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ハニエル「もう1人のお姉ちゃん」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/07/06(木) 23:11:59.12 ID:c4PKXCh60
今回は…前回の物を、少し長めに直したものとなります。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1499350318
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:14:40.97 ID:c4PKXCh60
あぁ、何故?何故私では無いの
私は…負けた…
憧れのあの人が、私では無い他の人の物になった。…私はただ二人を見ていただけ、あぁ何故?何故私ではないのですか?
心の奥底より湧き出るこれは何か…怒りでは無い…落胆でも無い…嫌悪……自分自身に対する嫌悪
私はずっと見ていました。
お二人の結婚式…素晴らしかった。もう勝ち目は無いと思い知らされる位…茶番はあったものの…あの時の言葉に偽りは無いのでしょう。
ふと、携帯の画面へと目を向けた。そのには憧れの人から久しぶりに送られたメールが一件、内容は子供が産まれたので招待したい…あぁ、本当に惨めだ会ったら辛いなのに会いたい気持ちに勝てない。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/06(木) 23:15:18.83 ID:c4PKXCh60
ガヴ「おっタプリス来てくれるみたいだぞ!」
ヴィーネ「本当!暫く避けられてた感じがしてたから来てくれるか不安だったけど……よし!頑張るぞぉ!」
ガヴ「本当にこういうイベント事好きだよなぁ」
ヴィーネ「うぅ、だって楽しい事は分かち合いたいじゃない?」
ガヴ「駄目とは言ってないだろ?頑張れよヴィーネ」
ヴィーネ「えぇ、ガヴ大好き!」ギュゥ
ガヴ「ばっ、ハニエル達も居るんだぞ!」
ハニエル「もぅ、慣れてるよ」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:16:18.16 ID:c4PKXCh60
後悔……はしていないと思う。
色んな覚悟を持って、先輩の家に行く…今までみたいに避けてしまうのか……
受け入れて貰えるか、頑張ってみるのかどちらになっても構わない。そう決めたから……でも拭えないこの感情…あぁとにかく寝てしいたい。
今だけでも良いから何も考えなくて済む夢の中へ逃げさせ……て…
夜は明けてしまった。先輩に会うための時間が迫っていく逃げる事は出来ない
急いで、家へと向かい玄関で動きが止まる。まるで糸の切れた人形の様に体は重く、インターホンの音を鳴らすのにひどく時間が掛かってしまった。
ドア越しに聞こえる足音にこの場から逃げ出してしまいたい…そんな考えが頭に過るがそんな事はさせないと扉は開き、憧れの先輩が顔を覗かせる
ガヴ「よぅ、タプリス久しぶりだな?」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:17:16.08 ID:c4PKXCh60
ガヴ「いやー、本当に久しぶりだよなぁ〜」
久しぶりの先輩の声に少しだけ涙が出そうになる。
ガヴ「それにしても成長したなぁ私なんか、あれから全然背も伸びないし…… 」
タプリス「?」
先輩の声が止まった、何かしてしまったのだろうか…
ガヴ「チッ、まぁ中に入れよ、おーい」
視線がやや胸の方に来ていた事が気掛かりですが、悪意は無いみたいで少し気持ちが楽になっていた。
ヴィーネ「わぁ、千咲ちゃん! 」
タプリス「お久しぶりです。」
ヴィーネ「わぁ、大きく……大きくなったわね」マジマジ
タプリス「…………」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:18:05.92 ID:c4PKXCh60
タプリス「お邪魔します。」
玄関からお部屋へ入らせて貰うと、先輩の妹さんが視界に入った…軽く会釈をすると嬉しそうに声を掛けてくる
ハニエル「お久しぶりです。タプリスさん」
タプリス「ハニエルちゃんも大きくなりましたね〜、私なんか直ぐに抜かれちゃいそうです」ナデナデ
ハニエル「むー、ハニエルはもう子供じゃないよー!」
