【安価】シークレットゲーム【コンマ】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 18:56:52.57 ID:dzky4rRBo
読書
31 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 18:57:53.94 ID:R3k5YrL80
・性別 女

・年齢 15

・名前 上田昌美(うえだ まさみ)

・性格 寡黙で感情を表に出さない

・職業 アイドル

・長所 抜群の体力

・短所 先端恐怖症

・好きなこと(もの) 家族

・嫌いなこと(もの)
>>32
>>33

>>33のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜50 >>32
51〜99 >>33
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 18:58:10.35 ID:pd6FBgaDO
卑怯
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 18:58:58.61 ID:jHtaQWleO
裏切り
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 18:59:03.89 ID:ywsemVJd0
35 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 19:01:02.04 ID:R3k5YrL80
・性別 女

・年齢 15

・名前 上田昌美(うえだ まさみ)

・性格 寡黙で感情を表に出さない

・職業 アイドル

・長所 抜群の体力

・短所 先端恐怖症

・好きなこと(もの) 家族

・嫌いなこと(もの) 裏切り

・その他設定(自由枠)

>>36
>>37
>>38

>>38のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>36
34〜66 >>37
67〜99 >>38
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:01:58.93 ID:9hX5v6F2o
現在天涯孤独の身
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:03:58.46 ID:KpGhZxGDO
枕営業を強要された経験がある
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:04:30.70 ID:7LQ9ppnyO
ちょっと幸運な平凡
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:04:34.29 ID:iQpEhyrkO
寡黙だが心の中ではめっちゃ喋る
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:04:41.80 ID:dzky4rRBo
外見より内面の美しさを重視する
41 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 19:09:52.63 ID:R3k5YrL80
【主人公設定】

・性別 女

・年齢 15

・名前 上田昌美(うえだ まさみ)

・性格 寡黙で感情を表に出さない

・職業 アイドル

・長所 抜群の体力

・短所 先端恐怖症

・好きなこと(もの) 家族

・嫌いなこと(もの) 裏切り

・その他設定(自由枠) ちょっと幸運な平凡

以上の主人公でゲームを開始します。

【注意事項】

※PDAはランダムに配布されているため、キャラクターが原作通りに動かない可能性があります。

※視点は主人公のみであるため、他のプレイヤーの動きも考えながら行動することをオススメします。

※多少の主人公補正はありますが、案外簡単に主人公は死にます。
42 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 19:12:33.32 ID:R3k5YrL80
JOKERの解除条件を決定することを忘れておりました。

・JOKERの解除条件

※解除条件は、JOKERの機能を用いる必要があるもの、殺人が含まれているもの、またはそれらに近しい難易度のものでなければ無効または改変を行います。

解除条件については、今回のゲームに合いそうなものを安価の中から採用します。

>>43
>>44
>>45
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:15:09.93 ID:/y4u9YzU0
自分以外の全プレイヤーを自らの手で殺害する。
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 19:16:22.93 ID:/y4u9YzU0
異性のプレイヤー全員の死亡
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:18:43.11 ID:iZpo5Uh1O
1日行動をともにした人が、3日後にも生存している
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:18:59.59 ID:dzky4rRBo
自分以外で首輪を解除した参加者のPDAを全部破壊する
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:19:52.62 ID:pd6FBgaDO
>>43>>44は連取りだけどどうするな
48 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 19:24:17.94 ID:R3k5YrL80
>>46を改変をした解除条件とします。(あまり原型が残っていなくて申し訳ありません)

・JOKERの解除条件

 "偽装した番号のPDAを所持した参加者を2人以上殺害する"
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:30:44.73 ID:dzky4rRBo
すみません解除条件勘違いしてました
50 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 19:35:26.87 ID:R3k5YrL80
【02:00】

「んん……?」

私は照明の眩しさを感じとり、目を覚ました。

見慣れない天井、空気、その異常さに目を大きく見開いて身体を起こす。

「え、え、な、なに?」

周囲を見渡すと、取りあえず自分はひんやりとしたコンクリートの部屋にいることが分かった。
古びた木製の机と椅子や棚等が置かれているが、人が住んでいる様子は感じられない。

『――――』

「ひゃっ!?」

突如近くから鳴り響く電子音に私は寝床から小さく飛び上がった。

音の発生源を探すと、それはポケットの中に入っているスマートフォンの様な機械ということが分かった。

(なに、これ――)

