【ポケモン】リーリエ「ユリマンガ先生」

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2 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 01:42:52.07 ID:94yQL95UO
……オレが旅に出た日の事を…今でも思い出す……


グラジオ「フッ、行ってくるぜ」ピッ

リーリエ「兄様!行かないで下さい!」グスッ

ジェイムズ「リーリエお嬢様…グラジオ坊っちゃんは一人前のポケモントレーナーになる為の旅に出るのです」

ジェイムズ「どうか…笑顔で見送って差し上げましょう…」


……春に降った雪の様に白い肌を持つこの娘は………オレの最愛の妹リーリエ…

……この世界で一番可愛い生き物だ…


グラジオ「フッ、すまんリーリエ…オレは行かなくてはいけない……」

リーリエ「兄様……」グスッ


……あの日もリーリエは……ジェイムズの影に隠れて泣いてたっけ……


グラジオ「(すまんなリーリエ…オレは行かなくてはならない……)」

グラジオ「(一人前のポケモントレーナーになる為に……そして……)」

グラジオ「(一人前の小説書きになる為に……!)」

グラジオ「行くぞルガルガン!」

グラジオ「オレの孤独を埋める旅に!」

ルガルガン「ガルッ!」

リーリエ「兄様ー!」グスッ

ジェイムズ「グラジオ坊っちゃん…」ウルッ

グラジオ「(許せ……リーリエ……)」
3 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 01:49:16.33 ID:94yQL95UO
……数ヶ月後……一人前の小説書きになり、旅から戻って来てみたら……

グラジオ「リーリエー!お兄ちゃん旅から戻ってきたぞー!」

コンコン

リーリエ『………………』

グラジオ「おーいリーリエー!ドアを開けて顔を見せてくれよー!」

ルガルガン「ルガー!」

リーリエ『……………………』ドンッ

グラジオ、ルガルガン「!?」ビクッ


………リーリエは引きこもリーリエになっていた……

グラジオ「マジか……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 06:30:30.24 ID:j+Xqfkjd0
勇者アセロラの人かな?
まさかコメで言った一言を実現してくれるとは・・・
カキ兄妹じゃないけど
5 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 09:27:41.42 ID:BFZwA4ii0
チュン チュン


ジュー ジュー

グラジオ「(いったいオレが旅に出てる間に何があったんだ?)」

グラジオ「(ジェイムズや他の使用人達は皆いなくなっちまってるし……リーリエは引きこもリーリエになってるし…)」

ジュー ジュー

グラジオ「(……この広い屋敷にはオレとリーリエの二人しかいない…)」

グラジオ「………………」

グラジオ「フッ、悪くないな…」ニヤッ

ルガルガン「ルガ……」

グラジオ「おっと、完成だぜ!オレ特製の朝に輝く黄金の満月オムライス!」ニヤッ


トテトテトテトテ

ルガルガン「!」

ルガルガン「ルガー」クイクイ

グラジオ「ん?」

シロン「コーン!」

グラジオ「シロン、来たか」

シロン「コーン!」プッ プッ

グラジオ「うおっ!」ゴチン

グラジオ「くっ…氷の礫二回…食事だなリーリエ…」

シロン「コーン!」

グラジオ「フッ、わかってるさシロン…たった今、朝に輝く黄金の満月が完成したとこだ」

グラジオ「リーリエに持っていってやるとしよう」


〜リーリエの部屋〜

グラジオ「………リーリエー」コンコン

『………………』

グラジオ「寝てるのか?黄金の満月(オムライス)持ってきたぞ?」

グラジオ「扉を開けてくれないか?」

リーリエ『………………』

ゴンッ

グラジオ、ルガルガン「!?」ビクッ

グラジオ「……シロン、悪いがリーリエに黄金の満月(オムライス)を渡しておいてくれないか?」

シロン「コーン」コクリ

グラジオ「リーリエ、お兄ちゃんスクールに行ってくるからな」

リーリエ『………………』
6 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 12:33:19.15 ID:BFZwA4ii0
〜ポケモンスクール サトシ達の一つ上あたりのクラス〜


グラジオ「フッ」カチカチ

キャーグラジオクンキョウモイケメーン スマホイジッテルスガタモカッコイー

ミヅキ「(まーたカッコつけてんなアイツ……)」

グラジオ「(オレが書いた小説(ラノベ)は今週は14位か…少し落ちたな…)」カチカチ

グラジオ「(……しかし…この間は少し冒険してしまったな……)」

グラジオ「(初めての顔出しサイン会…クラスの奴らにバレてなけりゃいいが…)」チラッ

キャー!!グラジオクンガコッチムイター! イケメーン!

ミヅキ「……………」ニコッ

グラジオ「フッ」

グラジオ「(まぁ…元々ルガルガングラジオなんてペンネームで書いてるんだ…何れはバレてもおかしくはないな…)」

グラジオ「(それにしても……ユリマンガ先生の奴…サイン会くらいには顔出ししやがれ……)」


……グラジオはネットで知り合ったユリマンガ先生と言う人と組んでラノベを書いている……

グラジオ「(……いや…オレのラノベが売れたのもオレの天才的な文章とユリマンガ先生のエロい絵のお陰だ…文句は言うまい……)」

グラジオ「(だが……いくらネットで会った間柄だとしても……)」

グラジオ「(パートナーであるオレくらいには顔を見せてくれてもいいんじゃないか……?)」

グラジオ「…………………」

グラジオ「フッ……」

グラジオクンガタソガレテル… カッコイー!!

キャー キャー

ミヅキ「………………」



安価 グラジオが書いたラノベのタイトル(ポケモン関連の名前入り)
近いレスの中
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 12:50:28.49 ID:XnPotGtU0
俺のコクーン♂がメガシンカしたからちょっとみだれづきして来る
8 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 12:58:55.92 ID:BFZwA4ii0
グラジオ「(オレのコクーン♂がメガシンカしたからちょっと乱れ突きしてくる)」

グラジオ「(オレがリーリエを想って書いた力作だ…我ながら傑作だったぜ)」フッ

グラジオ「(原稿を見せた時はユリマンガ先生にメチャクチャディスられたが…結果良ければ全て良し!)」

グラジオ「……そろそろ新作の準備にとりかかるか…」

グラジオ「次はアニメ化でも狙ってみるか」フッ

グラジオ「ルガルガン、帰りにミヅキの本屋に寄るぞ!」

ルガルガン「ガル!」



安価 ミヅキの本屋の名前
>>安価 書店

安価下
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 13:18:51.17 ID:ZejtTK60O
ヤドンブックス
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 15:51:22.56 ID:WYD1T4RXO
全く百合な気配ないのがウケる
11 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 20:03:45.05 ID:0gYQIeGpO
〜ミヅキの家〜
本屋"ブックスヤドン"

ヤドン「ヤド〜」ボケー

ウィーン

グラジオ「ヤドン、今日も店番か」

ヤドン「ヤ〜ド〜」ボケー

グラジオ「!」

グラジオ「ミヅキのオススメラノベコーナー……」

グラジオ「これは……先日200万部突破したキスショット・アセロラギラチャン・ハートアンダーブレード先生の作品か…」

グラジオ「フッ、ミヅキの奴…中々いい趣味をしてやがるぜ」

「それはありがとう」

グラジオ「ミヅキ」

ミヅキ「ヤドン、店番ありがとね?」

ヤドン「ヤド〜」

ミヅキ「それで?今日も立ち読みでもしにきたの?」

グラジオ「違う、オレもそろそろ新作をと思ってな?今日は何か新作のいいアイディアはないかとよってみた」

ミヅキ「ふーん」

グラジオ「で?オレの本は何処だ?」

ミヅキ「そっち」

グラジオ「フッ、どれどれ……」

グラジオ「って、全巻売れ残ってるぞ!」

ミヅキ「んな事言われても……」

グラジオ「おい、ミヅキ!ちゃんと広報活動しておけ!」

ミヅキ「これでもスクールとかで結構みんなに薦めたりしてるんだけどなぁ…」

グラジオ「……ちっ、ルガルガン!キスショットアセロラギラチャンハートアンダーブレードの本の上に、オレの本を本落とし!」

ルガルガン「ガルッ!」

ガラガラー

ミヅキ「!?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 20:11:02.55 ID:ycYL+jfk0
アセロラちゃん名前長過ぎない?
完全に某吸血鬼だし
13 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 20:22:28.38 ID:0gYQIeGpO
ミヅキ「おい!」バシン

