仮面ライダーゴースト「化物語?」

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245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:30:34.20 ID:NBE883ib0
第4章 なでこスネイク


俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

それでも、俺の周りで不可思議現象がなくなることはない

前回も後輩の神原さんの事件に巻き込まれてしまった

そして今回は・・・
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:32:50.37 ID:NBE883ib0
今日は久しぶりに眼魔の世界からマコト兄ちゃんたちが帰ってくる日だった

アカリ「そろそろ時間ね」

御成「楽しみですな!」

タケル「・・・うん」

そう話していると、俺たちの目の前に目の紋章が現れた
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:34:04.89 ID:NBE883ib0
そこから、3人の人影が現れた

マコト「久しぶりだな」

アラン「相変わらず美しい空だ・・・」

カノン「ただいまです」
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:34:54.10 ID:NBE883ib0
タケル「3人共・・・おかえり」

マコト「そっちは変わりはないか?」

御成「勿論ですとも!」

アカリ「そっちも元気そうね」

カノン「はい」
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:36:24.05 ID:NBE883ib0
アラン「ところでたこ焼きパーティをやると聞いたのだが、準備は進んでいるのか?」

タケル「まーね」

御成「でも途中で人数が増えてしまいましてな、材料が足らないのです」

アカリ「あれからタケルがいろんな事件に巻き込まれるから!」

タケル「え、俺のせい!?」

マコト「・・・本当に変わらんな、お前は」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:37:20.65 ID:NBE883ib0
カノン「あ、じゃあ私が買ってきますよ」

アカリ「悪いわね帰ってきたばかりなのに」

アラン「なら、私も付き合おう」

カノン「ありがとうございますアラン様、じゃあ行きましょうか」

アラン「ああ、それでは行ってくるぞ」

御成「お気をつけて!」
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:38:24.04 ID:NBE883ib0
そう言って、2人は買い物に出かけた

タケル「さて、俺達は機材の準備を・・・」

マコト「なぁタケル、1つ聞いていいか?」

タケル「ん?何?」






マコト「寺の境内に、あんな木生えてたか?」

そう言って、マコト兄ちゃんは境内にあった謎の果実が実った木を指差した
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:39:28.02 ID:NBE883ib0
〜ここからアランサイド〜

私とカノンは買い物を済ませると、カノンの用事で本屋に来ていた

カノン「それじゃすぐ済ませてきますから、待ってて下さいね」

アラン「ああ」

待ってる間、私はたこ焼きの本を見ていることにした

アラン「ほう、たこ焼きがこんなに奥深いとは・・・まだまだ勉強が足りないな・・・ん?」

??「と、届かない・・・」

ふと目をやると、高い所の本を取ろうとする少女がいた
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:40:26.20 ID:NBE883ib0
アラン「これか?」ヒョイ

私は彼女が取ろうとしている本を取ってあげた

??「あ・・・」

アラン「世界の植物図鑑・・・君は植物が好きなのか?」

??「い、いえ・・・」
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:42:04.99 ID:NBE883ib0
アラン「挨拶が遅れたな、私はアランだ、よろしく」

??「・・・なでこ」

アラン「ん?」

??「せ、千石撫子・・・です」

アラン「なでこか・・・いい名前だな」

撫子「あ、あの・・・本ありがとうございました!」

タタタ・・・

そう言って、彼女は走り去っていった
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:43:12.17 ID:NBE883ib0
アラン「何だったんだ一体・・・」

そう言ってたら、カノンが戻ってきた

カノン「アラン様、さっきの子と何かあったんですか?」

アラン「いや、何でもない、帰ろう」

カノン「はぁ・・・」









カノン「あの子・・・どこかで・・・」
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 21:46:13.95 ID:NBE883ib0
そして、私たちは帰路についた

アラン「そうだ、帰りにタコ焼きを買っていこう」

カノン「でもパーティの時にも食べるでしょう・・・あ、あそこの屋台でドーナツを買っていきましょう!」

アラン「ドーナツ・・・興味深いな」
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:04:13.94 ID:NBE883ib0
私達は「はんぐり〜」というドーナツ屋に寄って行った

「どーなつ屋 はんぐり〜2」

「本日のおスペ フルーティーエナジーどーなつ」

店長「あっ、いらっしゃいませ〜」

何とも妙なテンションの店長が出迎えてくれた

カノン「わぁ・・・すごい豊富な品揃えですね」

アラン「これは迷うな・・・」

店長「そうでしょ?もうどれもこれもおいしいわよ!」

店員「あっ、それと今日のおすすめはですね・・・」
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/24(土) 22:07:51.45 ID:E+z6Y4MxO
>>244
以前平成ライダー×艦これでも総集編的なスレがあったし、別にいいんじゃないかな?
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:30:15.31 ID:NBE883ib0
??「俺の一押しはプレーンシュガーだな」