私は電子機器を手に取り、中を確認した。



PDAに載っていたルールは?(コンマ判定)
※被った場合は1個下のルールを採用。

>>51
>>52

3 00〜15
4 16〜30
5 31〜45
6 46〜60
7 61〜75
8 76〜90
9 91〜99



51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:36:04.17 ID:PQsjipNz0
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:36:42.29 ID:dzky4rRBo
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:38:56.09 ID:iZpo5Uh1O
54 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 19:58:29.87 ID:R3k5YrL80
私はいまの状況に恐怖しつつも、手元にある機械を操作してみることにした。

どうやらこの電子機器はスマートフォンではなくPDAというもののようである。

「9……?」

最初に表示されたのはトランプを模した数字"9"だった。

メイン画面には、ルール、解除条件、地図、ソフトウェアの4つの項目があった。

もしかすると自分が置かれている状況が分かるかもしれない――
そう思い、私は内容を確認した。


【02:30】

PDAのルールを確認したところで、私は一旦情報を整理することにした。

どうやら私はとんでもない"ゲーム"とやらに強制的に参戦させられているみたいだ。

いま思うと、昨日はネット配信を終えたあとに近くのコンビニへ買い物へ行っていたはずであるが、
途中から記憶がない。

(誘拐ってことだよね、これ……)

共通のルール1、2を確認する限り、このゲームには複数人の参加者が存在し、
与えられた解除条件を満たさなければ装着されている首輪が爆発して死ぬ、ということのようだ。

追加で配布されているルールは4と5だった。

ルール4はジョーカーのPDA、ルール5は侵入禁止エリアに関する情報だった。

ルールは全部で9個あるらしく、現段階ではゲームの全貌を理解することは難しいと悟ることはできた。


(そうだ! 解除条件――)

このゲームの真偽は分からないが、真であった時のことを考えて解除条件を確認すること――


「え――」

私は自分の解除条件を確認した途端に動きが固まった。

"自分以外の全参加者の死亡。手段は問わない"

「うそ、だよね……はは、こんなの……」


私はしばらく呆然としたあと――


1.部屋に引き篭もる

2.部屋から出る

3.その他

>>55
>>56
>>57

>>57のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>55
34〜66 >>56
67〜99 >>57

55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 19:59:53.64 ID:W5KtTcXSo
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:02:39.76 ID:iZpo5Uh1O
2
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:02:48.94 ID:dzky4rRBo
58 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 20:14:49.11 ID:R3k5YrL80
【03:00】

これは現実か夢か――
私は意識を朦朧とさせながら冷たい廊下を歩いていた。

地図を確認すると、自分が閉じ込められている場所は迷路のような構造をした6階建ての建物であり、
廊下と無数の部屋が配置されていることが分かった。
しかし、現在位置が分からないため、現状は唯々目的地も無く徘徊していることになる。

(なんで、どうして私が――)

自分以外の気配が全く感じられないことに対する恐怖に怯えながら、私は歩き続ける――

私はこのあと……

コンマ判定下二桁

00〜30 陸島たちと出会う

31〜60 郷田たちと出会う

61〜90 御剣たちと出会う

91〜99 誰とも出会わない


※○○たちは、1人の場合もあります

59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:15:38.94 ID:AHLva5By0
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:15:53.28 ID:W5KtTcXSo
どうだ
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:16:00.96 ID:pd6FBgaDO
62 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 20:26:41.86 ID:R3k5YrL80
【04:00】

「うぅ……」

私は1時間近く廊下を歩きながら部屋の確認も行ったが、誰とも出会えずにいた。
他の参加者は本当にいるのか、そもそもこのゲームは本当に存在するのか――
本当に参加者がいたとしても、このまま会えないのではないか――

部屋から出発したときと比べて、思考がネガティブに偏り始めている。

(だれか、だれでもいいから……っ!)

私は泣きそうなのを堪えながら歩き続ける――

私はこのあと……

00〜30 陸島たちと出会う

31〜60 郷田たちと出会う

61〜90 手塚たちと出会う

91〜99 誰とも出会わない
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:28:35.37 ID:iWOERZ070
へい
64 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 20:55:18.75 ID:R3k5YrL80
【04:30】

私はあのあと、偶然部屋で休憩していたところで郷田、矢幡、葉月の3人と出会うことができた。

他人が傍にいるだけでこんなにも救われるのだと感じるのは、恐らく初めてだろう。


3人のうち、私に積極的に接してくるのは葉月だった。
対して矢幡は少し遠くから私たちの様子を冷たい眼差しで見ていた。
郷田はどちらというわけでもなく、事務的な接し方だった。

