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【安価】ミリP「いつかの恋愛シミュレーション」
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43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 17:56:11.04 ID:VtrGvjn+0
ナデナデ
朋花「…何をしているんですか?」
P(な、なんだか微笑んでいるのに目が笑ってないぞ…?それにドス黒いオーラが出て…)
P「いや、あの、信頼を深めるためにスキンシップをと」
朋花「信頼、ですか」
朋花「たった今なくしてしまいましたね〜?」
P「」
朋花「何か言うことはないですか?」
P「…ごめんなさい…」
朋花の機嫌を損ねてしまった…。
〜場所移動・午前〜
小鳥『どこに行きましょうか?
>>44
』
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 17:57:13.18 ID:1JRGnZBro
中庭
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 17:59:29.14 ID:VtrGvjn+0
場所移動についての説明は此方になります
>>22
再安価下
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 18:01:14.40 ID:1JRGnZBro
何だ、学園モノじゃないのか(^^;
安価下
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 18:04:49.54 ID:/kgEVM3wo
ドレスアップルーム、雪歩
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 18:22:25.17 ID:VtrGvjn+0
レッスン前にドレスアップルームを覗いていくことにした。
P「ジュリア、何やってるんだ?」
ジュリア「プロデューサー!見ての通り飲み物飲んでるんだよ。この部屋に置いてある飲み物毎日変わるんだぜ?凄いよな」
P「おお、それは凄いな。今日のメニューはなんだ?」
ジュリア「コーヒー。インスタントなんだろうけどさ、何でかすっごく美味いんだ」
P「ほお…」
P「1.一口貰ってもいいか?
2.俺も飲んでみよう
3.実は俺コーヒーに拘りがあるんだ」
安価下
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 18:26:10.14 ID:A5B1Z70ko
1
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 18:45:27.10 ID:VtrGvjn+0
P「一口貰ってもいいか?」
ジュリア「これを!?」
P「それを」
ジュリアがあまりにも美味しいということを強調するから、一口飲んでみたくなった俺はジュリアにそうねだった。
が、ジュリアは何故か驚いている。しかも顔が赤くないか…?
ジュリア「プ、プロデューサーが堂々とセクハラするような奴だとは思わなかった!」
P「セクハラ?なんの話…」
P「…」
P「…間接キスか?」
ジュリア「今気がついたのか!?信じられないよもーっ!」
ジュリアは更に顔を赤くすると飲みかけの紙コップを強めにテーブルに置いた。
ジュリア「あたしはもう行くから飲みたきゃ飲め!バカプロデューサー!」
P「あっ、ジュリ…」
P(な、なんか俺も恥ずかしくなってきた…流石にこれは飲めないな…)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 18:56:02.20 ID:VtrGvjn+0
〜レッスンルーム〜
今日は体力作りのメニューの後に本格的なダンスのレッスンが始まる。
先ずは柔軟体操からだが、アイドルは三人いるから一人余ってしまうので誰かと一緒に柔軟体操をしようと思う。
さて誰と組もうか…。
1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花
安価下
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 18:58:37.38 ID:/kgEVM3wo
3
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 19:40:41.00 ID:VtrGvjn+0
P「よし、朋花は俺と柔軟するってことでいいか?」
朋花「ええ、勿論ですよ〜」
P「雪歩とジュリアも二人で始めてくれ」
雪歩「はい」
ジュリア「ああ」
朋花「では早速始めましょうか、プロデューサーさん」
そう言うと朋花は俺に背を向け開脚して座った。俺はその背中をゆっくりと押していく。
P「おお…おお?」
P「朋花、そろそろ身体が床につきそうだけど辛かったら言うんだぞ」
朋花「平気ですよ〜」ペタン
P「おお、凄いな朋花!」
朋花「悪い気はしないですね、ありがとうございます〜」
P「普段から柔軟したりしてるのか?」
朋花「アイドルになると決めたその日からしていますよ〜。子豚ちゃん達を喜ばせる為には地道な努力が必要ですから〜」
P「1.偉いと思う
2.これからもその調子で
3.俺も喜んでいる」
安価下
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 19:42:27.19 ID:A5B1Z70ko
3
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 20:02:14.39 ID:VtrGvjn+0
P「そっか、俺も今とても喜んでるよ」
P「朋花が地道な努力をしていることも、その先に華々しいステージがあるであろうことも…」
P「いや、あるであろうじゃない!あるんだ!」
朋花「ちょっとプロデューサーさん?一人で白熱しすぎですよ〜?」
P「あ、ごめん。嬉しすぎて盛り上がっちゃったよ…」
P(恥ずかしいな…)
朋花「うふふ、小さな子供みたいですね」
朋花「でも、そう言って貰えるのは私も嬉しいです〜。私の言葉でプロデューサーさんが嬉しくなる、プロデューサーさんの言葉で私が嬉しくなる。素敵なことだと思いませんか〜?」
朋花の笑みがいつもより柔らかい気がする。俺の顔も、少し熱い気がする。
俺は照れを誤魔化すように力一杯表情筋を動かして笑った。
