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【ガルパン】みほ「何これ?数珠?」
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1 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 19:53:06.49 ID:Bg+UgSUQ0
人格崩壊あり
原作とはかなりかけ離れています
とある不具合で再投稿させていただきました。
ご了承下さい
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1497783186
2 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 19:55:44.88 ID:Bg+UgSUQ0
〜プロローグ〜
みほ「ふう.......」
みほ「今日も疲れたなぁ....」
みほ「それにしても明日全国大会かぁ....」トボトボ
みほ「.....」ピタッ
みほ「.....何これ?」
みほ「.....数珠?」
みほ「誰のだろう.....」
みほ「.....」キョロキョロ
みほ「付けてみても...いいよね?」
みほ「.......」ソウチャク
みほ「.....きれいだなぁ」キラーン
みほ「.....」キョロキョロ
みほ「.....ま、いいよね...」スタスタ
〜プロローグ完〜
3 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 19:56:28.90 ID:Bg+UgSUQ0
みほ宅
みほ「結局この数珠持って帰ってきちゃった....」
みほ「どうしよう......」アタフタ
みほ「今さら元に戻す訳にもいかないし....」
みほ(....あれ?)
みほ(急に....眠たく...)ドタッ
みほ「......」
一日後です!
みほ「......は!?」ガバッ
みほ「何で私廊下にいるの?」
みほ「.......あ」
みほ「寝ちゃったんだ....」
みほ「......」
みほ「学校に行こう....」
4 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 19:59:45.04 ID:Bg+UgSUQ0
大洗女子学園~
杏「あ、ちょっと西住ちゃん」
杏「ちょっと来てくれない?」
みほ「はぁ.....」
~生徒会~
みほ「何かあったんですか?」
杏「西住ちゃんさ、」
杏「最近何か拾ったりした?」
みほ「!!!!」ビクッ!
杏「拾ったんだね?」
みほ「はい.....」
みほ「.....これを」ジャリ
杏「これは....」
杏「.......」
杏「西住ちゃん、これはまたすごいものを拾ったね?」
みほ「そんなにすごいものなんですか?」
杏「これはある殺人鬼が死後直前まで付けていたと言われてる数珠なんだよね」
みほ「はぁ.....」
杏「そして、その数珠にある呪いをかけたと言われてるの」
みほ「その呪いって......」
杏「全国の誰かを殺人鬼にしたてあげる呪い」
みほ「でもそれだけなら....」
杏「本当にそう思う?」
みほ「え?」
杏「よくよく考えてみてよ」
杏「誰かの中に他の隊長もいないと言い切れる?」
5 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:02:59.16 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「そ、それは......」
杏「だから西住ちゃん」
杏「ちょっといろんな学園の様子を見てきてくれないかな?」
みほ「はぁ....」
杏「まぁでも西住ちゃんには選択肢がないんだけどね」
杏「何せ西住ちゃんが原因で起こっていることかも知れないからね?」
みほ「...分かりました」
杏「分かればいいよ」ニコッ
杏「そうと決まれば、はいこれ」
みほ「これは....ナイフですか?」
杏「そうそう、殺人鬼を相手にすると命を狙われると思うから」
杏「そのときは、容赦なく刺していいから」
みほ「!!!??」
杏「じゃ、よろしくね~」ガチャ
みほ「ち、ちょっと待っt」バタン
みほ「......」
みほ「いきなり言われても.....」
みほ「.....」
みほ「とりあえずどこから行こうかな.....」
6 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:03:45.43 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「サンダースにいってみようかな?」
みほ「ケイさんなら相談に乗ってくれるかも....」
みほ「.....よし」
〜サンダース付属高校前〜
みほ「一応学園前にまで来たけど....」
みほ「一見見た目は何もないy」パアァン!
みほ「....え?」
みほ「一体どこから!?」キョロキョロ
パアァン!!
みほ「ひっ!」
みほ(逃げないと!!)
7 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:04:33.21 ID:Bg+UgSUQ0
〜路地裏〜
みほ「こ、ここまで来たら....」ハァハァ
カチッ
みほ「!!?」ゾクッ
みほ(な、なんか後ろに....」
???「動かないで」
???「動くと脳みそがぶっ飛ぶわよ?」
みほ「!!?嘘でs」
???「振り向かないで」
???「いいからそのままの状態で答えなさい」
???「OK??」
みほ「は、はぃ.....」ガクブル
???「あなたはこの学園の生徒?」
みほ「違います....」ガクブル
???「そう....じゃあ二つ目」
???「あなたは殺人鬼?」
みほ「!!!」
???「どうなの?」
みほ「そ、そんなわけないじゃないですかぁ.....」ガクガクブル
???「そう」スッ
みほ(あ、後ろにあったなにかが離れていってる....)
