最原「修羅場シンドローム?」【安価有り】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/09(日) 17:02:08.65 ID:OdCW4hR1O
>>71ちゃんと調べてからやろうね
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/09(日) 19:20:08.52 ID:TVYhWUOJO
そんなキャラおったっけと思って調べたらオリキャラやないか
74 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/09(日) 22:36:33.16 ID:70PaZGeso
ゴン太「最原くん! いつもゴン太と仲良くしてくれてありがとう!」

最原「………………」

ゴン太「今日はゴン太の友達といっぱい仲良くしてくれると嬉しいな!」

ブーン! ブーン!
ミンミンミン

最原「(じ、地獄だ……!)」

ゴン太「大丈夫? なんだか顔色が悪いけど……」

最原「ごめん……僕、昔から虫が苦手で……」

ゴン太「えぇ!? そんな! 虫さんはみんな可愛いよ!?」

最原「ゴン太くんの感性を否定する訳じゃないんだ。僕が得意じゃないってだけでね……(直接的に言ったらゴン太くん暴走しちゃうから……)」

ゴン太「じ、じゃあ今日はゴン太が頑張って虫さんを得意にしてあげるよ!」

最原「(まずい! これは最悪のパターンだ!)」

最原「ゴン太くん! ……誰にでも得意・不得意はあるんだ。ゴン太くんにだって苦手なことはあるよね?」

ゴン太「う、うん……」

最原「だけど、僕はゴン太くんの苦手なことを直そうとは思わないし、多分直るものでもないよね?」

ゴン太「た、確かにそうだね!」

最原「でも僕はゴン太くんはそれで良いと思うんだよ」

ゴン太「それで、良い?」

最原「僕はそれが苦手、ゴン太くんはそれが苦手……皆が違って、皆良い……同じ人なんていちゃ面白くないだろ?」

ゴン太「…………そうだったのか……」

最原「(もう一押しだ!)僕は僕と言う個性のためにそれを苦手に思ってるんだ! だから無理やり直そうとするなんてダメなんだよ!!」

ゴン太「ごめん……そうとは知らず……ゴン太、本当に馬鹿だね……」

最原「そんなことないよ! 今僕から話を聞いてわかってくれたよね? 一回聞いただけで理解してくれたんだ、馬鹿な筈無いんだよ!」

ゴン太「最原くん!!」ギュッ

最原「うわ!?」

ゴン太「ゴン太のこと、そんな風に認めてくれるなんて……本当にありがとう! ゴン太、最原くんと友達で本当に良かったよ!」

最原「……そんな……(罪悪感が……)」
75 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/09(日) 22:45:30.99 ID:70PaZGeso
最原「ごめんね、本当に……僕も虫が得意な生まれなら良かったんだけど……」

ゴン太「ううん! 無理やり得意にさせようとしたゴン太が悪いんだから、最原くんは悪くないよ!」

最原「ありがとう。あ、でも世の中には虫さんのことを苦手じゃなくて「嫌い!」って言う人もいるんだよ」

ゴン太「虫さんのことが……嫌い!?」

最原「残念だけどね……でも慌てちゃダメだ。慌てずに相手を捕まえて……好きになってもらおう」

ゴン太「え? でも無理やり好きになってもらうのはダメなんじゃ……?」

最原「ゴン太くん。僕は苦手なだけで嫌いな訳じゃないんだ。でも、相手の好きなものを嫌い! なんて言う人は……ダメだよね?」

ゴン太「確かに……人の好きなものを嫌いなんて言うのはダメだよ!」

最原「そこの違いなんだ。「気持ち悪い」とか「嫌い」なんてわざわざ言ってくる人には……」

ゴン太「虫さんと仲良くなってもらおう!」

最原「うん、それが良いと思う」

ゴン太「それじゃゴン太、虫さんのことが嫌いな人を探してくるね!」

ダダダッ!

最原「あっ。……どこかにいる誰か、ごめんなさい」


「はぁ? 虫なんて好きなわけねーだろ! 気持ち悪ぃ!」

「気持ち悪い……!?」

「あんなもん好きな奴はキチガイだキチガイ!」

「キチガイ……!?」

「アホアホ! 虫好きなんてアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホ……あ……ほ……」

「………………」ゴゴゴゴゴ

「あぽ……?」

アポォォォォォォ!!!!
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 01:34:16.88 ID:BLaSOshpo
(種類によるだろうけどぶっちゃけ桑田は虫そんな嫌いじゃなさそう)
77 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 12:26:05.46 ID:Nns9oWPZo
最原「ふぅ……なんとか乗りきった……」

