千歌「一期をコメンタリーしていくよ!」

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113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 17:04:08.96 ID:rM39KLT40
楽しいな、見返したくなる
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/22(土) 07:44:00.99 ID:6iT+7CSCO
作者です。
諸事情により今週のはかなり遅れる形になります。
すみません。水曜日までには出したいと思います。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 20:31:58.93 ID:lh35cy4SO
特番で一週冨樫と思えば
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 00:34:28.67 ID:sZ+U92i0o
待ってます
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:23:18.40 ID:U+fIxX0c0
4話目、投下します。
遅れてすみません。
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:24:01.50 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「善子ちゃんがいない〜♪」

花丸「善子ちゃんがいない〜♪」

ルビまる「い〜な〜い〜♪」

ルビまる「…」

ルビィ「やめたげよ?これ聞いたら善子ちゃん絶対泣いちゃうよ…」

119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:24:33.24 ID:U+fIxX0c0

花丸「善子ちゃんがそんな弱い子じゃないって、マル、信じてるずら!」

ルビィ「花丸ちゃんのその自信は何が根拠なの?」

ルビィ「急に善子ちゃんがいないことを歌にしようなんて言い出して…」

花丸「善子ちゃんの頭のお団子美味しそう」

ルビィ「うん!今日の花丸ちゃん自由だね!」

120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:25:03.95 ID:U+fIxX0c0

花丸「夕飯、今日何かな〜?」

ルビィ「え、えーっと…。あ、花丸ちゃん、今画面でしゃべってるよ〜!」

花丸「…」

ルビィ「あれ?花丸ちゃん?」

花丸「のっぽパン食べたい」

ルビィ「(どうしたのかな?)」

ルビィ「あ!オープニングです!」

121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:25:38.89 ID:U+fIxX0c0

花丸「…」

花丸「はっ!」

ルビィ「ぴぎぃっ!?」

花丸「ぼーっとしてたずらぁ…。マル、変なこと言ってなかった?」

ルビィ「え?えと…少し……」

花丸「ご、ごめんなさい!昨日、遅くまで本読んでて…」

ルビィ「そうだったんだ!あんまり無理しないようにね?」

花丸「ありがとー」

ルビィ「(んー。花丸ちゃん、今日の収録あるの分かってて夜ふかしするような子じゃないと思うんだけどな〜)」

122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:26:18.31 ID:U+fIxX0c0

花丸「改めて、今日は第4話!マルとルビィちゃんのお話だね!懐かしいずら〜」

ルビィ「そうだね!いっぱいしゃべったよね!特に花丸ちゃんはいっぱいしゃb」

花丸「さあ!今日は善子ちゃんがいないわけだけど!」

ルビィ「また善子ちゃん!?」

花丸「マルたち、だって9人、そして1年生は3人でひとつだよ!?ルビィちゃんはそれをまただなんて…」

ルビィ「いやいやいや!ルビィだって寂しいよ!?けど、ちゃんとグループ分けをして…」

123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:27:38.36 ID:U+fIxX0c0

花丸「マルたち、三位一体よしまるびぃでしょ!?善子ちゃんはいるんだよ!マルたちの心の中にずっと…」

ルビィ「善子ちゃん死んでないよ!」

花丸「まあ、それはさておき…」

ルビィ「さておくの!?」

花丸「第4話はじまりはじまり〜♪」

ルビィ「花丸ちゃ〜ん?」


124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:28:05.16 ID:U+fIxX0c0

花丸「千歌ちゃんたちが部室を手に入れたとこからスタートずら」

ルビィ「うん!もうルビィ気にしない!」

花丸「ずら?」

ルビィ「鞠莉さんのダイナミック承認…」

花丸「あのノリで承認してるの見たら我が校の方針が心配になるずら」

ルビィ「でも、鞠莉さんすごーっくお仕事出来るってお姉ちゃん言ってたよ」

花丸「今度、密着取材したいずら!」

ルビィ「たぶん、そう分かったらちゃんと仕事しないと思うな〜」

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:28:42.33 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「あ!ホワイトボードの歌詞についてはまた誰かが言ってくれるはずです!」

花丸「誰が書いたんだろうね〜」

ルビィ「誰だろうね〜」

花丸「それにしても…」

ルビィ「ぅゆ?」

花丸「ルビィちゃん、しっかり部室見に行ってたんだね〜」

ルビィ「信じてなかったの!?」

花丸「ひょこひょこして可愛いずら〜」

ルビィ「もーう!//」

126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:29:30.16 ID:U+fIxX0c0

花丸「そして、誰よりも先にマルのところに来て報告してルビィちゃん」

ルビィ「略さないで!」

花丸「もーう!なんずら!?可愛さの塊だよ!もうまったくこの子はずら〜!」

ルビィ「目の前にいるのにやめてよ〜!」

花丸「向こうでダイヤさんも頷いているずら!」

ルビィ「お姉ちゃ〜ん…//」

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:30:03.38 ID:U+fIxX0c0

花丸「ちなみに今回、向こうにはダイヤさんと果南さんがいるずら」

花丸「ユニットでのマルのお姉ちゃんたちずら♪」

ルビィ「むぅ!お姉ちゃんは渡さないよ!」

ルビィ「でも、コメンタリー始まってからふたりともニコニコしながらルビィたち見てるけど、どこか変なところあるのかなあ?」

花丸「さあ?あ、フリップ…『頑張って♪』」

ルビィ「はーい!がんばルビィ!」ニコッ

ルビィ「って、あれ?」アセアセ

花丸「お姉ちゃんたちが悶絶してるのは置いておいて画面に戻るずら〜」

ルビィ「だ、大丈夫だよね?」

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:30:36.99 ID:U+fIxX0c0

花丸「千歌さんの勧誘ずら」

ルビィ「うーん…」

花丸「あれ?どうしたの、ルビィちゃん?」

ルビィ「可愛いって言われるのは恥ずかしいけど、嬉しいよ?嬉しいんだけど…」

花丸「ん?」

ルビィ「この時の千歌ちゃんの顔、おじさんみたい」

花丸「あはは、確かに…」

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:31:09.19 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「ちょっとだけ!ちょっとだけやらしいかな〜?なんて!ちょっとだけだよ!」

