しんのすけ「オラがホグワーツ代表だゾ」

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1 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/13(木) 21:16:32.18 ID:a0OHBwx40

夏休みももう半分が過ぎ去った 野原家

みさえ「しんのすけ! 風間くんが来たわよ!」

しんのすけ「母ちゃんが出迎えれば?」

げ ん
こ つ

みさえ「あんたの友達でしょうが!」

ガチャ

しんのすけ「ローンが後23年残っている家ですが、どうぞ」

風間くん「入りにくくなる様な事言うなよ・・・」

居間には、野原家が勢ぞろいしていた。

風間くん「みなさん、お揃いで」

ひろし「何たって、ウィーズリーさんには一月も息子が世話になるっていうんだし、俺の方からも一言挨拶しとかなきゃ」

風間くん「ここに迎えにくるって手紙が来たけど、どうやるんだろ?」

しんのすけ「シャカシャカパウダーじゃない?」

風間くん「それをいうならフルフル・・・じゃなくてフルパウダーだろ?」

みさえ「で、何なの?その振るパウダーって?」

風間くん「魔法使いの家の暖炉間を移動出来る、魔法の粉ですよ。」

しんのすけ「でもうちには、暖炉なんて・・・あるのはローンだけ・・・」

ひろし「悪かったな!」

そのとき、ピンポンピンポンピンポーン

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499948191
2 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/13(木) 21:19:41.51 ID:a0OHBwx40
ガチャ

しんのすけ「こんにチワワ! おひさしぶりぶり!」

みさえ「コラ! こんにちはでしょ!」

アーサー「これはこれは、初めまして。私、ロンの父親のアーサーです。」

ひろし「どうも、いつもしんのすけがお世話に・・・父親のひろしです。」

アーサー「しかし、これは凄い発明ですな! ボタンを押すだけで音が出る! これはみなさんがお作りに?」

しんのすけ「その辺のお店で売ってるゾ」

アーサー「こんな、素晴らしいものが店で買えるなんて、何て素敵なんだ!」

風間くん「どうやって、ここまで来たんですか?」

アーサー「最初は煙突飛行ネットワークを使おうと思ったんだが、その・・・」

しんのすけ「暖炉がなくてすいませんね・・・」

アーサー「いや何、姿現しの方が早い事に気づいただけで・・・」

ひろし「その姿あらわしって、一体?」

アーサー「実際に見てもらった方がいいかと、風間くん。私に掴まって・・・」

バシッ!

みさえ「消えちゃった・・・」

バシッ!

ひまわり「また、戻ってきた!」

アーサー「それじゃ、しんのすけくん、私に掴まって」

しんのすけ「オラを捕まえてみて///」

みさえ「何馬鹿な事言ってんの! すみません、こんな息子ですが宜しくお願いします。」

アーサー「ユーモアと正義感に溢れた素晴らしい息子さんですよ。」

ひろし「みさえ、俺達の心配はもういらねえよ。それじゃ、しんのすけ。元気でやれよ!」

ひまわり「私も行きたい!」

しんのすけ「ひまも来年もしかしたら・・・、じゃ、行ってくるゾ!」

バシッ!

みさえ「お別れは魔法無しの方が良いわね・・・ずっと長く見送れるんですもの・・・」
3 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/13(木) 21:20:30.57 ID:a0OHBwx40
隠れ穴

モリー「久しぶりね、しんちゃん。会いたかったわ!」

しんのすけ「オラも会いたかったゾ・・・風間くん!」

風間くん「お前とはさっき別れたばかりじゃないか・・・」

ロン「やぁ、良く来たね! 寝室に案内するから着いて来てよ!」

しんのすけ「オラ、風間くんと二人っきりで///」

風間くん「僕はそれ以外ならどこでもいい!」

???「ロン、友達を僕らに紹介してくれないと、ダメじゃないか!」

ロン「分かったよ、ビル! しんのすけ、風間くんこれが僕の一番上の兄貴ビルだ。」

しんのすけ「オラと張り合うくらいのイケメンですなぁ」

風間くん「もう、ホグワーツはご卒業されているんですよね? お仕事は何を?」

ビル「グリンゴッツで呪い破りをしてる!」

モリー「在学中は主席だったのよ、パーシーと同じで!」

しんのすけ「それは、去年本人から聞きました」

ビル「どうせ、しょっちゅう僕は主席だから通してくれとか言ってたんだろ?」

モリー「まぁ、あの子はそういう所はあるけど、優秀なのに、何であの二人は・・・」

その時、

フレッド「呼んだかい? ママ!」

ジョージ「O・W・Lの成績が芳しくないのは、認めるよ。でも、僕たちにはそんなもの必要ないね!」

モリー「そうやってあなた達は学業をバカにして!」

ロン「ああ、お袋の怒りが爆発する前に退散しよう・・・」
4 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/13(木) 21:22:24.45 ID:a0OHBwx40
そしてモリーの腕によりをかけた夕食を、たっぷり食べしんのすけは眠りについた。

・・・・・・・・


ピーター「ごチュウ人様、それではあなたのご決心はお変わりないと・・・・?」

ヴォルデモート「当然だ。それといい加減その気色悪いしゃべり方をやめろ」

ピーター「ご主人様・・・野原しんのすけ以外のものでも、お出来になると思うのでチュが・・・」

ヴォルデモート「野原しんのすけなしでだと・・・? なるほど・・・」

ピーター「わが君、何もあの子の事を心配してる訳ではございません!」

ヴォルデモート「・・・なるほど、だが俺様はあの小僧を使う必要があるのだ」

ピーター「それは、あの子がご主人様をオシリでやっつけたからでチュか?」

ヴォルデモート「なんだと! 俺様は断じて尻などにはやられていない・・・・」

ピーター「申し訳ありません・・・では、どうして?」

ヴォルデモート「だが、あの小僧が俺様には得体の知れぬ力を持っているのは確かだ。以前より強大になり復活するにはあの小僧が肝要だ。」

その時、スルスルと部屋に蛇が滑り込んでくる。

ヴォルデモート「ほう、ナギニがマグルの御客人が部屋の外に居ると・・・御もてなしせねば。」

ピーターがドアを開く。

ヴォルデモート「アバダケダブラ!」

緑の閃光が走る! それっきりマグルの老人はピクリとも動かなくなった・・・
5 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/13(木) 21:24:07.32 ID:a0OHBwx40
しんのすけ「うわぁああああ」

風間くん「しんのすけ、耳元で叫ぶなよ!」

しんのすけ「今、人を殺した。」

風間くん「なんだって!?」

しんのすけ「ヴォルデモートが!」

ロンもその名前を聞いて飛び起きる!