アラン「?」

いつの間にか背後に男が立っていた、指には大きな指輪をはめている

カノン「じゃあそれで」

店長「も〜ハル君ってば・・・久しぶりねぇ〜」

??「店長も久しぶり、それと声帯手術おめでとう、これそのお礼の花束」

店長「ありがとう〜!」

この男は店長に花束を渡した、どうやらこの男は店長の知り合いのようだ

??「凜子ちゃんも瞬平も心配してたよ、店長の声帯手術の事で」

店長「ええ!?ああ〜、あたしったら本物の女性になるために声帯手術しててからもう、あの2人を心配させちゃったわ・・・」

??「まあ、あとであの2人に伝えとくよ」

店員「ありがとうございます、晴人さん!ぜひお伝えください」

??「おお」

途中で会話がよく分からなくなってきた

カノン「あの〜・・・」

??「ん?」

カノン「今の話しはどういう・・・?」

??「ああ、店長は今は女だけど、実はかつて男だったんだよ」

カノン「ええ!?」

アラン「男!?」

私とカノンは驚いた途端に、店長の顔を見る

店長「びっくりしたでしょ?」

私とカノンは店長の顔を見た時、確かに男の顔をしていると思った
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:32:45.75 ID:NBE883ib0
それから私達は近くのベンチでドーナツも食べることにした

カノン「わぁ!美味しい!」

アラン「ふむ、ドーナツも中々やるじゃないか、教えてくれてありがとうハル君」

??「操真晴人だ、晴人でいいぞ」

アラン「私はアランだ、よろしく」

カノン「深海カノンです、よろしくお願いします」

晴人「ああ、よろしく」
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:50:49.57 ID:NBE883ib0
晴人「ついでに聞きたいんだが、この辺に大天空寺って寺はないか?」

カノン「え?知ってますけど・・・」

晴人「そうか、できれば案内してくれると助かるんだが・・・」

アラン「一体何の用だ?」

晴人「うん、ちょっとね・・・「神様」からのお使いでね」
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:52:21.04 ID:NBE883ib0
こうして3人になった我々は大天空寺に向かっていた

カノン「へぇ〜晴人さんって世界中を旅してるんですか」

晴人「まーね」

カノン「キュビ達も元気かな・・・ん?」

撫子「あ、あの・・・」

女達「フフフ・・・」

ふと見ると、さっきの少女が怪しげな女3人に絡まれていた
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:53:26.27 ID:NBE883ib0
派手な服の女「さぁ、絶望しなさい」

青い服の女「あなたの欲望、解放しなさい」

黒い服の女「あのお方の為に生贄になってくださらない?」

撫子「い、嫌・・・」



晴人「あいつは・・・」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:54:14.51 ID:NBE883ib0
アラン「知り合いか?」

晴人「まぁ、あの中の1人とは知り合いでな・・・おい!」

派手な服の女「お前・・・指輪の魔法使い・・・」

晴人「何で生きて・・・いや、怪人にそんなこと聞くのは野暮か」

晴人「どうせそっちの2人も・・・」

女2人「・・・!!!」
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:56:52.04 ID:NBE883ib0
派手な服の女「フン・・・」シュン

メデューサ「やはり貴様の目はごまかせないか」

メズール(怪人態)「・・・・・」

メディック・ロイミュード「・・・・・」

撫子「ひっ・・・」

瞬く間に、女達は怪物に変貌した
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 22:58:25.04 ID:NBE883ib0
晴人「やれやれ、面倒なことになったな」ドライバーオン!

アラン「カノン、下がっていろ」スタンバーイ!

私は眼魂を取り出した

カノン「はい!」

シャバドゥビタッチヘンシーン♪ シャバドゥビタッチヘンシーン♪

アラン「うるさいぞ・・・って手形!?」

晴人「え・・・目薬!?」
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:00:51.20 ID:NBE883ib0
アラン「そうか・・・あなたも・・・」

晴人「仮面ライダー・・・か」

アラン「それなら・・・」

晴人「行くか」


2人「変身!」


テンガン!ネクロム!メガウルオウド!!!

フレイム!プリーズ!ヒー!ヒー! ヒーヒーヒー!!!
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:02:31.57 ID:NBE883ib0
仮面ライダーネクロム「行くぞ!」

仮面ライダーウィザード(フレイムスタイル)「さぁ、ショータイムだ!」

女怪人たち「ハアアアアアアアア!!!」

カノン「お二人とも・・・頑張って!」

撫子「赤い宝石に・・・潜水服?」

撫子「あれが・・・仮面ライダー・・・」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:04:30.72 ID:NBE883ib0
ネクロム「でやぁ!」

メディック「ハッ!」

ウィザード「魔法の力、見せてやるぜ」スチャ

ライト!プリーズ!

ピカアアアアアアア!!!