花丸「わからないでもないずら…」

花丸「今の可愛いからつい〜っていうのも、うん」

ルビィ「いや、でもね!ルビィたちは決して千歌ちゃんを嫌いな訳じゃなくてね!」

花丸「必死にならなくても、ルビィちゃんがそんな子じゃないとみんなわかってるずら」

ルビィ「そ、そうかな…」

ルビィ「(にしても、花丸ちゃんいつも通りだ。変になる原因がこの話のどこかにあるのかな〜?)」

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:31:44.12 ID:U+fIxX0c0

花丸「はい!ダイヤさんのポンコツ可愛いシーン来たずら!!!」

ルビィ「まだだよ!?でも、もう来るけど…」

花丸「ここを語らなくていつ語るかずら!」

ルビィ「お姉ちゃん変かな〜」

ルビィ「ルビィはこういうお姉ちゃん好きだけどな〜」

花丸「そういえばこの時のダイヤさんの見たくない発言もあとあと考えれば辛い話だよね…」

ルビィ「お姉ちゃんも本気で言ってるとは思ってなかったけど…、この話も今度かな?」

花丸「うーむ、ボーダーラインが難しい…」

ルビィ「えへへ、焦らずやってこーよ!」

花丸「うん!」

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:32:21.05 ID:U+fIxX0c0

花丸「果南さんが鞠莉さんと面と向かって再会するシーンだね!」

ルビィ「これ気になってたんだけど…」

ルビィ「鞠莉さんどうやって果南さんの背後に回ったの?入り口は果南さんが見てた方だし…」

花丸「た、確かに!ミステリーずら、事件ずら!」

ルビィ「あ、いや!たぶんだけど果南さんお客さんを相手してたから、そのスキに物陰に隠れてたっていうのが妥当かなって…」

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:32:48.74 ID:U+fIxX0c0

花丸「あー…。そう考えると鞠莉さん可愛いね」

ルビィ「想像してみると…そうだね」

花丸「そう思うと、このちょっぴりシリアスなシーンも違って見えるずら」

ルビィ「でも、鞠莉さんは果南さんへのボディタッチはやっぱり過激だね」

花丸「マルも気を付けなきゃ!」

ルビィ「ぅゆ?」

花丸「放送の方では果南さんのまゆ毛が消えてたりするミスがあったりなかったり…」

ルビィ「えっ?」

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:33:16.29 ID:U+fIxX0c0

花丸「ルビィちゃんがお家でμ´sの特集読んでるとこだね」

ルビィ「そのあと花丸ちゃんも本屋で読んでるシーンが入るよね!」

ルビィ「気になってたんだけどさ!」ズイッ

花丸「わわっ!ど、どうしたのルビィちゃん!」

ルビィ「花丸ちゃんはμ´sでは凛ちゃん推しなの?」

花丸「推し…っていうのはよくわからないけど」ニガワライ

花丸「凛さんは憧れだな〜って感じだよ!」ニコッ

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:33:47.20 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「そっかぁ!じゃあじゃあ!ルビィは花陽ちゃん推しだから、ふたり仲良しのりんぱな推しだね!」

花丸「りんぱな推し?」

ルビィ「花陽ちゃんと凛ちゃんは幼なじみで仲良しなんだ〜!ルビィと花丸ちゃんみたいに!」

花丸「へぇー!なんか嬉しいずら!」

ルビィ「だよね!それじゃあさ!花丸ちゃんが凛ちゃんで、ルビィが花陽ちゃんでコメンタリーしてみよーよ!」

花丸「えぇー!?む、ムチャぶりずらー!」

ルビィ「じゃあ、次のシーンから…」

花丸「えと、えーっと…」

花丸「あ!実は善子ちゃんはここで初めてマルをずら丸呼びをした…」

ルビィ「スタート!!!」

花丸「ずらぁぁぁぁぁ!!!」

135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:34:21.27 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「ぴゃあ!千歌ちゃんたち、μ´sみたいに階段ダッシュしてます〜!ね!花丸ちゃん!」

花丸「(このクオリティはなんずら!?)」

ルビィ「…♪」キラキラ

花丸「え、えーと…そ、そうだね〜」

ルビィ「あれ?花丸ちゃんちょっと緊張してるのかな〜?ルビィもだけど…あはは。でも、ファイトです!」

花丸「(ルビィちゃん、しっかりなりきってるずら。ここでマルが中途半端じゃ…ダメずら!)」

136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:34:49.96 ID:U+fIxX0c0

花丸「大丈夫にゃっ!」

ルビィ「花丸ちゃん!」

花丸「さあ!ルビちん!」

ルビィ「ルビちん…?あ、あー!うんうん!」

花丸「そろそろアイキャッチだけど、後半もテンション上げていっくにゃー!!!」

ルビィ「お、おー!」

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:35:20.26 ID:U+fIxX0c0

花丸「…」

ルビィ「さあ!…あ、あれ?花丸ちゃん?」

花丸「ダメずら、ダメずら、ダメずらぁ!」

ルビィ「ぴゃあああ、じゃなくて、ぴぎゃあああああ!!?」

花丸「これ以上は、こう…いろんな方々にご迷惑をかけちゃうずら!」

ルビィ「あ、確かに…」

花丸「まあ、今のは体験入部ということで。みなさんお許しください」

ルビィ「うまく本編と繋げたね」

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:35:51.87 ID:U+fIxX0c0

花丸「という訳で半分ずら」

ルビィ「開幕千歌ちゃんの躍動感溢れる舞だね」

ルビィ「それはそうと花丸ちゃん?」

花丸「ん?なんずら?」

ルビィ「アイキャッチ前の花丸ちゃんの『こうしない…?』っていうシーンなんだけど…」

花丸「あ、あー…」

139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:36:24.40 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「えっと、そのぉ…前回の善子ちゃんの言葉を借りるなら」