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 20:03:37.79 ID:VtrGvjn+0
〜場所移動・午後〜
安価下
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 20:05:33.59 ID:ul1TzwR30
ドレスアップルーム
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 20:16:57.51 ID:VtrGvjn+0
俺は帰る前にドレスアップルームに寄っていくことにした。誰かいるだろうか…。
P「って誰もいない…」
テーブルの上を見て今朝のことを思い出す。紙コップは誰かが片付けたようでもう無かったが、記憶は鮮明に残っている。
ジュリア「げえっ!プロデューサー!?」
振り返るとジュリアがいた。
ジュリアもテーブルの上を見ている。今朝のことを思い出しているのだろう。
なんだか気まずいぞ…。
ジュリア「なあ、プロデューサー」
P「な、なんだ?」
ジュリア「その…」
そう言ったきりジュリアは黙ってしまった。
どうしようか…。
1.コーヒーを二人分入れる
2.飲みかけのコーヒーを一口あげる
3.飲んでないよという
安価下
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 20:18:06.63 ID:N6g+q6QBO
1
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 20:43:25.52 ID:VtrGvjn+0
俺はコーヒーを二人分淹れると、片方をジュリアに差し出した。
P「飲むか?」
ジュリア「ああ、うん。ありがとう」
二人でコーヒーを飲む。確かにこれはかなり美味しい。
P「さっきも最初からこうすれば良かったのにな…ごめんな」
ジュリア「それは…それはもういいよ」
ジュリアは俯いてもごもごとそう言うと、顔を上げてニッと笑った。
ジュリア「あんた鈍感って言われない?」
P「う、うーん…言われないかなあ…」
ジュリア「はは、絶対嘘!まあ今回はこのコーヒーに免じて許してやるよ」
それはジュリアなりの照れと気まずさの払拭なのだろう。俺も彼女のように歯を見せてニッと笑う。
P「許してくれて嬉しいよ」
ジュリア「今後は気をつけろよ〜?
…特に、あたし以外にはさ、そういうこと」
P「大丈夫だって」
ジュリア「ならいいけどさ」
二人でコーヒーを飲んだ後はジュリアを駅まで送ってから帰った。
今朝のことについてちゃんと話せて良かった。
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 20:45:34.10 ID:VtrGvjn+0
〜四日目〜
小鳥『アイドルタッチモードの時間です!
さあ、どの子をタッチしましょうか?
>>62
』
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 21:06:42.02 ID:DcRhtSEyo
貴音
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/08(土) 21:08:00.75 ID:ftAf1VucO
ジュリア
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 21:28:09.37 ID:VtrGvjn+0
今日はここまでにします。付き合ってくださりありがとうございました。
次回ジュリアのタッチモードから始めます。
65 :
◆NdBxVzEDf6
[sage]:2017/07/09(日) 00:00:21.73 ID:D8q2xTrN0
小鳥さん姿が見えないと思ったら.....
乙です
>>1
音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/hFRWAa5.jpg
http://i.imgur.com/ElSKgHB.jpg
>>13
天空橋朋花(15) Vo/Fa
http://i.imgur.com/INvW58q.jpg
http://i.imgur.com/taxileR.jpg
ジュリア(16) Vo/Fa
http://i.imgur.com/5tJ1lNT.jpg
http://i.imgur.com/RFKYqp1.jpg
萩原雪歩(17) Vi/Pr
http://i.imgur.com/rc51YEX.jpg
http://i.imgur.com/ntRDBzE.png
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 13:30:59.76 ID:o9tCaWa50
1
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/10(月) 20:56:57.63 ID:oGP7vJRv0
P「おはようジュリア、昨日は問題なく帰れたか?」
ジュリア「ああ、送ってくれてありがとうな」
P「…」
ジュリア「…」
P「なんか、誤解を生みそうな会
ジュリア「バカプロデューサー!」ゲシッ
頭部、上半身、下半身のどこにタッチしようか?
安価下
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 21:08:47.53 ID:90ESCx8Uo
上半身
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 21:10:15.36 ID:YjIgbBYho
下半身!
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 21:13:08.58 ID:scI8QV1GO
全身!
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/10(月) 21:27:58.95 ID:oGP7vJRv0
>>65
画像ありがとうございます!
ジュリア「プロデューサー?どうしたんだよいきなり肩なんか揉みだして」
P「ジュリアは頑張ってるなあと思ったらなんか勝手に身体が」
ジュリア「唐突すぎだろ…。まあ、嬉しくないこともないけど、さ…」
P「そうかそうかそれは良かった」グリグリ
ジュリア「あーそこ気持ちいい。ありがとなプロデューサー、後であたしも揉んでやるよ」
P「お、それは楽しみだな」
〜場所移動・午前〜
エントランス、控え室、事務室、ドレスアップルームのどこに行こう?
