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【安価】ミリP「いつかの恋愛シミュレーション」
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113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 18:51:48.12 ID:zhbxdbWu0
P「朋花…あ」タッチ!
朋花「…」
P「す、すまん!今のはわざとじゃなくて」
朋花「はい、分かってます〜」ニコォ
P「ひっ!ごめんなさいごめんなさい!」
朋花「分かってるって言ってるのにそんなに謝るなんて…ダメプロデューサー♪」
勢いあまってあらぬ所をタッチしてしまった…!
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 18:52:50.24 ID:zhbxdbWu0
〜場所移動・午前〜
エントランス、事務所、控え室、ドレスアップルームのどこに行こうか?
安価下
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 18:54:09.81 ID:4nt+SDGI0
事務室 雪歩
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:05:54.85 ID:zhbxdbWu0
俺はレッスン前に事務室に寄っていく事にした。
朋花「あら、プロデューサーさんじゃないですか〜」
P「と、朋花!」
朋花「ふふ、そんなに驚いちゃってどうしたんですか〜?」
朋花の目が怖い…!
普通に接するようにしないと…。
P「い、いや、ところで何をやってるんだ?」
朋花「事務室ってぬいぐるみとかが置いてありますよね?カメだったり、ダルマだったり」
P「そうだな」
朋花「でも、海豚ちゃんのぬいぐるみを置くのが一番いいと思いませんか〜?」
P(う、うみぶたちゃん!?)
P(じゃなくてイルカか…)
P「1.そうだな
2.カピバラの方がよくないか?
3.サメの方がよくないか?」
安価下
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/13(木) 19:11:08.22 ID:wnYD7L/nO
1
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:24:57.55 ID:zhbxdbWu0
P「そうだな」
朋花「やっぱりプロデューサーさんもそう思いますかっ!?」
同意した瞬間、朋花の表情がパアアッと明るくなる。何だかとっても幼く見えるその笑顔で、朋花の隠された魅力を垣間見ることができたような気がした。
P「ああ。イルカがいいのってやっぱ漢字にすると豚が入ってるからか?」
朋花「勿論です。ふふ、では早速明日から宜しくお願いしますね、プロデューサーさん」
P「…ん」
P「俺!?」
朋花「はい、勿論です〜」
朋花は屈託なく笑っていた。
ま、まあいいか…。朋花が喜んでくれるなら、それで…。
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:26:44.23 ID:zhbxdbWu0
今日はダンスレッスンだ!
皆頑張っているが、満足のいく出来とはいえないな…。
誰を中心に見ようか?
安価下
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 19:34:42.63 ID:x7AMG5o3o
春香
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:37:42.99 ID:zhbxdbWu0
すみません攻略対象は
雪歩、ジュリア、朋花の三人になります
再安価下
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 19:38:39.79 ID:4nt+SDGI0
雪歩
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 19:52:58.50 ID:zhbxdbWu0
P「どうだ雪歩…ってわあ!」
雪歩に声をかけた途端雪歩が俺の方に倒れこんできた。
P「大丈夫か!?」
雪歩「は、はい〜…。ターンが上手くいかなくてそこばかり練習していたら、目が回っちゃいましたぁ〜…」
P「苦手を無くそうとするのはいいけど、やり過ぎは逆効果だぞ。ちょっと休もう」
俺はダンスレッスン室の隅に雪歩を連れて来ると座らせた。
雪歩「迷惑かけちゃってすみませんプロデューサー…」
雪歩「私ってば何やってもダメダメで、二人と比べて全然上手くできないし、男の人にもまだ慣れな…ひいいっ!そういえばプロデューサーに倒れこんで…わ、わ、わ、私…」
P「おい、落ち着け雪h」
雪歩「私、穴掘って埋まってますぅぅぅぅぅ!!」
P「ストップ!ストップ雪歩!」
俺は何とかスコップを持つ雪歩の腕を掴んで穴を掘ろうとする雪歩を止めた。
大分自信を無くしているし混乱しているな…。どうにかしないと。
P「1.雪歩の前で踊ってみせる
2.ジュリアと朋花を呼んでくる
3.今腕を掴んでいることを伝える」
安価下
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 19:53:55.93 ID:1x9RU4Qx0
2
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 20:07:08.09 ID:zhbxdbWu0
P「ちょっと待ってろ、二人を呼んでくるから」
雪歩「え?プ、プロデューサー?」
俺は立ち上がるとジュリアと朋花の所に行って事情を説明した。
これは雪歩だけの問題ではない。一緒にステージに立つ二人にも関係のあることだ。
ジュリアと朋花は俺の話を聞くと、急いで雪歩の方へと向かった。
ジュリア「ユキ!大丈夫か?」
雪歩「あ、あの、すみません…」
朋花「いいですか、これから少しの間謝るのは禁止ですよ〜?」
雪歩「え?…は、はい…」
朋花「私、ターンするところがまだ曲とタイミングを合わせられないんですよね〜」
ジュリア「あたしもそこ苦手だ!どうしてもワンテンポ遅れるっていうか…」
雪歩「え?二人もですか?でも、私が見た限りでは二人共すっごく様になっていて…」
P「雪歩は自分に自信がなさ過ぎるんだ。だから周りが完璧に見えてしまうんだよ」
ジュリア「そうだよ!だから、な、朋花」
朋花「ええ」
朋花とジュリアは雪歩の手を握る。そこには確かに絆がある。
ジュリア「三人で一緒に」
朋花「同じところを練習しましょう」
雪歩「は、はいい!」
雪歩は少しだけ涙ぐみながら応えた。
三人の絆も深まったし、雪歩もまたやる気になってくれたし…二人を連れてきてよかった。
雪歩「皆、ありがとうございますぅ!」
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 20:07:35.77 ID:zhbxdbWu0
〜場所移動・午後〜
どこに行こうか?
