鏡飛彩「魔法少女育成計画？」

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1 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/04(火) 23:24:04.33 ID:qRN0I/rS0

飛彩「研修医、お前のゲーム好きにはもう慣れたが、流石にそういうのは女子がやるものじゃないのか」

永夢「いえいえ、ゲームをやるのに性別は関係ありませんよ」

ポッピー「そーそー♪」

飛彩「そういうものか」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499178244

2 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/04(火) 23:26:23.05 ID:qRN0I/rS0

永夢「それにこのゲームには妙な噂がありましてね」

飛彩「噂？」

ポッピー「あ、私も知ってる〜」

飛彩「どういう物なんだ？」

永夢「それはですね・・・」






永夢「選ばれた何人かのプレイヤーは、「本物の魔法少女」になれるらしいんですよ」

3 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/04(火) 23:32:52.92 ID:qRN0I/rS0

飛彩「馬鹿馬鹿しい、そんな非現実的な物があってたまるか」

ポッピー「仮面ライダーに変身する人たちが言ってもねぇ・・・」

永夢「それに実際に魔法少女に助けられたかもって人や実際にそれらしいのを見たって人もいるみたいですしね」

飛彩「大方アランブラバグスターと見間違えたのだろう」

ポッピー「それはない」

4 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/04(火) 23:34:08.08 ID:qRN0I/rS0

飛彩「大体だな・・・」

ピピピ・・・

永夢「！」

ポッピー「あ・・・」

飛彩「どうやら急患のようだな、行くぞ」

5 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/04(火) 23:40:35.00 ID:qRN0I/rS0

飛彩「患者は２４歳女性、職業は家事手伝いか・・・」

明日那「え、それってニー・・・」

永夢「はいそこまで、自室で倒れている所を母親が発見したそうです」

飛彩「どうやらゲーム病ではないようだが・・・」

明日那「飛彩・・・」

飛彩「任せろ、俺にできないオペはない」

6 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/04(火) 23:45:25.82 ID:qRN0I/rS0

永夢（飛彩さんの適切な処置のおかげで、彼女は一命をとりとめた）

永夢（ただ、あと少しでも発見が遅れてたら危なかったそうだ）

永夢（どうやら突然の心臓発作だったらしく、原因も不明）

永夢（ゲーム病でもないし、一体彼女に何が・・・）

7 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/07/05(水) 00:09:00.09 ID:BXRK+DicO

鬱クラッシャーSSかな？
期待

8 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 05:34:54.43 ID:bLpvK+FA0

永夢（数日後、彼女・・・三条合歓さんは意識を取り戻した）

合歓「ふぁ〜」

永夢「おはようございます、三条さん」

合歓「あ、おはよ〜先生、ねむりんでいいよ〜」

永夢「いえそうゆうわけには・・・ねむりん？」

永夢（それって・・・）

9 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/07/05(水) 08:32:33.48 ID:gTycjg3rO

ヒイロ先生がいるってことは、ムテキゲーマーはまだ使えない時期かな

10 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/07/05(水) 10:00:23.64 ID:pYE1muzo0

脱落時の人為的に起こされた心臓発作を治せる飛彩さんマジすげえ
デスノートみたく助からないわけじゃないんだな

11 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/07/05(水) 17:24:45.08 ID:8HJKwmeFO

天才ですし

12 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/07/05(水) 18:27:27.57 ID:0M05QJbao

あれって心臓発作だったっけ
魔法的に即死するものだと思ってたわ

13 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 19:18:24.45 ID:bLpvK+FA0

合歓「どうしたの？」

永夢「あ、いえ、ちょっと信じられない話なんですが・・・」

永夢「実は僕、この間敵に囲まれる夢をみまして・・・」

永夢「その時僕を助けてくれた女の子がいて、その子がねむりんって名乗ったんですよ」

合歓「あ、それ多分私だ」

永夢「え？」

14 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 20:19:36.26 ID:bLpvK+FA0

合歓「あ〜思い出した、確かツンツン頭のヒーローに変身してた人だよね？」

永夢「ど、どうしてそれを・・・」

合歓「う〜ん・・・話していいのかな？」

合歓「まぁいいか、もう終わった事だし、あなたも一般人じゃないみたいだしね」

永夢「？」





合歓「初めまして、元魔法少女、ねむりんです」

15 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 20:34:55.21 ID:bLpvK+FA0

永夢「・・・え？」

ねむりん「だーかーらー、魔法少女育成計画ってゲームがあってね・・・」

永夢「あ、あれね・・・」

ねむりん「それやってたら突然お知らせが来てね・・・あなたは魔法少女に選ばれたって」

永夢「あの噂は本当だったのか・・・」

16 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2017/07/05(水) 20:43:45.77 ID:6mE4vqAR0

魔法少女ってバグスターに感染するのかな

17 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 21:05:08.49 ID:bLpvK+FA0

永夢「じゃあ夢の中に入れるのは・・・」

ねむりん「それが私の魔法だからね」

永夢「それは凄いな・・・」

ねむりん「いやいや、他にも凄い魔法持ってる人もいるんだよ」

永夢「君が倒れたのと魔法とは何か関係があるのかな？」

18 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 21:09:47.59 ID:bLpvK+FA0

ねむりん「う〜ん・・・確か始まりは運営の方から魔法少女減らすってお知らせが来て・・・」

永夢「そんな勝手な・・・」

ねむりん「詳しいルールは割愛するけど、要は一週間で一番いい行いをしなかった人が辞める事になったの」

ねむりん「そんで、ねむりんはほぼ夢の世界でしか活躍できないからダントツの最下位になっちゃって〜」

ねむりん「最後に誰かの夢の世界で遊んでたら意識が・・・」

19 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 21:13:11.18 ID:bLpvK+FA0

ねむりん「あ、そうか・・・」

ねむりん「魔法少女を辞めるって事は、人生の終焉・・・」

ねむりん「死ぬって事なんだ・・・」

永夢「そんな・・・」

ねむりん「私は奇跡的に助かったけど・・・このままじゃ・・・」

ねむりん「他の魔法少女が・・・危ない」

20 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 21:17:52.56 ID:bLpvK+FA0

ねむりん「ねぇ、お願い」

永夢「え？」

ねむりん「他の魔法少女を・・・助けてあげて」

ねむりん「きっとあなた達ならできる、魔法少女でも一般人でもないあなた達なら・・・」

ねむりん「お願い・・・します」ペコ

永夢「・・・・・」

21 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 21:23:00.48 ID:bLpvK+FA0

〜その後、CR〜

永夢「・・・という訳なんです」

飛彩「研修医、その話を本当に信じるつもりか？」

永夢「とても嘘を言ってる目には見えませんでした」

飛彩「大体1人の患者にそこまで・・・」


？？「いや、これはかなりの大事なんだ」

22 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 21:27:15.72 ID:bLpvK+FA0

飛彩「あなたは・・・」

永夢「仮面ライダードライブ・・・泊さん」

進ノ介「実は最近この町に蔓延っていたマフィアやら暴力団やらが立て続けに壊滅状態にされる事件が続発していてね」

大我「おかげで毎日忙しくて参るぜ」

飛彩「闇医者・・・お前も来てたのか」

23 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2017/07/05(水) 21:32:56.74 ID:bLpvK+FA0

進ノ介「それでその被害者が口々に言うんだ」

進ノ介「魔法少女を見た、ってな」

飛彩「そんなまさか・・・」

ベルト『監視カメラをチェックしてみたら、かなりぼやけていたが女性らしき影が映っていた、間違いあるまい』

ポッピー（ベルトが喋ってる・・・）