ロン「朝からなんなのさ?」

風間くん「しんのすけ、夢の事でそこまで驚くなよ。」

しんのすけ「妙に蟻アリティがあったゾ」

風間くん「それを言うなら、リアリティだろ・・・」

しんのすけ「そうとも言う。それに、オシリの傷も何だか痛いゾ」

そのとき下の階から声がかかる

ハーマイオニー「あなた達も起きて朝食食べないと遅れるわよ!」

ロン「その夢は、気になるけど・・・急がないとワールドカップに遅れちゃう!」
6 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/13(木) 21:26:01.41 ID:a0OHBwx40
朝食を食べ、一行は丘を目指して歩き出す

しんのすけ「それで、今からどこのクリニックに行くの?」

風間くん「それを言うなら、ピクニックだろ・・・」

しんのすけ「そーともゆう。蒼井優」

ハーマイオニー「それに、ピクニックじゃなくて、ワールドカップに行くのよ!」

ロン「でも、パパこんな大勢で、どうやって会場まで行くのさ?」

アーサー「移動キー(ポートキー)を使う。」

しんのすけ「それで、そのポンキッキーってなんなの?」

アーサー「ポートキーね・・・魔法使いを瞬間的に移動させる魔法がかけられたものの事さ。」

風間くん「そのキーはどんな形をしてるんですか?」

アーサー「大抵はマグルの気を引かないような、地味なものさ」

しんのすけ「ジミーみたいに?」

ジニー「だから、ジニーよ!!」

アーサー「まあ、長靴とかそんなものに魔法をかける訳さ。」

ハーマイオニー「それで、今その移動キーの場所に向かってるって訳ですね。」

アーサー「その通り。あの丘の頂上に設置してあるはずさ。」
7 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/13(木) 21:27:00.03 ID:a0OHBwx40
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498117073/ 賢者の石

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498631510/ 秘密の部屋 

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499087299/ アズカバンの続きだゾ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/13(木) 21:35:18.05 ID:Zmr9Fbb/O
【クレしん×ハリポタ】 しんのすけ「オラが代表選手だゾ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499850589/

乱立させんじゃねえよ荒らすぞ
9 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/13(木) 21:53:24.42 ID:a0OHBwx40
そして、頂上につくと

???「こっちだ、アーサー!」

アーサー「やあ、エイモス。みんな、紹介しよう。魔法省で魔法生物規制管理部に勤めているエイモス・ディゴリーさんだ。」

しんのすけ「これはこれは、いつもハグリッドがご迷惑を・・・」

ハーマイオニー「余計な事は言わないの!」

エイモス「ハハ、愉快な子だ。アーサーみんな君の子かね?」

しんのすけ「何しろ、パパは野獣なもので・・・」

アーサー「意味が分かって言ってるのかね! うちの子は赤毛だけだよ、エイモス」

その時、一人の青年が駆け寄ってくる。

エイモス「紹介しよう、うちの一人息子のセドリックだ。」

しんのすけ「おお、オラにクリソツなイケメンだゾ!!」

風間くん「どこがソックリだよ!どこが!」

セドリック「やあ、去年はあんな形で試合が終わってしまって、申し訳ない。ディメンターが介入しなかったら・・・」

エイモス「それでも、うちのセドが勝ったさ!」

フレッド「それは、」

ジョージ「どうだろうねぇ」

セドリック「パパ、去年のあれは本当に事故で・・・」

しんのすけ「オラ、別に気にしてないゾ!」

アーサー「・・・さぁ、もう移動キーに触らないと!」

ロンの父は、くたびれたブーツを指し示す。

アーサー「さあ、みんな掴まったかな? 3・・2・・」

しんのすけ「オラまだ捕まってないゾ」

風間くん「ったく!」ガシッ

しんのすけ「あぁ、風間くんったら、強引///」

アーサー「・・0!」



10 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/14(金) 21:44:59.79 ID:6YMEhtDJ0
そして、一行は移動キーでの旅を終え、キャンプ場に投げ出される。

風間くん「なあ、しんのすけ・・・そろそろ僕の上からどいてくれないか?」

しんのすけ「どうしてもって言うなら・・・」

風間くん「良いから退けよ!」

その時セドリックが二人に手を差し出す

セドリック「大丈夫かい?」

しんのすけ「ありがとござい鱒寿司!」

風間くん「どうも。」

エイモス「ではアーサー、私と息子はこれで」


アーサー「さ、このキャンプ場に一泊して次の夜に試合だ! 魔法使いが一杯だからはぐれるなよ!」

しんのすけ「ねえねえ、おねいさん。贔屓のチームはどこ? オラ、おねいさんと同じチーム応援したいゾ」

ハーマイオニー「ったく、言ってるそばから・・・ほんとしょうがないんだから!」

フレッド「それにしても、派手なテントばっかりだな。マグルにはバレないのか?」

アーサー「実際バレかけてる。そしてその度に忘却士が記憶をリセットする訳だ・・・」

そのあと一同は、アーサーおじさんの強い希望で魔法に頼らずテントを設営して休みを取るのだった。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/14(金) 21:46:34.73 ID:kufe4nqk0
おう、オレにしんのすけを楽しませろよ
あくしろよ
12 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/14(金) 23:54:09.09 ID:6YMEhtDJ0
そして、次の日 スタジアム

