【安価】ミリP「いつかの恋愛シミュレーション」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 10:35:40.83 ID:VtrGvjn+0
注意
・遅い
・不定期


P「遂にミリシタが配信スタートしたな!そろそろインストール完了した頃かな」

P「あれ?アイコンが小鳥さん…?アイコンは翼だったはずだけど、知らない間に変わったのかな…まあいいや、起動起動っと」

\アイドルマスターミリオンライブ!シ

ミュレーション!/

P「ほ?」

P(いやいやいやシミュレーションじゃなくてシアターデイズだよな?何だか嫌な予感がするけど…)タップトゥスタート

小鳥『ようこそプロデューサーさん!』

P「美咲ちゃんは!!!!???」

小鳥『私は何も聞きませんでしたはい。新しい可愛い事務員のことなど、ええ』

P「なんかごめんなさい」

小鳥『別にいいですよーだ…。
ところでプロデューサーさん。最近、アイドル達を性的な目で見てますよね」

P「見てないですけど。デジャヴ感じるんですけど」

小鳥『そして数年に渡って築き上げた信頼関係に甘え、初心を忘れてしまっている!というわけでこのアプリです』

P「う…初心については否定できないところもありますけど…それで結局このアプリって」

小鳥『初めましての状態からアイドルの皆と恋愛ができるアプリです!私が開発したんですよ』ドヤァ

P「こんなの作ってるからミリシタに出るの遅れてるんじゃ…」

小鳥『と、兎に角プロデューサーさん!初心を取り戻す為に、アーンドアイドル達への劣情を二次元で我慢できるように!このアプリでEDを迎えて下さいね。それまで本物のミリシタはできないようになってますから』

P「え、嘘小鳥さん待っ
畜生なんか次の画面に進んだ!!」

P「ミリシタをやる為に…仕方ない、進めてみるか…」

P「名前を入力してください…姓はP、名はpでいいかな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499477740
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 10:38:30.37 ID:VtrGvjn+0
ーーー
ーー

765プロでは専用の劇場設立に伴い大きなプロジェクトが動き出していた。
通称「39プロジェクト」
39人の新たなアイドルをスカウトし、劇場を大きくしていこうというものだ。
既に加わった新たなメンバー…プロデューサーはこの企画を成功させることができるのか!?

小鳥『これから安価で攻略対象になる三人のアイドルを決めます。
攻略対象は「ミリシタに登場する全てのアイドル」です。(765ASも対象に含まれます。御都合主義によりASも初めましての状態から始まります)』

攻略対象一人目
安価>>3
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 10:43:00.00 ID:ynpws52Go
雪歩
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 10:45:36.81 ID:VtrGvjn+0
一人目 萩原雪歩
二人目>>5
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 10:47:02.68 ID:b0SGrL6Co
ジュリア
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 10:51:32.84 ID:VtrGvjn+0
一人目 萩原雪歩
二人目 ジュリア
三人目>>7
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 10:52:00.73 ID:A5B1Z70ko
ともか
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 11:01:41.03 ID:VtrGvjn+0
小鳥『攻略対象が出揃いました!
攻略対象の基本情報です

萩原雪歩
155cm/42kg/17歳/A型/右利き
12月24日生まれの山羊座
趣味:MY詩集を書くこと
特技:日本茶を入れること
好きなもの:ブログ
属性:プリンセス

ジュリア
157cm/43kg/16歳/O型/左利き
9月26日生まれの天秤座
趣味:なし
特技:ギター
好きなものパンクロック
属性:フェアリー

天空橋朋香
156cm/15歳/41kg/AB型/左利き
11月11日生まれの蠍座
趣味:ファンに喜んでもらうこと
特技:口喧嘩、礼儀作法
好きなもの:可愛い扇子
属性:フェアリー』

小鳥『頑張ってくださいね!』
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 11:02:59.98 ID:VtrGvjn+0
小鳥『好感度とエンディングについての説明です。

好感度→アイドルと会話し、三択の選択肢から一つを選ぶことで変動します。最良が+2、良が+1、不可が-1です。
また、アイドルタッチモードでも変動しますが、此方の機能については後ほど説明しますね。
どのアイドルも好感度0からスタートします。
尚、アイドルの好感度は見えない仕様になっているのでご了承くださいね。

エンディングは10日目に突入した時点で一番好感度の高い子のルートに入ります。一番高い子が二人以上いる場合は…プロデューサーさん、私妄想が止まりません!

