【ポケモン】しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」その2【クレしん】

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1 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/12(月) 21:22:32.99 ID:hqUZpqG30
・クレヨンしんちゃんとポケモンSMのクロスオーバーSS
・ストーリーの流れはムーン版準拠。カットしている場面(スクールやジガルデ等)や設定改変、シナリオ改変、キャラ崩壊、敵の手持ちの変更あり
・戦闘描写も適当に書いているので技構成など相当ガバガバです
・ネタバレが多いのでご注意ください
・取り扱っている作品が作品なので、下ネタ多し
・前スレ→http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496394783/

次レスから再開します。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497270152
2 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/12(月) 21:22:55.02 ID:hqUZpqG30
『……!』ダッ!

しんのすけ「うぉ、なんだ?」フッ

その時、しんのすけの身体が何者かに掴まれ、一瞬のうちに姿を消してしまった!

ウツロイド「じぇる……!」ドカッ!

デンジュモク「デンッ……!?」バキッ!

すると、次の瞬間ウツロイドたちに強烈な打撃が入り、その身体をふらつかせた。

ルザミーネ「!?」

ルザミーネ「今のは野生のビースト? でも、なぜしんのすけ君を助ける真似を……?」

ルザミーネ「……ともかく、しんのすけ君を早急に始末しなくてはいけませんね! ホールを開けつつ、消えたしんのすけ君を探さないと」

しかし、ルザミーネはふと足を止めて、考え込んだ。

ルザミーネ「……でも、しんのすけ君のあの身体能力……それに5歳ながら島巡りで大試練をこなしたものね。Zリングも持っている……」

すると、ルザミーネの頭の中に、悪魔のような発想が生まれた。このままあの幼くて強い子供を始末するのは非常に惜しい。だったら……。
そう考えると、かえってしんのすけの存在が愛おしく思えてきた。彼をどうにか掌中に収めることができれば、ビーストも……。

ルザミーネ「フフフッ……あはははっ!! しんのすけくん……あなたは殺さないであげる。たくさんたくさん、溢れるほどの深い愛をあなたに注いであげるわ」

ルザミーネ「愛に満たされて、わたくしのことしか考えられないくらいに、ね……」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 21:30:42.98 ID:j+Xqfkjd0
乙です
そういやしんのすけが操られるって展開はないな、周りの人間は度々あるけど(ハイグレとかオトナ帝国とか)
映画の味方キャラが死んだのって戦国とロボとーちゃんだけだっけ?
トッペマは本体無事だったし、つばきちゃんは行方不明だし
4 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 06:58:49.08 ID:31e3ztue0
前スレの>>915 修正

細かい箇所ですが、一応修正です

ジュナイパー「……ホー」

リーリエの言葉を聞いたカザマたちは示し合わせたようにそれぞれの顔を見合わせ、互いに頷く。

ジュナイパー「……」スッ

最初にカザマが片翼を前に出した、続いて単独の姿に戻ったマサオがヒレを翼の上に重ね、その上にネネが黒い大きな手を、ボーちゃんが影の手をそれぞれ重ねてリーリエを見据える。

リーリエ「……!」スッ

リーリエが最後に手を重ねると、カザマたちは自らボールに戻り、リーリエの胸へ飛び込んだ!

ハウ「これって……」

グラジオ「リーリエを認めたのか……」

リーリエ「……カザマさん……みなさん……ありがとうございます!」ギュッ

リーリエ「必ず、みんなでしんちゃんを助けましょう!」

ハウ「じゃーリーリエ! さっそくおれと戦ってみよーよ! でさ、カザマたちがどんな技使うのか分析してみよーね!」

リーリエ「はい!」
5 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:13:38.39 ID:31e3ztue0
更新……の前にちょっと修正

前スレ
>>914
さらわれこと→さらわれたこと
前スレ
>>920
月の素材は→月の笛の素材は

うーむちゃんと推敲しなきゃダメですね
6 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:15:23.11 ID:31e3ztue0
メレメレ島(ひろし&ハウ)

ひろしとハウがメレメレ島に近付いてまず気がついたのは、島のあちらこちらから黒煙が上がっていることだった。接近するにつれて、ハウオリシティの建物から火の手が出ている事実を2人に突きつけた。
船着場に着いたところで、2人は街の惨状と事態の重さを改めて実感した。

ハウ「これ……みんなビーストがやったのー……?」

ひろし「ひでぇ……最初に来た時とはえらい違いだ……」

ハウ「うんー……みんな、無事だといいけどー」

すると、遠くからハウの名前を呼ぶ声が聞こえてきた。

???「ハウくん!」

ひろし&ハウ「!」

ハウ「イリマさんー!」

現れたイリマは、相変わらずの爽やかな表情ではあるものの、鮮やかなピンク色の髪やトレーナーズスクールの制服が、ところどころ煤で汚れていたり、破れている。

イリマ「はい! キャプテンのイリマです! あなたがたが船でやってくるのが見えたので、駆けつけてきました! どうなさったんですか?」
7 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:27:46.43 ID:31e3ztue0
ハウ「おれたちーじーちゃんを探しに来たんだー。今、じーちゃんはどこにいるのー?」

イリマ「ハラさんですか? ハラさんはリリィタウンで、巨大ポケモンから逃げてきた人たちの保護に当たっています。なにかあったのですか?」

ハウ「実は月の笛を直すのに、カプのかがやく石が必要でー……」

…… …… ……
ハウとひろしはイリマにこれまでのことを説明した。
…… …… ……

イリマ「なるほど……あれはビーストと言うのですね。では僕がハラさんのところまでご案内いたします!」

ひろし「その前に、俺たちは博士の研究所に行って、ポケモンを保護しに行かなくっちゃいけないんだ。一番道路のところで待ち合わせ……ということには出来ないかな?」

イリマ「そうですね……今はビーストの攻撃も収まっていますし。分かりました。では1番道路に向かうよう、ハラさんに伝えておきますね!」

ひろし「よし、なら俺たちも急いで研究所に向かおう。研究所のポケモンを、急いで保護しなくっちゃな!」

ハウ「うんー、イリマさん、お願いー!」

イリマ「任せてください!」
8 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:30:12.47 ID:31e3ztue0
1番道路 博士の研究所前

