仮面ライダーゴースト「死んだ世界戦線?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 00:23:21.74 ID:Bo4Ac6k50
俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

やっと手に入れた日常を謳歌していたのも束の間、新たな敵と戦い、またも俺は死んでしまった・・・

皆、ゴメン・・・

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497972201
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 00:26:01.38 ID:Bo4Ac6k50
気が付くと、俺は知らない場所に倒れていた

タケル「う、う〜ん・・・ここは・・・」ムクッ

タケル「あの世・・・じゃないよな、学校の校庭みたいだ」

タケル「でも俺の通ってる学校じゃない・・・それに・・・」

タケル「いつの間にか知らない制服着てるし・・・」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 00:28:45.17 ID:Bo4Ac6k50
タケル「眼魂(アイコン)は・・・全部あるな、コンドル達もある・・・」

タケル「でもアカリは御成はいない・・・当たり前だけど」

タケル「戻れるのかな・・・元の世界に」

タケル「っいかんいかん、後ろ向きに考えちゃ」

タケル「とにかく歩いて情報を集めよう・・・」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 00:33:31.84 ID:Bo4Ac6k50
俺は情報を集めるため歩いていた

タケル「しかし、本当に学校みたいだな・・・」

タケル「今は夜みたいだから誰もいないけど・・・ってあれは・・・」

しばらく歩いていると、前方に人影を発見した

タケル「女の子・・・かな?でも・・・」

どうやら女生徒のようだった、しかしその光景は異様だった

ゆり「・・・・・」

彼女はスナイパーライフルを構えていた
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 00:35:54.50 ID:Bo4Ac6k50
タケル「何だあれ・・・サバゲーでもやってるのかな?」

話しかけづらかったが、やっと人に会えた、このチャンスを逃す手はない

タケル「あの、すみません・・・」

ゆり「何?いま大事なとこ・・・って見ない顔ね」

タケル「はぁ・・・」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 00:39:26.43 ID:Bo4Ac6k50
タケル「実はさっき目覚めたらここで・・・」

ゆり「そう、あなたもそうなのね」

タケル「も?」

ゆり「いずれわかるわ、それより今大事な所だから邪魔しないでね」

タケル「大事って?」

ゆり「あいつを倒すのよ」ピッ

天使「・・・・・」

彼女が指差した方には、銀髪の可愛い女の子が立っていた
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 00:45:19.89 ID:Bo4Ac6k50
タケル「あの子は?」

ゆり「天使、あたし達の敵よ」

タケル「敵って・・・どう見ても普通の女の子なんだけど」

ゆり「見た目に騙されちゃいけないわ、油断してると一瞬で切り刻まれ・・・」

タケル「ちょっとあの子と話してくるよ」タタタ・・・

ゆり「ちょ、ちょっと!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 00:53:03.74 ID:b9SVuqvGO
以前化物語とのクロスを書いていた人かな?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 06:25:35.62 ID:Bo4Ac6k50
俺はこんな銃持ってる子よりは信用できると思い、彼女に話しかけた

タケル「ねぇ、ちょっといいかな?」

天使「ん?見ない顔ね、新入生かしら」

タケル「そう・・・なるのかな?」

天使「そう」

タケル「それで、君は?」

天使「私は・・・・・生徒会長よ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 19:15:23.91 ID:Bo4Ac6k50
タケル「そうだったんだ・・・俺は天空寺タケル、よろしく」

天使「よろしくね」

タケル「それで生徒会長さん、ここは一体どこなの?」

天使「見ての通り学校よ」

タケル「そうじゃなくて・・・日本のどの辺なの?」

天使「どの辺と言われても・・・ここには学校以外ないわ」

タケル「え・・・」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 20:11:35.56 ID:Bo4Ac6k50
それを聞いた瞬間、俺は1つの核心を得た

タケル「ここはやっぱり、死後の世界なのか・・・」

天使「・・・そんなに驚かないのね」

タケル「こんな事は何度かあったしね」

天使「?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 20:32:00.37 ID:Bo4Ac6k50
タケル「さて、俺はこれからどうすれば・・・」

天使「この学校で学生として過ごすことね」

タケル「そうは言ってられないよ」

天使「少なくともここにいれば生活には困らないわ、ケガや病気もすぐ治るし」

タケル「どういう事?」

天使「・・・・ガードスキル、ハンドソニック」シャキン

彼女は突然、腕から光の刃を出現させた
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 21:10:28.66 ID:Bo4Ac6k50
タケル「え、それは一体・・・」

