仮面ライダーゴースト「化物語?」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 04:59:04.61 ID:NBE883ib0
??「チッ、外したか・・・」

いつの間にか背後から、バイクに乗った肩に大砲をつけた牛の怪物と

ショッカー戦闘員達「イー!!!」

見覚えのある黒の全身タイツ軍団がいた
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 04:59:58.65 ID:NBE883ib0
??「俺様はタイホウバッファロー!偉大なる首領の手先だ!」

タケル「ショッカー・・・壊滅したんじゃなかったのか」

伝説の悪の組織・・・以前本郷さん達と協力して壊滅させたはずなのに・・・まだ生き残りが・・・

タイホウ「その子供をこっちに渡してもらおうか」

真宵「ひっ・・・」ビクッ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:01:05.45 ID:NBE883ib0
タケル「真宵ちゃんを?一体何故・・・」

タイホウ「そんな事話す必要はない!いけショッカーオートバイ部隊!!!」

ショッカー戦闘員「イー!!!」

ブロロロ・・・

ショッカーたちはバイクでこちらに向かってきた

タケル「まずい・・・真宵ちゃん!しっかり捕まってて!」

真宵「は、はい!」ガシッ
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:02:16.31 ID:NBE883ib0
俺達はバイクを走らせ、さっきの公園まで戻ってきた

タケル「よしここなら・・・真宵ちゃん、物陰に隠れてて」

真宵「わ、わかりました・・・」

タイホウ「フフフ・・・もう逃げられんぞ」

タケル「それはどうかな・・・変身!」

カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:03:13.89 ID:NBE883ib0
ゴースト「命、燃やすぜ!」

真宵「あれ、さっきのと姿が・・・」

タイホウ「貴様仮面ライダーだったのか・・・ついでに奴も生け捕りにしてしまえ!」

戦闘員達「イー!!!」

ゴースト「やれるもんならやってみろ!」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:04:12.80 ID:NBE883ib0
そして、ショッカーとの戦いが始まった

ゴースト「ハッ!やぁ!てい!」シュッ

戦闘員達「イイイイイイイッ!!!」バタバタッ

次の戦闘員達「イー!!!」

ゴースト「ハァハァ・・・これじゃきりがない・・・なら!」

俺はアイコンを入れ変えた

カイガン!ベートーベン!曲名!運命!ジャジャジャジャーン!!!
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:05:24.89 ID:NBE883ib0
ゴースト(ベートーベン魂)「さぁ!奏でるぜ!」ジャジャジャジャーン♪

俺が手を振るたびに音符の塊が現れ、相手を襲っていく

戦闘員達「ギャアアアアアアアアア!!!」

そして倒れていく戦闘員達、そして・・・

ゴースト「後はお前だけだ!」

タイホウ「おのれ・・・」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:06:23.33 ID:NBE883ib0
ゴースト「こいつで決める!」カチッ

カイガン!ビリーザキッド!百発!百中!ズギューン!バギューン!!!

タイホウ「喰らえ!!!」ドカーン!!!

ゴースト「ハッ!!!」バキュン!

ドカーーーーン!!!

俺はガンガンセイバーとバットクロックを銃に変形させ、砲弾を撃ち落とした
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:07:42.11 ID:NBE883ib0
タイホウ「何!?」

ゴースト「こいつでトドメだ!」カチャ

俺は銃2つを合体させ、構えた

ダイカイガン!オメガインパクト!!!

バキュウウウウウウン!!!

タイホウ「ギャアアアアアアアアア!!!」

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

銃から放たれた閃光は敵を貫き、爆散させた
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:09:05.15 ID:NBE883ib0
ゴースト「ふぅ・・・」オヤスミー

変身を解いた俺に真宵ちゃんが近寄ってきた

真宵「凄いですてんきゅうじさん!流石仮面ライダーですね!」

真宵「・・・・・失礼、噛みました」

タケル「それより何で君が狙われてるの?」

真宵「さぁ?私がカワイイからじゃないですか?」テヘペロ

タケル「はぁ・・・とにかくもう一度住所の場所を探しに行こうか」

真宵「はい!」









真宵「・・・まぁ、無事に辿り着ければですけど」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 11:33:33.97 ID:NBE883ib0
〜一方その頃〜

俺は泊進ノ介、元・特状課で捜査一課の刑事、そして、仮面ライダードライブだ

俺は今ライダー仲間の仮面ライダーゴースト、天空寺タケルに頼まれ八九寺真宵という女の子について調べている

進ノ介「そんな・・・これって・・・」

俺は信じ難い事実に辿り着いてしまった
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 11:41:50.87 ID:NBE883ib0
進ノ介「とにかくタケルに連絡を・・・」ピッ

プルル・・・

進ノ介「あれ?出ないな・・・」

??「どうやら妨害電波が出ているようだな」

俺の腰に巻かれている「ベルトさん」が語りかける
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 11:44:31.16 ID:NBE883ib0
長い闘いの末に眠っていたのだが、諸事情により起きてきたのだ

