは思えない」

弟「どういう事だ?」

フード女「まず、毛布を仕舞う必要性がない。この緊急時、寝られるときに無理矢理でも寝るなどする必要がある。学校でもそうしていた」

弟「ああ」

フード女「つまり常に寝る場所を確保しておく必要がある。その状態で寝具を仕舞うのは愚の骨頂。それにここはいずれは捨てる事になるのは分かってたはず。ならここを片付ける労力を別の事に当てた方がいい」

弟「確かに…」

フード女「そして、仮に片付けるなら、ちゃんと畳んで片付けるはず。無造作に詰め込むのはおかしい。急いでるならそもそも片付けない」

弟「……」

司書さん「そうですね、確かにおかしいです。でも今は生きる事を考えましょう。予定通り、エントランスに行きましょう」
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 21:04:56.38 ID:e0S/lqhh0
図書館 エントランス


弟「…帰って来ないな…」

フード女「………」

司書さん「私達が来てからもう10分は経ってます」

弟「俺たちが別れてからはもう1時間近く経ってる…いくらなんでも遅すぎる」

司書さん「まさか、どこかから入って来たゾンビに…」

弟「…探してくる」

フード女「待って」

弟「単独行動するなってか?だけどじっとしていられるかよ」

フード女「それでもダメ。私や彼女だけだったらいいけど、今はこの子も居る」

男の子「」スゥスゥ

弟「だったらまた背負って」

フード女「さっきこの子を背負って、かなり疲労しているはず。これ以上の疲労の蓄積は危険すぎる」

弟「じゃあ3人で交代で背負えばいいだろ?」

フード女「それより一度学校に戻ってこの子を置いて来た方がいい。片道10分くらいだし、3人もいれば問題なく着ける」

弟「父ちゃんが危ないかもしれないってのに、そんな事出来るかよ!」

フード女「今は感情より合理性を優先させるべき。それではこの先死んでしまう」

司書さん「…分かりました」
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/01(火) 21:13:30.59 ID:e0S/lqhh0
フード女「何」

司書さん「私と弟さんで別行動しているという御二人を探します。フードさんはここでその子と居てください」

フード女「!」

司書さん「これで探索のバディと、その子の御守役と分けられます」

フード女「………」

司書さん「万が一危険な事になったら書き置きでもすれば大丈夫ですよ。ゾンビ達はそれ程早くないですし」

司書さん「これで問題ないですね?」

フード女「問題ないわけ」

弟「いいぜ。司書さん、行こう」ダッ

司書さん「ええ」タッ

フード女「…………」

>>387「良かった、生き残りの人が居た!」

フード女「!」
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:13:55.55 ID:Lch6fgD+o
警備員
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:29:18.14 ID:uzYindBy0
フードの女の旦那さん、職業警察官、正義感熱いの人で愛妻家でもある
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 23:05:49.66 ID:Lch6fgD+o
お、おう
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 00:25:42.24 ID:rmoKrmU40
フード女「…あなた!」

旦那「あ、ああ、お前だったか!」

フード女「良かった…とでも言えたら良かったのだけれど」ギロッ

旦那「…お見通しってわけね」スゥ

旦那「」ドサッ

花子「あなたの夫に取り憑いた事は謝るわ。だから今すぐ弟を追いかけて」

フード女「黙れ。私の大切な人に取り憑いたんだ。滅する」タッタッタタッタッタッタタッ

花子「禹歩…やっぱり陰陽師なのね」

フード女「…散れ、腐れ幽霊」ヒュッ

キンッ

フード女「!?」バッ

花子「その程度じゃ、『トイレの花子さん』は消せないわよ」

フード女「…!」

花子「…本当に時間がないの。早く弟のやつを追いかけて。じゃないと、殺される」

花子(そして人類が滅ぶ)

フード女「………」スッ

フード女「今回だけ」

花子「どうせ次なんてないからそれで十分よ。二人は安全な場所に運んでおくから早く」
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 00:40:57.35 ID:rmoKrmU40
弟「すみません、ありがとうございます」

司書さん「いえ、私が役に立てるとしたらこれくらいですから」

弟「…父ちゃん、無事だよな」

司書さん「お父さんのこと、大好きなんですね」

弟「尊敬できるってわけじゃないけど、家族の事を大事に思ってくれててる、いい親父ですよ」

司書さん「…ふふ。でもすぐにどうでもよくなりますよ」ギュッ

弟「うおっ!?し、司書さん?何を!?」ムネガセナカニ

司書さん「お姉さんと、イイコトしましょう?」ノシッ

弟「待て、今そんな事している場合じゃ」オシタオサレタ

司書さん「」ヌギッ

弟「え、ちょ、ま」

司書さん「」ズプ

弟「…ズプ?」

弟(司書さんの身体、液体!?)

