姉「やばいもうダメ」ゾンビ「アアアアアア」【安価】

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271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/25(火) 17:17:59.90 ID:6Z3hJma4o
「飛行機の後ろに差込んで下さい。
そのまま燃料タンクになります」と
書かれた能書きが見つかる
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/25(火) 17:28:50.99 ID:DYNl9UGr0
>>271+
『我々の組織の目的と人類生存のための太陽外生物に対する最終的解決』
『我が組織とフリーメーソンと銀の黄昏
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/25(火) 17:29:44.16 ID:DYNl9UGr0
(記入ミスったけどまあいいや)
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/25(火) 17:33:37.47 ID:DTZwb/nWO
(お前らはこのSSをどうしたいんだ)

多分12時くらいに更新します
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/25(火) 17:35:35.49 ID:1tkBraHHo
最終的に弟が幸せになればハッピーエンドなんだろうけど展開がやばすぎる
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/25(火) 17:48:00.20 ID:DYNl9UGr0
えぇ?適当に混沌としたものが見てみt(
まあ頑張ってくだしあ、あと>>272はこれだけだと意味不なんでそういった機密書類があったとかでオネシャス
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/25(火) 23:23:15.48 ID:RdVB6k/h0
適当にしっちゃかめっちゃか無双して、最後にバッドエンド目指して安価とるつもり
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 00:09:49.65 ID:l9rZn5ono
皆生き返って綺麗に締めたけど弟だけがいないEND
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 00:11:29.78 ID:TplDCxGh0
花子「>>278それ結局人類滅亡endよそれ」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 00:14:39.26 ID:l9rZn5ono
弟の記憶、存在した痕跡事消させるつもりだからそんな心配はいらない
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 00:20:01.26 ID:TplDCxGh0
大姉(お、隅の机に紙がある)

紙「ワクチンと書かれたドラム缶を見つけた方へ」

紙「飛行機の後ろに差込んで下さい。
そのまま燃料タンクになります」

大姉「それ只の燃料やないかい!紛らわしいわ!」

紙「」

大姉「ん?まだ続き…?」

紙「『我々の組織の目的と人類生存のための太陽外生物に対する最終的解決』
『我が組織とフリーメーソンと銀の黄昏」

大姉「何だよこれっ!?」

大姉「思っくそ厨二な事書いてしかも書きかけって何だ!せめて書ききれよっ!」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 00:26:57.48 ID:TplDCxGh0
大姉「フーッ、フーッ」

大姉(クソ、めちゃくちゃコケにされた気分だ…幽霊になってからもやけに死にかけるしどうなってんだ…)イライラ

大姉(…よし、一旦落ち着こう。その為に)

大姉(AP補給だな)ダッ


学校 教室


弟「先生、俺たちに何かできる事ないですか!?」

弟友「ちゃんと心の整理も出来たし、体力もバッチリです!」

体育教師「…よし、分かった。お前たちには>>284をやってもらおう」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 00:29:18.56 ID:e+FX0/W/0
安価↓
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 00:33:21.58 ID:l9rZn5ono
行動範囲拡大のために学校内部から少しずつゾンビ掃討
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 01:02:51.56 ID:TplDCxGh0
弟「ゾンビの掃討、ですか」

体育教師「ああ。先程何故か備品の入った段ボールの山が見つかったりはしたがそれでもここで生活するには限度がある。行動範囲を少しでも広げておく必要がある」

体育教師「それに見張りからはゾンビ達の動きが遅くなったと連絡もはいった。そこで今のうちに少しでも減らしておきたいんだ。勿論俺を含む大人数人で纏まって行動するがな」

体育教師「…いきなりハードルの高いものであるという事は重々理解している。何せ、元々人間だったものを殺せと言ってるんだからな」

弟・弟友「…」

体育教師「しかし、これはお前達がすぐにやるべきものであると思った。お前達は目の前で家族をゾンビに変えられた。もし拭えきれなかったその後悔や殺意を押し殺して今後生きた場合、それがいつ、どんな形で爆発するか分からない」

体育教師「だから、早い段階の今、綺麗さっぱりと決別するんだ…無理に、とは言わない。それに、お前のお姉さんやお前のお父さんが出てくる可能性もある…」

弟・弟友「!」

体育教師「もし嫌なら他の仕事を頼むことも出来るぞ」

弟「…やります」

弟友「俺も!」

体育教師「本当にいいのか?」

弟「はい…もし姉ちゃんが出て来たら、ちゃんと俺の手で、楽にしてあげます」

弟友「お父さんは、あの時ゾンビなりながらも俺たちを身を呈して守ってくれた…今度は俺が弟友弟を1人にしないように守る番です」

体育教師「…ありがとう!」ガシッ

体育教師「よし、じゃあこっちに来てくれ」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 01:16:59.20 ID:TplDCxGh0
学校 職員室


体育教師「という訳で、この子達にも掃討に参加してもらいます」

父「本当にいいのか?」

弟「ああ」

魚屋「うーん、確かに私達は同意しましたが、大丈夫ですかね…」

弟友「何だおっさん、俺たちが頼りないか?」

魚屋「いや、そういう訳じゃない。老い先の短い野郎だけならいいが、未来ある若者をこういう事に入れてしまっていいのかと思ってね」

弟友「その未来を長く生きるのは俺たち若者だろ?だったら若者が未来を切り開かないでどうする?」

魚屋「…中々言うじゃないか、ガキンチョ。気に入った」

魚屋「すみません、撤回します」

体育教師「ありがとうございます…他に異論のある方は居ませんか?」

男達「……」

体育教師「では、まずメンバーを2班に分けます。そしてA班は>>287から、B班は>>288から探索していきましょう」

体育教師「武器として、1人1本金属バットを渡しておきます。くれぐれも慎重にお願いします」

A班
体育教師
弟友
魚屋
>>289

B班


>>290
>>291
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 01:21:41.49 ID:l9rZn5ono
正面玄関側
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 01:23:30.94 ID:l9rZn5ono
安価多いし少し連取していい?
学食裏口
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 01:27:21.08 ID:l9rZn5ono
ホームレスのおっさん
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 01:27:35.35 ID:e+FX0/W/0
旧帝国軍人
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 01:30:37.54 ID:l9rZn5ono
フード目深に被った無口な女
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 01:58:42.63 ID:TplDCxGh0
学校 正面玄関