進ノ介「じゃあ何者かの陰謀も動いてるって事か、こうなったら直接行くしかないな」

ベルト「・・・やれやれ、こう事件続きだと眠る暇もないな」

進ノ介「そう言うなって、折角だからもうひとっ走りくらい付き合えよ」

俺達は愛車「トライドロン」に乗り込み現場へ向かった
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 11:47:19.87 ID:NBE883ib0
ブロロロ・・・

進ノ介「あれ?おかしいな・・・」

ベルト「どうしたのかね?」

進ノ介「何だか同じ所をグルグル回ってるような・・・」

ベルト「どうやら空間が歪められているようだな」

進ノ介「マジかよ・・・タケル、無事でいろよ・・・」
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 11:48:56.60 ID:NBE883ib0
〜再びタケルサイド〜

タケル「ハァ・・・ハァ・・・」

真宵「・・・・・」

あれから何度走り回っても一向に目的地へ着かず、俺達は疲れ果てていた

タケル「どうなってんだよ一体・・・」

真宵「だから言ったでしょう、私はカタツムリの迷子なんです」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 11:50:28.50 ID:NBE883ib0
タケル「何だよそれ・・・そういえばそのメモの住所には何があるの?」

真宵「・・・私の親戚の家です」

タケル「親戚?じゃあ親戚の家に遊びに行こうとして道に迷ったの?」

真宵「・・・・・まぁそうなりますかね」

タケル「そっか・・・でも何で着かないんだ?まずはその謎を解かないとな」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:10:38.41 ID:NBE883ib0
真宵「謎?」

タケル「まぁこう見えても今まで色んな不可思議現象を解決してきたからね・・・任せてよ」

真宵「そうなんですか・・・」

タケル「さてまずは・・・ん?」





戦闘員「ったく買い出しかよ・・・下っ端は辛いぜ」

俺達の目に映ったのは、公園のマンホールに入ろうとするショッカー戦闘員の姿だった
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:11:44.27 ID:NBE883ib0
タケル「あ」

戦闘員「あ」

タケル「まさかそこにショッカーのアジトが!?」

戦闘員「しまったあああああああ!!!ばれたああああああ!!!」

ズキューン!

戦闘員「グワッ!」ドサッ

その時一発の銃声が轟き、戦闘員は倒れた
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:13:23.74 ID:NBE883ib0
??「フン、役に立たん下っ端め」

俺達の前に猫ともカタツムリとも取れない怪人が立っていた

??「俺はチーターカタツムリ!ここの支部長だ!」

タケル「やっぱりショッカーか・・・」

チーターカタツムリ(以下チーター)「仮面ライダーめ、ここで会ったが百年目だ!それにそこの嬢ちゃん、よくやったな!」

タケル「え!?」

真宵「・・・・・」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:14:26.65 ID:NBE883ib0
タケル「そんな・・・真宵ちゃん・・・」

真宵「ごめんなさい・・・」グスッ

タケル「一体どういう事だ!」

チーター「フッ、知れたこと、その娘に迷子として人間を誘い出し、歩き回らせて疲れ切った所を我々が拉致し、改造人間とするのだ!」

タケル「なんて事を・・・」グッ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:16:22.43 ID:NBE883ib0
チーター「おかげでこんなに怪人が集まったぞ!」

バイソンヤミー「・・・・・」

タウラス・ゾディアーツ「・・・・・」

ミノタウロス「・・・・・」

ガラオックス「・・・・・」

カタツブラー「・・・・・」

カタツムリ獣人「・・・・・」

タケル「こんなに・・・」

チーター「まぁこの間サルの能力を移植した奴には逃げられてしまったが、そんな事は些細な問題だ」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:17:22.37 ID:NBE883ib0
チーター「しかしその娘も愚かな奴だ、100人連れてくれば生き返らせてやるなんて嘘を真に受けて協力するとはな」

真宵「そ、そんな・・・」ヘタッ

タケル「この・・・お前だけは・・・許さない!!!」

チーター「フン、この戦力差をどうするつもりだ?お前も改造してやる!やれ!」

怪人達「うおおおおおおおお!!!」

タケル「くっ・・・」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:18:17.81 ID:NBE883ib0
ブオオオオオオン!!!

タケル「え?」

チーター「何!?」

その時、一台の車が突っ込んできた

ドガガガガガガ!!!