???「ならば私についてきなさい」ガシッ
みほ「あ!?ちょっと、離してください!!」
みほ「.....ってケイさん!?」
ケイ「ッ!!とにかく一回ついてきて!!」ガシッ!
みほ「ちょ.....」
8 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:05:42.55 ID:Bg+UgSUQ0
〜倉庫〜
みほ「何でいきなり連れてきt」
ケイ「今はそれどころじゃないの」
ケイ「静かにしていて」
みほ「.......」
みほ「なんか、ケイさん性格が変わったような....」
ケイ「.........」
ケイ「.....私、今追われているの」
みほ「誰に....ですか?」
ケイ「学園の生徒全員から」
みほ「ぜ、全員からですか!?」
ケイ「そうよ」
みほ「でもなんで.....」
ケイ「それが私のも分からないの」
ケイ「朝学校に行くとこうなってたからね....」
ケイ「護身用に拳銃を持っていて良かったわよ....」チャキ
みほ「このままここにいるんですか?」
ケイ「そういう訳にもいかないの」
ケイ「いずれここも狙撃されるしね....」
ケイ「だからまずは....」
ケイ「....狙撃手を押さえないといけないわ」
みほ「狙撃手?」
みほ「誰なんですか?」
ケイ「ナオミよ」
9 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:07:35.71 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「ナオミさん....ですか?」
ケイ「そうよ、だから先に押さえないといけないの」
ケイ「あのままじゃあ殺人鬼になるわ」
みほ(殺人鬼??)
パアァン!!
ケイ「ッ!!ここがばれてしまったわね.....」
ケイ「逃げるわよ!!」ガシッ
みほ「あ、ちょっ....」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/18(日) 20:08:00.20 ID:W9G57KWSO
元ネタ教えろ
11 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:09:45.25 ID:Bg+UgSUQ0
〜とある商店街〜
ケイ 「ハァ....ハァ....」
ケイ 「ここまで来たら....安心ね....」
みほ 「走りすぎですよ....」ハァハァ
ケイ 「oh sorry....」
ケイ.「....あ」
ピーーーピーーー ! ピーーーピーーー!
ココニイルゾ!! ハヤクハヤク!!
ケイ 「ちょっと隠れて!!」
みほ 「何でd」
ケイ 「今は黙ってて!!!」
みほ 「は、はぃ....」
生徒A 「確かにここで鳴ったはずなんだけど....」
生徒B 「気のせいじゃないですか?」
生徒A 「たしかに鳴ったはずなのに....」
生徒B 「せっかくチェーンソーまで持ってきたのに....」ギュインギュイギュイギュイン
生徒B 「はぁ....もう行こう?」スタスタ
生徒A 「う、うん」
生徒A(気のせい....?)スタスタ
ケイ 「ふぅ....危なかった....」
ケイ 「これが今の私の現状...」
みほ 「.......」ガクガクブルブル
ケイ「....大丈夫?」
みほ「あ、は、はい!!大丈夫....です」
ケイ(本当に大丈夫なの??)
ケイ 「と、とにかく一回出ましょう」
ケイ「そしてまた」
ピッ
ドカァーーーーーーーーーーン!!!
みほ「.....え?」
12 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:11:29.78 ID:Bg+UgSUQ0
???「ここまでよ!!」
みほ「あなたは....」
ケイ「....アリサ」
アリサ「そうよ!」
ケイ「そこを退いてくれない?」
ケイ「私はナオミを止めないといけないの」
アリサ「.....そうですか」
アリサ「ならば私が!!」バサッ
アリサ「その道を塞ぎます!!」ピッ
ヒューーーーン ヒューーーーン ヒューーーーン
みほ「!!!!」
ケイ「!!危ない!!!」ドンッ
ドカァーーーーーーーーーーーーーン!!