グラジオ「イテッ!」

グラジオ「何しやがるミヅキ…」

ミヅキ「何しやがるはこっちのセリフだよ!」

ミヅキ「何でグラジオの本をキスショットアセロラギラチャンハートアンダーブレード先生の本の上に落としてんの!」

グラジオ「……オレの本を上に置いた方が売れると思って…」

ルガルガン「ガルー…」

ミヅキ「営業妨害で訴えるよ!」

グラジオ「だって……」シュン

ミヅキ「だいたい、君のあのコクーンがメガシンカとか言う本……」

ミヅキ「最初はさぁ…何か兄妹のイチャイチャ話?みたいなカンジだったじゃん?」

ミヅキ「でも、何で最終的に兄貴が脇っぽくなって女の子がイチャイチャする話になってんの!?」

グラジオ「……ユリマンガ先生が女の子をイチャイチャさせないとイラスト描かないって言うから…」

ミヅキ「………まぁ、それは百歩譲っていいとしよう……」

ミヅキ「で、何で最後は妹が兄貴じゃなくて途中から出てきた女の子とくっついてんの?」

グラジオ「………ユリマンガ先生が男と女がくっつくの気持ち悪いとか言うから…」

ミヅキ「君はユリマンガ先生の言いなりか」

グラジオ「だ、だって…じゃないとイラスト描かないって言うし…」

ミヅキ「情けなぁ〜」ハァ

グラジオ「フッ、だが、20万部も売れただろ?」

ミヅキ「百合ブタが食いついただけじゃん」

ミヅキ「だいたいさぁ…新作のアイディア?だっけ?なら、ユリマンガ先生と話し合った方がいいんじゃない?」

ミヅキ「実質グラジオ、3分の1くらいしか関わってないじゃん」

グラジオ「ユリマンガ先生って何処に住んでるか知らん」キリッ

ミヅキ「ダメだこりゃ」ハァ

ヒートリーゴートーダヨ♪

ミヅキ「ん?何の音?」

グラジオ「あっ、オレの携帯だ…」

ミヅキ「………ソノ着信音……」

グラジオ「フッ、リーリエとお揃いなんだぜ?」

グラジオ「いいだろ?」

ミヅキ「>>安価」



安価 近いレスの中
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 20:25:25.41 ID:j+Xqfkjd0
そういやリーリエ最近どう?
15 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 20:39:50.74 ID:0gYQIeGpO
ミヅキ「そ、そうなんだ……」サーッ

グラジオ「フッ、どうした?ミヅキ?」

ミヅキ「………いや……」

ヤドン「ヤド〜」ボケー

ミヅキ「そういえばさぁ…最近…リーリエはどう?」

グラジオ「………オレが旅に出て帰って来てから一度も顔を見ていない…」

ミヅキ「……そっか……」

グラジオ「……今屋敷にはオレとリーリエの二人きり……」

グラジオ「オレがリーリエの洗濯や食事の世話もしてる……」

ミヅキ「グラジオ……大変なんだね…」

ミヅキ「……って、洗濯もグラジオがしてるの!?」

グラジオ「してるよ」

ミヅキ「リーリエの下着とかはどうしてんの!?」

グラジオ「フッ、あいつ…最近オトナっぽい下着を履くようになったぜ?」

ミヅキ「さいてーだね君」

グラジオ「この前、お風呂を手伝おうとして、侵入したら見張りのシロンに凍り漬けにされた」

ミヅキ「色んな意味でリーリエが心配だ」

グラジオ「おっと…そういえば携帯…」スッ

グラジオ「……リーリエから早く飯作れのLINEか……」ニヤニヤ

ミヅキ「(妹からのLINEでニヤけてる……)」サーッ

グラジオ「フッ、悪いなミヅキ…リーリエからの呼び出しだ。今日は帰る事にする」

ミヅキ「う、うん……」

グラジオ「行くぞルガルガ………」

ミヅキ「あっ!そういえばグラジオ!」

グラジオ「?」

ミヅキ「今日さ……ユリマンガ先生が動画生放送するらしいよ?」

グラジオ「!」
16 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 20:56:28.27 ID:0gYQIeGpO
〜グラジオの屋敷〜

グラジオ「フッ、できたぜ。オレ特製の紅き流河(スパゲティ)」

グラジオ「シロン、これをリーリエに持っていってやってくれ」スッ

シロン「コン!」

トテトテ

グラジオ「さてと……」

グラジオ「オレは洗濯でもするか……」




ウィーン ガラガラガラ

グラジオ「ふぅ……」

グラジオ「ん?一枚残ってたか……」スッ

グラジオ「……これは……リーリエのパンツ……」

グラジオ「………………」

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 20:59:02.47 ID:RkiPua0YO
今から洗濯機に入れても大丈夫だろ
18 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 21:16:15.18 ID:0gYQIeGpO
グラジオ「………フッ…」

グラジオ「今から洗濯機に入れても大丈夫だろ」ポイッ

ポンッ

グラジオ「!」

ルガルガン「ガルー」ウンウン

グラジオ「?」

グラジオ「おっと、こんな事をしてる場合じゃない…」

グラジオ「ユリマンガ先生の動画を見なくちゃな……!」



ピー ウィーン

グラジオ「始まったか…」

ユリマンガ『おーっす!みんな!今日はよろしくなー!』

『ユリマンガ先生ー!』

ユリマンガ『そんな名前のやつは知らん!』

グラジオ「………こいつがユリマンガ先生……」

グラジオ「ファンとの交流か……」

『今日もエロいイラスト頼むぜー!』

ユリマンガ『アハハ、今日はあんまりエロいのは描かないぜ?』

ユリマンガ『そういえば…この間はサイン会に行けなくてゴメンな?』

ユリマンガ『おれ、顔出しはNGだからさ?』

グラジオ「まったくだ…」

ユリマンガ『んじゃあ、今日はおれのお気に入りのリリーちゃんで!』

ユリマンガ『このキャラさー、おれのお気に入りなんだよねー!』カキカキ

グラジオ「(リリー…オレがリーリエを想って作ったキャラ……)」

ユリマンガ『ルガルガン先生ったらさ?酷いよなぁ?リリーちゃんをよりにもよって兄貴とくっつけようとすんだからさぁ…』カキカキ

グラジオ「なんだと!」ガタッ

ユリマンガ『よっと、かんせー!』バーン

グラジオ「!」

グラジオ「………エロい……」ハナヂタラー

ユリマンガ『あっ、そういやールガルガン先生と言ったら…』

ユリマンガ『この前のルガルガン先生のサイン会のサイン……』

ユリマンガ『へったくそだよなー?おれ、思わずブログにupしちまったぜ!』

『あははははー』

『下手くそだよなぁ!』

グラジオ「こいつら……コロス…!」ガタッ

ルガルガン「ルガッ!」マァマァ
19 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 21:25:35.11 ID:0gYQIeGpO
グラジオ「………ちっ…」スクッ

ユリマンガ『あははー、それじゃまたなぁ!』

グラジオ「………終わったか…」

ユリマンガ『さてと……』スッ

グラジオ「ん?」

グラジオ「カメラが切れてないぞ?気づいてないのか?」

ユリマンガ『…………』

グラジオ「この変なお面をつけた奴がユリマンガ先生……?」

ユリマンガ『……………』スルッ

『おいおい、カメラ切れてないぞ?』

『肌白い…』

『女………』

グラジオ「………………」

ユリマンガ『……………』スルッ

『うおっ!ストリップショーだ!』

『ハァハァ……』

『綺麗な金髪…絶対にかわいい…』

『俺のコクーンがメガシンカしそう…』

グラジオ「おいおい、さすがにマズイんじゃ……」

グラジオ「………ん?金髪……?」

ユリマンガ『……………』スルスル

コーン!

グラジオ「!」

グラジオ「今…聞いた事のあるような泣き声が……」

グラジオ「……!?」

グラジオ「あ、あれは!?」バッ

グラジオ「オレがついさっきリーリエに作ってやった紅き流河(スパゲティ)!?」

ユリマンガ『……………』スルスル

グラジオ「>>安価」


安価 近いレスの中
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 21:27:05.53 ID:j+Xqfkjd0
まさこリーリエが・・・まずい今日は縞パンだった!!!
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 21:27:47.26 ID:j+Xqfkjd0
↑訂正
まさかリーリエが・・・まずい今日は縞パンだった!!!
22 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 21:42:42.19 ID:0gYQIeGpO
グラジオ「(ま、まさかリーリエが…)」

グラジオ「ま、マズイ…今日のリーリエは縞パンだ……」ワナワナ

グラジオ「リーリエ……!今助けるぜ!」ダッ

ルガルガン「ルガッ!?」ビクッ



グラジオ「リーリエー!ドアを開けてくれー!」ゴンゴン

グラジオ「ま、マズイんだ!カメラが!リーリエの縞パンが!」ゴンゴン


ゴツン ゴツン ゴツン ゴツン

グラジオ「!」

グラジオ「こ、これは凍りの礫四回の音……四回は4ねのサイン……」タラー

グラジオ「フッ、そんな場合じゃなかった……」

グラジオ「リーリエ!開けてくれー!オマエの縞パンが全国にー!」ゴンゴン


キイーッ


グラジオ「……え?」

「な、なんですか兄様……」

リーリエ「………ジョーイさん呼びますよ……?」オソルオソル

グラジオ「リーリエ……」


……数ヶ月振りに見たリーリエは……

……オレが旅に出る前と変わらず…いや、それ以上に………


グラジオ「…………」

リーリエ「………?」ビクッ

グラジオ「…………可愛い……」ボソッ


……可愛かった………


リーリエ「………兄様…気持ち悪いです…」

グラジオ「……………はっ!?」

グラジオ「(くっ、危ない…リーリエのがあまりにも可愛すぎて気を失いかけた……)」ガクッ

グラジオ「リーリエ!」バッ

リーリエ「!?」ビクッ

グラジオ「安価」



安価 近いレスの中
23 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/12(月) 21:44:21.55 ID:0gYQIeGpO
訂正
ジョーイさん→ジュンサーさん
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 21:45:11.02 ID:ycYL+jfk0
まずはカメラを止めろ、話はそれからだ
25 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 23:32:01.82 ID:0gYQIeGpO
グラジオ「リーリエ!まずはカメラを止めろ!話はそれからだ!」