怪人達「ギャアアアアアアアアア!!!」

車は次々と怪人達を薙ぎ倒していく
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:19:33.96 ID:NBE883ib0
やがて車は止まり、ドアが開いた

進ノ介「何とか間に合ったな」

ベルト「ディメンションキャブのお陰だな、空間の亀裂を発見してぶち破ってきたのだ」

タケル「泊さん!」

進ノ介「よく頑張ったなタケル、それに・・・」

真宵「・・・・・」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:26:10.04 ID:NBE883ib0
進ノ介「君にも色々聞きたい事はあるけど、まずはあいつら倒さないとな」

真宵「まさかあなたも・・・」

進ノ介「行くぞベルトさん!タケル!」

タケル「はい!」

ベルト「OK!START YOUR ENGINE!(スタート・ユア・エンジン!)」

俺は眼魂(アイコン)を、泊さんはミニカー型のアイテム「シフトカー」をセットして叫ぶ

タケル・進ノ介「変身!」

カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

ドライブ!タイプスピード!!!
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:27:30.20 ID:NBE883ib0
仮面ライダーゴースト(オレ魂)「命、燃やすぜ!」

仮面ライダードライブ「ひとっ走り付き合えよ!」

真宵「あなたも仮面ライダー・・・」

ドライブ「君は俺の車の中に入ってな」

真宵「はい!」

チーター「おのれ・・・残りの怪人共!行け!」

怪人達「うおおおおおおおお!!!」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:28:17.54 ID:NBE883ib0
そして、大乱戦が始まった

ゴースト「せいっ!」

ドライブ「来いハンドル剣!ドア銃!」

怪人達「グワアアアアアアアア・・・」

ドライブ「一気に行くぞ!」

ゴースト「はい!」

ドライブ!タイプフォーミュラ!!!

カイガン!ロビンフッド!ハロー!アロー!森で会おう!
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:29:29.59 ID:NBE883ib0
ドライブ(タイプフォーミュラ)「これで・・・」

ゴースト(ロビン魂)「終わりだ!!!」

ヒッサーツ!フルスロットル!トレーラ・・・タイホーウ!!!

ダイカイガン!オメガストライク!!!

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

カタツブラー「グワアアアアアアアア!!!」

獣人カタツムリ「ギャアアアアアアアアア!!!」

2つの光線が、怪人を貫いた
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:30:45.93 ID:NBE883ib0
チーター「あわわ・・・」

ゴースト「後はお前だけだ!」

ベルト「進ノ介、わかっているとは思うが・・・」

ドライブ「ああ、あれはゲンさんじゃない、別人だ」

チーター「この!」ぺッ

ベチャッ

ゴースト「わっ!何だコレ!?」

変な粘液が、足にくっついた
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:32:13.26 ID:NBE883ib0
チーター「じゃあな!今のうちに逃げさせてもらうぜ!」バッ

ゴースト「ま、待て!」

ドライブ「任せろ!」ガコン

ドライブ!タイプスピード!!!タイヤコウカーン!マックスフレア!!!
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:34:33.02 ID:NBE883ib0
ドライブ(タイプスピード)「ほらよ」メラメラ・・・

ドロッ・・・

炎でみるみるうちに粘液が溶けていく

ゴースト「助かった・・・もう逃がさないぞ!!!」

カイガン!ドライブ!警官!正義感!タイヤコウカン!!!
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:35:39.89 ID:NBE883ib0
ゴースト(ドライブ魂)「よーし・・・これで・・・」

ドライブ「おお、お揃いだ、それじゃ・・・」

ダイカイガン!ドライブ!オメガドライブ!!!

ヒッサーツ!フルスロットル!フレア!!!

ガガガ・・・

チーター「え・・・え!?」

タイヤが出現し敵を捕らえた、そして・・・

ブロロ・・・

真宵「え!?」

トライドロンも動き出した
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:37:19.45 ID:NBE883ib0
そして敵の周りをグルグル回り始めた

真宵「きゃああああああああ!!!」

ゴースト・ドライブ「ハッ!!!」

ズガガガガガガガ!!!

チーター「ギャアアアアアアアアア!!!」

俺達はそれを足場に敵を蹴り続けた、そして

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

勝負は決した
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 12:51:15.67 ID:NBE883ib0
ゴースト「ふぅ・・・」オヤスミー

ドライブ「やったな」ガシャン

ベルト「2人とも、ナイスドライ・・・って何か忘れてるような」

ガチャ

その時車のドアが開き

真宵「うぷっ・・・」

フラフラの真宵ちゃんが出てきた

タケル「あ・・・」

進ノ介「ゴメン、忘れてた・・・」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:03:51.41 ID:NBE883ib0
俺達は彼女の回復を待ち、改めて話を聞いた

真宵「も〜下手な絶叫マシンより恐かったですよ!」プンプン

進ノ介「だからゴメンってば・・・」

真宵「しゅんのすけさんはいつもあんなのに乗ってるんですか?信じられません!」

進ノ介「しんのすけな」

真宵「失礼、噛みました」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:05:04.57 ID:NBE883ib0
真宵「本当に死ぬかと思いました!死んでますけど!」

タケル「あ、それってやっぱり・・・」

真宵「ええ、そういう事です」

進ノ介「そう、八九寺真宵ちゃん、君は数年前に死亡が確認されている」

真宵「流石刑事さん、調査済みですか」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:07:32.93 ID:NBE883ib0
泊さんの話だと、彼女の両親は不仲で母親が親戚の家に帰ってしまい、真宵ちゃんは母親に会いに行く途中で事故に遭ったそうだ