風間くん「まだかな、僕もう待ちきれないや!」

しんのすけ「全く子供だね、風間くんは・・・」

風間くん「まだ子供!・・・って言える年でもないか・・・」

しんのすけ「全く老け込んじゃって」

ロン「同い年でしょ・・・」

ハーマイオニー「あれ、屋敷しもべ妖精じゃない?」

しんのすけ「お久しぶりぶり、ドビー!」

???「今、あたしの事ドビーとお呼びになりましたか?」

しんのすけ「あれ、どしたの? オカマになっちゃったの!?」

風間くん「お前には、別人だっていう考えはないのか?」

ウィンキー「あたしはウィンキーでございます。」

しんのすけ「ウィスキー?」

ハーマイオニー「ウィンキーよ!」

しんのすけ「ほうほう。」

ウィンキー「あたしはあなた様を存じております。あなた様は野原しんのすけ様にございます!」

しんのすけ「なんで、オラの個人情報を・・・」

ウィンキー「ドビーがいつも噂しております。」

しんのすけ「オラ、ドビーの鼻が心配だゾ・・・」

ウィンキー「それに関しては大丈夫だと存じておりますが、あなた様がドビーを自由にした事が、正しかったかどうかハッキリ申し上げれません」

風間くん「どうしてだよ?」
13 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/15(土) 00:09:43.39 ID:AmOXbubt0
ウィンキー「ドビーは勤め先が見つからないのでございます!」

しんのすけ「資格とか足りてないの?」

ウィンキー「そういう問題では、ございません! ドビーはお給料を求めるようになってしまったのです!」

ハーマイオニー「でも、それのどこがいけないの!?」

しんのすけ「あのハグリッドでさえ貰ってるんだゾ!」

ロン「それにトレローニーも!」

風間くん「お前達、仮にも先生だぞ・・・」
 
ウィンキー「それじゃ、あたしはご主人様の席取りがございますので・・・」

しんのすけ「君の主人はお相撲さんなの?」

風間くん「座席を確保するって意味だよ!」

その時、ドビーの元主人達が現れる!

ドラコ「まさか、君達が居るとはね! 何を担保にしたんだい?」

風間くん「このプログラムによると、試合前に各チームの、国の魔法生物によるパフォーマンスがあるみたいだよ!」

ハーマイオニー「それは、楽しみね!」

ドラコ「毎度毎度、無視するなフォイ!」

ルシウス「これこれドラコ。彼らには楽しめる間は楽しませてやらねば、かわいそうだろう・・・」

しんのすけ「これはこれは、ルシフォイさん。こぶさたしております」ペコ

ルシウス「このジャガイモ小僧。貴様のお陰で私の鼻はスッカリ機能不全に陥ってしまった。」

しんのすけ「どいたまして」

ルシウス「一ミリも感謝などしとらん!」
14 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/15(土) 00:21:46.98 ID:AmOXbubt0
そしていよいよ

バクマン「ようこそ!みなさま! 本日は第412回クィディッチワールドカップにようこそお集まり下さいました!」

ブルガリア0−アイルランド0

バクマン「では早速ブルガリアチームのマスコットから紹介しましょう!」

しんのすけ「ブルガリアヨーグルト、マスカット味!?」

ロン「そんなもの連れてきてどうするのさ・・・」

アーサー「いったい何を・・・あーっ  ヴィーラだ!!」

風間くん「何ですか? そのヴィーラって・・・」

ヴィーラは女性だった。月のように輝く肌。風も無いのになびく髪・・・ 蠱惑的な音楽に乗って踊りだす。

しんのすけ「シュシュポッポ、シュッシュポッポ、シュシュポポシュシュポポ ポッポーーー!!」

風間くん「アハアハ」デレデレ

ロン「エヘエヘ」カアァァ

ハーマイオニー&ジニー「全く男ったら!」

ゴチン! ゴチン! ゴチン!
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/15(土) 01:28:56.15 ID:uDvAE98v0
ワールドカップのヴィーラは一応年上のおねいさんか
16 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/15(土) 03:11:31.11 ID:AmOXbubt0
アーサー「さ、ボーイズ。頭は冷えたかな?」

風間くん「・・・はい///」

しんのすけ「風間くんったら、アハアハとか言っちゃってだらしないゾ!」

風間くん「お前にだけは言われたくない!」

ハーマイオニー「でもブルガリアのマスコットがここまで盛り上がるなん・・・、アイルランドは何を出すのかしら?」

その時、彼らの頭上に金貨が降ってくる!

アーサー「レプラコーンだ!」

しんのすけ「これで、家のローンが返せるゾ!」

風間くん「あと23年分だろ? このスタジアム中のを集める位じゃないと返せないよ」

しんのすけ「そんな、現実突きつけなくてもいいじゃない・・・」ズーン

ロン「落ち込んでる場合じゃないよ。もう試合開始さ!」
17 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/15(土) 09:42:18.58 ID:27Pbp7wD0
そして、試合後。みんな大満足で眠りについたが・・・

アーサー「みんな、起きろ!! 緊急事態だ!」

ワー キャー

しんのすけ「何この叫び声? オラ抜きでパーティが始まっちゃったの?」

アーサー「そんな呑気な事態では無い! みんな直ぐに外にでるんだ!」

外に出ると、仮面をつけた魔法使いの群れが、キャンプを破壊しながら行進している。
キャンプの管理人のマグルの一家は魔法でフォイと空中に浮かされていた。

ロン「こんなのって・・・」ギュッ

アーサー「大人にまかせて、お前達は森の方へ逃げなさい!みんな、はぐれるんじゃないぞ!」


18 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/15(土) 15:29:15.18 ID:toKRjwBH0
森の奥

フレッド「さぁ、ここまで来れば安心だろう」

風間くん「それにしても、ブルガリアのシーカー凄かったですね!」

ジョージ「確かにクラムは凄いけど、しんのすけなら勝てるかもしれね〜ぜ!」

ハーマイオニー「大した信頼関係ね! ってあれ?・・・・」

風間くん「あいつ、また勝手にどっか行きやがって・・・」

ロン「マーリンの髭!」


・・・・・


しんのすけ「オラの杖・・・オラの杖・・・あれ?みんなも居なくなってるゾ!」

しんのすけ「この年で迷子とは、困ったものですなぁ」

風間くん「お前にだよ!!」

しんのすけ「あれ、みんな居たの?」

ハーマイオニー「あなたを連れ戻しに来たのよ!」

ロン「さぁ、フレッド達は森で待ってる。急ごう!」

しんのすけ「でもオラ、杖を無くしちゃって・・・」

風間くん「何だって〜〜!」


その時、近くの木陰から男の声が聞こえる

『モースモ−ドル!』

すると蛇の舌を持つ、巨大な緑の髑髏が空に現れる!

