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ガヴリール「ラフィって結構導き(イジリ)の距離感絶妙なんだぞ?」【ガヴドロ】
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1 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 00:02:55.92 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「ラフィって割と導き(イジリ)をやり過ぎる時があるわよね。私たまにサターニャが可哀相に思えてくるわ」
ガヴ「そうか? サターニャも本気で怒ったことはないだろ」
ヴィーネ「それはサターニャが優しいから……」
ガヴ「勿論それもある。だが、ラフィはそれを解ったうえでやってるんだ」
ヴィーネ「そうなの?」
ガヴ「ラフィって結構導き(イジリ)の距離感絶妙なんだぞ?」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1498230175
2 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 00:03:14.70 ID:USHymRjy0
キャラ崩壊注意
独自設定注意
その他二次創作に関する諸注意
3 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 00:03:56.49 ID:USHymRjy0
ガヴ「相手の優しさ、自分への好感度、TPO……。全て加味して、相手がギリギリで許す導き(イジリ)しかやってこない」
ヴィーネ「サターニャがアレらを許してるっていうの?」
ガヴ「考えてもみろ。ヴィーネ自身はラフィに本気で嫌なことされたか? サターニャが受けてるような導き(イジリ)を」
ヴィーネ「確かにそう考えるとないかも……」
ガヴ「ないよな。だからサターニャも内心嫌がってないから大丈夫だって」
4 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 00:04:23.28 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「うーん、言われてみるとそんな気もしてきたような……」
ガヴ「だろ?」
ヴィーネ「でも、私会ってすぐの時から結構踏みこんだ導き(イジリ)されたわよ? ロシアンシューとか」
ガヴ「はぁ……。さっきお前が言ったことそっくりそのまま返すぞ……」
ガヴ「それはヴィーネが優しいからだ」
ヴィーネ「て……照れるわね……////」
5 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 00:04:56.80 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「つまりサターニャとラフィの関係について、気に病む必要はないってことでいいかしら?」
ガヴ「そうなるな」
ヴィーネ「因みに、なんだけどさ」
ガヴ「?」
ヴィーネ「今の話、納得は出来たんだけど、ガヴはどうしてそう考えたのかなって」
ガヴ「うーん、そればっかりは長年の付き合いとしか……」
ヴィーネ「むー、やっぱり同郷ってズルイわ」ムムム
ガヴ「こればっかりは仕方ないだろ。そうむくれんなって」
ヴィーネ「悪魔らしく嫉妬してみました」
ガヴ「無理すんなって。ヴィーネは普通に天使やってた方がいいぞ」
ヴィーネ「おかしいわね、普通の意味が解らないわ」
6 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 00:24:29.56 ID:USHymRjy0
ガヴ「ヴィーネは悪魔らしくないって、いつも言われてるヤツだよ」
ヴィーネ「そんないつもは言われてないわよ!」
ガヴ「実際私やサターニャに何されても大抵のことは許しちゃうじゃん? 天使どころか慈愛の女神かよ」
ヴィーネ「いや明らかに言い過ぎよ」
ヴィーネ「ガヴは殴り倒しちゃったことあるし、サターニャは簀巻きにしたことあるし……」
ガヴ「アレは10:0でこっちが悪い」
ヴィーネ「そ、そう」
7 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 00:25:12.82 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「で、ラフィの話に戻るんだけど」
ヴィーネ「ガヴがさっき言ってたみたいなことに思い至ったきっかけとかあったりする?」
ガヴ「うーん、そうだな……『だ〜れだ?』ってあるだろ? 後ろから近付いて目隠すヤツ」
ヴィーネ「懐かしいわね。子供の頃よくやったわ」
