岡部「安価で比屋定真帆と親しくなる」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 14:27:10.94 ID:dUYQD3KY0
岡部「先日我がラボに訪れたロリっ子……の外見をした助手の先輩研究員、比屋定真帆」

岡部「奴は甘言を弄すことで我がラボの主要戦力である助手をアメリカの『機関』に連れ帰ろうとしている」

岡部「せっかくクリスティーナは機関のエェイジェントゥから改心し、この鳳凰院凶真の左腕として献身していると言うのに」

岡部「このまま甘んじて助手を連れていかれるわけにはいかん! なんとかして阻止せねば」

岡部「そこで俺は考えた……奴と近しい存在になり、その精神を篭絡すれば、目的達成と共に我がラボの戦力増強につながるのではないか……と! 完璧な作戦だろう、ダルよ!」

ダル「なるほど、わからん」

岡部「マイフェイバリットライトアームよ、そうなればさっそくスレを立てるのだ!」

ダル「盛大なフリから結局は安価て……まあ面白そうだから僕は構わんけどさ」

岡部「それではオペレーション・ロキを始めよう。まずは>>5だ……フフフ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497072430
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 14:38:50.39 ID:ztKWZzUDO
食事に誘う(助手も交えて)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 14:41:26.83 ID:vcfiPlJdo
遠い
ksk
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 14:53:33.92 ID:7j794YsHO
kskst
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 15:00:26.84 ID:F8f6j1kAo
お菓子をあげる
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 16:39:26.51 ID:dUYQD3KY0
岡部「ふむん……『お菓子をあげる』とな」

ダル「完全に子供に対する接し方ですねわかります」

岡部「フン……だがスイーツ(笑)には効果的だろう。掴みとしては上々だ」

岡部「それでは俺はブツを手に入れてくるとするか」

ダル「いってら〜」



〜〜〜



岡部「よくよく考えると、ロリっ子の好きな菓子なぞ知らんぞ俺は」(テクテク

岡部「適当に選ぶという手もあるが……ここは、より好みに合致したものを選んだ方が作戦遂行には効果的だろう」

岡部「しかし本人に好みを聞いてはバレバレだしな。助手にでも聞くとするか」


プルルルルル


紅莉栖『はろー』

岡部「俺だ。来るべき作戦遂行に向けて、お前の知識を提供してもらいたい」

紅莉栖『切っていい?』

岡部「ウェイウェイウェイ! すぐさま切ろうとするな!」

紅莉栖『何も言わず切らなかっただけ感謝してほしいぐらいよ。……で、何? 何か相談事でもあるの?』
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 16:40:10.73 ID:dUYQD3KY0
岡部「うむ……実は、ロリっ子の好きなスイーツ(笑)を教えてもらいたいのだが」

紅莉栖『ふぇっ? ロリっ子て……真帆先輩の事? どうしてあんたがそんなこと』

岡部「き、機密事項だ」

紅莉栖『……なによ、こそこそして。なにか疚しいことでもあるのか?』

岡部「疚しいことなどなにもない! つべこべ言わず教えるのだ助手よ」

紅莉栖『助手じゃない。あんたが何を考えてようと、私にとってはどうでもいいけど。真帆先輩にあんたが変なことしないかが心配なのよ』

岡部「人を変質者のように言うな。俺はロリコンではない」

紅莉栖『……あっそ。ならいいけど。で、見返りは?』

岡部「見返りって……その程度の事に報酬を要求するつもりか!?」

紅莉栖『嫌なら切るけど』

岡部「ぐっ、卑劣なセレセブめが! ……わかった、プリン一つで手を打たないか」

紅莉栖『二つね』

岡部「ぬぐぐぐぐ……!!  ええい、よかろう! 牧瀬プリンを二個だな!」

紅莉栖『牧瀬プリン言うな! よろしい、なら教えましょう。先輩の好きなお菓子は――』
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 16:40:53.23 ID:dUYQD3KY0
岡部(……聞き出せたのはいいが)

岡部(好きなお菓子が酢昆布というのは色々どうなのだ)

岡部「まあいい」

岡部「その辺の駄菓子屋でも探すか。……むむっ!? これは……」



〜〜〜



岡部「鳳凰院凶真、ただいま帰還した……」

まゆり「あ、オカリンだー♪ トゥットゥルー♪」

ダル「おっ、オカリン、どうだったん?」

岡部「フッ……ブツは手に入れた。後は奴が現れるのを待つだけだ」

まゆり「???」



ガチャッ



真帆「はぁ……」

まゆり「あっ、真帆さんこんにちは〜。トゥットゥルー♪」

真帆「こんにちは。……申し訳ないのだけれど、少しソファで休ませてもらってもいいかしら」

ダル「真帆たん元気ないね。なんかあったん?」

真帆「ここのところ研究が行き詰っていてね。昨日は徹夜だったから……ふあぁ」

岡部(むっ……これは好機!)