体育教師「よし、ガラスは破られていない…外のゾンビ達も気づいていない。ゆっくり開けますよ」キィ

ガチャッ

数学教師「体育教師先生、ちゃんと戻って来てくださいね」

体育教師「分かってます、数学教師先生も学校の守り、お願いしますね」


魚屋「校庭か…これだけ広いと、下手に騒げば囲まれて一瞬で終わりだよな…」

ホームレス「ああ、だがだからと言って壁際で戦っても物量で押し切られかねない」

弟友「って事は、バレないように少しずつやっていけば…」

ホームレス「刀だったりサイレンサー付きの銃だったりなら出来るが、俺たちの得物は金属バットだぞ。それは厳しい」

体育教師「…では、こうするのはどうですか?」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 02:27:45.65 ID:TplDCxGh0
ホームレス「っと、そろそろいい感じゃないか?」

魚屋「分かった。お願いします!」


弟友(縄持ち)「」ダダダダダダダダダダ

体育教師(縄持ち)「」ドドドドドドドドドド



図解
ゾンビ ゾンビ ゾンビ
ゾンビ ホームレス 魚屋 ゾンビ
ゾンビ ゾンビ ゾンビ
↑ ↑
弟友つ縄縄縄縄縄縄縄縄縄縄縄縄縄縄縄縄縄⊂体育教師



弟友「コケやがれぇ!」

体育教師「ぬぅんっ!」

ゾンビ達「アアアアアア!?」バタタタタタ

魚屋「ふんっ!」ゴシャッ

ホームレス「おらっ!」ベシャッ

弟友「うおお!」ゴンッ

体育教師「せいっ!」グシャッ

------

ホームレス「はあ?ゾンビ達を転かせてその隙に倒すだあ?」

魚屋「確かにあの弱った足腰なら一度倒れれば中々起き上がれないだろうが…それは可能なんですか?」

体育教師「ええ。体育倉庫にある綱引きの縄を使えば出来るはずです」

魚屋「体育倉庫って…確か体育館はゾンビが居たはずだろ?」

弟友「あ、そうか。体育倉庫は体育館側と校庭側両方の入り口があるんだよ」

ホームレス「じゃあまず必要な道具は揃えられる。だがそこからどうするんだ?」

体育教師「何、簡単ですよ。僕と弟友くんで両端を持って、ゾンビ達を挟んで走ればいいんです」

魚屋「…先生、あんた俗に言う脳筋だったりしませんか」

体育教師「まあ、体育教師なんで」

ホームレス「認めんなよ…まあ、確かに成功すれば一気に楽になるな。だが詰めが甘いな」

----------

体育教師「まだ起き上がってません、早く次を!」

ホームレス「分かってるよっ!」

----------

体育教師「囮!?」

ホームレス「ああ、幸いあいつらは単調な動きしかしない。だったら奴らを避けるのも楽な話だ」

体育教師「ですが危険ですよ!?」

ホームレス「どの道危険なんだ。だったら成功確率あげたほうがいいだろ?」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 02:33:52.06 ID:TplDCxGh0
魚屋「よし、これで最後だっ!」ゴシャッ

弟友「ふう…疲れた」ドサッ

体育教師「おい、そこまでやわな鍛え方してないぞ」

弟友「うへぇ、すみません」

ホームレス「しっかし本当にやるとはな…」ハァハァ

魚屋「とりあえず、校庭にいた奴らは全滅させたが…どうします?」

体育教師「出るときに校門を閉めて、そして倒す事よりも安全に進む事を重視していきましょう。掃討が目的とはいえ、ゾンビを減らすより生き残る事と安全なルートの開拓を優先したいですから」

ホームレス「そうだな。んで、どこに行く?」

体育教師「校門から右に出て、>>296に向かいましょう」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 02:35:01.06 ID:TplDCxGh0
>>293
スペースが適応されてないから弟友がゾンビ達のど真ん中に突っ込むみたいになってる…脳内補完お願いします
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 02:46:33.52 ID:RGlZXEXn0
近くに暴力弾の事務所がある、そこで銃を手にれよう
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 12:01:57.07 ID:TplDCxGh0
弟友「マジですか…」

魚屋「学校の近くに暴力団の事務所って…どうなってんだこの町…」

ホームレス「……」


学校 学食裏口


父「…よし、誰もいない」キョロキョロ

母「あなた、弟、気をつけて」

弟「うん」


学校 裏手


父「ここからどう行くべきか…」

旧帝国軍人「掃討が目的なら必然的に後に索敵の範囲が広がる。とりあえずもうしばらく行った場所に安全な休憩所のような場所を確保かのう」

父「成る程…流石は元軍人ですね」

旧帝国軍人「昔の話じゃて」フェッフェッフェッ

弟「なあ、あんた女だろ?何で居るんだ?」

フード女「…………問題ある?」

弟「いや問題とかはねえけどよ、てっきり全員男なのかと思って」

フード女「.........…」

弟「…まあ、いいけどさ」

弟(話ずらいなぁ…姉ちゃん達は自分から話してくるタイプだったけどこの人は正反対かよ…)