弟「何だお前!?くそ、吸い込まれる!」

弟(まずい、意識が…)

司書さん「さあ、一つになりましょう」ズプズプ

ヒュッ

右蛇「」シショメカクシ

左蛇「」オトウトツカム

司書さん「!?」

フード女「…!」グイッ

弟「」スポンッ ドチャッ

フード女「……驚いた。化け物」

司書さん「…両手が大蛇の人には言われたくないですね」ジュクジュク
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 00:57:42.59 ID:rmoKrmU40
研究所 副所長室


姉「女の人…?」カチカチ

姉「『ミミクライ とある検体の女性が持っていた遺伝子がウイルスに過剰反応。突然変異を起こした結果の産物』」カチカチ

姉「『見た目は普通の女性だが、頭部を除き全て半固体半液体の身体で構成されている。またその表面は人間の本来の皮膚と変わらない手触りや反発性をもつ膜を纏わせられる』」カタカチ

姉「『特徴として体の維持に大量のタンパク質を必要とし、定期的に人間大の肉などを取り込まなくてはならない。取り込む方法は頭部から経口摂取する方法と、スライム状になっている身体にそれを入れる方法がある』」カチカチ

姉「『また、人間を取り込んだ場合はその人間の持つ記憶や人格をコピーできる。更にそれが女性だった場合、なんとその姿もコピーできるという性能を持つ』」カチカチ

姉「『ウイルスは彼女の細胞と親和性が高かったようで、取り込んだ人間を一時的に取り出しても感染はかくにんされなかった』」カチカチ

姉「『なんと検体の女性の自我も残っており、ここまでの内容は数日間彼女が生活し、自分でわかった事を報告してくれた事を纏めたものである』」カチカチ

姉「『しかしあまりにも危険なものであると判断し、凍結処理を行った。棄てるのは色々と手続きが面倒なので後回しとする』」カチカチ

姉「…ゲスね」ペッ
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 01:08:27.74 ID:rmoKrmU40
ミミクライ「蛇女さん、弟君をこちらに渡してくれないかしら?」

フード女「……もっと疑うべきだった。今思い返せばいくら幻覚を見てるとしても、あの行動や言動はおかしかった」

ミミクライ「会話しましょうよ」

フード女「……生憎、化け物と話し合う義理はない」

ミミクライ「蛇女さんも化け物じゃなくて?」

フード女「…これは人が編み出した技の結晶。化け物なんかじゃない」

ミミクライ「だったら私も化学の叡智の結晶よ。化け物なんかじゃないわ」

フード女「…人を食べた時点で、お前は化け物だっ!」

ミミクライ「じゃあ、化け物に殺されなさい」

フード女(一先ず弟君を離れた場所に移さないと…>>394に行こう)
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/02(水) 01:13:08.78 ID:qd9E/kuk0
自衛隊基地
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/02(水) 01:15:31.98 ID:VAiFjnabo
屋上
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/02(水) 01:23:01.29 ID:eGElzE830
安価↑+式神の熊さんを出して弟君を運ばせる、因みに熊さん旦那がフード女性にあげた最初プレゼントのぬいぐるみである
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 01:40:07.03 ID:rmoKrmU40
右蛇「」グワッ

左蛇「」ヒュッ

ミミクライ「!」

フード女(まず牽制して)

フード女(式神融合解除っ!)ポンッ

フード女「」ガシッ

フード女(そして弟君を担いで屋上に!)ダッ

ミミクライ「………」


図書館 屋上


フード女(流石に成長期の男の子は重い…)

ミミクライ「追いつけるかなって思ったんだけどなぁ」

フード女「!」

ミミクライ「人を担いで走ってるのにめちゃくちゃ早かったね。鍛えてんの?」

フード女「………」

ミミクライ「屋上かぁ…確かにさっきの攻撃方法だと、広い所の方が有利だよねぇ。こりゃまんまとハメラレタねぇ」ケタケタケタ

フード女「………」

ミミクライ「ん?この喋り方?これ今まで食べた人の喋り方が勝手に出てるだけだから気にせんといてね」

フード女「…!」

フード女「死ねっ!」ブンッ

ミミクライ「おっと」ヒョチ

ミミクライ「今のバット、何処から出したの?手品?すっごーい!」パチパチパチ

フード女「」フォンッ

ミミクライ「お、また両手蛇か。かっくいー!」

フード女「…食い殺してやる」

ミミクライ「殺すって!キャー!怖〜い!殺されるー!」

フード女「シッ!」

左蛇「」シャ-ボック

ミミクライ「おっとっと」

右蛇「」コッチヲミロ-

ミミクライ「おっとっと」
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 01:55:38.46 ID:rmoKrmU40
フード女「!」ブチッ

フード女「死ねぇ!」ダッ

ミミクライ「死にましぇーん」グジュッ

フード女(液状に!?)

