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【クレしん×ハリポタ】 しんのすけ「スリザリンのデカブツだゾ!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 15:31:50.59 ID:pktL+PS90
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498117073/
の続編だゾ
TV「助けて、アクションか〜めん!!」
アクション仮面「待っていろ、みみこ君! さぁ魔法怪人デス・イータ、今日こそは逃がさんぞ!」
ピッ!
しんのすけ「あ〜母ちゃん、いい所だったのに〜〜消すなんて酷いゾ!」
みさえ「あんた、ホグワーツから帰ってきてから、テレビしか見てないじゃない!」
しんのすけ「オラが帰ってきても、ずっとゴロゴロしてる母ちゃんに言われたくないゾ・・・」
ゴチン! みさえの拳骨が炸裂する!
しんのすけ「ブラッジャーより母ちゃんの拳骨の方がキョーレツだゾ・・・」ヒリヒリ
みさえ「掃除機かけるから、部屋に行って勉強でもしてなさい!」
しんのすけ「ふー、まったく、これだから大人は・・・」ヤレヤレ
しんのすけは10歳の時にあたえられた自室に、しぶしぶ向かった。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1498631510
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 15:47:29.44 ID:6QuS1cNU0
しんのすけが部屋に入ると、そこには見知らぬ生き物がいた。しんのすけの腰くらいの大きさ、大きくとがった耳、テニスボールのような目・・・
しんのすけ「よ!」
生き物は声をかけられると、ビクッと飛び上がった。
???「よ!、ですって何てフランクなお方」
しんのすけは自分のパンツの中を確認する。
しんのすけ「いや〜オラはまだフランクフルトって程じゃないゾ///」
しんのすけ「オラ野原しんのすけ。5月生まれの12歳だゾ! 君の名は?」
ドビー「存じておりますともしんのすけ様。私は屋敷しもべようせいのドビーでございます。」
しんのすけ「ほうほう。お化け屋敷のお化けの正体は君だったんですなぁ・・・」
ドビー「いいえ、ドビーは魔法使いの一家にお使えする奴隷でございます。」
しんのすけ「そいつは大変ですな。適当にすわって! 今しぶ〜いお茶々でも持ってくるから・・・」
ドビー「座って!? お茶を持ってくる!? このドビーめに!?」オイオイ
しんのすけ「おお!! いきなり泣き出してどうしたの?オラまずい事でも言った?」
ドビー「トンでもございません!」
しんのすけ「じゃあキロですか!」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 16:02:28.67 ID:6QuS1cNU0
ドビーは一旦呼吸を落ち着けると、話を続けた。
ドビー「通常、私達のような身分のものは、しんのすけ様が今しめして下さったような親切を受ける事に慣れておりません」
ドビー「とくにドビーのご主人様はあの、口癖がうるさい屑共ですから・・・」
ドビーは近くの電気スタンドを掴むと頭を打ちつけ始めた。
ドビー「ドビーは悪い子!ドビーは悪い子」
しんのすけ「どうしたの急に!?」
ドビー「自分を罰しているのでございます。ご主人様の悪口を言ったのですから。」
しんのすけ「何か大変ですなぁ・・・それでどうしてオラのお部屋に来たの?」
ドビー「貴方様は先学期、例のあの人を打ち破ったと聞きました。」
しんのすけ「例の・・・ヴォルデモートの事?」
ドビー「あぁ、その名前を口に出来るとは、何と勇敢な。貴方様は私達のようなものにとっては希望なのです。」
ドビー「ですから、ドビーめは野原しんのすけをお守りに参りました。」
しんのすけ「オラもうおもりはして貰わなくて大丈夫だゾ」
ドビー「おまもりでございます。今年しんのすけ様は戻っては行けません、ホグワーツに!!」
しんのすけ「それはおまたまた、どうして?」
ドビー「陰謀にございます。今年のホグワーツには恐ろしい罠が仕掛けられているのです!」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 17:24:53.06 ID:6QuS1cNU0
しんのすけ「なら、なおさら学校に行かなきゃ! オラがみんなをお守りするゾ」
ドビー「手紙を一通もくれない友達を・・ですか?」
しんのすけ「う〜ん、オラは書こうとも思わなかったし、みんなそうなんじゃない?」
すると、ドビーは手紙の束を取り出す
ドビー「ご友人が貴方様に宛てた手紙です。もし学校に戻らないとお約束してくださるなら、お返しします。」
しんのすけ「そんなの選べないゾ。オラの手紙を返すんだゾ!」
しんのすけとドビーは手紙を奪い合う。ドタバタ ドタバタ オラの〜〜
みさえ「しんのすけ〜〜 何してるの〜〜」
ケツでかおばばが階段を上がってくる。 足音を聞いたドビーは、フォイ!と音を立てて消えてしまった
しんのすけ「行っちゃったゾ・・・あれ?」
ドビーは去り際に一通だけ手紙を落として行ったようだ。
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/28(水) 19:22:59.45 ID:UThx08vDO
とりあえず 洗濯前のヒロシの靴下は持っていこう。 あれがあればだいたい切り抜けられる
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 20:03:35.52 ID:FF1gM1p20
しんのすけ「なになに・・・8月25日から家に泊まりにきませんか?迎えに行きます byロン」
コンコン
しんのすけ「入ってるゾー」
みさえ「入ってるのは分かってるわよ。それそりさっきのドタバタは何なのよ?」
しんのすけ「それより今日って何日?」
みさえ「25日だけど、どうかしたの?」
しんのすけ「このお手紙見て」フォイ
みさえ「え〜っ、何でもっと早く見せないのよ。手土産くらい用意したのに・・・・」
ピンポーン ピンポン ピンポン ピンポン
みさえ「一回ならせば良いちゅうのに、何処のどいつだ!」
しんのすけ「ドイツはヨーロッパだゾ。多分ロンだ!」
ガチャ
しんのすけ「よ!」
ロン「久しぶり!、手紙返って来ないから心配して来ちゃったよ!」
みさえ「いつも、しんのすけがお世話になってます。美人のママで〜す。」
しんのすけ「母ちゃん、オラこんなに恥ずかしい思いをしたの初めてだゾ」
フレッド・ジョージ「マグルの美的感覚って独特だな・・・」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 20:36:30.27 ID:FF1gM1p20
ロン達と車に乗り込むとしんのすけは別れを告げた
しんのすけ「それじゃ、母ちゃん、元気でやれよ!」
みさえ「親のセリフを取るんじゃありません!」
しんのすけ「父ちゃんにも、家のローンコツコツ返すように言っといてね!」
みさえ「はいはい」
みさえは、しんのすけ達の姿が見えなくなるまで手を振り続けた。
みさえ「来年が、待ち遠しいわね・・・・」
しんのすけ「みんなは、この車でここまで来たの?」
フレッド「ああ飛行エンジンと透明ブースターがあれば楽勝さ!」
ジョージ「それにしても、ロンの出した手紙は殆どそのドビーって奴が持ってたんだって?」
ロン「しんのすけを守りたいとか、言ってたみたいだけど・・・・」
フレッド「俺の推理はこうだ! 大方あのフォイフォイうるさい屑が嫌がらせに送り込んできたんだろ。」
しんのすけ「そんな悪い妖精には見えなかったゾ」
ジョージ「まぁ、はた迷惑なのは確かだよな。」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 20:37:09.13 ID:FF1gM1p20