父「よし、とりあえず>>299に行きましょう」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 12:31:08.11 ID:3Es5wp6uo
近場のホームセンター
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 12:32:45.68 ID:D2fJhhkfO
大図書館
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 22:36:02.62 ID:TplDCxGh0
弟「成る程、図書館なら広いし遮蔽物も多いし、ソファ見たいな休めるものもある」

旧帝国軍人「しかし、広いと言うことは少人数では制圧しにくいし守りにくい、遮蔽物が多いと言うことは相手も不意打ちをかけられやすい。そしてその両方があることで制圧したと思った瞬間に伏兵に攻撃されるなんて事もありうるぞ」

父「…」

旧帝国軍人「フェッフェッ、何、お前さんのその判断は間違っとらん。坊ちゃんが言ったように休める場所は重要、それにそこを使うのが儂等だけとは限らんしの」

弟「どう言う事だ?」

旧帝国軍人「例えば図書館に生き残りが立て籠もっとるかもしれん。そうじゃなくても途中で生き残りを拾うかもしれんし、学校にいる何人かを確保した場所に移す必要が出てくるかもしれん。場所ってのは大が小を兼ねる事が多いんじゃよ」

父「では、行きましょう」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 22:56:43.48 ID:TplDCxGh0
校門


二宮金次郎像(これはまずいな…)



トイレの花子「で、また私達に白羽の矢?」ハァ

二宮金次郎像「ああ。あの姉妹、なら本当に人類を、全滅させかね、ない」

音楽室の幽霊「(金次郎像ちゃん、気のせいか物凄く疲れてるわねぇ…)」ヒソヒソ

花子「(ええ。銅像なのにやつれて見えるわ…)」ヒソヒソ

二宮金次郎像「出来れば2人ともに、付いて行って、もらいたい。テリトリー外故に、力が半減してしまう、から少しでも、人数が居た、方がいいだろう」

花子「まあ確かに…でも私は嫌よ」キッ

音楽室「あらぁ、花子ちゃんつれないわねぇ…でもぉ、私はそもそもぉ、学校から出たら殆ど無力よぉ?」

花子「う、そんなの、私だって!」

音楽室「花子ちゃんは、『トイレの花子さん』なんだからぁ、トイレがあればぁ、なんとかなるんじゃなぁい?」クネクネ

二宮金次郎像「花子さん、是非お願い、したい。この通りだ」

花子「殆ど頭下げれてないわよ…」ハァ

花子「分かったわよ、私が弟について行けばいいんでしょ?」

二宮金次郎像「すまない、感謝する。これを、渡しておく」

花子「薪?」

二宮金次郎像「もし危なく、なったらその薪を、割れ。そうすれば、姉くんたちに、弟くんの危険が、伝わる」

花子「割れって…いつも通り念じればいいのね?」

二宮金次郎像「その通り、だ」

花子「じゃあ見失っちゃまずいし、早速行ってくるわ」スゥ

音楽室「…大丈夫かしらぁ」

二宮金次郎像「大丈夫だと、祈ろう」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 23:09:24.52 ID:TplDCxGh0
暴力団事務所


体育教師「確かにここのはずだ」ガチャッ

暴力団ゾンビ「ガアアアアアアアア!」ガバァッ

体育教師「おっと!」ゴシャッ

暴力団ゾンビ「」ピクピク

体育教師「よし、もう居ないな」

弟友「先生、だんだん慣れてきてねえか?」

魚屋「それより銃とか探そうや」

ホームレス「…」ガチャッ

ホームレス「…ほら、ここだ。弾もある」

弟友「お、本当だ!」

ホームレス「いくつか減ってるから使ったんだろう。気をつけろ、銃を持ったゾンビもいるかもしれない」

魚屋「…あんた、やけに詳しいな」

ホームレス「…俺は元々、ここの組員だったからな」

体育教師「やっぱり、そうでしたか」

ホームレス「気づいてたのか」

体育教師「昨夜、見張りをしてた貴方の背中に一瞬刺青が見えましてね。賭けでしたが、勝てて良かったです」

ホームレス「それでどうする?悪者はここで始末するか?」

体育教師「とんでもない。この状況で戦える人を減らすのは愚策ですよ。むしろその力、存分に振るってほしいくらいです」

ホームレス「…ちっ、分かったよ」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 23:27:48.88 ID:WQ56IgGXO
ホームレス「いいか、銃を持ったからって無駄弾撃つんじゃねえぞ。坊主、お前はこのハジキ使え」

弟友「え、でもこれデカいし重いよ」

ホームレス「それでもそんなに重い方じゃねえ。それに少しでも重い方が反動は小さいからな」

ホームレス「全員、銃にこれ付けとけ」ヒュッ

魚屋「なんだこりゃ」パシッ

ホームレス「サイレンサーだ、発射音を軽減できる。発射音で余計にゾンビ達が来たんじゃ意味ねえからな」

ホームレス「いいか、ドラマや映画みたいに撃ったあとの反動を銃口を上げて逃がそうとするな。ジャムって撃てなくなる。撃った後はちゃんとスライドしろ、装填出来ねえからな」

ホームレス「銃、弾倉、予備弾倉は俺が整備しといた、とりあえずは使えるはずだ。だが弾切れやジャムなんかですぐに使い物にならなくなるだろう。銃で撃つ事に拘るなよ」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 23:32:09.04 ID:WQ56IgGXO
体育教師「さて、ではみなさん準備は大丈夫ですか?」

弟友「おう!」

魚屋「ああ」

ホームレス「大丈夫だ」

体育教師「では>>306に行きましょう」


【装備と持ち物が増えました】
・4人 装備:拳銃 持ち物:予備弾倉
・ホームレス 装備:ドス
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 23:34:46.60 ID:e+FX0/W/0
安価↓
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 23:36:23.60 ID:l9rZn5ono
大型ホームセンター
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/26(水) 23:54:49.28 ID:WQ56IgGXO
ホームセンター