岡部「フゥーハッハッハ! 靴ちぐはぐロリっ子よ! どうやら疲れているようだな!」

真帆「あー……あんまし大きな声出さないで……頭に響く」

岡部「そんな貴様に俺からこれを授けようではないくぁ!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 16:41:36.33 ID:dUYQD3KY0
バッ



真帆「……!!! それは……」

ダル「……酢昆布?」

まゆり「わぁ〜! これ、近所のすごくいいお店のやつだよね!」

ダル「オカリン……血迷ったん?」(ヒソヒソ

岡部「仕方ないだろう! 助手に聞いたら酢昆布が好物だと教えられたのだ」(ヒソヒソ

ダル「真帆たんの反応は……」

真帆「…………」

ダル「ほら! なんかポカーンとして固まってるお!」(ヒソヒソ

岡部「クッ……助手め、まさかガセ情報か!」(ヒソヒソ

まゆり「オカリーン、これ食べてもいい?」

岡部「す、少し待て。ろ、ロリっ子よ。お気に召さなんだか?」

真帆「…………」

岡部「お、おい、ロリっ子? まさか怒って」

真帆「……はっ!? 私は何を」

ダル「……まさか意識飛んでたん?」

真帆「す、酢昆布、酢昆布ね。まぁそんなに好きでもないけど、わざわざ買ってきてもらったんだし……」(チラチラ

岡部「これは……」

ダル「……うん」

真帆「食べなきゃ失礼だものね。うん、せっ・か・く・だ・か・ら、頂くとするわ」(ウズウズ

岡部(どうやら当たりのようだな)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 16:42:15.31 ID:dUYQD3KY0
真帆「〜〜♪」(モグモグ

まゆり「わ〜、この酢昆布、おいしいねぇ〜」

ダル「おお、これは確かに結構イけるお」

岡部「その姿、まるでリスのようだな、ロリっ子よ」

岡部(そうしていれば小動物(真の意味で)のようで少しは愛らしいではないか)

真帆「なっ……ひ、人を小動物みたいに言わないでくれないかしら!?」

岡部「菓子を満面の笑みで頬張っておいて何を言うのだぁ? やはり子供だな」

真帆「しょうがないでしょ……久々に食べたんだし」

まゆり「んむ? 真帆さん、酢昆布好きなの?」

真帆「いや、別に好きっていう訳じゃ……」

ダル「んー……酢昆布がこんなにおいしいモノだとは、このリハクの目をもってしても見抜けなかったお」

真帆「ちょっと、橋田さん? 多分あなたは今まで良い酢昆布を食べたことが無かったんでしょうけど、酢昆布だって結構種類がたくさんあって、奥が深いものなのよ。
駄菓子の酢昆布だと、好き嫌いが分かれるところだろうけど、この酢昆布みたいにちゃんとしたところのものを食べればきっと誰でも……」

まゆり「…………」

ダル「…………」

岡部「…………」

真帆「……はっ!? いや別にこれはその、あ、あうぅ」

岡部(こいつも助手と同じ自爆癖持ちか……)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 16:42:51.13 ID:dUYQD3KY0
岡部「酢昆布好きだということぐらい、別に気にせずともいいだろう」

真帆「……うぅ、でも……」

岡部「む?」

真帆「酢昆布が好きだって言ったら、やっぱり同僚とかには笑われるのよね。女の子らしくないって。やっぱりケーキとかクッキーが好きな方が普通なのかしら」(ハァ

ダル「そもそもアメリカの人って、酢昆布のこと知ってるん?」

真帆「あぁ、ネット通販でよく買ってるのよ。それで食べてもらったりするんだけど」

ダル「把握」

まゆり「まゆしぃは良いと思うけどな〜、酢昆布」(モグモグ

岡部「お前は食べ物なら大抵好きだろう。……それにしてもロリっ子よ、お前はそういうところは気にしない奴だと思っていたぞ」

真帆「わ、私だってそれなりには気にしてるわよ。……でも、それより研究の方が大切だし。身だしなみに気を使うよりも、少しでも研究を先に進めたい気持ちの方が勝るのよ」

岡部(……強い意志と好奇心を秘めた、まっすぐな瞳。こういうところは、あいつによく似ているな)

岡部「フッ、いいのではないか? 周りに迎合せず自分を貫く。そういうところは好きだぞ、ロリっ子」

真帆「……!? す、好きって……」

岡部「この袋以外にもいくつか買ってある。研究で疲れているのだろう。これでも食べてゆっくり休むといい」

真帆「……あ、ありが、と……//」

岡部「気にするな。お前もすでにラボメンのひとりなのだからな。フゥーハッハッハッハ!」

真帆「……うん」

まゆり「おいしいねぇ、ダル君」(モグモグ

ダル「なんかこの酢昆布甘くね」(モグモグ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 16:43:38.16 ID:dUYQD3KY0
岡部「ダルよ、作戦の第一段階は上手くいったな」

ダル「上手くいったつーか……もういいんじゃね?」

岡部「む、なぜだ。所詮物で釣った程度にしかすぎんだろう。まだまだ目標には届いていない」

ダル「……まぁ、僕としては面白いし、オカリンがそれでいいならいいけどさ」

岡部「さて、第二段階へと移ろう! 次は>>15だ!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 16:46:20.49 ID:ztKWZzUDO
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 17:03:48.17 ID:VunXuL2oO
観光案内
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 17:06:04.82 ID:aGIMoE5SO
>>14

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