【ガルパン】沙織「わ、私の同志は手強いんだから!」

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212 :全治全能の未来を予言するイケメン金髪須賀京太郎様に純潔を捧げる [sage saga]:2017/08/07(月) 08:33:27.96 ID:vEWaP2IS0
イケメン金髪王子須賀京太郎に処女膜捧げるスマホゲーム全部エラー出たスマホでGOOGLE検索できない
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 12:42:59.49 ID:cCo2veRHo
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 09:43:53.80 ID:GOjGY/iRO
乙乙
215 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:10:23.64 ID:pJiWFYMO0
やっと完成した、行きます
216 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:11:20.69 ID:pJiWFYMO0

ブロロロロ

ルミ「隊長ー!」

愛里寿「ルミ!」

ドオン! ガッシャアァン! シュポ

ルミ「きゃあぁぁぁー!」

ズシャァァァー ドカーン! ガラガラ
217 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:12:18.87 ID:pJiWFYMO0

そど子「間一髪パーシングが間に入った!」

ゴモヨ「うわっ、横転しながらアトラクションに突っ込んだ!危ない」

パゾ美「瓦礫に挟まれてあれじゃあ試合が終わるまで外に出れそうもないね」


みほ「おしい、後ちょっとだったのに」

まほ「だが、大洗は千載一遇のチャンスを逃した」
218 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:13:06.80 ID:pJiWFYMO0

カチューシャ「まだパーシングが残ってたなんて」

沙織「どうする、カッちゃん?」

カチューシャ「勢いはこっちにある、このまま押し切るわよ!」
219 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:13:50.06 ID:pJiWFYMO0

愛里寿「ルミのためにも絶対に勝つ」

愛里寿「攻撃の起点はW号…やつから先に仕留める」
220 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:14:33.05 ID:pJiWFYMO0

ドオン ドオン ドオン!

カチューシャ「相手に反撃の隙を与えちゃダメ、とにかく攻め続けるわよ。削って削って削りまくってピロシキの中のお惣菜にしてやるわよ!」

ブロロロロ スッ

沙織「あっ、向こう側に隠れた」

カチューシャ「むっ、不意打ちなんてさせないわよ。エルディカイザーはそっちに行って、私たちはこっちよ」

カチューシャ「リスクを避けた戦い方ではいずれやられる、積極的にせめるわよ!」
221 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:15:43.44 ID:pJiWFYMO0

ブロロロロ

優花里「周りは障害物、一気に抜けましょう!」

ドクン!

麻子(………え?)

瞬間、麻子の意思とは無関係に手が動いていた……麻子には何が起こっているのか理解できない

“考えるより先に体が動いた”というやつである。いったい何故そのようなことが起こったのか?

これこそが知識だけでは決してたどり着けない、バレー部のようにひたすら努力し続けた者だけがたどり着ける境地

“勘”経験則とも言われている

本来なら今の麻子に出来る芸当ではないはずなのだが、負けられないという緊張感、張り詰めた空気、そして勝利への強い意思がそれを可能にしていた

W号の動きが遅くなる

ガシャァァン!

優花里「な、障害物を突き破って!?」

麻子「間に合えっ!」

ギュルル ドオン! バコオン!

沙織「か、かわした!」

優花里「あそこでスピードを出していたらおそらく今のはかわせなかったでしょう。さすが冷泉殿です、見事な判断です!」

麻子「あ……ああ」

麻子(何だったんだ、あの感覚は……)

麻子たちは己の神経が研ぎ澄まされ高まっていくのを感じていた
222 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:17:34.12 ID:pJiWFYMO0

愛里寿「なっ、かわされた!?」

愛里寿(何故だ、何故倒せない……)

実力はこちらが上なのに倒しきれないことにアリスは焦っていた

愛里寿「これが…これが本物のボコなの?」ハアハア
223 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:18:22.07 ID:pJiWFYMO0



ちょっとばかり才能があったところで所詮ガキ、隊長なんて務まるわけないじゃない

家元の娘だからって勘違いしてんのよ



愛里寿(……やめて)



子供らしく部屋に篭ってテレビでも見てりゃあいいのよ

生意気な…


224 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:19:41.45 ID:pJiWFYMO0






愛里寿( や め て ー ! )





225 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:20:20.13 ID:pJiWFYMO0

愛里寿「うわあぁぁー!」

ギュルルル

ナカジマ「なっ、さっきと動きが」

愛里寿「そんな目で私を見るなー!」

ガツン ガツン ドオン!