19 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/15(土) 15:52:30.99 ID:toKRjwBH0
ロン「あれは・・・一体・・・?」

しんのすけ「次は花火大会ですかな? 親方用意するの忘れたゾ!」

風間くん「それを言うなら浴衣って、あんな不気味な花火なんて誰も上げないよ!」

ハーマイオニー「そんな事言ってる場合じゃないわ! 逃げるのよ! 急いで!」

しんのすけ「何で?」

ハーマイオニー「あれは、闇の印よ!」

風間くん「それって!?」

ハーマイオニー「『例のあの人』の印よ!」

しんのすけ「ヴォルデモートの? オラ、あいつから逃げたりしないゾ!」

ロン「そんな事言っている場合じゃ・・・」

ポン ポン

次の瞬間、彼等は20人を越える魔法使いに囲まれ、杖を向けられる

風間くん「伏せろ!」

「ステューピファイ!」 

赤い閃光が彼等の肩を掠める。

アーサー「やめろ! やめてくれ! それは息子と学友達だ!」

アーサー「みんな無事か?」

しんのすけ「まあ、かんとか」

風間くん「それを言うなら、なんとかだろ!」

20 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/15(土) 20:23:27.81 ID:toKRjwBH0
急な襲撃で気が動転している彼等に、凄い剣幕で男が一人近づいてくる

クラウチ「誰がやった! 一体お前達のうちの誰が!」

アーサー「この子達に出来るはずが無い。バーティ」

クラウチ「では、誰が・・・」

ハーマイオニー「そういえば、誰かが近くで、何か呪文を・・・」

クラウチ「聞いたか! 探せ!」

アーサー「もうその犯人はとっくに姿くらましているはずだろう・・・」

エイモス「いいや、あれだけの失神光線だ。その犯人に意図ぜず当たった可能性もある。」

そうして、大人達が捜索を始めてしばらくすると

エイモス「こりゃまあ、クラウチさんのしもべだ! しかも、杖を持ってる!」

しんのすけ「それ、オラの杖!」

エイモス「君の? じゃあ君とこのしもべの共犯・・・」

アーサー「待ってくれエイモス。こんな子供が闇の印を作らせることが出来ると?」

しんのすけ「オラもう子供じゃないゾ!」

風間くん「黙ってろ」

ハーマイオニー
21 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/15(土) 20:31:57.10 ID:toKRjwBH0
ハーマイオニー「それに、ウィンキーも無実だわ、私達の聞いた声は低い男の声だったから・・・」

クラウチ「だとしても、ウィンキー・・・お前にはテントに居るように命じた筈だが?」

ウィンキー「申し訳、グスッ・・・申し訳ございませんです。ご主人様」

クラウチ「主人の言いつけを守れないしもべは『洋服』に値する!」

ウィンキー「それだけはどうか・・・」

ハーマイオニー「ウィンキーに罪は無いわ! きっと操られてたのよ!」

ロン「さすがパーシーの上司だけあっておっかないや。」

アーサー「君達の言い分も分かるが、クラウチ氏のしもべの事は我々にはどうしようもない・・・エイモス、しんのすけに杖を返してやってくれないか?」

エイモス「分かったよ、ほれ!」

しんのすけ「あ〜、オラの杖〜会いたかったゾ〜」スリスリ

風間くん「そんなに大事なら、無くすなよな!」
22 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/16(日) 02:32:14.86 ID:btDD0mCy0
そんなこんなで波乱のワールドカップは終わり・・・キングズ・クロス駅

モリー「それじゃあ、みんな元気でやるのよ!」

ビル「今年はうんと楽しくなるぞ!」

しんのすけ「便座がリニューアルするの?」

風間くん「それは大間違いだ!」

しんのすけ「大だけに?」

ゴチン!

ハーマイオニー「馬鹿な事言ってないで、席確保するわよ!」

しんのすけ「ほーい!」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 09:38:42.90 ID:3fibFHfSO
げ ん
こ つ
24 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/16(日) 14:02:02.31 ID:ERgYFdQT0
汽車

ロン「でも、今年は特に楽しくなるって何でだろ?」

しんのすけ「若い美人の、ピチピチした先生が来るとか!?」

風間くん「そんな事で、あんな思わせぶりな事言わないだろ・・・」フォイ

ハーマイオニー「あれ、今・・・フォイって?」

マルフォイ「ウィーズリー、君は親も兄弟も魔法省に勤めてるのにしらないのか?」

しんのすけ「何せ、窓際族なもので・・・」

ロン「余計なお世話だよ!」

マルフォイ「それで君達は、エントリーするフォイ?」

風間くん「だから、何にだよ。分からなきゃ答え様が無いじゃないか!」

しんのすけ「多分マルフィイの彼氏候補にだよ!」

風間くん「君、そっちの趣味かよ・・・」

マルフォイ「んなっ、違うフォイ!」

ハーマイオニー「思わせぶりな事ばかり言って、さっさと本題に入らないから悪いのよ!」

ロン「さっ、出てった、出でった」

ピシャリ!

