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真姫「すいませんでした」凛「もうしません」
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38 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 00:06:47.89 ID:QjyjLr/30
ことり(…あの二人)
海未「ハイ!一羽でチュン!」
ことり「え!?」
海未「二ぃ羽でチュチュン!!」
ことり「ぇええっ!?」
海未「さーんわ揃えばっ!?」
ことり「ぁああぁあんのぉおお?」
海未「さーんわ!そろえばっ!!?」
ことり「え……じ…」
ことり「ジュウシマツ…?」
海未「この愚か者っ!!」
海未「一生ジタバタしてなさいっ!」
ことり「ふぇえええぇえん!!!」
39 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 01:03:42.50 ID:QjyjLr/30
【校舎内・廊下】
凛「ふふんふ〜ん♪」
真姫「…ねぇ」
凛「なに?」
真姫「もう気は済んだでしょ?いい加減返しなさいよ」
凛「…まだにこちゃんに試してないもん」
真姫「ばっ!?」
真姫「にこちゃんにだけは絶対やらせないからねっ!?」
凛「やだ!」
凛「締めはにこちゃんって決めてたんだもん!」
真姫「ラーメン感覚で言わないで!」
真姫「とにかくぜっっったいにやらせないから!!!」
凛「ふ〜ん?」スッ
真姫「くっ!」
真姫「た、例え私に向けてそのボタンを押したとしても…30分間喋らなければいいだけの話よ?」
凛「っ!」
真姫「あんたがそれを押したと同時にどっかへ逃げてやるんだから」
真姫「どう?コレならあんたも手出しは」
「あんた達何してんのよ?」
真姫「…え?」
にこ「てゆーかそれなに?」
40 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 01:37:36.06 ID:QjyjLr/30
凛「にこちゃんやっほー!」
にこ「あら、凛も一緒で」
真姫「来ちゃダメぇええええ!!!」
にこ「っ!?」
真姫「にこちゃん逃げて!!」
にこ「な、何なのよアンタ!?」
バッ
真姫「させない!!」ギュッ
にこ「ちょ、ちょっと!」
真姫「撃つなら私を撃ちなさいっ!」
真姫「さぁ!!」
にこ「どっ…きなさーいっ!!」グイッ
真姫「あんっ///」
真姫「…ダメよ?にこちゃん」
真姫「最初は優しくって約束したじゃない?」
にこ「黙りなさい、鼻の穴に鍵盤突っ込まれたくなかったらね」
真姫「な、なによそれ…」
真姫「斬新過ぎるわ!!」
にこ「…」
41 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 02:05:57.13 ID:QjyjLr/30
にこ「ところで、凛」
凛「はいは〜い♪」
にこ「あんたが持ってるそのリモコンみたいのはなに?」
真姫「は…っ!」
真姫「そ、そーよ!!」
凛「〜♪」ニヤニヤ
真姫「にこちゃん!私の後ろから出ちゃダメよ!?」
にこ「なんで?」
真姫「あのリモコンを向けてボタンを押すとね!?何だかとっても下品な口調になるのよっ!」
にこ「はぁ?」
凛「元々はにこちゃんを洗脳する為に真姫ちゃんが作った物なんだけどね」
にこ「…洗脳?」
真姫「騙されちゃだめ!」
にこ・凛『!?』
真姫「あのリモコン擬きはそもそも凛が持ってきた物なの!!」
凛「はぁ!?」
真姫「あのドブ猫は学校全てを支配するつもりなのよ!!」
にこ(真姫のご両親も大変ね…)
凛「大嘘にゃ!!」
凛「真姫ちゃんが持って来た物を凛が落っことしてこんなヘンテコ機能になったんでしょ!?」
凛「あとドブ猫ってゆーな!!」
にこ「…アンタらちょっと」
「ふ〜ん」
バシッ
凛「あ!?」
42 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 02:36:31.12 ID:QjyjLr/30
「コレで私と穂乃果ちゃんを弄んでたの〜?」ポンッポンッ
ことり「ねぇ?」
凛「こ、ことりちゃん…?」
真姫「ことり…貴方…」
真姫「口調が戻って」
凛「真姫ちゃん!!」
真姫「あ…」
ことり「やっぱりそーゆー事だったんだね〜」
真姫「こ、ことり?違うのよ…」
ことり「らぶあろ〜…」スッ
凛「ちょっと!?」
ことり「シュート♪」ポチッ
真姫「あ!?」
ことり「シュート♪」ポチッ
凛「にゃあ!?」
ことり「うふふ♪」
にこ「……」
ことり「さぁ、二人とも…」
ことり「部室に行こっか?」
真姫「〜っ!」
凛「うぅ…」
ことり「"みんな"待ってるよ?」クスクス
にこ「…いま理解したわ」
43 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 03:22:24.58 ID:QjyjLr/30
【アイドル研究部・部室】
海未「…なるほど」
海未「では今回の騒動は、真姫のトンデモ発明が原因だった訳ですね?」
絵里「ことりとにこの話を要約するとそうらしいわね」
絵里「それにしても本当に酷い目にあったわ…」
絵里「訳の分からないまま希には怒られるし、クラスメイトからは白い目で見られるし」
絵里「ホント…散々よ」
海未「その事については後で二人に謝罪会見をさせるとして…」
海未「こちらの方での処分はどうしましょう?」
絵里「…あの子らに任せるわ」
「にゅあぁああぁあああん!!!」
44 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 04:02:39.29 ID:QjyjLr/30
穂乃果「うっくっくっくっwww」
希「あっしゃっしゃっしゃっwww」
凛「いぃぃぃっよぉおお゙かげんゆりゅしてにゃぁああぁぉおお゙おん!」
穂乃果「いいよ〜凛ちゃんとってもいいよ〜ww」
希「セリフが素晴らしくフィーバーしとるよwwww」
