P「真美は思春期のようだから避けるようにしよう」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:08:59.89 ID:87kGRBkCO
P「さぁ今日もレッスンいこう」ギュッ

真美「う、うん」モジ

P「真美?どうしたんだ?」

真美「兄ちゃん…恥ずかしいから手握るのやめてよ…」

P「嫌か?真美が迷子になると困るからなぁ」

真美「子供扱いすんな!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496329739
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:11:04.16 ID:87kGRBkCO
レッスン後

真美「ふぃー…疲れた」

P「終わったか?真美」

真美「に、兄ちゃん!迎えにきてくれたの!?」

P「ああ。真美がちゃんと頑張ってるか確認しておかないとな」

真美「あっち向いて!」

P「へ?」

真美「い、今汗かいてるからあんまり近くにこないで!」

P「…うーん」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:11:30.74 ID:87kGRBkCO
P「てなことがあったんです」

小鳥「なるほど…」

P「以前は真美から手を引っ張ってきたりレッスン後も抱きついてきたりしてたんですけど…」

小鳥「のろけ話は聞きたくないです」

P「俺、真美から嫌われたんですかね?」

小鳥「そんなことないですよ。真美ちゃんはただ思春期にはいっちゃったんだと思います」

P「思春期?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:12:06.42 ID:87kGRBkCO
小鳥「ほら、プロデューサーさんもわかるでしょう?あのくらいの年頃の子は異性をよく意識するじゃないですか」

P「あぁ…ありましたありました、そんな時期」

小鳥「異性に関してだけではなくいろんなことに過敏になってしまう時期なのでデリカシーのない行動は控えたほうがよろしいかと」

P「デリカシー…なかったですかね?」

小鳥「はい!いきなり手を握られたら女の子はドキドキしちゃうものなんです!」

P「女の子…ねぇ…あの真美が…」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:12:43.70 ID:87kGRBkCO
P「参考までに聞きたいんですけど小鳥さんは思春期の頃どういうことしてました?」

小鳥「えっ…なかなか答えにくいこと質問してきますね…」

P「すいません。思春期の女の子というものがよくわからなくて」

小鳥「うーんと…うーんと…あたし何してたかなぁ…?」

P「覚えてませんか?」

小鳥「随分と前のことなので…」

P「たしかに」

小鳥「…………」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:13:12.56 ID:87kGRBkCO
小鳥(あの頃はよく…漫画に影響されて食パンくわえながら学校にいってたりしたっけ…)

小鳥(まったく誰ともぶつからないまま学生を終え、独り身のままここまできましたけど…)グス

P「な、泣いてるんですか?」

小鳥「現実は漫画みたいにいかないんです!」クワッ

P「今度は怒り出した…情緒不安定すぎやしませんか…」

小鳥「あたしのことはどうでもいいんです…でも一般的な思春期の女の子ってよくお父さんと一緒に洗濯されるのとか嫌がりますよね」

P「あー…聞いたことありますね…」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:13:47.73 ID:87kGRBkCO
小鳥「あとお父さんに下着を干してるの見られると怒ったり気持ち悪がったり」

P「親としては複雑ですね…」

小鳥「ちょうどブラとかつけはじめる年頃ですからね。恥ずかしくて人の目とか気になってしまうんですよ」

P「なるほど…」

P(真美から「兄ちゃん気持ち悪い!」なんて言われたら立ち直れないぞ…)

小鳥「まぁプロデューサーさんが避けられたのはお父さんとしてってよりも男性として意識されたのが原因かと…」

P「ブツブツ」

小鳥「聞いてませんね」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:14:32.47 ID:87kGRBkCO
P「わかりました…真美から嫌われたくないんでなるべく真美と触れあわないことにします…」

小鳥「今までは触れあってたんですか?どこを触れてたんです?」

P「仕事にも影響してきますし…真美とは今の関係を維持したいですからね」

小鳥「今の関係?どんな関係なんですか?男と女の関係だと言うんですか?」

P「相談に乗ってくれてありがとうございました!それじゃ!」

小鳥「あれ?あたし都合のいい女で終わりですか?あたしとも触れあってくれないんですかプロデューサーさん?」

小鳥「ピョー…」シュン
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:15:31.31 ID:87kGRBkCO
翌日

