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【ミリマス】ザ・ミリオンオールスターズ! 〜銀河の果てまで届けちゃいM@S〜
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◆Xz5sQ/W/66
[saga]:2017/06/20(火) 20:54:56.50 ID:Uk8Ct2Aw0
「ふわ、あ……あぅ」
寝ぼけまなこを擦って大あくび。
猫のように体を伸ばすと、今度は四つん這いで部屋の中央に置かれた座卓の傍までぺたりぺたりと移動する。
……一応の補足をしておくと、立って歩かないのは足の踏み場が無いからであり、
散らかり放題に散らかった彼女の部屋において言えば、二足歩行よりも四足歩行の方が安全かつ安定なのだ。
「ん、しょっと」
ぐわらぐわらがっしゃん。
現代の九龍城もかくやと乱雑緻密に積み上げられていた机の上のガラクタを腕のひと薙ぎで払いのけると、
麗花は発掘されたスケッチブックの白いページにお気に入りのクレヨンをスルスルと走らせる。
時折こくりこくりと船を漕ぎ、それでも彼女は描き終えた。
五つの星でそれぞれ囲まれた五人の少女が手に手を取って笑いながら、人の形をした黒い影と戦う絵をだ。
「んっ……これでよし♪」
半分閉じかけた瞼を瞬かせ、我ながら上手く描けたぞと満足そうに頷いて……麗花はそこで力尽きた。
ぱたりと座卓に突っ伏して、すぅすぅと幸せそうな寝息を立て始める。
人、これを二度寝と呼ぶ。
次に眠りから覚めた時、彼女は今朝見た夢の内容を、
自分の描いた絵の内容を、綺麗さっぱり忘れていた。
「……え〜っと?」
さらにはスケッチブックの上に置かれていた見覚えの無いアクセサリーを前にして、
不思議だと首を捻ることになる。彼女が手に取り眺めるブレスレットには、星型の光る宝石がついており……。
全ては独立機動戦艦「ミャオ」所属、
ミリオンアーマー部隊員麗花の休日に起きた一幕だった。
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