「ずっと独りで寂しかっただろう? ほら温かいコーヒーだよ」

「あ、ありがとう、ございます」

小さく感謝の言葉を述べてコーヒーを受け取って口にする。

「このゲームが本当かどうかは分からないけど、どちらにせよ子供を巻き込むとは……犯人は相当悪質な人物のようだ」

「…………」

葉月はこのゲームの主犯に対する憤りを口にするが、私にはその言葉が耳の中には入ってこなかった。

葉月たちとは幸運にもルールの被りが少なく、全てのルールを取得することができた。

主に賞金20億円を山分けだとか、戦闘禁止エリアがどうとか、そういった情報であったが、
最も気になったのはルール9だった。

ルール9には参加者14人の解除条件が載っていたが、私の――"9"は一番厳しい条件だった。
どうして私が理不尽な条件なのだろうか、なにも悪いことはしていないのに――

暗い顔をする私に対して葉月は励ましの言葉をかけてくるが、私にその言葉を受け入れる余裕はなかった。

「ルールが揃ったので、私はこれで」

いままであまり口を開かなかった矢幡がドアノブに手を掛けながらそう言い放つ――

「矢幡さん、やっぱり考え直してもらえないかしら? 1人で行動するのは非常に危険よ」

「僕も郷田さんに賛成だ。なにがあるか分からないこの場所を女性1人というのは……」

どうやら、矢幡が葉月たちと同行する条件は、ルールが全て揃うまでということだったようだ。

「なんと言われようと、私が考えを変えることはありません。それでは――」

「ちょっと、待ちなさい!」

郷田は部屋から出た矢幡の後を追いかけはじめた。

私は……

1.郷田とともに矢幡のあとを追う

2.部屋の中で待つ

3.私も葉月と別れを告げて1人で行動する

4.その他

>>65
>>66
>>67

>>67のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>65
34〜66 >>66
67〜99 >>67
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:56:11.34 ID:W5KtTcXSo
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:58:11.75 ID:dzky4rRBo
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:58:34.60 ID:pd6FBgaDO
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:58:49.91 ID:AHLva5By0
69 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 21:16:52.82 ID:R3k5YrL80
「お、追わないと」

「そうだね、ここで見失ったら再会するのは難しいかもしれない!」

突然の出来事に唖然としていた私たちが部屋を出ると既に2人の姿はなかったが、
反響する声と足音が聞こえた。

私たちは音を少しずつ遠ざかっていく音を頼りに2人のあとを追うことにした。

私たちがあとを追ったところ……

コンマ判定下二桁

00〜20 矢幡の姿を捉える

21〜40 郷田の姿を捉える

41〜60 手塚たちと出会う

60〜99 追うことに失敗し、誰とも出会わない
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 21:17:31.43 ID:iWOERZ070
よい
71 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 21:50:43.14 ID:R3k5YrL80
【05:00】

私たちは2人のあとを追ったものの、見失う結果となった。

「白いワンピースを着た女と眼鏡スーツの女? 見てねぇな」

代わりに、金髪にハットを被った男――手塚と出会った。

「は、はぁ……そうか。こうなると、もうお手上げだよ」

葉月は息を上げながら手塚の答えを聞いて肩を落とす。

「クク……まあ、同行を拒否するということは、そうせざるを得ない理由があるんだろうよ」

手塚は乾いた笑いをしながら煙草を吸い始めようとする。

「子供の前だから、煙草はやめて欲しい」

「別にいいじゃねぇかよ、こんな薄汚い場所にずっといるとストレスが溜まってしょうがねぇ」

「君の気持ちも分かるが、最低限のモラルは守って欲しいところだ」

「……モラル、か。クク……おっさん、面白いこと言うじゃねぇか」

モラルという単語に手塚は笑い声をあげる。

「どういうことだね?」

「良いか、おっさん。いま現在俺たちが置かれている状態……このゲームの中でのモラルは9個のルール、これだけだ。
 それ以外に守るべきものなんてものは無いんだよ」

「手塚君……本気で言っているのか!?」

「あぁ、本気だ。いや、俺からすればおっさんの方が異常だとしか思えねぇんだが」

「この殺人ゲームに乗るってことか……? そんなのあってはならないだろう!?」

「だーかーらー! それは元々の社会での話だろう? 俺が言いたいのは、今までのモラルだとか常識に縛られた状態で
 このゲームをやっていけるのかって話だ……。いい加減、現実を見ろよ」