メズール「くっ!」

ウィザード「ハアッ!」

ザシュッ!

メズール「ぐあっ!」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:05:38.12 ID:NBE883ib0
メデューサ「フフフ・・・」

撫子「あ・・・」

ウィザード「まずい!」スッ

バインド!プリーズ!

ガシッ!!!

メデューサ「くっ!おのれ・・・」

地面から鎖が伸び、蛇の女を捕らえた
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:07:18.80 ID:NBE883ib0
ウィザード「そう長くはもたないぞ!」

ネクロム「任せろ!」スッ

私は別の眼魂をメガウルオウダーにセットした

テンガン!グリム!メガウルオウド!ファイティングペン!
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:08:56.79 ID:NBE883ib0
ネクロム(グリム魂)「ハッ!」シュルッ

グルグル・・・

撫子「きゃっ!」

私はペンを伸ばして彼女に巻き付け、手繰り寄せた

メデューサ「しまった!」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:10:03.64 ID:NBE883ib0
ネクロム「大丈夫か?」

撫子「あの時のお兄ちゃん・・・仮面ライダーだったんだね」

メズール「この・・・」

メディック「逃がしませんわよ!」

ネクロム「しつこいな・・・」カチャ

テンガン!サンゾウ!メガウルオウド!サイユウロード!
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:11:19.81 ID:NBE883ib0
ネクロム(サンゾウ魂)「さぁ、これに乗れ!」

撫子「は、はい!」

私は雲を呼びだすと彼女を乗せて飛んだ

メズール「ハッ!」バシュッ!

メディック「させませんわ!」ビュン!

ネクロム「おっと!」ヒョイ

撫子「あわわ・・・」

私は相手から発せられる光弾や水流をかわしていく
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:12:21.93 ID:NBE883ib0
ネクロム「これで決める!」ガチャッ

私はガンガンキャッチャーを取り出し、グリム眼魂をセットする

ダイカイガン!オメガフィニッシュ!!!

ネクロム「喰らえ!」

バキュウウウウウウン!!!

メディック「きゃあああああああ!!!!!」

メディック「ハート様・・・申し訳ありません」バタッ

ドカアアアアアアアアアン!!!!!
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:14:46.41 ID:NBE883ib0
ウィザード「へぇ、やるじゃん、じゃあ残りは俺が」スッ

コピー!プリーズ!

怪人2人「!?」

ウィザード×2「フィナーレだ!」

キックストライク!チョーイイネ!サイコー!!!

ウィザード×2「ハアアアアア・・・デヤアアアアアアアアアッ!!!!!」バッ

ドカアッ!!!

メズール「きゃあああああああ!!!!!ガメル・・・ごめんね・・・」

メデューサ「く、またしても・・・」

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!




ウィザード「ふぃ〜」
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:16:17.61 ID:NBE883ib0
アラン「終わったか」

晴人「ああ、あの子は?」

アラン「ああ、無事だ」スッ

撫子「ZZZ・・・」

晴人「寝てる・・・」

アラン「どうやら色々ありすぎて気絶してしまったらしい」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:17:28.28 ID:NBE883ib0
アラン「だがなぜこの子が襲われてたんだ?」

晴人「わからんが・・・メデューサがいたって事はゲートなのかもしれないな」

アラン「ゲート?」

晴人「ああ、後で説明してやる」

カノン「あの・・・早くこの子を介抱してあげないと・・・」

晴人「そうだな、寺へ急ごう」

私達は急いで寺へ向かった















撫子「う〜ん・・・タケルお兄ちゃん・・・」ムニャムニャ

??「フフフ・・・」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:19:03.16 ID:NBE883ib0
〜ここからタケルサイド〜

俺はマコト兄ちゃんに謎の植物の説明をしていた

マコト「突然生えてきただと?」

タケル「そーなんだよ・・・図鑑にも載ってないし」

御成「しかしこの果実は美味しそうですな!」

アカリ「食べちゃダメよ、毒があるかもしれないんだから」

御成「わ、わかっておりますとも・・・」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:21:03.18 ID:NBE883ib0
マコト「しかしこのままにしておくわけにはいかないだろ」

タケル「そうなんだよなぁ・・・ん?」

ガサッ

下級インベス達「キシャアアアアアアア!!!」

全員「!?」

突然茂みから謎の怪物が飛び出してきた
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:21:58.49 ID:NBE883ib0
御成「なななな・・・何ですかあやつらは!?」

アカリ「眼魔・・・じゃないわよね」

インベス達「グルル・・・」

マコト「どうやらあの植物が目的か・・・行くぞタケル!」スッ

タケル「ああ!」

俺とマコト兄ちゃんは眼魂を取り出した
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:23:24.19 ID:NBE883ib0
そして、ゴーストドライバーに眼魂をセットする

アーイ!バッチリミナー! バッチリミロー!