P「おはよう真美」

真美「あ、兄ちゃんおはよー」

P「今日のスケジュールは午前は営業、午後はレッスンだ」

真美「うん!真美頑張るよ!」

P「じゃ、いくぞ」クルッ

真美「あっ…」

真美(今日は手…握ってくれないんだ…)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:16:10.01 ID:87kGRBkCO
P「車に乗れ」ガチャ

真美「…後ろの席?」

P「ああ」

真美「いつもは助手席に座ってるじゃん」

P「たまには後ろの席もいいんじゃないか?」

真美「…兄ちゃんの隣に座っちゃだめ?」

P「…まぁ、別にいいけど…」

P(あれ?今日は俺のこと避けようとしないのか…?)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:16:46.64 ID:87kGRBkCO
車の中

P「午前の仕事の内容なんだが…」ペラペラ

真美(今日の兄ちゃん…お仕事の話しかしないな…)ジー

P「真美?聞いてるか?」

真美「う、うん。聞いてるよ」

P「そうか。で、ここの進行の時間は…」

真美「…………」ジー

P(めっちゃ見られてる…気持ち悪いとか思われてんのかな…)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:17:20.17 ID:87kGRBkCO
P「現場に着いたぞ」

真美「うん。いこう兄ちゃん」

P「いや、俺はスケジュールの確認をしてるから真美だけ先にいっててくれ」

真美「え…?一緒にいってくれないの…?」

P「俺も後から挨拶しにいくよ。真美ももう一人で仕事できるだろ?」

真美「うん…」

P「よし。いい子いい子…」スッ

真美「!」

P(い、いかん!思わず頭を撫でるとこだった!)

P「……」スッ

真美(…手引っ込めちゃった…)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:18:58.69 ID:87kGRBkCO
真美「いってくるね兄ちゃん」

P「ああ。いってらっしゃい」

真美「……」タタタ

P「……フーッ…日頃のスキンシップに慣れてしまっていたな…直さなくては…」

P「頭とか撫でたら絶対嫌われるだろ…危なかったな」


真美(…さっき兄ちゃん…真美の頭撫でようとしてくれたのかな)

真美(なんで撫でてくれなかったんだろ…兄ちゃんになにか悪いことしちゃったのかな…)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:20:02.71 ID:87kGRBkCO
真美「ふー…終わった…」

P「お疲れ真美」

真美「兄ちゃん!」タタタ

P「暑い中よく頑張ったな」

真美「え、えへへ…」

P「じゃあレッスンいくか」

真美「あ…ねぇ兄ちゃん兄ちゃん」

P「なんだ?」

真美「レッスンの時間までまだ余裕あるよね?あの…ど、どこかでお昼ご飯食べない?」

P「あぁ…弁当買ってあるぞ。とりあえず連れてくから車の中で食べとけ」

真美「……うん…」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:20:32.15 ID:87kGRBkCO
講師「ワンツースリーフォッ!!」

真美(兄ちゃん…真美連れてきたらすぐにどこかへ行っちゃった…)

真美(最近兄ちゃんとレッスンしてないな…)

講師「ワンツースリーフォッ!!」

真美(あ…真美から一人でやるって言い出したんだった。レッスンの時は兄ちゃんに見られるの恥ずかしかったから)

真美(兄ちゃんが急によそよそしくなったのって…やっぱり真美のせい…?)

講師「ワンツースリーフォッ!!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:21:22.29 ID:87kGRBkCO
P「んー…」ウロウロ

小鳥「どうしたんですかプロデューサーさん。落ち着きがないですね」

P「いや…ちょっと真美成分が足りないというか…」

小鳥「はい?」

P「今日は真美と手を繋いだりなでなでしたり美味しいもの食べさせにいってあげたり出来なかったもので」

小鳥「なんですかそれ。デートじゃないですか。デートしたことないあたしへの当て付けですか」

P「しかし…真美に嫌われることに比べればなんのその…でもやっぱり辛いなぁ…」

小鳥「あ、あの…代わりに小鳥成分を摂取されてはいかがでしょうか…」モジ

P「あっ!もう真美のレッスンが終わる1時間前だ!スタンバっとかなきゃ!」

P「それではまた!」タタタ

小鳥「…………」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:21:59.16 ID:87kGRBkCO
真美「ふう…今日も汗びっちょりかいちゃった…」