タケル「それからずっとあの場所に・・・」

真宵「ええ、帰りたくても帰れない、それが私です」

進ノ介「そんな時に、あのカタツムリの化け物に会ったと・・・」

真宵「捕まえるんですか?私を」

進ノ介「まさか、既にこの世にいない人物は裁けないよ」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:09:08.37 ID:NBE883ib0
進ノ介「さて、じゃあ行こうか」

真宵「どこへですか?」

進ノ介「君の行きたがってた所だよ」

タケル「泊さんそれって・・・」

進ノ介「ディメンションキャブなら、君の影響を受けずに辿り着くはずだ、ついてきて」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:10:34.75 ID:NBE883ib0
泊さんに案内で、彼女の目的地に辿り着いた、だが、そこには何もなかった

タケル「これって・・・」

進ノ介「この辺は区画整理が頻繁に行われててね・・・その影響だろう」

真宵「あ、ああ・・・」ポロポロ

タケル「真宵ちゃん・・・」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:11:32.73 ID:NBE883ib0
真宵「ただいま・・・帰りました!!!」

パアアアアアア・・・

彼女は・・・そう言って消えていった
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:13:13.54 ID:NBE883ib0
進ノ介「さて、俺はもう帰るけど、お前も暗くなる前に帰るといいぞ」

タケル「はい、色々ありがとうございました」

進ノ介「いいって、それじゃ」

タケル「あ、そうだ、今度パーティやるんで泊さんも是非」

進ノ介「時間があったらな、それじゃ」

そう言って、俺達は別れた
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:14:36.78 ID:NBE883ib0
それから数日後、俺は信じられない光景を目撃した

タケル「あ」

真宵「お?」

タケル「何で・・・成仏したんじゃ・・・」

真宵「地縛霊じゃなくなっただけです、もうしばらくはこの辺にいるつもりですよ」

タケル「ええ・・・」
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:16:13.21 ID:NBE883ib0
真宵「という訳で、もし見かけたら話しかけてくださいね、てんきゅうじさん」

真宵「失礼、噛みました」

タケル「そうか・・・それなら」

真宵「え?」

タケル「君もたこ焼きパーティに来ないか?」

〜第2章 おわり〜
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:41:22.36 ID:NBE883ib0
第3章 するがモンキー


俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

それでも、俺の周りで不可思議現象がなくなることはない

この間も真宵ちゃんという少女を不可思議現象から解き放った

そして今回は・・・
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:42:21.94 ID:NBE883ib0
ある夜、俺はピンチを迎えていた

仮面ライダーゴースト(オレ魂)「ハァ・・・ハァ・・・」

雨ガッパの怪人「・・・・・」

突然謎の雨ガッパの怪人に襲われたのだ

どうしてこんな事になったのかはわからないが、もしかしたらあの時の事が関係してるのかもしれない
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:44:37.28 ID:NBE883ib0
あれは夕方の事、俺は学校帰りだった、その時

真宵「おや、また会いましたね」

タケル「あ、真宵ちゃん、元気?」

真宵「おかげ様で、てんきゅうじさんもお変わりなく」

タケル「・・・・・天空寺だよ」

真宵「失礼、噛みました」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:45:44.86 ID:NBE883ib0
真宵「これからお帰りですか?」

タケル「うん、まぁテストも近いしこの後勉強会するんだけど」

真宵「ほう、お相手はもしやあの理系女子大生さんですか?」

タケル「いや、アカリは今忙しくてさ・・・ってなんでアカリの事知ってるの!?」

真宵「伊達にこの辺うろついてませんからね、大抵の事は知ってますよ」

タケル「そうなんだ・・・」

彼女は見た目よりしっかりしてるのかもしれない
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:46:55.89 ID:NBE883ib0
真宵「となると・・・あの時一緒にいた女の人・・・戦場ヶ原さんでしたっけ?」

タケル「まーね」

真宵「年頃の男女が部屋で2人っきり・・・そんなの勉強どころじゃないんじゃないですか?」

タケル「そうかな・・・彼女的にはこの間のお礼も兼ねてって言ってたし、それ以上はないんじゃない?」

真宵「おや、天空寺さんはそっち方面には興味なしですか、純粋ですね」

タケル「え?」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 13:50:18.47 ID:NBE883ib0
タケル「そもそも、戦場ヶ原さんには他に付き合ってる人がいてね・・・」

真宵「ほう、天空寺さんに助けてもらっておきながら他の男になびきますか、あの人意外と薄情ですね」

タケル「俺は別に構わないんだけど・・・それに戦場ヶ原さんの異変に気付いたのは向こうが先で、直す方法を模索している最中に俺が先に解決した、それだけだよ」

真宵「そうだったんですか、中々複雑ですね」

タケル「その人も俺には感謝してるみたいだし、いつか会ってみたいな」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 14:35:45.64 ID:NBE883ib0
そんな話をしていると、背後から足音が聞こえてきた

タタタ・・・

タケル「まさか・・・」

その気配に、俺は心当たりがあった

キキーッ!






