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夏凜「結城友奈は男である」
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115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/30(土) 23:58:54.56 ID:z9/0kk9x0
友奈「うわあああ......はッ!?」
友奈「......戻った」
友奈「でも......体ちょっと痛い」
友奈「......?」
友奈「......うおおおっと!?」
先から掴めていた硬い物を投げ出してみたら
......ナイフだった
友奈「ええええええええええ!?」
友奈「いつこんなの......あぁ〜」
友奈「......本の中にこんな物入ってどうするんだ」
友奈「......でも、あの女の子......銀ちゃんって言ったな」
友奈「そんな......ことあるわけない」
友奈「......あぁ〜疲れた」
友奈「......ってもう朝!? ヤバイ!!!」
友奈「全然眠れなかったのに......はぁ〜......」
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/31(日) 00:26:28.55 ID:QsRYHfxQ0
夏凜「待っていたぞ、結城友奈」
友奈「友奈っていい......ZZZZZZ〜」
夏凜「起きろ!!!!!」
友奈「昨日の夜、凄かったから」
夏凜「すごッ......友奈!! 誰とやったんだ!!!」
友奈「東郷さん......もう食べないよ」
夏凜「私がばれないように頑張っているのに何勝手にバレたんだ!!!!」
友奈「はッ!?」
友奈「......なんのこと?」
夏凜「......寝ぼけ......か、こほん」
夏凜「コーヒー持ってるから、飲んで」
友奈「うん......冷たい」
夏凜「冷たいだから覚めるよ」
友奈「そうか......」
夏凜「隠し部屋......入った?」
友奈「!?」
夏凜「やはり、乃木若菜のこと知っているか?」
友奈「乃木若菜......?」
夏凜「神樹改革派のリーダーだ」
友奈「改革派?」
夏凜「詳しく知らないけど、神樹は私達知っているような真白な物ではない......昔からね」
友奈「夏凜さんはどうしてそれを......何を?」
夏凜「......乃木若菜は......最後の戦いに戦死したようだ」
夏凜「彼女の仲間、今の神樹は彼女の遺体を神樹の中に隠している」
夏凜「しかし、園子様は......神樹の中には死体はなかった」
友奈「......」
夏凜「......」
友奈「......なんですか?」
夏凜「......じっとして」
友奈「......な......なんですか?」
(トォン!!!!)
友奈「きゃああ!?」
夏凜のポケットは雷鳴のような音を出した
良くみたら、ポケットは穴を開いていた
友奈は傷一つもなかった、残るのは......
途中で消えてしまった何か......の灰だ
夏凜「友奈の部屋に見つけたハンドガンだ」
夏凜「やっと見つけた、ぴったりの弾を入れて......打ち出したのに」
夏凜「精霊が......出て来なかったのに、弾丸は途中で消えた」
夏凜「......」
夏凜「あんた、精霊と契約したことなかったのに、変身できるの!?」
友奈「えッ?」
夏凜「......貴女は、やはり......」
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/01(月) 18:31:53.63 ID:X/RrrvLJ0
友奈と夏凜のやり取りは全部
勇者部の部室中にいる二人に見られたのだ
東郷「......」
樹「なんで、そんなことをするの?」
東郷「......AVを切り替えたのこと?」
樹「姉ちゃんの顔を付けたこと」
東郷「......この世界の風先輩は、私達思ったより弱かったよ、心ね」
風「私じゃない、私じゃない......」
東郷「......まだ時間掛かりそうね、樹ちゃん」
樹「うッ......姉ちゃん」
樹「ごめん」
風が最後に見たのは自分の顔に殴りかかってきた自分の妹だった
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/01(月) 20:13:16.52 ID:X/RrrvLJ0
友奈「入ります......あれ? 東郷さん」
東郷「おはよう、友奈ちゃん」
友奈「いや〜ちゃん付けても何もあげないぞ〜」
東郷「......ちょっと近寄ってくれるかしら?」
友奈「?」
東郷「ほら、こうち追いで」
友奈「......東郷さん」
友奈「ナイフ、捨てくれる?」
東郷「!?」
友奈「......東郷さんは優しいだから」
(ビー)
友奈「?......樹海化!?」
東郷「残念だったわ」
友奈「どういうこと?」
東郷「......すぐわかるよ、友奈ちゃん」
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/01(月) 20:23:58.81 ID:X/RrrvLJ0
友奈「東郷さん!!!......ッ」
友奈「東郷さん」
夏凜「友奈!!!......ど......どうした?」
友奈「夏凜さんの言う通りです、東郷さんはおかしい」
夏凜「......」
友奈「......バーテックスは?」
夏凜「ないよ」
友奈「えッ?」
夏凜「東郷の狙いを気付いて、神樹は貴女をここに転送したわよ」
友奈「転送?」
夏凜「......ここなら安全」
夏凜「っと言いたいですか、早く出る口を見つけないと一日ここで閉じこまれるよ」
友奈「ええ!?」
夏凜「......」
夏凜「友奈は......これからどうする?」
友奈「......」
友奈「わからないよ」
夏凜「そうか......えいしょっと」
夏凜「あった!」
友奈「有ったって......うわあ!?」
夏凜「昔ここに閉じ込まれたときに置いた道標よ」
夏凜「......ここにいるなら、あっちね」
夏凜「開くと、外の世界見えるだろう」
友奈「......本当だ......って外の景色はどこですか!?」
夏凜「大赦本部よ」
友奈「えッ?」
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/01(月) 21:46:38.39 ID:X/RrrvLJ0
樹海から出てきた友奈と夏凜はゆっくりと人の目を逸らしながら
大赦から出てきた
夏凜「......これで安全よ」
友奈「なんでここまで隠せないといけないですか?」
夏凜「......いいから」
「ここで何をしている、三好夏凜」
夏凜「......楠 芽吹?」
「......そこにいるのは結城友奈か?」
夏凜「貴女と関係ない」
「......勇者に選ばれた貴女はなぜ、連絡一つもしなかった?」
夏凜「......言えないわよ」
「......そうか」
「こちら楠、誤報だ」
−了解
「......結城友奈」
友奈「はい?」
「夏凜を頼むぞ」
夏凜「はぁ?」
「勝負はまだ付いていないから......わかった」
楠という少女は樹海の穴を閉じたかのことを見に行くために
途中で会った夏凜達のことを見逃した
「......嫌なことになったな」
「......」
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/01(月) 23:49:56.15 ID:X/RrrvLJ0
その後友奈と夏凜は家に戻ることになって分かれた
友奈「......」
先......大赦から出てくる前に
ある部屋の中身を気になっていた
友奈「......夏凜さん、ごめんね」
せっかく出てきたのに、私は大赦に潜入することを決めた
友奈「私は一体何者か、確かめなければ」
友奈「......そういえば最近、特撮物を......見ていなかったな」
私はずっとヒーロー物の中から何を探していた
今でも分からなかったけど、今の私はその物を心の中にあると知っています
友奈「着いた」
大赦の建物の中に入り
人目を逸らす進めていたですか、体はそれ程軽かったと思わなかった
友奈「......ここ......」
真っ黒のカプセルが並んでいた
それそれのカプセルの上に名前を書いていた
友奈「01、02?」
友奈「00......うん、これはあれね」
友奈「クローンとか作る部屋にある何かのバターン......よね」
友奈「......この物があるのに、勇者システムは必要なの?」
友奈「......実験報告、ヤバイ! 本当にこのバターンとは」
友奈「えっと......実験体高嶋......友奈」
友奈「......母さん!?」
−西暦2018年、その時代のバーテックスを全滅した後
神樹は己の命を焼き尽くした代わりに、何千年でも保つことができるバリア張って
私達は今までの安全を確保してくれた
でも......神樹を失った人間は恐れていた
殻ぼになった神樹は勇者を与える力を残していたなかった
それはその後、まだ出現するかもしれないバーテックスたちを抵抗することが無くなったではないか
そのため、神樹から力を残っていた勇者たちを神樹の中に引き寄せ
......新しい神樹を作り出すの生け贄となった
−神暦100年、バーテックスの出現を確認し、新型の装備を活躍した勇者たちを使い
無事に撃退した......ですか
勇者たちの力に生まれ出した神樹は人間の劣息を掛かって
勇者たちの力を恐れ、勇者たちを追放することを企んでいた
しかし、乃木若菜率いた勇者たちの反攻と乃木若菜の犠牲より
神樹の憑いた人神は消滅、新たなる人神を生まれ出した
−そして、神暦209年
神樹の指示より生け贄となった高嶋友奈を解放
なぜか、彼女の腹は子供を産んでいたことを発見した
この状況は生け贄となった他の勇者たちも同じだった
恐らく、前の人神の何か計画ではないかと考えていた
しかし......高嶋友奈の腹にいる子供はもう命がなくなった
友奈「えッ?」
−そのため、神樹の細胞を取り離し、死んだ子供の体に入り込んで行くと
死んでいた赤ちゃんは、息返した
(ちなみに、性別は真逆となってしまった)
この力を気付いた我々は
勇者の代わりに戦える物を作るために
子供の細胞を複製して、新たなる研究を始めた
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 00:01:21.66 ID:vt2pU+xa0
すみません、神世紀だった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
−神樹の指示より、高嶋友奈を外に追放
子供は実験のカプセルに入り込んだ
−神世紀289年、クローン成功
実戦に投入すること試したですか
成功でした
−神世紀290年、クローンたちの心は一般人と違う
実戦使うことは難しいことを発見し、実験を止めた
−神世紀298年、クローン部隊を解散し
高嶋友奈の子供以外、一般生活に送り込んだ
しかし......
実験体00、高嶋友奈の子供は勇者と出会った以来
適合率は一般の勇者たちより高くなったと発見した
その後01を同じ事試すことを頼みましたか
失敗し、01が勇者を殺害するという惨劇となってしまった
友奈「......298年、銀ちゃんの時代ではないか」
友奈「じゃあ、私は......」
−神世紀299年、00と出会った勇者の死より
00は予定より多くの成果を果たした
しかし、バーテックスとの戦いより
00は死亡した
友奈「......えッ? ええええ?」
友奈「じゃあ私は......誰なんですか?」
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 11:59:36.01 ID:dIv2ifks0
友奈「......じゃあ、このカプセルは......」
友奈「......? 奥にまだ別の部屋があるね」
友奈「行きましょうか......」
友奈は奥の部屋に入り、この中は思えないほど大きいな広間だった
友奈「......あれは、うッ!?」
(トォン!!!)