クラップとゴイルは、一歩後ずさる

マルフォイ「だから、誤解フォイ!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:02:35.55 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:03:21.18 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:06:03.65 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:06:45.99 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:11:51.49 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:13:51.78 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 14:43:25.52 ID:TruN4aTv0
フォイがバラ組の悪ガキみたいな立ち位置だな
32 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/16(日) 17:18:32.60 ID:fNss6yB/0
そして、4人が汽車を降りると、懐かしい姿を見つける。

ハグリッド「イッチ年生! イッチ年生はこっちにきてくれや!」

風間くん「やあハグリッド!」

しんのすけ「よ!」

ハグリッド「おお、元気そうな姿を見られて、嬉しいわい。そういえば礼がまだだったな」

ロン「お礼って?」

ハグリッド「決まっちょろうが! バックビークを助けてくれたんはお前さん達じゃろ?」

ハーマイオニー「そんなバックビークの名前を軽々しく言わない方がいいわ。誰かに盗み聞きされたら大変よ!」

しんのすけ「そうよ、変態よ!」

ハグリッド「お前さんは相変わらずだな。」

しんのすけ「オラと風間くんの愛も変わりません!」

風間くん「やめてくれ、気色悪い。」


33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 22:00:17.17 ID:3fibFHfSO
フォッフォフォーイ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 22:08:11.77 ID:IQ3oSC+d0
気持ち悪い生き物が現れたが、》1には最後まで頑張ってもらいたい
35 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/16(日) 23:35:58.32 ID:oSrqsyEX0
大広間

???「今年もみなさんに会えて嬉しいですよ!」

しんのすけ「オラ、君の事なんて知らないゾ」

風間くん「殆ど首無しニックだよ・・・ゴーストの」

しんのすけ「殆ど玉無し!? どういう事? 撤去工事が失敗して・・・」

ニック「首無しです!」

ニック「それにしても皆さんがご馳走を食べられて本当に良かった。」

しんのすけ「え、オラ達の食事も用意出来ないほど、この学校の経営行き詰ってるの?」

ニック「いえいえ、さっきピーブスが厨房で大暴れしまして、しもべ妖精達はパニックに陥りまして」

ハーマイオニー「屋敷しもべ妖精がここにも居るって言うの!?」

ニック「左様でございます」

しんのすけ「でも、オラ全然見た事無いゾ。」

ハーマイオニー「それで、お給料やお休みは? ちゃんと貰っているの?」

しんのすけ「オラの父ちゃんですら貰ってるんだから、きっと大丈夫だゾ!」

風間くん「お前、父親をなんだと思ってるんだよ・・・」

ニック「お給料にお休み!?  しもべ妖精はそんなもの受け取りませんよ!」

ハーマイオニー「奴隷労働だわ! このご馳走も、屋敷しもべ妖精の犠牲で出来ているんだわ!」

それっきり、ハーマイオニーはご馳走に手をつけなかった。

ロン「ハーマイオニー、ごらんよ。糖蜜パイだ! チョコレートケーキも!」

ハーマイオニー「生憎、私にも目があるから、いちいち教えて頂かなくてて結構よ。」

しんのすけ「ケッコー、ケッコー、コケコッコー!」
36 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/16(日) 23:55:56.20 ID:oSrqsyEX0
ダンブルドア「さて、みんなよく食べ、よく飲んだ事じゃろう」

しんのすけ「ハーマイオニーはあんまり・・・おなか痛くなったのかな?」

ハーマイオニー「しもべ妖精の負担を減らす為よ!」

ダンブルドア「あ〜、良いかの?ミスグレンジャー?」

ハーマイオニー「えっ!? あ、すみません」

風間くん「なんだろ、デジャヴを感じる・・・・」

ダンブルドア「では、お知らせじゃ。フィルチさんが持ち込み禁止品のリストを更新したので、見たい生徒がもしいれば、事務所で確認しておくれ」

ダンブルドア「そして残念なお知らせじゃ・・・今年は寮対抗のクィディッチ試合は取りやめじゃ」


しんのすけ&チームメイト「イヤッッホォォォオオォオウ!」

マクゴナガル「・・・・後で呼び出して意識改革をする必要がありそうです」

ダンブルドア「これは、10月からのイベントのためじゃ」

しんのすけ「握手会とか?」

ロン「一体だれのさ?」

バタン! そのとき、大広間の扉が開き一人の男が入ってくる 

風間くん「古傷だらけだ・・・しかも片方の目が・・・」

ハーマイオニー「クルクル動いて気味が悪いわ!」

しんのすけ「魔法界のやくざって、目までとるのか・・・」ブルブル
37 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/17(月) 00:18:26.18 ID:r8NhT6uk0
男とダンブルドアは握手する

ダンブルドア「闇の魔術に対する防衛術の新しい先生をご紹介しよう。ムーディ先生じゃ!」

ロン「パパから聞いた事ある。腕利きの闇払い(オーラー)だって・・・」

しんのすけ「オラ!?」

ロン「オラじゃなくて、オーラー。闇の魔法使いを捕まえるエリート中のエリートさ!」

ダンブルドア「では、話をイベントの事に戻すが、今年、ホグワーツで三大魔法学校対抗試合(トライウィザードトーナメント)を行う!」

フレッド「ご冗談でしょう!」

ガヤガヤ ワー ワー

しんのすけ「それって握手会より凄いイベント?」

風間くん「そりゃ、この反応からしてそうだろ・・・」

ダンブルドア「ミスター・ウィーズリー、わしは決して冗談など言っておらんよ」

ダンブルドア「さてこの、三大魔法学校対抗試合について、知らない諸君の為に簡単に説明しよう」

しんのすけ「ホントに簡単なの?」

ダンブルドア「これは思わぬプレッシャーじゃの、まあ泥舟に乗ったつもりでいなさい」

しんのすけ「それを言うなら大船に、だゾ!」

ダンブルドア「これは一本取られたの」クスクス

マクゴナガル「ゴホン・・・アルバス!」
38 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/17(月) 03:15:58.71 ID:r8NhT6uk0
そのあと、校長はマクゴナガル先生の監視のもと、一度も脱線せずに三大魔法学校対抗試合について説明した。

700年前に始まった3校のヨーロッパの魔法学校
ホグワーツ、ボーバトン、そしてダームストラングによる学校の威信をかけた各校の代表選手による競技であること
過去に死者が出たため、中止されていたが100年ぶりに再開されること。優勝者には1000ガリオンが与えられること