ミミクライ「」グジュグシュグジュ

フード女「しまっ、そっちは!」

弟「」キゼツチュウ

ミミクライ「ダメだよー?ちゃんと守る人の近くに居ないと」

ミミクライ「いっただっきまー」

バット「」ゴッス

ミミクライ「痛っ!?」

花子「同感ね。煽られて乗ってんじゃないわよ」サッキナゲテタヤツヒロッタ

ミミクライ「誰?」

花子「あんたと同じ化け物よ。ただし良識がある方」

花子「こいつ殺されたら困るのよ。大人しくしてくれるんなら私は見逃してあげるけど?」

ミミクライ「冗談」

花子「やっぱり交渉決裂か…フード女、ぼさっとしてないでとっとと私たち回収しなさい」

フード女「……分かってる」

花子「頭も冷えたみたいね。何か作戦はある?」

フード女「>>400
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/02(水) 01:58:53.45 ID:Hrp7Bks70
ちょろっと遠い
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/02(水) 02:00:17.56 ID:VAiFjnabo
まず化け物より先に屋上にいく
んで蜃気楼か幻影でも張って自分等の反対側に自分等の虚像写して化け物騙す
前のめったとこを適当に爆発札でも起爆してやって衝撃で地面に突き落とす
軟化させられない頭を落下でかちわってジエンド
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/02(水) 02:02:04.82 ID:VAiFjnabo
ああもう屋上きてんのか
じゃあ幻影でだまして突き落とすで
一応安価下
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/02(水) 02:47:40.51 ID:Hrp7Bks70
市役所に行けばいいんじゃない?(適当)駄目なら安価↑で
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 23:09:50.40 ID:rmoKrmU40
フード女「……やつの注意を引き付けて」

花子「説明は無いの?」

フード女「暇がない」

花子「それもそうね」

フード女「…1分ほどしたら姿を隠して」

花子「それだけ?」

フード女「それだけ」

花子「お安い御用よ」タッ

ミミクライ「まずお嬢ちゃんからかしら?ちゃんと食べてあげますからね〜」

花子「なら相応の対価を払いなさい。私は高いわよ」

ミミクライ「化け物って言ってたけど、何なのかしら?」

花子「答える義理はないわ」

ミミクライ「そうね。どうせ食べれば同じね」

花子(こちらの攻撃手段はバットだけ…いざとなれば実体を無くせばいいけど同時に姿を隠すことになるから最終手段ね)

ミミクライ「」タタタタタタッ

花子「早いのね」

ミミクライ「ありがとう。そしてさようなら?」グパァ

花子「まあ」タンッ

花子「こっちも身軽さでは負けないわよ」バッ
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 23:23:36.86 ID:rmoKrmU40
花子(そろそろね)

花子「」スッ

ミミクライ「!?」

「…どうかしら」

ミミクライ「!」

フード女「餌としか思ってない奴に弄ばれた気分は」

ミミクライ「…ただの人間風情が」

ミミクライ「何の力もない、脆弱な人間風情が」

ミミクライ「この私を!力を持つ私を!なめるなぁ!グワッ

フード女「…違う。私はただの人間ではない」

フード女「」ピシッ

鏡「」パリィン!

ミミクライ「!」

フード女「陰陽師だ」

ミミクライ(飛びかかったのは鏡に映っていた女!?落ちる!)バッ

ミミクライ「でも残念♪この程度の高さなら身体を下にすれば死なないわ」

フード女「…そう思った」スッ

ミミクライ(いつの間に目の前に!?)

フード女「」フ-ドトル

フード女「ハッ!」メガヒカルッ!

ミミクライ(っ!身体が動かない!)ギギ

フード女「そのまま落ちなさい」ヘビデカラダササエル

ミミクライ(嘘、私がこんな所で、神に選ばれた私が…)

ミミクライ(まだ死ぬ訳には、私を閉じ込めたあいつに復習を…!)

ミミクライ「ちくしょおおおおおおおおおお!」

ドンッ!

ミミクライ「」グチャア
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/02(水) 23:31:29.80 ID:rmoKrmU40
フード女「ふぅ」フ-ドカブル

花子「またバカでかい鏡の式神召喚したものね。流石蛇使いってところか」

フード女「…知ってるの」

花子「幽霊…いや妖怪として、500年以上この世に居るんだもの。蛇と鏡の関係くらい知ってるわ」フンッ

花子「最後の技、蛇睨みってところかしら」

フード女「………見られたなら仕方ない。その通り」

花子「目に式神を宿らせてるって、グレートね」

フード女「…何その言い方」

花子「最近の子供たちが言ってたのを真似たんだけどどう?」

フード女「…似合わない」

花子「やっぱりか。さて、弟と二人を回収してエントランスに戻りましょう」
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/02(水) 23:43:38.54 ID:Hrp7Bks70
面白くなってきたな
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/03(木) 00:01:58.06 ID:NpXBeL+L0
undefined
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/03(木) 00:03:05.75 ID:NpXBeL+L0
あれっ書き込み出来てない
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/03(木) 00:06:49.61 ID:NpXBeL+L0
図書館 エントランス


フード女「トイレにこの人を入れるとは…許せない」ギロッ

花子「仕方ないでしょ、私が1番力出せるのはトイレなんだから。実際、あんたが本気で攻撃しても壊せない結界張れてたでしょ?」

フード女「…むう」

旦那「まあまあ」

フード女「…まあまあじゃない。取り憑かれてたのよ」

旦那「花子さんは弟君を守る為に取り憑いたんだろう?なら、私は気にしないよ」

フード女「…優しすぎるのも、問題」ハァ
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/03(木) 00:21:21.45 ID:NpXBeL+L0
弟「…ん」

