オリジナルライダー作って遊ぶ【安価とコンマ】

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100 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/04(日) 22:55:51.30 ID:L0MFsJzwo
桃島市 犬枝町 犬枝駅前 10:00

土曜日、二人(と1匹)は、待ち合わせて駅前に居た。
先日の事件の影響か、普段より人は少ないように思える。

マホ「そいじゃあ行きましょう!」

優「ほ、ホントに大丈夫なの……?」

マホ「大丈夫大丈夫!こっちには先輩が居るんですから!」

優「私を頼りにされても……」

ポポン「とりあえず。事件があった現場に行ってみようか」

歩き出した二人は、事件のあった路地裏を目指す事にした。
101 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/04(日) 22:56:19.87 ID:L0MFsJzwo
>>99
アイエエエ?!ニンジャナンデ?!
102 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/04(日) 23:01:34.25 ID:L0MFsJzwo
桃島市 犬枝町 路地裏 10:20

マホ「やっぱり警察が居るなぁ……」

優「現場を荒らされないように……なんだろうね……」

マホ「うーん……様子は見えるかな?」

優「あんまり見ても怪しまれるけど……」


↓1コンマ
1〜6 何も気づかない
7〜0 何か、引っかかるような……
ゾロ目 ……あっ!
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 23:02:00.92 ID:e+dBGbLSo
104 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/04(日) 23:06:09.22 ID:L0MFsJzwo
マホ「なんにも無さそうですね」

優「うん、何も無いね……」

事件現場には、特に何も見つけられなかったようだ。

マホ「う〜ん……それじゃあ、町中を歩き回って探してみますか?」

優「そう簡単に見つかるとは思わないんだけど……」


↓1コンマ
1〜9
やっぱり無いじゃないか……
0
おや……?
ゾロ
ここは……
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 23:06:57.64 ID:pkHNPLR1o
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 23:07:04.67 ID:LMuEmhWo0
へい
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/04(日) 23:07:35.80 ID:NCw7ll+a0
イヤーッ!
108 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/04(日) 23:14:40.35 ID:L0MFsJzwo
桃島市 犬枝町 18:00

マホ「疲れたぁ〜!」

優「やっぱり町じゅうを探すのは無理があったんじゃない……?もう暗くなってきたし、そろそろ帰ろうよ?ね?」

マホ「うぅ……そうですね……」

ポポン「現場に何も無かった時点で諦めるべきだったんじゃないかな……」

二人と一匹は、町じゅうを巡りに巡って、何も結果を得られないでいた。
日は傾き、僅かに夜の闇が見え出すこの時間。
二人は、高架の下を、今まさに通ろうとしていた。
109 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/04(日) 23:39:13.34 ID:L0MFsJzwo
???「つかまエたァ♥」

マホ「……え?」

気づけば、突然真上に現れた女の、異形の足に肩を捕まれていた。

マホ「きゃ、ちょ、たすけ……」

言い終わらぬうちに、マホは高架下の天井部分まで連れていかれてしまった。

優「ま、マホちゃん!」

???「あハ、あハ、つかまエたぁ♥まほウ少女つかまエたぁ♥それじゃあネ?ママがネ、『けつえきさんぷる』が欲しいッて言ってたノ!それナぁに?って聞いたらネ、『ち』が欲しいんだって!だからね!」

???「まほウ少女の『ち』、貰うネ?」

優「待って……!変身!」

業火が身体を包み、炎の鬼は地を蹴った。高架下に届くほどの、渾身の大ジャンプによって、女からマホを引き離すことには成功する。

マホ「わ、わ、わ!変身!変身!!」

マホは女から引き離され、落下したものの、変身によって、最小限のダメージで片付ける。

???「ああああああああっ!!!なンで?!なンでなンでなンでなンでなンで!!!!!オマエオマエオマエオマエオマエオマエェェェェェェッ!!!」

優「な、なに?!」

マホ「な、なんだこいつ……」

???「ユルさないユルさないィィィッ!!!」

高架下から飛び出した女は、腕……ではなく、翼膜をもった大きな翼をはためかせて、飛んだ。

マホ「飛んだ?!」

優「コウモリ……?」

空中の蝙蝠女は、優へと向けて、足の爪を突き出して飛び込んできた!
110 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/04(日) 23:39:41.94 ID:L0MFsJzwo
申し訳ない。眠気が限界なので寝ます。
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 23:43:28.32 ID:hCSO89eDO
乙でした
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/04(日) 23:44:09.86 ID:I5kkqKyYO

蜘蛛の次は蝙蝠か、王道ですな
113 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/08(木) 01:35:49.73 ID:1e64eDbqo
週末に再開します。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 06:23:26.31 ID:Z5ovHbjR0
ほう、楽しみだ
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 08:26:24.14 ID:1PKWDCBLo
待ってる
116 : ◆4HY9pIvuLs2n [saga]:2017/06/10(土) 03:35:26.00 ID:p1caaCD4o
コミケの原稿仕上げなきゃなんで、週末も更新できないかもです。
友達に乗せられて応募なんてしなきゃよかった……
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/10(土) 06:22:54.96 ID:ju/89Q+60
ほう、創作者であらせられたか。しかも地獄の産みの苦しみを味わう行事の物とは……
まぁ夏が終わるまでの保守は、我らう゛ぃっぱぁに安心して任されよ
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 20:06:20.22 ID:wHvgzmtPo
待つ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/14(金) 16:33:12.64 ID:43uJGCn6O
>>1です。酉忘れちゃった……
もうじき〆切なんで、それ以降ちょこちょこと再開します。
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/14(金) 16:57:57.03 ID:6TnHtUOuo
オカエリー
121 : ◆yDRTlTuYWyVS [sage]:2017/07/29(土) 16:18:43.05 ID:yUUkzT/go
>>1です。
今晩から再開できたらなぁと思ってます。
122 : ◆yDRTlTuYWyVS [sage]:2017/07/29(土) 22:54:53.00 ID:yUUkzT/go
優「わっ?!」

軽快なバックステップで、少し身を引いて回避する。
が、次の瞬間!