2人「変身!」

カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ドキドキゴースト!!!

仮面ライダーゴースト「命、燃やすぜ!」

仮面ライダースペクター「行くぞ!」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:25:07.41 ID:NBE883ib0
ダイカイガン!オメガストリーム!!!

ゴースト「おりゃああああああ!!!」ズババババ!!!

インベス達「ギャアアアアア!!!」

俺はガンガンセイバーをナギナタモードにして敵をなぎ倒していった

スペクター「残りは俺に任せろ!」ガコン

カイガン!ノブナガ!我の生き様!桶狭間!
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:26:25.98 ID:NBE883ib0
スペクター(ノブナガ魂)「くらえ!」チャキッ

ダイカイガン!オメガスパーク!!!

マコト兄ちゃんの周囲に大量のガンガンハンドが現れ、一斉に銃弾が発射された

ズガガガガガガガガ!!!

インベス達「ギャアアアアア!!!」

ドカアアアアアアアアアン!!!
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:27:14.08 ID:NBE883ib0
ゴースト「やったね!」

スぺクター「ああ・・・ん?」

レデュエ「フフフ・・・」

シンムグルン「・・・・・」

ゴースト「あいつら・・・」

スペクター「どうやら親玉のようだな」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:28:50.99 ID:NBE883ib0
ゴースト「そうだ、マコト兄ちゃん、折角だからコレを・・・」スッ

俺はマコト兄ちゃんにある眼魂を渡した

スペクター「これは・・・やってみるか」

ゴースト「俺はこっちで!」

カイガン!ウィザード!指輪が魔法!最後の希望!!!

カイガン!ガイム!オレンジ!バナナ!そんな馬鹿な!!?
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:30:18.86 ID:NBE883ib0
スペクター(ガイム魂)「行くぞっ!」バナスピアー!

ゴースト(ウィザード魂)「え・・・バナナの槍!?俺の時はオレンジの刀だったのに・・・」

スペクター「俺にはこっちの方が使いやすそうだ!」バナナスカッシュ!

レデュエ「ぐうっ!」

バナナの形をしたオーラが相手を襲う

ゴースト「じゃあ俺も!」ビッグ!プリーズ!

グシャッ!

シンムグルン「ギャッ!!!」

俺は手を大きくして相手を圧し潰した
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:31:24.38 ID:NBE883ib0
ゴースト・スペクター「これで終わりだ!」ガコン

ダイカイガン!ウィザード!(ガイム!)オメガドライブ!!!

ゴースト・スペクター「でやああああああああ!!!!!」

ドカッ!!!

俺達は渾身の跳び蹴りを相手に放った

オーバーロード2人「ぐわああああああ!!!!!」

ドカアアアアアアアアアン!!!!!
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:32:14.90 ID:NBE883ib0
オヤスミー

タケル「ふぅ・・・」

マコト「今度こそ終わったな、しかし何だったんだ一体・・・」

タケル「また何かが起こりそうな予感がする・・・」

マコト「カノン達は大丈夫だろうか・・・」

カノン「お兄ちゃーん!!!」

タケル「あ、帰ってきた」
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:35:13.74 ID:NBE883ib0
マコト「カノン!無事だったか!」

カノン「え?あ・・・うん」

アラン「何かあったのか?」

タケル「そっちも何か・・・ってあなたは!」

晴人「よっ、久しぶり、仮面ライダーゴースト」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:37:03.16 ID:NBE883ib0
そこにいたのは、仮面ライダーウィザード・・・操真晴人さんだった

タケル「お、お久しぶりです・・・」

アラン「タケル、知り合いだったのか?」

タケル「うん、この間のパックマンの事件でちょっとね・・・それで、どうしてここに・・・」

晴人「ちょっと野暮用でな、その前にまずこの子だ」スッ

撫子「ZZZ・・・」

晴人さんは背負っていた女の子に目をやった
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 23:37:46.81 ID:NBE883ib0
タケル「この子は・・・」

晴人「ここに来る途中で怪人に襲われていてな、すまないが休ませてやってくれないか?」

タケル「あ、はいわかりました」スッ

なぜか俺は彼女を見て懐かしい気持ちになった

そして彼女に触れると・・・

パアアアアアア・・・

俺の目に、ある光景が映った
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:03:26.33 ID:+GVVIqut0
そこは山の中だった、女の子が1人、道に迷っていた

幼撫子「ふええ・・・ここ・・・どこ・・・」グスグス

??「君、どうしたの?」

幼撫子「え?」

そこに彼女より少し上くらいの少年が現れた、あれは・・・




タケル「昔の・・・俺?」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:04:46.24 ID:+GVVIqut0
幼タケル「もしかして迷子か?」

幼撫子「う、うん・・・」

幼タケル「そっか・・・よし!俺に任せろ!」

幼撫子「え?」

幼タケル「この山は俺の庭みたいなもんだからな!ついてきな!」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:07:14.37 ID:+GVVIqut0
ほどなくしてふもとに着いた