「……くっ」

葉月は目を逸らしていた現実を突き付けられ、苦い顔をする。

「どうするかは葉月のおっさんの勝手だが、早い内に考え直した方がいいぜ。……じゃあな」

手塚は手をヒラヒラさせながらゆっくりとその場を去っていく。


黙って話を聞いていた私は……

1.手塚についていく

2.葉月を励ます

3.なにも言わずに手塚が去っていくのを見届ける

4.その他

>>72
>>73
>>74

>>74のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>72
34〜66 >>73
67〜99 >>74
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 21:51:37.62 ID:dzky4rRBo
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 21:56:12.54 ID:iWOERZ070
黙ってその場を移動する
74 :ID加速 ◆cD2I/RJMis [sage]:2017/05/27(土) 21:57:17.40 ID:xQQtDsxLO
2
75 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/27(土) 22:23:33.36 ID:R3k5YrL80
(現実を見ろ、か……)

手塚が去り際に言った言葉が私の心に大きく響く。

拳を握りしめながら立ち尽くす葉月の後姿を見ている私の足が自然と動き始める。

「昌美ちゃん……?」

私の足音に気が付いた葉月が、こちらに振り返る。

「その……ごめん、なさい」

悲しい顔をする彼に対して、私は気の利いた言葉をかけることができなかった。

彼は私がこれからしようとする行動を察しているようだった。

現実を見るのであれば、私は葉月と一緒に行動してはならない。

このゲームと本気で向き合うのであれば、葉月も条件の対象に入るのだから――

「はは……情けない話だ。本当は年長者の私が一番最初に現実を見て、考えなければならない立場だというのに――」

葉月は顔を手で覆いながら弱気な声をあげる。

「葉月さんが淹れてくれたコーヒー、おいしかったです」

私は葉月に一礼して、足を動かし始める。

「昌美ちゃん……君がどんな条件なのかは分からないけど、それでも、僕は君に生きてほしい。そう思う」

「…………」

私は葉月のほうへ振り返ることなく、その場をあとにした。


私はこのあと……どうする?

>>76
>>77
>>78

>>78のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>76
34〜66 >>77
67〜99 >>78

1.参加者を探す

2.ソフトウェアを探す

3.適当に移動する

4.その他




76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 22:24:51.71 ID:dzky4rRBo
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 22:25:06.24 ID:pd6FBgaDO
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 00:04:59.62 ID:sh/GT0g/o
79 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 13:26:16.01 ID:u5dBJOo70
【05:50】

私は葉月と別れたあと"ソフトウェア"なるものを探していた。

PDAの画面にソフトウェアの項目があるものの、機能はなにも搭載されていなかったため
自分で探して追加していくのではないかと考えられるからだ。
あわ
(これをPDAに接続すればいいのかな)

私は1つの電子媒体――ツールボックスというUSBを手に取り、説明書を読みながら手順通りに事を進めていく。

『GPS機能を追加しました』

ツールボックスをPDAに装着すると、画面に完了した旨を示す文字が表示された。

ソフトウェアの項目には"GPS機能"が追加されており、次に地図を確認すると現在位置が表示されていることが分かった。

部屋の構造と地図を照らし合わせてみると、間違いなく正しい位置を表示しているようである。

今後もゲームを有利に進めていくためには、他のツールボックスを手に入れる必要がありそうだ――

『――――』

一息ついていたところに、起床直後に聞いた電子音が響く。

『ゲーム開始から6時間が経過しました。以降、戦闘行為が解禁されます』

ルール8に記載されていた通り、6時間経緯時点で戦闘行為が可能となる通知のようだ。

(これから、どうしよう)

私は考えなしに動いていたため、これからどういう行動を取ればいいか考え始める。

早速、地図で現在位置をを確認すると比較的近くに階段があり、その場所は他と比較して
広い空間となっているようだ。


私は……

1.階段を目指す

2.他の参加者を探す

3.その他

>>80
>>81
>>82

>>82のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>80
34〜66 >>81
67〜99 >>82
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 13:26:34.79 ID:enmeeINso
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 13:26:56.57 ID:cgtsxx5DO
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 13:27:32.23 ID:sh/GT0g/o
83 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 13:41:54.13 ID:u5dBJOo70
私はしばらく他の参加者を探すことにした。

いまのところ顔を合わせたのは葉月、矢幡、郷田、手塚の4人であるが、
もう少し他にどのような人物がいるのか気になるからである。

私がこのあと出会ったのは……

コンマ判定下二桁

00〜15 郷田たち

16〜30 長沢たち

31〜45 高山たち

46〜60 陸島たち

61〜75 御剣たち

76〜90 葉月たち

91〜99 誰とも出会わない
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/28(日) 13:42:51.52 ID:1nomEIPO0
ほい
85 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 13:55:54.37 ID:u5dBJOo70
【07:00】