天使「・・・・・」ダッ

彼女は俺に刃を向け、一直線に向けて突進してきた

タケル「おわっと!」ヒョイ

俺は間一髪でそれをかわした
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 21:13:10.57 ID:Bo4Ac6k50
ゆり「あの一撃をかわすなんて・・・やるわね」



タケル「危なかった・・・いきなり何するんだ・・・」

天使「・・・・・」スタスタ

彼女は何も答えず俺に近づいてきた、その姿を見て俺は思った

この子は・・・ヤバい!
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 22:27:27.65 ID:Bo4Ac6k50
俺は反射的に眼魂を取り出し、腰に巻かれたゴーストドライバーにセットした

アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!

ゆり「な、何あれ・・・」

天使「服が・・・飛んでる?」

タケル「変身!」

カイガン! オレ! レッツゴー! 覚悟! ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 22:51:14.03 ID:Bo4Ac6k50
仮面ライダーゴースト(オレ魂)「ゴーストだけど・・・命、燃やすぜ!」

ゆり「な、何なのよアレ・・・」



天使「その姿は・・・」

天使「仮面・・・ライダー・・・」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 23:12:32.84 ID:Bo4Ac6k50
ゴースト「来い!」チャキッ

俺はガンガンセイバーを構え、彼女と対峙した

天使「・・・・・!」ダッ

ゴースト「ハッ!」バッ

ガキィン!!!
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/21(水) 23:43:37.67 ID:Bo4Ac6k50
俺達はお互いに刃をぶつけ合った

ガキン!ガキン!ガキン!

ゴースト「くっ・・・」

天使「・・・・・」

相手は疲れている様子はない・・・ここは一気に・・・

ダイカイガン! オメガブレイク!!!

ゴースト「でやあああああああ!!!」ブンッ

俺は渾身の力を込めて剣を振るった、だが・・・

天使「ガードスキル、ディレイ」ブォン

ゴースト「な!?」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 00:20:59.24 ID:Mm5uKHVh0
突然彼女の姿が消えてしまった

ゴースト「これは・・・一体どこに・・・」キョロキョロ

ヴォン

天使「・・・・・」

ゴースト「え?」

ザシュッ!

ゴースト「ぐわっ!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 00:48:57.98 ID:Mm5uKHVh0
いつの間にか背後に現れた彼女に、俺は斬りつけられた

ゴースト「く・・・一体どうなってるんだ・・・」

天使「傷がつかない・・・?意外と頑丈なのね」

ゴースト「だったら!」スッ

俺は別の眼魂をセットした
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 06:24:36.50 ID:Mm5uKHVh0
ゴースト「力を貸してください!」ガコン

カイガン! ムサシ! 決闘! ズバット! 超剣豪!!!

ゴースト(ムサシ魂)「ハッ!」



ゆり「す、姿が変わった!?」


天使「それがあなたの能力なのね・・・」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 10:16:54.19 ID:F0HH2zXSO
今気付いたんだけど、これって『Angel Beats!』だよね?
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 19:18:02.20 ID:Mm5uKHVh0
ゴースト「行くぞ!」ダッ

俺はガンガンセイバー(二刀流モード)を構え、彼女に向かっていった

天使「・・・・・!」ダッ

ガキィン!!!

ゴースト「ぐぐ・・・」

天使「・・・・・」

再び鍔迫り合いが始まる
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 19:52:20.48 ID:Mm5uKHVh0
ゴースト「これで・・・終わりだ!」

ダイカイガン! オメガスラッシュ!!!

ゴースト「ハアアアアアアアア・・・・・」

天使「ストップ、今日はここまでよ」

ゴースト「へ?」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 20:26:08.38 ID:Mm5uKHVh0
天使「そろそろ消灯時間だから・・・」

ゴースト「そうなんだ・・・」

天使「あなたも自分の部屋に帰ったほうがいいわ、それじゃ」

スタスタ・・・

ゴースト「・・・・・」

そう言って、彼女は去っていった
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:06:02.92 ID:Mm5uKHVh0
オヤスミー

タケル「何だったんだあの子・・・」

トントン

ゆり「ねぇ」

タケル「ん?って君は・・・」

気が付くと、さっき銃を構えていた女の子が後ろに立っていた

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:16:05.57 ID:Mm5uKHVh0
ゆり「あなたすごいじゃない!あの天使と互角にやりあうなんて!」