しんのすけ「でもカッコウの代表ってどうやって決めるんだろ? 泣き声の大きさ?」

風間くん「そのカッコウじゃなくて、それぞれの学校って意味だよ・・・」

しんのすけ「ほうほう、風間くんは代表取締役になりたい?」

風間くん「取締役は余計だよ! それに4年の僕が選ばれるわけないよ・・・・(なりたい、そしてお辞儀キャラとおさらばしたい!)」

ダンブルドア「しかしここで、少し残念なお知らせじゃ。代表選手は安全面を考慮して17歳のものに限る」

ナンダッテー ブーブー

風間くん「そんなぁ!」

しんのすけ「やっぱり出たいんだ・・・」ジーッ

ハーマイオニー「正直に言えばいいのに・・・」


39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 11:06:04.23 ID:fux20aCSO
トオルちゃん…
40 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/17(月) 12:04:19.27 ID:q0uqMjBq0
翌朝 大広間

ロン「今日は魔法生物飼育学と闇の魔術に対する防衛術だ」

しんのすけ「どっちも新しい先生、楽しみだゾ!」

風間くん「飼育学は去年と同じでハグリッドだよ!」

しんのすけ「おお、オラこってり忘れてたゾ!」

風間くん「それを言うならうっかりだろ・・・」

ロン「ハーマイオニー、今朝は良く食べるじゃないか」

しんのすけ「お腹痛いの治ったの?」

ハーマイオニー「もともとお腹は壊してません! しもべ妖精の権利の主張にはもっと良い方法があるって分かったのよ!」モリモリ

ロン「それに、腹も減ってたしな」ニヤッ
41 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/17(月) 12:14:16.16 ID:q0uqMjBq0
校庭 

ハグリッド「よう来た、俺が今年もみんなに教えられるとは思っとらんかった!」

マルフォイ「二年続きでこのウドの大木が教えるなんて、この学校も人手不足が深刻だフォイ!」

しんのすけ「この学校にヒトデなんて居るの!?」

風間くん「そのヒトデじゃなくて、人が足りてないって事だよ!」

ハグリッド「ええか、みんな今日は尻尾爆発スクリュートをやる!」

ハーマイオニー「何?それ?」

ロン「ハーマイオニーでも知らないなんて・・・」

しんのすけ「何だか、恋の予感がするゾ!」

風間くん「それを言うなら嫌な予感だろ・・・」
42 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/17(月) 12:23:58.76 ID:q0uqMjBq0
スクリュートは殻を剝かれたイセエビのような姿をして、尻尾らしいところから時折火花が飛んでいる

風間くん「ヌメヌメしてて気持ちわるいや・・・・」

ハグリッド「そう言わんでくれ、風間くん」

しんのすけ「イワンがだめならケビンでどう?」

ハーマイオニー「そう言う意味じゃないわよ!」

ハグリッド「今日の授業はこいつらにあった餌を見つけるっちゅうことだ! 色々用意してある。蟻、カエルの肝、オオイカの
卵 ちーっとずつ試してくれや」

そうしてみんな嫌々ながらもスクリュートに餌を与え始めた

風間くん「コイツ油断してると、尻尾の火で火傷しちゃうよ。」

ロン「去年のバックビークから何も反省してないや」

ハーマイオニー「あれ、しんのすけは何処?」

しんのすけはスクリュートを持ってマルフォイを追っかけている

マルフォイ「こっちに来るな!」

しんのすけ「待ってよ〜〜 スクリュートがマルフィイの指を食べるか試したいんだゾ」

ハグリッド「その発想は無かった! そりゃ試してみる価値がある」

風間くん「まずいよ、ハグリッド。スクリュートがお腹壊しちゃうかも!」

こうして、マルフォイは事なきを得たのだった。

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/17(月) 13:02:52.55 ID:V6zdoMfE0
良いことを思いついた。
しんのすけ、お前スクリュートの真似をして尻を爆発させてみろ
きっといい気持ちだぜ
44 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/17(月) 13:32:41.02 ID:VFMSJd5+0
その日の午後 防衛術

ムーディ「そんなものは仕舞ってしまえ」

ムーディ「教科書だ。そんなものはこの授業では使わん!」

しんのすけ「なら、何で買わせたの?印税のため?」

ムーディがしんのすけをギロリと睨みつける

風間くん「おい! いいから黙れ!」

ムーディ「良い友達をもったな・・・では、すぐ本題に取り掛かる。やるのは呪いだ。お前達がもっとも警戒すべき呪文についてだ」

ムーディ「さて、魔法法律により、最も厳しく罰せられる呪文が何か、知っている物はいるか?」

ロン「パパから聞いたのは・・・たしか『服従の呪文』とかなんとか?」

ムーディ「こいつは一時期えらく魔法省をてこずらせた。」

ムーディは机の上の瓶から、蜘蛛を取り出すと唱えた。

ムーディ『インペリオ!服従せよ!』

すると、蜘蛛は跳んだり跳ねたり、しまいにはタップダンスを始めた。

しんのすけ「オラも踊るゾ! イロハオエ〜 イロハオエ〜」

ハーマイオニー「やめなさい!」

ムーディ「完全な支配だ、わしはこいつを意のままに出来る。溺れさせることも、誰かの喉に飛び込ませる事も・・・」

ムーディ「この呪文のやっかいな所は、誰が自分の意思で動いているのか見分けるのが非常に困難な所だ。油断大敵!」
45 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/17(月) 13:42:26.30 ID:VFMSJd5+0
ムーディ「さて、他の呪文を知っているものは?」