私は大体1時間後に陸島、御剣と出会うことができた。

2人は北条と綺堂という女性たちと行動していたようだが、
突然罠が作動して分断されてしまったらしい。

合流場所は階段前としたそうだが、GPS機能が搭載されているPDAは御剣だけであるため、
他2人が迷わず辿りつけるか不安のようだ。

御剣に半ば強引に同行を求められたため一緒に行動しているが、
自分の解除条件のこともあってか、いますぐ逃げ出したい気持ちが湧いてくる。

「そういえば、上田さんはずっと1人で行動でしていたの?」

ふと思いついたような声で陸島が質問を投げかけてくる。

「えと……」

私はこの質問に対して――

1.ずっと1人だったと嘘をつく

2.いままでの経緯を正直に話す

3.自分の都合の悪いところに嘘を混ぜて話す

4.その他

>>86
>>87
>>88

>>88のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>86
34〜66 >>87
67〜99 >>88
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 13:57:07.48 ID:sh/GT0g/o
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 13:57:27.99 ID:cgtsxx5DO
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/28(日) 13:58:25.00 ID:1nomEIPO0
3
89 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 14:38:24.21 ID:u5dBJOo70
「――それで、陸島さんたちと」

「なるほどね。話に出てきた4人のうち、特に手塚君には注意する必要がありそうね」

私は今までの出来事について正直に話した。嘘をついたところで得なことはないと思ったからだ。

「昌美ちゃんは、このゲームに乗るということかしら?」

「まあ、そういう、ことです」

葉月と別行動を取ったのはこのゲームと向き合ったからであり、それを否定することはできない。
否定するということは"生"を諦めるということであり、私にはそれをすることはできなかった。

「上田さん、こんなゲームに乗ったらだめだ。殺し合いをやるだなんて、そんなのあってはならないんだ!」

突然、御剣が声を上げてきたため私は驚愕して歩みを止めてしまった。

「御剣君、落ち着いて。……上田さん、大丈夫?」

「は、はい」

「ご、ごめん。けど、こんな非道なことをする犯人がどうしても許せなくて、それで……」

「…………」

御剣の豹変ぶりになんと声をかければよいか分からなかった。
彼もまた、葉月と同様に現実を見ることができていない人物なのだろうか。

「私もこのゲームに乗ることは反対よ、御剣君ほど熱血じゃないけどね」

冗談交じりに陸島も意見を述べてくる。
これは私に同調を求めているのだろうか。

「俺たちはこんな馬鹿げたゲームをやらなくても、首輪を外せる別の方法があるんじゃないかと考えているんだ。
 その方法を探せば、無意味な殺し合いなんてしなくて済む」

「別の方法というのは?」

「いまのところ分からない……。でも、きっとなにかあるはずなんだ」

「別の方法を探すには、できるだけ多くの人が協力してくれた方がいいと思うの。昌美ちゃんも協力してくれないかしら?」


私は……

1.彼らの考えに同調し、協力する

2.彼らの考えには同調しないが、協力する

3.協力しない

4.その他

>>90
>>91
>>92

>>92のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>90
34〜66 >>91
67〜99 >>92
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 14:41:48.23 ID:ZJNrLyhI0
1+私の解除条件は誰か[ピーーー]事を強いられたものよ、詳細は話せないけどそれでも私を信用するのかしら御剣くん?
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 14:43:39.93 ID:sh/GT0g/o
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 14:43:59.73 ID:cgtsxx5DO
>>90
93 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 15:13:09.00 ID:u5dBJOo70
「私も別の方法があるなら、それを探したいと思いますし、協力もします……ただ――」

自分の解除条件について話そうとしたところで、言葉が途切れてしまう。
一緒に行動しているのが全員を殺害しなければならない人物だと知った瞬間に、
離れられてしまうのではないかという恐れがあったからだ。

「ゆっくりでいいから、話してみて?」

「はい……。私の解除条件は、誰かを殺害しなければならない条件なんです」

私は相手の表情が変わることを恐れながら、再び口を動かす。

「それでも……こんな条件でも、私のことを信用してもらえますか?」

私が全てを吐きだしたあと、2人の真剣な顔は微笑みに変わっていた。

「昌美ちゃん、辛かったわね。大丈夫、私たちはあなたを信用するわ」

「上田さんのような解除条件の人を救うためにも、俺たちは別の方法を探さないといけないんだ。
 それに、勇気をもって正直に話してくれた上田さんのことを信用しないわけがないよ」