駿河「おお、天空寺先輩ではないか、偶然だな」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 14:37:17.14 ID:NBE883ib0
彼女は神原駿河、ウチの学校のバスケ部に所属している後輩だ

その左腕には、包帯がグルグル巻きになっていた

タケル「偶然って・・・もう3日目なんだけど?」

駿河「おや?そうだったか?」

そう、俺は何故かこの頃彼女につきまとわれていた
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 14:58:30.10 ID:NBE883ib0
タケル「えーと・・・神原さん?」

駿河「おっと、私は後輩だ、そんなにかしこまらなくていい」

タケル「じゃあ・・・駿河ちゃんで」

駿河「!?」ビクン

タケル「どうしたの?」

駿河「い、いや・・・まさかちゃん付けでよばれるとは思ってなかったのでな・・・つい興奮してしまった」

タケル「何で!?」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 14:59:52.82 ID:NBE883ib0
駿河「やっぱり神原さんで構わないぞ」

タケル「あっそう・・・」

駿河「それで、天空寺先輩はこれからご帰宅かな」

タケル「まぁ・・・この後勉強会なんだけどね」

駿河「ほう、すると戦場ヶ原先輩も一緒なのか?」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 15:01:36.66 ID:NBE883ib0
タケル「そうだけど・・・何でわかったの?」

駿河「天空寺のクラスで成績優秀といったら戦場ヶ原先輩だからな」

タケル「そうなんだ・・・」

タケル(あれ、羽川さんは?)

駿河「それじゃ邪魔しちゃ悪いな、それでは、私はこれで」

タタタ・・・

そう言って、彼女は立ち去っていった

タケル「何なんだ一体・・・」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 15:04:11.95 ID:NBE883ib0
真宵「本当に何なんですかあの人?」ヒョコ

タケル「真宵ちゃん・・・いつの間に」

タケル「後輩だよ、最近妙につきまとわれててさ」

真宵「ほう、もしかして天空寺さんに気があるんじゃないですか?」

タケル「まさかそんな・・・」

タケル「あるわけない・・・よね?」
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 15:07:04.22 ID:NBE883ib0
そして、真宵ちゃんと別れた俺は、戦場ヶ原さんの家で勉強をしていた、その中で

ひたぎ「神原?どうして天空寺君がそんな事聞くの?」

タケル「え、えっと・・・ついさっき会ってさ」

戦場ヶ原さんに、神原さんについて聞いていた
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 15:08:44.65 ID:NBE883ib0
ひたぎ「そうね・・・あの子とは中学時代からの付き合いなのよ」

タケル「そうだったんだ・・・」

ひたぎ「2人合わせてヴァルハラコンビ、何て大それた異名で呼ばれていたわ」

タケル「ヴァルハラ・・・北欧神話に出てくるオーディンが住む宮殿だね」

ひたぎ「流石偉人マニア、聡いわね」
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:00:08.44 ID:NBE883ib0
ひたぎ「ま、最近はまるっきり会う事もなくなったのだけれど」

タケル「何で?」

ひたぎ「・・・わかるでしょ?」

タケル「そうか・・・蟹か」

ひたぎ「そういう事よ」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:07:17.62 ID:NBE883ib0
ひたぎ「彼女はあなたや彼より私の異変に気付いてね、何とかするって言いだしたのよ」

タケル「それで?」

ひたぎ「生憎当時の私は荒れに荒れていてね、彼女に手痛い仕打ちをしてしまったのよ」

タケル「それって・・・ホチキス?」

ひたぎ「まぁそんな所ね」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:20:08.27 ID:NBE883ib0
ひたぎ「もしかしたら、それで実際に解決したあなたに興味を持った、って感じじゃないかしら」

タケル「そんなもんかな」

ひたぎ「ま、私も今更あの子に会わせる顔なんてないし、確かめようはないけど」

タケル「そうなんだ・・・」

ひたぎ「無駄話がすぎたわね、勉強に戻りましょう」

タケル「う、うん・・・」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:21:45.50 ID:NBE883ib0
そして夜も更け、俺は帰路についていた

タケル「ヴァルハラコンビか・・・」

タケル「もう仲直りすることはできないのかな・・・」

そしてふと前を見ると

雨ガッパの怪人「・・・・・」

タケル「え?」

雨ガッパを着た謎の人物が立っていた
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:22:49.17 ID:NBE883ib0
タケル「君は一体・・・」

そう言った刹那だった

バキィッ!!!

タケル「ぐわああああああ!!!」ドサッ

俺は有無を言わさず殴り飛ばされた
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:23:37.82 ID:NBE883ib0
タケル「くっ・・・」ヨロッ

雨ガッパ「・・・・・」ジリッ

雨ガッパはまたも近寄ってくる、その左手は人間のそれではない

タケル(袖から見える包帯は・・・いやそれよりも)

タケル「このままじゃ・・・やられる」スッ

俺は懐から眼魂を取り出した
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:24:22.58 ID:NBE883ib0
そしてそれを腰に巻いたゴーストドライバーにセットする

アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!