カチューシャ「きゃあ!」ガン ガン

沙織「!カッちゃん危ないよ!」

カチューシャ「そんなのどうでもいい!」

沙織「……!」キッ

カチューシャ「うわっ!?」

グイッ スポッ

沙織「麻子、一旦距離をとって、エルディカイザーは援護!」

麻子「おう」

ギュギャギャ

ナカジマ「撃てー!」

ドオン!


愛里寿(私は勝たなきゃいけないんだ……)

愛里寿(勝たなきゃ、勝たなきゃ私には何の価値もないんだ!)

愛里寿「一人は…嫌だ…」ブルブル

愛里寿「撃てー!」
226 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:22:45.34 ID:pJiWFYMO0

カチューシャ「ちょっと、何するのよ!」

沙織「無茶をするのはやめてよ!ぶつかりそうになったじゃん?」

カチューシャ「敵の動きが激しいのよ、外に出て確認しないと戦えないわ」

カチューシャ「怪我が怖くて隊長は務まらな……」

沙織「やめてよ!」

カチューシャ「!?」

沙織「こんどは記憶だけじゃ済まないかもしれないんだよ!」ポロポロ

カチューシャ「で……でも」

沙織「私、もうカッちゃんと離れたくない……」

沙織「危ない真似…しないで…」ギュッ

カチューシャ「ベサオ……」
227 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:23:50.53 ID:pJiWFYMO0

ブロロロ

沙織「………」キッ

愛里寿「カチューシャさんじゃない?」

カチューシャ「ちょっとベサオ、何してるの。ふざけないで?」

沙織「ふざけてなんかいない。カッちゃんは少し休んでて」

沙織(カッちゃんを危険なめにあわせるくらいなら……)

沙織「グランゾートはカッちゃんだけじゃない。行くよ、麻子!」

麻子「おうよ!」
228 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:24:46.30 ID:pJiWFYMO0


愛里寿「誰が出てこようと関係ない、敵は全て打ち砕く」

ガガガ! ドオン!

沙織(くっ、すごいプレッシャー。カッちゃんはこんなのとやりあってたの?)

沙織(でも、カッちゃんがいない間、私たちだって必死に練習してきたんだ)

沙織「負けるかー!」

沙織「そこっ、停止っ、撃てっ!右っ」

ギュンギュン ドオン! キュキュッ


愛里寿「さっきより動きが良くなってる?」

カチューシャ「うそ、私が指示するよりはやい……」

優花里「きっと幼馴染だらこそ通じ合うものがあるんですよ」

華「いえ、それだけではありません。沙織さんはカチューシャさんの抜けた穴を埋めるために誰よりも努力していたんです」

カチューシャ「………」
229 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:26:04.79 ID:pJiWFYMO0



ブロロロロ ドオン!

ポタポタ

沙織「口から心臓が飛び出しそう…ウプッ」ハアハア

ギャギャギャ ドオン!

沙織「きゃあ!」

沙織(負けるものか、しっかりしろ武部沙織!)

沙織「勝って…みんなで大洗に帰るんだ!」

愛里寿「違う、お前たちを倒して…私が勝つ!」

ドオン ドオン!

沙織「………」ブルブル ガクガク

カチューシャ(ベサオ、足が震えてる……)

カチューシャ「………」キッ

カチューシャ「エルディカイザーは援護して!」

ナカジマ「了解!」

ドオン ズザザザ

愛里寿「ちっ」

カチューシャ「今よ、優花里!」

優花里「はいっ!」グイッ スポッ

沙織「きゃっ」ドサッ

沙織「何するのよカッちゃん!」ハアハア

カチューシャ「……ベサオ、交代よ」

沙織「何言ってるの?私はカッちゃんより頑丈なん……」ハアハア

カチューシャ「ごめん、心配かけた」ギュッ



カチューシャ(隊長は隊員にに迷惑をかけてはならない、私もまだまだね…)



沙織「カ…カッちゃん?」
230 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:26:34.31 ID:pJiWFYMO0


沙織のとった行動は、仲間に傷ついて欲しくないという純粋な優しさ

人としては立派だが、この場においてけして正しいとは言えない行為

だが、理屈に合わないことが理屈になる。そういう時もある


231 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:27:02.43 ID:pJiWFYMO0






カチューシャ「 あ な た の 気 持 ち 、 し っ か り 伝 わ っ た わ 」





232 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:32:00.60 ID:pJiWFYMO0
イメージBGM https://mu6.me/75879
233 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:32:50.89 ID:pJiWFYMO0