「……ありがとう、ございます」

"9"という数字のせいでずっと独りだった寂しい気持ちが、少しだけ晴れた気がした。

「それじゃ、改めてよろしく。上田さん」

「はい、よろしくお願いしま――」

「――伏せて!」

御剣に手を伸ばそうとした瞬間に、陸島が大声を上げた。

状況が分からない私と御剣は伏せる前に陸島の方を見たところ、
彼女の後ろから何かをこちらに向けていることがわかった。
そして、間もなくして私たちの方へ"ソレ"が放たれる――


"ソレ"は私たちのほうへ飛んできて……

コンマ下二桁判定

00〜10 御剣に命中する

11〜20 陸島に命中する

21〜30 上田に命中する

31〜99 誰にも命中しない
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 15:13:54.81 ID:cgtsxx5DO
95 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 15:22:47.71 ID:u5dBJOo70
幸いにも私たちに向かってきたソレ――ボウガンの矢は誰に命中することもなく廊下の奥へ飛んでいった。

「ご、郷田さん」

ボウガンを手に取り、次の矢を装填している人物は見覚えのある顔――郷田だった。

「逃げるわよ!」

突然の襲撃に頭の理解が追いつかない私は、陸島に引っ張られる形でその場から走り出していた。

郷田は言葉を発することなく私たちのあとを追い、次の矢を放とうとしていた。

「は、は……は……っ」

私は頭を真っ白にしながら、唯々走り続けていた。

次に放たれた矢は……

コンマ下二桁判定

00〜10 御剣に命中する

11〜20 陸島に命中する

21〜30 上田に命中する

31〜99 誰にも命中しない
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 15:25:02.61 ID:ZJNrLyhI0
ほい
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 15:25:08.83 ID:i08i/ikX0
はい
98 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 16:05:47.59 ID:u5dBJOo70
【08:00】

私たちは負傷することなく郷田の襲撃から逃げ切ることができた。

安堵した瞬間に緊張の糸が切れたのか、私はその場にへたり込んでしまう。

「みんな、怪我とかない?」

「俺は大丈夫です。上田さんは?」

「私も大丈夫です……」

少しの間だけだったが、顔を知っている人物から殺意を向けられた事実に、
私の心は大きくかき乱されていた。

これからあのような襲撃や戦闘に何度も巻き込まれるかもしれない、という恐怖が精神を蝕んでいく。

「怪我人がいなくて良かったけれど、階段から遠ざかってしまったわね」

「そうですね。2人が待ちくたびれているかもしれません」

「それだったらまだ良いけど……2人が郷田さんに襲われるかもしれないし、早く合流しないといけないわ」

「……確かにそうなると2人が危ないですね。すぐに向かいましょう」

「待って、御剣君。昌美ちゃん、いまから再度階段に向かうんだけど、歩ける?」

「はい……大丈夫、です」

心の整理はまだついていないが、ここで足を引っ張るわけにはわけないはいかないだろう。

私たちは警戒しながら階段を目指して移動を始めた――


【10:00】

私たちは特に何事もなく、階段まで辿り着くことができた。
道中で生存者数を示すツールボックスを手に入れたが、数字は"14"であることが分かった。
ということは、いまのところ誰も死亡していないことが分かる。

「北条さんと綺堂さんはまだ着いていないのか、それとも……」

当初の予定よりかなり遅い到着だったが、北条と綺堂の姿はそこになかった。

「どうしようかしら。2人になにかがあって1階にまだいるのか、既に2階に上がっているのか……
 どちらか予想をしないといけないわ」

「俺は前者だと思います。2人は絶対にここへ来ると信用していますから」

「そうね……。取りあえず、しばらく待ってみようかしら」

御剣たちは2人が来るのを待つようだ。

私の意見は……

1.御剣たちと同じ

2.時間制限を設けて待つべき

3.既に1階にはいないと予想し、2階へ上がって探すべき

4.その他

>>99
>>100
>>101

>>101のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>99
34〜66 >>100
67〜99 >>101

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 16:06:41.44 ID:pPF0MLPd0
2
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 16:09:36.30 ID:ZJNrLyhI0
2
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 16:09:41.65 ID:LPgXUOkjo
102 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 16:39:40.08 ID:u5dBJOo70
【12:00】