「待ていたぞ」
腹が銃の弾に撃たれだ友奈は地上に倒れてしまった
友奈「......東郷......さん?」
東郷「やっと会えた、友奈」
地上に倒れていた友奈向かっていたではなく
向かったのは広間にいる大きな木だった
東郷の話に応えるように、木は自分の中を東郷に見せた
桜色の勇者服、髪まで桜色だった
友奈と同じ顔の少女は、木の中にいた
友奈「あぁ」
自分が忘れたことを......全て憶え出した
今まで、東郷さんはたまに裏声で自分を見下げたこと
すべては......私が......
この世界を救うためにここにやってきた結城友奈を倒して
彼女をここに......閉じ込めたのです
友奈「......私は......友奈じゃない」
東郷「......友奈の声で喋らないで」
東郷「......六年、友奈がここに閉じ込まれたのはもう......六年よ」
東郷「その途中、友奈の命は神樹に吸い込まれていた」
東郷「......すべては、貴女のせいよ!!」
友奈「そn......そんな」
友奈「......ッ」
東郷「彼女を助ける方法は......あるよ」
友奈「......えッ?」
東郷「あなたを殺して、彼女を貴女の体に入り込めれば」
友奈「......本当に?」
東郷「......」
友奈「やってくたざい......」
東郷「......何?」
友奈「早くして!!!」
東郷「......あんた、本気か?」
友奈「......人を助けるなら、私命失うとしてもいい」
東郷「......心の中に、友奈らしいこともあるかもしれない」
東郷「では」
友奈(......夏凜さん、ごめんね)
友奈「東郷さん、お世話になりました」
東郷「......ッ!」
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 12:12:21.98 ID:dIv2ifks0
−友奈......起きて!
−......なんで......目覚めないの
−起きてよ、起きて......
−地震......友奈を切り離したせいで......結界が壊れたか
−......ッ、元の世界に......
−なんで......動けないの?
−友奈、ごめん
友奈「えッ?」
東郷の銃は彼女の頭に狙い、撃つまえの途中
友奈の頭にこの後起こることを見えた
木の中にいる友奈は......自分を見ていることを気付いた
友奈(......私に何を?)
−生きて!
友奈(......でも)
−生きて、皆を助けて
−これは勇者の使命です、若菜
友奈「......私は......若菜?」
−神樹と繋がっているから時間を止めることができたですか、長くなれなかったよ
友奈「......いいの? 私貴方を」
−貴女は間違いない、この世界の結城友奈よ
−さぁ、早くして
友奈「......」
時間は戻った、木の中にいる結城友奈は眠りに戻った
東郷「さような......」
友奈「ごめんね、まだ死なない」
東郷「貴女!? 何時私の銃を......」
友奈「......友奈が言った、私はまだ死ぬわけにはいけない......ッ」
友奈「ごめんね」
東郷の銃を掴みつく
銃はスモークグレネードになった
友奈「えい!!!」
東郷「待て!!!」
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 12:14:27.02 ID:dIv2ifks0
東郷「どういうことだ......友奈ちゃん」
東郷「まぁいい、私は......彼女を殺すよ」
東郷「貴女が私を邪魔しても、私は彼女を殺す」
東郷「貴女を生き返るために、この世界を壊してもいい」
東郷「......貴女のために、友奈ちゃん」
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 12:31:01.33 ID:dIv2ifks0
「侵入者だ!!!!」
友奈「......見つけちゃったのか......逃げないと」
「撃て!!!」
友奈「アサルトライフル!? きゃああ!?」
友奈は壁の後ろに隠した
友奈「......実銃まで持っているとは」
友奈「この部屋は......」
隠している壁の周りにいる、扉があった
中は先の広間と同じくらい大きいの広間だった
中は同じくですか、三つの木があった
一つ目の木殻ぼになったですか、二つの木はまだ中にいるようです
−乃木若葉、上里 ひなた
−郡 千景、土居 球子、伊予島 杏
友奈「乃木......若葉」
友奈「ここは母さんが閉じ込まれた場所か」
友奈「......今、助けるよ」
東郷の話によると、神樹が命を吸い込むの人は結城友奈だけ
なら......この人達はまだ......生きている
友奈「起きて!!!!!!!!」
木の上に刺された剣とロープを引き出す
二つの木は輝き始めた
「侵入者が......やめろ!!!!!」
楠「侵入者はここに......結城友奈じゃないか!? ッ!!!!」
皆は光りの中に飲み込まれた
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/02(火) 12:39:04.35 ID:dIv2ifks0
「いててててッ......ここは」
「若葉ちゃん! 友奈さん......ッ!」
「ひなたどうした......友奈」
友奈「......」
「傷が酷い、医者に見せないと」
「......しまった、勇者たちが目覚めた」
楠「......勇者はなんで.....木はどうした?」
若葉「......服装は、大赦の?」
ひなた「......若葉ちゃん、最後のこと覚えているか?」
若葉「......ああ」
ひなた「ここは離れる方がいい、行くよ」
若葉「我慢してよ、友奈」
「しまった、逃がすな!!!!!」
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/04(木) 17:41:58.99 ID:rBkT/Myx0
「格好いい〜!!!!!」
「......はッ?」
「ねぇ! 姉さんも勇者なしょう?」
「......勇者、はッ! あははははは〜」
「?」
「勇者かもね? お前たちの言うことなら」
「格好いい〜!!!!!!!」
「......貴女は......そうか、新しい駒か」
「駒?」
「......ここは危険だぞ、どうやってここに来たんだ?」
乃木若菜は、三ノ輪銀と出会ったのその頃
若菜は一般生活と融けることできなく
元々大赦にいる時は大赦がやってしまった裏仕事を消すために生まれた存在だった
急に解散され、何も知らずの一般人と同じ存在となった若菜たちは今までの知識を活かし
昔と同じ仕事をやっていた
仕事が終わり、返り道の途中で彼女と出会った
何時から自分のこと見たのか気になった
若菜「私の仕事、知っているか?」
「勇者なんだろう! 神樹の敵から私達を守るヒーローなんだ」
若菜「はははッ〜! 面白い子ね」
そう言って、若菜は今までの冷たい顔で彼女を見ていた
でも彼女は気にすることなく、キラキラの瞳で彼女を見詰めていた
若菜「腹だすわ」
「ねぇ!ねぇ! どうやって強くなれるか教えてよ」
若菜「......貴女の名前は?」
「三ノ輪銀です! 友達は銀ちゃんって呼んでいます」
若菜「......銀ちゃんね」
若菜「これから、ここを近付かないでね」
若菜「ここは危ない所よ」
「......先からなんだけど、同じ歳なのに大人ぽいことを言って」
若菜「......だから困るよ、貴女達はね」
若菜「ほらほら、戻りなざい」
「えッ〜!! 教えてよ」
若菜「これ以上踏めないでな、ここからは私の限界だ」
「......わかったよ、ぜ〜ったィ! 教えてやれるから!」
若菜「やれる?」
「......」
若菜「......」
「......」
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/04(木) 18:10:55.42 ID:UfsBfHAK0
あれから、彼女はしつこく私の後ろに付いてきた、そして家まで入ってきて
勝手にご飯作ったり
......ってどうやって私の家に入ってきたんだ
......正直、うんさりよ
若菜「いい加減にしなざい」
銀「教えないと諦めない!」
若菜「......わかった、付いて来て」
銀「えッ! 教えてくれるの!?」
若菜「ああ、教えるさ」
若菜(私何の仕事やっているかな)
そして......私は何時もの通り仕事を始めた
若菜「......さってと、来たな」
「お......お願いだ! 家族に手を出すな」
若菜「......大赦のインターネットにハックしたのは貴方ね」
「お願いだ! 家族だけ......」
若菜「貴方の家族なら、私ではない誰にやられたよ」
「......そんな......俺は......」
若菜「黙っていれば、今までの生活できるのに」
若菜「......死にたいか?」
「......殺してくれ......頼む」
若菜「だ〜め」
若菜「これからはね、指を全部切り離して〜穴を切り落として、嫌らしいあそこも処理しないとね」
若菜「舌と目も耳もぜん〜ぶ潰して、そのまま病院の中に一生過こさないと大赦はうるさくなるよ」
「な......なぜだ!!」
若菜「だから〜度を越えたらまずいだよ」
若菜「わかった? ぎん〜ちゃん?」
銀「やめろよ......この人悪い人じゃないし!」
銀「これは勇者のすることじゃない」
若菜「......勇者の代わりにやっているんだ」
若菜「......わかったなら、さっさとどいt......」
銀「やめて!!!」
若菜「......」
銀「......」
若菜「......だから気持ち悪いだよ、勇者はな」
若菜「......おい」
「......」
若菜「......指と足、どうちがいい?」
「......殺してくれ」
若菜「......あんたの家族死んだと言ってない」
若菜「これ以上踏めないと約束すれば貴方の家族を帰す」
若菜「そのために、指か足か残ってくれって」
若菜「わかった?」
「は......はい!!」
若菜「満足した? 銀ちゃん」
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 08:59:15.42 ID:Q2YHxMZH0
銀「えッ? えッ?」
「指がぁぁぁぁ〜!!!!!!!」
若菜「それだけで済んだことを心から感謝しな」
若菜「行くぞ......」
銀「......(ディン)」
若菜「......だから子供は......うん? 柔らかい」
若菜「胸ちっちゃいのに、柔らかい」
若菜「......ぷにぷに」
「変態じゃないか!?」
若菜「はッ! 」
若菜(なにをやっているんだ、若い子供に手を出すこととは)
若菜(良く見たら、顔綺麗だ)
若菜(......何を考えているんだ!!!)