プルルルルルルルル プルルルルルルルル
アリサ「私よ」
??? 「防いだか?」
アリサ「いきなり聞くわね....」
???「で?どうなんだ?」
アリサ「....ちゃんと止めたわよ」
アリサ「だから....」
アリサ「....あとは任せるわよ」
???「....あぁ」
13 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:12:37.43 ID:Bg+UgSUQ0
~とある一室~
みほ 「うぅーーーん....」
みほ 「あれ?」キョロキョロ
みほ 「ここ....どこなの?」
ガチャガチャ
みほ 「何これ....!?」ガチャガチャ
みほ 「拘束されてる....?」ガチャガチャ
みほ 「何で....」
???「私が拘束した」
みほ 「ナオミさん....」
ナオミ「そうだ」
みほ 「....これを解いて下さい」
ナオミ「無理だ」
みほ 「何でですか!?」
ナオミ「本体なら私もこんな事はしないが....」
ナオミ「相手が凶器を持っていた場合は別だ」スッ
みほ 「私が持っていたナイフ?」
ナオミ「逆に切り返されても困るからな」
ナオミ「だから拘束したんだ」
みほ「.....」
ナオミ「説明がすんだ事だし....」
ナオミ「死んでもらおうか」ジャキ
みほ「!!!」
みほ「そうだ!!ケイさんなら....!」
ナオミ「隊長なら先に殺っておいた」
ナオミ「今から助けにこられても困るからな」
みほ「......」
ナオミ「これで邪魔者もいなくなったわけだ」
ナオミ「さぁ.....」
ナオミ「何か言い残す事はあるか?」
みほ「......」
ナオミ「黙りか....」
ナオミ「....じゃあな」ジャコ
14 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:13:38.22 ID:Bg+UgSUQ0
みほ(このままいくと、死んじゃうのかなぁ....)
みほ(嫌だよぉ....)
???(ナラバチカラヲカソウ)
みほ(....え?)
ナオミ「狙撃銃を間近で撃つとどうなるのだろうな?」
みほ「.....」ガチャガチャガチャガチャ
ナオミ「何をしている?」
みほ「.....」ガチャガチャガチャガチャ
バリーーーン!!
ナオミ「な、何!?」チャキ
みほ「....シネ」
ドンッ!
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:14:06.14 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「....あれ?」
みほ「ここで何を....!!」
みほ「ナオミさん!?」
みほ「しっかりしてください!!大丈夫ですか!?」
ナオミ「..........」
みほ「大丈夫ですか!?だいz....」プツン
みほ「......」
みほ「....出よう」
トボトボ
16 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:15:21.86 ID:Bg+UgSUQ0
〜サンダース付属高校前〜
プルルルルルルルル プルルルルルルルル
杏 「もしもし?西住ちゃん?」
みほ「は、はい....」
杏 「いまどこにいるの?」
みほ「今、サンダースにいます」
杏「そうなんだぁ〜〜」
杏「それで?何か見つかった?」
みほ「道中で襲われました」
杏「....それだけ?」
みほ「それだけです」
杏「そうなんだ....」
杏「....じゃあ引き続き頑張ってね〜〜」
プツッ
みほ「.....」プーープーープーー
みほ「次はどこに行こうかなぁ....」
17 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:34:40.07 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「ダージリンさんは大丈夫かな?」
みほ「殺人鬼に会ったらすぐ殺されそうイメージがあるけど....」
みほ「....でももしかしたら優雅に捕まえてくれたりするかな?」
みほ「....とにかく行ってみようかな」
〜聖グロリアーナ女学院前〜
みほ「さすがに今回はいきなり撃たれたりはしないよね....?」テクテク
みほ「....」テクテク
みほ「......」キョロキョロ
みほ「なにもこない....」ホッ
みほ「あれ?あの影は....」
みほ「ダージリンさん!!」
ダージリン「あら?西住さん、ごきげんよう」
みほ「???一人ですか?」
ダージリン「たまには一人で歩くのもいいかと思いまして?」
みほ「そうですか....」
みほ「そういえば、殺人鬼とか見ましたか?」
ダージリン「殺人鬼.......」
みほ「???」
ダージリン「その話なら、最近不可解な事件が起こっておりますの」
みほ「事件....ですか?」
ダージリン「毎日一人ずつ行方不明になっておりますの」
ダージリン「昨日も一人行方不明になりましたわ」
みほ「???ちょっと待って下さい」
みほ「それだけなら普通の誘拐事件じゃ....」
ダージリン「ここだけを聞いたらそう思いますわね」
ダージリン「でもこの話には続きがありますの」
みほ「続き....ですか?」
ダージリン「その誘拐された人たちは」
ダージリン「全員遺体で発見されておりますの」
みほ「遺体で!!?」
ダージリン「驚くところはそこではないですわよ?」
ダージリン「その行方不明になっている人が....」
ダージリン「全員女子高生なんですの」
18 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:36:57.19 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「ッ!!!!」ゾクッ
ダージリン「??どうかしました?」
みほ「い、いや、何でもないです....」
ダージリン「???あなたも気を付けるのよ?」
みほ「は、はい!」
ダージリン「では、ごきげんよう」スタスタ
みほ「.......」
みほ(なんだろう、さっきの一瞬恐ろしい感じは....)