リーリエ「カメラ!?」ビクッ

リーリエ「ま、まさか兄様…私の部屋にカメラを……」ガタガタガタ

グラジオ「ち、違う!誤解だ!」アセアセ

リーリエ「で…でも…」ビクビク

グラジオ「!」

グラジオ「(くっ……ヤバい…脅えてるリーリエも……)」

グラジオ「リーリエ可愛い」ボソッ

リーリエ「……………………」


ピシャリ

グラジオ「!?」

グラジオ「ちょっ!リーリエ!開けて!」ゴンゴン

ゴツン ゴツン ゴツン ゴツン

グラジオ「凍りの礫四回ーっ!?」

グラジオ「くっ………」

グラジオ「……開けてくれリーリエ…いや…」

グラジオ「ユリマンガ先生」

リーリエ『!』

リーリエ『…………………』


キイーッ

グラジオ「リーリエ……」

リーリエ「…………」

グラジオ「フッ、リーリエ………動画の生放送を見た…」

グラジオ「オマエ…ユリマンガ先生なんだろ?」

リーリエ「そ、そんな名前の人……知らないです」

グラジオ「……フッ、嘘をつくなリーリエ…オマエのイラスト……」

リーリエ「…………………」

グラジオ「エロいよな?」


ピシャリ

グラジオ「!?」

ルガルガン「(ダメだコイツ…)」
26 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 23:41:05.83 ID:0gYQIeGpO
グラジオ「リーリエー!開けてくれー!」ゴンゴン

リーリエ『兄様…本当にしんで下さい』

グラジオ「ルガルガングラジオ…」

リーリエ『!』

グラジオ「………これは……オレだ…」

リーリエ『………………』

キイーッ

グラジオ「!」

リーリエ「…………入って下さい…」


〜リーリエの部屋〜

グラジオ「(ここがリーリエの部屋…)」キョロキョロ

グラジオ「(キレイに片付いてやがる…女の子らしくて可愛い部屋だ…)」キョロキョロ

リーリエ「………兄様…あまりキョロキョロ人の部屋を見ないで下さい。キモいです」

シロン「コーン!」

グラジオ「す、すまん……」

グラジオ「(リーリエの部屋……)」

グラジオ「(……いい匂いだ……)」スウーッ

リーリエ「深呼吸しないで下さい」

ルガルガン「ルガ……」

リーリエ「と、ところで兄様…」

リーリエ「先程の……ルガルガングラジオ先生の話ですが…」

グラジオ「……………」コソコソ

リーリエ「?」

リーリエ「兄様…なにをやってらっしゃるのですか……?」

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 23:42:47.03 ID:j+Xqfkjd0
散らかったパンツを片付けてる
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 23:52:42.28 ID:OYyZzStZ0
妹とはいえ女性の部屋は珍しいからな
小説のネタになる
29 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/12(月) 23:57:54.84 ID:0gYQIeGpO
グラジオ「フッ、散らかったパンツを片付けてるだけだ」イソイソ

リーリエ「………………」スッ スッ

グラジオ「……?リーリエ、スマホなんか持ち出して何をしている?」

リーリエ「……もしもし、ジュンサーさんですか?部屋に変態が……」

グラジオ「!?」



グラジオ「フッ、リーリエ…冗談も言えるようになったんだな?お兄ちゃん嬉しいぜ」

リーリエ「次、セクハラしたらマジで通報しますからね?」

グラジオ「セクハラ?可愛い妹にそんな事する訳が無いだろ?」ピト

リーリエ「……何故くっついてくるのですか……?」

グラジオ「フッ、リーリエの声を聞きやすくする為だ」クンクン

リーリエ「……出てって下さい…」

グラジオ「……ゴメンナサイ……」



グラジオ「フッ、それにしても驚きだな?」

リーリエ「…………?」

グラジオ「……まさか……一度も顔を合わせた事の無いルガルガングラジオとユリマンガ先生が一つ屋根の下で暮らしていたとは……」

リーリエ「………………」

グラジオ「リーリエ」

リーリエ「!」

グラジオ「………何か…描いてみてくれないか?」

グラジオ「ユリマンガ先生」

リーリエ「……そ、そんな名前の人…知りません!」カキカキ

グラジオ「…………………」

リーリエ「♪」カキカキ

グラジオ「(……フッ、リーリエ…)」

グラジオ「(楽しそうな顔で描きやがる……)」

リーリエ「♪」カキカキ

グラジオ「(あんなリーリエの笑顔は…久しぶりに見たな)」フッ

リーリエ「で、出来ました///」スッ

グラジオ「!」

グラジオ「これは…リリーちゃん…」スッ

グラジオ「……上手い……それに…」

グラジオ「……エロい…」ゴクリ
30 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 00:03:05.74 ID:u9RE65eKO
リーリエ「え、エロいとか言わないで下さい!////」バッ

グラジオ「リーリエ…」

グラジオ「……フッ、リーリエ…オマエ…楽しそうに絵を描くな?」

リーリエ「!」

グラジオ「そんな表情のオマエは…久しぶりに見た…」

リーリエ「/////」テレッ

グラジオ「なぁ、リーリエ……」

グラジオ「……何で…ラノベのイラストを……ユリマンガ先生なんて名乗って描いているんだ?」

リーリエ「>>安価」



安価 近いレスの中
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 00:03:50.66 ID:hGEiMga00
百合こそ至高だからです!!!
32 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 00:44:12.05 ID:u9RE65eKO
リーリエ「……兄様…この世で一番美しいものは何かわかりますか?」

グラジオ「?」

グラジオ「それは勿論、リーリ……」

リーリエ「この世で一番美しいもの…それは……」

リーリエ「百合です!」クワッ

グラジオ「!?」ビクッ

グラジオ「百合!?」

リーリエ「そうです!女と女……これこそがこの世のアンサー……」

リーリエ「穢らわしいディグダ(男)はこの聖域に立ち入る事は許されないのです!」

グラジオ「リーリエ……」

リーリエ「や、やだっ!私ったらつい熱くなってしまって…/////」カーッ

グラジオ「(言ってる事が無茶苦茶だぜリーリエ…だが……)」

グラジオ「……くそっ!リーリエ!可愛すぎる!」クッ

リーリエ「?」

グラジオ「だがリーリエ…兄貴として…いや、小説書きのパートナーとして言わせてもらう!」

リーリエ「!」

グラジオ「オマエのイラスト…女に比べて男を描く時はやる気の感じられないイラストだった!」

グラジオ「……そう…魂の籠っていない、な…」

リーリエ「………………」

グラジオ「オレの書いたコクーンの文章にイチャモンつけてきたのにも納得いったぜ!」

リーリエ「……だって、ディグダなんて描きたくないです」ブー

グラジオ「(可愛い……だが……)」

グラジオ「これだけは譲れん!」クワッ

リーリエ「!?」ビクッ

グラジオ「リーリエ!オマエ、ユリマンガ先生ってペンネーム改名しろ!」

リーリエ「はぁ?」

グラジオ「オレがいいペンネームをつけてやる!」

グラジオ「サギリーリエとかどうだ?」

リーリエ「シネ」
33 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 00:52:51.39 ID:u9RE65eKO
グラジオ「(シネ……!?)」ガーン

リーリエ「なんですか!サギリーリエって!兄様センス無さすぎです!ダサいです!ダサすぎです!この厨二病!」

グラジオ「そ、そんな…リーリエ……」ガクッ

リーリエ「とにかく!」

リーリエ「論理的結論から言いますと、私、ユリマンガのペンネームを改名する気はありません!」プクリーン

グラジオ「可愛い…」

グラジオ「じゃ、じゃなくて…!」

グラジオ「わ、わかった!ペンネームはそのままでいい!」

グラジオ「せ、せめて、小説に男を出す事は考慮してくれないか?」

グラジオ「リーリエ…オレと二人でラノベ界の天下を取ろう!」

グラジオ「ソレト…オニーチャントケッコンシテクレ」ボソボソ

リーリエ「……………」

リーリエ「>>安価」



安価 近いレスの中
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 04:10:42.47 ID:9JzOIUxJO
男の人は男の人同士で、女の子は女の子同士で恋愛すべきだと思うの
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 05:56:57.75 ID:dwDmPFU9O
兄様の意見もわからなくはありませんが
書くにあたりクオリティは落ちると思います
好きではないものはモチベも落ちますし
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 06:01:20.14 ID:GYNy8IWXo
兄ちゃんが外で子供作らんと御家断絶だな
37 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 12:43:46.16 ID:kjBaqR7dO
リーリエ「……確かに、兄様の言うこともわかります…」