安価下
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 20:56:38.73 ID:azhdYK/c0
控え室
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 21:50:19.21 ID:zhbxdbWu0
俺は帰りに控え室に寄っていくことにした。
朋花「プロデューサーさん、お疲れ様です〜」
P「朋花、お疲れ。お、朋花もホワイトボード使用してるんだな」
朋花「はい、今日は子豚ちゃんと触れ合えたので子豚ちゃんの絵を描いたんですよ〜」
P(子豚ちゃんってファンのことだって言ってたよな…どう見ても動物の豚、だけど…)
P「ん?」
朋花「どうかしましたか?」
P「いや、朋花の描いた豚…じゃなくて子豚ちゃんの下に署名みたいなのが書いてあるけど、随分男みたいな字だなって」
朋花「ああ、それは」
朋花がそういった瞬間、どこからか男が数人出てきて朋花の前に跪いた。あまりに突然の出来事に固まっていると、朋花が安心させるように微笑みかけてくる。
朋花「我が天空騎士団が書いた字ですから」
P「き、きしだん?」
朋花「はい。もう下がっていいですよ〜」
朋花の号令と共に男達はサーッとはけていく。
一体どこから来てどこへ行ったんだ…?影も形もないぞ…。
P「と、とりあえず、不審者ではないんだな?」
朋花「勿論です。する事は絶対に無いでしょうけど、もしおいたをしたら…」
P「1.鎮まって下さい朋花様!
2.あ、ありえないんじゃないかな!
3.で、でも騎士団?を常に劇場にいさせるのはよくないと思う!」
安価下
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 21:52:00.10 ID:++PIjAcmO
3
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 21:57:39.00 ID:zhbxdbWu0
P「で、でも騎士団?を常に劇場にいさせるのはよくないと思う!」
P「不審者でないことはわかったよ。でもさ、公演もないのに劇場に知らない男が数人いたらやっぱり色々とマズイと思うんだ…」
朋花「プロデューサーさん」
朋花「騎士団には私の命令なしに姿を見せないように言ってあります」
朋花「先程も言ったように変なことも致しません」
朋花「ダメプロデューサーは私のことを全く理解してないんですね〜」
朋花の浮かべる笑みはとても冷ややかなものだった。騎士団は朋花にとって凄く大切な存在らしい。
う…失敗したかな…。
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 21:58:27.73 ID:zhbxdbWu0
〜七日目・朝〜
小鳥『タッチモード発生です!誰をタッチしましょうか?』
安価下
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 22:01:38.73 ID:w5G9y4NLo
ジュリア
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 22:01:56.75 ID:OcSjRxQ70
ジュリア
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 22:05:55.06 ID:zhbxdbWu0
P「おはようジュリア。お披露目公演が迫ってきてるな」
ジュリア「おはようプロデューサー。一層気合入れていくぜ!」
P「いい返事だな!俺も全力でサポートするよ」
頭部、上半身、下半身のどこをタッチしようか?
安価下
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 22:18:39.06 ID:+TjMSFdgO
下半身
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 22:23:12.91 ID:zhbxdbWu0
P「ん?ジュリア、靴のサイズ合ってるか?」タッチ
ジュリア「合ってると思うけど、なんでだ?」
P「これ新品だろ?見慣れないから気になって。合わない靴履いてレッスンしても良い成果でないからな…」
ジュリア「あたしもそうは思うけど…さっきも言ったようにこれは大丈夫だぜ?」
P「そ、そうか」
P(気のせいだったようだ…)
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/13(木) 22:23:42.92 ID:zhbxdbWu0
〜場所移動・午前〜
どこに行こうか?