みほ(....まさか...ね?)スタスタ
〜路地〜
みほ「.....」スタスタ
みほ「....あれ?」
みほ「.....」キョロキョロ
みほ(誰かに見られてる?)
ヒュン!
みほ「!!!!」フリムキ
みほ「....誰もいない?」
みほ「......」
みほ「気のせいかなぁ?」スタスタ
???「......」
19 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:39:17.75 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「.....」テクテク
みほ「やっぱりおかしいよね....」
みほ「....何で誰もいないのかな?」キョロキョロ
みほ「さっきから歩いて会ったのがダージリンさんだけ...」
みほ「何があったのかな....」テクテク
〜聖グロリアーナ女学院前〜
みほ「結局ここに来ちゃった....」
みほ「事件と今起こっていることについて
ダージリンさんに聞いてみないと」
みほ「あれ?」
みほ「あれは....オレンジペコさん?」
オレンジペコ「あ、西住さん、こんにちは」
みほ「ダージリンさんはいますか?」
オレンジペコ「ダージリン様は一人で散歩をしております」
オレンジペコ「ダージリンさんに何かあるのですか?」
みほ「ダージリンさんに聞きたいことがあって....」
オレンジペコ「........」
みほ「最近起こっている事件について話をしようと思っていたんですが....」
みほ「オレンジペコさん、ありがとうございました」ペコリ
オレンジペコ「いえ、こちらこそ....」サッ
ビリリ!!
みほ「!!!??」バタッ
オレンジペコ「西住さんから近づいてくれてありがとうございます」
オレンジペコ「おかげで先に始末する手間が省けました」ニコッ
オレンジペコ「それにしても....」
オレンジペコ「ダージリン様も始末しないといけませんね」
20 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:44:41.50 ID:Bg+UgSUQ0
〜聖グロリアーナ女学院内〜
みほ「....あれ?」
みほ「ここは....?」
みほ「ん....んん!?」
みほ「体が動かない....」
みほ「何で!?拘束具もなにもないのに....」
オレンジペコ「西住さんにはあらかじめ神経を麻痺させる
薬を打っておきました」
オレンジペコ「なのでしばらく体を動かすことができないでしょう」スタスタ
みほ「....オレンジペコさん?」
みほ「これは一体どういう事....?」
オレンジペコ「分かりませんか?」
オレンジペコ「ダージリン様と一緒に
始末するために連れて来たのですよ」
みほ「!!!!」
みほ「ということはあの事件の犯人は、
オレンジペコさんなんですね....」
オレンジペコ「???どういう事ですか?」
みほ「....ここまでやっておいてとぼけるのですか?」
みほ「今回の誘拐事件の犯人ですよね?」
オレンジペコ「........」
オレンジペコ「....違いますよ?」
みほ「....え?」
オレンジペコ「今の事件の犯人は別にいます」
みほ「....知っているんですか?」
オレンジペコ「はい」
オレンジペコ「ダージリン様です」
みほ「!!!??」
21 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:48:24.21 ID:Bg+UgSUQ0
オレンジペコ「それは驚きますよね」
........
オレンジペコ「なぜなら一回道中で会ってますからね?」
みほ「な、何で知っているんですか!?」
オレンジペコ「ずっとついてきていましたから」
みほ(じゃああの恐ろしい感じは....)
オレンジペコ「それにしてもダージリン様もなかなか残虐な事をしますよ」
オレンジペコ「密室に閉じ込めて毒ガスでじっくりと殺すんですよ?」
オレンジペコ「それを何度も....」
みほ「....どこで知ったのですか」
オレンジペコ「....殺している現場を見てしまったのです」
オレンジペコ「ダージリン様が直接手を下している所を....」
オレンジペコ「でもその瞬間、自分の心にある思いが浮かんで来たのです」
オレンジペコ「自分も同じことをやってみたい....と」
みほ「それが、オレンジペコさんの殺人鬼になった理由....」
オレンジペコ「わかりましたか?」
オレンジペコ「でももう遅いですけどね」ニコッ
オレンジペコ「これを見てください」ピッ
ウイィーーーン
22 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 20:54:27.69 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「あれは....ダージリンさん!?」
オレンジペコ「そうです、今からテレビに写っている
ダージリン様と同時に始末します」
オレンジペコ「ここにあるボタンを押すと、
ここの部屋と連動してダージリン様の
部屋にも毒ガスが出てきます」
オレンジペコ「ダージリン様と同じ殺し方ですね」ニコッ
オレンジペコ「私はガスマスクを装着して」ソウチャク
オレンジペコ「では....」
みほ「!!やめてください!!」
みほ「今ならまだ間に合います!」
みほ「今すぐそのボタンを離して下さい!!」
オレンジペコ「......」
オレンジペコ「ここでやめると思いますか?」
ピッ
シューーーーーーー シューーーーーーー
23 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 21:00:34.68 ID:Bg+UgSUQ0
みほ(頭がくらくらしてくる....)