コホン、失礼しました。
ああそれと、10日というのはあくまで目安というか前回のをそのまま引っ張ってきてるというか…兎に角変わる場合が多分にありますので広い心で!お願いします』
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 11:05:48.85 ID:VtrGvjn+0
ごめんなさい朋花様の名前間違えてました

海に投げ込まれてきます
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 11:14:03.02 ID:VtrGvjn+0
今日は39プロジェクトのアイドルが揃ってから初めての出勤だ!
俺は少し緊張して劇場に足を踏み入れると、早速エントランスで三人のアイドルに遭遇した。
あれは確か雪歩とジュリアと朋花だったな…。
よし、第一印象が大切だ!挨拶をしよう。

P「おはよう三人共。俺が君達を担当するプロデューサーだ。
俺はこのプロジェクトを

1.プリンセスのように可愛らしいものにしたいと思っている
2.フェアリーのように幻想的なものにしたいと思っている
3.エンジェルのように自由なものにしたいと思っている」

安価>>12
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 11:30:38.71 ID:9YZvioSRo
2
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 11:39:32.59 ID:VtrGvjn+0
P「俺はこのプロジェクトをフェアリーのような幻想的なものにしたいと思っている。改めて宜しくな!」

ジュリア「フェアリーか…かっこいいじゃんか!宜しくな、プロデューサー」

朋花「あら〜それは良い心がけですね。宜しくお願いしますプロデューサーさん」

雪歩「よ、宜しくお願いします…うう…」

雪歩は何故だか二人の後ろに隠れるようにして、怯えた目でこっちを見ている。
俺、なんかしたっけ…?
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 11:44:41.84 ID:VtrGvjn+0
初日は全体の顔合わせや事務的な説明事が多く、あまり個々のアイドルとコミュニケーションを取ることができなかった。
だが、その分一日で全員のことがちょっとだけ知れたのは収穫だと思う。

〜二日目〜

小鳥『アイドルタッチモードについての説明です。

毎朝一人を選んで頭部・上半身・下半身のどこかをタッチすることができます。
最良の場所を選択すると、更に細かい場所をタッチすることができるボーナスタッチが発生します。ボーナスタッチは好感度を一気に稼ぐチャンスですよ!
最良の場所は毎回ランダムに決まりますので、頑張って見極めてくださいね。

あ、今エッチなこと考えましたね!?
言っておきますけど、いくらスマホの中のアイドルとはいえR指定が入るような事はできませんよ!』

小鳥『さてさて!それでは早速誰をタッチしちゃいますか?>>15
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 11:53:16.89 ID:W5Q9Px/Oo
ジュリア
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 12:00:05.55 ID:VtrGvjn+0
P「おはようジュリア」

ジュリア「おはようプロデューサー。あたし、まだアイドルについて全然分からないけど宜しく頼むぜ」

P「ロック歌手のスカウトと勘違いしちゃったんだもんな」

ジュリア「わー!わー!それはもう言うなってバカプロデューサー!」

頭部、上半身、下半身のどこをタッチしよう?>>17
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 12:02:55.27 ID:kKXOCQaAO
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 12:08:26.96 ID:VtrGvjn+0
ボーナスタッチ発生!

頭部のどこをタッチする?

1.髪
2.顔
3.耳

安価>>19
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 12:14:55.09 ID:kKXOCQaAO
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 12:15:40.91 ID:kKXOCQaAO
あ、連取りか
下で
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 12:54:05.55 ID:VtrGvjn+0
(人が少ないので2、3回ぐらいだったら連取りしても大丈夫だと思ってます)

P「えい」ミミタッチ

ジュリア「わっ!?突然耳なんか触ってどうしたんだ?」

P「いや、ロッカーの耳ってどうなってるのかなーと思って…」

ジュリア「は…?」

ジュリア「ぷっ…あはは!プロデューサー面白いな!ロッカーだろうがなんだろうがあたしの耳は普通の人間の耳だよ」

ジュリアは面白そうに笑っている。
結構奇行だと思ったけど意外に好感触だぞ…?

