ビスマルク「死後の世界、か」ルルーシュ「違うな、間違っているぞ！」

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1 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2017/06/24(土) 18:16:18.61 ID:TT10mfkt0

ビスマルク「マリアンヌ、様…！」

怒りと、悲しみ。自身の不甲斐無さ故の結末。無惨な姿の愛機を見据え、不覚にも涙を溜めながらそう呟かずには居られなかった。

あれ程苦労して、手に入れた我が愛機だと言うのに、現実は無情に尽きる。

何故だ、何故こんな事にー！？

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498295778

2 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2017/06/24(土) 18:22:11.28 ID:TT10mfkt0

マリアンヌ「はいはい、解ったから大の大人がロボットを抱えながら泣かないの。誰得なんてレベルじゃないわよ、それ」

ビスマルク「マリアンヌ様、ギャラハッドの鞘が、鞘が！」

ビスマルク「まだ開けて五分なのですよ、マリアンヌ様あっ」

ビスマルク「ようやく、ようやく手に入れたというのに！」

マリアンヌ「新品未開封だったわよね。ルルーシュに頼んで買い直しなさい。むしろ中古の方が良くないかしら？」

ビスマルク、ロボット魂ギャラハッドを抱えながら号泣である。

3 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2017/06/24(土) 18:29:03.74 ID:TT10mfkt0

モニカ「何事ですか、ヴァルトシュタイン卿。大声を上げて」

マリアンヌ「最近買ったギャラハッドが壊れちゃったのよ。可動部だから修復は難しいわね」

モニカ「そんな事で号泣ですか。私のフローレンスはまだ出てないんですよ！」

ビスマルク「小遣いを貯めて購入にこぎつけたと言うのに、これはあんまりではないか！」

ルキアーノ「自慢して回るからですよヴァルトシュタイン卿。バチが当たりましたね。やれラウンズ最強だのと無駄に自慢して」

4 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2017/06/24(土) 18:36:07.43 ID:TT10mfkt0

ドロテア「作例すらない私の機体はいったい…」

マリアンヌ「ともかく、そのギャラハッドは背部ユニットは使い物にならないわね。いっそオズに出てきたランス装備にしてしまったら？」

ビスマルク「おお…流石はマリアンヌ様、なかなかの妙案にございます」

ルキアーノ「最強なのに強度は最弱なんですねえ」

モニカ「ブラッドリー卿、少し空気を読みなさい。」

ルキアーノ「クルシェフスキー卿とエルンスト卿を読んでどうしろと？」

モニカ・ドロテア「「表出ろドリル野郎」」