みほ(このままじゃ....)
みほ(....死んでしまうのかな)
???(ダイジョウブカ?)
みほ(....あなたは誰ですか?)
???(イマハソレドコロジャナイダロウ?)
???(イマハオレニマカセロ)
みほ(......)
オレンジペコ「それでは西住さん、ごきげんよう」スタスタ
みほ「....マテ」
オレンジペコ「....え?」
ブスッ!
オレンジペコ「きゃ!!?」ドタッ
オレンジペコ「うぅ、足が....」ジンジン
みほ「コレデモウウゴケナイダロウ」
オレンジペコ「嘘....何で動けるの!?」
みほ「ソンナモノオマエガシルヒツヨウハナイ」
みほ「ガスマスクハオレガツケサセテモラウゾ」ソウチャク
オレンジペコ「!!今はずされたら....」
オレンジペコ「い、意識が....朦朧と....」
みほ「ジャアナ、ジブンノオカシタツミヲツグナウンダナ」スタスタ
オレンジペコ「うぅ....」
オレンジペコ「ダージリン....様....」ドタッ
オレンジペコ「......」
24 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 21:04:07.07 ID:Bg+UgSUQ0
〜聖グロリアーナ女学院前〜
みほ「ハァ....ハァ....」
みほ「....何でここに戻ってきたのかな?」
みほ「....ダメ、思い出せない....」
みほ「......」
みほ「連絡もないなぁ....」
みほ「.....」
みほ「次に行くに行こうかな....」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/06/18(日) 21:08:49.08 ID:Bg+UgSUQ0
プルルルルルルルルルルル プルルルルルルルルルルル
みほ「誰から....?」ピッ
みほ「....もしもし?」
???「みほか!!?」
みほ「お、お姉ちゃん!?」
まほ「今すぐ実家に戻って来てくれないか!?」
まほ「かなり大変なことになっているんだ!!」
みほ「なにがあったの?」
まほ「それは後で説明する!!とにかくはやk」ブツッ
みほ「.......」プーープーープーー
みほ(お姉ちゃんが焦ってた....)
みほ(一体何があったの....?)ダッ
26 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 21:14:28.05 ID:Bg+UgSUQ0
〜西住邸〜
みほ「一応実家に来たけど....」
みほ「......」キョロキョロ
みほ「やっぱりチャイム押すの抵抗あるなぁ....」
ピンポーーーーーーーン
みほ「......」
みほ「何も返事がない?」
みほ「お姉ちゃんがいるはずなのに....」
みほ「....もしかして開いていたりして?」ソーーー
ガチャ
みほ「開いてる....」
みほ「ただいま....」
みほ「....返事はないよね....」
ギシ....
ギシ....
みほ「誰もいないの....?」
ギシ....
ギシ....
みほ「ここにいるかな....」
ガチャ
みほ「....お母さん?」
しほ「....みほ」
しほ「何をしにここに来たのですか」
みほ「ひっ....」
しほ「私は聞いているのです」
しほ「何をしにここに来たのですか」
みほ「お姉ちゃんが電話してきたから来ま、した....」
しほ「そうですか....」
しほ「....とりあえず座りなさい」
みほ「....はい」
27 :
◆WpEgOxXb5Y
[sage saga]:2017/06/18(日) 21:17:09.48 ID:Bg+UgSUQ0
しほ「とりあえず、みほ」
しほ「何か言いたいことがあるんじゃないのですか」
みほ「....特に何もありません」
しほ「......」
しほ「実は私も何も話すことが何もないのです」
みほ「じゃあ何で集めたんですか....」
みほ「....あれ?」
みほ「そういえばお姉ちゃんはどこにいるのですか?」
しほ「......」
みほ「....失礼します」
しほ「......」
みほ(結局お母さんは何もいってくれなかった....)
みほ「....本当にお姉ちゃんはどこにいるのかなぁ」
ドンドン!!
みほ「ん....?」キョロキョロ
みほ「物音?」
みほ「......」
みほ「気のせいかなぁ....」
ドンドン!!
みほ「....やっぱり聞こえる」
みほ「どこからかな....」
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