カチューシャ「もう大丈夫だから、後は私に任せて」

沙織「……お願い」ガクッ

優花里「武部殿!」ガシッ

沙織「………」ハアハア

優花里「たった数分しか出てないのにこの消耗」

沙織(……実際にやりあって分かった…正直立ってるのがやっとだった。カッちゃんはすごい敵とやりあってる)
234 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:33:20.35 ID:pJiWFYMO0

ブロロロロ

ナカジマ「どう?」

ツチヤ「うん、だいぶん慣れてきた。今ならいけると思う」
235 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:34:14.98 ID:pJiWFYMO0

愛里寿「うわあぁぁぁ!」

ドオン ドオンギュルルル

優花里「攻撃が激しすぎて近ずくことさえできないです!」

華「何か突破口は……」

ナカジマ「カッちゃん!」

カチューシャ「何?」

ナカジマ「私たちが道を切り開く……」
236 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:34:46.95 ID:pJiWFYMO0

ナカジマ「カッちゃんは戦いに勝つために迷わず自分を犠牲にできる。けど、私はそこまで勝負に徹しきれはしない」

ナカジマ「カッちゃんには、私たちの大将として最後までフィールドに立っていてほしんだ…」
237 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:35:51.79 ID:pJiWFYMO0

ブロロロロ

愛里寿「むっ、ポルシェティーガーがW号の前に…盾になるつもりか?」
238 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:37:22.88 ID:pJiWFYMO0

ナカジマ「必殺技決めるから、スリップしてついて来てっヨロシクッ!」

優花里「スリップでありますか?」

カチューシャ「スリップストリームね!」

麻子「戦車でやっても効果無いんじゃ…まあいいか」

※監督も言ってたけど多分効果ない、自動車部も勢いで言ってただけだと思う
239 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:38:20.61 ID:pJiWFYMO0

ナカジマ「いっくよー!」

ホシノ「ジーク・ガイ・フリーズ!」

スズキ「ひっさーつ!」

ツチヤ「一刀両断!」

ポチッ つ必殺!

「 エ ル ディ カ イ ザ ー ! 」

バコォン!ドワォ!

愛里寿「なっ、加速した!」

※一人空砲ブーストです、エンジン規定はあるけどゲッター線の規定はないもんね
240 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/17(木) 09:38:58.30 ID:pJiWFYMO0
ここまで

もうちょっとで終わります
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 22:34:42.73 ID:3yTzVWbyO
乙乙
242 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 07:56:59.94 ID:QZf71tsx0
ちょっとだけ生きます
243 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 07:59:11.17 ID:QZf71tsx0

エルディカイザーの最後の賭け、それは自分たちのスピードの限界をアリスに認識させること……

すべてはこの一撃を決めるための布石

彼女たちの勝利への執念は完全にアリスの虚をついた
244 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:00:59.21 ID:QZf71tsx0

ギュオオォォォ!

愛里寿「くっ、撃て!」

ドオン! シュポ

プスン ズガガガ!

愛里寿「っ、止まらない!?」

ナカジマ「よーっく覚えときな」

245 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:01:48.17 ID:QZf71tsx0






ナカジマ「 必 殺 技 か ら は 逃 げ ら れ な い 」 ドン!






246 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:02:29.91 ID:QZf71tsx0

ガッシャアァン!

愛里寿「きゃあぁぁ!」

グルグル ガシャン!

愛里寿「履帯が……照準を」

愛里寿「だめだ、間に合わない」
247 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:04:08.20 ID:QZf71tsx0

ブロロロロ

カチューシャ「行くわよ、全速前進!」

ノコノコ……

カチューシャ「!?あれは…ヴォイテク?」チラ
248 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:05:17.24 ID:QZf71tsx0


私の目的は…


大洗の勝利…


勝ってみんなで帰ること…


それが隊長の使命…


大丈夫、後でも間に合うはず……


余計なことを考えるな!

249 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:06:40.05 ID:QZf71tsx0






これは戦争ではない






250 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:07:43.86 ID:QZf71tsx0

カチューシャ「………ぐっ」
251 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:08:46.43 ID:QZf71tsx0







道を外れたら戦車が泣くでしょ






252 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:09:44.91 ID:QZf71tsx0


カチューシャ「ううっ…」

253 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:10:30.97 ID:QZf71tsx0







戦車道は好きですか?