凛「んもぉ゛お゛お゛ぉぉ反省してましゅぅぅぅ!!!」
真姫「……」
ことり「ねぇねぇ真姫ちゃん?」
ことり「トマト好き?」
真姫「…」
にこ「だんまりは無しよ?」
にこ「答えないともう手ぇ繋いであげないからね?」
真姫「っ!?」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/02(金) 08:20:52.34 ID:KtH4y6dSO
>>38
/\/\/\∧
< バーカ! >
V\/\/\/
\ | /
\ ___ /
/ ヽ
\ m {0}/"ヽ{0}m /
|っ| ヽ_ノ と|
/ ム `ー′ ム \
(__ ___)
__ | |___
/ /
/ /
| /\_ノ ̄ ̄ヽ
/| |  ̄ ̄/ ノ
/ ノ | / \
`/ / ノ /
/ | (_ \
\_) \_)
46 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 13:07:01.45 ID:QjyjLr/30
真姫「と…と…」
にこ「ん?」
真姫「…トマトらいぃしゅきいぃれしゅぅぅぅっ」
にこ「うっくっくっくっwww」
ことり「じゃあコレは何?」
真姫「…っ?」
【特濃牛乳】
ことり「読んでみて?」
真姫「と…っ…特濃……」
真姫「…ちんぽミルクっ」
ことり「あら〜真姫ちゃんはそう読んじゃうんだ〜?」
ことり「下品だね〜」
にこ「うふっwうふぅwwwっww!」
真姫「っ!!」ガタッ
真姫「いぃったいぃいぃちゅまれやらせりゅのぉおお!!」
ことり「もちろん"みんな"の気が済むまでだよ〜?」
にこ「私のこと洗脳しようとしてたんだからこれ位はねぇ?」
真姫「ごめんにゃしゃいぃにゃのお゛ぉおォおん!!!!」
にこ「あっはっは……あれ?」
にこ「花陽は?」
ことり「え?」
海未「そう言えば…」
47 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 13:41:35.21 ID:QjyjLr/30
【小泉家】
花陽「うぅぅぅ…」
花陽「もう学校いけないよぉ…」
prrrrr!
花陽「…?」
花陽「にこちゃん?」
pi!
花陽「も、もしもし?」
<花陽、アンタ今何処にいるのよ?
花陽「お、お家です…」
<はぁ!?今日練習あるのよ!?
花陽「きょ、今日はちょっとその…」
<…もしかして具合でも悪いの?
花陽「そ…そんな感じです」
<そんな感じって何よ?
花陽「あのぉ…えっと…」
<…え?変わるの?
48 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 15:21:42.56 ID:QjyjLr/30
花陽「?」
<花陽、海未です
花陽「あ、海未ちゃん」
<具合が悪い時はLINEでもなんでもいいので、必ず誰かに伝えて下さい
<みんなとても心配してるんですよ?
花陽「ご…ごめんね」
<穂乃果だよ〜!
<花陽ちゃーん!後でお見舞い行くからね〜!
花陽「あ、ありがとう」
<はにゃよお゛ぉおォおん!!!!
花陽「っ!?」
<かよちんたしゅけてにゃお゛ぉおォお!!!
花陽「え?ええっ!?」
<絵里よ、今のは気にしないで
花陽「え…で、でも」
<ことりで〜す♪花陽ちゃん早く元気になってね?
花陽「い、今のは…?」
<のんたんで〜す!花陽ちゃん早く来んと生ワシワシの刑やで〜?
花陽「はひぃ!?」
<…にこよ
花陽「あ…に、にこちゃん」
<後でお見舞い行くから、その時にまた連絡するわね?
花陽「わ、分かった…ありがとね」
<うん、じゃあまた後で
pi!
49 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 16:04:04.16 ID:QjyjLr/30
花陽「…」
花陽「さっきのアレ…凛ちゃんと真姫ちゃん…だよね?」
花陽「も、もしかして花陽がビンタなんかしちゃったから真姫ちゃんおかしく…っ!?」
花陽「…え、でもそれじゃなんで凛ちゃんも…?」
花陽「……」
花陽「後で聞いてみよう…」
50 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 16:14:43.22 ID:QjyjLr/30
【部室】
真姫「やっと戻ったみたい…」
凛「末代までの恥にゃ…」
にこ「それにしても花陽ったら大丈夫かしら?」
海未「声を聞いた限りではそこまで体調が悪い様にも感じませんでしたが」
にこ「う〜ん…」
希「まぁ後でお見舞い行くんやし、今そんなに気にせんでも」
ガラァッ!!!!!!
ミカ「ことりちゃんいるっ!!?」
にこ「!?」
穂乃果「ど、どーしたの!?」
海未「…ここに来るなんて珍しいですね?」
ミカ「それどころじゃないんだってばっ!!」
絵里「あ、貴方ちょっと落ち着きなさい?」
ことり「何があったの?」
ミカ「こ、ことりちゃん!」ガシッ
ことり「は、はいっ!?」
ミカ「…お母さんから何も聞いてないの?」
ことり「な、なにが?」
ミカ「……あのね?」
ことり「っ」ドキドキ
真姫・凛『…あ』
51 :
◆5UDbDqhWOk
[saga]:2017/06/02(金) 16:37:20.61 ID:QjyjLr/30
ミカ「…理事長辞めたって」
ことり「」
真姫「すいませんでした」
凛「もうしません」
おわり
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/02(金) 16:40:32.92 ID:5uYRRb4oO
廃校やんけ……
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/02(金) 17:39:14.63 ID:2EZ6QxuAO
ことりちゃんが一番の被害者やんけ…
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クオリティの高いサービスを貴方に
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