花子「おっと。私が居ることは弟には内緒にしといてくれない?」

フード女「…何故」

花子「突っ込まれたくないことがあるのよ」

フード女「……」

花子「お願い」

フード女「…貴方には恩もある。今回だけ」

花子「ありがとう」スゥ

弟「……確か、司書さんに押し倒されて…」

フード女「…彼女は化け物だった。食べられそうになってたから助けて、殺した」

弟「…感染っ!」ガバッ

フード女「多分大丈夫。一度捕まってからかなり経ってる」

弟「そっか……ありがとう、それで、ごめん」

フード女「……」

弟「俺、父ちゃんを探そうと躍起になって…」

フード女「気にする必要はない。父親を心配するのは当然」

弟「でもっ!」

旦那「彼女もああ言ってるんだ。悔やむ必要はないさ」

弟「…誰?」

旦那「おっとすまない、自己紹介してなかったね。私は彼女の旦那だ」

弟「結婚してたんだ…」

フード女「どういう意味」ギロッ

旦那「彼女は無口だしあまり顔を見せないけど、可愛くて人を大切に思う人なんだ。その彼女が許したんだから、気にしなくても大丈夫だよ」ギュッ

フード女「か、かわっ!?」////

弟「お、おう」

弟(甘いわー)

花子(甘いわね)
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 00:23:59.39 ID:GjEqwZBS0
ヒロインがががが
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/03(木) 00:26:18.84 ID:NpXBeL+L0
フード女「でも何で、ここに?」

旦那「ゾンビたちが出てきた時、丁度この辺りでパトロールしててね。ここが避難所だったから、人を誘導してここに避難してたんだ。君は?」

フード女「…私は、最近居なくなった仲間を探してた。それでゾンビたちが出てきたから、近くの学校にち避難した。ここには、探索組に入って来た。貴方を探してた」

フード女「…貴方が無事で、本当によかった」

旦那「ごめん、心配をかけたね」

フード女「…ううん、平気」

弟(そうは見えない…)


旦那「
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/03(木) 00:35:49.46 ID:NpXBeL+L0
途中送信すみません


フード女「でも何で、ここに?」

旦那「ゾンビたちが出てきた時、丁度この辺りでパトロールしててね。ここが避難所だったから、人を誘導してここに避難してたんだ。君は?」

フード女「…私は、最近居なくなった仲間を探してた。それでゾンビたちが出てきたから、近くの学校にち避難した。ここには、探索組に入って来た。貴方を探してた」

フード女「…貴方が無事で、本当によかった」 グスッ

旦那「ごめん、心配をかけたね」

フード女「…ううん、平気」 グス

弟(そうは見えない…)


旦那「聞くところによると、君は父親を探してたんだよね?」

弟「ああ。俺とこの人と、あと元軍人の人と一緒にここに来たんだ。今は元軍人の人と一緒に探索してるはずなんだけど…」

フード女「…おかしい。あまりにも時間が経ちすぎてる」

旦那「よし、探しに行こう」

フード女「…じゃあこのバットを渡しておく。私には必要無い」スッ

弟「え、何で?」

フード女「…この姿、覚えてない?」リョウテニヘビ

弟「あ、あの時の…ってええ!?」

フード女「………私は陰陽師。見られた以上仕方ないと思ったけど、失敗」

旦那「私は普通の警官だけどね」

弟「居たんだ、陰陽師…」

旦那「さあ、呆けている暇はないぞ。この子は私が背負おう」

弟「ああ、そうだな…>>414に行ってみよう」
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 00:39:38.33 ID:/UQ61UC0o
隣接している県庁
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 01:24:39.66 ID:4Vs67XJt0
ウルトラマン記念館に行こう、因みに記念館に設置してる大きいウルトラマン・コマチの銅像、大姉が書いた小説がモデル
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 03:48:56.25 ID:PD9CrHsGo
>>410
だいたい>>387のせい
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 08:58:27.21 ID:UG7R969DO
ヒロインが潰されるのは姉たちには好都合だろ…
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 12:50:28.43 ID:PD9CrHsGo
たしかに
この姉たちなら弟と他の女がくっつくの許さなさそう
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/03(木) 23:53:55.14 ID:NpXBeL+L0
ウルトラマン記念館前


旦那「結局図書館内を隈なく調べたけど居なかったな…」

フード女「…でもゾンビ化したような跡もなかった。ならば近場のどこかに居るはず」

弟「そう思って来たんだが…」

ウルトラマン・コマチ像「」

旦那「特撮は好きなんだが、見た事ないな…」

弟「うーん、どっかで見たような…」

フード女「…とりあえずはいってみましょう」


10分後



旦那「……何というか、まあ」

フード女「………」//////

弟「うん…」

花子「秘宝館ね」ボソッ

フード女「言うなっ!」ガッ

弟「どうした!?」

フード女「…ここに」

花子「すみませんでした」

フード女「…何でもない」

旦那「まあこの子がここで起きなくて良かった」

男の子「」スゥスゥ

弟「じゃあ>>420に行こうか」
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 00:31:33.12 ID:Z9DW8w1Yo
413
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 00:43:25.13 ID:P/59naS80
大姉達が居る街はずれの研究所
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/04(金) 01:25:45.33 ID:e+Go+Is20
弟「この先って何がある?」