ガヴ「アレ結構ラフィやってたんだよ」
ヴィーネ「ラフィの導き(イジリ)にしては大人しめね」
ガヴ「最初は、な」
8 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 00:53:53.66 ID:USHymRjy0
ガヴ「学校でちょこっと話すくらいの頃は、それで済んでたんだ」
ガヴ「だがな、いつも一緒に帰ったり放課後遊びに行くような関係になってからはな……」
ガヴ「『だ〜れだ?』って言いながら後ろから抱き着いて頬擦りするようになってきやがったんだ」
ヴィーネ「(ラ、ラフィが天使のガヴに抱き着いて頬擦り!? 尊すぎかよ…………)」
ガヴ「もう『だ〜れだ?』の体を成してないだろ?」
ヴィーネ「そうね……」
ガヴ「……何泣きながら拝んでんだよ」
ヴィーネ「続けて……」
ガヴ「お、おう」
9 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:09:35.87 ID:USHymRjy0
ガヴ「で、ある日それを別のクラスメイトに話した。そいつもラフィと仲がよかったからな」
ガヴ「もう『だ〜れだ?』でもなんでもないし背中に当たって困るよね、ってな」
ガヴ「だが、そいつはラフィに『だ〜れだ?』なんてされたことがないという」
ヴィーネ「そ、それって当時のラフィはガヴのことが……」
ガヴ「勿論私も最初はそう思ったさ。ラフィはこういうことを私にしかしないんだって」
ガヴ「だが当時の私は謙虚だった。すぐに思い直して冷静に考えた」
ガヴ「それで思い至った理由だが、そのクラスメイトはあまり体を触るスキンシップを好まないヤツだった」
ヴィーネ「あ、だから……」
ガヴ「そう。ラフィはちゃんと導き(イジリ)の相手とその内容を選んでるんだ」
ガヴ「ラフィは誰彼構わず導く(イジる)ようで、その実誰よりも導き(イジリ)に慎重なんだ」
10 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:16:02.54 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「改めて……凄いわね、ラフィって」
ガヴ「ああ。……因みにタプリスはケツ揉まれてたぞ。『だ〜れだ?』で」
ヴィーネ「ぶっふぅううううwwwwwww」
11 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:24:11.29 ID:USHymRjy0
ガヴ「おいwwww笑い過ぎだろwwwwwww」
ヴィーネ「なんかww想像出来過ぎてwwwwwww」
ヴィーネ「はぁ……はぁ……。全くもう、息苦しくなるくらい笑わせないでよ」
ガヴ「あの一言でそんなに笑うとは思わねーよ」
ヴィーネ「はぁはぁ……ぷふ、ふ……ふぅ。それで、他にはどんな導き(イジリ)をされたの?」
ガヴ「えー? それ聞いちゃう?」
12 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:25:26.22 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「嫌なの?」
ガヴ「私は被害者側だから嫌っていうのとは少し違うんだけど……」
ヴィーネ「だけど?」
ガヴ「自分で言うのもなんだが当時の私は優しかったからな。今では考えられないような導き(イジリ)も許してたんだ」
ヴィーネ「確かに天使らしい天使だったわね」
ガヴ「ああ。多分ヴィーネくらい優しかったぞ」
ヴィーネ「なんでそれ私で喩えるのよ! (悪い気はしないけど////)」
13 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:28:25.68 ID:USHymRjy0
ガヴ「因みに今はFPS廃人くらい怒りっぽくなった」
ヴィーネ「えふぴーえすはいじんとやらに謝りなさいよ」
14 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:31:14.11 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「で? 具体的にはどんな導きだったの?」
ガヴ「結構沢山あるから挙げるとキリないんだがな……」
ヴィーネ「改めて恐ろしいわね……」
ガヴ「今だったら絶対許さないようなのをピックアップしてくか」
ヴィーネ「……ごく」
15 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:38:00.98 ID:USHymRjy0
ガヴ「まずな、天界学校時代、連れションよくしてたんだよ」
ヴィーネ「今のガヴは一人で行っちゃう方が多いけどそうだったのね」