すると、意外な人物の手が挙がる。

ネビル「・・・・磔の呪い」

しんのすけ「針ケツの呪い?」

風間くん「・・・いい加減にしとけ」

ムーディ「では・・・」

ムーディ『クルーシオ! 苦しめ!』

すると蜘蛛は足をよじりながら、のたうち回る。誰の目からもとてつもない苦痛が与えられている事が明らかだった。

ネビル「・・・・・」

ムーディ「極限の痛み。それ以上でもそれ以下でもない。」

ムーディ「これさえあれば、他の拷問は必要ない。」

ムーディ「かつてこの呪いを受けて、幸運にも正気を保てた魔法使いはこう言っている」

ムーディ「・・・ケツからスイカを捻り出すようだったと・・・」

ゾクリ

生徒は恐ろしさに身震いした。

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/17(月) 14:07:57.67 ID:+oBT0wSu0
ああ
























































ああ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/17(月) 14:13:34.33 ID:+oBT0wSu0
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる〜とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
48 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/17(月) 16:52:52.77 ID:bC2liX5k0
ムーディ「さて、残り一つの呪文が分かるものは?」

・・・シーン

ハーマイオニー「・・・死の呪い・・・『アバダ ケダブラ』」

しんのすけ「4の呪い? じゃあ1と2と3は?」

ムーディ「良く見ておけ・・・」

ムーディの杖が蜘蛛に向けられると、蜘蛛は危険の予兆を察知して逃げだすが・・・

『アバダ ケダブラ!』

蜘蛛には、外傷は一つも無かったが、紛れも無く・・・死んでいた。

ムーディ「よくない、気持ちのよいものではない。しかも、反対呪文は存在しない。」

しんのすけ「・・・なんで・・・なんで、こんな事したんだゾ! 蜘蛛だって必死に生きてるんだゾ!」ワナワナ

風間くん「しんのすけ・・・」

ムーディ「ふむ、お前のいう事は一理ある。」

ムーディ「だが、この呪いの現実を分からせるには、こうする他ない・・・言葉には限界がある。」

ムーディ「この蜘蛛の犠牲に報いたくば、これら『許されざる呪文』から自身の身を守りきる事だな! 油断大敵!」

49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 18:45:21.33 ID:IQBc+C8DO
しんのすけはクラウチの演技にいつ気づくか?
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/17(月) 19:33:44.71 ID:V6zdoMfE0
気付いた上でぶちギレているのかもしれない
51 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/17(月) 20:39:14.49 ID:lOXUHJKW0
翌日 談話室 

ハーマイオニー「ついに完成したわ!」

しんのすけ「クッキーでも焼いたの?」

ハーマイオニー「違うわよ!」

風間くん「じゃあ、その箱の中身は何だい?」

しんのすけ「女性にそんな事聞くなんて、何て礼儀知らずなの! トオルちゃんは」

風間くん「一体何が入ってると思ってるんだよ。」

ハーマイオニー「じゃーん。一生懸命作ったのよ!」

ロン「SPEW? 反吐だなんて随分下品なバッジじゃないか!」

ハーマイオニー「S・P・E・W! スピューじゃないわ!」

風間くん「じゃあその、S・P・E・Wって何なのさ?」

しんのすけ「またトオルちゃんったら、そんな事聞いちゃって・・・・」

ハーマイオニー「しもべ妖精福祉振興協会よ!」

しんのすけ「しもべ妖精復讐新婚脅迫? ・・・・何それ?」

ハーマイオニー「しもべ妖精福祉振興協会!」

52 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/17(月) 20:49:31.61 ID:lOXUHJKW0
ロン「でもそんな協会聞いた事ないや」

ハーマイオニー「当然よ、私が始めたばかりですもの。」

しんのすけ「って事はハーマイオニーが会長さん? すごいゾ!」

風間くん「でもメンバーはいるの?」

ハーマイオニー「あなた達と私で4人よ、今のところは」

ロン「まだ僕たち入るなんて、一言も・・・」

風間くん「ネネちゃんみたいな強引さだ・・・」

ハーマイオニー「入会費は2シックルで各種キャンペーンを行って、しもべ妖精の待遇向上を目指すわ!」

しんのすけ「オラ、クィディッチの練習があるのを思い出したゾ・・・」

ガシッ

ハーマイオニー「今年はクィディッチは中止でしょ、逃げようったってそうはいかないわ!」

ハーマイオニー「しんのすけは宣伝部長、風間くんは書記、ロンは財務担当。しっかりはたらいてね!」

3人「なるほど、しもべ妖精の気持ちが良く分かるよ」

53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 22:58:10.91 ID:LLia5jva0
そーいやこの頃からハリー君は思春期で不安定だったけど
しんのすけは・・・いつも安定か
54 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/18(火) 01:13:23.45 ID:FC0+TNtU0
4人は更に忙しくなった勉強、S・P・E・Wの活動で例年以上に忙しくすごしていた

風間くん「いよいよ、今日だね!」

しんのすけ「ついに、オラ達ゴールインしちゃうの?」

風間くん「しないよ! ボーバトンとダームストラングの代表候補の生徒達が来るんじゃないか!」

しんのすけ「ほうほう。」

ハーマイオニー「6時に来るんだったわね。」

しんのすけ「ドキがムネムネしますな」

ロン「それを言うなら、胸がドキドキさ」


そして、6時

ボーバトンは巨大な空飛ぶ馬車で現れた。

しんのすけ「おお、ツンデレラみたいだゾ!」

風間くん「それをいうならシンデレラだろ?」

ロン「なんなのさ?そのシンデレラって? しんのすけの親戚か何か?」

ハーマイオニー「マグルのおとぎ話よ、見てボーバトンの校長。」

風間くん「ハグリッド位大きいね・・・」

マダム・マクシーム「ダンブリドール!」

ダンブルドア「これはこれは、よくぞ御出でなさった! さ、中に入って温まって下され」

ロン「何か、水の音が聞こえないか?」

すると、湖から巨大な船が浮上して来た

ロン「おっどろきー!」

しんのすけ「桃の木、山椒の木ー」

校長らしき男を先頭に、船を下りてくる

カルカロフ「やあ、ダンブルドア お変わりないかね?」

ダンブルドア「元気一杯じゃよ。カルカロフ校長」

ロン「ねえ、あれ見てよ!」

しんのすけ「組長同士が握手してるけど、どうかした?」

ロン「クラムだ、あのクィディッチのクラムがいる!」





55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 01:28:51.21 ID:mUNRqPISO
クラムボンは笑ったよ
56 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/18(火) 01:30:02.47 ID:FC0+TNtU0
その後、大広間では歓迎会が行われ、しんのすけ達は客人に合わせた各国の食事を楽しんだ。