安価下
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 21:30:33.00 ID:xmIXXRBvO
控え室 ジュリア
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 21:52:38.47 ID:scI8QV1GO
熱いぷぅちゃん攻略の流れ
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/10(月) 21:55:41.54 ID:oGP7vJRv0
俺はレッスン前に控え室に寄って行くことにした。
控え室に入ると、ジュリアがホワイトボードになにやら書いている姿が見えた。
P「ジュリア、何やってんだ?」
ジュリア「プロデューサー。今日の意気込みを書いてるんだよ」
よく見ると、ホワイトボードには色とりどりのペンで絵や文字が書いてあった。
筆跡が様々なところを見ると、皆自由にここに書いているのか…知らなかったな…。
P「で、ジュリアは何を書いたんだ?」
ジュリア「今日もロックにいく!って書いたんだ。いいだろ?」
得意げなジュリアの横には勢いのある書体で『今日もロックにいく!』という文字とギターのイラストが描かれていた。
P「1.ギターのイラストいいな
2.ジュリアらしくて好きだな
3.ロックにいくってどういう意味だ?」
安価下
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 21:58:53.64 ID:gug9B67u0
2
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 21:58:55.54 ID:scI8QV1GO
1
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/10(月) 22:11:42.20 ID:oGP7vJRv0
P「ロックにいく…か。ジュリアらしくて好きだな」
ジュリア「そ、そうか?そう言ってもらえて嬉しいよ」
P「ああ、ジュリアが最高に好きなもので最大の武器だもんな!」
そう言うと俺もペンを持ってジュリアの隣に文字を書き始めた。
ジュリア「ろっくなじゅりあをぷろでゅーすするぞ…」
P「どうだ?」
ジュリア「どうだ?って…
…他の奴に焼きもち妬かれてもしらないぞ」
P「やっぱジュリアのことだけ書いたらマズイかな?」
ジュリア「マズ…ううん、何でもない。そのままでいいんじゃないか?」
P「え?でも今マズイって言いかけなかったか?」
ジュリア「気のせいだよ」
ジュリアは照れたように唇を尖らせて目を逸らしている。
いや今明らかにマズイって…。な、なんだ?意地悪されてるのか?
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/10(月) 22:24:31.54 ID:oGP7vJRv0
今日はこのシアターが設立されて初めて公演が行われる日だ。
舞台に立つのは未来、静香、翼の三人だけだが、他のメンバーも裏方としての仕事がある。つまり、この公演は皆で作っていると言っても過言ではない。
雪歩「お、お客さんがこんなに…男の人も…うぅ…」
P「大丈夫か雪歩?少し休むか?」
雪歩「へ、平気ですぅ!私も…いつまでも苦手なことから逃げないで頑張りたいです」
ジュリア「いいなユキ!その心意気だ!いざとなったら皆で助けに入るからさ」
朋花「そうですよ雪歩さん。みーんな子豚ちゃんだと思えば可愛いものですよ〜」
雪歩「こぶ、た…?ええと、それは観客をカボチャだと思えばいいとかそういう類の…?」
P「三人とも、話してるところ悪いけれど…」
三人には舞台に立ってもらって前説をしてもらう予定だ。
しかしただ前説をするだけというのも勿体無い。
短い時間だが、誰かに何かをやってもらいたいな…。
1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花
安価下
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 22:26:01.95 ID:xPjqRM8y0
3
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/10(月) 23:00:18.60 ID:oGP7vJRv0
P「朋花、急で悪いんだが前説の時に舞台に立つだろう?短い時間だが、その時に客を惹きつける何かをやって欲しいんだ」
朋花「本当に急ですね〜。出番も迫っていますし、何をしろと〜?」
P「朋花の得意なこと、とか…。俺はさ、お前達が一人でも多くのお客さんの印象に残って欲しいんだよ」
朋花「ふふ、ダメプロデューサーさん。舞台経験のない、緊張状態にあるかもしれないアイドルにそんなことを言うなんて」
P「や、やっぱダメだよな。ごめんな急にこんなこと頼んじゃって」
朋花「いいですよ〜?」
P「えっ」
朋花「あら〜?聞こえなかったんですか?いいと言ったんですよ〜」
朋花「聖母の実力、見せてあげます〜」
朋花は目を細めて笑っていた。暗い舞台裏で朋花の瞳だけが輝いているようで、惹きつけられて離れられない。
前説の時間になると朋花達三人はライトの中へゆっくりと歩みを進めて行った。
緊張している様子の雪歩とジュリアに笑いかけ、一歩前に出た朋花は…。
P「はっ!?」
朋花「プロデューサーさん、そろそろ本番が始まりますよ。いつまでもボーッとしてないでくださいね〜?」
客席からは「朋花様ー!」という歓声が上がっている。
朋花は一体何をしたんだ?思い出せない…。
朋花「プロデューサーさん」
P「は、はい!」
朋花「プロデューサーさんは子豚ちゃんになる必要はありませんからね〜」
俺は本当にどうなっていたんだ…?