ガヴ「ああ。客観的に見て、当時の私は"人気者"ってポジションだったからな」
ヴィーネ「まぁあのガヴならそうなって当たり前よね」
ガヴ「それでだ、いつもは大体は3〜4人くらいで行くことが多かったんだが……」
ガヴ「ある日、ラフィと二人だけだったんだ」
ヴィーネ「(なんか怪談聞いてる気分になってきたわ)」
16 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:54:54.75 ID:USHymRjy0
ガヴ「ラフィも人気者だからな、私達二人だけってことは相当珍しかった」
ガヴ「そのことについても話しながら、トイレへの道を歩いていたんだよ」
ガヴ「その時はまだ、あんなことになるなんて思ってもいなかった……」
ヴィーネ「(なんかガヴの話し方も怪談調になってるような)」
17 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:58:21.37 ID:USHymRjy0
ガヴ「で、だ。連れションだから、当然隣同士の個室に入る訳だ」
ガヴ「そこで用を足してる最中、ラフィが居る個室から不自然な物音が聞こえてきたんだ」
ガヴ「布が擦れるような、壁にぶつかるような」
ガヴ「驚いて私はそちらを向いた。そしてどんどん目線を上へと移していくと……」
ガヴ「なんとそこには笑顔で私を見やるラフィの姿が!」
ヴィーネ「小学生男子かよ!!」
18 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 01:59:58.60 ID:USHymRjy0
ガヴ「因みにその時ラフィが手を怪我したから、私が手当てした」
ヴィーネ「天使かよ!!!!」
19 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:00:37.12 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「確かに今のガヴだったら許さなそうね」
ガヴ「ああ。多分壁ごとぶっ飛ばすな」
ヴィーネ「学校壊さないで。というか、それを余裕で許すなんて、流石当時のガヴね」
ガヴ「ま、あの時はラフィの方が恥ずかしそうにしてたってのもあるな」
ヴィーネ「なんで見た側が恥ずかしがるのよ」
ガヴ「恥ずかしがる私を見たかったのに、怪我の心配されて居た堪れなくなったらしい」
ヴィーネ「ふふ。意外と想定外のことに弱いきらいがあるわよね、ラフィって」
ガヴ「だからなんだかんだ許しちゃうのかも知れないな」
20 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:05:12.86 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「他には何かあった?」
ガヴ「そうだな……。身体測定かなんかで、下着まで脱いだことがあったんだよ」
ヴィーネ「今の人間界じゃ絶対そこまで脱がないわよね」
ガヴ「出席番号順だったから、天真より白羽の方が若干早く終わる訳だよ」
ガヴ「で、私が戻った時……ラフィのブラと私のブラがすり替えられてたんだ」
ヴィーネ「ちょっ」
21 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:05:51.21 ID:USHymRjy0
ガヴ「私が困惑してると、ラフィが声をかけてきたんだ。『どうしましたか? ガヴちゃん』と」
ガヴ「声をした方を見ると、ラフィが私のブラを着けていた」
ヴィーネ「ぶっふぉぅwwwww」
22 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:09:51.55 ID:USHymRjy0
ガヴ「いやお前が『どうしましたか?』って感じだったよ」
ガヴ「当然ホックが閉めれないから後ろ手でずっと抑えてるし、布面積が足らなくてマイクロビキニみたいになってたし」
ガヴ「なんなら少し乳輪はみだしてたよ!」
ヴィーネ「それwwww慎重な人ならR-18タグ付けるヤツwwwwww」
ガヴ「これからどんどん厳しくなっていくからなー」
23 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:16:06.07 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「ふふふ……。今のガヴなら気にしてるし許さなさそうね」
ガヴ「そこまで小さいことを気にしてる訳じゃないが……」
ガヴ「もぐと思う、乳を」
ヴィーネ「チョップで我慢しときなさい」
24 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:18:03.39 ID:USHymRjy0
ガヴ「あとは普通にスカートめくりとかもされたかな」