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 09:15:46.58 ID:Q2YHxMZH0
銀「はッ! 私何が......」
銀「......そうだ、(ディ......)」
若菜「バカか!お前」
気絶する前に銀の頭を手刀で叩く
銀「......そんなにグロいと思わなかったよ」
若菜「勇者になったらまだグロいことを遭うだぞ?」
銀「それは......」
若菜「......は、明日公園に集合しろう」
銀「えッ?」
若菜「成長を支障されないように、訓練するよ......人教えるの得意じゃなかったので期待するな」
若菜「......勇者の携帯手に入れる前に適当教えることだ......わかった?」
若菜「私のやり方は勇者ではないからな」
銀「はい! 師匠!!!]
こうして、私は彼女の師匠になった
私も......少し甘くなったのかもしれない
彼女はどこの誰と似ているから?
ふん......
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 09:20:14.27 ID:Q2YHxMZH0
銀「見てみて! じゃん〜!!」
若菜「ほう?」
銀「これで勇者として戦えるって!......」
若菜「......おめでとうな」
若菜「......何を食べたいことは?」
銀「そうだな、美味しい物ならなんでもいい」
若菜「わかった、これは最後だから派手に行くか」
銀「えッ?」
若菜「私達勇者と接触するのは元々禁止されたことだ」
銀「......そうか、いつかまだ会えるといいね」
若菜「そうだな......ラーメンとステーキどちら食いたい?」
銀「ラーメン!」
若菜「でっきりステーキと思ったが......まぁいいか」
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 09:24:01.31 ID:Q2YHxMZH0
どうやら、厄介な任務に負かされた
勇者たちの護衛役になるとは
まさか銀ちゃんたちの......当たった
若菜「......まぁ、それもいいか」
若菜「娘でも出来たような気がするですか......いや、妹か?」
若菜「......そう言えば、あいつら今何をしているんだ」
若菜「こうちの接触も禁止されたし......」
若菜「......まだ会えるといいね」
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 09:29:27.56 ID:Q2YHxMZH0
まだ変身できるのは、嬉しくないのは嘘になる
母さんとの繋がりはそれしかいなかった
いつもの青色の勇者服で樹海の中に跳びながら
銀ちゃんたちの居場所を辿り付いた
若菜「やってるやってる......おう?」
若菜「久しいぶりにやるか! 満開!!!」
剣を自分の上で○の字を動かす
○型の穴を開いたすぐ
勇者服はもっと深いの青色になった
手に持ってる剣も日本刀になった
若菜「......一二......初戦には敵多すぎるな」
若菜「......八匹を残せばいいかもしれない、サービスで四匹にしようか」
若菜「......では、参る!!!」
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/05(金) 09:38:41.31 ID:Q2YHxMZH0
銀「師匠!!!!」
「......ここで何をしている、若菜姉さん」
若菜「園子か、そうか......貴女も......」
「あの......ありがとうございます」
若菜「......貴女は?」
「はい! 鷲尾須美と申します」
若菜「わっしーか?」
須美「えッ?」
若菜「園子もそう呼んでいるの?」
須美「はい」
園子「......」
若菜「......まぁ、それはなんだが」
若菜「大きくなったな、園子」
園子「......その目で、見ないで」
若菜「?」
園子「人を殺して、家から何も言わずに......勝手に離れて」
園子「姉ちゃんみたい優しくして、ずるいですよ!!!」
若菜「園子?」
若菜「頑張ったな、園子」
園子「ッ......若菜姉ちゃん!!!!」
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 09:19:27.64 ID:9CNFGJQy0
若菜「......まだ姉ちゃんと呼んでくれるんだ、園子」
泣き疲れて眠れている園子を見守っていながら
須美と銀に声を掛けた
須美「あの......若菜さんは勇者......ですね?」
若菜「?」
須美「......それに、年は私達と違いのに」
須美「経験的に、そんな風に戦えることはできないじゃないか?」
若菜「......」
若菜「養子なる前、私は大赦のために戦っていた」
若菜「六、七歳くらいから戦っていた」
須美「そ......そうですか」
若菜「まぁ、好きに乃木家から出て行ったのではない」
若菜「園子を自分の家に恨み欲しくなかったから、黙って出て行ったよ」
若菜「結局、私は養子としての縁は当然のように消えた」
若菜「今は汚い仕事をやっていた、なのに......まだ変身できると思わなかった」
須美「......人を......殺したんですか?」
若菜「大赦にいる時からずっとだ」
若菜「......園子はどう思う?」
須美「大切の友達です」
若菜「......そうか」
若菜「ほら、起きろ」
園子「ふにゃ......ねえ......姉ちゃん!?」
若菜「......ふん」
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 09:32:06.60 ID:9CNFGJQy0
若菜「よし......行こうか」
樹海化エリアに侵入し
今日もパトロール任務に任された
若菜「......うん?」
「み......水」
若菜「......」
若菜「人が!?」
「......」
若菜「ヤバイ、水はここだ」
「ぐるぐる......ッ」
若菜「? ......これは酒!?」
若菜「なんで私の水は酒に変わったんだ!!!」
「......ケフ......」
若菜「......酔っている」
「......何で出ない、ここは」
若菜「......穴開けでも、彼女触った瞬間消滅するだろう」
若菜「......この辺り、何かあ......(かッ)」
若菜「これは、硬い何か......あぁ! ここ大赦本部に......」
若菜「危ないだろう! こんなどころで......しかも深い!!!!!!」
若菜「......まぁ、この子なら大丈夫だろう......この手紙残して」
若菜「......よし、ばいばい〜」
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 09:43:21.48 ID:9CNFGJQy0
若菜「うん?」
銀「ここのうどん美味しいですよ」
若菜「うん、そうか......ってどちら様?」
「安芸......」
園子「安芸先生ですよ〜」
安芸「......」
若菜「愚妹に世話になってくれて、ありがとうございます」
安芸「いいや、こちらこぞ」
銀「うどんはまだかな〜」
若菜「ふん」
須美「あ......あははは」
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 09:51:58.96 ID:9CNFGJQy0
若菜「意外に美味しいかった」
銀「でしょう!」
「......あぁ」
若菜「......」
「たい......」
若菜「06!」
「......す......人違いだった、ごめん」
若菜「......」
「......失礼します」
少女が若菜の傍に通っていく......その途中まで
若菜は彼女を見て
若菜「まだね、06」
「......ッ!」
銀「0......6?」
若菜「気のせいだよ」
若菜「安芸先生も、気のせいだ」
安芸「そう......かしら」
安芸(06......まさか)
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 10:04:31.03 ID:9CNFGJQy0
銀「それでね、須美はこん〜な顔で」
若菜「へぇ〜」
若葉と銀は買い物に行く途中
銀はいつものことを喋っていた
若菜(......学校か)
若菜(もし学校に行けることができたら、私は......)
若菜(!? 何考えている......私は)
銀「あぁ! 母さんだ!!」
若菜「......母さんですか?」
若菜(私は母さん......あぁ、前の人か)
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 10:29:05.79 ID:9CNFGJQy0
安芸「乃木若菜」
若菜「なんだ? いまいそが......しい」
「た......隊長、ごめん」
若菜「安芸先生、これはどういうこと?」
安芸「勇者の代わりを作る実験、バーテックスの細胞と貴女の細胞に融け」
安芸「犠牲してもいいクローン人を作りながら、彼女達を前線に送り出した」
安芸「でもこの実験は失敗した、なぜなら......」
安芸「神樹との繋がりがある00との接触より、クローンのバーテックス細胞は暴走し」
安芸「......その計画の失敗より、貴女達は勇者の役目から外れ」
安芸「安定していない実験体の処分は結界の外に押し込む、その役目を担当した貴女、乃木若菜......もしくは00」
安芸「唯一......神樹の細胞を使ったクローン体だった」
若菜「......どこでそれを?」
安芸「この子から全部教えてくれたよ」
「......隊長と......会いたかったから」
「最後まで会えたころ、隊長はずっと泣いているから」
安芸「......すみません、なんとしても知りたかった」
若菜「......」
若菜「私は、この手で......あの子たちを一人一人火の中に押し込んだ」
若菜「私は貴女達の隊長じゃない」
若菜「......人殺しなんだ、06」
若菜「10号は私の足を掴んで、やめろって......でも私は彼女の話しを逆らった」
若菜「彼女の声今も聞こえる、死ぬ前焼かれて叫び出していた」
若菜「その後約二十人、私は彼女達に憧れて......お姉さんだったから」
若菜「憎んでいるならそれでいい」
若菜「でも10号以外、私に......」
若菜「やってくれって......優しい声で私に......」
「たい......ちょう」
若菜「一人一人、私に謝って、私を励ましていた......」
若菜「こんな私に!!!!!」
若菜「私は......隊長じゃない」
若菜「母さんのために......だけです」
泣き出そうとする若菜必死に涙を堪えていた
「ずっと頑張っているんだ、師匠」
若菜「ッ......ぎ......ぎんちゃん?」
銀「もういいよ......泣いて」
銀「明日一緒に、墓参りしましょう」
若菜「......ッ!!!」
「私も......一緒なんだよ」
安芸「......どうやら、大赦は思ったより深い......ね」
安芸「須美たちを連れて、一緒にいきなざい」
安芸「若菜」
若菜「うッ......うわあああああああんんんんんんんんんん〜!!!!」
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 16:20:18.96 ID:9CNFGJQy0
銀ちゃんたちと06、07、そして02、03、04と一緒に
結界の近くにいる墓の前に立っていた
若菜「......貴女達、姉さんは......」
若菜「私は、貴女達に悪いことをやってしまった......これから私は勇者になるよ」
若菜「皆を助けるヒーローになって、そう誓います」
若菜「だから、いつか転生して、この世界に生まれたら」
若菜「幸せの生活を送れるために、私は今より頑張って生きていきます」
若菜「わかった?」
若菜「......では、戻ろう」
銀「......うん」
若菜「元気はないね、どうした?」
須美「......話は聞いたのですか、神樹様はこんなことをするなんで」
若菜「......神樹様が命令しなくでも、下の連中が神樹様のためにだけで......笑って人を殺そうとするだろう」
若菜「私もだ......」
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 16:30:22.02 ID:9CNFGJQy0
若菜「......こんな物手に入れたんだ」
若菜「銀ちゃん大好きの映画チケットを手に入れてしまった」
若菜「あいつ、喜ぶだろう」
若菜「......ふふッ」
若菜「あぁ、いたいた」
若菜「おい〜......銀......」
銀「あぁ! 師匠!!」
銀「これから須美と園子と一緒に花火するのですか、いきますか?」
若菜「......ううん、仕事があるんだ」
若菜「......まだな」
私は......一歩を引いた
......自分の胸に生み出した不快の気持ちを......分かってしまったからです
私は、彼女を利用して
今までの無い生活を楽しいしていた
若菜「......返ろうか......」
若菜「チケットは......どうしようかな〜」
若菜「焼けばいいだろうな......でもこれは08の......」
若菜「......はッ」
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 16:35:39.79 ID:9CNFGJQy0
若菜「......あちッ!」
若菜「......そろそろ、行こうか」
若菜「......パトロールも大変だね」
若菜「あぁ、何時の間に自分と喋ってしまったな〜」
若菜「誰もいないし〜......いるんだ」
「穴掘れたのはどこのどいつだ!!! しっかりしなざいよ!!」
若菜「まだ落ちって来たか?」
「......し......知らないわよ! 大体貴女ここで何をしている!! ここは神樹......」
若菜「パトロールだ」
「......そうか......」
若菜「......わかった、出る方法を教えるよ」
「えッ?」
若菜「この地面は......」
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 16:39:55.18 ID:9CNFGJQy0
「出た!!!!!!!」
若菜「おめでとう〜 ではパトロールに戻ろうか」
「......待てよ、礼はまだ......」
若菜「いいんだ、私の役目だから」
「......私は三好夏凜、貴女は?」
若菜「乃木若菜......乃木家と関係ありませんよ」
「憶えたよ、いずれお礼を返させてまらうよ」
若菜「......」
若菜は穴を通って、樹海に戻った
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 16:55:35.14 ID:9CNFGJQy0
部屋を開くと......部屋の中に人がいた
友奈「うわああああああ〜!!!」
友奈「?」
友奈「ここは?」
友奈「私の部屋」
若菜「誰だ!!!」
赤色の髪の少女は部屋の中にいた
自分の部屋を言っているので僅かに怒ってしまった若菜は彼女を睨んでいた
ハンドガンも構えて彼女を狙っていた
「こうちの台詞だよ! ここは私の......へや」
「ない! ないないないない!!!!!」
「やったな!! 私のコレクションを奪って!! 」
若菜「......痛い目を付けなければ言うつもりはない、か?」
「えッ?」
とりあえず無力させないと......