ロン達と車に乗り込むとしんのすけは別れを告げた
しんのすけ「それじゃ、母ちゃん、元気でやれよ!」
みさえ「親のセリフを取るんじゃありません!」
しんのすけ「父ちゃんにも、家のローンコツコツ返すように言っといてね!」
みさえ「はいはい」
みさえは、しんのすけ達の姿が見えなくなるまで手を振り続けた。
みさえ「来年が、待ち遠しいわね・・・・」
しんのすけ「みんなは、この車でここまで来たの?」
フレッド「ああ飛行エンジンと透明ブースターがあれば楽勝さ!」
ジョージ「それにしても、ロンの出した手紙は殆どそのドビーって奴が持ってたんだって?」
ロン「しんのすけを守りたいとか、言ってたみたいだけど・・・・」
フレッド「俺の推理はこうだ! 大方あのフォイフォイうるさい屑が嫌がらせに送り込んできたんだろ。」
しんのすけ「そんな悪い妖精には見えなかったゾ」
ジョージ「まぁ、はた迷惑なのは確かだよな。」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 21:31:14.00 ID:FF1gM1p20
ロン「見えたよ。あれば僕達の家さ!」
ジョージ「ちっとせまいのは大目に見たくれよ。」
フレッド「そういえばしんのすけの家は綺麗だったな!」
しんのすけ「押入れに詰め込んで何とか外見を保ってるだけですゾ。それにローンがあと25年ありますからなぁ」
ロン「・・・・しんのすけ、強く生きろよ!」
ガチャ
フレッド「ここからは忍び足で頼むぜ!」コショコショ
ジョージ「なんせママに見つかったら・・・」
モリー「見つかったら、何だというんです?」
モリー「ベッドは空、車庫も空! いったいどれだけ心配したか!」
しんのすけ「まったく困ったものですな!」
モリー「!! あなたがしんちゃんね? 聞いていた通り変わった子」
しんのすけ「そんな変わってるだなんて///」
ロン「ほんとに変わってるよ。もちのロンで。」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/28(水) 22:29:57.09 ID:9xoBde6lO
新シリーズ期待
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 23:05:04.85 ID:Mo82r9on0
長かったウィーズリーおばさんのお説教も終わりようやく、待望の朝食にありつく。
しんのすけ「あの怒りっぷり、オラの母ちゃんと良い勝負でしたな」
ロン「かかあ天下って奴さ!」
モリー「余計な事言わなくてよろしい! あら、ジニーおはよう。」
しんのすけ「ジニー?」
ロン「僕の妹さ。」
ジニー「こんな朝からお客さん?」ファァ
フレッド「ほら前に話したろ。うちのシーカーで、」
ロン「僕の友達のしんのすけさ!」
しんのすけ「よろしく、ジミー!」
ジニー「ジニーよ!!」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/28(水) 23:10:12.43 ID:Ppu7eWxvo
大西ちゃんかな?
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 23:20:32.99 ID:Mo82r9on0
しんのすけ「そういえばロンのお父さんは?」
ロン「魔法省で役人をしてるよ。」
しんのすけ「魔法省で薬の売人!?」
フレッド「そんなファンキーなことはしてないさ」
ジョージ「窓際族っていうのかな? マグル用品の不正使用取締り局っていうつまらない仕事さ!」
しんのすけ「なんだかオラの父ちゃんと似てるゾ。あの人はいつになったら課長になれるんだか・・・」
モリー「お前達、父親のことを悪くいうんじゃありませんよ!」
バチン!
モリー「噂をしたら、姿あらわされましたよ。お帰りなさい、あなた。」
アーサー「ただいま、モリー。こんな早くにお客さんとは、どうしたんだい?」
しんのすけ「お父さんの髪こそ、どうされました?」
アーサー「若いころの無茶が祟って・・・・髪の話はせんでくれ・・・」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 23:37:10.55 ID:Mo82r9on0
モリー「さて、今日はお父様もいる事ですし、ダイアゴン横丁に買い物に行きましょうか!」
しんのすけ「魔法界でも休日の父親は荷物持ち、っと」メモメモ
アーサー「聞いたとおりユニークな少年だ。」
しんのすけ「それをいうならお父様こそ、ユニークな髪型ですな。」
アーサー「中々真似出来ないヘアースタイルさ・・・・」
モリー「さぁ、今日は煙突飛行粉を使って行きますよ! じゃあお客様のしんちゃんから。」
ロン「しんのすけは、煙突飛行粉を使った事が無いんだ。先に僕が行くよ!」
ロン「いいかい、こうして粉を掴んで暖炉に入る。そして、ダイアゴン横丁!」ボッ
緑の炎が燃え上がりロンは姿を消した!
しんのすけ「じゃオラも、え〜っと目的地は・・・ダイアモンドよこちょー」ボッ
フレッド「あいつ、いまダイアモンド横丁って・・・・」
ジョージ「そんな場所があるなら、行ってみたいね、あぁ」
モリー「私達も移動して、探しましょう!」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 02:07:50.52 ID:2PL8+UyK0
世界観がいい感じにマッチしてて読みやすい
原作未読のにわかでも許されますか?
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 08:53:59.93 ID:8kDH2LUN0
一応未読の方でも理解できるようにしようと思ってます。
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 09:23:04.64 ID:8kDH2LUN0
しんのすけ「あれ、ロンはどこだろ? まったく迷子とは世話が焼けますなぁ。」
しんのすけがロンを探して移動していると、何処からか耳障りな音が聞こえてきた・・・
ルシウス「近頃、魔法省の奴らが闇の物品を厳しく捜査していて困るフォイ! これを預かってもらうフォイ!」
ボージン「そんな物、私の手には負えません・・・・」
ルシウス「だマルフォイ!」
ドラコ「父上、これ買ってください!」フォイ
ルシウス「ドラコ、後で箒を買ってやるから我慢するフォイ」
そうして、親子は店を出て行った。
しんのすけ「いや〜、フォイフォイうるさくて、何を言ってるかさっぱり分かりませんでしたな」
しんのすけも店を出ると、魔女や魔法使いが一斉に押し寄せてきた。
魔女「坊や、私と良いことしない?」
しんのすけ「いや、おばさんはちょっと・・・・」
魔法使い「おっパブいかがっすか?」
しんのすけ「ケパブ?」
???「それをいうならケバブじゃ。全くおまえさん達、こんな子にまで声をかけて恥を知らんかい!」
懐かしい声と共に巨大な手がしんのすけを引っ張りあげた。
ハグリッド「しんのすけ、お前さんこんな所で何しちょる?」
しんのすけ「迷子のロンを探してるの。ハグリッドは?」
ハグリッド「ちょっとガス抜き・・・・え〜肉食ナメクジの駆除剤を探しとった。」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 12:25:31.41 ID:uYfrJ3kMO
今思い返してみればここ言い訳してたんだな
本当に防虫剤探してるもんだと
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 14:53:38.14 ID:VTN9pdcy0
こうしてしんのすけははグリッドに保護され一家の元に、送り届けられた
モリー「ほんとにあなたが居合わせてよかったわ。ハグリッド」
アーサー「しかしどうしてノクターン横丁なんかに?」
ハグリッド「ナーニ、ほんの野暮用よ。」