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/10(月) 23:00:56.84 ID:oGP7vJRv0
〜場所移動・午後〜
安価下
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/10(月) 23:02:42.26 ID:gug9B67u0
事務室 朋花
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/10(月) 23:14:19.33 ID:oGP7vJRv0
今日はここまでにします
お付き合いくださりありがとうございました
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 17:18:13.16 ID:uBNdif2wO
俺は窓から夕日が差し込む中事務所へと向かってみた。
事務所には、雪歩が一人でいた。
雪歩「プロデューサーさん、お疲れ様ですぅ!」
レッスンを重ねていくうちに雪歩は段々と俺に慣れてきてくれたみたいで、物理的な距離もまだあるが微笑みながら挨拶をしてくれた。
P「お疲れ雪歩。何してたんだ?」
雪歩「亀のぬいぐるみが置いてあったので可愛いなって思って…ほら!」
そう言って雪歩が持って見せたのは…ウミガメだろうか。大きめのウミガメのぬいぐるみはそれを抱えている雪歩の可愛らしさとマッチしていて、俺は思わず
P「可愛いな…」
などと口走ってしまった。
雪歩「ですよねぇ」
P「あ、そ、そうだな!ぬいぐるみがな!」
雪歩「?」
前後の文脈が繋がっていて良かった…!
P「1.誰が持ってきたんだろうな
2.そのぬいぐるみ、俺も触っていいか?
3.…雪歩も可愛いよ」
安価下
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 17:19:54.05 ID:SO7QWuako
2
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 18:26:54.45 ID:Xrr/5mEa0
P「そのぬいぐるみ…俺も触っていいか?」
雪歩「大丈夫ですよ」
俺達はぬいぐるみを受け渡しする為にお互い腕を伸ばしてハッと動きを止めた。
受け渡ししたら今よりも近づくことになる。それに、手が触れるかもしれない。
P「…投げて渡しても大丈夫だぞ」
雪歩「そ、そんな失礼なことできませんっ」
雪歩はとんでもないというように首を横に振ると、腕をプルプルとさせながらぬいぐるみを差し出す。俺も精一杯腕を伸ばして…
ぬいぐるみを、受け取った。
P「こんな大きなぬいぐるみ抱くのいつぶりだろうなぁ…」
何事も無かったかのように言うと、雪歩の口元が少し緩んだ気がした。
P「そうだ雪歩、ほら!」
雪歩「?」
P「こうやって動かすと夕日の中を泳いでるみたいじゃないか!?」
雪歩「わあ…本当ですぅ!プロデューサー、亀が夕日の中を泳いでいますよ!」
ぬいぐるみを窓の近くで泳いでいるように動かすと、雪歩は喜んでくれた。
そうやって暫く俺たちは童心に帰ってぬいぐるみと戯れていた。
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 18:28:39.67 ID:Xrr/5mEa0
〜五日目〜
小鳥『アイドルタッチモード発生です!誰をタッチしますか?
>>88
』
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 18:31:28.23 ID:cY3ysEAb0
ジュリア
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 18:40:29.97 ID:Xrr/5mEa0
P「おはようジュリア」
ジュリア「おはようプロデューサー。…」
P「どうした?元気ないじゃないか?」
ジュリア「いや、今日って例の所にあたしのグッズが並ぶ日だろ?アイドルとしては喜ばしいことだけど…でも…くぅ」
P(葛藤してるな)
頭部、上半身、下半身のどこをタッチしよう?
>>90
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 18:41:54.73 ID:9D3tojYe0
手を握るとかも可能?
無理なら頭部で
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 20:50:16.31 ID:Xrr/5mEa0
P「まあほら、それを忘れるくらい今日のレッスン頑張ろうよ」ナデナデ
ジュリア「…」
ジュリア「髪、乱れるからやめて」
P(し、静かに拒絶されてしまった…!ショック…)
>>90
頭部、上半身、下半身の三つからしか選べません
ですがその中で一番いい選択肢を当てると、ボーナスタッチとしてさらに細かい部位をタッチすることができます
因みに手は上半身に含まれています
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 20:52:13.22 ID:Xrr/5mEa0
〜午前・場所移動〜
エントランス、事務室、控え室、ドレスアップルームの何処にいこうか?