弟友「なんというか、王道だな」

体育教師「武器になるものが多いしパンや飲み物も置いてある。それにここはかなりの規模だからな、家具も扱ってるから休憩もできる」

魚屋「…つっても、ガラス破られてるな…」

ホームレス「ああ、気をつけろ」カチャッ


ホームセンター内部


ゾンビ「アアアアア」フラフラ

弟友「くらえっ!」パァンッ

ゾンビ「アアアアア」フラフラ

弟友「…やっぱり頭に当てねえとダメか。狙いにくいなぁ」

魚屋「オラッ!…俺もだな、経験が足りねえ」パァンッ

ホームレス「割と本気で俺だけが撃った方が良いんじゃないかって思って来た」パンッ

体育教師「昔ハワイで体験したのが役立って良かった」パンッ

ホームレス「先生は合格だな」パンッ
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 00:05:34.04 ID:S0f6cah8O
ホームレス「こいつで最後だな」パンッ

ゾンビ「」ドサッ

魚屋「坊主と木材やら棚やらで簡易的だがバリゲード作っといたがあれでいいか?」

ホームレス「…そうだな、外側はもっと垂直に、とっかかりがないようにしてくれ。登ってこられたんじゃ意味がない」

弟友「うへ、分かったよ」

体育教師「暴力団ってのは意外と色んなことやってるんですね」

ホームレス「毎日が戦いみたいなの時期があったからな。そん時の教訓だ」

体育教師「宜しければ、何故あなたがホームレスになったのかを聞かせてもらっても?」

ホームレス「宜しくねえよ。ゆっくりと話すような時間なんかねえだろ」

体育教師「ははは、それもそうですね。さて、何か使えるものがあればいいんですが…」

ホームレス「>>309なんてどうだ?」
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 00:14:07.47 ID:26tYvszno
有刺鉄線
防犯ブザー
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 00:21:10.76 ID:26tYvszno
追加いい?
防具として
紙バンド
綿の作業服
皮手袋
安全長靴
ヘルメット
あと槍として枝切りばさみ一本
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 01:05:16.72 ID:S0f6cah8O
体育教師「成る程、有刺鉄線なら強度もあるし知能の無い奴らなら床に張ってても気付かない。防犯ブザーは注意を逸らすのに使えるし鉈はドスよりも使い易いから私たちでも使える」

体育教師「紙バンドは全身とはいかないが小手代りに腕に巻いて、その上で作業服と皮手袋を数枚重ねれば噛み付きとかには十分に対処できる」

体育教師「作業用の長靴も落ちてる瓦礫やガラス片に靴よりも安全な上に普通の長靴より歩き易いし脱げにくいから色々な状況に対応できる。ヘルメットで頭もカバー可能と」

ホームレス「ああ。奴らにバケモンみたいな仲間でも居ない限りこれで大丈夫だ」

弟友「おっさん、これでどうだ?」

ホームレス「ん?…あと太めのパイプを隙間なく並べて長めに突き出して固定しとけ。ねずみ返しになる」

魚屋「そういう事は先に言っといてくれよ…」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 01:26:51.04 ID:S0f6cah8O
弟友「ふう、これで…ん?」

魚屋「どうした?」

弟友「いや、何かデカイやつが…」


研究所 副所長室


姉「お、USB見っけ」サシコミ

姉「…データコピーしばらくかかるな…ほかのファイルも見てみよう」カタカタ

姉「…『例外事例?』」

姉「『ウイルスの研究において、様々な実験をした。その際にできた副産物をリスト化しておく』…」

姉「『サクション』…うわ、何これ、青鬼のあの小山型のやつみたい…何かを捕食する事でその体積分大きくなる?イエローテンパランスかよ」


ホームセンター


サクション「」ズリュ...ズリュ...

魚屋「…ありゃあ、一言で言ってヤバイな」

弟友「茶色で至る所に目やら口やらある…あ、さっき潰したゾンビの死体に被さった」

サクション「」ググ...

弟友「更にデカくなりやがった!?」

魚屋「俺が見張っとく。急いであの2人呼んでこい」

弟友「わかった!」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 01:34:55.22 ID:S0f6cah8O
ホームレス「こいつは驚いた…完全にバケモンじゃないか」

体育教師「…フンッ」枝切り鋏投げ

サクション「」グサッ

サクション「」ズリュ...ズリュ...

体育教師「どうやら無機物は吸収できないみたいですね」

魚屋「なあ、もしかしてあいつに対してこのバリケードって意味無いか?」

ホームレス「どうだろうな…やつがここに来るまでにある俺たちがやった死体やちらほらいるゾンビ達を吸収しながら来たらバリケードよりデカくはなりそうだな」

体育教師「ざっと見ても既に縦2m横3mはありますからね」

魚屋「くそ、折角作ったのに壊されてたまるかってんだ!」

ホームレス「ま、何にせよ迎撃はしねえとな。>>316だ」
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 01:36:05.70 ID:S0f6cah8O
寝ます、おやすみ。
前も言ったけど雑談歓迎です。というかやってくれた方がモチベ上がります
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 01:43:29.40 ID:26tYvszno
焼いてみよう
スプレーとバーナー持ってくる
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 11:02:06.65 ID:Xq17q0Ox0
フードの女の職業は霊媒師、大姉の霊を憑依させてその力で死体のバリケードを炎の魔法で焼き尽くす
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 11:23:46.53 ID:u6ZVXA6Fo
フードの女別行動だし、死体のバリケードなんかないし、そうじゃなくてもバリケードつくったのは自分たちだし
突っ込みどころ多すぎる
ちゃんと読もうぜ
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 11:44:15.49 ID:S0f6cah8O
流石にちょっと再安価で