安価下
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/13(木) 23:28:48.61 ID:1x9RU4Qx0
エントランス ジュリア
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 17:20:02.03 ID:AiLAcRkP0
俺はレッスン前にエントランスに寄っていくことにした。
P「ん?ジュリア?何してるんだ?」
ジュリア「プロデューサー。フラスタ見てたんだよ」
そう言ったジュリアの視線の先には青い花を基調とした綺麗なフラスタがあった。
P「劇場を見に来てくれたお客さんが39プロジェクトを応援に贈ってくれたものなんだ。ありがたいな」
ジュリア「ああ、これ見るとやる気がわいてくるよ。でも…」
P「?」
ジュリア「でもさ、これは皆に向けたものだろう?だからいつかあたしだけのフラスタを贈って貰えるように、でっかくなりたいな」
P「1.俺と一緒に目指そう
2.絶対なれるさ!
3.アイドルとしてやる気を出してくれて嬉しいよ」
安価下
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 17:21:21.78 ID:PTXNYgpwo
1
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 17:29:47.47 ID:AiLAcRkP0
P「俺と一緒にフラスタを贈って貰えるようなアイドルを目指さそう!いや、ただフラスタを贈ってもらえるだけじゃない…トップを目指すんだ」
ジュリア「…」
P「どうした、ポカンとして」
ジュリア「い、いや、あたしさ、ちょっとクサいこと言っちゃったかなーって思ってて。そしたらプロデューサーが思いの外熱く語ってくれたからさ」
ジュリア「嬉しいよ!」
ジュリアは少し照れ臭そうに、けれど今まで見た中で一番「可愛い」笑顔を浮かべていた。
ジュリアだけのフラスタがファンから贈られる日…そう遠くないかもしれない!
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 17:36:45.92 ID:AiLAcRkP0
小鳥『大変ですプロデューサー!』
小鳥『一人の子に構いすぎて他の二人が拗ねてしまいました…』
小鳥『もう!このアプリではプロデューサーはモテモテって設定なんだから気をつけてくださいね!』
場所移動の時に出現するアイドルに変動がありました。
コンマが
01〜43で雪歩
44〜56でジュリア
57〜99で朋花
になります。
小鳥『効果は一日続きます。本日の午後、明日の午前の場所移動には上のルールが適用されますのでご注意を!』
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 17:39:55.24 ID:AiLAcRkP0
公演が近づいている…。
今日は衣装の最終調整の日だ!
三人は劇場アイドル共通の衣装、シャイニートリニティに身を包んでいる。
誰の様子を見ようか?
1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花
安価下
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 17:40:20.91 ID:bj+8v4Ao0
朋花
控え室
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 17:45:41.27 ID:bj+8v4Ao0
あ、場所指定とかのいたものと勘違いしてました。
安価下で、すみません
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 18:06:59.05 ID:AiLAcRkP0
では
>>143
は再安価下でお願いします
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 18:07:27.93 ID:QloZrScP0
控え室
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 18:24:32.76 ID:hhW2VyFzO
雪歩
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 18:37:24.32 ID:AiLAcRkP0
P「雪歩、衣装はどうだ?動きにくかったりしないか?」
雪歩「プロデューサー!大丈夫ですぅ!」
雪歩は新しい衣装が嬉しいようで鏡の前でくるくる回っては何度も衣装を見ていた。
雪歩が回るたびにスカートがふわっと膨らんで可愛らしい。
雪歩「こんなに可愛いお揃いの衣装を着れるなんてとても嬉しいですぅ!…でも…私がこんな素敵な衣装を着ても大丈夫でしょうかぁ…?」
P「何言ってるんだ、大丈夫に決まってるだろう。最高に似合ってるからもっと自信を持てって」
雪歩「は、はい、そうですよね…すみません。プロデューサーがそう言ってくれるなら、似合ってるってことですよね」
P「ああ、似合ってるってことだ!」
雪歩「ふふっ、はい♪」
俺がそう言うと雪歩は嬉しそうに笑った。そしてもう一度くるりと回りながら口を開く。
雪歩「プロデューサーはこの衣装のどこが一番素敵だと思いますか?」
P「そうだなあ…
1.クラウン
2.リストバンド
3.リボン」
安価下
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 18:58:09.95 ID:QloZrScP0
3
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 19:15:33.03 ID:AiLAcRkP0
P「リボン、かな」
P「クラウンにぶら下がるように付いてるのも、ブーツに付いてるのも可愛くて雪歩にピッタリだと思う!」
雪歩「か、可愛くて私にピッタリですか…えへへ…」
P「ん?」
雪歩「な、なんでもありません!このリボンそれぞれのカラーが入っていていいですよね!」わたわた
P「?」
P「そうだな!ネクタイとリストバンドにも入ってるけどな!」
雪歩「あ…あは…そうでしたね…」
P「雪歩顔が赤いけど大丈夫か?」
雪歩「だ、大丈夫なので気にしないでくださいぃ!」
P「そ、そうか」
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 19:17:08.13 ID:AiLAcRkP0
〜場所移動・午後〜
どこに行こうか?