アーサー「それは災難だったね・・・・彼の事は私に任せて野暮用をすませてくると良い」
ハグリッド「学校が始まったら、なかなか行けねぇからな。恩に着るアーサー!」
そういってハグリッドは去って行った
しんのすけ「もう、ロンったら迷子になって手がかかるゾ」ヤレヤレ
ウィーズリー一家「それはこっちのセリフだよ!!」
モリー「それじゃ、本屋に行って教科書をそろえましょう。丁度あの人のサイン会が始まる時間ですし、」
しんのすけ「あの人って・・・・ヴォルデモート!?」
キャー ワー ガシャン お昼時のダイアゴン横丁は一時パニックに陥った
ロン「マーリンの髭!!」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 15:37:20.11 ID:iGn+e8EDo
クソワロタ
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 17:01:36.72 ID:1b85u64A0
フローリシュ・アンド・ブロッツ書店に一行が着いたのはまさにサイン会が始まる直前だった。
モリー「何とか間に合ったわね!」
ロックハート「皆さん、本日は私、ギルデロイ・ロックハートの為にお集まり頂きありがとう。みなさんには最高の時間をお約束しますよ!」
しんのすけ「みんなノッテルカーー!?」
ロン「しんのすけ、何やってるのさ!?」
しんのすけ「歌を歌うんじゃないの?」
フレッド「それを言うならロックバンドさ・・・」
アーサー「私達は出口の方で待ってよう。」
しかし一行は出口に着く前に呼び止められた。
ドラコ「相変わらず呆れるほどのバカっぷりフォイ」
しんのすけ「え〜っと君は誰だっけ?」
ドラコ「ドラコ・マルフォイだフォイ!!」
しんのすけ「それで自己紹介してるつもりなの?」
ルシウス「これこれ、ドラコ書店では静かにせんとイカンだろう」
ルシウス「これはこれは、ウィーズリー家のみなさん。こんな所でお会いするとは・・・・みなさんは本は古本屋で買うものと思っておりましたな」
アーサー「ルシウス。」
ルシウス「アーサー、一瞬気づきませんでしたよ。また一段と頭の方が寂しくなったようで・・・・」
ジョージ「親父が一番気にしてる事を・・・」
しんのすけ「ロンのお父さんは偉いんだゾ。毎日朝まで働いて、偶の休みも家族の荷物持ちをしてるんだゾ!」
ロン・ジニー「お前はどっちの味方だ!」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 18:13:06.19 ID:uRNJPET40
今のところヴォルデモート情報が
無理やりお辞儀をさせてくる事と手下とルームシェアしてる事しかなくて草
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 19:32:01.73 ID:AY5T6mBv0
ルシウス「こんな小僧とつき合って魔法使いの恥さらしめ・・・」
アーサー「ルシウスどうやら魔法使いのあるべき姿について我々の見解は大分違うらしい。」
ルシウス「そのようですな。こんなボロボロの教科書で入学とは随分目立つでしょうに・・・かわいそうな娘だ・・・」スッ ドサッ
しんのすけ「目立てるなら良かったね。ジミー!」
ジニー「全然良くないわ!」
ルシウス「貴方達といるとバカがうつりそうだ。 行くぞドラコ!」
ドラコ「フォイ、父上!」
店をでたルシウス・マルフォイは大きく息を弾ませていた。
ドラコ「マルフォイ家宿命の口癖を、あそこまで押さえ込むとは・・・・その勇姿しかとこの目に焼きつけましたフォイ!」
ルシウス「しかし、今日はもう動けそうにないフォイ!」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 20:00:26.53 ID:uQnv8qFSO
黙れマルフォイ
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 20:03:36.28 ID:AY5T6mBv0
9月1日・キングズクロス駅
風間くん「しんのすけたち、どこかにいないかな?」
しんのすけ「風間くん、そんなにオラが恋しい?//」
風間くんは飛び上がった!
風間くん「うわ〜〜!! お前なにしてるんだよ!?」
しんのすけ「風間くんの守護霊ごっこ。」
風間くん「そんな遊びは今すぐやめろ・・・」
しんのすけ「まったく照れちゃって//」
風間くん「どこが照れてるように見えるんだよーー!」
ロン「相変わらずだね・・・汽車に遅れるとマズイ。僕達もみんなに続こう!」
3人は9と4分の3線に向けて走り出す。だが・・・ガッシャーン!!
しんのすけ「風間くん、途中で止まらないでよ・・・」ヤレヤレ
ロン「風間くんが止まったんじゃないよ。ゲートが閉じてる!」ペタペタ
風間くん「どうしよう。これじゃ僕達学校に行けないよ・・」オロオロ
しんのすけ「それの何処が困るの?」
風間くん&ロン「大問題だよ!」
しんのすけ「なら、オラに良い考えがあるゾ」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 20:23:55.54 ID:VqgCXPnFO
よく考えたらトオルちゃんはハブられてたのね…
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 20:30:27.34 ID:7d0NQW020
風間くん「うわ〜、ほんとに車が空を飛んでるよ!」
しんのすけ「風間くんたら、空飛ぶ車くらいではしゃいじゃって、お子ちゃまなんだから・・・・」
風間くん「子供で悪かったな!でもこれ、マグルにみられてないの?」
ロン「あっいっけね、透明ブースター使うの忘れてた」ポチッ
ロン「これで後は汽車を追いかけて学校に行くだけだね!」
風間くん「それにしてもなんで、ゲートをくぐれなかったのかな?」
しんのすけ「風間くん、だれかに恨まれたりしてない?」
ロン「しんのすけは自分の心配した方がいいよ」
しんのすけ「それは、余計なお世話だゾ!」シュッポー
風間くん「お前もな・・・・あれこの音・・・」シュシュポポ シューポッポー
3人はお喋りに夢中になるあまり汽車がすぐ後ろに来ていることに気づかなかった!
ロンのハンドルさばきで辛うじて衝突は回避したものの、助手席のドアが開き、風間くんは車外に投げ出される。
しんのすけ「風間くん、オラの手に! トイレに行ったきり洗ってないけど!」
風間くんは一瞬躊躇したが命には代えられず手を掴んだ。
ロン「一時はどうなるかと思ったよ。」
しんのすけ「一時は二時になるんだゾ!」
風間くん「もうつっこむ気力もないよ・・・」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 20:57:48.58 ID:9ZzmERPq0
しんのすけ「学校が見えてたゾ」
風間くん「たった二ヶ月の休みなのにもう、懐かしいや。」
しんのすけ「ロン、さっきから黙ってるけど、どしたの?」
ロン「車が言う事を聞かないんだ・・・・」
パニックになった3人は杖を取り出し、車を止めようと思いつく呪文を唱えるが・・・・
ガシャーン
しんのすけ「この木がクッションになってくれて助かったゾ」
風間くん「この木、なんか動いてないか?」
ロン「そんな、まさか・・・」
しかし風間くんの予感は的中。木は幹を車に振り下ろしてきた!
ロン「飛び降りろ!」
辛くも3人は木の一撃から逃れた。乗り手を失った車は禁じられた森の方へひとりでに走っていった
風間くん「なんとか助かったね・・・・」
ロン「助かった!? 車は無くすし、僕の杖・・見てよ」
しんのすけ「ま、首が折れるよりましですな。でめたしでめたし」
風間くん「こういうのは不幸中の幸いって言うんだよ!」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 21:11:09.37 ID:uQnv8qFSO
オイヨイヨ!