>>319
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 12:09:57.96 ID:xerOKCmQO
表面に釘を貼り付けたペットボトルにドライアイスと水を入れて蓋をしたペットボトル爆弾を投げ込む
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 15:37:27.49 ID:S0f6cah8O
ホームレス「坊主、デカめのペットボトルと糸持ってこい」

弟友「わかった!」ダッ

ホームレス「先生はドライアイスを頼む」

体育教師「任せて!」ダッ

魚屋「俺は?」

ホームレス「牽制で撃ってくれ。弱点も分からんしあれだけ的がデカけりゃ当たるだろ」

魚屋「言いやがるな畜生!」チャキッ

弟友「どれがいいか分からないから適当に見繕って来た!」ドサッ

体育教師「持って来ました!」ドンッ

ホームレス「よし、じゃあその炭酸のボトルの中身を半分くらいに減らしてくれ。先生はそこの釘缶取ってくれ」

ホームレス「まずドライアイスをバットで砕く」ゴシャッ

弟友「減らしたぞ!」ゲップ

ホームレス「中身捨てたんで良かったんだが…ペットボトルに釘を糸で固定して、そして中に砕いたドライアイスを数個放り込む。そしてしっかりと蓋を閉める」ギュッ

ホームレス「先生、こいつを直ぐにやつの足元に投げ入れてやれ。おっさんは撃つの一旦やめて下がれ」

魚屋「わかった」バッ

体育教師「セイッ!」ヒュッ

ペットボトル「」ボヨンッ

ホームレス「バリケードから身体を出すなよ!」サッ

サクション「」ズリュ...ガバァ

ペットボトル「」パンパン

ズドォンッ!!
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 15:52:55.03 ID:S0f6cah8O
弟友「うおっ!?」

魚屋「飛んできた釘がと鉄の壁に深々と刺さってやがる…」

体育教師「噂には聞いてたが、これほどの威力とは…」

ホームレス「多めにドライアイス入れたしな。コンクリードブロックを軽々と粉砕できる程度の威力はある」

ホームレス「さて、これでくたばってればいいが…」スッ

サクションの肉片1「」グチャ

サクションの肉片2「」グチャ

サクションの肉片3「」グチャ

弟友「よっしゃ!バラバラになってやがる!」

魚屋「待て、あいつら動いてるぞ」

サクションの肉片1「」ズ..ズ...

サクションの肉片2「」ズズ...

サクションの肉片3「」ズズズ...

体育教師「互いに重なり合った…?」

サクション「」ズオオオオ

ホームレス「ちっ、元通りってか」

魚屋「いや、少しばかり小さくなってはいるな」

弟友「ある程度デカイ肉塊じゃねえと動かないみたいだ…さっきのやつをもう何度かぶつければ」

ホームレス「いや、それで倒せるとは限らねえ。それに、あれは音がデカすぎる。ほら、ゾンビ達が少しずつ増えだした」

体育教師「ゾンビがこっちに来ればそれだけ奴が吸収して大きくなって、それを爆破して小さくしてもその音でまたゾンビが集まって…いたちごっこですか」

魚屋「じゃあよ、>>323ならどうだ?」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 15:54:54.26 ID:u6ZVXA6Fo
どこかの部屋に閉じ込める
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 18:05:25.29 ID:iVv/VjeqO
俺達が焼いて食べる
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 19:27:54.35 ID:GsoyrpAD0
果たしてウマイのか、、、
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 20:02:22.03 ID:wAC6PXCl0
ま、まあ蛇の毒は飲んでも平気って言うしゾンビは食べて…大丈夫なのだろうか(震え声)
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 20:24:03.49 ID:c7yWuuvcO
体液感染なんだしろくなことにはなるまい
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 20:37:42.02 ID:hHRG7jGCo
単純に焼くだけでも良くね?
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 22:43:10.49 ID:Nh2XIQdP0
ホームレス「…誰だこいつの頭に弾撃ち込んだの」

弟友「おっさん、この極限の状態でついに可笑しくなっちまったのか?」

魚屋「いや俺は正気だよ」

体育教師「正気なら何でもゾンビの塊を食べようなんて発想が出るんですか」

魚屋「シュールストレミングっつー物もあるだろ?意外と美味いかもしれないだろ?」

体育教師「あれ、強烈過ぎて現地の人すらかなり好き嫌い別れるって話ですけどね」

弟友「腹減ってんならパン食お?あったから。何なら俺が持ってくるから」

ホームレス「そもそも、奴らが何でもゾンビになってるかってもの不明なんだぞ?」

魚屋「だから火を通すんだろうが」

ホームレス「通せばいいってもんじゃねえだろ!」

体育教師「実際、加熱処理が意味をなさない細菌もいますよ」
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/27(木) 22:55:00.97 ID:Nh2XIQdP0
ホームレス「あー、もう分かった。坊主、軍手数枚重ねてさっき飛び散った小さめの肉片取ってこい。おっさん、あんたはバーベキューセットでも取ってこい」

体育教師「正気ですか!?」

ホームレス「先生、あんたはペットコーナーから小型犬か小さめの猫連れてきてくれ」

体育教師「…動物実験、ですか」

ホームレス「しゃーねえだろ」



肉片「」ジュウウウ

弟友「肉焼いてるのに、全然旨そうじゃない」ミドリダ...