ルビィ「『えっろ…』です」

花丸「あ、あれは、偶然の産物ずら!というかカメラマンさんがやらしいだけずら!マル、なにも悪くないずらぁ!」

ルビィ「聞いた話じゃあのシーンだけ切り出されて、こう、エッチなこと言ってるようにされてるとか…」

花丸「もーう!」

ルビィ「実はここだけじゃない…なんて言えません」

花丸「はぅぅ…探さないでね?」

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:37:00.17 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「梨子ちゃん、一番スクールアイドルとして頑張ってると思います」

花丸「急にどうしたの?」

ルビィ「あのスケジュールもそうだし、作曲もしてるし、時間配分に練習効率とかすごく考えてるな〜って」

花丸「3年生が加入してからは上手く分担されるようになったけど、それまでは梨子さんが頑張ってたね、確かに…」

ルビィ「ということはルビィが屋上でって言った時も、しっかり熱中症にならない程度の時間配分を脳内では計算してたとか…?」

花丸「さすがにあの一瞬じゃどうかな〜?でも、梨子さんならちゃんとマルたちのこと考えてスケジュール組んでくれてたと思うずら!」

141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:37:42.95 ID:U+fIxX0c0

花丸「も、もちろん今はダイヤさんと果南さんの練習メニューにも満足してるよ!うん!」

ルビィ「え?でも、花丸ちゃん前に果南さんのメニュー少し厳しいって言ってたような…」

花丸「る、ルビィちゃん!」

ルビィ「あ」

花丸「か、果南さん落ち込まないで!元々はオラ…マルが体力ないのが悪いんだから!果南さ〜ん!」

ルビィ「な、泣いてる…」

花丸「がなんさ〜ん!」

ルビィ「こっちも!?」

ルビィ「え、えと!サンシャイーン!」

142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:38:14.79 ID:U+fIxX0c0

花丸「もう大丈夫です!」

ルビィ「実は少し時間を…」

花丸「ぶっぶーずらっ!」

ルビィ「振り付けはダイスキだったらダイジョウブ!だね」

花丸「この時ルビィちゃんは千歌『先輩』ずら」

ルビィ「ぅゆ?」

ルビィ「恒例になる歌詞催促シーンだね!」

花丸「これはもはや鉄板ずら」

143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:38:46.87 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「先に歌詞をつけて曲を作るパターンと曲を作ってから歌詞を乗せていくパターンがあるけど、別々の担当だから梨子ちゃんのやり方が優先なのかな?」

花丸「たぶん、梨子さんの優しさだと思うな〜。梨子さんなら曲を作るだけなら何個でも作れると思うし」

ルビィ「千歌ちゃんを焦らせないようにってこともあるだろうしね!」

花丸「今日は梨子さんをベタ褒め回だね!」

ルビィ「梨子ちゃんに感謝だよ!」

144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:39:19.55 ID:U+fIxX0c0

花丸「階段ダッシュ来たずら」

ルビィ「淡島に移動してだからそれなりに大変だけど…」

ルビィ「ここでルビィと花丸ちゃんの恥ずかしいけど、素晴らしい友情劇が…!」

花丸「…」

花丸「る、ルビィちゃんはさ!苦手な先輩っていた?」

ルビィ「えぇっ!?花丸ちゃん!?」

花丸「い、いいからさ!ほら、善子ちゃんが前に言ってたけどマルたち言わなかったじゃない?」

ルビィ「確かに言わなかったけど、無理に言う必要はないような…」

145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:39:51.92 ID:U+fIxX0c0

花丸「マルから言うね!マルは…」

ルビィ「…」

ルビィ「花丸ちゃん!!!」

花丸「うっ」

ルビィ「今日なんかおかしいよ!急に話そらそうとしたり関係ない話をはさんだりしてさ!」

ルビィ「ルビィ、今日の収録楽しみにしてたのに…。花丸ちゃん、変だし…、やっぱり善子ちゃんとの方が」

花丸「ち、違うずら!」

ルビィ「えっ?」

146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:40:23.76 ID:U+fIxX0c0

花丸「善子ちゃんも大切なお友だちだけど、ルビィちゃんはマルを変えてくれた一番大切な友だちだもん!」

ルビィ「だ、だったら隠し事なんかやめてよ!花丸ちゃんがなんで焦ってるのか教えてよ!」

花丸「そ、それは…」

ルビィ「花丸ちゃん…!」

花丸「うぅ…」


花丸『マルと一緒に図書室で過ごしてくれた…』


花丸「ずらぁぁぁぁぁぁ!!!///」カァァ

ルビィ「え」

147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:40:56.87 ID:U+fIxX0c0

花丸「ずらぁ!ずら!ずらぁぁぁ!!」

ルビィ「ち、ちょっと花丸ちゃん!?」

花丸「」シュー

ルビィ「え、えと…」

花丸「か、語り…」

ルビィ「ぅゆ?」

花丸「なんでマルだけこんなに語りのシーンが多いずらぁぁぁぁぁぁ!!?」

ルビィ「ぴぎゃ!?」

148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:41:22.47 ID:U+fIxX0c0

花丸「だいたい冒頭の『空想をふくらませて…』とか『本さえあれば…』とかどんな女子ずら?善子ちゃんのことバカになんかできないよ!むしろこっちの方が重症だよ!」

ルビィ「は、花丸ちゃん…?」

花丸「『胸の扉を…』『いっぱいの光を…』いや〜、ポエムずらね〜」

ルビィ「いや、あの…」

花丸「『大空に放ってあげたかった』…」

ルビィ「…」

花丸「恥ずかしい…///」

ルビィ「る、ルビィは好きだよ?そんな花丸ちゃん」

花丸「ありがとう…でも、今は…そっとしてて…」

ルビィ「う、うん」

149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:42:22.64 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「花丸ちゃんがお姉ちゃんを呼んでたんだね」