蝙蝠女「シャアッ!」

人間では有り得ないほどに口を開いた女が、喉元を狙って噛み付いてくる!
さらに、巨大な翼を使って、バックステップできないように優を囲いこんでいる!

マホ「危ない!」

優「ッ!このっ!」

牙が届く直前、深く屈みこんだ優は、そのまま地面を強く踏み込んで、強烈なアッパーカットをかました!

蝙蝠女「ギ!あ!いタい!いタい!いタァいィィィィ!!!!」

蝙蝠女は、叫びながら空中で姿勢を整え、空中を旋回し始める。

マホ「よし!私も変身!行くよ!」

一瞬閃光を放つと、マホは先日見た魔法少女姿に変身していた。

マホ「炎よ!」

そして、魔法のステッキから火球を飛ばし、空中の蝙蝠女を狙う。
123 : ◆yDRTlTuYWyVS [sage]:2017/07/29(土) 23:07:12.22 ID:yUUkzT/go
蝙蝠女「まほウ少女にはァ!やらレなイィィ!!」

空中で自由自在に飛び回り、炎を次々と躱していく。

マホ「あぁ!もう!この前からぜんっぜん当たらない!!」

蝙蝠女「あハ、あハ、あハ、ぜェんぶぜェんぶ分かルヨ♡音が、風が、ぜェんぶ教えテくれル♡」

優「このっ!」


安価↓コンマ
1〜7 全然届かない!
8〜0 全然当たらない!
ゾロ目 奇跡的に当たった!
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/29(土) 23:35:44.15 ID:c5Y5zyHno
へい
125 : ◆yDRTlTuYWyVS [sage]:2017/07/30(日) 00:00:51.72 ID:c5nef+o9o
跳躍を繰り返す。何度も、何度も。
しかし、届かない。
届きかけてもスルリと避けられ、反撃を食らう有様である。

優「はぁっ、ふぅっ……やっぱり、空中じゃ届かないか……」

マホ「でも!さっきの炎で方向転換したのは凄かったです!今の感じで!!」

蝙蝠女「あハァ……♡また蹴リ返しテあげるよォ?おいデ、おいデェ……♡」

攻め手は全くなし。
しかし、ここで退いてしまうと、次に誰が被害にあうやもしれない。
だんだんと、日は沈み、夜の帳が降りかけていた。

次の瞬間。
キィン、という甲高い音が聞こえるなり、マホは弾き飛ばされた。

マホ「げはっ?!がっ!ぐ……」

数m飛ばされた後、1度地面を跳ねてから仰向けに倒れた。

優「た、立花さん?!」

そして、再びの甲高い音と同時に、自分にも襲いかかる強力な衝撃波!

優「きゃ?!ぐぅぅっ!」

仮面ライダーの鎧による強化のお陰だろうか、弾き飛ばされはしたものの、なんとか体制を立て直した。
126 : ◆yDRTlTuYWyVS [sage]:2017/07/30(日) 00:07:06.61 ID:c5nef+o9o
気がつくと、高架橋の下に戻されていた優は、敵を見る為に上を見上げた。

そして、気づく。高架橋の裏、下から見た天井のような所。
そこの、普段は影になる所に、何かがある。
下から炎の光に照らされることで、なんとか見えるようになったようだ。


蝙蝠女は、倒れたマホを足で掴み上げ、空中へ持ち上げようとしている。
優は、縋るような気持ちで高架橋の柱を駆け上がり、『何か』を手に取った!
127 : ◆yDRTlTuYWyVS [sage]:2017/07/30(日) 00:20:39.39 ID:c5nef+o9o
風のように流れる毛並みの、小さな猿。
ガラスのようなものでできたケースには、それが入れられていた。

ポポン「それ……!ヒューモ!大丈夫!?しっかりして!ヒューモ!」

炎に照らされ僅かに気がついたのか、猿は、消え入るような声で言った。

ヒューモ「誰か……契約を……」

優「契約……わかった、私がする。だから、マホを助ける力を貸して!」

ポポン「無理だ!人間は一人につき一つしか契約は……!」

ポポンの言葉の途中で、優の周りで風が巻き起こった。

ベルトのバックル。炎の蓮華の中央にある花托の部分が、竜巻のような形に姿を変える。

風は、炎を巻き込み。
炎は、酸素を受けて強く燃え上がる。

銀の鎧は、風をイメージさせるようなレリーフが施され、手元で渦巻く炎は、両端が細い鬼の金棒のようになった身の丈ほどのロッドになった。

これが、仮面ライダー火蓮の真の姿である。
128 : ◆yDRTlTuYWyVS :2017/07/30(日) 00:21:30.53 ID:c5nef+o9o
安価下
コンマ数値ぶん戦闘能力が上昇!
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 00:27:17.51 ID:66eEVfNOo
130 : ◆yDRTlTuYWyVS :2017/07/30(日) 02:00:13.43 ID:c5nef+o9o
寝落ちしてました。申し訳ない
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