グラジオ「リーリエ!」

リーリエ「……ですが…私がディグダを描くとしても、兄様が先程言ったように、絵のクオリティは格段に下がると思いますよ?」

グラジオ「そ、そこは練習すれば……」

リーリエ「……私…女の子の絵を描きたいから描いてるんです!」

グラジオ「!」

リーリエ「描きたくないものを描いたところで、上手く描ける気なんてしません!」

グラジオ「………………」

グラジオ「(……確かに…さっきリリーちゃんを描いてる時のリーリエは凄く楽しそうだった………)」

グラジオ「(……愛する妹に描きたくないものを無理矢理描かそうとするなんて……)」

グラジオ「(何してやがる!オレ!)」クッ

リーリエ「それと……」

グラジオ「?」

リーリエ「私、恋愛は男は男同士、女は女同士するものだと思っています!」

リーリエ「兄様、私をあまり変な目で見ないで下さい!気持ち悪いです!」ジトー

グラジオ「」ガーン

リーリエ「……………」

リーリエ「…………兄様は……」

グラジオ「………え?」シクシク

リーリエ「兄様は何故、ラノベ作家になろうとしたのですか?」

グラジオ「……フッ、そんなたいした理由じゃないさ」

リーリエ「…………?」

グラジオ「………昔、たまたまPCでネット小説を見る機会があって……それでその小説が凄く面白かったんだ…」

グラジオ「そして、オレもネットで書いてみた…そしたら…」

グラジオ「フッ、お世辞にも人気があるとか面白かったとは言えないものだったぜ…でも……」

グラジオ「……たった一人だけ、オレの書いた小説を面白いって言ってくれた奴がいた。それが凄く嬉しくて……」

リーリエ「………………」

グラジオ「オレはコイツの為に……いや、もっとみんなに面白いって思って貰えるような小説を書きたいっ!って思ったのが切っ掛けさ…」

グラジオ「………フッ、くだらないだろ?」

リーリエ「………………」
38 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 12:53:31.74 ID:kjBaqR7dO
リーリエ「……兄様」

グラジオ「え?」

リーリエ「……ここからは私のヒトリゴトなんで……恥ずかしいコトなんで、聞かないで下さい!」

グラジオ「?」

リーリエ「……さっき、モチベーションの話をしましたが……」

リーリエ「………もし、兄様が私が面白いと思えるような話を書けるなら……」

リーリエ「………ディグダを描く事を考えなくもない……カモ…です…」ボソッ

グラジオ「リーリエ……」パアア

リーリエ「//////」プイッ

グラジオ「リーリエ…!わかったぜ!」

グラジオ「書いてやるさ!リーリエが描きたいって思えるような話をな!」

リーリエ「………シリマセン!////」プイッ

グラジオ「……フッ、よろしくな?ユリマンガ先生?」

リーリエ「………よろしくお願いします…ルガルガングラジオ先生……」ボソッ

シロン「コーン!」

ルガルガン「(よかったよかった)」ウンウン

リーリエ「あっ!それと!」

グラジオ「?」

リーリエ「私と兄様が結婚とか気持ち悪いしあり得ないですから!」

グラジオ「」ガーン
39 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 18:32:51.64 ID:jmdGRZlLO
〜ブックスヤドン〜

ヤドン「ヤァ〜」ボケー

グラジオ「フッ」ニヤニヤ

スッ スッ スッ

ミヅキ「おい」パシン

グラジオ「イテッ!」

グラジオ「何しやがるミヅキ!」

ミヅキ「何しやがるはこっちのセリフなんだけど?」

ミヅキ「ニヤニヤしながらギラチャン先生の本の上に自分の本置くのやめてくれる?キモいんだけど?」

グラジオ「キモいとか言うな!」

ミヅキ「で、何があったのかな?」

グラジオ「フッ、聞きたいか?」ニヤニヤ

ミヅキ「言いたそうな顔してるね?」

グラジオ「…実はな?昨日リーリエの部屋に入った」ニヤリ

ミヅキ「嘘!?」

ミヅキ「グラジオ…君…とうとう…」ウワー

グラジオ「ちゃんとリーリエの許可はとったぞ」

ミヅキ「でも何で急に……?」

グラジオ「(ユリマンガ先生の件は一応伏せておくか……)」

グラジオ「……まぁ、色々とな?」フッ

ミヅキ「色々って……」

ミヅキ「で、リーリエはどうだった?」

グラジオ「可愛かったぞ!あと、リーリエの部屋、いい匂いした!」

ミヅキ「君の感想じゃなくて」

ミヅキ「ほらっ、リーリエの様子とか、何で引きこもリーリエしてるのかとか!」

グラジオ「……あっ」

ミヅキ「?」

グラジオ「聞くの忘れてたぜ……」

ミヅキ「はぁ?」

グラジオ「……てゆーか、気づいたら自分の部屋にいた気が……」

グラジオ「なんかショックな事があったような……」ウーン

ミヅキ「?」
40 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 18:36:53.53 ID:jmdGRZlLO
ミヅキ「ま、とにかくリーリエが元気なら良かったよ」クスッ

ミヅキ「……ねぇ、グラジオ」

グラジオ「ん?」

ミヅキ「その、さ……何かあったら遠慮なく私に相談してよね?」

ミヅキ「リーリエは…大切な幼なじみだし…それに……」

ミヅキ「……ぐ、グラジオの力にもなりたいから…////」カァー

グラジオ「ミヅキ……」

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 18:41:24.26 ID:ID6RXY3Jo
ありがとう(友人に接する態度)
42 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 19:43:13.54 ID:jmdGRZlLO
グラジオ「ミヅキ、オマエ……」スッ

ミヅキ「ぐ、グラジオ…///」ドキドキ

ポンッ

グラジオ「ありがとな」

ミヅキ「……え?」

グラジオ「フッ、ミヅキ…オマエはやっぱり最高の友達だぜ!」

ミヅキ「と、友達……?」

ヒートリーゴートーダヨ♪

グラジオ「ん?」

グラジオ「おっと、リーリエからの早く飯作れLINEか」ニヤニヤ

グラジオ「という訳で、すまんミヅキ!リーリエが呼んでるからオレは帰る」

ミヅキ「は、はぁ……」

グラジオ「行くぞルガルガン!」ダッ

ルガルガン「ガル!」ダッ

ミヅキ「たくっ、アイツは…」ハァ

ミヅキ「ま、今はまだ…」

ミヅキ「友達でもいっか」クスッ

ミヅキ「さ、ヤドン!店番はママに任せて私達もご飯にしよっか?」

ヤドン「ヤァ」ボケー


ソーッ

マオ「(さっきの人……)」

マオ「(リーリエのお兄さんって…)」

アママイコ「アマー」
43 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/13(火) 20:02:49.65 ID:jmdGRZlLO
〜リーリエの屋敷〜

ピンポーン

グラジオ「!」

グラジオ「客か…珍しいな」




マオ「うふふ♪」ニコニコ

アママイコ「アマーイ」ニコニコ

グラジオ「………………」

マオ「あのー、リーリエのお兄さん…ですよね?」

グラジオ「ああ、そうだ。誰だオマエ?」

マオ「(リーリエのお兄さん……)」

マオ「(イケメンだけどちょっと怖いかも……)」

マオ「あ、あのー…私、マオって言って…リーリエの友達なんです……」

マオ「…その、リーリエに会わせてほしいんですが………」

グラジオ「だ、そうだが?リーリエ」ヒソッ

リーリエ『帰して下さい』ビビッ

グラジオ「帰れ」

マオ「え!?」ビクッ

マオ「(な、なにこの人!?いきなり帰れとか!)」

マオ「(……思ったより固いひとなのかな?かくなる上は……やりたくないけど……)」

マオ「ねぇ?お兄さん?」ピト

グラジオ「?」

マオ「……中に入れてくれない?」

マオ「……私……お兄さんの事…知りたいな?」ウワメ

グラジオ「…………………」

マオ「(どうだ!私のゼンリョクのお色気攻撃は!)」

グラジオ「帰れ」

マオ「!?」

マオ「(な、なにこの人……私のお色気攻撃が効かない……?)」

グラジオ「(馬鹿め……オレはリーリエ以外の女には興味なんかない)」

マオ「お、お兄さん!本当におち○ちんついてるんですか!?」

グラジオ「!?」
44 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 20:12:08.12 ID:jmdGRZlLO
グラジオ「ばっ!オマエ…年頃の女が何を!////」

マオ「!」

マオ「あらら〜?お兄さん、意外とウブなんですねぇ?」ニヤニヤ

アママイコ「アマ〜?」ニヤニヤ

グラジオ「う、うるさい!」

マオ「別にいいじゃないですか、おちん○んっていうくらい?」

マオ「私達くらいの女の子はみんな、おちん○んに興味深々ですよぉ?」ニヤニヤ

グラジオ「そ、そんなわけあるか!」

マオ「え〜?だって、私も興味ありますしぃ……私の友達のスイレンって子も、サトシって子のおちんち○んに興味深々ですよぉ?」

グラジオ「おい、ソイツをリーリエに近づけるなよ?」

マオ「リーリエもきっとおちん○ちんに興味ありますって!」

グラジオ「り、リーリエは確かディグダを……あれ?何か頭が痛く……」ズキッ

マオ「?」

マオ「(と、とにかくもう一押しだ!)」

マオ「ねぇ、お兄さーん」ピト

グラジオ「!?」

マオ「ナカに…いれて……?」ピトピト

グラジオ「>>安価」




安価 近いレスの中
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 20:15:15.30 ID:hGEiMga00
む、胸が・・・結構大きいな・・・ではなくリーリエには会わせん!
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 20:15:28.35 ID:Vs+zbQ160
だが断る
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 20:32:54.47 ID:HlYQGOoI0
(アニメのリーリエってちょっとブラコン気質があったような…)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 20:42:49.79 ID:Vs+zbQ160
ブラコン恥ずかしがって百合百合しているように見せてる可能性もあるはず…
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 20:55:18.03 ID:HlYQGOoI0
>>48
少なくともアニメでは「家に帰ってきてくださいお兄様」て言ってた
50 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 20:55:58.54 ID:jmdGRZlLO
マオ「お兄さぁん?」