タプリス「あっ可愛かったのでつい…」
無理して作っているかそれとも自然になっているのか分からないけど、私は笑っていた。そんなやり取りをしていると見えてしまった。
お二人の大事な大事な宝物……
タプリス「この子が……先輩の子ですね?」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:18:54.23 ID:c4PKXCh60
ガヴ「あぁ……いや違うな…私とヴィーネの子供だ!」
先輩は一度否定した後、凄く自慢気にそう言い放つと近くに居た月野瀬先輩を抱き寄せていました。
ヴィーネ「ちょっ!ガヴっ!」
タプリス「熱々ですねぇ〜羨ましいです!」
ハニエル「今日はお客様が居るんだから控えめにね?」
ガヴィーネ「はーい」
本当に、羨ましい。私にもう少し勇気が合ったのならそこで抱き締めて頂いてるのは………多分有り得ないでしょう。
ヴィーネ「さってと!千咲ちゃんお腹はどうかな?」
タプリス「えっ、そう言えば空いています……」
事実、昨日から何も食べていないのだからお腹は空いていた。すると意識していなかったがとても美味しそうな匂いが鼻孔の奥を燻る
ヴィーネ「じゃーん!千咲ちゃん歓迎用の料理です!」
ガヴ「おぉ、随分と豪勢だなぁ流石、イベントとなると…凄いなー」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:19:42.48 ID:c4PKXCh60
タプリス「私なんかの為に為にすみません!」
あぁ、この優しさが私を苦しめる。優しさがまるで私の体を心を撫で回す様に苦しく…
ヴィーネ「だって、千咲ちゃんは大切なお友達ですもの!久しぶりなんだから奮発位させて?」
タプリス「本当に、有り難う…」グー
タプリス「はわわわ!」
ガヴ「クスッんじゃ飯にするか…」
ハニエル「わーい、ご飯だぁ」
楽しそうにテーブルに座る皆さん。先輩はゲームでもしているのか行儀悪く片手をテーブルの下に隠しています。
料理を口に運ぶと、色々な感情が混ざっていく。嬉しさ悲しみ嫉妬等、美味しい筈なのに味も分からない。
ガヴ「やっぱりヴィーネの料理は最高だな」
ハニエル「私もこれくらい出来るようになりたいなぁー」
ヴィーネ「大丈夫よ、ハニエルちゃんのご飯も、とても美味しいもの!」
ハニエル「ヴィーネお姉ちゃん、今度料理教えて〜」
ヴィーネ「良いわよ?いくらでも教えてあげる!」
タプリス「………やっぱり作ってあげる人は上手くなるんですかね?」
ガヴ「………そうかもな、ヴィーネはずっと私に作ってくれてたしな」
ふと気が付くと、月野瀬先輩も片手をテーブルの下に隠していた…
タプリス「そう言えば、先程聞けなかったんですがお名前はなんて言うんですか?」
ガヴ「………?」
タプリス「あっ、御二人の子供の…お名前です!」
ガヴ「あぁ、サリエル……姉さんが付けてくれた名前だよ」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:22:11.52 ID:c4PKXCh60
タプリス「素敵なお名前ですね!あっこれ美味しいです!」
タプリス「」モグモグ
ガヴ「…………」
ヴィーネ「…?ガヴあんまり食べていないみたいだけど……」
ガヴ「あっ、いや」
ヴィーネ「……今日はあーんは無しよ?」ボソボソ
ガヴ「いや!ちげーよ?」
サリエル「ふえっ…うぅ…」
ヴィーネ「あっ、お腹空いたのかな?」
月野瀬先輩は少し手間取りながら、二人の宝物へと向かっていく。
ヴィーネ「お腹空いたんでちゅね〜今あげますからね〜」
タプリス「ご馳走様です。とても美味しかったです!」
ヴィーネ「えっ、千咲ちゃんもう良いの?」
タプリス「あまり多くは食べれないので……すみません…」
ヴィーネ「あっ、大丈夫よ!後はガヴが食べてくれるもの」
ガヴ「いやいや、私でもこの量は……」
ヴィーネ「うぅ、やっぱり作りすぎちゃったか……」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:24:50.42 ID:c4PKXCh60
ガヴ「うぅ〜腹一杯だぁ」
ヴィーネ「無理に食べなくても良かったのに…」
ガヴ「ヴィーネのご飯を残したら勿体ないだろ?」
ヴィーネ「もぅ、ガヴったら//」
ハニエル「んんっ!」
ガヴィーネ「」ビクッ
ガヴ「………そういや、風呂沸いてるからタプリス入ってきたらどうだ?」