タケル「え、そうなの?」

ゆり「あ、自己紹介がまだだったわね、あたしはゆり、よろしく」

タケル「どうも・・・天空寺タケルです」

ゆり「タケル君ね、一つお願いがあるんだけど・・・」

タケル「え?」




ゆり「あたしのチームに入らない?」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:55:03.17 ID:Mm5uKHVh0
タケル「チーム?」

ゆり「そう、あなたが来れば百人力よ!」

タケル「はぁ・・・」

ゆり「さっきの変身はどうやったの?そのベルトのおかげ?あたしにも使えるの?」

タケル「そ、そんなにいっぺんに質問しないでよ・・・」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/22(木) 22:18:11.35 ID:Y5x2WJs30
もしかして、木野 薫(アナザーアギト)、駆紋戒斗(仮面ライダーバロン)、湊 耀子(仮面ライダーマリカ)、九条貴利矢(仮面ライダーレーザー)も出るんですか?あと、剣崎一真(仮面ライダーブレイド)も?
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 22:27:06.10 ID:Mm5uKHVh0
ゆり「そうね、じゃあ続きは明日本部でしましょう!」

タケル「本部?」

ゆり「明日の朝、校長室まで来て、じゃあねタケル君!」

タケル「う、うん・・・えっと・・・」

ゆり「ゆりでいいわよ、それじゃ!」

タタタ・・・

そう言って、ゆりも去っていった
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 22:44:20.63 ID:YdaGB+QDO
記憶が曖昧だけど序盤天使ってこんな饒舌だったっけ……?
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 23:28:15.74 ID:Mm5uKHVh0
その後、学生寮にあった俺の部屋で一夜を過ごし、校長室に向かった

タケル「ここか・・・」ガララ

タケル「失礼しま・・・」

ヒュオオオオ・・・

タケル「うわっ!」ダッ

ドカアアアアン

ドアを開けたら巨大な丸太が飛んできたが、俺は間一髪それをかわした
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 00:19:27.14 ID:O6bLwwyD0
タケル「危なかった・・・何なんだ一体」

ドドド・・・

タケル「ん?」




野田「キエエエエエエエエエ!!!」ダッ

タケル「」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/23(金) 00:44:41.80 ID:nP6lqHBJO
>>29
そう言えば、そんな風に死人ライダーが集まったSSがあったね
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 00:49:31.19 ID:O6bLwwyD0
突然斧のような武器・・・ハルバードを持った男が襲い掛かってきた

タケル「うわっ!」スッ

ガキン!

俺は咄嗟にガンガンセイバーを出して受け止めた

野田「やるな・・・」

タケル「いきなり何なんだ!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/23(金) 01:42:10.64 ID:U8mxl6HEo
父親が鉞使いのタケルには斧の攻撃を受けることなど容易い……関係ないか
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 06:23:02.54 ID:O6bLwwyD0
野田「俺はただ、お前がゆりっぺの信頼を得るに値する男かどうか試してるだけだ!」

タケル「何それ・・・」

野田「さぁ、本気の姿で来い!」

タケル「・・・・・」スッ

俺は懐から眼魂を取り出した
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/23(金) 10:24:22.58 ID:SIwh8qNSO
>>37
おいおい、生身の人間だと仮面ライダーには勝てねぇぞ。(笑)
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 19:13:59.98 ID:O6bLwwyD0
タケル(ちょっと、ベンケイさん、本当にやるんですか?)

ベンケイゴーストアイコン(うむ、この者の目・・・あれは守るべき主君のいる目だ)

ベンケイ(ならば、その想い、確かめてみせようぞ)

タケル(はぁ・・・)

野田「何をゴチャゴチャ言ってやがる!」

タケル「わかったよ・・・変身!」

カイガン!ベンケイ! アニキ! ムキムキ! 仁王立ち!!!
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 21:09:30.77 ID:O6bLwwyD0
ゴースト(ベンケイ魂)「・・・・・」ドン!

俺はガンガンセイバー(ハンマーモード)を構えた

野田「大槌だと!?剣じゃないぞ!話が違うぞゆりっぺ!」

ゴースト「行くぞ・・・」

ダイカイガン!オメガボンバー!!!
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 22:27:09.32 ID:O6bLwwyD0
野田「こうなりゃヤケだ!ぬおおおおおおおお!!!!!」ダッ

ゴースト「ハアアアアアアアアアア!!!!!」ダッ

ドカアアアアアアアアアン!!!!!