真美「兄ちゃん迎えにきてくれるかな…今見られるとちょっと恥ずかしいけど…」

真美「とりあえず着替えよ…」ヌギ

P「真美ー?終わったかー?」ガチャ

真美「え…」

P「……あ、ピンク」

真美「……っ!!///」

真美「兄ちゃんのばかぁー!出てけー!」

P「す、すまん!」ガチャ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:22:35.08 ID:87kGRBkCO
P「ま、真美の奴…もうブラジャーつけてたのか…」

P「でもなんかサイズがあってなさそうだったな…」

P「ってそんなこと思い出してる場合か。今回のでまた真美に嫌われてしまったに違いない」

P「せっかく30分前から部屋の前でスタンバってたのに…タイミングを間違えたな…」


真美「…………///」ドキドキドキドキ

真美「どうしよう…兄ちゃんに…し、下着見られちゃった…」

真美「で、でも大丈夫だよね…はるるんとかいつも転んでパンツ丸出しだし…真美の下着見たところで兄ちゃんは別に…」

真美「……まったく意識してくれなかったら…それはそれで嫌だけど…」

真美「ってなにいってんの私…はやく着替えないと…」ヌギ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:23:03.95 ID:87kGRBkCO
真美「おまたせ…兄ちゃん…」

P「お、おう」

真美「…………」

P「そのー…さっきは…すまなかったな、真美」

真美「ううん…いいよ」

P(やべぇ…下向いちゃってるじゃん真美のやつ。俺と全然目合わせてくれない…)

P(なんとか場の空気を盛り上げないと…)

P「こ、今度俺と一緒にサイズのあったブラジャー買いにいこうな!」

真美「…ぅぅ…///」

P「あれ…」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:23:39.01 ID:87kGRBkCO
P「…………」ブーン

真美「…………」

P(はぁ…口も聞いてくれないな…本格的に真美に嫌われてしまった…)ブーン

P(やべ…なんか落ち込んできた…このまま真美と話もできなくなったら…プロデューサー続けていける自信ない)ブーン

真美「……兄ちゃん」

P(あぁぁぁぁ…やらかしちゃったなぁ…)ブーン

真美「…兄ちゃんっ」

P「は、はえっ!?」キキッ

真美「わっ!?あ、危ないよ兄ちゃん!」

P「わ、悪い…」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:24:11.08 ID:87kGRBkCO
P「で、どうしたんだ真美?」

真美「兄ちゃんはデリカシー無さすぎです」

P「そう?」

真美「自覚ないの?」

P「そういえば音無さんからも言われた」

真美「そうだよっ…平気で手握ってくるし…恋人繋ぎで」

P「だってやってみたかったんだもん」

真美「汗かいてるのに頭撫でたりしてくるし…着替えは覗くし!」

P「うぅ…ごめんってば」

真美「…これからデートしよ」

P「はい?」

真美「そ、そしたら…許してあげるから…」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:24:41.59 ID:87kGRBkCO
真美「ここ!ここに来たかったんだ!」

P「なんだ…デートっていってもただのおしゃれな喫茶店じゃないか」

真美「ランチが安いんだよ!…本当はお昼に来たかったのに…」

P「そうだったのか」

真美「でも夜も大人の雰囲気がしてなかなかイケてるでしょ→」

P「真美にはちょっと大人すぎないか?」

真美「真美はもう大人だよ!」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:25:44.45 ID:87kGRBkCO
真美「えへへ…兄ちゃんとご飯!」

P「ご飯でこんなに喜ぶなんてまだまだ子供じゃないか」

真美「ご飯でじゃなくて兄ちゃんと一緒にご飯だから嬉しいんだよ」

P「ははは。真美は甘えっ子だな。やっぱり子供じゃないか」

真美「もー…いい加減真美を大人として見てよぉ…」

P「でもここに来た甲斐はあったな。真美がいつもの調子に戻ってくれたし」

真美「兄ちゃんも元通りになったね」

P「へ?」

真美「なんか今日1日、真美のこと避けてたでしょ」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:26:21.37 ID:87kGRBkCO
P「いやまぁ…それはだな…」