「……そろそろ2時間ね」

私たちは2時間の制限を設けて、北条と綺堂を待つことにしたが、2人が姿を見せることはなかった。

また、待っている間に他の参加者が来ることもなかった。

「きっと……なにかアクシデントがあって、まだ辿り着けていないはずです。もう少しだけ……」

「御剣君、その気持ちはわかるわ。だけど、向こうの状況が分からない以上、最低限の決まりごとは守らないといけないわ」

「分かってます。分かってますけど……それでもっ――文香さん?」

御剣の声が止まったところで、私は御剣の視線の方向――陸島のほうを見た。

「……誰かが、亡くなったみたい」

陸島が差し出すPDAの画面を見ると、生存者数の数字が14から13へと変化していた。

「そんな……くそっ! 誰が……!」

御剣は怒りと悔しさを混ぜたような、複雑な顔をしてその場に膝をつく。

13という数字により、いままでになかった緊張感が私たちを包み込む。

このゲームは現実で、いままさに殺し合いが起きていることを暗に示していた。



私たちはこのあと……

1.もう1時間だけ待ってみる

2.2階へ上がる

3.その他

>>103
>>104
>>105

>>105のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>103
34〜66 >>104
67〜99 >>105
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 16:42:30.75 ID:ZJNrLyhI0
2
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 16:43:56.53 ID:sh/GT0g/o
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 17:06:39.65 ID:deOM8yRU0
2
106 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/28(日) 17:12:32.19 ID:u5dBJOo70
今日はここまでとします。

【現状】
12:00 1F

【体調】
・上田:普通
・御剣:普通
・陸島:普通

【武器】
・上田:無し
・御剣:無し
・陸島:無し

【ソフトウェア】
・上田:GPS
・御剣:GPS
・陸島:生存者数

【PDA情報】








9 上田
10



JO

107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 17:17:35.09 ID:sh/GT0g/o
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 17:23:51.80 ID:deOM8yRU0

9とか無理ゲーすぎね?
最善尽くしても、1人解除者出ただけで詰むし
109 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/29(月) 20:53:40.11 ID:YP+HFyFw0
【13:00】

私たちは2階へ上がり、しばらく探索を続けていた。
道中にに罠探知のツールボックスを手に入れたため、私のPDAに導入することにした。

「ひゃっ!」

休憩がてらに部屋にあるダンボール箱の中身を確認していると、
偶然手に取ったナイフを目にして思わず床に落としてしまった。

「昌美ちゃん、大丈夫!?」

「大丈夫、です……」

私が手にしたものは小型のナイフであった。
先端恐怖症の私にとっては、先が尖ったものを近くで目にするだけで身体がすくんでしまうのだ。

「こういったものは苦手なの?」

「先端恐怖症なので……」

私はゆっくりとその場から離れて、心を落ち着かせる。

「もう大丈夫よ。ちゃんとしまっておいたから」

陸島は私が目を背けている間に、ナイフをしまってくれたようである。

「ごめんなさい、迷惑をかけてしまって」

「気にすることは無いわ。誰にだって苦手な事はあるもの」

陸島は明るい笑顔で私に語りかけてきた。

「そろそろ出発しましょう。2人を早く探さないといけないので――」

御剣は北条と綺堂と合流できないことが原因で、終始落ち着きが無い様子だった。

私たちはこのあと……

00〜30 長沢たちと出会う

31〜60 北条たちと出会う

61〜90 手塚たちと出会う

91〜99 誰とも出会わない
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 20:54:24.45 ID:jVoKeGuFo
そらっ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 20:54:25.74 ID:xagcPSdFo
112 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/29(月) 21:27:23.37 ID:YP+HFyFw0
【14:00】