プニッ

グラジオ「(うっ……)」

グラジオ「(こ、こいつ……意外と胸が……)」

マオ「いれて?」

グラジオ「うぅ……だ、たが…」

マオ「?」

グラジオ「だが断る!」

マオ「……な……」

グラジオ「オレは……リーリエの膨らみかけのおっぱいが好きなんだ!」

マオ「!?」

リーリエ『シネ』

ブツン

グラジオ「………………」

マオ「お、お兄さん?」

アママイコ「アマー?」

グラジオ「と、とにかくリーリエは会いたくないって言ってるんだ…」

グラジオ「……悪いが…帰ってくれ…」

マオ「そんな!?」

グラジオ「すまんな」クルッ

マオ「お、お願いです!お兄さん!リーリエに会わせて下さい!」

グラジオ「…………」

マオ「わ、私…リーリエが何で引きこもリーリエになっちゃったのかわからないけど………リーリエの力になりたいんです!」

マオ「だって……リーリエは友達だから!」

グラジオ「……………」
51 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 21:05:13.26 ID:jmdGRZlLO
〜リーリエの部屋の前〜

グラジオ「リーリエ、友達を連れてきたぞ?」コンコン

リーリエ『………………』

マオ「り、リーリエー?久しぶりー?」

アママイコ「アマー?」

ゴツン ゴツン ゴツン

マオ「?」

マオ「何の音?」

グラジオ「氷の礫三回……これは帰れのサインだ」

マオ「え!?」

マオ「……てゆーか…サインって……」

グラジオ「ちなみに」

一回→早く来い
二回→食事
三回→帰れ
四回→シネ
五回→アイシテル

グラジオ「となってる」

マオ「そ、そうですか……」

グラジオ「リーリエ、折角友達が来たんだ…少し話でも……」

リーリエ『黙って下さい!裏切り者!』

グラジオ「裏切り者!?」ガーン

マオ「リーリエ……」

マオ「リーリエ、スクールのみんなもリーリエの事心配してるんだよ?」

マオ「少しだけでいいからさ、顔を見せてよ……?」

マオ「……お話ししようよ?」

リーリエ『………………』

リーリエ『>>安価』



安価 近いレスの中
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 21:24:08.63 ID:HlYQGOoI0
引き子もリーリエです
53 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 21:37:26.71 ID:jmdGRZlLO
リーリエ『引きこもリーリエです!』

マオ「リーリエ……」

リーリエ『か、帰って下さい!マオ!』

マオ「……………」

グラジオ「……と、いう訳だ…」ポンッ

マオ「お、お兄さんはこのままでいいと思ってるの!?」

グラジオ「……いいとは思ってないさ、ただ……」

グラジオ「リーリエに…別にスクールに行けとは言わない。だが、部屋から出てきて顔くらいは見せてほしいかな?」

マオ「な、なにソレ……」

マオ「それって、お兄さんがリーリエに会えるだけでしょ!?」

マオ「じ、自分勝手だよ!」

グラジオ「……………」

アママイコ「アマ……」オロオロ

ルガルガン「ガル……」

リーリエ『マオ……』

マオ「リーリエ!」

ゴツン ゴツン ゴツン

マオ「!」

マオ「………三回……」

グラジオ「………………」

マオ「………私…諦めないから……」クルッ

マオ「また…絶対に来るから!」

アママイコ「アマー…」



グラジオ「友達帰ったぞ?」

グラジオ「良かったのか?リーリエ」

リーリエ『>>安価』



安価 近いレスの中
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 21:38:58.62 ID:hGEiMga00
あ、イラストの参考に写真撮ってもらえばよかった・・・
55 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 21:52:50.90 ID:jmdGRZlLO
リーリエ『………………あっ!』

グラジオ「?」

リーリエ『イラストの参考に写真を撮ってもらえば良かったです!』

リーリエ『と、とびきり…エロいやつを……』ハァハァ

グラジオ「り、リーリエ?」

リーリエ『あー、でも変態兄様に友達の裸体は見せたくありませんねぇ…』

グラジオ「な、何言ってやがるリーリエ!オレはリーリエの裸以外に興味は…」

ゴツン ゴツン ゴツン ゴツン

グラジオ「………四回……」

ルガルガン「ガル…」ポンッ


翌日

ヒートリーゴートーダヨ♪

グラジオ「!」

グラジオ「フッ」ピッ

シロナ『グラジオ君?今大丈夫?』

グラジオ「シロナさん…」

シロナ『新作の打ち合わせするわよ?今から編集部に来てくれる?』





安価 グラジオが本を出してる出版社の名前(ポケモンの名前入り)
安価下
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 22:13:27.26 ID:auxKcjtc0
シロデスナ社
57 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/13(火) 22:38:07.41 ID:jmdGRZlLO
〜シロデスナ社〜

ウイーン

グラジオ「(フッ、とうとう出版社からお呼びか……)」

グラジオ「(完璧ではないとは言え、一応書き溜めておいたものが何本かある……)」

グラジオ「(オレの小説(ラノベ)で…シロナさんの度肝を抜いてやるぜ!)」

グラジオ「行くぞ!ルガルガン!オレの才能をぶちまける!」

ルガルガン「ガルッ!」


ギャー ギャー

グラジオ「ん?何だ?騒がしいな…」


アセロラ「だーかーらー!私がわざわざここで書いてあげるって言ってるでしょ!」

アセロラ「この!戦闘力(売り上げ部数)200万、オリコン一位のアセロラちゃんが!」

シロナ「あー、はいはい、ロリコン一位のアセロラ先生ですね?」

アセロラ「むかーっ!ロリコンじゃなくて、オ・リ・コ・ン!」プクー

シロナ「(可愛い////)」キュンッ

シロナ「……アセロラロリコンハート先生?いくら可愛い顔で私を誘惑しても無駄よ?」

アセロラ「ゆ、誘惑?何言ってるの!アセロラは怒ってるんだよ!」

シロナ「あのねぇ?ウチで描くのは構わないけど、一応、アセロラロリコンハート先生の出版社にも話を通してもらわなきゃ……」

アセロラ「必要ないよ!アセロラ、戦闘力(売り上げ部数)200万でオリコン一位だもん!」エッヘン

アセロラ「あ、それと!ロリコンハートじゃなくて、ギラチャンハートだから!」プクー

シロナ「うっせぇなー、いい加減黙らないとキスするわよ?」ペロリ

アセロラ「!?」ビクッ

グラジオ「シロナさん」

ルガルガン「ガルッ」

シロナ「! グラジオくん、ルガルガン」

グラジオ「何をやっているんだ?」

グラジオ「……それにこのガキは……?」チラッ

アセロラ「ガキじゃないもん!」

シロナ「>>安価」


安価 近いレスの中
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 22:41:11.31 ID:SdSv38JI0
いまからぺろぺろするところだったのよ
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 22:41:17.27 ID:hGEiMga00
そうね、ガキじゃなくてロリね
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 23:48:23.71 ID:ID6RXY3Jo
今からこの子を連れ去るけど誰にも言わないでね
61 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/14(水) 00:01:59.14 ID:3yShlRSzO
シロナ「そうよ、この娘はガキじゃなくてロリよ?」

グラジオ「え?」

アセロラ「ふぁ!?」

シロナ「ガブリアス」パチン

ガブリアス「ガブ!」

アセロラ「が、ガブリアス!?」

アセロラ「あ、アセロラをどうする気なの!?」ガクガク

シロナ「……ワガママなロリにはオシオキしなきゃ」ニコッ

アセロラ「!?」

シロナ「………グラジオくん?今から私、この娘をトイレに連れてくけど誰にも言わないでね?」

グラジオ「は、はぁ……」

シロナ「ほらっ、イクわよ」

ガブリアス「ガブ!」ヒョイ

アセロラ「うわぁーん!助けてー!」ビエーン

シロナ「うふふ♪カワイイ///」サワサワ

アセロラ「き、気持ち悪いよぉ!触んないで!」


ザワザワ

オイオイドーシタ? オンナノコガナイテルゾ?