野田「うわああああああああ!!!!!」

ヒュウウウウウウウ・・・・・キラーン☆

俺のハンマーの一撃を受け、男は天井を突き破り、空の彼方へ消えていった
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 22:55:40.76 ID:O6bLwwyD0
ゴースト「・・・・・」

ベンケイ「・・・・・」

ゴースト「あの、ベンケイさん?」

ベンケイ「・・・じゃあな」オヤスミー

ゴースト「何か言ってくださいよ・・・」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 23:05:56.55 ID:O6bLwwyD0
ゴースト「さてと・・・」

松下「隙ありぃ!」ガシッ

ゴースト「うわっ!?」

突然背後から熊のような大男に羽交い絞めにされた、そして・・・

藤巻「ナイス松下五段!そのまま抑えてろよ!」シャキン

前には長ドスを構えた男が立っていた

ゴースト「次から次へと・・・」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 23:10:42.00 ID:O6bLwwyD0
その後も、眼鏡でマッチョな男、バンダナをした陽気でよくわからない男、特に特徴もなさそうな少年が襲ってきたが、何とか撃退した

松下・藤巻・高松・TK・大山「」

ゴースト「ハァ・・・ハァ・・・これで・・・」

ヒュッ

ゴースト「!」ガキン!

突然死角から刃物が投げつけられたが、俺はそれを弾き返した

ゴースト「また・・・」

椎名「・・・・・あさはかなり」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 23:13:50.87 ID:O6bLwwyD0
そこに立っていたのは長い黒髪で首にマフラーを巻いた女の子だった

ゴースト「君は・・・」

椎名「・・・・・」ダッ

彼女は小太刀を抜くと飛びかかってきた

ゴースト「くっ!」

ガキィン!
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 23:19:56.57 ID:O6bLwwyD0
ゴースト「ぐぐ・・・」

椎名「・・・・・」

ギリギリ・・・

なんて力だ・・・さっきまでの奴らの比じゃない・・・

昨夜の天使と同じくらいか・・・

ゴースト「ハッ!」バッ

俺は一旦距離をとった
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/23(金) 23:27:50.76 ID:O6bLwwyD0
ゴースト「頼む、ゴエモン!」

ゴエモンゴーストアイコン「へへ、腕が鳴るぜ!」

俺は2つの眼魂を連続で起動させた

カイガン!闘魂ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!!!

カイガン!ゴエモン!歌舞伎ウキウキ乱れ咲きぃ〜!!!
48 :無し [saga]:2017/06/23(金) 23:52:49.04 ID:XhzsuIIP0
支援

49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 00:20:38.12 ID:AisgguR80
ゴースト(ゴエモン魂)「いくぞおおおおおお!!!」ダッ

椎名「あさはかなり!」ダッ

ガキン!ガキン!ガキン!

ゴースト「ハッ!」

椎名「せいっ!」

俺達は高速で動き回り激戦を繰り広げた
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 00:43:33.98 ID:AisgguR80
ゴースト「これで・・・最後だ!」ガシャン!

俺はサングラスラッシャーに眼魂をセットした

ダイカイガン!オメガシャイン!!!

ゴースト「でやああああああ!!!」

椎名「ハアアアアアアアア・・・」


ゆり「はいはいストーップ!」

ゴースト「え?」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 07:26:13.40 ID:AisgguR80
ゆり「椎名さん、もういいわよ」

椎名「うむ」

いつの間にかゆりが立っていた

オヤスミー

タケル「こ、これはどういう・・・」

ゆり「合格よタケル君、改めて歓迎するわ」




ゆり「ようこそ、死んだ世界戦線へ」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 10:09:46.19 ID:AisgguR80
その後、俺は校長室にある本部に招かれた

タケル「ここが・・・」

日向「へへっ、よろしくな」

岩沢「・・・フッ」

そこには、青髪の陽気な少年と、ギターを手にした少女がいた
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 15:30:12.88 ID:AisgguR80
ゆり「彼は日向君、こう見えても結構な古株なのよ」

日向「仲良くしようぜ!」

タケル「あ、うん・・・」

ゆり「こっちは岩沢さん、陽動部隊のリーダーよ」

岩沢「よろしく」

タケル「こちらこそ・・・」

タケル(陽動って何だろう・・・)
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 19:09:06.10 ID:AisgguR80
タケル「そろそろ教えてくれない、この世界の事、そして、君たちの目的を」

ゆり「そうね、わかったわ」

ゆり「ここが死後の世界・・・ってのは理解してるわよね」

タケル「うん」

ゆり「それも、学生のうちに死んでしまった人たち・・・そんな人達が集まってる所なのよ」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 21:06:20.04 ID:AisgguR80
タケル「どうしてそんな事を・・・」

ゆり「さぁ?そんな事は神様にでも聞いたら?」

タケル「神様ねぇ・・・」

一応あったことはある・・・かな?