旦那「確か…製薬会社の研究所があったはずだ」

弟「この先に、家族がいる気がするんだ…」

フード女「…待って。今からそこに行っては、日没までに学校に戻れない」

旦那「確かに。だがここまで君の父親のヒントすら掴めてない…」

フード女「…貴方が決めて。私たちはそれに従う」

弟「分かった…>>423
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 01:34:46.01 ID:zI/ne6e+0
逝こう
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 01:40:53.70 ID:EwZMbK1N0
周囲の建物の調査を終えたら明日行こう
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/04(金) 01:52:31.24 ID:e+Go+Is20
フード女「…本当にそれでいいの?」

弟「ああ…ここで無理して全滅でもしたら洒落にならないからな」

旦那「分かった、じゃあこの先の道を曲がろう。少し遠回りだが、商店街を通ってから学校に抜けることができる道だ」

男の子「…んむ」ムニャ

旦那「お、起きたか。今から安全な場所に行くからもうしばらくこのままで居ようね」

男の子「…?うん」

フード女「…行きましょう」

弟「…うん」
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/04(金) 01:57:34.58 ID:e+Go+Is20
ホームセンター


弟友「…ん」

ホームレス「起きたか」

弟友「…今は?」

ホームレス「もう夕方だ。とりあえず使えそうなものを最小限だけ持って帰るぞ」

弟友「…分かった」

ホームレス(あまり精神状態はよろしくないか…)
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/04(金) 01:59:33.20 ID:OZCp96yqO
体育教師「起きたのか」

弟友「ああ」

ホームレス「とりあえず、>>428を持って帰ろう」
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 02:06:47.80 ID:SjXKFW6+0
安価↓
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 02:10:26.48 ID:Z9DW8w1Yo
丸太
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/05(土) 23:56:10.24 ID:RPB2da/t0
弟友「丸太って…本気か?」

ホームレス「丸太は万能だぞ?武器にも盾にも補強材にもつっかえ棒にも破城槌にもエクスカリバーにもなる。咄嗟に掴むには太いけどな」

弟友「後半おかしくねぇか?それにそんなデカイやつどうやって持って帰るんだよ」

体育教師「それなら心配ない」

弟友「え?」

軽トラ「」バ-ン

体育教師「ホームセンターにはデカイものを買った客に貸し出す用の軽トラがあるからな」

弟友「おお、まじか」

ホームレス「この軽トラもちょっとは攻撃できる部分追加しとくか」

体育教師「私達は他に持って帰るものを探してきます。軽トラがあるしもう少し欲張っても大丈夫でしょう」

ホームレス「分かった」

体育教師「じゃあ>>431も持って帰ろう」
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 23:58:01.45 ID:CDoBZ4lyo
ksk
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 06:08:40.56 ID:EhByz7Xw0
落下した軍用ヘリに積まれていた金庫
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 12:01:07.88 ID:RzwtRyHm0
ヘリ「」

体育教師「よっと」

弟友「本当に持って帰るんですか?」

体育教師「軍用機にあった金庫だし、武器とか弾薬とか入ってるかもしれないからね」

弟友「の割には結構小さいですが…入っててハンドガン位ですよ」

体育教師「無いよりはいいだろ?」

弟友「まあ確かに…」

体育教師「よし、持って行こう」


弟友「………」

体育教師「………」

軽トラMK-U「」

ホームレス「おお、戻ったか」

弟友「あのさ、あまり聞きたくは無いんだけど、このハリセンボンは何だ?」

ホームレス「軽トラに決まってんだろ」

弟友「丸太で何処まで魔改造してんだよっ!?」

体育教師「凄い技術とセンスですね…」

ホームレス「んで、その重そうな金庫持ってくのか?」

体育教師「ええ」

ホームレス「それ位ならもう一つくらいは載せられるな…坊主、決めろ」

弟友「えっ!?」

体育教師「異論ありません」

弟友「じゃあ、>>434を…」
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 12:20:46.80 ID:wJ01qCrso
大きな熊のぬいぐるみ
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 13:16:16.29 ID:JEGtWHGdo
浄水装置
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 15:49:09.25 ID:RzwtRyHm0
体育教師「成る程、浄水装置か」