しかし......
「ッ!?」
若菜「!?」
「......えッ?」
腕は彼女を触る前に激しい痛みと共に伝えてきた
壁をぶつかったのように
若菜「自殺行動だっと!?」
「なんだか知らないけど、逃げるんだよ!!!!」
若菜「待て!!!」
「一か八が! うおおおりゃああ!!!」
私の隠し部屋の機関を知っている!?
若菜「待て!!!!」
銀「師匠〜起きている?」
若菜「下がれ! 銀ちゃん!!!」
友奈「......銀ちゃん?」
そして......少女は消えた
銀「どう......どうしたのですか!?」
若菜「......さぁ」
......!?
隠し部屋の中に......写真があった
若菜「何時の間に......こんな写真を......」
若菜「乃木若葉......歴代の勇者の写真が......」
若菜「こんなことした記憶はない」
銀「あの?」
若菜「......須美と一緒に花火のではないか?}
銀「終ったよ、戻る前にここに寄せようと......」
若菜「......家が変わったとは言え、危ないぞ」
銀「若菜置いて行ったから、危ないでもいけないと」
若菜「(ドキッ)......そ......そう?」
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 16:58:57.56 ID:9CNFGJQy0
銀「面白かった!!!!」
若菜「......」
銀「どうした?」
若菜「いいや、その......あははは」
若菜(何やっているんだ......私)
若菜(銀ちゃん見られて嬉しいくなった......私は)
この時、私は......ずっと一緒にいけると思った......でも
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 17:22:43.83 ID:9CNFGJQy0
バーテックスの出現、若菜と須美たちバーテックスの前に立っていた
二体のバーテックスだ
若菜「スコーピオン......とサジタリウスか」
銀「知っているのか?」
若菜「......気をつけろ、第三体は後ろに隠れている」
若菜「満開!」
銀「最初から満開......そんなに手怖いの敵か......あれ?」
銀「須美は......」
銀は傍にいるはずの須美たちを探していた......目を逸らした瞬間
若菜「はぁ!!!」
銀の前に庇ってきた若菜は一体の人型のバーテックスに打たれた
銀「人......型!?」
若菜「下がれ!!!」
人型のバーテックスは......若菜の前で自分の顔に付いた物を割いた
若菜「......ッ!?」
「ヒドイよ、タイチョウ」
若菜「......まだこうやって、私達狂わせるか」
バーテックスの言葉に......一つの迷いもなく
若菜はバーテックスを切り裂けた
でも......地獄はこれからだ
若菜の腕は......バラバラに割れてしまった
若菜「......あ?」
二十六体の人型に分裂して、二体は若菜の腕を切り落とした
そして他のバーテックス剣のような腕で若菜の目、足、体を何度も差し込む、取り出すを繰り返した
若菜「ああああああ、ああああぁあああああああああああああ!!!!」
若菜(10......号)
銀「師匠!!!」
銀の声で意識を取り戻した若菜は一体のバーテックスの剣を口で受け止めた
バーテックスを捕まえて銀も飛ばされるように、回って回って投げ出した
若菜「うおおおおおおおおおおおおおおうううううううううううううううううう!!!!!!」
銀「くわあああああああああああああ!!!」
若菜「......園子と、須美たちを......守れ!!!」
そして喉は剣に刺されてしまった......
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 17:38:46.57 ID:9CNFGJQy0
(現代)
若葉「なんとか逃げ出した......友奈?」
友奈「......ぎんちゃ......ん」
友奈「ッ......うわああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
閉じていた目から血が流れ出した
元の傷と違う場所から傷開いてしまった
若葉「友奈!!!!」
ひなた「友奈さん!!!!!」
千景「高嶋さん!! 早く先生を......」
若葉「分かっている、だが球子達が戻ってくる前に行っちゃだめだ」
千景「高嶋さん」
ひなた「......?」
ひなた「待て......」
ひなた「若葉ちゃん! 友奈さんを降ろして」
若葉「わかった!」
ひなた「友奈さん今昔の記憶を見ている」
ひなた「神樹様死ぬ前に残した力、まだ残っているなら」
若葉「まさか、友奈の記憶を侵入するつもりか?」
ひなた「はい!」
千景「私が行きます」
ひなた「だめです」
千景「なぜですか!」
ひなた「若葉ちゃんは別です、何故か分からないですか」
ひなた「今......若葉ちゃんと何かの理由友奈さんと繋がっている」
千景「そうか......わかった」
千景「......高嶋さん、頼みますよ」
若葉「分からないけど」
若葉「任せろ!」
ひなたは若葉の頭を触れた瞬間
若葉の意識は失っていく
千景「......おっと」
ひなた「......若葉ちゃん」
千景「大丈夫だ、乃木さんは無事に戻ると信じています」
ひなた「千景」
千景「......彼女戻らないと、誰か私を認めるの」
千景「......なんだ?」
ひなた「なんでもありませんよ〜」
千景「......」
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 18:00:32.73 ID:9CNFGJQy0
若菜「......?」
若菜「......銀......ちゃん?」
銀「うおおおおおうううううううううううう!!!!!!」
三体のバーテックスに狙われても、一歩も退いていなかった
銀「師匠を......若菜さんを帰して!!!!」
一体のバーテックスを切り裂けて
消滅した
銀「......師匠!!!」
二体のバーテックスの注意を逸らした瞬間
銀は自分の大斧を投げ来た
切り落とされたはずの手は元に戻した
大斧を捕まえた若菜は周りにいる人型に切り掛かっていく
若菜「......助かった」
神樹から七色の光りが自分失ったの所に入り込んだ
若菜(母さんが私を助けたのだろう)
若菜「......」
若菜「うおおおおおおおおおうううううりゃあああああああああああああああああああ!!!」
大斧を銀に向かって投げ出すと
銀は大斧を受け止めて
もう一体のバーテックスを切り裂けた
若菜「よし!!!」
でも......銀の体はもう既に
ボロボロになっていたことを気付いた
若菜「銀......ちゃん」
銀「ばれてしま......ったか」
先の戦いで、ずっと傷を隠していた
銀「私の傷を見てしまったら、師匠は......全力で戦えないだろう」
若菜「......ッ!」
銀「......まだ一体、倒して......くれ」
銀「......たのみ......ますよ」
若菜「神樹様! 力を分けて......銀ちゃんを助けて!!!!!」
若菜「神樹様!! 神樹様!!!!!!!!」
若菜「......ッ!?」
人型のバーテックスは後退している
若菜「戻れ!!! 私と戦え!!!!」
銀を地上に置いていく
刀を抜け出して追いでいく
でも......もう既に外に出ていた
もう一体のバーテックス若菜を狙って迫ってきた
若菜「......うおおおおおおう!!!!!!!!」
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 18:11:38.11 ID:9CNFGJQy0
刀を構って、切りかかっていく
その時......刀は折れてしまった
若菜「あぁ......銀......ちゃん」
−退け!!!!!
若菜「!?」
若菜の体は変化を起こした
若菜の体は乃木若葉になった
若葉「ふう、ここは友奈の記憶か......」
若葉「待ていろよ! 友奈!!!」
−だ......だれだ!!