幼タケル「よーし着いたー!」

幼撫子「あ、あの・・・」

幼タケル「ん?」

幼撫子「あ、ありがとう・・・」

幼タケル「へへっ、いいっていいって」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:09:24.14 ID:+GVVIqut0
幼マコト「おーいタケルー!」

幼タケル「あ!マコト兄ちゃん達だ!じゃあ後は帰れるだろ?」

幼撫子「う、うん・・・えっと・・・」

幼タケル「タケルだよ、君は?」

幼撫子「・・・なでこ」

幼タケル「なでこちゃんか・・・じゃあな!!!」

タタタ・・・







幼撫子「タケルお兄ちゃん・・・また、会いたいな・・・」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:12:01.88 ID:+GVVIqut0
ここで景色は途切れた

晴人「おい、どうした?」

タケル「あ、すみません、こちらへ・・・」

晴人「わかった」

俺達は彼女を寝かせる為に寺へ向かった
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:13:18.57 ID:+GVVIqut0
そして部屋に彼女は寝かしつけると俺達は居間に集まった

晴人「あの子は?」

タケル「ぐっすり眠ってますよ」

マコト「今はカノンが一緒にいる、まさかあの時タケルと一緒にいた子だったとはな」

アカリ「私もうっすらとだけど覚えてるわ・・・」

タケル「そんな彼女が今になって・・・何があったんだろう?」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:15:26.71 ID:+GVVIqut0
晴人「あの子の事も気になるが、まずは俺がここに来た理由を話しておきたいんだが」

タケル「あ、はい、お願いします」

晴人「この寺の境内に見慣れない植物が生えていただろ?」

御成「あれがどうかしましたかな?」

晴人「あれを処分しに来たんだ、神様に頼まれてな」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:16:56.41 ID:+GVVIqut0
アラン「神様?」

タケル(ああ、あの人か・・・)

晴人「まぁその辺の説明あとでするとして、あの植物はヘルヘイムの果実っていってな、とても危険なものなんだ」

マコト「危険?」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 00:59:16.58 ID:+GVVIqut0
晴人「数年前に謎の植物が世界中を侵食する事件があったろ?」

タケル「あったっけ・・・?」

アカリ「あったようななかったような・・・」

晴人「まぁあの時は他にグローバルフリーズとか重大な事件が立て続けに起こってたからな、情報がごっちゃになっても無理はない」

晴人「とにかく、その未曽有の危機はある男の身を挺した行動で防がれた」

タケル(それが神様・・・仮面ライダー鎧武・・・)
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:02:44.72 ID:+GVVIqut0
晴人「だがその際にわずかな種を見逃がしていてな・・・それがこの寺に生えてきたってわけだ」

御成「何と!?それは一大事ですな!!!」

晴人「幸いにこの寺も不思議な力が働いてるみたいで、これ以上の浸食は防がれてるみたいだけどな」

タケル(おっちゃんのせいかな・・・・)

晴人「だがいつ大事になるかわからないからその前に俺が来たってわけだ」

アカリ「処分しちゃうの?」

晴人「いや、俺の友人にそれがないと困るやつがいてな、そいつに渡す」

アカリ「どんな友達なのよ・・・」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:03:41.62 ID:+GVVIqut0
〜世界のどっか〜

仁藤「ぶえっくしょい!」

ビーストキマイラ「どうした?風邪か」

仁藤「へっ、ファントムまで心配されるとはな・・・」

仁藤「こんなんマヨネーズご飯食えば治る」

キマイラ「そんなものか・・・」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:04:40.46 ID:+GVVIqut0
〜大天空寺〜

晴人「つー訳で早速・・・」

カノン「あの、ちょっといいですか?」

マコト「どうしたカノン?」

カノン「撫子ちゃんが目を覚ましたんですけど・・・」

タケル「ホント?良かった・・・」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:07:22.25 ID:+GVVIqut0
カノン「それでタケル君に話があるって・・・」

タケル「え?俺に?」

晴人「こっちは俺達でやっとくから行ってきていいぞ」

アラン「折角お前を頼ってきてるんだ、無下にするなよ」

タケル「みんな・・・わかった、行ってくる」
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:09:06.74 ID:+GVVIqut0
そして、俺は彼女がいる部屋の前に来た

タケル「もしもーし」

撫子「ひゃっ!ど、どなたですか?」

タケル「俺だよ、天空寺タケル」

撫子「た、タケルお兄ちゃん・・・?」

タケル「ああ、久しぶり・・・って言っていいのかな・・・忘れてたし」

撫子「ううん、会えて嬉しいよ、とにかく入ってきて」

タケル「ああ、わかった」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:10:27.25 ID:+GVVIqut0
部屋に入ってみると、俺の目に飛び込んできたのは・・・