ヴィーネ「定番よねー」
ガヴ「めくられた後『ガヴちゃんならくまさんのパンツとか穿いててそのことを恥ずかしがると思ったんですが……』」
ガヴ「とか、溜息混じりに言われた時は流石にやりかえしたわ。黒だった」
ヴィーネ「白羽wwwwなのにwwwwww」
25 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:22:24.47 ID:USHymRjy0
ガヴ「ったく。ソレ系はとっくにハニエルに下げてたっての」
ヴィーネ「え、下着もお下がりにするの?」
ガヴ「ん? ヴィーネん家はしないのか?」
ヴィーネ「私一人っ子だから分からないのよ」
ガヴ「そうだったのか」
26 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:23:55.80 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「サターニャも自分の服とかお下がりにしてるのかしら」
ガヴ「アイツも妹が居るのか?」
ヴィーネ「いえ、弟が居るのよ」
ガヴ「性別違ったら流石に下げないんじゃないか? 私は女だけの3人姉妹だから分からんが」
ヴィーネ「じゃあ、何者かに言われるがまま姉の服を着させられて」
ヴィーネ「『可愛い、これでお姉ちゃんとお揃いだね♪』とか言われたり……」
ガヴ「そんな某宇宙1アイドルの弟みたいな扱いやめたれよ……」
27 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:28:03.67 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「ちなみにさ」
ガヴ「ん? なんだ?」
ヴィーネ「今までラフィにされたので、一番恥ずかしかった導き(イジリ)は?」
ガヴ「一番恥ずかしかった導き(イジリ)かぁ。…………あ、あ、あっ/////」ボフン
ヴィーネ「!?」
ガヴ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!!!!!」ゴロゴロ
ヴィーネ「ちょっとガヴ!?」
28 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:31:36.80 ID:USHymRjy0
ガヴ「無し! 今までの話全部無し!! ラフィは距離感近過ぎるし嫌がる導き(イジリ)もする!!!!」
ヴィーネ「ええっ!? 今までの話全否定!?」
ガヴ「忘れてたんだ。喉元過ぎればなんとやら、ってヤツだ」
ヴィーネ「そんなに嫌なこと忘れるなんて……。それに、当時のガヴは許したんでしょ?」
ガヴ「それは……その、あの時は別に嫌じゃなかったというか……」モジモジ
ヴィーネ「?」
ガヴ「……はっ//// 無し! 今のも無し!!」
ヴィーネ「?????」
29 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 02:42:35.89 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「……気になるわね。一体何をされたの?」
ガヴ「言わない! 絶対言わないからな!!」
ヴィーネ「う〜ん……今ならラフィにされたら絶対怒るのよね?」
ガヴ「ああ。まぁ今のラフィは私にやらんと思うがな」
ヴィーネ「もし私にされたら? ……な〜んて」
ガヴ「〜〜〜〜っ!?////// だ、ダメに決まってるだろバカタレがっ!!」
ヴィーネ「バカタレ!?」
ガヴ「…………ほんとは満更でもないけど……………………」
ヴィーネ「え? ガヴなんか言った?」
ガヴ「なんでもない!」
30 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 03:09:29.83 ID:USHymRjy0
ヴィーネ「で、結局、一番恥ずかしかった導き(イジリ)って……」
ガヴ「絶対教えないからな」
ヴィーネ「どうしても……ダメ?」
ガヴ「ダメ!」
ヴィーネ「気になる……」
ガヴ「それ以上言及するなら帰ってもらうから!」
ヴィーネ「えぇ……」
ガヴ「はい! この話はもう終わり! 閉廷!!」
ヴィーネ「はぁ、わかったわよ……」
31 :
◆vVOjebR9BA
[saga]:2017/06/24(土) 03:14:41.26 ID:USHymRjy0
ここで一旦区切りです。
友達とする友達の話って楽しいよね、ってお話。
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/24(土) 03:25:17.28 ID:5hiTbs7uo
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