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 21:46:11.33 ID:9ZzmERPq0
風間くん「組み分けの儀式見逃しちゃったね・・・」
ロン「ジニーはグリフィンドールに入れたかな・・・?」
???「我輩が君の立場なら・・人の心配をしてる余裕は無いですな。」
しんのすけ「これはこれは、スネイプ先生。夏休みの間に恋人は出来ましたかな?」
スネイプ「ミスター野原、君が気にする事では無い・・・」
しんのすけ「そろそろ身を固めた方がいいですゾ!」
スネイプ「今すぐその無礼な発言を処罰したい所だが、今回は見逃してやろう。何せホグワーツ最後の夜だからな・・・ついて来い!」
しんのすけ「え〜〜!? この学校無くなっちゃうの!?」
ロン&風間くん「ちげーよ!!!」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/29(木) 22:03:40.77 ID:9ZzmERPq0
スネイプの部屋
スネイプ「7人ものマグルに目撃されるとは!もし貴様らがスリザリン生なら即刻汽車で送り返してやるのに!」
ダンブルドア「じゃが、彼らはグリフィンドール生じゃ。」
スネイプ「これはこれは、校長に、副校長!」
風間くん「荷物を纏めます」
マクゴナガル「何を言ってるのです?」
ロン「僕達退学でしょ?」
しんのすけ「寂しくなりますな・・・」
マクゴナガル「今日という訳ではありません。勿論、勉強をやめたいというなら、別ですが・・・・」
寮の前の廊下
ロン「罰則ですんでよかったね!」
しんのすけ「オラに感謝して欲しいですなぁ。」
風間くん「お前は何も・・・・あれ、ハーマイオニーだ!」
ハーマイオニー「べ、別に、貴方達が心配でずっと待ってたとかじゃないんだからね! 勘違い・・しないでよね///」
3人「ありがとう//」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/06/30(金) 01:10:36.71 ID:C62MmvE30
テンプレなツンきゃわわ
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 06:54:28.42 ID:ODmTbaBn0
そーいやハーマイオニーはロンと風間どっちとくっ付くのだろうか
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 09:43:26.40 ID:MigQkBj+O
原作と違うけどしんのすけとくっついてもええやろ
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 10:07:00.13 ID:hbq4WhGg0
しんのすけと風間君は永遠の愛を誓いあった仲だぞ!
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 12:02:27.53 ID:lYJWVvUCo
ハリーの時はリリーの子供だからスネイプも頑張ったけど
何の因縁もない生意気なしんのすけのためにスネイプは頑張ってくれるだろうか
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 12:22:43.42 ID:dBvmpswSO
乙です。
親父、フォイ押さえてたんかいww
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 12:39:19.89 ID:dC4jS1Ni0
きっとスネちゃまがしんのすけを認めることが起こるはず
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 12:44:32.92 ID:DdEzZ2mz0
翌日 闇の魔術に対する防衛術の教室
しんのすけ「こんどの先生はルームシェアしてないと良いね!」
風間くん「お前、そんな事軽々しく口にするなよ・・・」
ハーマイオニー「あの人の手先になるような事、人格者のロックハート先生がするわけ無いわ!」
バタン
ロックハート「さぁみなさん!今年の闇の魔術に対する防衛術の先生を紹介しましょう。私です!」
ロックハート「闇の力に対する防衛術連盟名誉会員。勲三等マーリン勲章、『週刊魔女』チャーミングスマイル賞を5回連続で受賞!」
ハーマイオニー「ほんとに素晴らしいわ///」
しんのすけ「それって運動会のかけっこ優勝するのと、どっちが凄いの?」
風間くん「そんなものと比べるなよ・・・」
その後ロックハートの自己紹介は30分続いた・・・・ zzz zzz
ハーマイオニー「貴方達、起きなさい! 自己紹介終わったわよ!」
ロン「君ずっとあれを聞いてたの?」
風間くん「流石の僕もあの長い自慢話にはまいっちゃうよ。」
しんのすけ「同属嫌悪という奴ですな・・・」
風間くん「僕の自慢話はあそこまで長くないやい!」
しんのすけ「やっぱり今までのは自慢だったんだね、風間くん」
風間くん「人の揚げ足を取るなよ!」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 13:03:54.21 ID:DdEzZ2mz0
ロックハート「楽しいお喋りはそこまでだ!諸君、君達は今から生々しい闇の魔術に直面する!」
ロン「ゴクリ・・・」
しんのすけ「楽しみですなぁ」
ハーマイオニー「ロックハート先生の用意する教材、レベルが高すぎないと良いんだけど・・・」
バッ 現れたのは、20cmくらいの人型で羽が生えた妖精の詰まった籠だった。
ロックハート「コーンウォール産のピクシー妖精!」
しんのすけ「とうもろこしの壁から生まれるのか・・・」ほうほう
風間くん「そういう地名だよ! でも、ピクシーってなんか拍子抜けだね・・・・」
ロックハート「こいつらを解放してもそんな事が言えるかな? ではお手並み拝見!」
解放されたピクシーは教室の物を手当たり次第に破壊する。
ロン「もうこいつらが危険なのは分かりました。次は対処法を教えてください!」
しんのすけ「先生なら、自室に走って行ったゾ」
風間くん「どうするんだよ。これ、・・・」
ハーマイオニー「任せて。 イモービラス!」
しんのすけ「こういう呪文はもっと早く使ってよね」やれやれ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 14:26:34.77 ID:gokNdKDW0
数日後 ロックハートのオフィス 3人は罰則を受けに来ていた。
風間くん「それで、今日は何をすれば?」
ロン「草むしりとか?」
ロンが期待を込めて尋ねる。
ロックハート「ファンレターの返信を手伝ってもらいます。」
しんのすけ「でもオラ、ファンレターに変身する事なんて出来ないゾ」
風間くん「手紙の返事を書くのを手伝えって事だよ。・・・まったく」
それからというものロックハートの自慢ばなしを右から左に垂れ流しながら、返事を書き続けた。
しんのすけ「こんど、良いことしませんか?っと」
その時、
???「やっと出られた。また殺してやる! 引き裂いてやる!」
しんのすけ「おまたを引き裂くだって!」
ロン「どうしたの!?急に?」
しんのすけ「いや、今なんか声が・・・」
風間くん「僕には聞こえなかったけど・・・」
ロックハート「もうこんな時間だし、寝ぼけているんだろ。今日はもうこれでいいから帰りなさい」
部屋を出ると風間くんは言った
風間くん「僕の人生で一番無益な時間だったね!」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 15:03:12.01 ID:gokNdKDW0
???「また引き裂いてやる!」
しんのすけ「まだ声が聞こえるゾ。誰かのお股をお守りするゾ」
しんのすけが走り出す。
ロン「しんのすけ、何の冗談?」
風間くん「声なんて聞こえないぞ、また悪ふざけ・・・じゃなさそうだな。」
3人が走って行った先には、猫が倒れていた。
ロン「この猫ってたしか、フィルチの・・・・」
ロンが全部言い終わる前に血相を変えて3人に向かってきた
フィルチ「お前ワシの、ミセス・ノリスに何をした!」
しんのすけ「猫なのにリスなの?」
フィルチ「おちょくりやがって、お前がやったのか? このジャガイモ小僧!」
ダンブルドア「そこまでじゃ。アーガス。この子達がやったという証拠はないじゃろう」
風間くん「校長先生!」
ロックハート「このコ達は私の部屋でついさっきまで罰則を受けていました。まあアリバイとしては十分かと、それにしても私が居れば猫は守れたのに!」
スネイプ「ほう、御見それしましたな。ギルデロイ。この猫を石化させた方法は我輩でも分からんのに・・・」
フィルチ「石化? ということはまだ・・・」
ダンブルドア「生きておる。マンドレイクによって蘇生することは可能じゃろうて・・・」