ジュリア「じゃあ今日も一日宜しくな、プロデューサー♪」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 12:56:36.17 ID:VtrGvjn+0
〜午前・場所移動〜

小鳥『場所移動とその場にいるアイドルについての説明です。

プロデューサーさんは午前と午後の二回、「エントランス」「控え室」「事務室」「ドレスアップルーム」に行く事ができます。
その時安価をとったプロデューサーさんのコンマが
01〜33で雪歩
34〜66でジュリア
67〜99で朋花
00で指定したアイドルに会う事ができます。

なので場所移動の安価は「エントランス、小鳥さん」のように場所と攻略対象を指定してくださいね』

小鳥『それではどうしましょうか?>>23
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 12:57:38.21 ID:A5B1Z70ko
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 12:59:42.62 ID:A5B1Z70ko
場所指定してなかった
エントランスで
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 13:28:03.40 ID:VtrGvjn+0
俺はエントラスに寄ることにした。
エントランスに行くと、ジュリアが物販スペースを眺めていた。時折酸っぱそうな顔をしているのは何でだ…?

P「ジュリア」

ジュリア「うわあっ!な、なんだプロデューサーか…。驚かせるなよ〜…」

P「ご、ごめん。驚かせるつもりは無かったんだが…それより何を見ていたんだ?」

ジュリア「まだ置かれてないけど、ここにどんなグッズが並ぶのかなって思って見てたんだ」

P「それにしてはなんか酸っぱそうな顔してたな」

ジュリア「み、見てたのかよ!?くぅ…。
ここにさ、あたしのグッズも並ぶのかと思ったら…その…」

P「1.嫌なのか?
2.楽しみだな!
3.その時は俺が買い占めよう」

安価>>26
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 13:30:18.09 ID:KoDiLArqO
2
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/08(土) 14:38:08.52 ID:VtrGvjn+0
再安価>>27
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 14:42:21.49 ID:5jeJRk8c0
2
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 14:45:33.41 ID:VtrGvjn+0
再安価>>27
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 14:46:42.30 ID:VtrGvjn+0
うわーすみません反映されてなかった上に連投してしまいました…安価は26のままいきます
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 14:54:23.19 ID:VtrGvjn+0
P「楽しみだな!」

ジュリア「楽しみじゃないよ〜!だってアイドルってきっとふりふりで可愛くて兎に角あたしには似合わないような格好でさ、そんなのが商品として残る上に誰かも分からない奴の手元に行くんだぞ!そう考えたらあたし…あたし…」

P「いやでもアイドルってそういうものだし…」

ジュリア「そういうもので済ますのか!?プロデューサーなんだからもうちょっとこう…悩みについて一緒に考えてくれればいいのに…」

ジュリアは浮かない表情のまま先にレッスン室へと行ってしまった。
ちょっと気楽に受け答えしすぎたかな…。
とにかく俺もレッスン室へと急ごう。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 15:33:00.57 ID:VtrGvjn+0
今日はデビュー公演に向けての曲決めだ!
デビュー公演では幾つかのユニットに分かれ、それぞれに与えられた曲を披露することになる。
さて、このユニットに歌ってもらう曲は…