安価下
93 :
◆NdBxVzEDf6
[sage]:2017/07/11(火) 21:11:30.41 ID:j95i5BQl0
事務室
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 22:00:47.39 ID:Xrr/5mEa0
俺はレッスン前に事務室に寄っていくことにした。
事務室に入ると、ジュリアが何かのファイルを読んでいた。
P「ジュリア、何読んでるんだ?」
ジュリア「ああ、これだよ」
ジュリアが見せてくれたファイルには『アイドルの記録』と書いてある。
P「それか。皆の活動を纏めてるやつ…あ、左奥にある方のファイルは見ちゃダメだからな。履歴書とか入ってて個人情報的な面でアウトだから」
ジュリア「見ないよ。それにあそこは鍵かかってふだろ?」
P「…見ようとしたのか?」
ジュリア「な、何が入ってるか分からなかったしょうがないだろ!…まあ、勝手に読もうとしたのはごめん」
P「はは、ごめんごめん。そんなつもりないのは分かってるよ。それに開放してある方のファイルは皆に読んでもらいたいものだからな」
ジュリア「これを?」
P「そう。仲間の様子が分かるし、自分の活動を振り返ることができるし…良い刺激になると思うな」
ジュリア「確かにそうだな。でもこのファイルって、シアターのアイドルの物じゃないみたいだけど…」
P「え…」
P(本当だ…でも見たことあるような…)
P「1.昴達が噂してる幽霊かもしれない
2.誰だかは知らないけどオーラのある人だ
3.小鳥さん!?」
安価下
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 22:10:28.99 ID:0DYJHM8zo
3
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 22:29:45.43 ID:Xrr/5mEa0
P「小鳥さん!?」
ジュリア「!?」
P「髪の色とか、口元のホクロとか、全体的に雰囲気が小鳥さんに似てないか…?」
ジュリア「言われてみれば…。でも、アイドルとして活動してるの見たことないぜ?アイドルに興味なかったから当然っちゃ当然かもしれないけど」
P「確かに小鳥さんがアイドルをしていたという話は聞いたことないな…勘違いか?」
ジュリア「アイドル業界で働いてるプロデューサーが知らないなら人違いじゃないのか?」
P「うーん確かに…いやでも…」
その後謎のアイドルが小鳥さんか小鳥さんじゃないかの議論は白熱してしまい、二人でレッスンに少し遅れてしまった。
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 22:37:43.55 ID:Xrr/5mEa0
今日はボーカルレッスンの日だ!ハミングロードを完璧に歌い上げて公演を成功させる為に頑張るぞ!
その為には、歌詞への理解を深める必要があるが…
誰を中心に見ていこうか?
>>98
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 22:44:30.71 ID:niyseq2G0
雪歩
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 22:57:26.05 ID:Xrr/5mEa0
P「雪歩、どうだ?ハミングロードについて自分なりの解釈はできているか?」
雪歩「だ、大体は…!でも、あまり自信が無いです…」
雪歩「恋する気持ちを歌っているのはわかるんですけど、何故桜が?を照らすんでしょう…」
雪歩「作詞家さんが間違えてしまったんでしょうか…?」
P「1.桜の色は?
2.桜の季節は?
3.桜は好きか?」
安価下
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 23:00:30.76 ID:RlaYiCu90
1
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 23:10:08.01 ID:Xrr/5mEa0
P「雪歩、桜の色は?」
雪歩「色、ですか?ピンクだと思いますけど…」
P「それはどんなピンク色だ?」
雪歩「濃いか薄いかで言うと薄くて、淡い…あ」
雪歩「もしかして、恋する女の子の?の色を桜の色と重ねているんでしょうか!?」
P「俺はそう思うな」
雪歩「素敵な表現ですね…私も参考にしたいですぅ」
P「そういえば雪歩は詩を書くのが好きなんだっけ」
雪歩「はい!」
その後、雪歩の歌い方は明らかに良くなった。
心に真っ直ぐ届く透き通るような歌だ…!アドバイスは上手くいったな。
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 23:19:51.13 ID:Xrr/5mEa0
〜場所移動・午後〜
どこに行こうか?
安価下
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 23:23:03.03 ID:j95i5BQl0
エントラス
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 23:33:48.88 ID:Xrr/5mEa0
俺は何気なくエントランスに足を運ぶことにした。
エントランスに着くと、雪歩が一生懸命床を掃除していた。
P「雪歩、掃除してるのか。偉いな」
雪歩「あ、プ、プロデューサーさん!お疲れ様です…その…」
雪歩は何か言いにくそうに口ごもっている。どうしたんだ。
雪歩「私、やっぱりプロデューサーさん以外の男の人ってダメなんでしょうか…」
P「ほ!?」
雪歩「え、わ、私何か変なこと言いました!?」アワアワ
P「いや大丈夫だ…」
P(そういう意味じゃないだろ、しっかりしろ俺!そもそも俺もまだ普通の距離で話せていない!)
雪歩「プロデューサーさん、私、劇場に来てくれたお客さんに驚いてそのダメダメさに穴を掘ってしまったんです」
雪歩「それで、後処理を…」
P(前も思ったが本当に謎な穴だな…)
P「1.俺ともっと特訓するか?