しんのすけ「いや〜たった一人の友達ですからなぁ・・・」
フィルチ「でも、一体こんな事誰が・・・・」
ダンブルドア「まあ、これを見るが良かろうて・・・」スッ
ダンブルドアが指差した先には血で文字が書かれていた
『秘密の部屋は開かれた 継承者の敵よ、気をつけよ』
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 16:11:09.65 ID:gokNdKDW0
数日後 変身術
マクゴナガル「どうしたのですか? 今日のみなさんはいささか集中力を欠いてるように見受けられますが。」
しんのすけ「まったく困ったものですなぁ!」
風間くん「いつも集中してないお前に言われたくない!」
ハーマイオニー「先生、お聞きしたいことがあります。」
マクゴナガル「なんなりと、お尋ねなさい。ミス・グレンジャー」
しんのすけ「ハーマイオニーはお尋ねものですか・・・」
ロン「シーッ!」
ハーマイオニー「秘密の部屋について教えてくださいませんか?」
マクゴナガル「いいでしょう。どうやらこの疑問を解決しない内は、みなさん授業が手につかないみたいですし・・・」
しんのすけ「え〜! 授業と手がくっついたらどうなるの!? あっ風間くん、オラの口をふさぐなら唇で・・・//」
マクゴナガル「良いですか。秘密の部屋というのは、ホグワーツの創始者の内の一人サラザール・スリザリンが作ったとされる部屋です。」
マクゴナガル「他の創始者が魔法力のあるものはみな教育を受ける資格があると考えていましたが、スリザリンは違いました。」
マクゴナガル「スリザリンはマグル出身のものは力があっても魔法を学ぶに相応しくないと考えていました。」
風間くん「つまり、僕やしんのすけ、ハーマイオニーみたいな子の事ですね」
マクゴナガル「その通りです。しかし当然こうした考えは受け入れられず、スリザリンは学校を追放されました。」
しんのすけ「でめたし。でめたし」
マクゴナガル「それで終わりだったら良いのですが、スリザリンは学校を去る前にある部屋を作ったと伝えられています」
ロン「それが秘密の・・・」
マクゴナガル「ええ、ですがこのような部屋が無い事は学校が何度も捜査し、確認しています。」
ハーマイオニー「言い伝えでは、部屋はどうやって継承者の敵を排除するんでしょうか?」
マクゴナガル「伝承では、部屋の内奥にはスリザリンの継承者のみに操ることの出来る怪物がいると・・・」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 16:14:30.51 ID:gokNdKDW0
そのあと 廊下
風間くん「本当に部屋ってあると思う?」
ハーマイオニー「あると思うわ、先生達みんな気にしてるもの・・・」
ロン「ロックハート以外はね。」
しんのすけ「ロックハートせんせーと言えば今夜ケッコンクラブってのをやるらしいゾ」
風間くん「それをいうなら決闘だろ!」
ロン「暇だし行ってみようか!」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 16:28:22.36 ID:GIX8DF8f0
夜 大広間
ロックハート「寛大にも校長先生はこの決闘クラブの為に大広間の使用を許可してくださいました。」
ロックハート「私からここで戦闘技術を学べばスリザリンの怪物なんてへっちゃらです。ではここで勇敢な助手を紹介しましょう。」
スネイプ「我輩だ・・・」
風間くん「どう見ても嫌々来た感じだね・・・」
ロン「ざまあみろさ!」
ロックハート「では早速私達二人がエキシビションをやってみましょうか!大丈夫、魔法薬の先生を消したりしませんよ!」
しんのすけ「え〜 消してくれてもいいのに・・・」
ロックハートとスネイプは杖を顔の前に構えお辞儀をすると、数歩ずつ離れた
ロックハート「では、1、2、3」
スネイプ「エクスペリアームス!(武器よ去れ)」ビューン、フォイ!
スネイプの放った赤い閃光が、ロックハートを吹き飛ばした。
しんのすけ「なかなかできますなぁ・・・・」
ロックハート「いや〜 実に素晴らしい考えだ。皆さん見えるかい? 私は武器を失ったわけです。しかしやる事は見え透いてましたな・・」
スネイプ「我輩はただ、悪意のある相手を無力化する方法を生徒にみせただけの事、お望みとあらば他の術も・・・」
ロックハート「今は、これで十分でしょう。(汗)では誰かボランティアのペアに今のを再現してもらいましょう!」
しんのすけ「オラがやるゾ!」
ロックハート「気合十分だね!ミスターのはら。では、ペアはやはりミスターかざ・・」
スネイプ「私の寮からミスターマルフォイでどうかな?」
マルフォイ「頑張るフォイ!」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 16:39:29.38 ID:GIX8DF8f0
しんのすけとマルフォイは杖を構えて向き合った。
ハーマイオニー「大丈夫かしら・・・」
風間くん「しんのすけなら、あんな奴の呪文なんて当たらないさ!」
ロックハート「武器を取り上げるだけですよ。では3つ数えたら、1、2、」
マルフォイ「タレントアレグラ 踊れ!」フォイ
不意打ちのマルフォイの呪文が命中。
すると、しんのすけは、おもむろにズボンを脱ぎだした。
しんのすけ「ぞ〜〜さん、ぞ〜〜さん」ブラブラ
ハーマイオニー「キャー///」
風間くん「強制的にぞ〜さん踊りをさせるなんて・・・」
ロン「なんて卑劣な術なんだ・・・」
大広間中がマルフォイを非難する。コノヘンタイ ヒトデナシ
マルフォイ「こんな筈じゃないフォイ・・・・」
呪文の効力が切れたのか、はたまた、踊りにあきたのか・・・しんのすけは衣服を整え反撃にでる!
しんのすけ「リクタスセンプラ 笑い続けよ!」
マルフォイ「フォフォフォッフォイフォイ」ゼェゼェ
ロン「過呼吸になるまで笑わせるなんて・・・」
スネイプ「情けない、ほら立て!」
マルフォイは息も絶え絶えに立ち上がると、唱えた。
マルフォイ「サーペンソーティア 蛇出でよ!」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 16:57:36.69 ID:GIX8DF8f0
蛇「シュー シュー(何でいきなりこんな所に!?)」
しんのすけ「何だか苦労してますな(シュー シュー)」
パーセルマウスダー シンジラレナイ
スネイプ「フィニート・インカンターテム(呪文よ終われ!)」
スネイプが杖を振ると蛇は霞となって消え去った。
ハーマイオニー「ちょっと来て!」グッ
しんのすけ「いきなり、どしたの!?」
・・・・
ロン「君、パーセルマウスだったの?」
しんのすけ「オラがねずみに見える?」
風間くん「そのマウスじゃない! 蛇語を喋れるって意味だよ。」
しんのすけ「オラが!?」
ハーマイオニー「気づいてなかったの!?」
しんのすけ「う〜ん、こってり!」
風間くん「それを言うなら、さっぱりだろ・・・」
ハーマイオニー「でも厄介なことになったわね。学校のみんなはこれで貴方がスリザリンの継承者だと思うでしょうね」
しんのすけ「でも、オラなんで蛇と話せるようになったんだろ?」
ロン「話せるようにって、・・・昔からじゃないの!?」
風間くん「本当か? おまえしょっちゅう変なものと話してたような気がするけど・・・」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 17:21:25.40 ID:P297eo720
最近校内では、グリフィンドール・クィディッチチームのメンバーが廊下で急に倒れ、スリザリンの怪物による襲撃と間違われるケースが多発していた。
10月末のある朝
しんのすけ「ウッド〜 今日は練習やめとこうよ〜」ゲッソリ
フレッド「しんのすけに賛成!」ジョージ「いや、大賛成」グッタリ
ウッド「そんな事でどうする。熱く血を滾らせろ!」メラメラ
アンジェリーナ「知らないかも知れないけど、私達の体力ってのにも限界が・・・」ゲンナリ
ウッド「あれはスリザリンの・・・おい! 今日は僕達の練習の筈だぞ!」
ウッドの後ろではしんのすけ達が必死に首を横に振っている。
ゴリラA「ウホッ(我々はスネイプ教授から新しいシーカーを育成する為に優先的な闘技場の使用許可を貰っている)」
ウッド「新しいシーカーね・・・誰だ?」
マルフォイ「僕だ。フォイ!」
しんのすけ「え〜っと、誰だ?」 風間くん「なんかもめてる 行ってみよう・・・」
マルフォイ「絶対お前ワザとやってるだろ!」
ゴリラB「ウッホ(ドラコの父上が我々全員に新型の箒を買ってくださったのさ!)」
ハーマイオニー「つまりお金の力でチームに選ばれたって事ね!」
風間くん「前のシーカーが、かわいそうだな」
マルフォイ「お前らの意見は聞いてないフォイ。この『穢れた血め』」 ざわ・・ざわ・・
ロン「僕の友達になんて事を! ナメクジくらえ!」
しかし、ロンの放った呪いは折れた杖のせいか自分に跳ね返った!