シロナ「!」

シロナ「しまった!人が来た!」



アセロラ「あのオバサン連れてかれちゃったね?」

グラジオ「あ、ああ……(オレの打ち合わせは?)」

アセロラ「!」

アセロラ「……それは原稿……」

アセロラ「ひょっとしてあなた、持ち込みの人?」
62 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/14(水) 00:14:55.00 ID:3yShlRSzO
グラジオ「フッ、オレは今日はシロナさん直々に呼ばれて新作の打ち合わせに来たんだよ」ドヤッ

アセロラ「ふーん」

グラジオ「ちっ、にしても…シロナさんが連れてかれたらどうすれば……」

ルガルガン「ガル…」

アセロラ「……あなた…戦闘力(売り上げ部数)は?」

グラジオ「ん?」

グラジオ「フッ、20万だ」ドヤッ

アセロラ「へぇー、そう」ニヤッ

グラジオ「!」

アセロラ「アセロラの戦闘力(売り上げ部数)は200万です」

グラジオ「な、なんだと!?」

グラジオ「う、嘘をつくな!オマエみたいなガキが200万な訳……」タラーッ

アセロラ「キスショット・アセロラギラチャン・ハートアンダーブレード(PN)」

アセロラ「聞いた事あるでしょ?」ニコッ

グラジオ「!?」

グラジオ「(な……嘘だろ!?)」

グラジオ「(まさか……このガキがキスショトアセロラ(略)だと……!?)」

アセロラ「フフフ、どうしたのかね?戦闘力20万くん?」ニヤッ

グラジオ「………………」

グラジオ「ククク……」

アセロラ「!?」

グラジオ「アハハハハハ!」

アセロラ「な、何が可笑しいの!?」

グラジオ「キスショトアセロラギラチャンハートアンダーブレード……」

アセロラ「な、なに!」

グラジオ「ヤドンブックスって本屋に行ってみな?」

アセロラ「!」

グラジオ「オマエの小説はオレの小説の下に(オレの手によって)陳列されてるぜ?」

アセロラ「な……!?」

グラジオ「ハハハハハハハ!」

アセロラ「(う、嘘でしょ!?アセロラのラノベが20万ごときの下敷きに!?)」
63 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/14(水) 00:17:51.43 ID:3yShlRSzO
アセロラ「み、認めない……」

アセロラ「認めないもん!」グスッ

グラジオ「フッ、ガキはすぐ泣けば済むと思ってやがるから参るぜ…」ハァ

アセロラ「う、うるさーい!」グスッ

ルガルガン「(>>安価)」



安価 近いレスの中
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 00:19:58.93 ID:NEbhYuum0
おい、ボールの中にいるギラティナ、お前の主人泣かされてるぞ
65 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/14(水) 00:34:28.34 ID:3yShlRSzO
ルガルガン「ガル…(ちょ、勘弁してくれグラジオ…!)」

グラジオ「フハハハハハ!」

アセロラ「う、うぇーん!」コトコト

ルガルガン「(あの娘のボールの中から感じる力……絶対にヤバいポケモンだぞ!)」チラッ

アセロラ「びえーん!」ワーン

ルガルガン「が、ガル……(た、頼むから泣き止んでー!)」スッ

アセロラ「ギラちゃーん!」ワーン

ボンッ

ギラティナ「ギラー!」

グラジオ「な……!?ギラティナだと!?」

ルガルガン「(ほら…言わんこっちゃねェ……)」ハァ

グラジオ「ぎ、ギラティナ……あんなの小説(ラノベ)の中でしか見たことがない……」タラーッ

グラジオ「何者だアイツ……」

アセロラ「うぅ…グスッ…!ギラちゃん!アセロラあいつキライ!」

アセロラ「やっちゃえ!」

ギラティナ「ギラー!」

グラジオ、ルガルガン「!?」

グラジオ「フッ、伝説のポケモンか…面白いぜ…」

グラジオ「ルガルガン!相手をしてやれ!」

ルガルガン「!?」

アセロラ「いっくよー!ギラちゃん!」

ギラティナ「ギラァァァ!」

ルガルガン「>>安価」



安価 近いレスの中
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 00:35:46.15 ID:OLDXI6Tn0
土下座ァ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 00:35:47.23 ID:Bq4u8QoFo
逃げるんだよ!!
68 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/14(水) 01:25:33.36 ID:3yShlRSzO
ルガルガン「(逃げるしかない!)」ダッ

グラジオ「お、おい!ルガルガン!何処に行く!?」

アセロラ「ギラちゃん!」

ギラティナ「ギラー!」

ルガルガン「(に、逃げられん…かくなる上は………)」スッ

グラジオ「!」

グラジオ「土下座!?ルガルガン!みっともない事をするな!」

ルガルガン「(るせー!だいたいお前、ポケモントレーナー修行とか言って、ラノベばっか書いてたじゃん!)」

アセロラ「……………」

アセロラ「ギラちゃ……」

ガブリアス「ガブゥ!」サッ

グラジオ、アセロラ「!」

シロナ「はい、そこまでよ?」



グラジオ「ちっ、もう少しでアセロラギラチャンハートの奴を倒せたのにな…」

シロナ「よく言うわ…」ハァ

シロナ「てか、ここで騒ぎ起こさないでよ」ハァ

グラジオ「アンタが言うな」

シロナ「で、新作の原稿は?」

グラジオ「………フッ」


ドサッ

シロナ「!」

グラジオ「旅の間で書きためたやつだ」

グラジオ「どれも自信作だ」ニヤッ

シロナ「………では拝見……」ピラッ

シロナ「…………………」ピラッ

グラジオ「フッ、どうだ?」

シロナ「………………」ピラッ




安価 シロナのグラジオが書きためたラノベの感想
安価 近いレスの中
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 01:27:02.10 ID:/3BGXNia0
誤解!誤解です!
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 01:45:12.47 ID:bYOGYQvE0
どれも展開が似ている
ヒロインを一人に絞るのはいいが美化され過ぎている
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 01:54:51.44 ID:KFl9ZuzCo
米で言うなら雑味が必要
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 02:13:08.84 ID:vEXTRNar0
ヒロイン以外の女性に魅力が無さすぎる
73 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/14(水) 10:36:09.12 ID:P5CpiZGbO
シロナ「………そうね…強いて言えば……」

シロナ「まず、ヒロイン。これ、あなたの前作のコクーンのリリースちゃんそっくりね?」

グラジオ「!」

シロナ「……小説や漫画のヒロインってのは作者の理想が反映されがちなパターンがあります…多少は仕方ない所はあるわ?」

シロナ「これがネットで書くような自己満足な小説なら結構。あなたの好きなように書きなさい?」

シロナ「誰に何を言われようと好きなんだ物を書く…これもまた1つの方法だから…でもね?」

シロナ「グラジオ君、あなたは連載やアニメ化も狙ってるって言ったわね?それなら、少しは読者の事も考えるべきよ?」

グラジオ「……………」

シロナ「……これだけ話を書いてきてどれも話が似たようなものばかり…そして…」

シロナ「ヒロインは絶対完璧な美少女。これは読者に嫌われるパターンのキャラね?」

シロナ「……少しは雑味も必要よ」

グラジオ「………なっ!?」

シロナ「それに…小説においてキャラは重要…ヒロインがどれだけ魅力的なキャラだとしても、サブキャラに魅力が無くては、アニメ化や連載なんて夢のまた夢ね……」

グラジオ「……………」

シロナ「まぁ…他に言いたい事はたくさんあるけれど……とりあえずは……」

シロナ「グラジオくん?ラノベはあなたのラブレターじゃないの」

グラジオ「!」

シロナ「もし、本気で連載やアニメ化を狙ってるなら……」

シロナ「そこのとこ少し考えて出直してくる事ね?」スクッ

グラジオ「っ…………!」

シロナ「じゃあね?」ニコッ


スタスタスタ

グラジオ「…………………」
74 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/14(水) 12:10:23.38 ID:buJb8OLM0
訂正
シロナ「まず、ヒロイン。これ、あなたの前作のコクーンのリリースちゃんそっくりね?」

リリース→リリー
75 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/14(水) 12:30:27.29 ID:buJb8OLM0
〜グラジオの屋敷〜

グラジオ「(くそっ!オレのゼンリョクで書いた小説が自己満足のラブレターだと!?)」スタスタ

グラジオ「(それに……読者の事を考えろ?読者の意見に一々左右されてたら、いい作品なんて書ける訳ないじゃないか!)」スタスタ


グラジオ「リーリエー、今打ち合わせから帰ったぜ?」コンコン

グラジオ「リーリエとも打ち合わせをしたい、部屋に入れてくれないか?」

リーリエ『ちょ、ちょっと待って下さい兄様!』


ガサゴソ

グラジオ「?」

グラジオ「(リーリエが慌てて何かをしている……?まさか……)」

グラジオ「(着替え中!?)」ドキン

グラジオ「………………」

グラジオ「……………」ソーッ


ガチャッ

グラジオ「うおっ!」ゴチン

リーリエ「お待たせしました〜!……って………」

グラジオ「ウォォォ………」ズキズキ

リーリエ「……何で頭を押さえているのですか……??」

シロン「コーン?」




リーリエ「………成る程…そんな事をシロナさんに……」

グラジオ「……ああ……」

リーリエ「うーん……確かに兄貴様の言う、書きたいものを書くって気持ちは私にもわかります…」

グラジオ「だろ?さすがリーリエだぜ!」キラキラ

リーリエ「はい、論理的結論から言いますと、私のように他人の意見に左右されずに描きたいものを描いて上達した例もありますしね!」ニコッ

グラジオ「(リーリエ可愛い)」キュンッ

リーリエ「ですが……」

グラジオ「え?」

リーリエ「兄様、シロナさんは恐らく、"読者の意見を取り入れろ"ではなく、"読者の意見にも目を通せ"と言いたかったのでは?」

グラジオ「目を通せ……?」

リーリエ「要は、あくまで参考程度と言う事です」

リーリエ「実際に、色々な人に読んでもらう事で、自分では気づかない改善点や、読者目線での見方もわかるかもしれないですしね?」

リーリエ「シロナさんの言う通り、独り善がりな作品では、読者の心は掴ません!」

グラジオ「……成る程…」
76 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/14(水) 12:39:35.33 ID:buJb8OLM0
グラジオ「フッ、じゃあ、早速オレの新作の原案を色んなやつに読んでもらうとしよう!」グッ