タケル「な・・・」

撫子「・・・///」

一糸纏わぬ姿で両手で申し訳程度に胸を隠している撫子ちゃんの姿だった・・・

タケル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:13:08.18 ID:+GVVIqut0
タケル「ちょちょちょ何してんの!?」

撫子「大丈夫だよ、前髪で顔は隠れてるから」

タケル「いやそういう問題でなく・・・」

撫子「それに、信じてるから」

タケル「何を?」

撫子「タケルお兄ちゃんは大人だから撫子の裸見てもやましい気持ちにならないよねって」

タケル「・・・・・(むしろやましい気持ちになりそうだけど)」
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:14:39.98 ID:+GVVIqut0
タケル(正直、やましい気持ちがないわけではない)

タケル(よく考えたら死んでる間は機能してなかったからな・・・物凄く溜まっていた)

タケル(戦場ヶ原さんの時はびっくりしただけでおわったけど・・・)

タケル(神原さんのエロトークに合わせてたら意識しちゃうなぁ・・・)

撫子「タケルお兄ちゃん?」

タケル「ああ・・・うん、何?」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:17:37.92 ID:+GVVIqut0
撫子「撫子の体・・・もっとよく見て・・・」ズイッ

彼女は俺にじりじりと近寄ってきた

タケル「ちょ・・・今はそういう場合じゃ・・・ん?」

俺は彼女のからだに違和感を感じて

タケル「クモランタン!ちょっとごめんよ」ペカー

俺はクモランタンで彼女を照らした、すると・・・

撫子「眩しい・・・」

彼女の体には、所々に蛇の鱗のようなものが刻まれていた
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:18:52.98 ID:+GVVIqut0
タケル「これは一体・・・」

撫子「えへへ・・・撫子、頑張りすぎちゃったんだ」

タケル「頑張る・・・何を?」

撫子「それはね・・・」









撫子「タケルお兄ちゃんを生き返らせるためだよ」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:20:20.18 ID:+GVVIqut0
俺はそれを聞いて驚愕した

タケル「ど、どうしてそれを・・・」

撫子「・・・あれからまたタケルお兄ちゃんに会いたくなって・・・あのあたりを探してたら・・・」

撫子「見ちゃったんだ、お兄ちゃんが倒れる所を」

タケル「まさか・・・」

あそこに他の目撃者がいたなんて・・・
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:21:37.20 ID:+GVVIqut0
撫子「最初はショックで毎日泣いてたんだけど・・・」

撫子「撫子もお兄ちゃんに何かしてあげたくて・・・」

撫子「それで、呪術とか色々やってたらこんな体になっちゃった」

タケル「そんな・・・」

撫子「でもよかった、お陰でタケルお兄ちゃんは生き返れたんだよね」

タケル「・・・・・」
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:26:49.78 ID:+GVVIqut0
俺の答えは決まっていた

タケル「ありがとう、だから今度は俺の番だ」

撫子「え?」

タケル「君の体は俺がどうにかしてやる!」

撫子「タケルお兄ちゃん・・・」

タケル「安心しろ、ここは不可思議現象研究所だからな」

撫子「ありがとう・・・」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:28:50.18 ID:+GVVIqut0
その時、襖が開いた

アカリ「タケルー、クモそっち行ったんだけど何か・・・」

タケル「あ」

撫子「あ」

アカリ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

この後、晴人さんとアラン以外全員から殴られたのは言うまでもない
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:30:52.02 ID:+GVVIqut0
その後、改めて皆に撫子ちゃんの話をした

アカリ「・・・そう、あの子も大変な事に巻き込まれてるのね」

アラン「では、あの植物図鑑は・・・」

タケル「何でも頭の中に声が響いてきて、この果実を食べれば治るって吹き込まれて、調べていたらしいよ、結局なんの実かはわからなかったけどね」

晴人「それが、ヘルヘイムの果実か・・・」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:32:53.25 ID:+GVVIqut0
晴人「それはちょっとマズイな・・・ゲートかもしれないことも含めて」

マコト「ゲート?」

晴人「高い魔翌力を持つ人間の事だ、そいつが絶望するとファントムって化け物になっちまうんだ」

晴人「あまりゆっくりしてもいられなそうだな」

タケル「そうですね・・・早くなんとかしないと」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:34:11.34 ID:+GVVIqut0
御成「ふああ・・・それでも今日はもう休みませぬか?拙僧はもう眠くて眠くて」

アカリ「もう・・・だらしないわね」

カノン「でも、休むのも必要ですよ」

マコト「そうだな・・・この話はまた明日にしよう」

晴人「おれも泊っていっていいのか?」

タケル「ええ、部屋用意しますね」

晴人「すまないな」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:34:58.09 ID:+GVVIqut0
〜その夜〜