ホームレス「俺も今朝数年間ぶりにまともな食事をしたばかりだけどよ、これは要らないわ」

体育教師「…じゃあ食べさせますか」コトッ

チワワ「」プルプルプルプル

弟友「昨日から何も食べてない筈なのに全然近づかねえ…」

ホームレス「おっさん、分かったろ?こんなん食えたもんじゃ」

魚屋「いや、ただの食わず嫌いなだけかもしんえねぞ?」

ホームレス「…先生、そいつ抑えててくれ」

体育教師「…はい。弟友君はできれば後ろ向いててくれると助かる」

弟友「…あいつ見張ってくる」ダッ

ホームレス「…いくぞ」



ゾンビチワワ「」ピクピク

ホームレス「…分かったか」ハッポウシタ

魚屋「…おう…俺、どうにかしてたわ」

体育教師「分かったなら大丈夫です」

ホームレス「だが、次寝ぼけた事言ったら殺すからな」

魚屋「はい…」

体育教師「じゃあ、次は>>331を試しましょう」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 23:04:05.75 ID:wAC6PXClo
安価↓
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/28(金) 00:01:27.84 ID:+shwc2YOo
むしろ氷漬けにしよう
液体窒素ガス放射
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/28(金) 00:04:34.36 ID:tOC96kTn0
動くサイズの肉塊を地道にシャベルやスコップで削って無力化された適度なサイズを探る
動かない肉片はビニール袋などで小分けに密封して中身の詳細を書いたラベルを貼っておく
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/28(金) 22:59:08.61 ID:TSjrQRN80
明日早いので今日は更新しません。
花子さんにswitchの転売ヤーのところへ行くように頼んだけど面倒だといって学校のトイレに戻ってしまった
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 18:49:24.06 ID:1+RZHJJQ0
魚屋「凍らせるか…」

ホームレス「凍らせりゃ砕くことができるし、最低でも鈍化させるとこが出来るってわけか」

魚屋「液体窒素ならさっき見たぜ。持ってくる」ダッ

体育教師「ただしこの作戦、一つ問題があってですね…」

魚屋「持ってきたぜ!」ゴロゴロゴロ

ホームレス(プロパンガスの容れ物サイズってこのホームセンターなんでもありすぎだろ)

魚屋「なあ、ところでこれ、どうやってあの肉塊野郎に攻撃するんた?」

ホームレス「どうやってって、冷却ガスを……」

ホームレス「…射程ってどれぐらいなんだ?」

体育教師「それなんですよね。多分最長1m位が限度じゃないでしょうか?」

体育教師「幸いにもやつの動きはかなり遅いですが、攻撃する為にはバリケードの外に出て、ゾンビ達がいるところまで行かなければなりません」

ホームレス「かなりの危険が伴うが…」
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 19:12:30.61 ID:1+RZHJJQ0
魚屋「…俺が行こう」

ホームレス「いいのか?」

魚屋「仕事柄、重い物を運ぶのは慣れてるんでね。こいつを背負えさえすれば問題ねぇ」

体育教師「分かりました、多分その手の道具もあるはずですから、私が探してきます」ダッ

ホームレス「…死ぬかもしれないぞ?」

魚屋「だが、誰かがやらねえとダメだろ?坊主は子供だし、あんたは戦いの知識が豊富だ。先生は先導できる力がある。なら俺しかねえだろ」

ホームレス「言っておくが、死んでも構わないなんて思うな。諦めた瞬間、死ってのは一気に襲いかかってくるもんだ」

魚屋「はいよ」



弟友「で、魚屋のおっさんが今あそこにいるって事ね」

ホームレス「思ったより軽快に動くな」パンッ

魚屋「おっとぉ!そんな攻撃貰うかってんだ!」

体育教師「ゾンビ達の攻撃も、私達が援護してるとはいえ、いい感じに往なしてますね」パンッ

ホームレス「どうだあ?効いてるかあ?」パンッ

魚屋「わかんねえ!そっちから見てどうだあ?」

弟友「うーん、若干動きが遅くなった…?」

弟友「なあ、俺途中から思ってたんだけどさ、冷却ガス、足りるのか?」

体育教師「それなんだよなぁ… ガスを最初に当ててからもう5分は経つけど、あいつの表面積が広過ぎてあまり効果が無いような…」

ホームレス「観察した感じ、あいつは全身が筋肉みたいな物のような動きしてるんだよな。と言うことは表面積じゃなくて、体積で考えた方がいいような…」

3人「…」
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 19:15:42.03 ID:f/ht0ueHo
あれ、てっきり爆弾でミンチ小分けにした後ガスかけてるもんだと思ってた
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 19:22:04.08 ID:1+RZHJJQ0
弟友「おっさん戻ってこい!」

体育教師「絶対にガスが足りません!早く!」

魚屋「俺もそんな気がしてた!今行く!」

デブゾンビ「アアアアアアア!」ガバッ

魚屋「うおっ!いつの間に!?」

ホームレス「」パンッ

デブゾンビ「」ビチャッ

ホームレス「早く来い!」

サンクション「」ズリュ...ノソ....

サンクション「」プルプルプル

弟友「何だ?動きが…」

サンクション「」ズボォッ

体育教師「な、何だあれ!?触手!?」

ホームレス「おっさん、早くこっちに!」

サンクション「」ヒュッ

魚屋「ガッ!?」グサッ

弟友「おっさん!」

体育教師「触手が、槍みたいに…」

ホームレス「バケモンが…」

魚屋「ゴボッ、ガッ」ダラダラダラ

魚屋(何だこれ、腹に穴が空いちまった…俺、死ぬのか?)

魚屋(こんな所で?嫌だ…)

魚屋(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ)

魚屋(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ)

魚屋「イヤだっ、まだ、死に」

サンクション「」ヒュッ

魚屋「」グサッ

弟友「!?」

体育教師「頭に…」

ホームレス「…吸収してやがる」

サンクション「」ズリュ...ズリュ...

ガスボンベ「」ボコ ボコボコ

ガスボンベ「」ドォン!