ゴリラたち「ウホッww! ウホッww!」
しんのすけ「ロン、大丈夫!?」
風間くん「ハグリッドなら、どうせ暇だろうし何とかしてくれるよ!」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 17:39:15.46 ID:P297eo720
ハグリッドの小屋
ロン「ごめんね。こないだナメクジ退治したばっかりなのに・・・」ナメクジ オエッ
ハグリッド「いんや、かまわねぇよ。」
しんのすけ「でもこないだ駆除剤買ったんだし、それで退治できるよね!」
ハグリッド「いや〜・・・ 随分ナメクジが出るもんだからこないだ全部使っちまった・・・」
ハグリッド「それより、そもそも何でこんな事に!?」
しんのすけ「マルフォイがオラ達を『せがれ達』って呼んだんだゾ!」
ハグリッド「せがれ達!? どういうこっちゃそれは・・・」
風間くん「穢れた血 って読んだのさ。意味はなんとなくしか・・・」
ハーマイオニー「マグル生まれの魔法使いを蔑む呼び方よ!」
ロン「許せないよ・・・」オロロ
ハグリッド「魔法使いの中には、その人自身ではなくその家族でその人の価値が決まるっちゅう馬鹿げた考えを持ってる奴もいるっちゅうこった!」
ハグリッド「だが見てみろ!ハーマイオニーに使えない呪文があるか!? しんのすけに取れねぇスニッチがあるか!?」
ハグリッド「そして風間くんに・・・・・つっこめないボケがあったか!?」
風間くん「かえって傷つくよ!」
ハーマイオニー「次のクイディッチ絶対勝ってマルフォイに一泡吹かせてね!しんのすけ!」
しんのすけ「やれるだけの事はやりましょう」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 18:09:33.85 ID:Z+oet8BEo
ハグリッドすら君付けで呼ぶ男、風間トオル
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 18:24:55.38 ID:foPMUo7v0
そーいやしんのすけって暇有れば人外とコミュとってるよな…
パーセルマウスどころの騒ぎじゃないんじゃ
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 21:08:54.28 ID:ODmTbaBn0
むしろちゃんと一発目で正しい呪文唱えてるのに驚きだがな、しんのすけ
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 22:44:56.81 ID:Z+oet8BEo
スゲーナスゴイデス!
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 22:51:01.56 ID:gDVUBr6F0
水着姿のガッキーとか召喚しそうだな
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 23:11:49.48 ID:MPLuQYmt0
チョウチャンの枠はクレしんキャラが良いなぁ
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/01(土) 02:06:34.04 ID:8Xm68aqSO
しりまるだしのしり知らない?
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 13:52:05.03 ID:Gap6DK5E0
そして決戦の朝
風間くん「調子はどうだ?しんのすけ?」
しんのすけ「お魚が良くとれますな。」
風間くん「その銚子じゃなーい!」
ハーマイオニー「前みたいに隈が出来たりはしてないわね!」
ロン「期待してるよ。持ちのロンで!」
しんのすけ「ま! 泥舟に乗ったつもりでいたまえ!」
3人「それをいうなら大船に だろ!」
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 13:58:44.73 ID:Gap6DK5E0
クイディッチ競技場
ジョーダン「またこの季節がやってまいりました。実況は久しぶりの出番に浮かれるの私リー・ジョーダン」
ジョーダン「さてでは両チームのスターティングメンバーを紹介したいと思います」
ジョーダン「まずグリフィンドールチーム・・・・・去年といっしょです!」
マクゴナガル「ジョーダン!」
ジョーダン「すいません、先生。では気を取り直してスリザリンチーム! ゴリラFの代わりにマルフォイが入りました!」
マクゴナガル「いい加減にしないと,そのマイクをとりあげますよ!!」
ハーマイオニー「実況変えた方がいいんじゃないかしら!?」
ジョーダン「では、試合開始です!」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 14:26:42.89 ID:Gap6DK5E0
しばらくして・・・
風間くん「大変だ。さっきから、しんのすけがひとつのブラッジャーに追われてる」
ハーマイオニー「そんな! そもそもブラッジャーってホントにクィディッチに必要!?」
ロン「今、そんな事を言ってもしかたないよ・・・」
ハーマイオニー「何よ!? あなたしんのすけが心配じゃないの!!?」
ロン「心配だよ もちのロンで!」
しんのすけ「もう、この球、しつこいゾ。」ヒョイ
マルフォイ「バレエの練習でもしてるのか野原?」フォイ
しんのすけ「あ、マルフィイ! スニッチ見なかった!?」
マルフォイ「あそこら変で一瞬・・・って見つけても誰が教えるかフォイ」
しんのすけ「あ、やっぱ教えなくていいや! もう見つけたから。」ギュン
しんのすけはマルフォイの方に向かって加速して行く。それを見たマルフォイは・・・
マルフォイ「そんなスピードでタックルはやめてフォイ!」スッ
そして、
しんのすけ「取ったど〜〜!」
この瞬間誰もがブラッジャーの事を忘れていた。 ガツン! 鈍い音を立ててそれはしんのすけの腕を捕らえた!
しんのすけ「ヌおぉぉ〜〜」
風間くん「早く助けに行こう!」
観客席から3人が飛び出す!