安価下
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 19:26:01.41 ID:rdrcq1660
ドレスアップルーム ジュリア
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 19:38:06.55 ID:AiLAcRkP0
俺は休憩がてらにドレスアップルームに寄って行くことにした。
雪歩「ってわわ!?ちょっと待ってください〜!」
と思ったら、雪歩に追い出されてしまった。
暫くするとドアが開き、「どうぞ」という声が聞こえる。ドレスアップルームに足を踏み入れると、雪歩がステージ衣装を着てモジモジとしていた。
雪歩「あ、あの…ノックしないで入るのはダメだと思いますぅ…」
P「そ、そうだな…今度から気をつけるよ」
P「ってまた衣装着てるのか?」
雪歩「はい!また着たくなっちゃって…」
やっぱりアイドルとして自分専用のステージ衣装が貰えるって嬉しいことなんだな。
P「ん?」
P「1.ズレてる…
2.虫が…
3.ゴミが…」
安価下
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 20:01:11.82 ID:QloZrScP0
1
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 20:23:22.22 ID:AiLAcRkP0
P「ズレてる…」
雪歩「え?」
P「ほら、クラウンがズレてるぞ」
俺はそう言うと少しズレているクラウンの位置を直した。
雪歩は俯いたまま顔を上げない。
P「わっ、ごめんな。怖かったか?」
謝ると、雪歩は消え入りそうな声を出した。
雪歩「ち、違うんです…。なんだかその、クラウン触ってもらったら…王子様とお姫様みたいだなって…」
よく見てみると雪歩の耳は真っ赤だった。俺の顔も瞬時に赤くなる。
な、何てことを言うんだ雪歩…!どうしたらいいんだ…!
P「あ、そうだな、王子様…お姫様…確かにな!」
雪歩の言葉を繰り返すことしかできなかった。正直自分でも言ってることの意味が分からない。
P「ゆ、雪歩はロマンチストだな!」
俺はなるべく気にしていないように言うと、雪歩に別れを告げて部屋を出た。
ドキドキした…。
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 20:24:19.79 ID:AiLAcRkP0
〜八日目〜
小鳥『タッチモード発生です!誰をタッチしますか?
1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花』
安価下
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 20:26:36.34 ID:xfoOZ8p8o
2
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 21:01:34.21 ID:AiLAcRkP0
P「おはようジュリア!今日もトップ目指して頑張ろうな!」
ジュリア「ああ、もちろんだぜ!」
頭部・上半身・下半身のどこをタッチしよう?
安価下
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 21:02:21.56 ID:xfoOZ8p8o
頭部
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 21:19:12.92 ID:AiLAcRkP0
ボーナスタッチ発生!
1.頭
2.下瞼
3.頬
のどこをタッチしますか?
安価下
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 21:35:17.09 ID:bNRLxYoLO
3
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 21:40:27.13 ID:AiLAcRkP0
タッチ
ジュリア「お、なんだ?」
P「なんか雰囲気違うなって思ってさ」
ジュリア「分かるか!?良かった〜…ロッカーじゃなくてアイドルっぽいメイクを意識してみたんだ」
P「へえ…そうなのか!」
ジュリア「気づいてくれて嬉しかったよ。上手くできてるかは、分からないけど…」
P「俺もメイクとかはよく分からないけど、でも可愛いと思うぞ」
ジュリア「か、かわ!…そ、そうかよ…」
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 21:41:04.02 ID:AiLAcRkP0
〜場所移動・午前〜
どこに行こうか?
安価下
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 21:42:14.35 ID:8c/bvtj60
事務室 雪歩
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 21:52:24.35 ID:AiLAcRkP0
俺はレッスン前に事務室に寄って行くことにした。
雪歩「プロデューサー、今度はクマのぬいぐるみが置いてありますよ!」
すると雪歩がクマのぬいぐるみを抱えて話しかけてくる。
P「本当だ。この前はカメだったのにな」
雪歩「誰が変えてるんでしょう?やっぱり美咲さんでしょうか…?」
P「かな〜?それとも他の誰かとか…」
雪歩「他の誰か…?」
P「1.小鳥さん
2.俺
3.社長」
安価下
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 21:56:15.62 ID:oPW08Y1y0
3
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 22:02:01.77 ID:AiLAcRkP0
P「社長…とか」
雪歩「社長…!ふふっ、確かにあり得そうですね」
おお、好感触だぞ。
P「社長は結構適当なところもあるけど、アイドル達のこと考えてくれてるからなー」
雪歩「はい、私もそう思います」
雪歩「プロデューサーは社長が大好きなんですね」
P「間違ってはいないがその言い方は誤解を生みそうだな…」
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/16(日) 22:03:55.74 ID:AiLAcRkP0
午前のレッスンも終わり昼休憩を取ることにした。
明後日は遂に三人の初ステージだ。それぞれが様々な思いを抱えているだろう。
昼食を取りながら話をしてみるか…。
誰を誘おう?