弟友「水道もいつ止まるか分からないし、水を綺麗にする物があった方がいいだろ?」

体育教師「確かにそうだな。確か奥にあったから取ってこよう」



弟友「………」

体育教師「………」

軽トラMK-V「」ゴゴゴゴゴゴ

ホームレス「なんだそりゃ…浄水装置か。まあ何とか載るか」

弟友「なんだそりゃ、はこっちのセリフだよっ!」

体育教師「マッドマックスにでも出てきそうな見た目になってる…」

弟友「これ本当に丸太かよ!?」

ホームレス「丸太しか使ってないぞ?」

体育教師「分かりました…荷物載せた上で私達も乗れそうだからもう行きましょう」

ホームレス「坊主、バリケード前に防犯ブザー投げてくれ。奴らの注意を引いてから駐車場からこっそり出るぞ」

体育教師「あくまで目的は脱出経路の確保だから、ここは落とされないようにしないといけませんからね」

弟友「分かった」

ホームレス「さて、こことも一旦おさらばだ」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 16:00:45.16 ID:RzwtRyHm0
学校


母「嘘…お父さん」

旦那「いえ、まだ生死の確認ができてませんから決まったわけでは」

母「でもこんな状況で行方不明なんて、死んだも同然じゃないですかっ!」

フード女「…彼はまだ希望を失ってない。貴方がそれを見失ってどうするんです」

弟「…」



ホームレス「なんであんなに警戒されたんだ?」

弟友「そうだな、回れ右して俺たちが乗っていた車を見れば一目瞭然だと思うんだがな」

体育教師「個人の美的センスはそう治るものではないんだよ…」



二宮金次郎像「お疲れ、様」ギギ

花子「うん、2度とあんな事やりたくないわ。もし今度あってもパス」

音楽室の幽霊「でも花子ちゃんじゃないとぉ、付いて行っても意味ないのよねぇ」クネクネ

花子「どう言われても行かないわよ」

二宮金次郎像「では姉たちに、その旨を伝え……意味がある、のか不安だ」キリキリ

花子・音楽室「そうね(ぇ)…」
437 :全治全能の未来を予言するイケメン金髪須賀京太郎様に純潔を捧げる [sage saga]:2017/08/06(日) 16:03:25.83 ID:nxoMlVsA0
イケメン金髪王子須賀京太郎に処女膜捧げる他の者は知らん
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 16:19:42.37 ID:RzwtRyHm0
研究所 副所長室


姉「よし、コピー完了っと」

大姉「太腿キタコレ」ニュッ

姉「何やってんだ変態っ!」ゴスッ

大姉「あべしっ!」

大姉「ごめん、今のは事故」

姉「で、何でここに居るのよ」

大姉「いやー、下で変なゾンビやワニに襲われたりやっと手に入れたと思ったワクチンが只の燃料だったりで精神ガリガリ削られたからAP補給に」タハハ

姉「大姉さん、収穫無しなのね」

大姉「言うなよ!胸揉みながら顔舐めるぞ!」

姉「脅し文句が冗談に聞こえないからやめて」

大姉「冗談って言ってないわよ?」

姉「収穫無しって言ってすみませんでした」

大姉「チッ」

姉(やっぱり本気だった…)

大姉「で、姉の方は?」

姉「とりあえず、今回のゾンビ騒動の原因は副所長って事が分かったのと、このUSBにウイルスのデータコピーしたから、これを大姉さんの言ってたラボに持っていけば大丈夫のはずよ」

大姉「畜生っ!負けたっ!」ダンッ

姉「別に競ってなかったでしょ」

大姉「じゃあ敗者の私に姉は何でも命令を」クイクイ

姉「パスで」

大姉「何でだよっ!しろよっ!」

姉「黙れドM」

大姉「クハッ!」ビクンビクン

姉(もう嫌)

大姉「さて、私はそのUSB持って行くけど、あんたはどうする?学校に戻る?」キリッ

姉(切り替え早過ぎる…)

姉「私は>>440するわ」
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 16:23:38.53 ID:nlOfCG/w0
安価↓
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 16:25:39.75 ID:EhByz7Xw0
この書類を確認したら学校へ戻る
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:15:05.69 ID:RzwtRyHm0
姉「この資料、まだ全部見れてないしもう少し目を通しておきたいの」

大姉「分かったわ、弟が心配だし早めにお願いね」スッ

姉「勿論…さて、どの項目を見ようかな」

>>442
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 21:21:39.37 ID:as5lPty3o
サクションのことが載ってた『例外事例』の項目
他の化物の情報とかあれば
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 23:45:36.35 ID:RzwtRyHm0
姉「例外事例、もう少し見てみよう」

姉「『サンクション』『ミミクライ』…」カチカチ

キメラ
複数の哺乳類をウイルスの力で無理矢理結合させたもの。
数が多く、二足歩行型、四足歩行型、有翼型、異形型など、様々なものが生まれた。
これらは一部を除き、ウイルスに感染した動物が相手に噛み付いた際などに相手を吸収するという特異行動から発生した。
何故そのような事が起きたのかは原因不明。