ハーマイオニー「フィニート!」
しんのすけ「もう・・・、来るのが遅いゾ!」
ロン「ごめんよ」
ギルデロイ「私が腕を直そう。ブラキアム・エンメンド!」
ロックハートが呪文を唱える。すると、
ハーマイオニー「これって骨が無くなって・・・ 先生なんて事を!」
しんのすけ「わーい! これでタコやイカの気持ちが分かるゾ!」
風間くん「喜んでる場合か!!」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 14:32:49.53 ID:Gap6DK5E0
医務室
マダム・ポンフリー「まったく骨折なら治せたものを・・・」
ハーマイオニー「治りますよね・・・?」
ポンフリー「勿論ですとも、ですがとても痛みますよ。」
風間くん「しんのすけ、そろそろ、そのグニャグニャの腕を僕の首に巻きつけるのをやめてくれないか・・・」
しんのすけ「え〜〜 良い感じにフィットしてたのに・・・・」
ポンフリー「まぁまぁ、良くそんなに元気でいられること・・・」
しんのすけ「ねぇ、ここには美人の看護婦さんは居ないの!?」
ポンフリー「ここにいるじゃありませんか!」
しんのすけ「はぁ・・・」
この後、怒った校医によってしんのすけは無理やり骨生え薬を飲まされたのであった。
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 14:41:05.54 ID:Gap6DK5E0
その夜・・・バチンという大きな音でしんのすけは目を覚ました。
しんのすけ「そこに居るのは誰!?」
ドビー「ドビーめにございます。しんのすけ様」
しんのすけ「あぁ、あのお化け屋敷妖精の!!」
ドビー「それを言うなら、屋敷しもべ妖精にございます。あぁやはり貴方は学校に戻られてしまった。」
しんのすけ「それより見てよ。この腕、ぞ〜さんの鼻みたいでしょ//」
ドビー「おいたわしや。まさかドビーのブラッジャーでこんな事に・・・」
しんのすけ「君のブラジャー? 君には、必要ないと思うけど」
ドビー「ブラッジャーにございます。クィディッチの。」
しんのすけ「じゃあ、昼間のあれは君の?」
ドビー「申し訳ありません。ドビーは少ししんのすけ様が怪我をして家に送り返されれば、と思ったのです!」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 14:49:31.89 ID:Gap6DK5E0
しんのすけ「そもそも何で、こんな事をするの!? ちゃんと理由をお話して欲しいゾ!」
ドビー「もうお気づきでしょうが、今年のホグワーツは去年より、ずっと危険にございます。」
ドビー「秘密の部屋が再び開かれたのでございます。その危険からしんのすけ様を遠ざける為でございます!」
その時、医務室に近づく足音がして、ドビーはバチンと音をたて消えてしまった。
ポンフリー「まぁ、石にされて・・・」
マクゴナガル「一体誰がこんな事を・・・」
ダンブルドア「秘密の部屋の力じゃろう。問題はどうやってじゃ・・・」
しんのすけ「ホグワーツの平和を守る者として、もう見過ごせませんな」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 15:07:05.04 ID:Gap6DK5E0
数日後
風間くん「僕達で一連の秘密の部屋事件を解決するったってどうするんだよ!」
しんのすけ「張り込み、聞き込み、現場はんぺんの精神でなんとかするゾ!」
風間くん「それを言うなら現場百篇だろ!」
しんのすけ「そうともいう、早見 優」
ハーマイオニー「でも誰かに聞くってのは、悪くない考えね!」
ロン「じゃあ、マルフォイとかから、探ってみる?」
しんのすけ「じゃ、オラ早速聞いてくるゾ!」
風間くん「待たんかい!」
しんのすけ「え? 何で? 善は急げっていうじゃない!」
ハーマイオニー「今回の場合は急がば回れよ!」
しんのすけ「分かったゾ」クルクル
ロン「全然分かってないね・・・でも直接聞く以外に方法あるの?」
風間くん「例えばあの、透明マントで張り込んで盗み聞きとか?」
ハーマイオニー「もっと上手いやり方があるわ。薬を使うの!」
しんのすけ「自白剤とか?」
ハーマイオニー「それはちょっと私達には難しすぎるわ。それに時間も凄くかかる。」
ハーマイオニー「こっちも簡単とは言えないけど・・・ポリジュース薬を使いましょう!」
しんのすけ「ジュースなら100%でお願いね」
風間くん「校医の先生に、ついでに耳のほうも治してもらえばよかった・・・」
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/01(土) 16:08:52.57 ID:ff87ON3J0
そーいや昔ハーマイオニーのパンツコラ流行ってたなぁ・・・
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 19:59:20.76 ID:Gap6DK5E0
数日後・・・4人はあるトイレに来ていた
風間くん「ここって本当にだれもこないの?」
ハーマイオニー「保障するわ。ここなら誰にも邪魔されずに薬を作れるってわけ!」
ロン「でも何か声が聞こえるよ!」 シクシク
しんのすけ「何がそんなに楽しいの!?」
マートル「泣いとんのじゃい!!」
ハーマイオニー「ハァイ マートル。」
風間くん「僕聞いたことある・・・嘆きのマートルっていう女学生のゴーストが住み着いてるトイレがあるって・・・」
マートル「嘆きの、は余計よ!」
しんのすけ「ごめいなさいね、彼こういう失礼な所があるから・・・」
風間くん「お前にだけは言われたくなーーい!!」
ロン「ところで僕達、薬で誰に変身するのさ・・・」
しんのすけ「オラ、アクション仮面がいいゾ!」
風間くん「お前、アクション仮面に変身してマルフォイが口を割ると思うのか?」
しんのすけ「思いませんな!」
風間くん「そういう事だよ!つまり僕らはスリザリンの連中とかマルフォイに近い奴らに化けないといけないのさ!」
ハーマイオニー「実は変身のために必要な、相手の体の一部は、もう取ってあるの!」
しんのすけ「え〜 いつの間にそんな残酷な・・・腕とかもいだの?」ブルブル
ロン「おっどろき〜」
ゴチン! ゴチン! 二人にハーマイオニーの拳骨が炸裂する!
ハーマイオニー「違うわよ!! 髪の毛でいいのよ! ホントにお馬鹿さんね!」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 20:18:58.23 ID:Gap6DK5E0
しばらく後 例の女子トイレのある個室
ハーマイオニー「みんな、それぞれグラスは持ったわね!?」
風間くん 「ちょっと待ってよ、ここで僕達がスリザリンのゴリラサイズになるのは、マズクないか!?」
しんのすけ「良く気づいたわね。流石トオルちゃん//」
ロン「じゃあ、それぞれ個室に分かれて飲もう!」
カンパーイ!!
風間くん「お前、話聞いてなかったのか?・・・・なんで同じ個室に入ってくるんだよ・・・」
しんのすけ「だってオラ風間くん無しじゃ、生きていけないゾ///」
風間くん「気持ち悪いこt・・・あれ、ホントに吐きそう・・・」ブクブク
しんのすけ「オラもなんだか、気分が」ブクブク
しんのすけ「おぉ〜 これは驚きですな・・・」
風間くん「やぁ、クラップ!」
しんのすけ「そっちは・・・誰だっけ?」ガチャ
風間くん「ゴイルだ。いいか、マルフォイの前では間違えるんじゃないぞ!」
二人が部屋を出るとセオドール・ノットに変身したロンがいた
ロン「二人ともバッチリだね! ハーマイオニーはどうしたんだろ?」
ハーマイオニー「私はいけにゃいわ! 時間を無駄にできにゃい。貴方達だけで行って!!」
しんのすけ「では出発おしんこー」
二人「ナスの糠漬け!」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/01(土) 20:47:51.72 ID:Gap6DK5E0
3人はトイレをでると、手はずどおりに大広間に向かった!
風間くん「居た! マルフォイだ!」
しんのすけ「や! 久しぶりマルフィイ!」
ロン(こんなの絶対気づかれる!!)
しかし、
マルフォイ「どうしたんだ、ゴイル? まだ僕の名前を覚えてなかったのか? 僕はマルフォイだフォイ!」
風間くん(あれだけ一緒にいて名前覚えられてないなんて・・・これなら!)