安価下
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 22:11:31.90 ID:8c/bvtj60
朋花
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/20(木) 15:44:19.63 ID:wGczEg680
P「朋花、一緒に食べないか?」
朋花「ええ、いいですよ〜」
俺は朋花と一緒に昼食をとることにした。
二人で劇場内にあるレストランのテラス席に座る。
P「まあ、まだここのレストランはお披露目公演がある時しか注文できないんだけどな…」
朋花「注文はできないけれど、私に相応しい素敵な席です〜風が気持ちいい」
朋花は満足そうに弁当を広げている。俺もコンビニで買った弁当を出して、食べようと…
P「どうした?」
朋花「まさか、それが昼食ですか?」
P「そ、そうだけど…コンビニのだけどこの弁当美味しいんだぞ」
朋花「そういう問題じゃありません〜。私のプロデューサーなら、しっかりとした食事をとって欲しいですね〜」
朋花はそう言うと、自分の弁当を俺に差し出した。
朋花「どうぞ、一つだけあげます」
1.唐揚げ
2.玉子焼き
3.ブロッコリー
安価下
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/20(木) 16:50:55.67 ID:epG5/KEB0
2
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/20(木) 18:23:36.03 ID:wGczEg680
P「じゃあ玉子焼きを貰おうかな」モグモグ
P「美味しい!!」
朋花「お口にあったようで何よりです〜。その玉子焼きは母と一緒に作ったんですよ」
P「母…?」
朋花の口から飛び出した単語に一瞬違和感を覚える。それは、朋花が大人っぽいせいだからだろう。
でも、朋花はまだ15歳の少女なのだ。
P「朋花…」
朋花「何ですか?」
P「公演が目の前まで迫ってるけど、些細なことでも何かあったら俺に言ってくれよ」
P「朋花の力になりたいし、頼られたいんだ」
そう言うと朋花は手を止めて目を丸くした。そして、クスクスと笑いだす。
P「そ、そんなにおかしいこと言ったかな…」
朋花「ふふ、いいえ…嬉しい時にも笑いって出るものなんですね」
朋花「プロデューサーさんの心意気はよーく分かりました。私は聖母なので子豚ちゃん達に愛を与えることになんの苦痛も無いですけど」
朋花「もし…少し立ち止まってしまう時があるならば…その時はプロデューサーさんが導いてくださいね〜?」
P「ああ、当然だ!いつでも頼ってくれ!」
朋花「クスクス、とにかく今はお昼ご飯を食べちゃいましょう〜」
朋花には頼っていいという言葉だけで十分だったようだ。俺も頑張らなきゃな!
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/20(木) 18:25:40.08 ID:wGczEg680
〜場所移動・午後〜
小鳥『プロデューサーさん、出現するアイドルが初期の設定に戻りましたよ!
お目当のアイドル狙って頑張ってくださいね!』
エントランス、事務室、控え室、ドレスアップルームのどこに行こうか?
安価下
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/20(木) 19:33:53.86 ID:FkOyRFqb0
エントランス ともか
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 11:42:13.49 ID:HulL/9bJ0
俺はエントランスを覗いてみることにした。
エントランスでは、練習着姿の朋花が壁を雑巾で拭いている。
P「お疲れ朋花」
朋花「プロデューサーさん、お疲れ様です〜」
P「偉いな朋花。でも、レッスンの後だし掃除は美咲さんに任せてもいいんだぞ」
俺がそういうと、朋花は手を止めて俺を見た。朋花はいつ見ても謎の迫力があり、思わず姿勢を正してしまう。
朋花「いいえ、ここは私達の劇場ですから」
朋花「それに劇場が綺麗であれば子豚ちゃん達ももっと喜ぶと思うんです。掃除は聖母として愛の施しを与えるために、必要なことですよ〜」
P「そ、そうか。朋花がやりたいならそれでいいんだ」
P「1.朋花は本当にシアターの皆が好きなんだな
2.朋花は本当に子豚ちゃんが好きなんだな
3.朋花は本当に聖母なんだな」
安価下
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 12:00:39.58 ID:dclmoNtLo
3
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 12:36:56.70 ID:HulL/9bJ0
P「朋花は本当に聖母なんだな」
朋花「うふふ、何を当たり前のことを言っているんですか〜?もしかして今まで疑っていたとでも…?」
P「え、ちが…あ、改めてそう思っただけだ!」
朋花「焦っているように見えるのはどうしてでしょう?」
P「う…それは…」
確かに俺は朋花が聖母だという認識が足りなかったのかもしれない。というより、自称として捉えていたというか…。
P「お、俺も掃除手伝うよ!モップ持ってくるな!」
俺は逃げるように、その場を後にしたのだった…。
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 12:38:04.80 ID:HulL/9bJ0
〜九日目〜
小鳥『タッチモード発生です!誰をタッチしますか?