若葉「黙っていて、倒してみせるよ!!!」
若葉「.......スゥ......」
若葉「一閃!!!!」
もう一体のバーテックスを切り裂け
敵を全滅した
若葉「全滅したぞ、友奈......友奈......っておい!?」
若菜の体に戻り
若菜は銀の傍に戻した
若菜「銀ちゃん! 銀ちゃん!!!!!」
銀「......凄いよ、師匠」
若菜「喋らないで」
銀「......実は、もう上手く見えないよ」
銀「......須美も園子も無事だし、結果オーライだった」
若菜「よくない!!!! 夢は嫁さんになるじゃないか!!!」
若菜「ここで終わったら何もお終いなんですよ!!!」
銀「......やはり、ヒーローですね......師匠」
若菜「銀ちゃん!」
銀「師匠......弟と皆......頼みますよ」
若菜「言うな!!! 自分でやれ!!!!」
若菜「私を救っておいて、私を捨てるつもりですか」
銀「......師匠......今まで、お世話になったよ」
若菜「ありがとう......」
若菜「ッ......銀んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!「
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 18:20:07.49 ID:9CNFGJQy0
千景「乃木さん!!!」
若葉「......」
若葉「ひなた......時間掛かりそうだ」
ひなた「どうした?」
若葉「......今、友奈は自分ではないの記憶を見ている」
若葉「......この時代も、こんな凄い子供がいると思わなかった」
若葉「もっと早く会えれば一緒に戦えるだろう?」
若葉「頑張れよ、若菜」
若葉「......球子は?」
球子「ただ今戻りました〜! 先生連れてきましたよ」
若葉「大赦の人間!?」
「大丈夫よ、私は別の主を従っている」
「......それに、結城友奈を死なせるわけには行かないから」
若葉「......わかった、信じよ」
若葉「杏もこう信じているなら、私は疑わない」
「安芸と申します、こちらへ......」
「タイチョウ!? 大変!!!」
「つべこべずにさっさと働け〜」
「タイチョウ......」
「......えッ? もしかして......乃木さん?」
若葉「ごめん、今急がしている!」
「......ううん、わかっているよ」
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 18:35:23.56 ID:9CNFGJQy0
黒白の写真にいる銀ちゃんは笑っていた
彼女は......私達を救ったヒーローだった
「ねえちゃん〜!!!」
銀ちゃんの弟らしい
......銀ちゃんはそこまで大事にしている理由を判ってしまった気がする
「なんで姉ちゃんを助けないの! 勇者なのに!! 姉ちゃんを帰して!!!!!」
須美に向かって、銀ちゃんの弟は自分の怒りを出していた
須美「ごめん」
若菜「......貴方は銀ちゃんの弟ね?」
「姉ちゃんは?」
若菜「貴女の姉ちゃんは、こんなこと望むですか?」
若菜「彼女一生懸命守っていた人を怒って、彼女は喜ぶでしょうか?」
「......じゃあなんで、まだ一緒に遊ぶと約束したのに!!!」
若菜「......口を閉めて」
(パチン!)
「......えッ?」
若菜「痛いだろう? 私と銀ちゃんもこれ以上の痛みを堪えたんだ」
若菜「心の痛みは一番分かっている、でもね......」
若菜「これからあなたはこの家の一番上の子供です」
若菜「まだ赤ちゃんの弟を守れるように頑張らなきゃ、姉ちゃんは......ここから逝けないじゃないか?」
若菜「思い切り泣いた後、前に進まないといけない」
若菜「貴方は銀ちゃんの最高の弟の一人です、これからも貴方の弟を最高の弟になれるように」
若菜「精一杯......生きていて、精一杯頑張っていて」
銀ちゃん死ぬ前に、血を染付いた写真を渡した
赤ちゃんを抱いて、家族と一緒に撮ったの写真を彼女の弟に渡した
若菜「精一杯、彼女を覚えていて」
「う......うわああああああああんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!」
目から流れ出した暖かい涙飲み込んでしまった
この悔しさは私の力になる、銀ちゃんの弟と園子そして須美を守れるように
......そうか
若菜「私......銀ちゃんのことを好きだったの」
若菜「......」
若菜「......ッ」
若菜「銀ちゃん......貴女を好きになって、ありがとう」
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 18:46:27.65 ID:9CNFGJQy0
須美「若菜さん!!」
園子「若菜姉さん!」
若菜「須美と園子、どうした?」
須美「最後に言ったの......」
若菜「いいんだ」
若菜「......貴女達も、これからも頑張ってね」
須美「若菜さんは?」
若菜「神樹様の命令、人型のバーテックスを消滅しろうって」
須美「......そう......か」
若菜「......最後、一つ見せましょう」
須美と園子の顔は鬼でも見たのように
なぜなら、若菜は三ノ輪銀の姿を変わったのですから
銀「よう」
須美「ど......どうして」
若菜「......園子、私は......この体は」
若菜「私のではなかった、結城友奈と言う人の体です」
園子「そ......そんな!?」
須美「じゃあなんで......」
若菜「私の体に一度出会ったの勇者と人の記憶に記憶して」
若菜「神樹様の力で、その勇者の能力を完璧に複製することができる」
若菜「......私今まで生きていた記憶も経験も......嘘だったのです」
若菜「......でも、貴女達と出会えて、自分を許すことができた以来」
若菜「何時の間にこれは本当に記憶だったと分かった」
若菜「だから......私は貴女達を守るように戦う」
若菜「私を救った銀ちゃんのように、好きになったの銀ちゃんのように」
若菜「戦う」
須美「......」
園子「......姉ちゃん」
若菜「貴方は私の妹、それだけで私はどれ程の幸せ者だったとわかる」
若菜「須美、貴方は私の妹の仲間......いつもありがとう」
若菜「......私今、幸せだったよ」
若菜「にししし」
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/06(土) 22:38:45.49 ID:9CNFGJQy0
安芸「若菜さん」
若菜「......」
安芸「......須美達を頼みます」
若菜「......貴方も色々苦労したね」
安芸「......」
若菜「大丈夫だ、保証できないですか......無事に返させてやるよ、彼女たちを」
安芸「やはり......そうするつもりね」
若菜「......私が作ったバーテックス、私が倒す」
若菜「......あんまり自分を責めるな、壊したらどうやって次の勇者を守れるんだ? ふん?」
安芸「......そうね」
若菜「行きますよ」
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 08:52:41.59 ID:hTTKfl5M0
若菜「......来たか」
バーテックス群は結界に突破し
神樹に迫ってきた
若菜「須美と園子が精霊と契約するこの十分」
若菜「私が引き受けるよ」
左手は背負った銀ちゃんの武器を構い
右手は11号残した銃を構っている
......今だ!
若菜は神樹から離れ、体を斧で庇い
軽快のステップで避けながら
群離れの敵を狙撃しながら消滅させた
若菜「銀ちゃん、ここは任せたぞ」
斧を地上に差し込む
神樹の周りからバリアを作れた
若菜は銃を仕舞い、両手にタガーを構えだ
接近してきた敵に確実に弱い所に差し込む
若菜「......タガーも限界だったか」
14号のタガー、酷い扱いされて
一撃だけで毀れた
愛用の武器だったですか......
若菜「15号の槍で!」
突刺ではない、薙ぎ払った
若菜「ぶっ飛ばせ!!!!」
若菜「......ここに残ってね」
思い切り薙ぎ払った結局、壊れたんだ
仲間の武器は全部生前のままだったから
巨型の敵を倒した私達始めて家族みたいにお互いを見ることができたですか
若菜(この後私達を待っていたのは......この運命だったとはな)
若菜「おっと!!!」
切り掛かってきた人型のバーテックスの剣を流れて
09のグローブで一撃で消滅させた
−ありがとう......タイチョウ
若菜「......09」
若菜「!?」
小さいバーテックスは意識逸らした瞬間後ろに飛んでいく
若菜「......行かせないぞ!!!」
地面にぶつける程に伏せる
11号の刀で......
若菜「うおおおおおおうううううううううううううあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
一閃......神樹様に接近しているバーテックスたちを全滅させた
若菜「次は......」
若菜は銀の斧を抜け出した
今度は大剣と一緒に使っていた
若菜「......来たか、10号」
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 09:07:28.86 ID:hTTKfl5M0
人型のバーテックスは散開して
若菜に襲ってきた
若菜「......高速移動なら......満開!!!」
41号......光栄に戦死した彼女は一番早い速度を持っていた
あの時の満開は今の若菜が使った満開と違った
クローンの彼女を使った瞬間、体は思えない程の痛みを堪えなければいけない
41号は......体が壊れる前に、ずっと使っていた
若菜「はッ!」
襲ってきた四体のバーテックスをトドメ刺す
−待っている
−......コクリ
若菜「......コクリは言葉じゃないぞ......15号」
若菜「この他に......ッ!」
もう一度伏せたすぐ走り出す
若菜「39号も高速移動......だったの忘れた」
若菜「でも......こうちも対策がある」
自分の足の前にマインを埋める
直後ろから爆発が起こる
若菜は足を止める、後ろに切りかかる
若菜「三体か......ッ!」
腹は剣に刺されてしまった
若菜「......捕まえたぞ!」
六体だ......
若菜「ハンドガンで!!!!」
両手にハンドガンで六発弾を撃ち込む
若菜「うおおおおおおうううううううううう!!!!!!」
若菜「......はッ、こんな傷じゃあ......戻れないだろう」
若菜「......まだ来たか、まぁいい......最後力尽くのはどちらか試してみせるぞ」
若菜「はッ!!!!!!」
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 09:15:37.47 ID:hTTKfl5M0
(現代)
夏凜「......」
夏凜「園子様、どうした?」
園子「何か隠したことはあるか?」
夏凜「ない......けど」
夏凜「若菜と友奈は同じ人だったと、思わなかった」
園子「......そうだね」
園子「あの時、若菜姉さんはそこまで戦える何で思わなかった」
園子「......もっと早く気付ければ、わっしーはわっしーのままだろう」
夏凜「......あの日、何か会ったのか?」
園子「わっしーの精霊だけ、西暦に使われたある物を使った」
園子「強大な力を引き出すと同時に、精神の感染を起こることがある」
園子「......誰かわさっとその物をわっしーの精霊に入り込んで、あの頃から......わっしーは別人になった」
園子「その最後、私の手で彼女を倒して......足と記憶を消えさせた」
夏凜「......そうなんだ」
園子「......アラーム?」
夏凜「......侵入者?」
(カチャ)
「ただいま排除しました、申し訳ありません」
園子「ううん、ご苦労様」
(ドン)
園子「......夏凜さん、安芸先生に連絡してくたざい」
夏凜「わかりました」
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 09:31:44.62 ID:dUa8vtWv0
若菜「はッ......出血どんどん増えている......な」
「ナンデ、トメナイ」
若菜「貴方はまだここにいるからだ、10号」
「......」
若菜「......貴方は最後だ」
若菜「......待て、貴女の魂まだ残っている」
若菜「では......まだ救える......ってこと?」
「......イマサラ、ワタシをタスケルと?」
若菜「......今更だから!」
若菜の武器全部壊れた
自分の刀以外、銀ちゃんと他の皆の武器は酷い使いで壊れた
若菜「はッ!!!!!」
10号は01と同じ、彼女は若菜同じように動けるですか
バーテックスの接触と満開の回数より
バーテックスと同化し続けた
......一番若いの子供だから
若菜「......フン!!!!」
10号と若菜は何度もの攻守を交換した
激戦を繰り返した
若菜「......時間はない......」
敵の援軍はもう直くる
その前に、10号を救わないと
若菜「......賭けようか!」
ボロボロになった刀を構っていながら
10号の行動を待っていた
若菜「......」
「トドメダ!!!」
若菜「今だ!!!!」
背を向かせる
10号の剣が腹に刺し込むの時
若菜は自分の刀で腹に刺し込む
そのまま10号と共にトドメを刺した
「バカナ......バーテックスの細胞が......」
若菜「......お姉ちゃんより先逝くじゃねえぞ」
若菜「死ぬのは、幸せを味わった後だ」
若菜「わかった?」
「わたし......ワタシを殺して......そんな言葉で」
若菜「ああ、ずるいだが......ずっと負けたの貴女......私より怖いからだ」
若菜「......さぁ、行けえ......神樹気付く前に」
若菜「......妹......よ」
人に戻った10号を掴む
彼女を外に繋がるワープに投げ込んだ
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 09:35:11.27 ID:dUa8vtWv0
若菜「これで......決着を付けた......な」
−満開!!!!
