養殖ワ級

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39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 23:07:09.59 ID:H0aW+MIFo
長門「……しかし、めかぶは少量しか採れないのだろう? それにこの浜辺を見る限り、打ち上がっているワカメからして僅かな量だ。とてもワ級を養うには……」

吹雪「確かにこの浜辺には少ししかありませんが、ワカメなんて海中にはそこら中に生えているものです」

吹雪「だから海に潜って集めてくれば、きっとワ級を満足させる量のめかぶを賄えますよ!」

長門「なるほど……。いや待て、それはつまり素潜りをするということか? それも大量のワカメを集めるまで?」

長門「私も体力には自身のある方だが、それではワカメ採りだけで一日が終わってしまう。ワ級の世話をする時間が取れないぞ」

吹雪「何を言いますか長門さん。私たちには素潜りのスペシャリストたちがいるじゃないですか!」

長門「……潜水艦、か」

吹雪「はい、その通りです。だから潜水艦の皆さんにお願いして、ワカメを集めてきてもらうんです!」

長門「……ううむ、そうか。潜水艦か。……うん、いい案だ。だが、彼女たちは引き受けてくれるかな……」

吹雪「え? 何かあったんですか?」

長門「実は私達戦艦空母勢と潜水艦……、まあ上層部と彼女たちは最近少し仲違いがあってな」

長門「というのも、非は私達にあるのだが。彼女たちが日々オリョール海に出撃を繰り返しているのは知っているとは思うが、その目的は知っているか?」

吹雪「はい。ワ級の撃沈と、資源の収集ですよね?」

長門「その通りだ。それで、ワ級の件はいいとしてもだ。その……、資源のほうがな。実はすでに余っているのに出撃を続けさせていたんだ……」

吹雪「え? 何でですか?」
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