1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花』
安価下
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 13:07:37.49 ID:mnKk9+5xo
2
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/22(土) 15:48:14.47 ID:HulL/9bJ0
P「おはようジュリア、よく眠れたか?」
ジュリア「ああ!
って元気よく返事したいところだけど…いつもよりちょっとだけ眠れなかったな」
P「そっか…。緊張するなとは言わないが、雪歩や朋花、それに俺もついてるってことを忘れないでくれ」
ジュリア「それは勿論」
頭部、上半身、下半身のどこをタッチしよう?
安価下
182 :
全治全能の未来を予言するイケメン金髪須賀京太郎様に純潔を捧げる
[sage saga]:2017/07/22(土) 16:00:26.41 ID:hBMET1/r0
弘世菫プリキュア原初
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 16:06:25.92 ID:uB4HjtoV0
上半身
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 19:14:16.89 ID:eFUq8G4f0
ボーナスタッチ発生!
どこをタッチしよう?
1.肩
2.背中
3.手
安価下
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/26(水) 19:16:49.64 ID:eTk3zvyhO
背中
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 20:08:41.33 ID:eFUq8G4f0
P「さ、練習に行こう」タッチ!
ジュリア「…」
ジュリア「何だか、気分がとっても軽くなったよ」
P「?」
ジュリア「あんたの手で背中押されたらさ、どこまでも走っていける気がしたっていうか…」
ジュリア「プロデューサーの手って不思議だな。信じられないほど勇気がわいてくる!」
P「そこまで言ってもらえると嬉しいけど恥ずかしいな…」
ジュリア「今更なーに言ってんだよ!…ってへへ、あたしも少し恥ずかしいけど…」
P(勇気がわいてくる…か。嬉しい言葉だな)
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 20:10:09.99 ID:eFUq8G4f0
〜場所移動・午前〜
エントランス、事務室、控え室、ドレスアップルームのどこに行こうか?
安価下
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/26(水) 20:10:38.85 ID:jvc/YHVTo
事務室
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 20:32:07.11 ID:eFUq8G4f0
俺はレッスン前に事務室に寄って行くことにした。
朋花「あらプロデューサーさん。どうしたんですか〜?」
P「わっ!びっくりした…朋花こそ何やってるんだ?」
朋花「うふふ、今までの公演の記録の最終確認をしているんですよ」
そう言った朋花の手にあるのは今までの公演を纏めたファイル。
P「それはやっぱり、明日の公演の参考にと?」
朋花「ええ。といっても、明日の公演は私にしか…私達にしか作れないステージにしたいと思っているので、あくまで参考程度ですが」
P「そうか…なんか今俺凄く感動してる」
朋花「もう、感動するのはまだまだ早いですよプロデューサーさん?」
P「そ、そうだな」
P(俺も何か力になりたいな…)
1.高級菓子を渡す
2.海豚ちゃんのぬいぐるみを渡す
3.ご当地扇子を渡す
安価下
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/26(水) 20:33:51.41 ID:eTk3zvyhO
2
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 20:46:47.77 ID:eFUq8G4f0
P「そうだ!朋花!」\ジャン!/
P「以前事務室にイルカのぬいぐるみが欲しいって言ってただろ?だから買ってみたんだけど、今まで忘れてて…」
朋花「…」
P「…朋花?」
朋花「プロデューサーさん!」
P「は、はい!?」
朋花「わあ、わああ…!海豚ちゃんです…!可愛い…」
朋花は俺からイルカのぬいぐるみを受け取ると、とてもあどけない笑顔でそれを抱いていた。
その姿はまるで幼い少女のようだ。
朋花「ありがとうございますプロデューサーさん♪…物に釣られたみたいでちょっと複雑ですが、最後のレッスン頑張れそうです〜」
P「喜んでもらえて俺も嬉しいよ。そのぬいぐるみは事務室に置いておくから、可愛がってくれよな」
朋花「言われなくてもそのつもりです。…あ、それとプロデューサーさん」
朋花「海豚ちゃんをねだったのが私だってこと、秘密にしておいてくださいね…?」
P(あ、キュンときた)
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 21:04:52.82 ID:eFUq8G4f0
〜♪〜♪〜♪
\柔らかい声が待ってる/
公演前日、もう何度目か分からない三人で合わせたパフォーマンスを見て俺は拍手した。