真美「真美ね…兄ちゃんに嫌われたんじゃないかって不安だったよ…?」

P「ま、まさか!真美を嫌いになるなんてあるわけないだろ!」

真美「そ、そうなの…?」

P「馬鹿だな…真美は俺の中で一番大切な子だと言っても過言ではないぞ」

真美「に、にいちゃ…///」

P「もう目に入れても痛くないくらいだ。毎日家に持って帰って愛でたいぞ」

真美「言い過ぎだよ兄ちゃん…そんなこと言われたら真美…///」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:26:55.29 ID:87kGRBkCO
真美「でもなんであんなことしたの…?」

P「うーん…なんか最近真美とスキンシップすると避けられる気がしてな」

真美「そ、それは…」

P「あんまり真美にくっつきすぎると真美に気持ち悪がられるんじゃないかって思ってさ」

真美「気持ち悪いなんて思ったことないよ!」

P「ほ、本当か!?」

真美「うん!ただ恥ずかしかっただけで兄ちゃんのこと嫌いになったとかじゃないからね!勘違いしないでよ!」

P「じゃあ俺の服と真美の服、一緒に洗濯しても怒らないか!?」

真美「へ…?あ、うん…別に気にしない…と思う…」

P「じゃあ真美の干してある下着見ても気持ち悪がったりしないか!?」

真美「それはさすがにやだよ兄ちゃん…」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:27:25.46 ID:87kGRBkCO
P「ほっ…とにかく嫌われてないならよかった…」

真美「考えすぎだよ兄ちゃん」

P「そうだな…俺ももう限界だったんだよ。真美を1日1回撫でとかないと元気が出なくてな…」

真美「…真美も…」

真美「真美も兄ちゃんに撫でられるの…好きだよ…」

P「…撫でていいか?」

真美「……///」コクコク

P「あー…」ナデナデ

真美「ぅ…ん…」

P「やっぱ落ち着くな…」ナデナデ

真美「そ、そう…?」

P「まるで我が子のようだ…」ナデナデ

真美「…えっ」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:27:55.05 ID:87kGRBkCO
真美「我が子…?」

P「うん」ナデナデ

真美「もしかして…真美のこと一番大切って言ったのは…」

P「真美を見てると父性が沸いてきてな…ついつい自分の子供のように接してしまうんだ」ナデナデ

真美「こ、子供扱いしないでって言ってるでしょー!」

P「わっ!どうした真美!暴れるな!」ナデナデ

真美「いつまでもなでなですんな!兄ちゃんのばかぁー!」タタタ

P「真美ぃー!」

ガヤガヤ

P「あ、すみません…うちの子がご迷惑を…」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:28:25.72 ID:87kGRBkCO
真美「……」グスン

P「店とびだしたはいいけど…帰り道がわからないので結局車に乗っちゃう真美ちゃんでした」

真美「うっさい!」

P「よしよーし。いい子いい子 」ナデナデ

真美「うぅ…」

真美(兄ちゃんに撫でられると…怒ってるのがなくなっちゃうよ…)

P「それにしてもなんでさっきは怒ったんだ?」

真美「兄ちゃんには一生わからないよ!この鈍感!」

P「なんかごめんな真美。兄ちゃん子供心がまだわかんなくてさ…」

真美「子供心じゃなくて女心だもん…」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:29:06.47 ID:87kGRBkCO
P「ただいまー」

小鳥「あら?今日は直帰じゃなかったんですか?」

P「少し書類の整理をしたくて」

真美「真美もいるよー」

小鳥「ちょうどよかったわ真美ちゃん。今亜美ちゃん達が来てるのよ」

真美「えっ本当!?」

P「竜宮小町、ツアーから帰ってきてたのか」

亜美「真美ぃー!」バッ

真美「亜美ぃー!」ギュゥ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:29:33.76 ID:87kGRBkCO
律子「プロデューサー殿、ただいま帰りました」