ルビィ「そのおかげでルビィはお姉ちゃんに想いを伝えられたんだもんね!」

ルビィ「ありがとう、花丸ちゃん!」ニコッ

花丸「さっきから顔が赤くなるばっかりずら…」

花丸「えと、細かいこと話して落ち着くなら…」

ルビィ「ん?」

花丸「この時、淡島にはAqoursのうち1人を除いて全員集結していたことになります。さあ、それは誰でしょう?ヒントは堕天使です!」

ルビィ「もはや、ヒントじゃないよ!花丸ちゃん!」

花丸「そして、同じ日千歌『さん』へと呼び方が変わるルビィちゃんすごい」

ルビィ「そ、そうかな?」

150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:42:54.37 ID:U+fIxX0c0

花丸「当初はこの3年生のいざこざに心配になる人が多かったはずずら」

ルビィ「特に果南さんはラスボスとか言われてたり」

花丸「あ、知らなかったみたいだね。またショック受けてる」

ルビィ「あはは…」

ルビィ「そして、入部届けを出しまして」

花丸「晴れてルビィちゃんもスクールアイドル部に入部したんだよね!」

151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:43:21.44 ID:U+fIxX0c0

花丸「そして、マルの語りもおしまいにしてください」

ルビィ「このBGMに過剰反応する花丸ちゃん」

花丸「本の世界…」

ルビィ「まあまあ大丈夫だから!ね?」

花丸「でも、この場だから話そうかな」

ルビィ「花丸ちゃん?」

花丸「ルビィちゃん!マルのお友だちになってくれて本当にありがとう!」

花丸「ルビィちゃんに出会わなかったら、マル、言ってたように本の世界に、孤独な世界に閉じこもったままだったと思う」

花丸「胸の扉を開けてあげたいって言ってたけど、それはルビィちゃんがマルの扉を開けてくれたからなんだ!だから、恩返しのつもりだったの!」

ルビィ「花丸ちゃん…」

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:43:47.86 ID:U+fIxX0c0

花丸「でも、ルビィちゃんはマルと一緒に扉の外に連れていってくれるって言ってくれた!一緒に、スクールアイドルをしたいって言ってくれた!」

花丸「ルビィちゃんがいてくれたから今のマルがあるんだよ!ほんとに、ほんとにありがとう、ルビィちゃん!」ニコッ

ルビィ「花丸ちゃん…えへへ」ニコッ

花丸「うふふ」

ルビィ「そういうのがポエマーみたいになっちゃう原因なんじゃないかな?」

花丸「しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ルビィ「あはは…」

花丸「ま、まさか、これがマルに身に付いた一種の中二病的なものずら…?」

ルビィ「善子ちゃんが聞いたら喜びそうだね」

花丸「い〜や〜ず〜ら〜!!」

153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:44:15.74 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「エンディングのルビィと花丸ちゃんバージョンだね!」

花丸「あは、あはは…」

ルビィ「大丈夫?」

花丸「この企画、自分の欠点が見えてくる恐ろしいものだと、今改めて感じたずら」

ルビィ「ルビィもあるのかな?」

花丸「ルビィちゃんは大丈夫ずら!」

ルビィ「そうかな?」

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:44:53.98 ID:U+fIxX0c0

花丸「むしろダイヤさんが悪い意味で目立ちすぎずら」

ルビィ「えぇっ!?お姉ちゃん悪目立ちなの!?」

花丸「全部って訳じゃないけど、当初のイメージとはかなり変わったのも否めないずら」

ルビィ「ぴ、ぴぎぃ…」

ルビィ「でも、花丸ちゃんの気持ちが知れて嬉しかったな!ポエムぽかったけど…」

花丸「それはやめてよ〜!」

ルビィ「大丈夫!できるかできないかじゃない!やりたいか、無意識にやっちゃうかだよ!」

花丸「台無しずらぁぁぁぁぁぁ!!!」

ルビィ「次回は善子ちゃんと…あの人です!お楽しみに!」

花丸「ずらぁぁぁぁぁぁ!!!」

155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:45:24.53 ID:U+fIxX0c0
つづく
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:46:02.55 ID:U+fIxX0c0
次回はもうすぐだし。
頑張ります。
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 23:23:39.51 ID:XgunEEGC0

次回のもう一人がだれかすごく気になる
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 07:40:13.68 ID:KhoyfhBIo
堕天降臨回楽しみや
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 22:18:14.82 ID:mG9SnYzSO
アバンのぬるぬる動く善子好き
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:00:34.25 ID:QnH+b5Ib0
第5話、堕天します。
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:01:45.88 ID:QnH+b5Ib0

