【ミリシタ】P「【ば】のつく日常」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:43:25.45 ID:BH4DMVqN0
 
このSSは「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」のSSとなります。
 
台本形式です。
 

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499607805
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:45:56.62 ID:BH4DMVqN0
紬「もしかして、あなたは……バカなのですか?」

P「いや、違う……とは思うんだけど」

紬「全く……では何故私が呆れているのかご理解いただけていますか?」

P「ええと……何でだろう」

紬「今日は一緒に、再びあの店に和スイーツを食べに行く約束をしていたではありませんか」

P「あっ、そうだった! すぐに用事を片づけるからちょっと待っていてくれ!」

紬「全くもう……」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:46:46.92 ID:BH4DMVqN0
 
このみ「今日のライブの打ち上げは……ここにしましょうか!」
 
http://imgur.com/FXEHE05
 
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:47:38.51 ID:BH4DMVqN0
 
 
紬「もしかして、ここは……バーなのですか?」
 
 
このみ「あっ、そうだったわね。今日は紬ちゃんがいるのよね」

P「ですね。なので今日はファミレスにしましょうか」

このみ「うーん、でも今日はせっかくいい気分なんだし、お酒飲みたいわねー」

P「だったらそうですね、少し高いですがこの辺りに美味しいイタリア料理のお店があるんですよ。そっち行きましょうか」

このみ「さっすがプロデューサー! たまにはワインもいいわよね〜♪」

P「紬は大丈夫か?」

紬「はい、私もそこで構いません」

P「それじゃ行きましょうか。あ、紬の分はある程度俺が持ちますけど、このみさんは自分の分は自分でお願いしますよ」

このみ「え〜、紬ちゃんだけズルい〜。ね、紬ちゃんもそう思うわよね?」

紬「そうですね。私は大丈夫ですので、全員で自分で食事した分は自分で払うべきかと」

このみ「そっち〜?!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:48:16.75 ID:BH4DMVqN0
 
 
真「あちゃー……また女の子からのラブレターが大量に……」
 
 
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:49:11.88 ID:BH4DMVqN0
 
 
紬「もしかして、あなたは……バイなのですか?」
 
 
真「ち、違うよ!?」

紬「では何故、このようなお手紙を沢山」

真「うーん、やっぱりボクのルックスが問題なんじゃないかなぁ」

紬「ルックス?」

真「ほら、ボクってさ。男の子っぽいじゃない?」

紬「そうは思いませんが」

真「……え?」

紬「確かに非常に凛々しいとは思えます。その凛々しさを活かした仕事なども、沢山お受けしている場面も、見た事があります」

紬「しかしあなたは愛らしくありたい、と努力を続けている。その姿は大和撫子に通じるものを私は感じます」

紬「ですので私は男性らしい、とは感じません。むしろその姿勢から、アイドルとしての立ち振る舞いを、学びとっていかなければと感じております」

真「……!」

紬「……真さん?」

真「紬さん……ううん、紬師匠!」

紬「し、師匠!? う、うちはそんなんじゃなくて」

真「こちらこそ、精一杯、学ばせていただきます! よろしくお願いします!」

紬「やから、うちはそんな……なんなん……」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:50:18.50 ID:BH4DMVqN0
響「プロデューサー、見てくれ! この前のアメリカロケで撮ってきた写真だぞ!」

P「おお、凄いじゃないか。色んな動物と触れあえたんだな」

紬「こんにちは、プロデューサー。……あら?」

響「はいさいっ、紬! この前のアメリカロケの写真、紬も一緒に見て欲しいな!」
 
 
http://imgur.com/2mrSAk4
 
 
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:51:40.32 ID:BH4DMVqN0
 
 
紬「もしかして、この子は……バクなのですか?」
 
 
響「よくわかったなー! バクのバク彦だぞ!」

P「野生か?」

響「動物園での触れ合い体験だったから、残念だけど野生ではなかったぞ」

紬「触れ合い体験、ですか」

響「んー? どうしたんだ紬?」

紬「いえ……動物にはあまり、いい思い出がなくて。子どもの頃から、私が触れようとすると、動物達が逃げてしまうのです」

響「そうなのかー? 自分は逆に寄ってきちゃって大変なんだけどな」

紬「ですから、響さんのように、多くの動物に好かれる方は少し羨ましいとも感じます。……何かコツがあるんですか?」

響「コツ? コツなんてないぞ?」

紬「そうですか……やはり、体質なのでしょうか……」

響「うーんとね、動物と触れ合う時に、体質だとか、あんまり難しく考えたらダメだと自分は思うぞ」

紬「では、どうすれば」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:52:36.10 ID:BH4DMVqN0
響「思いっきり、『好きだー!』とか『可愛い!』って思いながら触ってあげるのが一番! 動物達は賢いから、こっちが何か考えてると警戒しちゃうんだ」

紬「思い切り、好きだー、ですか……」

響「うんうん、ほら、じゃあ早速練習だぞ! 自分に続いて大きな声で叫ぶんだ!」

紬「え、ええっ?」

響「せーのっ、好きだー!」

紬「す、好きだー……」

響「そんなんじゃ全然ダメ! もっとライブの時みたいに!」

紬「好き、だー!」

響「あともう一声! 紬なら大丈夫、行けるぞ!」

紬「好き、やー!!!」

美咲「……つ、紬ちゃん?」

紬「はっ!?」

美咲「ええと、プロデューサーへの愛の告白をするのはいいんですけれど……その、出来れば場所を選んで欲しいな……と」

紬「ち、違うんです美咲さんこれはその、あの、とにかく違、違いねー!!!」

響「おおっ、その調子だぞ紬っ!」

P「いや、まずは美咲さんの誤解を解かなくちゃ……」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/09(日) 22:54:00.94 ID:BH4DMVqN0
 
紬「……あら?」
 
 
http://imgur.com/h222TqQ
 
 
19.94 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)