撫子「ZZZ・・・」

??「おい!起きろ!」

撫子「ふえ!?」

??「久しぶりだな」

撫子「あ!あの時の声!」
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:36:00.06 ID:+GVVIqut0
??「助かりたければ俺の言うとおりにしろ」

撫子「え、でもタケルお兄ちゃんが・・・」

??「黙れ!」

ギュウウウウウウ・・・・

撫子「きゃっ!」

??「言う通りにしなければもっと締め上げるぞ」

撫子「わ、わかりました・・・」





??「フフフ・・・」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:37:12.27 ID:+GVVIqut0
〜翌朝〜

タケル「ZZZ・・・」

御成「タケル殿おおおおおお!!!」

タケル「!?」ビクッ

俺は思わず飛び起きた

タケル「ど、どうしたの?」

御成「撫子殿がいなくなってしまいました!」

タケル「!?」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:38:05.68 ID:+GVVIqut0
行ってみると、部屋はもぬけの殻だった

晴人「油断したな・・・」

タケル「すぐ探しに行きましょう!」

アラン「そうだな」

マコト「カノン達はここで待っていろ」

カノン「うん、気を付けてね」

アカリ「タケル、絶対見つけるのよ!」

タケル「ああ!」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:51:40.06 ID:+GVVIqut0
探しに出ると、彼女はすぐに見つかった

撫子「・・・・・」

タケル「撫子・・・ちゃん?」

だが、その目は虚ろだった

撫子?「ククク・・・・」

タケル「!?」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:52:44.35 ID:+GVVIqut0
撫子?「まさかこのガキがお前の知り合いだったとはなぁ、天空寺タケル」

撫子ちゃんはまるで別人のように喋っていた

タケル「誰だ・・・お前は」

撫子?「おいおい、つれないじゃないか」

撫子?「一度は一緒に戦った仲だというのに」

マコト「まさか・・・お前」

タケル「地獄大使・・・」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:53:24.94 ID:+GVVIqut0
地獄大使・・・悪の組織ショッカーの大幹部だ

マコト「お前・・・死んだんじゃなかったのか」

撫子(地獄大使)「我が魂は永遠に不滅だ、ショッカーがある限りな」

撫子(地獄大使)「俺は魂を眼魂に移し、たまたま近くにいたこのガキに乗り移ったって訳だ」

晴人「なんて奴だ・・・」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:54:58.51 ID:+GVVIqut0
マコト「ならもう一度倒す!」

撫子(地獄大使)「おっと、この手のお約束を忘れるなよ」

撫子(地獄大使)「その時は一緒にこのガキも死ぬぞ」

アラン「何と卑劣な・・・」

撫子(地獄大使)「卑怯、狡猾、それこそがショッカーの本質だ!」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:56:54.96 ID:+GVVIqut0
タケル「それなら簡単だ!アカリを呼んで不知火でお前を追い出して・・・」

撫子(地獄大使)「おっと、それには及ばんぞ、来い!」

ショッカー戦闘員「イー!」

タケル・マコト・アラン「!」

アカリ「タケル!」

御成「申し訳ありません・・・捕まってしまいました・・・」

カノン「お兄ちゃん!」

マコト「貴様ら・・・」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 01:59:34.80 ID:+GVVIqut0
撫子(地獄大使)「わかったら大人しくしてろ、いいな」

タケル「くっ・・・」

撫子(地獄大使)「さて、最後にお話しさせてやるか」フッ

撫子「・・・あれ?タケルお兄ちゃん?」

タケル「撫子ちゃん!」ダッ
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:00:30.01 ID:+GVVIqut0
地獄大使「おっと、近づくなよ」

ギュウウウウウ・・・

撫子「きゃあああああああ!!!!!」

タケル「まさか、その痣は・・・」

地獄大使「そうだ、ショッカーが開発した拘束用の透明ロープだ」

地獄大使「このガキは呪いの副作用なんてバカな勘違いをしていたようだがな」

タケル「そうだったのか・・・」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:01:45.73 ID:+GVVIqut0
地獄大使「さて、最後にいいことを教えてやろう」

撫子「え?」

地獄大使「天空寺タケルはお前が生き返らせたと思っているようだがそれは違うぞ」

タケル「やめろ!」

地獄大使「あいつが生き返ったのは自分自身の努力と周りの仲間の尽力のおかげだ」

地獄大使「つまりお前のやってきたことは全部無駄ってわけだ!」

撫子「う、嘘・・・」

ピシッ・・・
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:32:36.32 ID:+GVVIqut0
彼女の顔にヒビのようなものが現れはじめた

晴人「まずい!ファントムが・・・」

撫子「あ、ああ・・・」ピシピシピシ

タケル「撫子ちゃん!落ち着くんだ!」

地獄大使「だが、助かる方法はある」

撫子「え?」
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:34:15.03 ID:+GVVIqut0
地獄大使「お前の手に例の果実があるだろう」