善子「くくく。今回もこの堕天使ヨハネの根城に迷いこんだようね?愚かなリトルデーモンたち…」

善子「へっ?ステージ上じゃないから分かりやすく話せ?」

善子「し、しょうがないわね!下等な人間風情に成り下がるのは致し方ないけど、これも地上で人間を欺く…あ、はい。すみません」ペコッ

善子「改めまして、このコメンタリー第5話を担当する津島ヨハ…善子です」

善子「…ていうか!」

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:02:56.04 ID:QnH+b5Ib0

善子「ずら丸たち前回は好き勝手言ってくれちゃってぇ!いいもん、いいもん!わたしだってずら丸たちの悪口いっぱい言っちゃうんだから!」

善子「ず、ずら丸はこの前…え、えと、うーん」

善子「ルビィは…特には」

善子「うーーーん…」

善子「ふっ!運が良かったわね!本当は二人を恐れさせるほどのヤツがあったけれど、今回は見送ってあげるわ!」

善子「あーっはっはっはっはっはー!」

163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:03:25.45 ID:QnH+b5Ib0

善子「…」

善子「あ、あの〜…」

???「んー。あ、なに?善子ちゃん?」キョトン

善子「いや。さっきからわたしばっかりしゃべってるからしゃべらないのかな〜って…」

善子「どしたの、リリー?」

梨子「前回の時から、そう呼んでくれるようになったけど…なんか恥ずかしいな」テレリ

164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:04:09.86 ID:QnH+b5Ib0

善子「い、イヤだった?」アセアセ

梨子「ううん!善子ちゃん、ちょっとつかめない子だなって思ってたけど優しい子なんだって今はちゃんとわかってるし」

梨子「そんな後輩から愛称で呼ばれるんだもの!イヤなわけないよ!」ニコッ

善子「だ、だったらいいんだけど…//」プイッ

善子「それに優しくなんか…」

梨子「とか言って花丸ちゃんたちの悪口言えなかったクセに〜」クスッ

善子「う、うっさい!」

梨子「はいはい」

165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:06:54.01 ID:QnH+b5Ib0

善子「最近ユニット練習とか増えてから、リリーがわたしの扱いに慣れてきてる気がする」

梨子「気にしちゃダーメ♪」

善子「もう…。それより!なに考え事してたの?話がかなりそれちゃった」

梨子「そうだったね!ごめんごめん!」

梨子「今回の組分けのことなんだけど千歌ちゃんに『需要あるから!』って組まされたじゃない?」

善子「そういえばそうね」

166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:07:34.06 ID:QnH+b5Ib0

梨子「結成してから、わたしと善子ちゃんってそこまで接点なかったよね?」

善子「まあね」

梨子「需要って…なに?」

善子「さあ?」

梨子「あ。オープニングももう終わっちゃうわね」

善子「ほんとだ!リリーと話してると時間が経つのが早く感じちゃうかも!」ニッ

梨子「(こ、この子は〜!)」

梨子「ありがと♪じゃ、第5話!」

善子「はりきって行くわよ!」

167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:08:24.32 ID:QnH+b5Ib0

梨子「タイトルから善子ちゃん回だよね」

善子「『ヨハネ堕天』!」

梨子「でも、今は堕天使は押さえてね?」

善子「はーい」

梨子「毎度恒例になっちゃったし、向こうのメンバーの紹介もしとこっか」

善子「そうね!」

善子「今回は…あれ?」

168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:08:52.63 ID:QnH+b5Ib0

梨子「連続だからかな?あはは…」ニガワライ

善子「えと、マリーと不機嫌そうなダイヤさんよ!」

梨子「Guilty Kissのメンバーが揃ったね」

善子「マリーがこっち来たそうにしてるけど」

梨子「という感じのメンバーでコメンタリー進めていきますよー!」

善子「リリー、やっぱりユニットメンバーの扱い慣れてきてるわ…」

169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:10:53.95 ID:QnH+b5Ib0

善子「ずら丸の未来ずら、爆誕」

梨子「メンバーになった次のお話から花丸ちゃんの個性が爆発しちゃったね」

善子「わたしのパソコンには触れさせられないわ」

梨子「このときは電源をいきなり落とされるし、機械オンチ…以前の問題かな?」

梨子「にしても、どうして『ずら丸』?」

善子「ずらずら言ってるからだけど?」

梨子「やっぱりか…」

梨子「花丸って呼んであげないの?」

善子「なっ//」

梨子「花丸ちゃん、呼んでくれたら喜ぶと思うけどなあ」

善子「い、今さら呼び方変えても…」ボソッ

梨子「(しっかり聞こえてるけど、スルーしてあげよっかな?)」

170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:11:33.74 ID:QnH+b5Ib0

梨子「そして、屋上ね」

善子「千歌さんの地味地味発言ね」

梨子「全然地味じゃないのにね?」

善子「まったくよ!でも、千歌さんがそう思ってるならそれでわたしはいいんじゃないかって思ってるわ」

梨子「どうして?」

善子「個人の自由ってヤツ。その分、わたしたちが千歌さんのことをどう思ってようが関係な…、な、なに?」ナデラレ

梨子「ううん、ほんと良い子だな〜って」ナデナデ

善子「や、やめろ〜//」バッ

梨子「あらら」

171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:12:13.49 ID:QnH+b5Ib0

善子「それよりも…!」

善子「ファイブマーメイド…!」

梨子「わたしの黒歴史ね、はぅ…」

善子「設定まで考えちゃうんだもんね」

梨子「ああ、善子ちゃん混ざりたかった?」

善子「そ、そんなわけ!」

梨子「気づかなかったけどしっかり途中から善子ちゃんも写ってたんだね」

善子「気づいたのはずら丸だけでした」

梨子「まさにはなまるだね?」ニコッ

善子「リリー、テンション高くない?」

梨子「き、気のせいじゃないかな?//」アセアセ

172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:12:48.91 ID:QnH+b5Ib0

梨子「これわたしたちも謎なんだけど…」

善子「ん?」

梨子「この時の時間って放課後なの?」

善子「たぶん、放課後だと思う…」

善子「違和感はわたしが学校に急に来たっていうのが原因だと思うし」

梨子「そうなのかな?」

梨子「善子ちゃん、この時先生たちには報告したの?」

善子「ずら丸と契約してから」

梨子「ふむふむ…」