2.スコップを俺が預かってみようか?
3.受け付けに立ってみるか?」
安価下
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 23:46:02.35 ID:RlaYiCu90
1
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/11(火) 23:58:26.79 ID:Xrr/5mEa0
P「俺ともっと特訓してみるか?」
雪歩「え…でもそんなのプロデューサーに悪いですぅ…」
P「そんなこと無いよ。寧ろ頼ってくれた方が嬉しい」
P「それに、家族とか以外で特訓できるような男性っているか?」
雪歩「…」
雪歩「…いないです」
P「じゃあ決まりだな!」
雪歩「よ、宜しくお願いします!」ペコッ
P「此方こそ」ペコッ
こうして俺と雪歩の特訓が始まった。
先ずは長く相手の目を見つめる特訓。
距離を詰める特訓。
話しかける特訓。
P「どうだ、雪歩?」
雪歩「はあ、はあ…少しだけですけど、成果はあると思いますぅ…」ゼエハア
P(疲れすぎだろ…でもそれぐらい苦手ってことなんだな)
P「今日はこのくらいにしておこうか。無理は逆によくないからな」
雪歩「は、はいぃ!」
雪歩「あの、プロデューサー」
P「ん?」
雪歩「ありがとうございましたぁ!」ニコッ
P「お、おう…」
この笑顔を他の男に見せるのは勿体無い…なんて少し思ってしまった俺はプロデューサー失格だろうか。
とにかく、雪歩の男嫌いが良い方に向かっているならいいが…。
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/12(水) 00:00:46.36 ID:nRt8O1hT0
予定の半分の日程が過ぎたところで今日は終わりにしたいと思います。
今のところジュリアが優勢ですが、他のキャラもまだまだ巻き返し可能なのでどのキャラ狙いの人も頑張ってください!
それではお付き合いくださりありがとうございました。
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/12(水) 00:39:21.84 ID:2Zf71Wf7O
一旦乙
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 18:05:35.47 ID:zhbxdbWu0
〜六日目・朝〜
小鳥『タッチモード発生です!誰をタッチしましょう?』
安価下
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 18:19:31.83 ID:GCNuck3B0
ともか
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 18:25:36.40 ID:zhbxdbWu0
P「おはよう朋花、調子はどうだ?」
朋花「おはようございます〜。ええ、とっても良いですよ〜」
朋花「ふふ、来る前に子豚ちゃんからプレゼントも貰いましたし」
P「前から気になってたんだがその子豚ちゃんというのはファンのこと…で合ってるんだよな?」
朋花「ええ、皆とっても可愛いんですよ〜」
P「そ、そうか」
頭部、上半身、下半身のどこをタッチしよう?
安価下
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 18:47:00.61 ID:/NbyVb9K0
上半身
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 18:51:48.12 ID:zhbxdbWu0
P「朋花…あ」タッチ!
朋花「…」
P「す、すまん!今のはわざとじゃなくて」
朋花「はい、分かってます〜」ニコォ
P「ひっ!ごめんなさいごめんなさい!」
朋花「分かってるって言ってるのにそんなに謝るなんて…ダメプロデューサー♪」
勢いあまってあらぬ所をタッチしてしまった…!
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 18:52:50.24 ID:zhbxdbWu0
〜場所移動・午前〜
エントランス、事務所、控え室、ドレスアップルームのどこに行こうか?
安価下
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 18:54:09.81 ID:4nt+SDGI0
事務室 雪歩
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:05:54.85 ID:zhbxdbWu0
俺はレッスン前に事務室に寄っていく事にした。
朋花「あら、プロデューサーさんじゃないですか〜」
P「と、朋花!」
朋花「ふふ、そんなに驚いちゃってどうしたんですか〜?」
朋花の目が怖い…!
普通に接するようにしないと…。
P「い、いや、ところで何をやってるんだ?」
朋花「事務室ってぬいぐるみとかが置いてありますよね?カメだったり、ダルマだったり」
P「そうだな」
朋花「でも、海豚ちゃんのぬいぐるみを置くのが一番いいと思いませんか〜?」
P(う、うみぶたちゃん!?)
P(じゃなくてイルカか…)
P「1.そうだな
2.カピバラの方がよくないか?
3.サメの方がよくないか?」
安価下
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/13(木) 19:11:08.22 ID:wnYD7L/nO
1
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:24:57.55 ID:zhbxdbWu0
P「そうだな」
朋花「やっぱりプロデューサーさんもそう思いますかっ!?」
同意した瞬間、朋花の表情がパアアッと明るくなる。何だかとっても幼く見えるその笑顔で、朋花の隠された魅力を垣間見ることができたような気がした。
P「ああ。イルカがいいのってやっぱ漢字にすると豚が入ってるからか?」
朋花「勿論です。ふふ、では早速明日から宜しくお願いしますね、プロデューサーさん」
P「…ん」
P「俺!?」
朋花「はい、勿論です〜」
朋花は屈託なく笑っていた。
ま、まあいいか…。朋花が喜んでくれるなら、それで…。
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:26:44.23 ID:zhbxdbWu0
今日はダンスレッスンだ!