−満開!!!
若菜「......銀ちゃん、見たか......勝ったぞ」
若菜「私も......」
若菜は眠れを......始めた
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 09:45:05.19 ID:dUa8vtWv0
若菜「......うん?」
「起きた?」
若菜「かあ......さん」
「ごめんね、ずっと......会いたかったのに」
若菜「......ううん、まだ会えてよかったよ」
「もうすぐ直るから......これでまだ須美ちゃんと遊べるね」
若菜「母さん......私......」
若菜「この体を、結城友奈に返すと思う」
「えッ? な......なんで?」
若菜「もう満足したよ、人を好きになって......会いたかった妹達と会えた」
若菜「だから......返さないと......結城友奈もこんな生活を過こせたい」
若菜「......お願い」
「......ごめんね、わたし......嘘をついた」
「貴女の体は直せない、乃木若菜の体はも毀れてしまった」
「どうやって安心に逝かせるのか考えたのに、わたし......本当に......」
若菜「ううん、母さん......今まで、お世話になった」
若菜「まだ後でね、瑠子......」
「......ッ!!!」
「若菜......若菜!!!!!」
こうして乃木若菜は神樹の中に戻り
結城友奈の体は彼に戻った
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 09:51:56.97 ID:dUa8vtWv0
「......うん?」
園子「若菜姉ちゃん!!!」
「......あの、若菜は......誰ですか」
園子「......ごめん、人違いました」
園子「わっしーの所に行かないと......」
「あの......」
園子「......はい?」
「......憶えていないけど、ありがとうね」
園子「......ッ!!!!」
「あぁ、走らないで」
「......行っちゃった」
安芸「おはよう、結城友奈」
「......? 貴女は?」
安芸「......先この部屋から出ていく少女の先生よ」
安芸「......昔のこと覚えていますか?」
「......母さんの顔覚えているけど......昔の記憶は......憶えていませんでした」
安芸「そう......かしら」
「......でも......なんか大事なことを......忘れてしまった気がする」
安芸「気のせいですよ、気のせい」
「そう......か......」
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 10:03:07.31 ID:dUa8vtWv0
「え〜と」
「ここは......私の家ですか」
「......綺麗にしている......」
「う〜ん、よし!!! 頑張るぞ!!!!」
「まずは!!! 隣りさんと挨拶!!!」
(どどどどどおどどッ!!!!)
「お......大きい!?」
「東郷家......これは金持ちの......」
「嫁入り共に! 参ります〜(なんちゃって!!)」
−お嬢さま! やめてくたざい!!!
−離して、私出ていかないよ!!!」
「コンコン〜コンコン〜」
−あ......あら、お客さんが来た
(カチャ)
「どちらさま......でしょうか?」
「今日から隣りに暮すことになった結城友奈で〜す〜」
−結城......友奈?
友奈「?」
友奈(うわぁ!? 綺麗〜)
友奈「貴女は......?」
「東郷 美森と申します」
友奈「東郷さんですか、えへへへ」
友奈「なんで家に出たくないの?」
東郷「それは......外怖いから」
友奈「......そうか、お婆さん......」
「お......お婆さん!?」
友奈「東郷さん貸して!」
「な......お嬢さま!!!!!」
東郷「きゃあああああああああ!!!!!」
友奈「全力でゴー!!!!!」
東郷「訳分かりません!!!!! きゃああああああああ」
東郷「誰が助けて!!!!!」
友奈「とう〜ちゃく〜!!!!」
東郷「きゃあああああああ!!!死んじまう!!!!!」
友奈「ほらほら、前を見て」
東郷「......えッ、うわあ」
友奈「先まで私病院にいましたよ、そしてここ海に見えるし、綺麗だなと思っていたんだ!」
東郷「......うん、凄く綺麗だよ」
友奈「怖くないでしょう」
東郷「えッ?」
友奈「私も......昔の記憶はなかったけど......頭の中にずっと」
友奈「頑張れ〜って、負けないで〜って声があるんだ」
友奈「怖いけど、この綺麗な所を見て頑張らないと思わない?」
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 10:07:14.40 ID:dUa8vtWv0
東郷「......不思議......ですね」
友奈「うん!......だから東郷さんも......負けないでね」
東郷「......うん!」
友奈「......今日から隣の家で暮らしになった、結城友奈です〜」
東郷「ふふぅ、私は東郷美森ですよ」
友奈「知ってるよ〜」
東郷「私もですよ、ふふふ......あははははは」
友奈「これからも一緒に頑張ろうね」
東郷「こちらこぞ」
友奈「では......家に戻るのゴー〜!!!!」
東郷「きゃあああああああ〜!!!!」
こうして、友奈と東郷と出会え
新しい生活が始まる......
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 10:21:05.50 ID:dUa8vtWv0
若菜「よう!」
友奈「うえッ!?」
若菜「来た〜この奇声〜一度聞きたかったそ」
友奈「若菜......さん」
若菜「......どうやら私と貴女はまだ何かの繋がりがあるようね」
友奈「若菜さんは......どうしてここに?」
若菜「ここは神樹の中、貴女が乃木若葉たちの封印を壊した時」
若菜「私との繋がりはもう一度繋がったみたいですね」
友奈「......」
若菜「そんな顔するな、奪いしないよ」
友奈「須美さんは東郷さんですか?」
若菜「ああ」
友奈「園子さんは最近出会ったの園子さんですか?」
若菜「うん」
友奈「......東郷さんを助けたいですか、どうするか分からないよ」
若菜「......先も見たのだろう?」
友奈「えッ?」
若菜「貴女が東郷を救った、彼女を部屋から連れ出した」
友奈「......でもどうやって?」
若菜「......キスはどうだ?」
友奈「紀......す!?」
若菜「......こうすれば、須美も目覚めるだろう?」
若菜「......このラッキースケベ!!!!」
友奈「きゃああ!?(逆キレ!?)」
若菜「私だって銀ちゃんてへてへの生活にやりたい!!!」
友奈「変態だ!!!!!!!!」
若菜「よし! 奪おうか! 奪うそ!!!!!」
友奈「いやだ!!!!!!」
(数分後)
若菜「......まぁ、冗談はこれで十分」
友奈「よ......嫁に行かない......」
若菜「......まぁ、あれなんだ」
若菜「園子達を頼みましたよ」
友奈「......う......うん」
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 11:06:07.69 ID:dUa8vtWv0
友奈「......うッ......うん?」
若葉「すゥ......」
千景「乃木さん......!?」
千景「高嶋さん!!!」
若葉「......はッ! 大声出すな.....えッ?」
若葉「友奈!!!!(ぎゅー)」
友奈「いたたたたたたたたッ」
若葉「あ......すまん......なんか硬いの触った......」
若葉「......えッ?」
友奈「ひィ!?」
若葉「......友奈、お前......」
千景「どこ触っているんだ!!!!!」
若葉「いてえな! 何するんだ!!!」
目覚めから訳分からない......どうやらまだバレテイナカッタ
若葉「友奈お前男だったのか!? でも良く見たら......」
若葉「うん......辞めた」
ばれた......