イモータル
あるサルがウイルスとの驚異的な親和性を持っていたため、不死性を得て生まれた個体。外見は一般的なサルと同様。
たとえ脳が損傷しようとも3分程で完治し、四肢が千切れても傷口を合わせれば繋がる。さらに殲滅薬すらも効かない。
ミミクライと同様、ウイルスとの親和性故に噛まれても感染は起こらない。
ただしウイルスが付与する凶暴性の影響を受けており、攻撃対象が感染しない為、攻撃対象が死ぬまで攻撃する。
殲滅薬の本来の使い方をする上で余りにも危険なので凍結処分とした。

ブレイン
周囲の感染者を操ることの出来る個体。
ウイルスとの親和性の高い遺伝子を持っていた男性が感染後変異した姿。
変異と書いたが、外見的な変化は無い。また知能も全く落ちてなく、こちらに友好的だったので研究員として研究所に配属した。


姉「…このブレインの写真…お父さん!?」カチカチ

姉「つまり、あの主任にペラペラ話してた研究員がブレインで、お父さん…?」

姉「いや、ただのクリソツな人(ブレインだけど)の可能性もあるか」

姉「そうであって欲しいな…お父さん、今何やってんだろ」



姉「他に見るところは無いかな」

>>445
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 23:50:48.42 ID:JEGtWHGdo
かそ
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 03:38:12.15 ID:4KRxXSlp0
別の資料からこのような指示書を発見した
『施設にある計画の一部を抜粋した。
чуждый оружие
Alien Research Weapon
Humanity Aegis    注意:最近奇妙な事をしているとの報告があるので目を光らせるように
レ501 対宇火器
レ7-2改 丙式航宙機  注意:こちらは自衛隊基地の第4区画にある
魔式宇宙人・及び妖魔捕縛結界
第三全国総合防衛対宇計画

   ――君はこの計画群に参加してほしい
      我々は人類のため、脅威に戦い続けなければならない
                        第七区画研究長より』
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 06:18:42.30 ID:Q0k9ji/Qo
うっわぁ…
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 06:26:12.77 ID:t0tpsrBUo
え、あ、これ安価かよ
SCP?
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/07(月) 12:05:28.67 ID:G9CPFNGI0
すまぬ、風呂敷広げ過ぎで収束できない未来が見えるので再安価で
わいは藤田和日郎先生じゃないんだ…
>>450
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 12:09:02.48 ID:Xtwv3aF9o
ゾンビ計画の進行状況
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 12:54:36.45 ID:NlN0LVRE0
父親の情報
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/07(月) 15:12:21.31 ID:G9CPFNGI0
姉「ブレインの観察記録…」カチカチ

姉「……」カチカチ


○月○日
検体として手配していた4人が来た。所長たちの目を盗み最深部に案内。A,B,C,Dと仮名を付ける。

○月○月
A,Bに薬を投与し、それぞれC,Dと同室に閉じ込める。直ぐに薬の効果が発揮され、A,B共にC,Dに襲いかかる。
C,D共に抵抗するも噛みつかれる。しかしここで驚くべき事が起こった。
Cの外見に全く変化が起こらない。また言葉も問題なく話せている。
更にCが制止を求める事を叫んだところ、Aはその言葉に従った。
これは面白い、実験を重ねよう。
なおB,Dは予定通り殲滅薬の実験に使用。最終的に死亡させることは出来たが時間がかかり過ぎた。まだ改良の余地あり。

○月○日
Cの実験の結果を記す。
まずCを通常の人間と同室に閉じ込めた。しかしCは噛み付くなどの凶暴性を見せない。
次に感染者を追加。感染者は人間には襲いかかったがCには見向きもしない。
そこでCが制止を呼びかけると感染者は動きを止める。
Cが部屋の隅で待機するように命令。感染者は受け入れ、移動する。
次に感染犬を追加。しかし感染者と同様の手順を踏む。
室内にウイルスのガスを散布。人間の感染者を確認。Cに変化無し。

○月○日
ここまでの実験でCには感染者に絶対的な命令を下せる能力がある事が分かった。感染者の脳という意味を込めて『ブレイン』と名付ける。
ブレインにこの事を説明すると、この研究に協力したいと申し出があった。
確かに有事でも感染者を操れる人材がいれば問題が少なくなる為、それを了承。ただし保険として栄養剤に特殊な溶液を混ぜて注入した。
この溶液はこのコンピュータ及び私の持つ端末で

ブツンッ!

姉「うわっ!…電気が切れたのか…」

姉「…この記録の日付の時、お父さん単身赴任で暫くいなかった時だよね…」

姉「深く考えるのはやめよう…弟が心配だし戻ろう」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/07(月) 15:38:05.82 ID:G9CPFNGI0
研究ラボ B3F 研究室


研究員B「」グ-グ-

研究員A「」スパァ

大姉(さて、このUSBを分かりやすい場所にそれとなーく)