皆頑張っているが、満足のいく出来とはいえないな…。
誰を中心に見ようか?
安価下
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 19:34:42.63 ID:x7AMG5o3o
春香
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:37:42.99 ID:zhbxdbWu0
すみません攻略対象は
雪歩、ジュリア、朋花の三人になります
再安価下
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 19:38:39.79 ID:4nt+SDGI0
雪歩
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:52:58.50 ID:zhbxdbWu0
P「どうだ雪歩…ってわあ!」
雪歩に声をかけた途端雪歩が俺の方に倒れこんできた。
P「大丈夫か!?」
雪歩「は、はい〜…。ターンが上手くいかなくてそこばかり練習していたら、目が回っちゃいましたぁ〜…」
P「苦手を無くそうとするのはいいけど、やり過ぎは逆効果だぞ。ちょっと休もう」
俺はダンスレッスン室の隅に雪歩を連れて来ると座らせた。
雪歩「迷惑かけちゃってすみませんプロデューサー…」
雪歩「私ってば何やってもダメダメで、二人と比べて全然上手くできないし、男の人にもまだ慣れな…ひいいっ!そういえばプロデューサーに倒れこんで…わ、わ、わ、私…」
P「おい、落ち着け雪h」
雪歩「私、穴掘って埋まってますぅぅぅぅぅ!!」
P「ストップ!ストップ雪歩!」
俺は何とかスコップを持つ雪歩の腕を掴んで穴を掘ろうとする雪歩を止めた。
大分自信を無くしているし混乱しているな…。どうにかしないと。
P「1.雪歩の前で踊ってみせる
2.ジュリアと朋花を呼んでくる
3.今腕を掴んでいることを伝える」
安価下
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 19:53:55.93 ID:1x9RU4Qx0
2
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 20:07:08.09 ID:zhbxdbWu0
P「ちょっと待ってろ、二人を呼んでくるから」
雪歩「え?プ、プロデューサー?」
俺は立ち上がるとジュリアと朋花の所に行って事情を説明した。
これは雪歩だけの問題ではない。一緒にステージに立つ二人にも関係のあることだ。
ジュリアと朋花は俺の話を聞くと、急いで雪歩の方へと向かった。
ジュリア「ユキ!大丈夫か?」
雪歩「あ、あの、すみません…」
朋花「いいですか、これから少しの間謝るのは禁止ですよ〜?」
雪歩「え?…は、はい…」
朋花「私、ターンするところがまだ曲とタイミングを合わせられないんですよね〜」
ジュリア「あたしもそこ苦手だ!どうしてもワンテンポ遅れるっていうか…」
雪歩「え?二人もですか?でも、私が見た限りでは二人共すっごく様になっていて…」
P「雪歩は自分に自信がなさ過ぎるんだ。だから周りが完璧に見えてしまうんだよ」
ジュリア「そうだよ!だから、な、朋花」
朋花「ええ」
朋花とジュリアは雪歩の手を握る。そこには確かに絆がある。
ジュリア「三人で一緒に」
朋花「同じところを練習しましょう」
雪歩「は、はいい!」
雪歩は少しだけ涙ぐみながら応えた。
三人の絆も深まったし、雪歩もまたやる気になってくれたし…二人を連れてきてよかった。
雪歩「皆、ありがとうございますぅ!」
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 20:07:35.77 ID:zhbxdbWu0
〜場所移動・午後〜
どこに行こうか?
安価下
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 20:56:38.73 ID:azhdYK/c0
控え室
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 21:50:19.21 ID:zhbxdbWu0
俺は帰りに控え室に寄っていくことにした。
朋花「プロデューサーさん、お疲れ様です〜」
P「朋花、お疲れ。お、朋花もホワイトボード使用してるんだな」
朋花「はい、今日は子豚ちゃんと触れ合えたので子豚ちゃんの絵を描いたんですよ〜」
P(子豚ちゃんってファンのことだって言ってたよな…どう見ても動物の豚、だけど…)
P「ん?」
朋花「どうかしましたか?」
P「いや、朋花の描いた豚…じゃなくて子豚ちゃんの下に署名みたいなのが書いてあるけど、随分男みたいな字だなって」
朋花「ああ、それは」
朋花がそういった瞬間、どこからか男が数人出てきて朋花の前に跪いた。あまりに突然の出来事に固まっていると、朋花が安心させるように微笑みかけてくる。
朋花「我が天空騎士団が書いた字ですから」
P「き、きしだん?」
朋花「はい。もう下がっていいですよ〜」
朋花の号令と共に男達はサーッとはけていく。
一体どこから来てどこへ行ったんだ…?影も形もないぞ…。
P「と、とりあえず、不審者ではないんだな?」
朋花「勿論です。する事は絶対に無いでしょうけど、もしおいたをしたら…」
P「1.鎮まって下さい朋花様!