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 16:41:21.41 ID:hTTKfl5M0
若葉「......神世紀300年......だって?」
ひなた「あ〜あ」
友奈「あむ!」
ひなた「でも......友奈さんが子持ちなんで」
若葉「......先、この子は私達の腹もあるって」
ひなた「この変態神樹め」
友奈「今、あなたたちの子供は大赦に管理している」
友奈「生まれ出した頃から息していないから、今はまだ彼女達をどうやって目覚めるか研究している」
友奈「......今の大赦は貴女達知っている大赦と違うような気がするですか......汚いどころはないではない」
若葉「......この目で見たんだ、貴女を助けるために神樹から力を流れ込んだ」
若葉「それは一体?」
友奈「私も息がしていないから......神樹の一部を体に入り込んだから」
友奈「半分......私も神樹の子供でも言えるよ」
若葉「......貴女の母さんは今どこにいる?」
友奈「結界の外に、若菜の記憶が正しければ今はバーテックスの形成の理由を探している」
若葉「......私達は確かに、天の神を倒したんだ」
若葉「でもこの時代もバーテックスを生まれる......」
友奈「若菜を失った神樹は外界との連絡を拒否した、何を知っているかわかりません」
若葉「そうか......」
友奈「元々、神樹様は勇者だった......乃木若菜の代わりに神樹になったのですか」
友奈「......若葉さんを閉じこむより生まれた人神は貴女達の憎しみに生まれた存在で」
若葉「......」
若葉は千景を見ていた
千景「な......なんだよ?」
ひなた「うふふふ」
千景「だからなんだよ!」
若葉「まぁ、憎み何で私も一緒だ」
友奈「仲間いいね、若葉さん」
千景「誰か仲間いいだよ!」
若葉「そ......そうか」
千景「ナに落ち込んでいるよ......わかったよ、仲良くって認めよ」
ひなた「あらあら〜」
友奈「古い時代の人神は神樹の中に自分を再生するプログラムを組み込んだ」
友奈「母さん......若菜の母さんはそれを抑えるために精一杯だったのです」
若葉「......神樹様の中にそんなくだらないことを」
友奈「......だって死ぬのはイヤなんだからね」
友奈「......そして、実験のためにある人は無断で高嶋友奈、母さんを解放した」
友奈「私は生まれから息がなかったために、神樹様は自分の一部を与えた」
友奈「それでも、生き返れなかった」
友奈「そのために、乃木若菜の魂を私の中に入り込んで」
友奈「それから何年過いて、私はようやっく息を出来た」
友奈「でも目を覚めることは出来なく、乃木若菜として生き返った」
友奈「母さんは治療を続くために、神樹様の仕事を受けた」
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 16:51:23.69 ID:dUa8vtWv0
若葉「だから、外に出たのか?」
友奈「はい」
若葉「......そうか」
友奈「これからのことは......若菜の仲間たちのことなんです」
球子「ご飯できたぞ〜」
若葉「わかった、後で話そう」
友奈「......そう言えばここは?」
若葉「......安芸さん用意した隠し家だ、昔使った訓練場らしい」
友奈「......そこ、大赦所有の場所じゃん〜」
若葉「知ってるのか?」
友奈「変態のことを聞くな」
若葉「へん......変態!?」
友奈「よし! ご飯だ!!!!!」
若葉「怪我している奴はじっとしていろ」
友奈「えへへへへ〜」
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 20:47:30.19 ID:dUa8vtWv0
風「そうか......もう知ってしまったですか」
東郷「はい」
風「......」
樹「本当に殺さないといけないですか?」
東郷「......誰か乗り代わないと、友奈はここに死ぬまで閉じこまれる」
東郷「今度こそ、助けないと」
風「......東郷、あんまり自分追い詰めるな」
風「私と樹は他の方法を探す、いいな?」
東郷「......(ゴゴゴッ)」
風「......」
東郷「分かりました、一周待つよ......もし来ていなかったら」
東郷「私は壁を壊す」
風「ああ」
風「いくぞ」
樹「......うん」
東郷「......だから風先輩は、弱いんだ」
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 22:45:47.00 ID:/WikekeE0
若葉「私達を引き受けて、感謝します」
安芸「......友奈はどうだった?」
若葉「先まで騒がしいですか、やっと寝ていたよ」
安芸「......貴女達のことは似ている彼女達から聞いた」
若葉「似ている?」
安芸「誰かに呼び返ったのか、大赦本部に突然現れた六人の勇者」
安芸「彼女達の共通点は......歴史にある勇者だった」
安芸「......昔から似ていることがあるだと聞いたんですか、何の対策もない方がおかしいと思うですか」
安芸「......もし、昔から神樹の内部に置かれていることなら......おかしいくない」
若葉「私達は大社に封印されたのです、恐らく私達と同じ......人神を作れようとしていた」
安芸「人神?」
若葉「友奈が言ったことは本当でしたら、私達は神樹の中に封印されて」
若葉「自分を復活させるために幾つのクローンを作っていた」
若葉「そうか......友奈が言ったプログラムは他の勇者を......」
安芸「何か思ったかわからないですか、これから結城友奈のことは貴女達に託すよ」
若葉「貴女......」
安芸「私あくまで大赦の人です、助けるのは今だけ」
安芸「あの子と約束した、何があって諦めない」
安芸「だから私は頑張って貴女達を大赦の目から逸らせるために、これから接触は禁止されるだろう」
安芸「......健闘を祈る」
若葉「ああ、私達も一人ではないことを知っていた」
若葉「いってらしゃい」
安芸「......(コクリ)」
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 22:54:29.80 ID:/WikekeE0
若葉「まさか一日で直せるとは、神樹も半端ではないな」
友奈「そうか......」
球子「友奈〜!」
友奈「きゃあ!? 球子さん」
球子「怪我酷いけど、大丈夫?」
友奈「もう大丈夫よ」
若葉「......球子、こいつは私達知っている友奈じゃないぞ」
球子「ええええええッ!?」
友奈「息子の結城友奈です〜」
球子「息子!? ......うん〜」
杏「ごめんなざい、止めなくで」
友奈「ううん、これからもよろしくね」
若葉「......体の運動は大丈夫か?」
友奈「うん、なんか動けるだし」
若葉「......そうか」
友奈「若葉さん......一つお願いできるか?」
若葉「なんだ?」
友奈「......私の母さんを迎えに来てくれる?」
若葉「......何?」
友奈「私もいきたいですけど、東郷さん今の狙いは私だけ」
友奈「もしかしたら、貴女達のことを知らなかったのではないかって」
若葉「そうか......そういうことか」
友奈「......私は私の力で、私の仲間を取り戻す」
友奈「......だから、えっと」
友奈「若葉さんは大切の仲間に迎えてくたざい」
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/07(日) 23:04:05.96 ID:/WikekeE0
若葉「......バカか?」
友奈「えッ?」
若葉「貴女は彼女の息子だとわかっていても、それはできない」
若葉「一緒に迎えなければ意味はない!」
友奈「若葉さん」
若葉「......わかったなら、次はどうするか教えて」
ひなた「私達の力になれることなら、全力で貸しますよ」
球子「うん!」
「私も私も!!!」
友奈「06!?」
「もう〜! 墓参りの時今の名前を教えたじゃないか!!」
「渡アオリだよ!!」
友奈「アオリか〜」
友奈「......ありがとう、皆」
「......あの?」
若葉「なんだ?」
「昨日忙しいので、自我紹介はまだですか」
若葉「あ......ああ〜」
「もう、酷いですよ! 乃木さん」
若葉「私知っている?」
「白鳥歌野よ!」
若葉「......白鳥......白鳥さん!?」
白鳥「こうして会えるのは初めてだね」
友奈「白鳥さんですか、お世話なりました」
白鳥「いいえいいえ、そんなことないです」
若葉「生きている......生きていたんだ」
白鳥「あの戦いから、ずっと寝っていたから......最近目覚めたばかりです」
白鳥「......でも、私の仲間達はもう......」
若葉「そうか......」
白鳥「......今度こぞ、一緒に戦いましょう」
若葉「ああ」
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/08(月) 08:44:35.39 ID:HS7SPVnv0
友奈「......とはいえ〜どうやってプログラムを神樹から取り離すのか、わからない」
友奈「とりあえず街に回ってみよう〜っと」
千景「大した変わりはない......三百年以上経っているには見えないな」
友奈「ってなんでここに?」
千景「環境探察よ」
友奈「環境探察か〜」
友奈「......千景さんは母さんとどんな関係の仲間?」
千景「高嶋さんか......しつこいですか、信頼できる仲間だと思います」
千景「何度も助けられたから、背中を任せることができるね」
友奈「......そうか、母さんのことすきだったね」
千景「なッ!?」
友奈「あぁ、愛の好きじゃないよ......」
千景「......脅かさないでよ、もう」
友奈「うん〜 千景さんはなんで残ったの?」
千景「はッ?」
友奈「ほら、母さんを探しに行くほうが......」
千景「......はッ、親子揃ってバカのことを考えるね」
千景「貴女を連れて、あなたの母さんに会えに行かないとだめよ」
千景「......私ね、家族がなくなったよ」
千景「尊敬した父さんに幻滅して、母さんも廃人同様に倒れていた」
千景「......乃木さんは私を止めなかったら、これ以上悪いことをするだろう」
友奈「......そうか」
友奈「......千景さん、道寄ってもいい?」
千景「はッ?」
友奈「もしかすると、貴女の母さんの墓を見つけるかもしれないよ」
千景「えッ?」
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/08(月) 09:27:01.56 ID:HS7SPVnv0
友奈は千景を連れて図書館らしい建物の中に入った
友奈「ごめんくだざい〜」
「はい、なんでしょうか?」
友奈「学校の報告素材を探しています、この子は西暦の勇者−郡千景の顔と似合っているらしいので」
友奈「郡千景の実家と墓参りたいです」
「な......なんで墓参りたい?」
友奈「ほら! 人の娘さんに素材するだろう?」
友奈「義理的に墓参らないと」
「......分かりました、少々お待ちを」
千景「ここはどこだ?}
友奈「うん〜図書館として、葬儀社としてもあるらしい」
友奈「自分の血縁とか先祖はどいつか知りたい時はここにくるらしい」
「お待ちになりました、近くにいる病院の傍にいる墓場にいるぞ」
「位置はこちらに」
友奈「ありがとう」
友奈「ほらほら〜 行くぞ」
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/08(月) 09:45:25.72 ID:HS7SPVnv0
友奈「ここね」
千景「......母さん」
千景「なんで隣り......父さんの墓がいるのよ」
千景「この......このクズが......母さんの傍にいるべきじゃない!!!!」
友奈「もう! 落ち着いて!!!」
友奈「......?」
友奈「......派手に立ている墓がいるね」
千景「......あれは......残ってくれたか」
友奈「?」
千景「私達を助けた仲間よ、最後の決戦......私達全滅するはずだった」
千景「この子がいてくれて、私達を助けた」
千景「でも......力尽くした彼女は生きを止めた、二度と目覚めなかった」
千景「......でもなぜここに」
友奈「......?」
手紙だった......