研究員A「誰か居んだろ?」

大姉「!?」

研究員A「幽霊、とかか?」

大姉「な、何で!?」

研究員A「霊感があるとかじゃねえよ。でも、USBがひとりでにフワフワ浮いてりゃ誰だって分かるよ」

大姉「あ」

研究員A「今朝の妙な紙もあんたなんだろう…ありがとう」

大姉「…お礼言う位なら、こいつでとっととワクチン作っちゃって。あんた達が私の弟助けられる希望かもしれないんだからさ」

研究員A「あんたの弟さん、生きてるの?」

大姉「ええ、だからお願いね」スッ

研究員A「はいよ」パシッ

大姉「完成させないとお姉さんの身体に憑依して汚っさんの前で○○○おっぴろげるから」

研究員A「ククッ、そいつは怖ぇや」

研究員A「…冗談だよな?」

大姉「さあ?」

研究員A「… 頑張ります」

大姉「で、どれ位で出来そう?」

研究員A「ちょっと待って…」カチカチ

研究員A「…まずこのウイルスデータの分析、この記録の解読、そこからワクチンのデータ作成と生成…」

研究員A「最低でも1日はかかるな」

大姉「じゃあまた1日したら来るから」

研究員A「あ、おいっ!」

研究員A「行っちまったか…」

研究員A「おい、起きろっ!」ゲシッ

研究員B「ひゃあっ!?何すか!?」

研究員A「データが手に入った、とっととワクチン作るぞ」

研究員B「ど、とこから!?」

研究員A「いいから!じゃないと私の貞操が…」

研究員B「貞操?」

研究員A「何でもいいからやるぞ!」

研究員B「は、はいっ!」
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/07(月) 15:48:43.69 ID:G9CPFNGI0
学校


姉(戻って来たけど…まさかお父さんが行方不明になってるとは…)

姉(…お父さん、もしブレインなら…)

姉(いや、信じよう。だって私はお父さんの娘なんだから)

大姉「うなじぺろぺろ」ペロペロ

姉「人が真面目に考え事してる所で変な事すんなっ!」ガスッ

大姉「ありがとうございますっ!」

姉「というか髪下ろしてるのにわざわざ上げてまでやらないでよくない?」

大姉「いやー、うなじは劣情を誘うって聞いたから試してみようかなと」

姉「やらないで」

大姉「やらないか?」

姉「死ね」ギッ

大姉「もう死んでます」キッ

姉「そうだった…大姉さんのキャラの崩れかた酷すぎる…」

大姉「今の所問題なさげな感じ?」

姉「いや、我が家にとって重要な問題がね…」
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/07(月) 15:55:40.49 ID:G9CPFNGI0
大姉「ほーん、行方不明な上にブレインか…」

姉「大姉さん、働いてる時に気づかなかった?」

大姉「いや、お父さんやそっくりさんを見たことはないなぁ…」

姉「そっか」

大姉「あのお父さんがそんな非情な人間とは思えないけどなぁ」

姉「まあね」

大姉「ま、もしブレインがお父さんで弟に危害を加えるってんなら」

姉「容赦無く潰す」

大姉「その心意気だっ!」

姉「…うん、ありがとう。少し楽になった」

大姉「じゃあそのご褒美を」

姉「それは無しで」

大姉「畜生っ!」ダンッ


イベント>>456
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 20:32:13.43 ID:t/P+qXGI0
悪い予感は的中、やはり黒幕の研究員の正体は父だった
研究所訪れた弟に父は自分の正体を証仲間に入るよう説得するが、当然拒否される激怒した父は
研究所の中の最強の生物兵器タイラントを起動させて弟達一行に襲いかかる
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 20:36:37.44 ID:Q0k9ji/Qo
姉が大姉の頑張りを認めて、服をまくっておへそを見せてあげる

本筋からズレる安価はなしなら安価下で
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/08(火) 01:47:39.70 ID:73L8x9aE0
大姉「………」グスン

姉「いやあの、マジ泣きされると困るんだけど…」

大姉「私だって頑張ってるもん。強制成仏させられそうになったり幽霊なのにゾンビに襲われたり変なワニに襲われたりしてるけど頑張ってるもん」

姉「………分かったわよ」

大姉「!」

姉「ただしっ!触るのは無しね!」ビシッ

大姉「えー」

姉「文句言わない、というか結構触られてるし」

姉「ほら、おヘソだぞ」ピロ

大姉「おヘソっ!」ガッ

姉「だから触るのはだめ」

大姉「……」ジ-

大姉「…………」ジ-

大姉「ごめん、もう無理」

姉「え」

大姉「」ヒュッ パンッ プリプリ ドサッ

大姉「確保ぉっ!」クワッ

姉「今何が起きたっ!?」

大姉「ムラムラ止まらんっ!」ガバッ

姉「あ、ちょ、アーッ!」


1時間後


姉「えいっ!」ゴッ

大姉「アゴッ!?」ヒデフッ

姉「や、やっと抜け出せた…」ハァハァ

大姉「ちっ…まあ8割満足ね」ツヤァ

姉「あれだけやって8割なの…?」

大姉「あんたが弟襲っても同じ感じになると思うんだけど」

姉「否定できない」

大姉「まあ私が弟襲ってもそうなんだけど」

姉「タチ悪すぎる」

大姉「私はどちらかというとネコよ?」イヤン

姉「そっちの意味じゃない」

イベント>>459
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