173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:13:49.40 ID:QnH+b5Ib0

善子「ほんとは朝から学校に来てたけどみんなに変なこと言われるんじゃないかってずっと隠れてたなんて言えない…」ボソッ

梨子「言わないと思うけどな〜」

善子「はっ!なぜ、わかったの?リリーはまさか、超能力の使い手!?」

梨子「まさか!善子ちゃん、これこれ」

善子「これって…あ」

梨子「マイクあるのに…バレバレだよ?」

善子「や、やってしまったあああああ!!」

174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:14:44.25 ID:QnH+b5Ib0

梨子「普段、生放送とかしてるのに」クスッ

善子「むぅ!」

梨子「じゃあ、リリー先輩が善子ちゃんのこの時の心境を代弁してあげましょう!」

善子「なっ!?」

梨子「アバンの善子ちゃんからして、そろそろリア充になるため行動しなくちゃ!でも、あんな自己紹介しちゃったからクラスのみんなにどう思われてるか心配だ!」

梨子「じゃ、偵察してみよう!闇に紛れるなんて堕天使っぽい…あ、ダメダメ!そういうのはやめないとリア充には…!」

梨子「学校に来てみたけど、顔出しづらい。先生にも報告しづらいし隠れてよ、学校に来たのにひとりご飯…」

梨子「放課後か…。ここじゃ、誰か来ちゃいそうだから別の場所に行こうかな?屋上…とか?」

175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:15:24.77 ID:QnH+b5Ib0

梨子「はい!ここで善子ちゃん!」ビシッ

善子「へっ?え、えっと…」ビクッ

善子「『なんでこんなところに先客が…!』って!」

梨子「どうだった?」

善子「だいたい合ってるわよ!いや、ほんとにエスパーなの?」

梨子「だってわかりやすいし、善子ちゃん」クスッ

善子「くっ。リリーには敵いそうにないわ」

176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:16:07.45 ID:QnH+b5Ib0

梨子「そして、善子ちゃんの登校」

梨子「なんでだろう、今見てると涙が…」

善子「なんで!?」

梨子「と、まあ」

善子「切り替え!」

梨子「今じゃ考えられないよね?『わたしは善子よ!』なんてね」

善子「べ、別に」

梨子「でも、そういう善子ちゃんわたしは嫌いじゃないよ?はじめは苦手だったけど…今はほんとに可愛い後輩だなって思ってるよ♪」ニコッ

善子「うっ//」

善子「(こ、この先輩は〜!)」

善子「くくっ。リリーもヨハネの美しさの虜になったようね?それでこそ、我がリトルデーモンだわ」

梨子「リトルデーモンになった覚えはありません♪」

177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:16:46.33 ID:QnH+b5Ib0

善子「部室に降臨!」

梨子「降臨場所は机の下だけどね?」クスッ

善子「たまたまよ!たまたま!」

梨子「はいはい」

梨子「今の回想の善子ちゃんって中学の時の?」

善子「そうだけど」

梨子「自分でフリルつけたの?」

善子「ま、ママ…お母さんが!」

善子「って、なんなのよ!」

梨子「いや、別に…ふふ♪」

善子「今日のリリー、なんか意地悪」

梨子「そんなことないよ〜」

178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:18:10.19 ID:QnH+b5Ib0

梨子「ある場所から仕入れたんだけど…」

善子「なーに?」

梨子「わたしと善子ちゃんの…変顔?似てませんか、ってお話を聞いたんだけど」

善子「そうかしら?気にしたことなかったけど」

梨子「今の、アイデンティティーが…はっ!善子ちゃんと…えーっと、たしか…」

善子「ネーミング…」

梨子「あ、次の6話のシーンのわたしね」

善子「あそこか」

梨子「気になった人は確認してみてね?ちなみに、わたしはしたくありません」

善子「あはは…」

梨子「そして、今の千歌ちゃんの善子ちゃん勧誘シーンは、ダイヤさんとの生徒会室で口論の机乗りだしシーンに似てるし、偶然なのかな?」

善子「わたしたちの共通点は…つり目?」

梨子「まさか…ね?」

179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:18:36.24 ID:QnH+b5Ib0

善子「気づけばアイキャッチ入って半分ね」

梨子「最初に言ったように善子ちゃんと話してると時間が早く感じるかもね」

善子「前のわたしじゃ考えられないわ」

梨子「たしか、先輩は苦手だったって言ってたっけ?」

善子「中学じゃ接点すらなかったし」

善子「リリーたちみたいな先輩に出会えて良かったわ」

梨子「どういたしまして…かな?」ニコッ

180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:19:14.76 ID:QnH+b5Ib0

善子「じゃあ、今度はこっちから質問いいかしら?」

梨子「そういえばわたしが聞いてばっかりだったね。いいよ!なにかな?」

善子「あんがと」

善子「これからもそんなシーンが多いけど…。リリーが犬が苦手な理由って?」

梨子「あはは…聞いちゃいますか」

善子「このあとの堕天ジャンプをツッコミ入れるよりはマシじゃない?」

梨子「まあ、たしかに…」

181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:19:57.42 ID:QnH+b5Ib0

梨子「うーん…理由か」

善子「小さい頃に追いかけまわされた…とか?」

梨子「そんなことはなかったんだけど…」

善子「次の6話の話を今するのもあれだけど、松月のわたあめも無理だったでしょ?ほら、この前もそこにいる二人にご馳走してもらった時も…」

梨子「和菓子やケーキどころじゃなかったなぁ…」

善子「牙とかなんとか…」

梨子「話さなきゃダメ?さっきから鞠莉さん、ニヤニヤしながら聞いてるんだけど」

善子「な、なにかあった時は助けるわよ。わたしが聞いてるんだし」

梨子「約束だからね!」テヲギュッ

善子「う、うん//さ、さっさと言いなさい!」

梨子「ごめんなさい!」パッ

182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:20:27.74 ID:QnH+b5Ib0

梨子「たしか、かなり小さい頃かな?その時にテレビで動物特集みたいなのがあって内容が…」

梨子「たしか、警察犬」

善子「ああ」ニガワライ

梨子「訓練の様子とか特集されてて、初めて意識して見た犬のシーンがそこで…、あのかみつくヤツ」

善子「なるほど」

梨子「やっぱり小さい時に受けた印象ってかなり強くて、画面には怖い顔で牙をたてる警察犬とうなり声…」

善子「インパクトが強すぎたわね…」

梨子「それ以来怖さが抜けなくてね」ニガワライ

183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:21:04.52 ID:QnH+b5Ib0