この調子なら明日の公演は何一つ問題ないだろう。贔屓目抜きにしてもそう思える完成度だった。
P「じゃあ少し休憩にしよう」
そう言うと俺もレッスン室から出て一回伸びをした。そしてそのまま歩き出す。
向かった先は…
ステージが一番よく見える、最前列の客先。
とうとう三人がここで歌うのかと思うと感慨深い。
P「ん?」
ステージの陰に誰かいる…?あれは…
1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花
安価下
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/26(水) 21:05:21.67 ID:jvc/YHVTo
1
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 22:19:04.73 ID:eFUq8G4f0
P「雪歩!」
雪歩「」ビクッ
P「あ…驚かせちゃったか?」
雪歩「い、いえそんなことは…!」
P「そうか、それならいいんだけど…そこで何してるんだ?」
雪歩「最後にステージに立っておきたくて…きっと私、緊張しちゃうから少しでも長く立っておかなきゃって…!」
P「おいおい、俺は休憩しろと言ったんだぞ?そんなこと考えてたら心が休まらないんじゃないか?」
雪歩「うう…ごめんなさい…」
P「謝ることはないが…せめて座ったらどうだ?」
雪歩「はい…」
雪歩「あの…プロデューサーはどうしてここに?」
P「ん?俺か?俺は…明日ここに立つ雪歩達の姿を想像していたんだ。本番は袖にいて真正面からは見れないから」
雪歩「あ…そっか…プロデューサーさんは本番を客席で見れないんですね」
P「残念だよ。でもさ、俺は
1.ファンだから
2.客だから
3.プロデューサーだから」
安価下
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/26(水) 22:22:20.66 ID:N6CO22860
1
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 22:36:25.94 ID:eFUq8G4f0
P「ファンだから」
雪歩「ファン…プロデューサーじゃなくて…?」
P「勿論俺はアイドルをプロデュースする事が仕事のプロデューサーだ。でも、一人の人間としては…雪歩達のファンなんだ」
雪歩「一人の、人間として…」
P「だからたとえ正面から見られなくても、雪歩達のパフォーマンスが見ることができれば元気になる。どんな結果でも、公演をやり遂げてくれたら幸せになる!」
P「って雪歩!?泣いてるのか!?」
雪歩「だって、プロデューサーが…」
P「お、俺が…?」
雪歩「プロデューサーの言葉があまりにも嬉しすぎて…ぐすっ…ジュリアちゃんと天空橋さんのファンなら分かりますぅ…でも、でも、その中に私も含まれているなんてぇ…!」
P「え、えっと、泣かせるつもりはなかったんだ。落ち着いてくれ雪歩」アセアセ
雪歩「うわああんありがとうございますプロデューサー!」
P「お、おちつ…」
その後、なんとか雪歩を泣き止ませて俺たちはレッスンルームへと戻った。
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 22:38:07.44 ID:eFUq8G4f0
〜場所移動・午後〜
小鳥『プロデューサーさん、最後の好感度上げのチャンスですよ!明日になったら一番好感度が高い子のエンディングに入ります。
お気に入りのアイドルを狙って頑張ってください!』
小鳥『さあ、どこに行きましょうか!?』
安価下
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/26(水) 22:48:00.10 ID:MpHC6l1UO
ドレスアップルーム ジュリア
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/26(水) 22:56:37.19 ID:eFUq8G4f0
俺は今日の最後にドレスアップルームに寄って行くことにした。
P「お、雪歩」
雪歩「お、お疲れ様ですプロデューサー」
P「お疲れ」
雪歩はお茶を飲みながら衣装を見つめている。
雪歩「やっぱりお茶は美味しいですぅ〜」
P「はは、?が緩んでるぞ」
雪歩「え、え!?は、恥ずかしいので見ないでください…」
P「悪い悪い、冗談だ。それより衣装を見てどうしたんだ?」
雪歩「大好きなお茶を飲んで、リラックスしながら本番で着る衣装を見たら緊張が和らぐかなって…少しでも緊張しないための、第二弾ですぅ!」
1.賛同する
2.額を軽くつつく
3.カーテンを閉める
安価下
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/26(水) 23:40:16.66 ID:2a38I2fq0
2
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 19:28:29.41 ID:KNUptWZ20
P「」デコトンッ
雪歩「え、え?」
P「雪歩、気にしすぎだ。さっきもだったけど、幾ら好きなお茶を飲みながらでも考えすぎはよくないぞ」
雪歩「はい…ごめんなさい…」
雪歩(あれ?今触られたけど、怖くなかった…ビックリはしたけど…)
P「今日は公演のこと考えるの禁止だ!そうじゃないといつまでも頑張りすぎてオーバーヒートしそうだからな」
雪歩「は、はいぃ!ごめんなさい!えっとあのプロデューサー」アワワ
P「どうした雪歩?」
雪歩「あ…やっぱなんでもないですぅ…」
P(モジモジしてる…なんだ?)