ジュリア「宜しくな、ユキ、朋花!」

雪歩「は、はい、足を引っ張らないように精一杯頑張りますぅ!」

朋花「うふふ、そんなに固くならないでください〜。デビュー公演を共にする仲間なんですから。子豚ちゃん達を歓喜に沸かせちゃいましょう〜」

雪歩「子豚ちゃん…?」

ジュリア「ところでプロデューサー、あたし達の曲ってもうできてるんだろ?どんな曲なんだ?」

1.GREEDY GIRL
2.キラメキ進行形
3.恋のLesson初級編
4.微笑み日和
5.ポップ♪ステップ♪レインボウ
6.素敵なキセキ
7.Rebellion
8.FLY TO EVERYWHERE
9.SnowWhite
10.FIND YOUR WIND!
11.ライアー・ルージュ
12.あのね、聞いてほしいことがあるんだ
13.ココロ☆エクササイズ
14.スマイル一番
15.恋花
16.ちいさな恋の足音
17.想いはCarnaval
18.流星群
19.デコレーション・ドリ〜ミンッ♪
20.ハートウォーミング
21.君想いBirthday
22.朝焼けのクレッシェンド
23.Maria Trap
24.フェスタ・イルミネーション
25.アフタースクールパーリータイム
26.オレンジの空の下
27.グッデイ・サンシャイン!
28.ビギナーズ☆ストライク
29.透明なプロローグ
30.恋心マスカレード
31.Heart・デイズ・Night☆
32.ハミングロード
33.トキメキの音符になって
34.dear…
35.マイペース☆マイウェイ
36.微笑んだから、気づいたんだ。
37.DETECTIVE HIGH!〜恋探偵物語〜
38.追憶のサンドグラス
39.Get My Shinin’
40.POKER POKER
41.チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!
42.嘆きのFRACTION
43.プライヴェイト・ロードショウ
44.ハッピ〜エフェクト!
45.Precious Grain
46.Happy Daring
47.Be My Boy
48.オリジナル声になって
49.ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン
50.IMPRESSION→LOCOMOTION!
51.瑠璃色金魚と花菖蒲
52.ハミングバード

安価>>33
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 15:44:24.06 ID:5jeJRk8c0
32
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 15:51:13.14 ID:VtrGvjn+0
俺はハミングロードの仮歌を流した三人は思い思いにこの曲を聴いているようだ。

雪歩「この歌とっても素敵です…。優しくて、心に染み渡っていくような…」

雪歩「はっ、ついうっとりと聴き入っちゃいましたぁ!」

P「大丈夫だよ雪歩。他の二人も同じだ。俺もこの歌大好きだよ」

雪歩「は、はい…。私もです!」

特に雪歩から好評価を貰えたようだ。
こうして三人が歌う曲の確認は終わった。

〜場所移動・午後〜

小鳥『どこに行きましょう?>>35
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 16:10:18.11 ID:edPG4be30
控え室
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 16:29:58.33 ID:VtrGvjn+0
俺は帰る前に控え室に顔を出して行くことにした。
控え室に一歩足を踏み入れた途端、ガシャンと何かが落ちた音がする。音の方を見ると、雪歩が身を竦めて此方を見ていた。その足元には、お盆。

P「お疲れ雪歩。…お盆落としてるぞ?」

雪歩「はいぃぃぃ!すみませんっ!すぐ拾います!」

雪歩「あっ、お、お疲れ様ですぅ!」

雪歩はわたわたとしながらお盆を拾うと、思い出したようにペコリと頭を下げた。

P「…」

雪歩「…」

P「雪歩」

雪歩「はいいっ!」

P「雪歩はもしかして俺が嫌いなのか?」

雪歩「えっ!?そ、そんなこと…私、プロデューサーにそんな風に思わせてしまってたなんて…

穴掘って埋まってますぅぅぅぅ!!」


雪歩はそう叫ぶと何処からかスコップを取り出してあっという間に穴を掘って行ってその穴に篭ってしまった。
そのスコップはどこから出てきたのか。
劇場の床がなんでそんな簡単に掘れるのか。
疑問は尽きないが、兎に角今は雪歩だ。

1.雪歩の掘った穴に飛び込む
2.穴の上から呼びかける
3.雪歩の隣に新たな穴を掘って埋まる

安価>>37
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 16:30:49.44 ID:6vu0xGF+0
1.
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 16:51:42.59 ID:VtrGvjn+0
P「とうっ!」

雪歩「」ビクッ

P「雪歩、先ずはここから出よう。もし穴が崩れて本当に埋まったらあぶな…って雪歩?」

雪歩「」

P「気絶しとる…」

取り敢えず俺は気絶している雪歩を背負うと穴を登り控え室に戻り、ソファに雪歩を寝かせた。
穴はいつの間にか綺麗になくなっていた。怖い。

雪歩「あ、れ…私…

プ、プロデューサー!」

P「気がついたか雪歩、お前穴掘って埋まったかと思ったら気絶したんだぞ?大丈夫か?」

雪歩「は、はい…ご迷惑をおかけしてすみません…」

雪歩「あの、プロデューサーさん…」

P「なんだ?」

雪歩「私男の人が苦手なんです。怖いと思ってしまうんです…」

P「そうだったのか…」

だったら突然狭い穴の中で男と二人きりになったのは怖かっただろうな…。

雪歩「ダメダメでごめんなさい〜!」

P「いや、俺こそ知らずに無神経なことしてごめん。でも、それは克服していかなきゃだな…」

雪歩「はいぃ…頑張りますぅ…」

雪歩は弱々しく呟いた。
雪歩への接し方について考えていかないといけないな…。
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 16:54:20.85 ID:VtrGvjn+0
〜三日目〜