タケル「で、この死んだ世界戦線?の目的って?」

ゆり「それはね・・・」

ゆり「神を倒すためよ」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 22:28:55.36 ID:AisgguR80
タケル「神?」

ゆり「ええ、私達にこんな理不尽な死を与えた神様に一発くらわしてやるのよ」

ゆり「そのためにもまず神の使いである天使を倒さないとね」

タケル「あの子か・・・」

タケル(そんな悪い子には見えなかったけどな・・・)
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/24(土) 23:27:11.51 ID:AisgguR80
ゆり「そこであなたが入ってくれれば心強いわ!天使とも互角に戦えるなんて!」

タケル「はぁ・・・」

ゆり「早速ベルトとその目玉みたいな奴見せて!あたしにも使える?いやいっそ一度バラしてギルドで量産を・・・」

タケル「いやいやいや、これは俺にしか使えないし外せないから・・・」

ゆり「そうなの・・・残念」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 00:26:47.17 ID:pBrRvl6t0
タケル「それにこの眼魂は英雄達の魂が入ってるんだ、誰かに渡すわけにはいかないよ」

ゆり「英雄?」

タケル「宮本武蔵さんとか、武蔵坊弁慶さんとかだよ」

ゆり「嘘・・・」

椎名「道理で・・・さっきこいつから別の人間の気配がしたのか・・・」

59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 00:47:31.76 ID:pBrRvl6t0
ゆり「まぁいいわ、とにかくこれからはあたし達に協力してよね!」

タケル「え、俺はまだ何も・・・」

ゆり「はい、あたし達の制服!今度からこれ着てきてね!」

タケル「いやだから・・・」

ゆり「よーし!早速今夜から「オペレーション・トルネード」開始よー!!!」

タケル「話聞いてないし・・・」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 07:26:51.68 ID:pBrRvl6t0
その夜、俺は着替えて指定された場所に来た

タケル「だからやるなんて言ってないのに・・・」

日向「あきらめろ、ゆりっぺとはそういう女だ」

タケル「そうなの?」

日向「ま、いずれ慣れるさ」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 10:21:54.57 ID:pBrRvl6t0
タケル「で、これから何するの?」

日向「そうだな・・・わかりやすく言えば、晩メシの調達だ!」

タケル「それのどこがトルネードなんだ・・・」

日向「それはな・・・」

ゆり「2人ともお喋りはそこまで、来たわよ」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 12:56:56.75 ID:pBrRvl6t0
タケル「え・・・」

コツ・・・コツ・・・

天使「・・・・・」

ふと見ると、前方から昨夜の女の子・・・天使がゆっくりと歩いてきた
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 15:09:00.73 ID:pBrRvl6t0
ゆり「ほらほら、早く変身して!」ガチャ

タケル「え、ちょっと・・・」

ゆりは俺から強引に眼魂をひったくると、ドライバーに押し込んだ

アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!

ゆり「それで、ここを引くのよね?」ガコン

タケル「あ・・・」

カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 16:01:21.43 ID:pBrRvl6t0
ゴースト「ああもう勝手に・・・」

藤巻「おお、あれが俺達を一瞬にして倒した・・・」

大山「なんかちょっと怖い・・・」

野田「フン、お手並み拝見といくか」

椎名「あさはかなり」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 19:05:29.81 ID:pBrRvl6t0
天使「・・・・・」

ゴースト「あ、あの・・・この戦いに何の意味が・・・」

天使「ガードスキル、ハンドソニック」シャキン

ゴースト「え・・・」

天使「・・・・・」ダッ

彼女は何も答えず飛びかかってきた
66 :スペース・スクワッド [sage]:2017/06/25(日) 21:13:06.44 ID:SA7+ofGSO
>>65
答える必要はないってか?
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 21:25:41.13 ID:pBrRvl6t0
ゴースト「くっ!」スッ

ガキィン!