P(はっ!そういえば今雪歩に触れたけど悲鳴とかあげられなかったな!もっと触っても…いやいや、それは別の意味でアウトだろ)
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 19:32:26.06 ID:KNUptWZ20
〜十日目〜
遂にこの日が来た。雪歩、ジュリア、朋花のお披露目公演の日が。
出番は目前、三人はお揃いの衣装に身を包みながら円陣を組んでいる。
そして…
P「出番だ三人とも!楽しんでこいよ!」
雪歩「はいぃ、頑張りますぅ!」
ジュリア「おう、見ててくれよな!」
朋花「プロデューサーさんも、私達を見て楽しんでくださいね〜」
眩しい光の中へ三つのシルエットが駆け出して行く…
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 20:13:57.52 ID:KNUptWZ20
---
--
P「さて、そろそろ帰るか」
俺は荷物をまとめると美咲さんに挨拶をして事務室の外へと足を踏み出した。
今日の公演は大成功だった。初舞台を終えた三人の表情は明るく、自信もついたようであった。
余韻に浸りながら劇場の廊下を歩く。
長いようで、短い十日間だった。これからも彼女達のプロデュースは続いて行くが、初舞台へのプロデュースはもう無い。
なんて感傷に浸っていると、後ろからあの子の声がする。
??「プロデューサー!」
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 20:20:59.61 ID:KNUptWZ20
P「あれ…?先に帰ったんじゃなかったのか?」
雪歩「あ、あの、私達、どうしてもプロデューサーに言いたいことがあって…!」
ジュリア「実は二人でずっと待ってたんだ」
そういうと二人は俺をレッスン室まで連れてきた。公演を終えた、三人だけの空間。ここにもまだ熱気が残っている。
P「どうした?なんかあったのか?」
雪歩「…ぅ…」
雪歩は俯いて応えない。
ジュリア「…」
ジュリアは落ち着かなさそうにずっと?をかいている。
そんな二人の顔は、真っ赤だった。
ジュリア「あ、あのさ!あたし達二人で話し合って…その…同じ気持ちだって分かったんだ」
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/28(金) 20:28:48.19 ID:KNUptWZ20
P「同じ気持ち…?」
雪歩「私…」
ジュリア「あたし…」
雪歩「pさんが好きですっ!」
ジュリア「pさんが好きだっ!」
突然の告白。突然の下の名前呼び。
いや、もしかしたら突然ではないのかもしれない。この十日間育んできた絆はいつしか…
雪歩が俺の右腕にしがみついては離れ、また勇気を出したようにしがみつき…を繰り返す。
ジュリアは耳まで真っ赤にしながら俺の左腕を全力で抱きしめた。
P「ちょ…ちょっと二人共、」
ジュリア「pさんの気持ちはどうなんだ!?」
雪歩「わ、私、選ばれなくても恨んだりしません!だから…」
ああもう、この二人は…!
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 21:16:24.31 ID:KNUptWZ20
P「最低だって思われるかもしれない。でも、二人を近くで見てきたからこそ俺には選べないよ…。雪歩には雪歩の、ジュリアにはジュリアのそれぞれの魅力があって、順番なんてつけられないぐらい二人が大好きなんだ!」
幻滅されただろうか。
二人は何か言いにくそうに口元をモゴモゴとされている。
でもそれが俺の本当の気持ちで、告白してきてくれた二人への誠心誠意の返事だ。
ジュリア「ああ…pさんやっぱり」
雪歩「だね、ジュリアちゃん…」
雪歩・ジュリア「pさんならそう言うと思いました(思った)!」
P「…へ?」
俺の腕を掴んだまま二人は顔を見合わせて笑う。
ジュリア「大丈夫!ちゃんと話はついてるからさ!」
雪歩「はい、だからpさん」
雪歩「私達の」
ジュリア「あたし達の」
雪歩「恋人になってくださいね!えへへ」
ジュリア「恋人になってよ…な」
P「ええ〜!?」
こんな関係許されるのだろうかと考える間も無い。
これから俺は、雪歩とジュリアから好意を寄せられて、それに返して行くことになるのだろう。
十日間を通して得たものは、最高の舞台と…
可愛い二人の恋人だった。
〜雪歩&ジュリアハーレムルート 完〜
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/28(金) 21:16:52.14 ID:KNUptWZ20
終わりです。
お付き合い頂きありがとうございました。
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/28(金) 21:20:46.79 ID:R8b9PaDC0
二週目希望!
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/28(金) 21:23:12.93 ID:1zLoh6XEo
乙!
ところで二周目はないんですか…?(小声)
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/29(土) 10:49:06.39 ID:vh6X6pQNO
スレ余ってるので二週目やりますか
今度は出来るだけ次の更新の予定日書いておきますね
というわけで先に攻略キャラの安価だけやっときます
この書き込みから下三つに書き込まれたキャラが攻略対象になります
無効は安価下で
本格的に始めるのは今日の16:00とかその辺になります
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/29(土) 10:49:49.89 ID:a88O24OIO
響で
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/29(土) 11:47:07.28 ID:xz43pix5O
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