地獄大使「それを食えば治る」

撫子「こ、これは・・・?」

晴人「あれは・・・ヘルヘイムの果実!」

タケル「え!?」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:35:23.05 ID:+GVVIqut0
地獄大使「お前の手に例の果実があるだろう」

地獄大使「それを食えば治る」

撫子「こ、これを・・・?」

晴人「あれは・・・ヘルヘイムの果実!」

タケル「え!?」
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:36:34.82 ID:+GVVIqut0
晴人「あれを食ってもどっちにしろ化け物になっちまう・・・」

タケル「そんな・・・」

地獄大使(ククク・・・どっちにしろ怪物かすればこのガキの意識は消える)

地獄大使(俺は再び強靭な肉体を手に入れるのだ!)

地獄大使「さぁ!選べ!」

撫子「う、うう・・・」
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:37:34.38 ID:+GVVIqut0
撫子「ごめんね、タケルお兄ちゃん・・・」

タケル「え?」

撫子「結局撫子は、お兄ちゃんに何もしてあげられなかった・・・」

撫子「ダメダメだな・・・ホントに」

タケル「そんなことないよ」

撫子「え?」
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:38:46.93 ID:+GVVIqut0
タケル「それでも撫子ちゃんは、俺の為に頑張ってくれた」

タケル「それが本当に嬉しかった」

タケル「そんな君に気付いてあげられなくてゴメン」

タケル「謝らなくちゃいけないのは俺の方だったんだ」

撫子「お兄ちゃん・・・」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:39:29.54 ID:+GVVIqut0
地獄大使「ククク・・・だがこの状況をどうすることもできまい?」

マコト「くっ・・・」

アラン「どうしようも・・・ないのか」

タケル「・・・まだだ」

晴人「ああ、希望を捨てちゃいけない」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:40:13.18 ID:+GVVIqut0
ジイイイイイイイ・・・・



??「ああ、あきらめるのはまだ早いぜ!」



??「ここからが、俺達のステージだ!!!」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:56:09.37 ID:+GVVIqut0
突然空中にチャックが開き、神々しい鎧を着た男が降りてきた

地獄大使「な、何だ!?」

アカリ「な、何あれ・・・」

御成「おお、輝いておられる・・・」

晴人「何だよ、結局来たのかよ、葛葉紘汰」

紘汰(始まりの男)「当然だ、仮面ライダーは全ての人間の自由を守る戦士の名だ、助けを求める声があれば、必ず助ける、だろ?」

晴人「覚えててくれたのか、あの言葉を」

紘汰(始まりの男)「ああ、それにあんたもこう言ってた、俺と一緒だって、『必ず助ける』そう答えた、だから俺はここに来たんだ、なぜなら俺は、仮面ライダー鎧武だからな!」

タケル「え・・・あの人が・・・鎧武?」

晴人「ああ、彼が仮面ライダー鎧武、葛葉紘汰だ」

タケル「葛葉・・・紘汰・・・」
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 02:58:44.76 ID:+GVVIqut0
紘汰(始まりの男)「ハッ!」カッ

地獄大使「うわっ!」

撫子「キャッ!」

紘汰が手をかざすと光が放たれ、地獄大使と撫子ちゃんを分離させた

タケル「すごい・・・」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 03:03:38.87 ID:+GVVIqut0
紘汰(始まりの男)「久しぶりだな、ゴースト、あの時は素顔見せられなくてゴメンな」

タケル「あ、いえ・・・」

地獄大使「おのれ・・・だがこっちには人質が・・・」

ショッカー戦闘員「・・・(気絶)」

地獄大使「ど、どういうことだ!?」

紘汰(始まりの男)「こいつらなら俺が降りた瞬間に気絶したぞ?」

地獄大使「なにぃ――――――――――――――!?」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 03:04:49.45 ID:+GVVIqut0
カノン「お兄ちゃーん!」

マコト「カノン!貴様・・・覚悟しろよ?」

アラン「せっかくのたこ焼きパーティも先延ばしになってしまったしな」

晴人「さて、反撃開始といくか」

タケル「はい!」
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 03:06:51.76 ID:+GVVIqut0
紘汰(始まりの男)「よっしゃ!気合い入れて行くぜ!

フルーツバスケットォ!

ギロットミロー!

スタンバーイ!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ガッチリミーナ!コッチニキナー!

全員「変身!!!!!」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 03:07:38.58 ID:+GVVIqut0
ロックオープン!極アームズ!大・大・大・大・大将軍!!!

カイガン!ディープスペクター! ゲットゴー!覚悟!ギ・ザ・ギ・ザ!ゴースト!

テンガン!ネクロム!メガウルオウド!

インフィニティー!プリーズ!ヒースイフードー!ボージャバビュードゴーン!!!

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