俺はガンガンセイバーで攻撃を受け止めた

天使「・・・・・」

ゴースト「接近戦しかできないのか・・・なら!」ガコン

カイガン!ビリーザキッド!百発!百中!ズギューン!バギューン!!!
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 22:25:42.16 ID:pBrRvl6t0
高松「あの姿は・・・」

TK「OH!ガンマン!」

ゴースト「おりゃあああああああ!!!」ズガガガガガガ!!!

俺は両手に銃を構えて打ちまくった、だが

天使「・・・・・」スッ

カキンカキンカキン!!!

ゴースト「な・・・」

彼女は両手の刃で涼しげに銃弾を弾いていた
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 23:11:16.58 ID:pBrRvl6t0
ゴースト「なんて反射神経だ・・・なら!」ガコン

カイガン!エジソン!エレキ!ヒラメキ!発明王!!!

天使「・・・電球?」

ゴースト(エジソン魂)「これでどうだ!」バリバリ

ダイカイガン!オメガシュート!!!

俺はガンガンセイバーに電撃を込めて発射した

バキュウウウウウウン!!!

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 23:56:35.11 ID:pBrRvl6t0
天使「ガードスキル、ディストーション」ヴォン

すると、彼女の前方にバリアのようなものが出現し、電撃をかき消した

ゴースト「そんなことまでできるのか・・・」

ゆり「よーし、そろそろいいわね」

ゴースト「え?」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/26(月) 00:44:08.96 ID:WWNXDGJE0
ゆり「オペレーション・トルネード、開始!」

ビュオオオオオオオオ!!!

彼女がそう叫ぶと、どこからか風が吹き荒れる音が聞こえた

ゴースト「こ、これは・・・」

ヒラヒラ・・・

ゴースト「何か降ってきた・・・紙?」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/26(月) 06:21:07.28 ID:WWNXDGJE0
一枚拾ってみると、そこには「麻婆豆腐」と書かれていた

ゴースト「これは・・・食券?」

日向「それでいいな?じゃあずらかるぞ!」

ゴースト「え、ちょっと!」

タタタ・・・

俺は皆につられてその場を後にした





天使「・・・・・」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/26(月) 08:05:43.39 ID:S0eEUv1SO
あのー、これって最終回まで書くんですか?
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/26(月) 15:27:24.80 ID:N0v/RfPE0
死亡中のタケルは食事シーンは見てるだけだし
ストーリー丸コピしなくて良くね?
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/26(月) 15:46:17.89 ID:S0eEUv1SO
>>74
考えてみればそうですよね。
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/26(月) 19:12:53.10 ID:WWNXDGJE0
その後、食堂で夕食をとっている間に俺はオペレーション・トルネードの説明を受けた

簡単に言うと岩沢さん達陽動部隊(ロックバンド)がライブを開きこの学校に元からいる生徒達(NPCと呼んでいる)の注意を引き付けその隙に巨大送風機を回し、

食券を巻き上げる作戦らしい

タケル「・・・・・」

日向「どうした?食わねーの?」

タケル「いや、死んでるのに食事なんて変な気分で・・・」

日向「どういう事だ?」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/26(月) 21:07:44.05 ID:WWNXDGJE0
タケル「前死んだときは食べることができなかったからね」

日向「お前・・・今まで死んだことあるのかよ」

タケル「死んでる間に死んだのを含めれば・・・4,5回?」

日向「お前も中々苦労してんだな・・・まぁ俺もだけど」

タケル「そうなんだ・・・」

日向「戦線の連中はみんなそうだぜ」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/26(月) 21:56:14.53 ID:WWNXDGJE0
ゆり「そう、だからこそあたし達はこの世界で勝たなきゃいけないの」

ゆり「神様をぶっ飛ばして、ね」

タケル「それでいいのかな・・・」

そんな話をしていると、一人の女子が近づいてきた

遊佐「ゆりっぺさん、ちょっといいですか」

ゆり「どうしたの?遊佐さん」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/26(月) 22:09:41.96 ID:WWNXDGJE0
その遊佐さんの口から、驚くべき事が語られた

陽動部隊・・・ガルデモのリーダーである岩沢さんが

突然消えてしまったというのだ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/26(月) 22:12:08.40 ID:WWNXDGJE0
なぜ消えたのか・・・それは誰にもわからない

ただ消える間際、彼女はいつもと違う歌を歌ったそうだ

それは彼女が本当に歌いたかった歌だったんだろうか

どうなってるんだ、この世界の仕組みは・・・
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