善子「なんか悪かったわね?イヤなこと思い出させちゃって…ごめんね、リリー」

梨子「ううん、いいの。それに、少しずつだけど変わっていかなきゃって思ってるし」

善子「リリー…!」

梨子「目標は卒業までにしいたけちゃんを完璧に察知できるようになること!」

善子「触れるとかじゃないの!?」

梨子「背後取られたらダメ!ってダイヤさんも言ってたし!」

善子「えー…、あ、うなづいてる」

梨子「ま、そういうこと♪」

184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:21:39.12 ID:QnH+b5Ib0

善子「Aqours堕天…!」

梨子「このときほどやってしまったと思ったことはないわ」

善子「実際言ってたしね?」

梨子「そういえば、善子ちゃんとその台詞も被ってたわね」

よしりこ「やってしまったあああ!!!」

よしりこ「…」

よしりこ「ふふっ」クスッ

善子「ま、あんな急にランクが上がったらテンションも上がるわよね?」

梨子「あの一瞬だけね」

善子「やっぱりリリー意地悪ぅ」ムスッ

185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:22:10.70 ID:QnH+b5Ib0

梨子「コメントがルビィちゃんで溢れかえる…!」

善子「からのリトルデーモン4号!」

よしりこ「…」ボーッ

よしりこ「…おお」

梨子「可愛いわね」

善子「悪魔級ね」

善子「前にネットで見たんだけど、ルビィが最後にした決めポーズが某名探偵少年と被るって言われてたわ」

梨子「わたしは動画サイトでこの決めポーズに移る瞬間にダンサーの人に変わるパロディを見たわ」

善子「なんかあのダンサーさんいろんなとこに出没してるわよね」

梨子「キレキレなんだけどね」

186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:22:46.87 ID:QnH+b5Ib0

善子「出没と言えば、マリーはあのボンバヘッ!を言ったあとどこに消えたの?」

梨子「消えたよね、視界から」

善子「窓もドアが開く音もなかった…!つまり、事件?」

梨子「見た目が子どもで頭脳も平均なわたしたちじゃ解決は難しい…かな?あはは」ニガワライ

善子「あとダイヤ、わたしたちに塩送りすぎ」

梨子「優しいよね、ダイヤさん」ニコッ

187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:23:22.72 ID:QnH+b5Ib0

梨子「じゃあ、今度はわたしが質問!」

善子「どぞ」

梨子「夕方、みんなで海辺で話してたときに堕天使はやめるって言ってたじゃない?ほんとにやめるつもりでいたのかな?」

善子「むー!ほんとにいじわリリーね!」

善子「そうね…」

善子「やめるつもりだった…と思う」

善子「わたしの生放送に来てくれてるのはわたしをわかってくれてる人たちだったから、そんなイヤなことはなかったし」

善子「でも、あんな風に数字として評価がわかるとやっぱりダメージが大きくて。堕天使を否定されたというよりは、わたしを否定されたような気がしちゃって…」

梨子「そっか」

188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:24:01.66 ID:QnH+b5Ib0

善子「それをあなたたちは…」

梨子「これも千歌ちゃんのおかげだね?」

善子「ほんっとあの人には敵わないわ」

梨子「千歌ちゃんは他のみんなのことしっかり見てるからね…ってこれは善子ちゃんも言ってたね?」

善子「ええ。だからわたしたちメンバーが、千歌さんが気づいてくれる以上に気づいてあげなきゃね」

梨子「千歌ちゃんの普通じゃない、素晴らしいところをたくさん…伝えていこう」

善子「ダイヤさん、マリー?今のは千歌さん以外には…言わなくてもわかるか」

梨子「Aqoursだもの!当然だよ!」ニコッ

善子「そうね!」ニコッ

189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:24:28.85 ID:QnH+b5Ib0

梨子「善子ちゃんと花丸ちゃんの幼少期…!スモックがよく似合ってるな〜」

善子「ちっちゃい頃はだいたいあんな感じでしょ?」

梨子「わたし、覚えてないから…」

善子「り、リリーのツインテも可愛かったわよ!」

梨子「ツインテールか、そういえば前の撮影で善子ちゃんはツインテールにしてたね?」

善子「あの子にしか見えないとどれほど言われたか」

梨子「その子の名は…!」

善子「まだ発表しませ〜ん」

梨子「もう少しでわかるしね?」

190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:25:01.33 ID:QnH+b5Ib0

善子「思ったんだけどさ」

梨子「ん?」

善子「あなたたち、沼津にいるわたしのところにあの衣装で来たじゃない?あれって…」

梨子「着ていくわけないでしょ!曜ちゃんのおうちに置いてたから…」

善子「でも、そこで着替えてから来たんでしょ?」

梨子「あー!思い出させないで!」

善子「やっぱり…」

梨子「堕天使でいてもらうっていうのは賛成だったんだよ?だけど、千歌ちゃんが…」

梨子「『堕天使をやめてほしくないって気持ちを伝えるなら、こっちも堕天使の心構えを持ってぶつからなきゃ!』って言って、曜ちゃん、ルビィちゃんと続いて…」

善子「ありがたかったけど…お疲れさま、リリー」

梨子「はぅ…」

191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:25:38.56 ID:QnH+b5Ib0

善子「そして沼津巡礼ダッシュ」

梨子「同時に恥さらし」

善子「端から見たら異様な光景よね」

梨子「普通の私服の女の子を、コスプレっぽい衣装で追いかけ回す構図」

善子「カオス」

梨子「も、もともとは善子ちゃんの足が意外と早いのがいけないのよ!」

善子「そこなの!?」

192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:26:17.65 ID:QnH+b5Ib0

梨子「引きこもりだったくせにぃ」

善子「な、夏コミで鍛えたのよ!」

梨子「今度一緒にいきましょ!!」

善子「いいわよ!!!」

善子「…」

善子「え?いいの?」

梨子「あ」

193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:26:48.93 ID:QnH+b5Ib0

善子「リリー、一緒に来てくれるの?あの地獄に…」

梨子「え、えと、その〜」

善子「来て…くれるの?」

梨子「うーーーーーん…」

善子「リリー!」

梨子「や、やっぱり、考えさせて…」

善子「は、早めに教えてね?ホテルとか、切符とか決めなきゃいけないから」

梨子「う、うん」

梨子「(勢いでなに言ってるのわたし!?)」

194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:27:20.30 ID:QnH+b5Ib0