小鳥『アイドルタッチモード発生です!誰をタッチしますか?>>40
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 17:33:14.59 ID:YN1L8zO6O
朋花
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 17:45:40.26 ID:VtrGvjn+0
P「おはよう朋花、いい朝だな」

朋花「おはようございますプロデューサーさん、朝一番に私に挨拶するなんて感心ですね〜褒めてあげます〜」

P「あ、ありがとう…?」

頭部、上半身、下半身のどこをタッチしよう?>>42
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 17:47:30.81 ID:5jeJRk8c0
頭部
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 17:56:11.04 ID:VtrGvjn+0
ナデナデ

朋花「…何をしているんですか?」

P(な、なんだか微笑んでいるのに目が笑ってないぞ…?それにドス黒いオーラが出て…)

P「いや、あの、信頼を深めるためにスキンシップをと」

朋花「信頼、ですか」

朋花「たった今なくしてしまいましたね〜?」

P「」

朋花「何か言うことはないですか?」

P「…ごめんなさい…」

朋花の機嫌を損ねてしまった…。


〜場所移動・午前〜

小鳥『どこに行きましょうか?>>44
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 17:57:13.18 ID:1JRGnZBro
中庭
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 17:59:29.14 ID:VtrGvjn+0
場所移動についての説明は此方になります>>22

再安価下
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 18:01:14.40 ID:1JRGnZBro
何だ、学園モノじゃないのか(^^;

安価下
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 18:04:49.54 ID:/kgEVM3wo
ドレスアップルーム、雪歩
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 18:22:25.17 ID:VtrGvjn+0
レッスン前にドレスアップルームを覗いていくことにした。

P「ジュリア、何やってるんだ?」

ジュリア「プロデューサー!見ての通り飲み物飲んでるんだよ。この部屋に置いてある飲み物毎日変わるんだぜ?凄いよな」

P「おお、それは凄いな。今日のメニューはなんだ?」

ジュリア「コーヒー。インスタントなんだろうけどさ、何でかすっごく美味いんだ」

P「ほお…」

P「1.一口貰ってもいいか?
2.俺も飲んでみよう
3.実は俺コーヒーに拘りがあるんだ」

安価下
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 18:26:10.14 ID:A5B1Z70ko
1
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 18:45:27.10 ID:VtrGvjn+0
P「一口貰ってもいいか?」

ジュリア「これを!?」

P「それを」

ジュリアがあまりにも美味しいということを強調するから、一口飲んでみたくなった俺はジュリアにそうねだった。
が、ジュリアは何故か驚いている。しかも顔が赤くないか…?

ジュリア「プ、プロデューサーが堂々とセクハラするような奴だとは思わなかった!」

P「セクハラ?なんの話…」

P「…」

P「…間接キスか?」

ジュリア「今気がついたのか!?信じられないよもーっ!」

ジュリアは更に顔を赤くすると飲みかけの紙コップを強めにテーブルに置いた。

ジュリア「あたしはもう行くから飲みたきゃ飲め!バカプロデューサー!」

P「あっ、ジュリ…」

P(な、なんか俺も恥ずかしくなってきた…流石にこれは飲めないな…)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 18:56:02.20 ID:VtrGvjn+0
〜レッスンルーム〜

今日は体力作りのメニューの後に本格的なダンスのレッスンが始まる。

先ずは柔軟体操からだが、アイドルは三人いるから一人余ってしまうので誰かと一緒に柔軟体操をしようと思う。

さて誰と組もうか…。

1.雪歩
2.ジュリア
3.朋花

安価下
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 18:58:37.38 ID:/kgEVM3wo
3
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 19:40:41.00 ID:VtrGvjn+0
P「よし、朋花は俺と柔軟するってことでいいか?」