雨ガッパ「・・・!?」

そして力強く叫ぶ

タケル「変身!!!」ガコン

カイガン!オレ! レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

仮面ライダーゴースト(オレ魂)「命、燃やすぜ!!!」
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:25:21.87 ID:NBE883ib0
ゴースト「行くぞ!」シャキン

俺はガンガンセイバーを構え、雨ガッパに立ち向かった

雨ガッパ「・・・!!!」ダッ

ガキィン!

ゴースト「ぐぐ・・・」ギリギリ

雨ガッパ「・・・・・」ズズッ
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:27:48.14 ID:NBE883ib0
ゴースト「くっ!」バッ

雨ガッパ「!」ダッ

再び距離をとるも、雨ガッパはすぐさま向かってきた

ゴースト「速いな・・・なら!」スッ

俺は別の眼魂をセットした

カイガン!ニュートン!リンゴが落下!引き寄せまっか!!!
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:29:13.54 ID:NBE883ib0
ゴースト(ニュートン魂)「ハァッ!」ブオッ

雨ガッパ「!?」

俺は手から斥力を発し、雨ガッパを吹き飛ばした

ドカッ

雨ガッパ「・・・・・」

ゴースト「よし、そのまま大人しく・・・」

バキュン!

ゴースト「!?」

突然銃声が鳴り響いた
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:30:42.31 ID:NBE883ib0
ゴースト「誰だ!」

??「面白くなってるじゃねーか、俺も混ぜろよ」

ゴースト「あ、あれは・・・」

俺達の前に現れたのは、銃を構えた寸胴の仮面ライダーだった

ゴースト「あれは・・・エクゼイドと同じ・・・」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:33:19.81 ID:NBE883ib0
??「お前、確かゴーストっていったか」

ゴースト「あ、はい、あなたは・・・」

??「スナイプだ、それより」

雨ガッパ「・・・・・」

仮面ライダースナイプ(シューティングゲーマーレベル1)「レイニーデビル・・・どうやらコイツで間違いないな」

スナイプ「第2戦術」ガコン

レベルアップ!

ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:34:49.71 ID:NBE883ib0
スナイプ(シューティングゲーマーレベル2)「ミッション、開始!」ダッ

ゴースト「おお・・・確かにパックマンの事件でいたライダーだ・・・」

そう感心していると

ショッカー戦闘員「イー!」

バグスターウイルス「イー!」

ゴースト「うおっ!」

スナイプ「チッ、ゾロゾロと・・・」

沢山の敵が湧いてきた
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:35:57.10 ID:NBE883ib0
スナイプ「まずはこいつらから片付けるか」バキュン!

ゴースト「せい!」バキッ

ショッカー戦闘員「ぐわっ!」

バグスターウイルス「ギャッ!」

ゾロゾロ・・・

スナイプ「しつけえなぁ・・・第3戦術!」ガシャン

ゴースト「だったら!」ガコン

レベルアップ!

アガッチャ! ジェット!ジェット!イン・ザ・スカイ!ジェット!ジェット!ジェットコンバット!!!

カイガン! ベンケイ!

アニキ!ムキムキ!仁王立ち!!!
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:37:24.97 ID:NBE883ib0
スナイプ(コンバットシューティングゲーマーレベル3)「一気に決めるぞ」

ゴースト「おう!」

ガシャット!キメワザ!

ダイカイガン!

ジェット!クリティカルストライク!!!

オメガボンバー!!!

スナイプ「ハアアアアアアアア・・・」

ゴースト「せいやあああああああ!!!」

ズガガガガガガ!!!ドカアアアアアアアン!!!!!

ショッカー戦闘員・バグスターウイルス「ギャアアアアアアアアアア!!!」

ガトリングとミサイルの嵐、ガンガンセイバー(ハンマーモード)から放つ衝撃波で、敵は全滅した
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:39:46.76 ID:NBE883ib0
ゴースト「ふぅ・・・」

スナイプ「終わったか、さて奴は・・・」

シーン・・・

ゴースト「いない・・・」オヤスミー

スナイプ「逃げたか・・・」ガシャン

俺達は変身を解いた、すると俺の前に白髪で白衣の男が現れた
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:41:13.39 ID:NBE883ib0
タケル「やっぱり・・・あの時はアラン達がお世話になったようで・・・」ペコリ

大我「そんな大した事はしてねーよ」

タケル「ところで・・・あの雨ガッパは一体・・・」

大我「レイニーデビル、デーモンズタワーっていう悪魔に取りつかれた殺人鬼から逃げて洋館から脱出するホラーゲームのキャラクターだ」

タケル「ゲームのキャラ・・・って事は」

大我「またゲンムから新型のガシャットが盗まれたって知らせが来たが、一筋縄じゃいかねぇようだな」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:43:34.01 ID:NBE883ib0
タケル「何で俺の所に?」