善子「こうして、堕天使はAqoursに加わりました!」

梨子「雑!」

善子「振り返ってみたら今回のコメンタリー、わたしとリリーが駄弁ってるだけだったし」

梨子「た、たしかに…」

善子「ま!楽しかったし、よしッ!」ニコッ

梨子「なら…良かった!」ニコッ

195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:27:46.99 ID:QnH+b5Ib0

梨子「善子ちゃんソロエンディング!」

善子「びっくりした…」

梨子「やっぱり言えることは言っておかないとね」

梨子「善子ちゃんといっぱいおしゃべりできて、わたしも楽しかったな〜!」

善子「えへへ」

梨子「さて…」

梨子「最後くらいしっかりやって終わりましょうか!」

善子「うん!そうね!」

196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:28:20.70 ID:QnH+b5Ib0

梨子「ということで、今回のコメンタリーはここまでです!おしゃべりが多くてすみませんでした!」

善子「もしかしたら今回みたいなコメンタリーが続くかもだけど、あまり気にしないでくれると助かるわ!」

梨子「わたしたちも堅苦しく今のシーンがあーだこーだって言うよりは、そのシーンの裏話とか話す方が面白いし」

善子「まだまだ始まったばかりだけど、最後までお付き合いよろしく頼むわ!」

梨子「担当させてもらいました、桜内梨子と!」

善子「津島…ヨハネ!!」

197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:28:52.84 ID:QnH+b5Ib0

梨子「ふふっ♪来週は千歌ちゃんと〜?」

善子「果南さんです!」

よしりこ「お楽しみに!」

よしりこ「バイバーイ!」

よしりこ「…」

よしりこ「(息バッチリ合った…)」

198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:29:24.12 ID:QnH+b5Ib0
つづく
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:29:50.13 ID:QnH+b5Ib0
それではまた来週に。
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 02:34:40.47 ID:IJtmxOWSO
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 10:51:59.47 ID:J1piS8lSO
Eテレで1期放送
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 22:46:10.83 ID:v4NWLsqSO
はよ
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/11(金) 02:14:00.84 ID:MEszWmt5O
作者です
先週の分は申し訳ない
なにぶん製作時間が取れず…
気長に待っていただけるとありがたいです
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 21:15:34.54 ID:h6FptgHSO
待ってる
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 10:46:37.26 ID:+WCaIwqSO
刺身に呆れた後夏みかんって言うときに声変わる千歌ちゃんかわいい
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/26(土) 12:39:54.90 ID:DRZkOAZl0
長らくお待たせしました!自分から一週間ずつと言っておきながら、このような体たらく…。誠に申し訳ありません!
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/26(土) 12:42:46.68 ID:DRZkOAZl0
更新についてですが、なんとか時間見つけてでも全話分を書ききりたいので更新されてるラッキーくらいで読んでいただけると幸いです!
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/26(土) 12:43:25.25 ID:DRZkOAZl0
それでも、6話投下していきます!
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/26(土) 12:44:33.54 ID:DRZkOAZl0

果南「はい!という訳で始まりました!第6話コメンタリー!」ギュー

千歌「あ、あの〜」

果南「お相手はわたし松浦果南と、わたしの大切な妹分の高海千歌でお送りいたします!」ギュー

千歌「果南ちゃ〜!」ジタバタ

果南「今回のお話はなんと言っても、この千歌が大活躍しちゃうお話です!」

千歌「むぅ〜!果南ちゃ〜ん!!」ガーッ

果南「わわっ!?どうしたの、千歌?」

210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/26(土) 12:45:07.42 ID:DRZkOAZl0

千歌「いや近いし!てか、ハグしっぱなしだし!」

果南「わたしは離れないし放さないよ!」

千歌「そんな言葉遊びはやめなさい!」

果南「だ、だってぇ〜!」

千歌「ほら!元の場所にぃ…戻ってぇ〜!」グィー

果南「い〜や〜だ〜!」ギュー

千歌「だ〜い〜た〜い〜!」グィー

果南「むーっ!」ギュー

211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/26(土) 12:45:41.61 ID:DRZkOAZl0

千歌「この前のコメンタリーの時にルビィちゃんから連絡来たと思ったら、果南ちゃん急にウチに来てハグしてくるし!」

千歌「聞いても謝るだけだし。理由はダイヤさんたちに聞いたけどさ」

果南「もう千歌を悲しませたくないの〜!」

千歌「だ〜か〜ら!もう悲しくないってば!果南ちゃんたちと一緒にスクールアイドルできてるんだし!」

果南「でも、でも〜」

千歌「果南ちゃんこんな感じだったっけ…」ニガワライ

千歌「(8話とか絶対見せられないじゃん。果南ちゃんがいないとこで泣いちゃってたし)」

果南「うぅ…」

千歌「(でも、ここまでわたしのこと心配してくれてたんだと思うと素直に嬉しいな…)」

212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/26(土) 12:46:14.89 ID:DRZkOAZl0

千歌「じゃあさ!これからもわたしの力になってよ!今までと同じようにさ!」ニッ

果南「千歌…」

果南「わかった!」ニコッ

千歌「改めまして…」

千歌「コメンタリー始めてくよ〜!」

果南「お〜!」

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