254 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:11:19.15 ID:QZf71tsx0

カチューシャ「あああぁぁ!麻子ぉぉっ、左だあぁぁ!」

ギャギャギャ ギュル

ナカジマ「なっ、何で!」

愛里寿「!?向きを変えた?だが、好機!」

愛里寿「撃て!」

ドオン! ガァン!

麻子「うわっ!くそっ」

ブロロロロ ガクガク

愛里寿「どこを目指して……」チラ

ガクガク プスン シュポ

麻子「だめだ、動かん!」

カチューシャ「みんな、行くわよ。優花里はワイヤーを持って来て」バッ

タタタ…

愛里寿「……嘘…」

沙織「ダメ、瓦礫が塞いでて開かない」

メラメラ

愛里寿「あ…ああ……」

華「聞こえていたら返事をしてください!」

沙織「返事がない、みんな気絶してるみたい!」
255 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:12:25.64 ID:QZf71tsx0







愛里寿「ルミー!!」







256 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:14:49.98 ID:QZf71tsx0

アンチョビ「あれはさっきのパーシングか?」

ペパロニ「崩れた機材から発火したみたいッス」

アンチョビ「乗組員は脱出してないのか?」

カルパッチョ「瓦礫が脱出口を塞いでるみたいです」

アンチョビ「戦車は燃えてないが、このままでは危険だ」

アンチョビ「救援車が来るまで時間がかかるぞ、間に合うのか?」
257 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:15:28.59 ID:QZf71tsx0

「ダメです。履帯がやられてて動けません」

愛里寿「そんな、ルミ、ルミー!」

タタタ…

「あっ、隊長!」
258 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:16:15.25 ID:QZf71tsx0

優花里「カチューシャ殿、準備できました!」

愛里寿「ルミー」ハアハア

カチューシャ「あんたは…」

愛里寿「ルミは、ルミは大丈夫なの?」

カチューシャ「大丈夫、絶対に助ける!」

カチューシャ「私の目の前でけが人なんて出させない、いくわよ!」

カチューシャ「えーい!!」ググッ

沙織「くっ、お、重い…」
259 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/26(土) 08:18:34.22 ID:QZf71tsx0
ここまで

続きは近いうちに投稿します

>>258 沙織「くっ、お、重い…」

戦車のことです、ベサオのことではない
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 08:37:21.20 ID:xYrjZcxSO
付き合う人付き合う人にゼクシィ見せてきそう
261 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:22:09.60 ID:HyuyBTXI0

ナカジマ「カッちゃーん!」

「隊長ー!」

華「自動車部にセンチュリオンの人たちが来ました」

カチューシャ「これ以上時間をかけるわけにはいかない、一気にいくわよ!」

カチューシャ「けど重すぎてこの人数じゃ引っ張り出すのは無理……」

愛里寿「そんな……」ポロポロ

カチューシャ「なら車体を回転させてキューポラの部分を瓦礫の外に出せばいい!」

カチューシャ「いくわよ!」

「えーい」

「ぬおおおお!」

「やああああ!」
262 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:23:32.87 ID:HyuyBTXI0

杏「まずいね、ビクともしない」

桃「どんどん火が広がってるぞ、何とかしろカチューシャ!」

柚子「見てるだけしかできないなんて……」
263 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:24:39.94 ID:HyuyBTXI0

ハアハア

愛里寿「痛っ!」ズルッ

「隊長、手が! 」

愛里寿「ルミ…ルミー」ポロポロ グイグイ

沙織「このままじゃ…」
264 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:25:54.70 ID:HyuyBTXI0







???『 ち が ー う ! ! 』






265 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:26:22.75 ID:HyuyBTXI0

!?

???『そうじゃないだろ、忘れたのかお前たち!』

カチューシャ「この声は…」

???『気持ちがバラバラだぞ!私はそんなやり方を教えた覚えは無い!』

優花里「間違いありません!この声は……」
266 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:28:05.90 ID:HyuyBTXI0








「 西 隊 長 ー ! 」







267 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:34:26.72 ID:HyuyBTXI0


絹代『私たちと学んだことを思い出せー!』

268 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:35:25.46 ID:HyuyBTXI0

……

そうだ…心を一つに…

想いを一つに…

いくぞ……
269 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:36:29.02 ID:HyuyBTXI0