夢野「終一」

最原「(あ、今来るんだ)」

夢野「お主は口が上手いのぉ。流石は言霊使いとして王馬の奴とやりあってるだけあるわ」

最原「(言霊使い……?)いや、別にそんなことは……」

夢野「その調子で精進せい、終一。いずれ来る戦いの日の為にの」

最原「(戦いってなんだ……? いや、今はそれはどうでもいいか……)」

最原「う、うん……分かったよ」

夢野「んあー? 顔に疲れが見えるぞ。仕方ない奴じゃな。ほれ」

最原「(腕を広げて来いとアピールしてる……これは、受けても良いんだよな?)」

ギュッ

夢野「んあー……終一は一人で頑張りすぎじゃ。たまにはゆっくりするのじゃ、魔力が回復しきらんぞ?」

最原「うん……ありがとう、夢野さん」

夢野「今回はウチの魔力を分け与えてやろう。ほ、ほれ……もっと身体を密着させるのじゃ!」

最原「う、うん…………(なんか、すごくいけないことをしている気分だな……)」
78 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 12:33:59.82 ID:Nns9oWPZo
……………………

「あーあ、絶望的につまんない! せっかく新しい玩具ができたと思ったのにさぁ! もっと修羅場れっての!」

「そうだね……効き目が弱かったのかな?」

「どいつもこいつも良い子ちゃんって事じゃね。絶望過ぎます……」

「う、うん……。やっぱり当初の予定通り苗木くんにやってもらえば良かったんじゃ……」

「あんたが苗木と仲良くしたいだけじゃんそれ。見え見えなんだよテメェの魂胆はよぉ!!」

「そ、そ、そんなことな、ないよ!!!」

「はーいはいそうですねー。……にしてもこれ、記憶とかは完全に消える設計の筈なんだけど、それも上手く動作してないみたいだし。マジ絶望的! 上手くいかないことだらけだしぃ!」

「………………」

「ん? なんか騒がしくない? 最原たちなんか揉めてるじゃん」ピッ

「本当だ。なんだろう?」
79 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 12:53:56.53 ID:Nns9oWPZo
最原「ま、待ってよ皆! 僕は別に」

茶柱「問答無用です!!」

赤松「酷いよ、最原くん……なんでこんなことしたの!?」

キーボ「待ってください! 最原くんにも事情があったんです!」

春川「事情ってなに? 私たちを弄ばなきゃならないような事情なんてあるわけ?」

最原「う……それは……」

ゴン太「ゴン太は馬鹿だけど、でも最原くんのやったことは紳士的じゃないっていうのは分かるよ!」

東条「一度落ち着きましょう。責め立てるだけでは最原くんの話を聞けないわ」

王馬「オレと送ったあの一夜はなんだったんだよ!?」

百田「お前は黙ってろって! 余計わけわかんなくなるだろーが!」

王馬「ちぇー、百田ちゃんったらノリ悪いなぁ!」

アンジー「んー、でもアンジーは別に終一が責任取ってくれるならなんでも良いよー?」

白銀「せ、責任って……」

キーボ「とにかく! 最原くんは悪くないんです!」

百田「あぁ! 俺もそう思う!」

赤松「でも最原くんも楽しんでたよね!?」

茶柱「最原さんなら……と思った転子が馬鹿でした!!」


ちょっと待ったぁー!


モノクマ「意見が分かれた時にはあれ! あれしかないでしょう!」

王馬「待ってましたー! 変形裁判所!」

モノクマ「では、行ってみましょうー!」
80 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 12:54:34.49 ID:Nns9oWPZo
ここまでで
81 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 14:27:46.43 ID:R7d+6tseo
   意
   見
   対
   立


 最原は人の心を弄ぶゲスか?

ゲスだ!   ゲスじゃない!
赤松     最原
茶柱     キーボ
ゴン太    東条
春川     王馬
夢野     百田
白銀
アンジー
82 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 14:28:23.43 ID:R7d+6tseo
ゴン太
最原くんの行動で女の子達が傷ついたんだよ!?

【傷】キーボくん!

キーボ
それは誰かを傷つけない為にしたことです!


茶柱
どんな理由があれ女子を傷つける男死は悪!
万死に値します!

【悪】東条さん!

東条
理由も聞かずに悪だと決めつけるのは良くないわ


夢野
嫌なら止めることも出来た筈じゃ!
止めなかったということは最原も楽しんでいたのじゃ!

【嫌】僕が!

最原
僕だって嫌だったよ!
止められたならそうしたよ!
83 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 14:28:50.26 ID:R7d+6tseo
春川
理由を話そうとしないってことはやましいことがあるって認めてるようなものじゃん

【やましいこと】百田くん!

