【ミリマス】P「ふーん……新しい娘が三人ねぇ」

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1 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2017/06/13(火) 00:09:31.14 ID:lDpWdKvG0
===

N(ナレーション)『今回のお話は、見るに堪えないプロデューサーの顔から始まります』

P「ぐぇっへっへっへっへ。今度入る青羽の美咲ちゃん。この童顔で二十歳だそうじゃあないですか」

秋月律子「楽しみですよね、私より一つ年上で……って、プロデューサー? 顔が悪いですよ、顔が」

P「やい律子! この顔に生まれてこのかた二十と数年。自分がイケメンじゃないことぐらい知ってらぁ!」

音無小鳥「いやいやいや」

小鳥「プロデューサーさん、悪い顔してますよって話ですよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497280170
2 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2017/06/13(火) 00:10:28.48 ID:lDpWdKvG0

P「悪い顔? なーにを言ってるんですか小鳥さん」

P「新人ですよ? 二十歳ですよ? 新社会人としても初々しい後輩のカワイイ女の子が、新しく事務所に来るんですよ?」

P「これあーたっ! 不埒な妄想、いやさ素敵なアクシデントに期待するなってーのが無理な話!」

P「二人きりの深夜残業や、飲み会で酔っ払った彼女のお持ちか――介抱のことなんかを考えたら、顔も悪くなるってもんですよ!」


律子「小鳥さん。絶対に二人きりで飲ませないように」

小鳥「ガッテンです!」
3 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2017/06/13(火) 00:11:54.92 ID:lDpWdKvG0

P「それにですね、慣れない事務所仕事を先輩として、手取り足取り腰取り教えてあげたりなんかしちゃったりして――」

N『その時、事務所の扉を開けて一人の少女がやって来ました。765新人アイドルの、白石紬くんです』

小鳥「あ、おはよう紬ちゃん」

律子「おはよう」

紬「はい、おはようございます小鳥さんに律子さ――あっ」

P「つ、つ、つむむ……!」

紬(そっと扉を閉めて出て行こうとする)

P「つーむーぎーちゃぁーんっ!!」
4 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2017/06/13(火) 00:12:36.15 ID:lDpWdKvG0

 ガターンッ!!

小鳥「ああっ! プロデューサーさんが扉とキスを!?」

律子「いつものことです。ほっときましょう」

P「おいおいおいおい紬ちゃーん?」

紬「来ないでください! この変態!!」

P「てーれちゃって、かわいいんだぁ♪」

紬「ドアノブを……くのっ! 何て力……!」

P「扉開けてよ紬ちゃーん。朝のハイタッチしよ、ハイタッチ」
5 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2017/06/13(火) 00:13:36.05 ID:lDpWdKvG0

P「まっ、勢い余って? ハイタッチならぬパイタッチになる可能性も無きにしもあらずではありますが?」

P「ってエローイ! みだら! プロデューサー超みだら!」

紬「この人本当に社員なんですか!? 刑務所か病院から脱走して来たんじゃないですよね!?」

律子「慣れよ、慣れ」

小鳥「テンションがね、時々変な方向に振り切れるの」
6 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2017/06/13(火) 00:39:48.53 ID:lDpWdKvG0
===

P「――で」

P「律子によって粛清と言う名のハリセン攻撃を受けた私は今、粛々とデスクワークに精を出すのであった」

紬「……やっぱりバカ」

P「いや、それは違うぞ白石君。あれはアイドルを大切に大切にプロデュースしようとする余り、
  時折我を失う職業病のようなものだ」

P「何も決してやましい気持ちなど……微塵も無い!」

紬『なら、こんなことしても手は出さないと?』

N『言うが早いか、Pの膝の上にふわりとその身を収める白石くん。
  彼女の髪からふわり漂う洗髪剤の清涼な香りがPのpすら刺激して――』
7 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2017/06/13(火) 00:40:46.07 ID:lDpWdKvG0

紬「ストップ! 異議、申し立てますっ!!」ダンッ!

P「ふわっ!?」

N『ひぇっ!?』

紬「何を妄想の私に妙なことをさせてるんですか! 訴えますよ、本当に!」

P「あ、あれ? 膝の上にいたつむぎんは……?」

紬「変なあだ名もつけないでください!」


P「変かなぁ? 『つむじー』や『つるりん』なんてのもあるんだけど」

紬「刺されますよ? ホント」

N『全くダメなPですね』

紬「……アナタもしれっと立場を変えて。はぁ、頭痛い」
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