サンクション「!」バラバラ

体育教師「!、肉塊の中でボンベが壊れた!?」

ホームレス「またバラバラに…だが今回は肉片が凍りついて動けなくなってる!今しかねぇ!」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 19:31:24.25 ID:1+RZHJJQ0
弟友「分かった!」

体育教師「待て!そんな危険な」

弟友「先生達なら銃で援護できるだろ!俺は出来ない!」

ホームレス「確かにそうだ」ヌギッ

ホームレス「メットをカバン代わりに使え。肉片同士は絶対に合わせるなよ」ヒョイッ

弟友「おう!」パシッ

体育教師「弟友君!」ヒュッ

弟友「サンキュー!」パシッ

ホームレス「…先生、あいつは生きて戻って来させるぞ!」カチャッ

体育教師「ええ」カチャッ
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:31:46.08 ID:1+RZHJJQ0
弟友「取ってきたぜ!」バッ

ホームレス「よくやった!そのままこのクーラーボックス達にぶち込んどけ!」

弟友「おらっ!」スパァン

肉片達「」ドサッ

体育教師「そしてこれらをポリバケツや冷蔵庫に入れる!」

弟友「せいっ!」ボスッ

ホームレス「そのまま縄やテープで巻いて!」

弟友「うおおっ!」グルグル

体育教師「離れた位置に放置する!」

弟友「どっせい!」ドンッ
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:46:18.85 ID:1+RZHJJQ0
ホームレス「…終わったか」

弟友「」

体育教師「どうした!?」

弟友「すみません、何か今になって色々…」

ホームレス「そっちに家具コーナーがある。ベッドで横になっとけ」

弟友「でも」

体育教師「うん、少し休んでおくように」

弟友「…分かりました」



弟友「スウ...スウ...」

ホームレス「中学生にゃ、重すぎるな。確か親父さんもやられたんだろ?」

体育教師「ええ。でも彼のお父さんや、弟のためにも頑張ると来てくれたんです」

ホームレス「とやかく言うつもりはねえが、あまり無理させるなよ。もし壊れちまったら治せねえ」

体育教師「分かってます」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 20:53:16.79 ID:1+RZHJJQ0
図書館


父「扉に鍵が掛かってるな…」

弟「誰か居るって事か?」

旧帝国軍人「とりあえず周ってみようかの」

フード女「………」



父「どこも開いてなかったな」

旧帝国軍人「ならば、>>342すればよい」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 20:54:12.01 ID:f/ht0ueHo
ピッキング
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 22:50:54.13 ID:1+RZHJJQ0
父「ピッキングってそんな簡単に」

旧帝国軍人「出来たぞ」

弟「…軍人ってすげぇ…」


館内 受付


父「人が居ないって事以外は変なところは無いな…」

弟「鍵が掛かってた以上、誰かは居るんだろうが…」

旧帝国軍人「探すかの」

父「ええ。では2手に別れましょう。合流地点はこの受付で」


>>345
ペアにする2人を書いてください。残りのペアは自動的に編成されます。

現在メンバー
・父
・弟
・旧帝国軍人
・フード女

もし探索場所を指定したい場合は書いてもらっても大丈夫です
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 22:52:06.74 ID:hTBkaDCro
安価↓
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 22:59:43.92 ID:f/ht0ueHo

軍人
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:25:09.00 ID:1+RZHJJQ0
図書館 南館


父「しかしどこに居るんでしょうね」

旧帝国軍人「隠れるには食料や水が確保できる場所、水回りがある場所などが選ばれやすい。館内にゾンビの影も無いからパニックになって慌てて隠れた訳でも無さそうじゃしの」

父「…休憩室とか、用務員室とかですかね?」

旧帝国軍人「そうじゃな。では近い休憩室の方から行くとするかの」


図書館 北館


弟(よりによってこの無口な姉ちゃんかよ…)

フード女「………」

弟「えーっと、どこを探す?」

フード女「………」

弟「近いのは閲覧室、だよね?そこから行く?」

フード女「………」コクッ

弟(なんか喋れぇ!)
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:32:01.90 ID:1+RZHJJQ0
図書館 南館 休憩室


父「外れ、ですかね」キョロキョロ

旧帝国軍人「いや、これを見ろ」

父「ゴミ箱…?そこの自販機の紙コップが入ってるだけですが…」

旧帝国軍人「このコップ、若干じゃが熱を帯びとる」

父「確かに」

旧帝国軍人「つまりこれをさっき使った奴がいるという事じゃ」

父「じゃあ、まだ近くに?」

旧帝国軍人「その可能性は高いのう」

父「急ぎましょう!」ダッ

旧帝国軍人「年寄りにはキツイのう」ダッ
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:42:23.84 ID:1+RZHJJQ0
父「誰か居ませんかー!」

旧帝国軍人「あまり大声を出さん方がいいぞ。外のゾンビ達に気づかれたら面倒じゃ」

父「確かにそうですが…」

旧帝国軍人「ところで前からになっとったんじゃが、お前さんデスクワークをやっとると言よったが、やけに身体能力が高く無ないか?」

父「ああ、よく言われるんです。何故かは私自身も分からないんですけどね。特に運動している訳でもないんですが」

旧帝国軍人「そうじゃな…例えば、そう言う遺伝子とかかの?」

父「そんな遺伝子、あるんですかね?」アハハ

旧帝国軍人「」ヒュッ

父「えっ?」ガッ

コキッ

父「」ドサ...