百田
終一がやましいことなんて考える訳ねーだろ!
こいつはそんなやつじゃねぇ!


白銀
言い訳してくれるならちゃんと聞くよ?

【言い訳】キーボくん!

キーボ
言い訳することも許されてないんです!
84 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 14:29:20.40 ID:R7d+6tseo
赤松
話してくれないと何にも分からないよ!
お願いだから話してよ!

【お願い】王馬くん

王馬
話せるなら話してるでしょ。
お願いされても話せないからこんなことになってるんじゃないの?


ゴン太
僕たち、友達じゃなかったの!?

【友達】僕が!

最原
僕だって皆のことは友達だと思ってるよ!
だからこそ……信じてほしいんだ!


「これが僕(オレ、私)達の答えだ(よ)!」


 全 論 破
85 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/11(火) 14:29:46.71 ID:R7d+6tseo
とりあえずこれで終わりだ!
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 16:26:25.98 ID:J1LZbEtq0
>僕だって嫌だったよ!
それは違うぞ!
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 16:28:03.82 ID:jc2mxD+DO
まだもうちょっとだけ続くよな?
これから自発的に仲良くしようとしてくる子と、それを見てギリギリする子で
またひと悶着あるんだよな?
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 18:42:10.36 ID:PKrwL5s50
こういう場面で最原の味方になってポイントを稼ぐ計算高い東条さんw
あ、王馬もかな?
89 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/18(火) 19:59:27.16 ID:zlR+qIlHo
ゴン太「……最原くんが嘘をついてるようには、ゴン太には見えないよ……」

赤松「……うん、私もだよ」

最原「僕も、できれば皆に事の顛末を話したい……だけど……ごめん」

茶柱「なんだかよくわかりませんが、少なくとも悪意は感じませんでした!」

キーボ「はい! それは僕が保証します!」

王馬「ロボットに保証されてもなー」

キーボ「こんなときにロボット差別はやめてください! というか貴方はどちらの味方なんですか!」

王馬「とにかく、最原ちゃんは誰かに脅されていて仕方なく色々やっていた、第三者について触れると誰かが酷いことになる……ってことでいいのかなー?」

最原「……うん、そうなんだ」

百田「卑怯なことしやがって……! どこのどいつだ! 教えろ終一!」

王馬「言えないって話を今してたでしょ……百田ちゃん、話はちゃんと聞いてくれない?」

百田「う、うるせー! ちょっと聞いてみただけだ!」

春川「……で、どうするの? そのクソヤローに言われるがままになるつもり?」

最原「…………このままじゃいけないのは分かってるけど……」

百田「馬鹿野郎!!」

バキッ!!
90 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/18(火) 20:11:31.72 ID:zlR+qIlHo
最原「あぐ!」

百田「俺たちは友達じゃなかったのかよ! 遠慮なんてするんじゃねぇ! 迷惑なんてかけてかけられて、んなもん当たり前だろうが!」

最原「百田くん……」

百田「誰もお前だけに負担かけようなんて思ってねぇよ。お前だけが背負う必要なんてないんだ」

最原「………………うん……」

モノクマ「あーあ、なーんか白けちゃったなぁ。まったく本当につまらないよねー友情ごっこって。飽きたからもういいよ最原くん」

百田「なんだと?」

モノクマ「ま、今回は良い暇潰しになったよ。うぷぷぷ……」

ピョーン!

最原「あ……ま、待て!」

王馬「そんなことだろうとは思ったけど、やっぱりね」

赤松「……えーと……結局どういうことなの?」

最原「実は…………」



「あーあ、せっかく面白くなって来たのに……つまんないなぁ」

「そうだね……」

「仕方ない、次の玩具探そっか……って目星はもうつけてるけど♪」

『七海、こぼれてるぞ?』

『……あ、本当だ』

『はは。まったく、本当にドジな奴だな』ゴシゴシ

「マジ絶望的なくらいにイチャイチャしてるウザップル……うぷぷ、最高じゃない?」

「う、うん……(私も苗木くんにあんなことしてもらいたいな……)」///
91 : ◆.sAs4aCn2Y [saga]:2017/07/18(火) 20:11:57.32 ID:zlR+qIlHo
短いながら終わります
次回から2編開始……!
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 06:06:54.36 ID:Qqpy6NCvO
つまんね
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 10:18:41.05 ID:9slptgkEO
オツカーレ
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/09(水) 18:40:15.34 ID:nUGZioHB0
あげ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 18:59:10.04 ID:oRiuAc7A0
乙 2とか俺得なんで期待してます
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/10/25(木) 06:22:24.21 ID:6lcT1VWy0
あげ
48.04 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)