大我「さぁな、それよりこれからは夜道に気を付けることだな」

そう言って、男は立ち去って行った

タケル「待てよ、あの包帯・・・まさか」

俺には思い当たる節があった
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:47:04.16 ID:NBE883ib0
所変わって、ここは町のどこかにあるショッカーのアジト

そこで、白い服の老人と黒い逆立った髪を持つ仮面ライダーが話をしていた

仮面ライダーゲンム「ご協力、感謝しますよ」

死神博士「何、逃げ出した実験体でよければいくらでも使うがいい」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:50:59.31 ID:NBE883ib0
死神博士「それに、そちらのガシャットとやらの技術にも興味があるしな」

ゲンム「いえいえ、他生物同士を融合させるそちらの技術には適いませんよ」

死神博士「若造が・・・言ってくれるな」

ゲンム「事実を言ったまでです、それでは私はこれで」

そう言って、ゲンムは立ち去っていった


死神博士「フン・・・」バサッ

イカデビル「せいぜい自分の作ったゲームとやらで遊んでるがいいでゲソ!」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:51:42.41 ID:NBE883ib0
ゲンム「ショッカー・・・所詮は前時代の組織、今は利用するだけ利用させてもらうぞ・・・」

ゲンム「そう、全ては・・・」

ゲンム「この私の計画、仮面ライダークロニクルのためになぁ!!!」

ゲンム「フフフフ・・・ハーハハハハハハハハハハ!!!!!」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:52:53.46 ID:NBE883ib0
翌日、教室へ来てみると、戦場ヶ原さんの姿はなかった

タケル「あれ?羽川さん、戦場ヶ原さんは?」

翼「ああ、戦場ヶ原さんなら病院に行ったわよ」

タケル「風邪か何か?」

翼「ううん、彼氏さんが大怪我して病院に運ばれたって・・・」

タケル「何だって!?」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 17:55:11.99 ID:NBE883ib0
それを聞いて俺は嫌な予感がした

タケル「その病院ってどこだかわかる?」

翼「えっと・・・確か聖都大学付属病院だったかな」

タケル「宝生先生のいる病院か・・・ちょっと行ってくる!」ダッ

俺はすぐに教室を飛び出した

翼「あ!ちょっと授業は!?」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:08:42.16 ID:NBE883ib0
俺はすぐに病院に行った、しかし

飛彩「患者は今意識不明だ、話はできないぞ」

タケル「そんな・・・」

飛彩「お前はゴースト・・・あのスぺクターとかいう仮面ライダーの仲間だな」

タケル「マコト兄ちゃん?ええまぁそうですけど・・・」
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:10:49.98 ID:NBE883ib0
飛彩「ロビーに患者の彼女がいる、話ならそいつから聞くといい」

タケル「わかりました、それと・・・」

飛彩「安心しろ、命に別状はない」

タケル「そうですか・・・」

飛彩「悪いがこれから糖分接種の時間だ、失礼する」

そう言って、彼は立ち去っていった
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:12:13.12 ID:NBE883ib0
言われるままにロビーに行ってみると、椅子に座っている戦場ヶ原さんがいた

ひたぎ「あら、天空寺君、来てたの?」

タケル「うん、ちょっと心配になって・・・」

ひたぎ「授業までサボって・・・いけない人ね」

タケル「ハハハ・・・」
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:15:37.25 ID:NBE883ib0
タケル「大丈夫?」

ひたぎ「ええ、彼は打撲と骨折が酷いみたいだけど、何とか助かるそうよ」

タケル「そっか、良かった」

ひたぎ「でも、原因はわかってないそうよ」

ひたぎ「まるで誰かに襲われたみたいだって先生は言ってたけど・・・」

タケル「・・・・・」

タケル(まさか・・・)
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:16:55.77 ID:NBE883ib0
??「あれ?タケル君じゃないか」

ある一人のお医者さんが俺に話しかけてきた

タケル「あ、宝生先生・・・」

彼は宝生永夢、仮面ライダーエグゼイドに変身するゲームの天才でもある

永夢「パックマンの事件以来だね、元気そうで何よりだよ」

タケル「ええ、先生のお陰です」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:22:40.81 ID:NBE883ib0
ひたぎ「宝生先生・・・」

永夢「あれ、ひたぎちゃん、2人は知り合いだったの?」

タケル「はい、クラスメイトなんです」

永夢「そうだったのか、ひたぎちゃんの謎の病君が直したんだって?凄いよ、僕も早く助けに行けばよかった」

タケル「いえそんな・・・」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:24:00.49 ID:NBE883ib0
タケル「あ、そうだ先生ちょっと話が・・・」

永夢「え?」

タケル「ちょっとこっちに来てもらえますか?」

永夢「う、うん・・・」

ひたぎ「どうしたの?」

タケル「戦場ヶ原さんゴメン、ここで待ってて!」

俺は宝生先生を連れ、人気のない場所まで行った
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:27:24.28 ID:NBE883ib0
そして俺は昨夜の事を話した