朋花「ええ、勿論ですよ〜」

P「雪歩とジュリアも二人で始めてくれ」

雪歩「はい」
ジュリア「ああ」

朋花「では早速始めましょうか、プロデューサーさん」

そう言うと朋花は俺に背を向け開脚して座った。俺はその背中をゆっくりと押していく。

P「おお…おお?」

P「朋花、そろそろ身体が床につきそうだけど辛かったら言うんだぞ」

朋花「平気ですよ〜」ペタン

P「おお、凄いな朋花!」

朋花「悪い気はしないですね、ありがとうございます〜」

P「普段から柔軟したりしてるのか?」

朋花「アイドルになると決めたその日からしていますよ〜。子豚ちゃん達を喜ばせる為には地道な努力が必要ですから〜」

P「1.偉いと思う
2.これからもその調子で
3.俺も喜んでいる」

安価下
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 19:42:27.19 ID:A5B1Z70ko
3
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 20:02:14.39 ID:VtrGvjn+0
P「そっか、俺も今とても喜んでるよ」

P「朋花が地道な努力をしていることも、その先に華々しいステージがあるであろうことも…」

P「いや、あるであろうじゃない!あるんだ!」

朋花「ちょっとプロデューサーさん?一人で白熱しすぎですよ〜?」

P「あ、ごめん。嬉しすぎて盛り上がっちゃったよ…」

P(恥ずかしいな…)

朋花「うふふ、小さな子供みたいですね」

朋花「でも、そう言って貰えるのは私も嬉しいです〜。私の言葉でプロデューサーさんが嬉しくなる、プロデューサーさんの言葉で私が嬉しくなる。素敵なことだと思いませんか〜?」

朋花の笑みがいつもより柔らかい気がする。俺の顔も、少し熱い気がする。
俺は照れを誤魔化すように力一杯表情筋を動かして笑った。
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 20:03:37.79 ID:VtrGvjn+0
〜場所移動・午後〜

安価下
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 20:05:33.59 ID:ul1TzwR30
ドレスアップルーム
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 20:16:57.51 ID:VtrGvjn+0
俺は帰る前にドレスアップルームに寄っていくことにした。誰かいるだろうか…。

P「って誰もいない…」

テーブルの上を見て今朝のことを思い出す。紙コップは誰かが片付けたようでもう無かったが、記憶は鮮明に残っている。

ジュリア「げえっ!プロデューサー!?」

振り返るとジュリアがいた。
ジュリアもテーブルの上を見ている。今朝のことを思い出しているのだろう。
なんだか気まずいぞ…。

ジュリア「なあ、プロデューサー」

P「な、なんだ?」

ジュリア「その…」

そう言ったきりジュリアは黙ってしまった。
どうしようか…。

1.コーヒーを二人分入れる
2.飲みかけのコーヒーを一口あげる
3.飲んでないよという

安価下
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 20:18:06.63 ID:N6g+q6QBO
1
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 20:43:25.52 ID:VtrGvjn+0
俺はコーヒーを二人分淹れると、片方をジュリアに差し出した。

P「飲むか?」

ジュリア「ああ、うん。ありがとう」

二人でコーヒーを飲む。確かにこれはかなり美味しい。

P「さっきも最初からこうすれば良かったのにな…ごめんな」

ジュリア「それは…それはもういいよ」

ジュリアは俯いてもごもごとそう言うと、顔を上げてニッと笑った。

ジュリア「あんた鈍感って言われない?」

P「う、うーん…言われないかなあ…」

ジュリア「はは、絶対嘘!まあ今回はこのコーヒーに免じて許してやるよ」

それはジュリアなりの照れと気まずさの払拭なのだろう。俺も彼女のように歯を見せてニッと笑う。

P「許してくれて嬉しいよ」

ジュリア「今後は気をつけろよ〜?
…特に、あたし以外にはさ、そういうこと」

P「大丈夫だって」

ジュリア「ならいいけどさ」

二人でコーヒーを飲んだ後はジュリアを駅まで送ってから帰った。
今朝のことについてちゃんと話せて良かった。
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 20:45:34.10 ID:VtrGvjn+0
〜四日目〜

小鳥『アイドルタッチモードの時間です!
さあ、どの子をタッチしましょうか?>>62
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 21:06:42.02 ID:DcRhtSEyo
貴音
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 21:08:00.75 ID:ftAf1VucO
ジュリア
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/08(土) 21:28:09.37 ID:VtrGvjn+0
今日はここまでにします。付き合ってくださりありがとうございました。

次回ジュリアのタッチモードから始めます。
104.91 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)