旧帝国軍人「造られたものにならあるんじゃよ」

旧帝国軍人「目標を確保した、すぐにそちらに向かう」ピッ
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:49:23.80 ID:1+RZHJJQ0
図書館 南館 閲覧室


弟「誰か居ませんかー!」

弟「…反応は無いな…」

フード女「………」

弟「何だ?…館内の見取り図?これならさっき受付に…」

フード女「……よく見て」

弟「!(いきなり喋るなよ…)…あれ、若干違う?」

フード女「…多分、これ災害時の避難場所用のやつ」

弟「これ、どこにあったんだ?」

フード女「………」

弟(カウンターにあったんだ…)

弟「よし、じゃあ>>
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/30(日) 23:51:09.36 ID:1+RZHJJQ0
途中投下すみません


図書館 南館 閲覧室


弟「誰か居ませんかー!」

弟「…反応は無いな…」

フード女「………」 クイクイ

弟「何だ?…館内の見取り図?これならさっき受付に案内板が…」

フード女「……よく見て」

弟「!(いきなり喋るなよ…)…あれ、若干違う?」

フード女「…多分、これ災害時の避難場所用のやつ」

弟「これ、どこにあったんだ?」

フード女「………」 スッ

弟(カウンターにあったんだ…)

弟「よし、じゃあ>>352に行ってみよう」
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 23:58:07.77 ID:hTBkaDCro
ふみぃ、安価↓
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 00:00:23.27 ID:8aAE8WWno
地下書庫
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 00:42:06.47 ID:S5sjlTxuo
中二
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 00:44:32.53 ID:S5sjlTxuo
すみません、誤爆
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 01:01:28.80 ID:Q4tm9MZE0
>>350にミス。2人がいるのは南館じゃなくて北館です


図書館 北館 地下書庫

356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 01:15:20.23 ID:Q4tm9MZE0
そしてまさかの途中投下すみません


図書館 北館 地下書庫


弟「この地図によると、この横には非常食の貯蔵庫がある。ここの扉はかなり頑丈になってたし、俺が隠れるならここにするな」

フード女「………」

弟「…ここならあまり広くないし、手分けして人がいないか探さないか?」

フード女「…だめ。万が一ゾンビでも居たら、危ない」

弟「…そうだな」

弟(一緒にいるのが辛い)

弟「誰か居ませんかー!」

弟「………」シ-ン

弟「誰も居ない、か…」

フード女「………!」

フード女「待って」クイッ

弟「何だ?」

フード女「…向こうから、何か聞こえる」

弟「ん?」

ドンドン ドンドン

弟「本当だ!よく聞こえたな」

フード女「……聴覚は、いい方」


扉前


弟「この先は…別の書庫か」

>>357「すみません、誰か居るんですか!?」ドンドン

弟「!誰か居るんですか!」

>>357「あの、そっちの鍵開けてもらえませんか!扉の鍵を無くしてしまって!」

弟「分かりました!開けます!」ガチャッ

>>357「ふう…ありがとうございます」
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 01:22:11.47 ID:8aAE8WWno
司書さん
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 01:47:55.85 ID:Q4tm9MZE0
司書さん「すみません、助かりました」

弟「何で向こうの書庫に?」

司書さん「トイレに…あっちの書庫にしかトイレがないんですよ」

弟「あ、なんか、すみません」

司書さん「でも、持ってた鍵をトイレの中で無くしちゃって…本当にありがとうございます」

弟「いえ。他に人は居ますか?」

司書さん「え、ここに居ませんでした?」

弟「え、居ませんでしたが…」

司書さん「おかしいな…ここに10人弱は居たんですが…」

弟「司書さんがトイレに行ってる間に何かあったのか…気をつけた方がいいな」

弟「他のところを探すか。>>360に行こう」
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 01:49:05.38 ID:8aAE8WWno
中央ホール
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 01:53:54.90 ID:S5sjlTxuo
安価↑

イッチは他の作品も投稿したことあるのでしょうか?
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 01:59:55.63 ID:Q4tm9MZE0
>>360
これが初めての作品です
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 02:02:33.04 ID:S5sjlTxuo
そうでしたか、かなり文がよく出来ていたので何度か投稿している方かと思いました
お返事、ありがとうございます
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 02:16:44.91 ID:Q4tm9MZE0
図書館 中央ホール


弟「ここなら広いし色んな場所に繋がってるから何かしらのヒントがあるかと思ったけど…」

司書さん「何もないですね…」

弟「司書さん、悲鳴を聞いたとか、何かないですか?」

司書さん「すみません、私は何も…」

弟「そうですか…」

弟(何だ?何か違和感が…)

司書さん「そうだ、>>366に行ってみましょう」
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 02:17:17.74 ID:Q4tm9MZE0
>>362
お褒めいただきありがとうございます!
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 02:32:17.39 ID:8aAE8WWno
そもそも何で鍵かけられてたんだこいつのいた書庫、感染者かなんかじゃねこいつ?

まあいいや、食堂
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 06:34:13.10 ID:UcygcNI20
安価↑
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/31(月) 23:44:16.22 ID:Q4tm9MZE0
図書館 北館 食堂


弟「図書館に食堂があるんだ…」

司書さん「うちはかなりの規模ですからね。もちろんここでの本の閲覧は御法度です」

弟「ここにも人影は無しか」

司書さん「どうですか?ここなら見通しもいいですし、3人で手分けして探すというのは?」

弟(俺もそうしたいんだが…)

フード女「だめ」

弟(だよなぁ…)

フード女「離れるのは危ない。それにここは机や椅子が大量にある。もしその下に潜んでいたら気付かないうちに人数が減ってるかもしれない」

司書さん「そんな、B級のホラー映画じゃないんですから」

フード女「今のこの状況、まさしくB級のホラー映画」

弟(確かに…)

司書さん「…わかりました」



弟「結局収穫なし、と」

司書さん「すみません…」

弟「いえ、気にしないでください」

フード女「………」

司書さん「じゃあ、>>369はどうですか?」
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 23:51:42.71 ID:eEDga3YB0
安価↓
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 23:55:51.19 ID:RXEUUz0w0
この図書館に居るゾンビは幼い子ばかりでしたね、そう言えば今日は幼稚園児が図書館で本を借りにここに来る予定と聞いた事があります
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 00:02:39.51 ID:s7bdfTOH0
無理やりねじ込んだのには草が生えるわ
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