「ん――あれは!」

北条と綺堂の再捜索を続けて1時間、私たちの視線の先に誰かが廊下を通過する姿が見えた。
詳細は分からなかったが、身長は小さい女の子だったということは分かった。

「かりんちゃんね!」

「北条さん! 俺だ、御剣だ!」

2人には見覚えのある姿――北条かりんだと理解すると同時に走り出した。
私も一足遅れてあとを追っていく。

「――ッ!!」

ようやく合流できたかと思っていると、北条と思われる人物がいる方向から
走る足音が聞こえてくる。

「北条さん、どうしたんだ!? どうして逃げるんだ……!?」

「追いましょう!」

2人は北条が突然逃げ出したことに対して驚きながらも、移動するペースを徐々に上げて行っていた。

「北条さん、待ってくれ!」

数分ほど追いかけたところで北条の後姿が目に入った。
彼女はこちらに振り返ることもなく、必死に走り続けている。

「こっちに来るな! 私にもう構わないでくれ!」

少しずつ距離が近付くことを察してか、北条はついに声を上げる。
それは2人に対する拒絶の声であり、少しだけ震えているように感じられた。

私は北条の様子を見て……

1.2人に追うことを止めるよう提案する

2.このまま追い続ける

3.その他

>>113
>>114
>>115

>>115のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>113
34〜66 >>114
67〜99 >>115
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:28:28.97 ID:XkWejc/gO
1
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:28:53.75 ID:2HuLVX+N0
一人で立ち止まる
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:29:46.62 ID:xagcPSdFo
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:29:57.39 ID:cdHAfioF0
この隙に単独行動をする
117 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/29(月) 21:47:44.54 ID:YP+HFyFw0
私はなにも言わずにその場に立ち止まる。
北条がどのような人物か知らないが、あそこまで拒絶する彼女をこれ以上
追いかけると、良くないことが起こるのではないかと考えたからだ。

次の廊下の角を曲がるところで陸島が私の様子に気づき、少し迷った目をしたが、
そのまま去ってしまった。

陸島にとっては私の不可解な行動よりも当初の目的を果たす方を優先した、といった感じだろうか。

私は来た道を引き返すようにして歩き始める。

私はこのあとどうする?

1.武器やツールボックスを探す

2.他の参加者を探す

3.休憩する

4.その他

>>118
>>119
>>120

>>120のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>118
34〜66 >>119
67〜99 >>120
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:48:21.66 ID:xagcPSdFo
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:48:37.85 ID:b+Ei1cUDO
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:49:14.66 ID:cdHAfioF0
3階に向かう
121 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/29(月) 21:57:21.30 ID:YP+HFyFw0
【15:00】

私は陸島たちと別れたあと、他の参加者を探すために移動を続けていた。

しばらく複数人で行動していたためか、冷たい廊下の静けさが緊張を煽ってくる。

あまり音を立てないように移動をしていると、向かい側から足音が聞こえてくるのが分かった。

私は咄嗟に息を潜めて音がする方向を覗きこむ。

私の目に映ったのは……


00〜20 葉月たち

21〜40 綺堂たち

41〜60 郷田たち

61〜80 長沢たち

81〜99 手塚たち
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:58:18.32 ID:BJ+nItr30
a
123 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/29(月) 22:04:10.11 ID:YP+HFyFw0
私の目に映ったのはゴスロリ姿の女性だった。

陸島たちの話と照らし合わせると、彼女が綺堂と想定できる。

彼女らの話によると、綺堂は温和でマイペースな人物のようだ。

私は……

1.無言で綺堂に近づく

2.綺堂に話しかける

3.顔を合わせないように去る

4.その他

>>124
>>125
>>126

>>126のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>124
34〜66 >>125
67〜99 >>126
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:07:34.49 ID:cdHAfioF0
3
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:09:37.30 ID:xagcPSdFo
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:09:59.51 ID:b+Ei1cUDO
127 : ◆WNrWKtkPz. [saga]:2017/05/29(月) 22:23:35.38 ID:YP+HFyFw0
「あの、すみません!」

私は顔を覗かせて女性に話しかけた。

「あ、良かった〜。やっと誰かと会えました〜!」

女性はこちらに気づくと同時に、笑顔で小走りでこちらへ向かってきた。

この空間には異質の無警戒さに私は拍子抜けしてしまい、そのまま彼女が
こちらへ辿り着くのを見ていた――


【15:30】

私たちは軽く自己紹介を終えたあと、一緒に行動することになった。

現在、綺堂は戦闘禁止エリアを目指しているらしく、私もそれに同伴する形となっている。

綺堂のPDAには地図拡張機能が搭載されており、地図上に部屋の名前が表示されていた。

(そういえば、陸島さんたちのことについての話が出ていない……)

彼女は陸島たちと階段で合流する予定であったのだから、2人に関する話題を挙げても
おかしくないはずなのだが、そのような素振りすら見せていないようだった。

「ん〜どうしたの〜昌美ちゃん?」

「えと……」

私は……

1.陸島たちの話題を振る

2.適当な話題を振る

3.いままでの経緯について聞いてみる

4.その他

>>128
>>129
>>130

>>130のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>128
34〜66 >>129
67〜99 >>130
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:24:33.05 ID:xagcPSdFo
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:24:46.24 ID:b+Ei1cUDO
338.85 KB Speed:0.2   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)