タプリス「そっ、そんな一番風呂なんて!」
ガヴ「別に気にし無いぞ?」
タプリス「でもっまだお腹残ってるみたいなので……もう少ししてからに……」
ガヴ「そっか、ならヴィーネ入ってくれば?」
ヴィーネ「そうね、今日はハニエルちゃんがサリちゃんと入る日だしゆっくりと入ってようかな〜」
タプリス「えっ?ハニエルちゃんと入ってるんですか?」
ガヴ「おぅ、天使の加護で溺れたりしないようにしているし…千里眼でちゃんと見ているからな、それにハニエルならもう十分に出来るさ」
ハニエル「えへんです!」
タプリス「………」
ヴィーネ「じゃぁ、入ってくるね行こっガヴ………あっ!いやその1人で…」
ガヴ「………今日はタプリスの手前一緒には無理だ…」ゴニョゴニョ
ヴィーネ「じー」モノホシゲニ
ガヴ「」フルフル
ヴィーネ「けちっ、ふん!」
お二人は本当に、仲が良いみたいです。
とても羨ましい…羨まし過ぎます。
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/06(木) 23:25:19.87 ID:c4PKXCh60
ガヴ「所でタプリス、お前最近どうだった?」
タプリス「どう……とは?」
ガヴ「嫌な……事……あったとか」
タプリス「なっ何でですか?」
ガヴ「何か元気が無いように見えたし、無理して笑ってる様に見えたから…」
あぁずるい……私の本当の気持ちは分からないのに…貴女は見透している様に当ててくる…
タプリス「……ちょっと…ちょっとだけお仕事とかで疲れちゃいまして……」
ガヴ「…………」
ガヴ「…そうか、辛い時には頼ってくれて良いから…こんな駄目な天使だけどそれでも良かったら話してくれ……お前の悩みとか…」
言える訳が無い……やはり本質までは見抜いてはくれない…その中途半端が私の心を更にもどかしくする…
タプリス「天真先輩は、駄目な天使何かじゃありません!私の……」
大好きで…憧れの先輩
タプリス「私の目標なんですから!」
ガヴ「でも、それ駄目になる前のだろ?」
タプリス「いえっ、今の先輩も含めて目標です!」
ガヴ「ははっ、駄天は流石に止めておけよ?」
少しスッキリした顔を見せると、軽くなった足取りでお風呂場へと向かっていった。多分お二人で………
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:42:28.69 ID:c4PKXCh60
ハニエル「あ〜あぁ、長くなるなぁ〜」
タプリス「…………」
ハニエル「あっ、タプリスさん何か飲みますか?」
タプリス「あっ、いえ大丈夫です!」
ハニエル「そうですか?じゃぁ私はお茶でも」ゴクゴク
タプリス「………びっくりしました…」
ハニエル「何がですか?」
タプリス「本当に、お姉さんになっているんですね……」
ハニエル「あぁ、えへん!勿論、サリエルちゃんの事も家事とかも上手になってるもん!」
タプリス「……本当に、私なんかより立派に………」
ハニエル「?」
ハニエル「ハニエルじゃ、タプリスお姉ちゃんには敵わないと思うけどなぁ」
タプリス「えっ…」
ハニエル「だって、タプリスお姉ちゃんも、ガヴお姉ちゃんみたいになりたくてすっごい頑張って……色々覚えて…私なんかよりも凄いんだもん!」
タプリス「くすっ有り難う御座います。」
あぁ、可愛い…こんな小さい子に励まされてしまいました。つくづく私は駄目だなぁと思ってしまいます。
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/06(木) 23:43:31.40 ID:c4PKXCh60
ヴィーネ「………ガヴの…ばか」
ヴィーネ「体洗ってさっさと上がっちゃおー」ザバッ
ガヴ「……誰がばかだって?」
ヴィーネ「うわぁ!?」
ガヴ「大丈夫か、転んだら危ないぞ!」ダキシメ
ヴィーネ「えっえぇ」
ヴィーネ(安全の為に滑り止め付けていて助かったぁ)
ガヴ「まったく、ヴィーネは目が離せませんなぁー」
ヴィーネ「うぅ、ガヴだって人の事言えないじゃない!」
ガヴ「うん、だからずっと一緒に居てくれよ…」
ヴィーネ「なっ、あんたっ良くも恥ずかしげも……んっ?」
ガヴ「」ミミマッカ
ヴィーネ「ふ〜ん」
ガヴ「うっさい!」
ヴィーネ「何も言ってないけど?」