2.あ、ありえないんじゃないかな!
3.で、でも騎士団?を常に劇場にいさせるのはよくないと思う!」
安価下
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 21:52:00.10 ID:++PIjAcmO
3
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 21:57:39.00 ID:zhbxdbWu0
P「で、でも騎士団?を常に劇場にいさせるのはよくないと思う!」
P「不審者でないことはわかったよ。でもさ、公演もないのに劇場に知らない男が数人いたらやっぱり色々とマズイと思うんだ…」
朋花「プロデューサーさん」
朋花「騎士団には私の命令なしに姿を見せないように言ってあります」
朋花「先程も言ったように変なことも致しません」
朋花「ダメプロデューサーは私のことを全く理解してないんですね〜」
朋花の浮かべる笑みはとても冷ややかなものだった。騎士団は朋花にとって凄く大切な存在らしい。
う…失敗したかな…。
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 21:58:27.73 ID:zhbxdbWu0
〜七日目・朝〜
小鳥『タッチモード発生です!誰をタッチしましょうか?』
安価下
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 22:01:38.73 ID:w5G9y4NLo
ジュリア
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 22:01:56.75 ID:OcSjRxQ70
ジュリア
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 22:05:55.06 ID:zhbxdbWu0
P「おはようジュリア。お披露目公演が迫ってきてるな」
ジュリア「おはようプロデューサー。一層気合入れていくぜ!」
P「いい返事だな!俺も全力でサポートするよ」
頭部、上半身、下半身のどこをタッチしようか?
安価下
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 22:18:39.06 ID:+TjMSFdgO
下半身
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 22:23:12.91 ID:zhbxdbWu0
P「ん?ジュリア、靴のサイズ合ってるか?」タッチ
ジュリア「合ってると思うけど、なんでだ?」
P「これ新品だろ?見慣れないから気になって。合わない靴履いてレッスンしても良い成果でないからな…」
ジュリア「あたしもそうは思うけど…さっきも言ったようにこれは大丈夫だぜ?」
P「そ、そうか」
P(気のせいだったようだ…)
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 22:23:42.92 ID:zhbxdbWu0
〜場所移動・午前〜
どこに行こうか?
安価下
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 23:28:48.61 ID:1x9RU4Qx0
エントランス ジュリア
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 17:20:02.03 ID:AiLAcRkP0
俺はレッスン前にエントランスに寄っていくことにした。
P「ん?ジュリア?何してるんだ?」
ジュリア「プロデューサー。フラスタ見てたんだよ」
そう言ったジュリアの視線の先には青い花を基調とした綺麗なフラスタがあった。
P「劇場を見に来てくれたお客さんが39プロジェクトを応援に贈ってくれたものなんだ。ありがたいな」
ジュリア「ああ、これ見るとやる気がわいてくるよ。でも…」
P「?」
ジュリア「でもさ、これは皆に向けたものだろう?だからいつかあたしだけのフラスタを贈って貰えるように、でっかくなりたいな」
P「1.俺と一緒に目指そう
2.絶対なれるさ!
3.アイドルとしてやる気を出してくれて嬉しいよ」
安価下
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 17:21:21.78 ID:PTXNYgpwo
1
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 17:29:47.47 ID:AiLAcRkP0
P「俺と一緒にフラスタを贈って貰えるようなアイドルを目指さそう!いや、ただフラスタを贈ってもらえるだけじゃない…トップを目指すんだ」
ジュリア「…」
P「どうした、ポカンとして」
ジュリア「い、いや、あたしさ、ちょっとクサいこと言っちゃったかなーって思ってて。そしたらプロデューサーが思いの外熱く語ってくれたからさ」
ジュリア「嬉しいよ!」
ジュリアは少し照れ臭そうに、けれど今まで見た中で一番「可愛い」笑顔を浮かべていた。
ジュリアだけのフラスタがファンから贈られる日…そう遠くないかもしれない!
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 17:36:45.92 ID:AiLAcRkP0
小鳥『大変ですプロデューサー!』
小鳥『一人の子に構いすぎて他の二人が拗ねてしまいました…』
小鳥『もう!このアプリではプロデューサーはモテモテって設定なんだから気をつけてくださいね!』
場所移動の時に出現するアイドルに変動がありました。
コンマが
01〜43で雪歩
44〜56でジュリア
57〜99で朋花
になります。
小鳥『効果は一日続きます。本日の午後、明日の午前の場所移動には上のルールが適用されますのでご注意を!』
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