リーリエ「兄様、お友達は?」

グラジオ「ミヅキ!」

リーリエ「他は?」

グラジオ「いない!」キリッ

リーリエ「全然ダメですね」ハァ

ルガルガン「ガル……」ホロリ

グラジオ「くっ……こんな時にジェイムズ達が居てくれたら……」

リーリエ「……………」

グラジオ「はっ!……いや、その……」アセアセ

リーリエ「兄様」

グラジオ「な、なんだ?」

リーリエ「兄様の作品、読ませて下さい」

グラジオ「え!?」ドキッ

リーリエ「私達はパートナーなんです、当然です」

グラジオ「で、でも……////」モジモジ

グラジオ「(ら、ラブレターとか言われたし、恥ずかしすぎる……///)」

リーリエ「何をモジモジしてるのですか!気持ち悪リーリエです!」バッ

グラジオ「あっ」



リーリエ「………………」ペラペラ

グラジオ「………………」ドキドキ

リーリエ「……………」ペラペラ

グラジオ「………………」ドキドキ

リーリエ「………………」スッ

グラジオ「ど、どうだった?」ドキドキ



安価 リーリエがグラジオのラノベの原稿を読んだ感想
安価 近いレスの中
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 12:41:53.50 ID:CZ1NS9kS0
内容は嫌いじゃないですけど、これヒロイン私ですよね?
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 12:50:38.00 ID:OLDXI6Tn0
百 合 要 素 は ?
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 12:54:00.43 ID:bYOGYQvE0
少なくてもいいとは思いますが男キャラが少なくないですか?
80 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/14(水) 15:50:31.86 ID:buJb8OLM0
リーリエ「……あのー…」

グラジオ「な、なんだ?」ドキドキ

リーリエ「これ…ヒロインの女の子って私じゃないですよね?」

グラジオ「!」ドキッ

グラジオ「いや、その…やっぱ身近な子をモデルにしようと思って…」ドキドキ

リーリエ「……まぁ、いいです…それに内容は別に嫌いではありませんから」プイッ

グラジオ「(リーリエ…)」キュンッ

リーリエ「それに…いや、別にいいんですが、これ、男キャラが少なすぎて、終末のハーレム状態になってませんか?」

グラジオ「(しまった!リーリエとのラブラブを妄想しすぎて、男キャラが死滅してしまった……)」

リーリエ「あっ!そうだ!」ポンッ

グラジオ「?」

リーリエ「私、いいアイディアを思いつきました!」

グラジオ「ほ、本当か!?」

リーリエ「はい!この主人公のお兄さんを姉にして、姉妹の恋愛百合にしましょう!」

グラジオ「!?」

グラジオ「お、面白い冗談だなリーリエ…」

リーリエ「冗談ではありません!」

グラジオ「!?」ビクッ

リーリエ「百合は今、需要があるんですよ!」

リーリエ「それに、ほら?私のモチベーションの話もありますし…」

リーリエ「私も女の子のイチャイチャならいくらでも喜んで描きます!」ニコニコ

グラジオ「……フッ、わかったぜリーリエ…」

グラジオ「まぁ、その意見…参考にはしとく」

リーリエ「!?」

リーリエ「参考!?」

グラジオ「ああ、さっき言ってただろ?読者の意見はあくまで参考レベルだって」

リーリエ「私は読者じゃなくて、描く側です!」

グラジオ「話を書くのはオレだ」

リーリエ「ゆ、百合にしないなら、私、イラスト書きませんから!」プンッ

グラジオ「なにィ!?」

リーリエ「だいたい、このタイトルは何ですか!」

グラジオ「蒼き月のZを浴びし岩塊が今…滅びゆく世界を封印する……」

グラジオ「フッ、カッコいいだろ?」

リーリエ「意味不明です!ダサいです!ダサすぎです!」

グラジオ「な、なんだと!?」


ギャー ギャー

ピンポーン

グラジオ、リーリエ「!」
81 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/14(水) 16:02:41.73 ID:buJb8OLM0
ピンポーン

マオ「おーい!リーリエー!お兄さーん!」

カキ「いないのか……?」

マオ「い、いや…たぶんお兄さんがいるハズだよ!」

サトシ「リーリエ…元気かな…」

スイレン「心配だね…」


ガチャッ

全員「!」

グラジオ「またオマエか、マオ」

マオ「お兄さん!」

マーマネ「これがリーリエのお兄さん…」

スイレン「(なんか怖そう…)」

マオ「お兄さん!今日は友達と来ました!」

マオ「リーリエに会わせて下さい!」

グラジオ「帰れ」

サトシ「帰れって…」

マーマネ「(や、やっぱ怖い…)」ビクビク

マオ「また帰れって……!ちょっとカッコいいからって調子に乗んないでよ!」

マーマネ「ま、マオ……」ビクビク

スイレン「(サトシの方がカッコいいよ)」

カキ「あ、あなたは……」ワナワナ

全員「?」

カキ「ま、まさか……ルガルガングラジオ先生じゃ……」

マオ「は?」

サトシ「ルガルガン?」

スイレン「なにそれ?」

マーマネ「(あー、あのラノベの…)」

グラジオ「……………」

カキ「俺コクのルガルガン大先生を知らんのか!この大馬鹿共!」クワッ

全員「!?」ビクッ

カキ「ルガルガン先生!俺、ルガルガン先生の大ファンなんです!サイン会も行きました!」キラキラ

グラジオ「(そういえば、見た事あるな、コイツ)」

カキ「お会いできて……光栄です!握手してください!」

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 16:15:22.12 ID:bYOGYQvE0
ああいいぞ
まさか妹の友達に俺のファンがいたとは世間は狭いな
83 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/14(水) 19:34:51.16 ID:fAFD4YH0O
グラジオ「フッ、ああ、いいぜ?」スッ

グラジオ「まさか妹の友達にファンがいたとはな?世間は狭いな?」ギュッ

カキ「ぐ、グラジオ先生……!」ダー

サトシ「なぁ?カキは何で泣いてんだ?」

スイレン「さぁ?」

ピカチュウ「ピカ……」

カキ「グラジオ先生の俺コク…妹と一緒に読みました!」

マーマネ「(え!?あの小説をホシちゃんと一緒に読んだの!?)」

グラジオ「なに?オマエも妹がいるのか?」

カキ「はい!愛する妹が!」

カキ「妹も…先生の小説を一緒に読んだ時泣いていました!」

グラジオ「フッ////」テレッ

マーマネ「そりゃ泣くわ」

サトシ「え!?グラジオって小説書いてんのか?俺も読みたい!」

スイレン「わ、私も!」

カキ「お前らにはまだ早い!」クワッ

サトシ「えー?」ブーブー

スイレン「ぶ、ブーブー!」

カキ「グラジオ先生…ですが…俺的にはやはり俺コクは最後は兄と妹がくっついた方が……」

グラジオ「!?」

グラジオ「か、カキ…オマエもそう思うのか!?」バッ

カキ「え?ま、まぁ……」

グラジオ「フッ、気に入ったぜ!こい!」グイッ

グラジオ「今丁度新作の意見を聞きたかったところだ!読んで感想をくれ!」

カキ「ぐ、グラジオ先生の新作!?いいんですか?」

グラジオ「ああ!頼む!」

カキ「か、感動だ……」ポロポロ

マオ「ちょっと待ったー!」

グラジオ、カキ「!」
84 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/14(水) 19:45:07.92 ID:fAFD4YH0O
グラジオ「なんだ?まだいたのか?オマエらは帰れ」

サトシ「な、なんだと!」

スイレン「なにアイツ……」

マーマネ「み、みんな…」オロオロ

マオ「もうまどろっこしい事はやめたよ」

グラジオ「?」

マオ「ねぇ、お兄さん、ポケモントレーナーなんでしょ?」

グラジオ「……だからどうした?」

マオ「私とポケモンバトルしてよ!」キッ

アママイコ「アマー!」

グラジオ「!」

スイレン「マオちゃん!?」

カキ「お、おい!マオ!グラジオ先生に何て事を……」

サトシ「バトルー?」ワクワク

マーマネ「空気読んでよサトシ…」

マオ「私がバトルに勝ったらリーリエに会わせて!」

グラジオ「…………フッ」

グラジオ「くだらんな。何故オレがそんな事を……」

マオ「怖いんだ?」

グラジオ「!」

グラジオ「……安い挑発だな…」

マオ「昨日お兄さん言ってたよね?」

マオ「"オレはリーリエがスクールに行かなくてもいい。部屋から出てくれれば"って…」

グラジオ「……………」ピクッ

マオ「……それってさ、私達に会わせて、リーリエが自分だけのものじゃなくなるのが怖いの?」

グラジオ「………………」

マオ「さぁ…」

マオ「私達はいつでも準備できてるよ!」

アママイコ「アマー!」

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 19:46:57.99 ID:NEbhYuum0
・・・ルガルガン、軽く遊んでやれ
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 19:47:40.17 ID:a1tTC489O
逆に言わせて貰うが
帰って欲しいのはリーリエの意思でもある
それともバトルを仕掛けて無理やり押し入るのが友達とやらのすることなのかな?
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 19:54:26.65 ID:k29MCrm70
くどいぞ、リーリエは会いたくないと言っている
その感情はお前のエゴでしかない
88 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/15(木) 00:15:40.29 ID:KoMZQeAJO
グラジオ「クドいぞ」