ロン「僕達、寮への帰り方忘れちゃって・・・」
マルフォイ「仕方ない奴らフォイ・・・・ついてく来るフォイ」
こうしてマルフォイに連れられ、しんのすけ達はスリザリン寮に入る事に成功した。
風間くん「実は今日は聞きたい事があるんだ!」
マルフォイ「やけに今日は言葉が流暢だな。それで何が聞きたい?」
しんのすけ「安室奈美恵ちゃんの歌!」
ロン「・・・じゃなくて、スリザリンの継承者について教えてよ!」
マルフォイ「前も言っただろう、僕は知らないフォイ!」
風間くん「でも誰が裏で糸を引いてるか・・・心あたりはあるんだろ?」
マルフォイ「そんな奴いたら、僕は真っ先に協力するフォイ!」
マルフォイ「まぁ、継承者がダンブルドアの鼻の先で、穢れた血を何人[
ピーーー
]か見ものだフォイ!」
ロン「こんの・・・」ギュ
マルフォイ「どうしたフォイ!?」
ロン「胃が痛くて」
しんのすけ「えっ? ロン大丈夫!?」
風間くん「このバカ! 逃げろ!」
こうして3人はマルフォイが事実に気づく前に大慌てで逃げたした!
トイレに戻ると、
風間くん「ハーマイオニー・・・?大丈夫?」
ロン「どうしたのさ。いい加減でてきなよ。」
小部屋から出てきたハーマイオニーには、猫の耳が生えていた!
しんのすけ「おぉ〜 マニアには受けますなぁ お手」ポスッ
ハーマイオニー「なにやらせるのよ!」
風間くん「まぁまぁ、医務室に行こう」
ロン「結局フォイフォイは何も知らなかったよ」
しんのすけ「こんな所にノートが落ちてるゾ・・・」パサッ
風間くん「オイ、しんのすけ!ハーマイオニーを医務室に連れてくのに、マントだしてくれよ」
しんのすけ「ほっほーい! これ、とりあえず持ってよ・・・」
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/02(日) 10:53:33.98 ID:NZRXjvSa0
深夜 グリフィンドール二年生寝室
カキカキ
風間くん「あれ、誰かまだ起きて勉強してるのかな」パチッ
風間くん「って、しんのすけ・・・お前まだ起きてたのか?」ムクッ
しんのすけ「いや〜、このノート書いた事に感想を言ってくれるんだゾ。」
しんのすけ「だからオラ、ぶりぶりざえもんの冒険パート25を書くのに急がしいんだゾ」
風間くん「ちょっとそれ、僕にも見せてよ!」
しんのすけ「ま、いいけど」ホイ
風間くん「これ表紙に50年前の日付が書いてある。あと名前もトム・マルヴォーロ・リドル・・・」
しんのすけ「ハム・丸ぼうろ・ドリル?」
風間くん「トム・マルヴォーロ・リドル! 僕も何か書いてみよう」カキカキ
初めまして、僕はホグワーツ2年の、風間トオルです。
すると、書いた文字は吸い込まれるように消え、変わりに別の文字が浮かび上がる!
初めまして、風間くん。僕はトム・リドルです。
風間くん「凄い!」
しんのすけ「でしょ! 書いても書いても消えるから、幾らでも好きなものが書けるゾ」
風間くん「返事をくれるのが凄いってことだよ! そうだこの、トム・リドルさんが50年前の人なら・・・」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/02(日) 10:58:57.21 ID:NZRXjvSa0
風間くんは続けて日記に書く
今ホグワーツでは秘密の部屋が開いて大変なんです! 何かご存知ですか?
風間くん「これで何か分かるかも!」
しかし、返事は・・・
『それについてはお答えできません。』
しんのすけ「な〜んだ。」
『ですが、お見せする事ならば、可能です』
風間くん「見せるってどういう・・・」
次の瞬間、二人は日記に吸い込まれていた!
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/02(日) 11:19:06.06 ID:NZRXjvSa0
日記の中
しんのすけ「風間くん、オラ達魔法の世界に迷い込んじゃったね!」
風間くん「魔法の世界ならもう既にいるじゃないか!」
しんのすけ「おお! オラこってり忘れてたゾ!」
風間くん「あれが、リドルさんじゃないか?」
しんのすけ「オラに似て三枚目ですな!」
風間くん「それを言うなら二枚目って、そんな事より・・・」
リドル「学校が閉鎖されるというのは本当ですか?」
ディペット「しかたない、先日女子生徒が犠牲になってしもうたし・・・」
リドル「では、犯人が捕まれば学校は存続すると?」
ダンブルドア「何か知っておるのかね?トム?」
風間くん「若いころの校長先生だ!」
しんのすけ「いや、若いとは言わないとおもうゾ」
リドル「いいえ、何も・・・」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/02(日) 11:39:04.73 ID:NZRXjvSa0
風間くん「リドルさん、こんな人気のない所にきてどうするんだろ・・・」
しんのすけ「誰かとイチャイチャするんじゃない?//」
風間くん「寄るなよ、しんのすけ・・・ってあれは!?」
リドル「そこまでだ! ハグリッド! 明日には亡くなった生徒さんのご両親が来る。それまでにその怪物だけは!」
ハグリッド「待ってくれ。トム! こいつらは人を襲ったりしねぇ。傷つけねぇでくれ!!」
リドル「いや、もう見過ごせない。アラーニア・エグズメイ(蜘蛛よ去れ!)」
ハグリッド「逃げてくれ。アラゴグ!」カサカサ
日記から出た二人は、しばらく言葉を失っていた・・・
風間くん「50年前に、秘密の部屋を開けたのは・・・ハグリッドだったんだ!」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/02(日) 12:48:38.34 ID:NZRXjvSa0
翌朝 大広間
風間くん「・・・ということがあったのさ!」
ハーマイオニー「だからってハグリッドが部屋を開けたって決め付けるの?」
ロン「ハグリッドは友達じゃないか? そんな簡単に疑えるなんて・・・」
しんのすけ「まったくどうかと思うわよね・・・」
風間くん「昨日はお前も僕に同意してただろ、しんのすけ!」シクシク
ハーマイオニー「それに、スリザリンの怪物が蜘蛛っていうのも腑に落ちないわ・・・」
ロン「スリザリンのシンボルっていえば・・・」
しんのすけ「カエルだゾ!」
3人「蛇だよ!」
ハーマイオニー「私、少し図書館で調べてみるわ!」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/02(日) 12:53:24.04 ID:NZRXjvSa0
その日の午後 ある廊下
しんのすけはこっそりクィディッチの練習を抜け出していた。
しんのすけ「ウッドのいう通り練習してたらオラ壊れちゃうゾ・・・ん?あれは・・・」
マクゴナガル「今週でもう二人目です。」
ダンブルドア「襲われたミス・グレンジャーは鏡を持っていたのかね?」
マクゴナガル「えぇ、賢い子ですから、何か考えがあったのかも知れません」
しんのすけ「そんな・・・・・」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/02(日) 12:58:16.51 ID:NZRXjvSa0
その後 グリフィンドール寮
しんのすけ「変態だ! 変態だ!!」
風間くん「お前、まだクィディッチの練習してるはずだろ?どうしたんだよ!」
しんのすけ「ハーマイオニーがよそわれたんだゾ!」
ロン「それを言うなら、襲われって・・・・」
2人「何だって!」
しんのすけ「さっき先生たちが話してたゾ・・・」
風間くん「こうなったらもう、手段は選んでられない。ハグリッドに聞きに行こう!」
ロン「いつ、行く?」
しんのすけ「善は急げ、今夜行くゾ」
2人「ブ・ラジャー!」
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/02(日) 13:12:23.71 ID:FROBlaWw0
ところでこのハーマイオニーはネコミミのまま石にされたのだろうか
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