ガヴ「顔がうっさい!」カオヲオシ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/06(木) 23:44:12.79 ID:c4PKXCh60
ヴィーネ「所で、来ないんじゃなかったの?」
ガヴ「そしたら、誰が私の髪を洗ってくれるんだ?」
ヴィーネ「自分で洗ったら?」
ガヴ「めんどい」
ヴィーネ「はぁ、そんな事だろうと思ったわ……まったく駄天使なんだから…」ニヘラ
ガヴ「頬が緩んでますぞー」
ヴィーネ「二人きりだもの構わないでしょ?」
ガヴ「まぁな………んじゃ宜しく」
ヴィーネ「はーい!」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/07(金) 15:47:37.89 ID:Xr5inyJ4o
やっぱり良い
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/07(金) 22:57:15.79 ID:iLSXfwVG0
期待
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/08(土) 20:26:30.80 ID:SOUFcn1L0
ヴィーネ「ふぅ良いお湯だった」
ガヴ「まぁな…タプリス入って来いよ」
タプリス「あっ、ハニエルちゃん一緒に入りませんか?」
ハニエル「ハニエルはサリエルちゃんと入るので大丈夫です!」
タプリス(あぁ、さっきのが裏目に……)
タプリス「……じゃっじゃぁ……」
私はタオルを受け取り、浴槽へと足を運んでいく。その足取りは重い、先程貰った元気も散っていく程…1人になるのが嫌になっていた…
タプリス「ふぅ………」
湯船に浸かると、心が落ち着く…ただ湯に浸かっているだけで良いのに余計な思考が頭の仲を支配する。
優しさなんて嘘、私の居ない所でどう思われているか…私への感情…
体は暖まっていくのに震えていた、恐くて震えていた?得体の知れない何かに怯えていた?とにかくそこに居たくない気持ちだけが強くなっていき、お風呂場から逃げ出した……
ガヴ「おっ、タプリスは早風呂派なのか?ほれアイス食うか?」
タプリス「はぁはぁ……いっ頂きます…」
ガヴ「なぁ、大丈夫か?息も荒いし……何か…怯え…」
タプリス「あっ、ちょっと考え事していたら何か怖い事が浮かんじゃいまして」
ヴィーネ「あぁ〜、お風呂場とかって何か嫌な事考えちゃうもんね〜怖い映画とか思い出しちゃうし…」
ガヴ「ヴィーネ、ちょっと」
タプリス「あはは、子供っぽいですよね?」
ヴィーネ「ううん!私も良くなるもん」
ガヴ「たまに抱き付いてくるのそのせいか……」
ヴィーネ「はぅっ」 ボン
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/07/08(土) 20:27:19.90 ID:SOUFcn1L0
ヴィーネ「さってと、こういう時は夜と遅くまでボードゲームよね?」
ガヴ「何でそうなった?」
ヴィーネ「定番って奴よ!じゃーん!天命ゲーム!」
ガヴ「それ、サターニャがやろうとしてた奴じゃん…」
タプリス「面白そうです!」
ハニエル「おもしろそー!」
ヴィーネ「じゃぁ、始めるね?」ガヤガヤ
そのまま暫く遊んでいましたが、途中でハニエルちゃんが眠くなってしまいお開きとなりました。
ガヴ「んー、じゃぁそろそろ寝るか……」
ヴィーネ「」ギュウ
ガヴ「何だよ……」
ヴィーネ「今日は…その…」
ガヴ「一緒に風呂にも入ったし、食事中もずっと手握ってたろ?」
ヴィーネ「うぅ………」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/08(土) 20:28:27.61 ID:SOUFcn1L0
ガヴ「………まぁ、私が寂しいから良いけどな」ギュッ
ヴィーネ「ふえっ?ガヴ……」
ガヴ「甘えん坊はヴィーネだけじゃ無いぞ……私にも甘えさせろ」
ヴィーネ「ふふっ、素直じゃないんだから……」
ガヴ「っさい!意地悪言うなら……」
ヴィーネ「あっ!ごめんごっんん!?」
ガヴ「プハッ、どうだ?」
ヴィーネ「………やっぱり、素直じゃないんだか…」
ガヴ「おっ?まだ言うのか?」
ヴィーネ「言ったらどうする?」
ガヴ「」チュッ
ガヴ「…こうする」
ヴィーネ「……もっと」
ガヴ「我が儘…」チュッ
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