ひろし「くそっ、ビーストの奴ら、俺たちの新しい家まで……!」

ひろしは、ハウオリシティはずれにある自宅の焼かれていた姿を思い出して、ビーストとルザミーネに対して怒りに震えていた。

ハウ「おじさん……」

ひろし「……ああ、ごめんなハウくん。今は怒ってる場合じゃないな。早いとこ博士のポケモンを見つけなきゃ」

ハウ「そうだねー……とりあえず、研究所は無事みたいだけどー」

ガチャ

ひろし「博士のポケモンはみんなボールの中に入ってるって言ってたよな」

ハウ「うんー博士が留守にするときは水槽の中のポケモン以外はボールに入れてあるんだー。じゃないと脱走しちゃったりするしー」

ひろしは水槽を覗くと、サニーゴやラブカスと目を合わせた。どちらとも、今何が起きているのか、本能で分かっているのか不安そうな視線を送っている。

ラブカス「ラブゥ……」

サニーゴ「サニーゴ……」
9 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:31:01.42 ID:31e3ztue0
ハウ「よしよしーみんなボールに戻って博士のところにいこー!」

ひろし「俺は地下の方を探してみるよ」

ひろしは水槽のすぐそばにある階段を降りて、地下室へと降りていった。電気は止められているのか、あたりは真っ暗で、持っていたスマートフォンのライト機能を明かりにして探し回る。

ひろし「……あった!」

博士の机の上にいくつものモンスターボールが置かれているのをひろしは見つけた。それらを回収しようと手を伸ばした時だった。

ピーピーピー!
ヴ-ヴ-ヴ-!

ひろし「!」
10 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:45:24.62 ID:31e3ztue0
ハウ「おじさんっ! ビーストが近くに来てるよー!」

ひろし「ああ、わかってる!」

ひろしは急いでモンスターボールを回収すると階段を駆け上って、ハウと研究所を飛び出した。

ドカァァァン!!

ひろし&ハウ「!」

ハウ「研究所がー!」

何者かの攻撃を受けて炎上する研究所。
炎の向こうに、巨大な影が現れたことにハウとひろしは気付いて身構える。

テッカグヤ「フゥー……」ゴゴゴ

ひろし「でけぇ……! ポニ島で見たやつより倍はあるぞ!」

ハウ「おじさん離れててー!」スッ!

ハウ「行くよー! ガオガエン!」ヒョイッ

ガオガエン「ガオォォォッ!」ポンッ

ハウ「ガオガエン、DDラリアットー!」

ガオガエン「オオオッ!」ギュルルンッ!
11 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:47:34.49 ID:31e3ztue0
ガオガエンは両手に闇の力が宿った炎を纏うと、両腕を広げてテッカグヤに突進した! テッカグヤは2つの噴射口から銀色に輝く弾丸を発射するが、ひるまずテッカグヤにタックルを食らわせた。

ガオガエン「ガォオォォッ!」

ズズンッ!

テッカグヤ「フゥー……?!」グラリ

ひろし「効いたか?」

ハウ「……」

テッカグヤは傾いた身体を持ち直すと、なんと身体の下部と両腕の噴射口が点火して空へ飛び始めた。その衝撃と熱で、ガオガエンはおろか、ひろしとハウが吹っ飛ばされる。

ハウ「うわっ……!」

ひろし「ハウくん、大丈夫か?!」

ハウ「平気ー!」

ハウは吹っ飛ばされてもなお、テッカグヤへと視線を向けていた。テッカグヤは空高く上昇していた。そのままどこかへ飛び去っていくのかと思いきや、大きく旋回して身体の先端をこっちに向けて落下し始めた。
12 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:49:17.84 ID:31e3ztue0
キィィィィン!

ひろし「おいおいおい! こっちに落ちてくるぞ!」

ハウ「ガオガエン! 逃げてー!」

ガオガエン「ガォォォッ!」ダッ

2人と1匹が草むらの中を走り出してきた頃、上空からテッカグヤの落下音が轟いた。そして大音量の破壊音と衝撃が背中を襲い、再びひろしとハウ、そしてガオガエンは吹き飛ばされた。

ゴゴゴゴ……

ハウ「ガオガエン、おじさん、だいじょーぶ?」

ひろし「く、ううっ……今のはヘビーボンバーか……?! あんな巨体が落ちてくるなんて……」

ガオガエン「ガオオ……」

テッカグヤ「フー……」

落下地点とおぼしきクレーターから、テッカグヤが起き上がって、こちらへ顔を覗かせてていた。
13 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 [saga]:2017/06/13(火) 18:50:26.66 ID:31e3ztue0
ひろし「ハウくん……悔しいが今は逃げよう! こいつとまともにやりあって勝つのは無理だ……!」

ハウ「ううー……。ガオガエン戻ってー」

ハウがガオガエンをボールに戻そうとした時だった。テッカグヤが噴射口をこちらへと向けてきた。

ひろし&ハウ「!」

テッカグヤ「フー……」キィィン

ひろし「やばっ……!」

ハウ「おじさん……!」

噴射口が熱を帯びて光りだす! それが何を意味するのか、2人はすぐに理解したと同時に死を覚悟した。その時だった。

「カ プ ゥ ー コ ッ コ ォ ー ッ ! !」
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