「 吶 喊 ! 」





270 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 00:37:04.70 ID:HyuyBTXI0
スミマセン寝ます
271 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 08:11:33.75 ID:HyuyBTXI0
-病室

ルミ「う…ん パチ」

愛里寿「!ルミー!」ガバッ

ルミ「た、隊長!ここは?」

アズミ「病室よ、あなたは気を失ってたの」

ルミ「アズミ……」

愛里寿「バカ!危ないことして」グス

メグミ「隊長に謝りなさいよ、ずっと心配してたんだから」

ルミ「隊長、すいません迷惑をかけて…」

ルミ「相手は格下、負けたりしたら隊長が叩かれる……」

ルミ「隊長が泣くところはもう見たくなかったの……」

愛里寿「ルミ……」
272 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 08:12:24.45 ID:HyuyBTXI0

愛里寿「……私…泣かないよ、だってルミたちがいるもん」

ルミ「隊長……」

愛里寿「だから大丈夫」

アズミ「よーし、じゃあ今から私たちは四姉妹ね!」

メグミ「末っ子は隊長ですね」

アズミ「ついにルミもお姉ちゃんかー」

ルミ「へ?な、何言って……」

愛里寿「………」ギュッ


ルミ「!?」

愛里寿「ルミお姉ちゃん」ニコ

ルミ「cjgfkrhじゅちyぎfy」ブバー バタ

愛里寿「!!ルミ、ルミー!」

アズミ「……効果は抜群だったみたいね」

メグミ「こいつは効くぜ」ボタボタ
273 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 08:13:11.41 ID:HyuyBTXI0

-大洗

カチューシャ「………」

沙織「カッちゃん…」

カチューシャ「みんな……ごめん」

優花里「あの時カチューシャ殿のとった行動は決して間違ってないと思います!」

華「私もです!」

沙織「あの時助けなかったら私、きっと後悔してた」

麻子「あれこそ戦車道精神に則った行為だ、誰も責めはしない」

カチューシャ「でも、大洗は廃校に……」

麻子「別に二度と会えなくなるわけじゃ無い…」

華「そうです。どこでも花は咲けます」

カチューシャ「みんな…」

優花里「これからはライバルですね」

沙織「負けないんだから!」
274 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 08:13:42.47 ID:HyuyBTXI0

優花里「私はサンダースであります!」

沙織「私はアンツィオ!」

華「私は聖グロリアーナです」

麻子「私はプラウダだ」

カチューシャ「私は黒森峰…」
275 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 08:14:19.21 ID:HyuyBTXI0





沙織「今度会うときは敵同士だね……」

華「みなさんと戦えるの楽しみにしてます」

優花里「負けませんよ」

麻子「仕方ないな、付き合ってやるか……」

カチューシャ「みんなまとめて相手してあげるわ、覚悟しなさい!」

カチューシャ「それじゃあみんな……」



カチューシャ「До свидания!」




276 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 08:15:48.27 ID:HyuyBTXI0

カッちゃんはカチューシャより勉強してるので多少ロシア語がわかります
277 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 08:18:00.16 ID:HyuyBTXI0





戦いには、勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある






彼女たちのとった行動は一つの奇跡を起こす

「私の戦車道って何なんだろう?」

大洗女子学園を取り戻す最後の戦いが始まる

「カチューシャ、今度こそあなたの力に……」

圧倒的な力の差を見せ付ける大学生に苦戦を強いられる

「一瞬?それだけあれば十分だ!」

わずかな可能性に全てをかけて彼女たちは戦う

「残念だが予測の範囲内だ」

「残り……3発です……」

カチューシャたちに課せられた使命は唯一つ




勝て!




カッちゃんThe movie FINAL




【ガルパン】優花里「私の同志は手強いであります!」




To Be Continued


278 : ◆UYlhnKrxEE [saga]:2017/08/27(日) 08:23:17.69 ID:HyuyBTXI0

これにてパート2終了です

思った以上に日常会話が難しいのでパート3は開始までちょっと時間がかかります

もし見てる人がいたらお付き合い願います
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 08:48:15.62 ID:i/NPDH8EO
乙でした
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 10:50:57.49 ID:R5Lpo1lfo
無効試合は勝ちではないか…
べさおがアンツィオに行くと女子力は上がるけどウェイトも
乙でした
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 12:02:05.03 ID:B/ivWmO8o

パート3楽しみにしてる
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 17:38:33.16 ID:oWoirZyAo
乙ー
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