総一郎「何だこのノートは....」

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1 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/09(日) 15:22:35.27 ID:AclznBFQ0

総一郎「DEATH NOTE...死のノートか、縁起でもないな。明日出勤ついでに届けるとしようか。」

ｶﾞﾁｬ


総一郎「ただいまー。」


月「おかえり、父さん...あれ、そのノートはどうしたの？」


総一郎「ああ、落し物で拾ったんだ。明日届けに行くよ。」


幸子「黒いノートだなんて不気味ねえ。」


総一郎「まあ、私が使うわけではないからな.....」



翌日 勤務中


総一郎「しまった...メモ帳が切れているな...今から買いに行くわけにも...！こ、このノートは....届け忘れたのか。」


総一郎(いや...拾得物を勝手に使うわけには...致し方あるまい。そもそも新品のノートを落とすなど学生としてあるまじきことだ。私が使った方がノートも喜ぶだろう。)


総一郎(今回の強盗事件の犯人の名前と手口...ついでにいろいろな事件の詳細について書いておこう。)


松田「あ、夜神局長...珍しいですね。ノートを使うだなんて。」


総一郎「あ、ああ...メモ帳よりも書き込めるからな....」


総一郎(バレるわけにはいかない...『拾得物横領』など！！」


総一郎「...む？表紙をめくったところに何か書かれているな。初めて開いたときには適当なページを開いたから気づかなかったのか。」


総一郎(これは死神のノートです...か。まあ、デスノートとかかれているぐらいだしな。中々手の込んだイタズラだ。)


総一郎「他にも何か書かれt熱っ！！！」ｶﾞﾁｬﾝ


相沢「あああ！！！コーヒーが！！申し訳ありません局長！！」


総一郎「いや、気にするな...！！！」


総一郎(書かれていたページにコーヒーがかかって見えなくなってしまった...表紙が黒いから汚れは目立たないが...表紙の白文字も消えてしまったな。)


相沢「申し訳ありません！すぐに新しいノートを買ってまいりますので！！」


総一郎「いや、使えないわけではない。気にするな...着替えてくる。」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499581354