マオ「!」

グラジオ「わからないか?帰れと言うのはオレではなく、リーリエの意思だ」

スイレン「え!?」

サトシ「リーリエの…?」

グラジオ「それを無視してまで…ましてや無理矢理バトルで押し通す?」

グラジオ「それが友達のやる事か?」

マオ「……………」

グラジオ「キツい言い方になるかもしれないが、オマエのそれは友情を履き違えた"エゴ"だ」

カキ「先生……」

マオ「ゴチャゴャうるさーい!」

グラジオ「!」

マーマネ「マオ…」

マオ「アンタはどうせリーリエの言う事をただハイハイ聞いてるだけなんでしょ?」

マオ「こっちからも言わせて貰うけどね?そんなのリーリエの為にならない!何の解決にもならないよ!」

グラジオ「……なんだと?」

マオ「アンタこそ、愛を少し履き違えてるんじゃない?」

グラジオ「………………」ピキ

マーマネ「あわわ…何だかヤバ気な雰囲気……」

グラジオ「……ルガルガン…」

グラジオ「軽く遊んでやれ」

ルガルガン「ガルッ!!」

サトシ「ルガルガン……!」

マオ「……やっとやる気になったね?」

マオ「アママイコ!」

アママイコ「アマ!」スッ
89 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/15(木) 00:26:15.06 ID:KoMZQeAJO
グラジオ「ルガルガン!ストーンエッジ!」

ルガルガン「ガルッ!」


ドドド

マオ「避けて!アママイコ!」

アママイコ「アマー!」

シュッ シュッ

ルガルガン「!」

スイレン「凄い!全部避けてる!」

サトシ「いっけー!マオ!アママイコ!」

グラジオ「……少しはやるな…」

アママイコ「アマー!」シュッ

ルガルガン「!」

マーマネ「アママイコがルガルガンの懐に入った!」

マオ「よし!いっけー!アママイコ!葉っぱカッター!」

アママイコ「アマー……」

グラジオ「ルガルガン」

ルガルガン「ガルッ!」ギロッ

アママイコ「!」ビクッ

マオ「アママイコ!?」

ルガルガン「ガルー!」バキッ

アママイコ「アマ…」ドサッ

グラジオ「どうした?」

マオ「!」

グラジオ「やはりクチだけか?」

マオ「うっ……!」

スイレン「マオちゃん…」

マオ「まだだ…まだ諦めない……!」

マオ「アンタに勝って……絶対にリーリエに会ってやるんだ!」

アママイコ「アマー!」ヨロッ

グラジオ「…………フンッ…」

ピカー

サトシ「! グラジオのリングの輝きが……!」

カキ「……まさか……」

サトシ「Z技がくる……!マオ!」

グラジオ「………………」ピカー


バトルの勝者
グラジオorマオ
安価下
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 00:27:17.56 ID:gFyIYxMg0
グラジオ
91 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/15(木) 00:51:20.83 ID:KoMZQeAJO
グラジオ「……ポケモントレーナーとして…オマエの気持ちに答えるには手を抜くのは失礼だな」

グラジオ「ゼンリョクでいかせて貰うぞ!」

グラジオ「ルガルガン!」

ルガルガン「ガルッ!」

ピカー

マオ「!」

マーマネ「Z技だ……!」

グラジオ「蒼き月のZに……(略)」

マーマネ「なに?あの口上!?」

スイレン「サトシ!Z技って、ポーズの他に口上もいるの!?」

サトシ「えーと……」

ロトム図鑑「いらないロト!」

マーマネ「ロトム図鑑!」

カキ「居たのか…」

グラジオ「ワールズエンドフォール!!!」

ルガルガン「ワォーン!!」


ゴゴゴゴ


マオ「……な!?」

アママイコ「アマ……」ジリッ

マーマネ「巨大な岩が……」

グラジオ「やれ!ルガルガン!」

ルガルガン「ガルー!」


ブンッ


マオ、アママイコ「っ…………!」




ドカーーーン!!!

サトシ「マオー!アママイコー!」
92 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/15(木) 01:04:00.38 ID:KoMZQeAJO
シュウウウ

サトシ「うっ……」

マーマネ「バトルは!?」

ロトム図鑑「……どうやら…」

アママイコ「………アマ…」フラフラ

バタリ

マオ「アママイコ!」

ロトム図鑑「グラジオの勝ちみたいロト」

グラジオ「……………フンッ」

グラジオ「バトルはオレの勝ちだ、大人しく帰れ」

マオ「うぅ…リーリエ…」グスッ

グラジオ「……………」クルッ

スイレン「マオちゃん……」

マーマネ「つ、強い……」

サトシ「………待てよグラジオ」

グラジオ「!」

サトシ「次は…俺が相手だ!」

ピカチュウ「ピカ!」

グラジオ「………なに?」

スイレン「待ってサトシ!」

スイレン「私も戦う!」

グラジオ「!」

マーマネ「ぼ、僕だって……」ガクガク

グラジオ「……こいつら……」

カキ「先生の新作は惜しいが……」

カキ「俺も戦うぜ!」

マオ「みんな……」グスッ

グラジオ「……………………」

「うるさーい!」

全員「!?」

アセロラ「もう!さっきからドカドカと!近所迷惑でしょ!」

マオ「え……?」

スイレン「あれ?あの子確か隣のクラスの……」

グラジオ「お、オマエ…アセロラギラチャンハート!?」

グラジオ「何故ここに……!?」

ルガルガン「!?」ビクッ

アセロラ「ふぁー?あなたは確か戦闘力20万の……」

スイレン「アセロラギラチャンハート?」

サトシ「へー、隣のクラスの子か!」

アセロラ「!」

サトシ「俺はサトシ!よろしくな!」

アセロラ「>>安価」


安価 近いレスの中
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 01:06:03.28 ID:t4Cd/GM90
よ、よろしく///
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 02:00:56.94 ID:Dk9MSCfh0
あ、貴方は!カロスリーグで準優勝した!?
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 07:44:30.22 ID:ld9Hp41g0
そんなことどうでもいい、うるさいって言ってんの!
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 09:22:51.88 ID:Cx1MdBCE0
1人相手に何人も卑怯じゃない?
97 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/15(木) 12:32:51.09 ID:jsQgZhHy0
アセロラ「よ、よろしく////」モジ

サトシ「?」

アセロラ「あ、あの……アセロラ…いっつもスクールで小説書いてて…」

アセロラ「その……お外で元気に遊んでるサトシを見ていいなって思ってたの…///」

サトシ「ん?」

アセロラ「か、カロスリーグの中継も見てたよ!ずっと応援してた!」

サトシ「え…?あ…サンキュー?」

ピカチュウ「ピカピカ!」

アセロラ「えへへ////」

スイレン「(な、なに!?あの子…)」ギリギリ

マーマネ「(なんなのサトシは?ラノベの主人公かなんかなの?)」

アセロラ「あっ!そんな事より!」

アセロラ「もぅ!あんまりうるさくしないでよ!近所迷惑でしょ!」プンプン

グラジオ「オレ!?」

アセロラ「それに、この人よわっちいんだから、みんなでイジメたらダメだよぉ!」

グラジオ「なんだと!」

マオ「えーと…なんだっけ?山田エルフだっけ?何なの?あの子」

カキ「キスショトアセロラギラチャンハートアンダーブレードだ!」

カキ「マオ!お前……アセロラギラチャンを知らないとか正気か!?」

マオ「えー?(てか、名前長っ)」

カキ「いいか、アセロラギラチャン先生はな……」

ロトム図鑑「そこからはボクが説明するロト!」ヒューン

カキ「ロトム図鑑!」

ロトム図鑑「キスショトアセロラギラチャンハートアンダーブレード(PN)」

ロトム図鑑「彼女はカプ・コケコとカプ・テテフの純愛ファンタジーライトノベル"コケコとテテフの森"で、売り上げ部数200万部を突破し……」

ロトム図鑑「更には…近々アニメ化も決まっている、ライトノベル界の鬼才ロト!」

スイレン「200万部!?」ギョッ

サトシ「アニメ化!?すっげー!」キラキラ

アセロラ「えっへん!」ドヤッ
98 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/15(木) 12:38:08.77 ID:jsQgZhHy0
マオ「へー、そうなんだぁ…凄い子なんだ……」

カキ「たくっ!常識だぞ!」

マオ「ご、ごめん…」

カキ「妹系百合ラノベのルガルガングラジオ先生に対し、アセロラ先生はポケモンファンタジーものが得意分野だからな」

マオ「(どちらかと言うと、お兄さんが妹百合ものを書いてる方がびっくりだよ)」

マーマネ「まさか隣のクラスのアセロラちゃんがコケコとテテフの森の作者だったなんて……」

マオ「え?マーマネもキモオタ小説読んでるの?」

マーマネ「>>安価」



安価 近いレスの中
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 12:44:03.14 ID:5q5jv4G3o
訂正しろよ(激しい怒り
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 12:50:31.15 ID:U7m0aIVgO
僕がキモオタならクラスの皆キモオタになっちゃうよ?
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 14:45:45.41 ID:amb8Vjj0O
うんラノベとかは大体読んでるよ
お兄さんの作品とかも
マオそれは言い過ぎじゃない?
そのキモオタ小説の作者が今目の前にいるんだからさ

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