そして

ダンブルドア「時は来た! トライウィザードトーナメントはまもなく始まる!」

ダンブルドア「その前にまず、審査員を紹介しようかの。魔法省から、国際魔法協力部長、バーテミウス・クラウチ氏」

ハーマイオニー「結局ウィンキーをクビにしたのかしら、あの人・・・」

ダンブルドア「そして、魔法ゲーム・スポーツ部長、ルード・バクマン氏じゃ。そして、各校の校長が審査員となる。」

その時、フィルチが木箱を持ってくる

ダンブルドアはそれを杖で三度叩いた。すると中から木のゴブレットが出てくる。溢れんばかりの炎がゴブレットから湧き出す。

ダンブルドア「この『炎のゴブレット』が代表選手を選んでくれる。代表になりたいものは名前と所属校を紙に書き、この火の中にくべるのじゃ。」

しんのすけ「風間くん、何でメモとってるの?」

風間くん「え、嫌だな・・・僕みたいな真面目な生徒はつい習性で取っちゃうのさ・・・」

しんのすけ「フーン」

ダンブルドア「一つ忠告しておくが、代表選手になれるのは17歳以上の者だけじゃ。」

ダンブルドア「これが守られるようワシの方でも策を講じるでの」


57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 21:26:07.25 ID:mUNRqPISO
真面目?真面目…
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 21:27:40.96 ID:Rqi0De2lo
しかししんのすけがお姉さーんて言うシーンが少ないと
こうもホモくさくなるんだな。どんだけ風間くんのこと好きなんだ
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 21:29:22.20 ID:XnsLHoTUO
しんちゃんはダンパティ誰と行くのかな
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/18(火) 23:05:15.65 ID:2BrL7+nT0
風間君とだろJK
61 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/18(火) 23:56:58.65 ID:0q3oz6+p0
そして、代表選手発表の日

ダンブルドア「さあ、いよいよじゃ。名前を呼ばれたものは大広間の一番前に来るのじゃ」

ゴブレットの炎が一段と強くなり、中から羊皮紙が出てくる。それをダンブルドアが捕らえると、


ダンブルドア「ダームストラング代表は、ビクトール・クラム!」

ロン「そうでなくっちゃ!」パチパチ

ダンブルドア「ボーバトンの代表選手は、フラー・デラクール!」

しんのすけ「おお! きれいなおねいさん///」

ハーマイオニー「いよいよ、ホグワーツね。」

ダンブルドア「ホグワーツ代表は、セドリック・ディゴリー!」

ハッフルパフのテーブルから、拍手が湧いた。

風間くん「まあ、あの人なら文句は無いさ!」

しんのすけ「なんか、上から目線じゃない?」

ダンブルドア「さて、これで3人の代表選手が決まった。選ばれなかった者も、各校の代表を精一杯応援してくれるとわしは・・・」


ゴブレットの火が再び燃え上がる。炎が空中に迸り4つ目の羊皮紙が出てきた・・・


ダンブルドア「・・・野原しんのすけ」


62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 00:24:58.38 ID:vzI0mmwSO
西西宇和宇和西宇和〜
63 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/19(水) 00:27:33.78 ID:r1G1E5WO0
拍手で溢れていた大広間は今や静まり返っている。

ダンブルドア「野原しんのすけ、来なさい!」

しんのすけ「なんで? オラ、名前なんて入れてないゾ・・・」

ハーマイオニー「それでも、今は行くしかないわ。」

しんのすけは立ち上がり、テーブルの間を移動する。すれ違う生徒みなに、見つめられている様な気がした。

ダンブルドア「さあ、あの扉の奥じゃ・・・」


しんのすけが部屋に入ると・・・

フラー「どうしまぁしたかー? わたーしたちに広間に戻れいうことですかー?」

しんのすけ「そんなことより、オラと将来について話し合わない?///」

クラム「君ヴぁここにいるヴェきではない、ここは代表選手達しか居てヴぁいけない。」

その時、バクマンが部屋に入ってくる

バクマン「いいや、今しがた彼の名前がゴブレットから出てきた、信じがたい事だが・・・彼が4人目の代表選手だ。」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 00:49:39.82 ID:th/OaYEIo
しんのすけは字が汚そうだから筆跡でわかりそう
65 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/19(水) 01:52:50.76 ID:r1G1E5WO0
選手達の集まる部屋に次々と、先生方が入ってくる。各校の校長、マクゴナガル先生、ムーディ先生、そしてスネイプ。

ダンブルドア「ゴブレットに名前を入れたのかね、しんのすけ?」

しんのすけ「オラ入れてないゾ! それにオムレットがどこにおいてあったかも知らないゾ!」

カルカロフ「ふざけたことを! ゴブレットに錯乱の呪文でもかけたのだろう」

マクゴナガル「そのような事が、この子に出来る訳がありません。まだ4年生ですよ!」

しんのすけ「見くびってもらっちゃこまるゾ!」

マクゴナガル「今はふざけている場合じゃありません!」

スネイプ「確かに、野原がゴブレットに名前を入れるのは不可能でしょう。だがそれは彼一人ならの話」

スネイプ「大方、上級生の手を借りて年齢線を越えたのでしょうな。」

スネイプ「カルカロフ、野原はいつもそうなのだ、重要な事とそうでない事の区別がつかず、気ままに他人を振り回す・・・」

しんのすけ「オラそんなに力もちじゃないゾ!」

ダンブルドア「もうよい、わしはしんのすけが、自分の意思で名前を入れたとは思っておらん。」

マクシーム「ならもーう一度、選手の選抜をやりなおーすべきでーす!」

ムーディ「それは無理だ、ゴブレットの火は消えた。再び灯るのは次の試合の時だ。」

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