P「おつかれ。大変だったろ?」

律子「亜美が兄ちゃんと真美に会いたい会いたいうるさくて」

P「はは。それは嬉しいな」

亜美「あー!兄ちゃんだー!」

P「よー亜美。元気そうじゃないか」

亜美「兄ちゃんに会えてもっと元気になっちゃうよー」

P「可愛い奴だな」ナデナデ

亜美「えへへ。恥ずかしいよ兄ちゃんー」

真美「!」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:30:27.31 ID:87kGRBkCO
真美「あ、亜美…」

亜美「ん?どしたの?」

真美「兄ちゃん疲れてるからそっとしといてあげよう」

P「別に疲れてないぞ?むしろ亜美を撫でると回復していく」ナデナデ

真美「……」ムスッ

亜美「あ…真美怒ってる?」

真美「べ、別にそんなことないよ…」

亜美「にしし…兄ちゃん!今度は真美をなでなでしてあげてよ」

P「よっしゃ任せろ」

真美「え、え?」

P「いい子いい子ー」ナデナデ

真美「ふぁ…」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:31:25.28 ID:87kGRBkCO
亜美「真美ったら幸せそうな顔しちゃって〜」

真美「なっ…!」

P「気持ちいいのか?真美」ナデナデ

真美「そ、それは…///」

亜美「わぁ…赤くなっちゃってるよ真美…オンナの表情してる」

真美「そんな表情してない!からかわないでよ亜美!」

亜美「んっふっふ…兄ちゃん兄ちゃん!」

P「ん?」ナデナデ

亜美「真美が兄ちゃんのこと大好きだってよ!」

真美「んなっ…!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:32:00.66 ID:87kGRBkCO
P「あぁ。俺ももちろん大好きだ」ナデナデ

亜美「いよっ!相思相愛じゃん!」

真美「み、みんながいる前でやめてよー!」

律子「…ロリコンだったんですか?」

あずさ「あらあら…うふふ」

伊織「……」ドキドキ

小鳥「俺ももちろん大好きだよ、小鳥…」

小鳥「あぁっ!だめですプロデューサーさん!みんながいる前で…!」

亜美「あ、みんないたんだ?」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:33:29.21 ID:87kGRBkCO
律子「プロデューサー殿…本気ですか?」

P「なにが?」

律子「だから…本気で真美が好きなんですか?」

P「大好きだ」

真美「……///」ドキドキドキドキ

亜美「いつのまにこんなに進んでたのじゃこやつめ」ツンツン

律子「アイドルとかそういうこと以前に…歳が離れすぎてるんですけど」

P「だからいいんだろうが馬鹿者。むしろそうじゃなきゃいけないんだよ」

律子「…………」

小鳥(上に離れててもいいのかしら)
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:34:20.61 ID:87kGRBkCO
律子「このことについてゆっくり話し合いたいですけど…もう夜も遅いんでアイドル達を家に返してあげましょうか」

P「そうだな。俺の車に乗る人この指とまれ〜」

亜美「はーい!」ニギッ

真美「は、はい!」ニギッ

律子「…くれぐれも変なことしないでくださいよ?」

P「変なこと…?なんだそりゃ」

律子「では伊織とあずささんは私が…」

あずさ「わざわざすみません〜」

伊織(プロデューサーと真美ができてたなんて…緊急765連絡網でみんなに報告よ!)ポパピプペ
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:35:11.53 ID:87kGRBkCO
prrrrr

やよい「うっうー!?おめでたですー!?」

prrrrr

千早「な…に…」

prrrrr

春香「えっ?えっ!?きゃー!?」ステーン

prrrrr

美希「許しゃしねーの」

prrrrr

真「なんてこったい…」

prrrrr

雪歩「入らないと思いますぅ…」

prrrrr

貴音「なんと」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/02(金) 00:36:31.45 ID:87kGRBkCO
P「着いたぞ。亜美、真美」

真美「ありがと兄ちゃん」

亜美「ねーねー兄ちゃん。結局真美のどこが好きになったの?」

真美「あ、亜美!」

P「うーん…やっぱ子供っぽいところかな」

亜美「わー…よくわかんない趣味してるね。さすが兄ちゃん」

P「そうか?」

真美「子供じゃないってのに」

亜美「んじゃー亜美のことはどう?同じ双子だよ?好き?」

P「好きだよ」

真美「え…」
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