派手に立ていた墓だから、金でも隠していると思って墓盗むつもりだろう
でも何かの理由で、墓の機関はそのまま開いていた
友奈「......千景さん!」
千景「?......ッ」
−千景へ
この手紙見たの時、私はもうこの世にいなかったでしょうか
貴女は生きていると信じて、この手紙書いたんです
貴女が行方不明になった三年後、私は悪夢から目覚めた
......私を捨てどうか行ってしまったあなたの父さんは私の傍にいた
この三年間、ずっと私を看護しているのでしょう
千景「えッ?」
−私達はずっと、貴女を待ているのです
貴女に親としての役目を果たせなかったことを返したい
千景「母さん」
−千景よ
父さんが弱かった、自分しか見えなかった
貴女の友人は俺を目覚めさせたんだ、何度も俺の家の前に貴女のことを話していた
オレはどれ程愚かなことをやったのかわかっていた
そのために、父さん呼ばれることは求めない
貴女が戻ってくるマテ、オレは母さんを看護する
......追計−貴女の母さんは目覚めた後、病気で亡くなった
オレは......貴女はもう死んだのかもしれない思ったですか
心のどこかに貴女は生きていると信じていた
恐らく、手紙残さないと、一生伝えないかもしれない
千景「とう......さん」
友奈「うん?」
−......隊長へ
あなたの言う通り、幸せにしています
10号
友奈「......あ......ああ」
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/09(火) 09:38:56.57 ID:A5kqFx9X0
千景「そうか、あの時私達を助けたのは貴女の妹だったね」
友奈「......最後の最後まで、彼女は幸せだったことを私伝えにくるために、わざわざ手紙を残した」
友奈「届けるどうかわからなかったのに......」
千景「友奈、ここに連れてきて......ありがとうございました」
友奈「ううん、私も10号の手紙を見たんだし......千景さんの御蔭です」
千景「......そうか」
千景「友奈と似ている......ね」
千景「少しだけ似合わないどころも......あるな」
友奈「なんだなんだ?何か食べたい物がある?」
千景(男の高嶋さんは、昔から素敵なんですね......目の前にいるけど)
千景(待て、これで......食べでもいいこと?)
高嶋友奈に異常の憧れを持っている千景は気付いた
息子の結城友奈に......しかも男だったことを知っている今......
千景「ふふ、そうですよ」
友奈「......なんか、寒くなった」
千景「気のせいですよ」
友奈「め......目、笑っていないぞ」
千景「気のせいです」
この後三時間後、自分の考えに自覚して、恥ずかしくなってきた
千景は夜で自分の考えを苦しめていながら叫びだしていた
球子「千景うるさい〜!!!」
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/09(火) 09:47:26.92 ID:A5kqFx9X0
友奈「う〜ん」
若葉「なんだ?」
友奈「......うん〜」
友奈「若葉さん、着替えるのは何時から?」
若葉「あぁ、そうか......目覚めから忙しく全然風呂しなかった」
友奈「(じー)」
若葉「な......なんだよ」
友奈「風呂......しなざい(ドドドドドドドドドッ)」
若葉「......め、怖いぞ」
友奈「服用意しますから、さっさと入りなざい」
友奈「......いい?」
若葉(友奈も同じこと、言ったような気がする)
友奈「......」
若葉「わかったよ、見るな!!!!」
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/09(火) 09:54:02.06 ID:A5kqFx9X0
若葉「......生き返った〜」
若葉「......良く考えれば、何百年......風呂しなかったのだろう」
若葉「......まぁ、後で考えろ」
若葉「......服を用意するって言ったな、どうやって?」
若葉「出歩くも危ない、ならどうやって......」
−服用意したよ〜
若葉「あ......あぁ」
若葉「出よう」
(ガラン)
友奈「きゃああああああ!? 何も見ていません!!!!」
若葉「覗いているのか? いい度胸じゃないか」
友奈「女体に(今は)興味はない」
若葉「ふん!!!」
友奈「ぎゃあああああああ!!!!」
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/09(火) 10:02:33.76 ID:A5kqFx9X0
千景「よしよし、泣かないで(キラキラ)」
千景「乃木さん、あんたはね」
若葉「私のせいかよ!?」
若葉(絶対楽している、こいつ)
若葉「殴るの......すまん」
若葉「本当に見ていない?」
友奈「サイズ差を修正してみただけです」
若葉「そうか......うん?」
友奈「私の家よく盗難されるので、服は自分で手作り下物」
友奈「何時の間に見るだけで大きさ分かってしまう能力が手に入れた」
若葉「う......うッ(/////)」
千景「(//////)なんだ......と」
友奈「?」
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/02/07(水) 16:45:35.31 ID:95Q4doM10
東郷「......」
東郷「友奈ちゃんのパンツ〜あぁ〜」
風「おい」
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/14(水) 23:40:56.77 ID:zqgPY/Ku0
友奈「......?」
端末から警報の音が始めた時
私は朝ごはんを作っている途中だった
友奈「......こんな時に」
ガスを消したことを確認して
作っている料理はあと少し完成するのに
友奈「変身!!!」
変身が完了した瞬感
私は樹海化エリアに突入した
友奈「......」
友奈「よし! 行くよ!!!」
若葉たちと合流しよう!
そう思っていた時
空から落ちてきた刀はを気付いて焦って回避した
「ざんね〜ん」
紫色の服を着いた少女
幼いの顔は惜しいそうに悔しげていながら刀を拾った
友奈「貴女は......」
「まァ、あれだ......貴女達を監視するための......えっと、勇者なんだね」
友奈「......」
「人殺すのはいやだ〜 でも命令ならしょうがない」
友奈「退いてもらう」
「できないよ、退いたらまずいことになるから」
友奈「......」
友奈(......やはり監視されていたな、若葉さん達を目覚めから姿を隠したと思ったですか)
友奈「......わたしの元部屋の監視カメラは何処につけていた?」
「しないよ、私の精霊ちゃんを部屋中に置いたんだ」
友奈「......」
友奈「便利だね」
「便利だね」
友奈「......しょうがない、一気に突破するよ」
銀の武器を構って、彼女も待ちくびれたのように刀を構った
友奈「......はッ!」
試しに左手の斧を降りかかってみると
右手の斧を喉の周り置いた
すると......首の周りは鋭い痛みを感じた
左手に降りかかった斧は斬った感触はなかった
友奈「......ふん〜」
戦闘状態に向かって、私は若菜さんみたいな思考モードになっていた
友奈「......高速移動のタイプか」
銀の姿から私の服を着換えた
友奈「......ならこうちも!!」
高速の斬撃を受け止め、逆に彼女の武器を壊した
そして彼女を気絶させた
友奈「じゃあね!!!」
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/04/17(火) 23:54:34.66 ID:NCbJMJ4t0
友奈「若葉さん達はあそこ......!?」
若葉達の居場所は目視できる距離に入った
友奈「......バーテックス放置している、何をしているんだ」
友奈「風先輩」
風と樹は、若葉達に襲い掛かっていた
友奈「......一旦降りましょう」
「......み〜つけた〜」
友奈「......東郷さん」
「......やはり嘘でしたね、本当の友奈を読み帰るって」
友奈「......それは違うよ、東郷さん」
東郷「......でもこれで終わりよ、私はあなたを殺して......」
友奈「......」
東郷「さァ、死んでくたざい」
友奈「そうはいかない」
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/05/19(土) 11:40:34.33 ID:2AwbJqMA0
若葉「何!?」
バーテックスに向かっている途中
この時代の勇者に襲われた
若葉「何やっている!? バーテックスはどうでもいいのか!?」
風「残念だけど、あなたたちを止めさせてもらうよ!!」
樹「姉ちゃん!」
風「ああ、分かっている」
千景「七人御先!」
千景「乃木さん! 先に行って!!」
若葉「わかった!!!」
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/06/21(木) 23:43:33.95 ID:u1xmRfYW0
楠芽吹は腹の傷を抑えて逃げていた
楠「......ッ、夏凜たちの教えないと」
友奈たち樹海の中に呑む込まれる十分まえに
楠芽吹は大赦の中にある異常を気付いた
それは......木の中から拾った細胞のことだった
その細胞は神樹さまの細胞ではなかった
理由は、現在の神樹から採集した細胞とその木の中から拾った細胞と一致しないことだった
その中乃木若葉たちの細胞以外に生まれたばかりの人間の細胞があった
このついてを知った楠は大赦のことを疑いを始めた
なぜなら、彼女たちの細胞から再構成した時に映像をみた
女性の処女はあった、しかし
十年後の映像から、乃木若葉たちは妊娠したことを判明した
現在の乃木家、上里家の先祖になった子供達以外に
第二胎の子供達は......何者かに消え去れてしまった
それ気付いた楠は隊員達を大赦本部から退く
知り合いの場所に隠せて貰った
楠自分は大赦本部にいる自分の上官に聞いて行くことになった
でも......上官は何も応えず、楠の腹を剣に刺しこんだ
地上に倒れて、死体に真似させて
何とか逃げた今は信頼できる人間を探して
どうしても、ライバルである夏凜しかいない
そのために、彼女は夏凜の家に入った
夏凜「誰だ!?」
侵入者の自分を気付いた夏凜は楠を支えにきた
楠「大赦は......過去の勇者を......」
夏凜「園子様!!!」
園子「わかったよ、こっちに送って来ましょう」
園子「......わっしー?」
須美の変身を感知した彼女は
過去の戦友の名を呼んだ
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/22(日) 23:53:12.15 ID:bQxyABDe0
友奈「はッ!」
若菜の刀を振りながら
私は暫く下がって東郷さんの動きを見た
でもそれも東郷さんに気付かれて
狙撃された
何とか刀で流したですか
今度はバーテックスが襲ってきた
友奈「流石須美ね、でも!!!」
銀の武器を取り出して、灰を振り上げた
東郷「?」
友奈「アクセル」
10号の能力を使わせてもらう
東郷「!?」
友奈「はッ!」
東郷「くッ!?」
友奈「嘘、十秒しかないのか!?」
東郷「終わり......」
若葉「させるか!!!!」
東郷「そのっちの先祖!? 風先輩は何をしている」
若葉「友奈、大丈夫か」
友奈「なんとか、若葉さん!?」
若葉「どうした?」
若葉「ッ!?」
精霊のバリアにぶつかって
若葉は動けなくなった
若葉「なッ!?」
東郷「経験はこっちの方が上だ!!!」
友奈「アクセル!」
東郷「十秒くらいなら耐えれば」
東郷「えッ?」
東郷さんをつかんで投げ出す
若葉さんを連れて下がっていこう
若葉「投げた!?」
友奈「それしかおもいませんので、つい」
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/10/26(金) 20:02:59.21 ID:auQKm0DI0
復活〜!!!!
感謝を込めて更新再開致します〜!
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