永夢「そっか・・・君もそいつに襲われたのか」

タケル「はい、何とか助かりましたけど」

永夢「それに大我さんまで動いてるなんて・・・やっぱり盗まれたガシャットと関係が・・・」

タケル「それで・・・襲ってきた奴なんですけど・・・」

永夢「心当たりがあるの?」
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:55:29.82 ID:NBE883ib0
タケル「ええ・・・だからこの件は俺に任せてくれませんか?」

永夢「1人で?」

タケル「いえ、何かあったらすぐ連絡しますので・・・お願いします」

永夢「何かわけありみたいだね・・・わかった、でも無茶はしないでね」

タケル「ありがとうございます」
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:56:40.11 ID:NBE883ib0
そして俺達はロビーに戻ってきた

ひたぎ「いったい何を話していたの?」

永夢「ああ、いやちょっとね・・・」

タケル「さて、俺はもう帰らなきゃ・・・学校飛び出してきちゃったし」

ひたぎ「そう・・・」

タケル「戦場ヶ原さんはまだいるの?」

ひたぎ「ええ」

タケル「そっか、じゃあね」

永夢「うん、まぁ頑張ってね・・・」

ひたぎ「?」
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 18:58:12.43 ID:NBE883ib0
そして病院から出た俺の前に、予想通りの人物が現れた

タケル「・・・・・」

駿河「・・・・・」

タケル「やっぱり来たね」

駿河「天空寺先輩・・・」

タケル「ん?」

駿河「放課後・・・ウチに来てくれないか?」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:00:13.17 ID:NBE883ib0
放課後、俺は彼女の自宅を訪ねた

駿河「ここが私の部屋だ」ガララ

タケル「え・・・」

駿河「まぁ少し散らかっているが、許してくれ」

彼女の部屋は本で埋め尽くされていた」

タケル「・・・まずは片付けだな」
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:02:12.24 ID:NBE883ib0
そして、片付けが終わった

駿河「さて、何から話すべきか・・・」

タケル「・・・・・」

駿河「やはり、あの事から話すべきだな」

タケル「?」

駿河「天空寺先輩、実は・・・」
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:04:02.77 ID:NBE883ib0
駿河「私はレズなのだ」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:05:22.36 ID:NBE883ib0
タケル「・・・・・はい?」

一度死んだ俺でも、さすがにこの発言は面食らってしまった

駿河「大丈夫か先輩?」

タケル「あ、ああ・・・それでレズっていうのは・・・」

駿河「ああ意味がわからなかったのか、つまり私は女の子が好きで・・・」

タケル「いやそこじゃなくて・・・」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:06:42.13 ID:NBE883ib0
駿河「そうか、それとこの一件との関連性の話だな」

タケル「まぁそういう事だけど・・・」

駿河「まぁ先輩の事だから気づいてるとは思うが・・・」

タケル「やっぱり昨夜のあれは・・・君だったんだね」

駿河「そのことについては謝罪しよう、すまなかった」ペコ

そう言って彼女は頭を下げた
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:08:10.31 ID:NBE883ib0
タケル「俺は大丈夫だよ、その言葉はもう1人の被害者・・・彼氏さんに言ってあげてくれ」

駿河「そうだな・・・」

タケル「それに、自分の意志でやったわけじゃないんだろ?」

駿河「・・・まぁそういう事に・・・なるのかな?」

タケル「やっぱり戦場ヶ原さん?」

駿河「察しがいいな、その通りだ」
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:09:09.85 ID:NBE883ib0
駿河「私と戦場ヶ原先輩は中学からの付き合い・・・っていうのは聞いてるな?」

タケル「うん」

駿河「そんな中で私は・・・彼女に対して尊敬以上の感情を抱いてしまった」

タケル「そっか・・・」

駿河「そして、先輩に異変が起きた、なんとかしなきゃって思うだろう?」

タケル「そうだね・・・」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:11:14.44 ID:NBE883ib0
駿河「でも私には何もできなかった、させてもらえなかった、でも・・・」

タケル「彼氏さんや俺が、解決に動いてしまった・・・」

駿河「そうだ、私にできなかったことを、易々とやってみせた、それが悔しくて・・・憎くて・・・」

タケル「・・・・・」

駿河「それでも、私はその気持ちを押し殺してきた、でも・・・」

タケル「でも?」

駿河「ある日、私は連れ去られた」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 19:13:02.35 ID:NBE883ib0
タケル「連れ去られたって・・・」

駿河「全身黒タイツの集団に無理矢理・・・」

タケル(ショッカー・・・)

駿河「目が覚めたら、私は手術台に乗せられていた、そして・・・」

駿河「ここから先は、おぞましい物を見ることになる、覚悟はあるか?」

タケル「ああ、そんなのはもう慣れっこだよ」

駿河「さすが「仮面ライダー」だな」
208.96 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)