【艦これ】加賀「あなたが好き」 瑞鶴「」

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292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 22:14:05.77 ID:NDVqkWFU0
瑞鶴「言ったでしょ、私はただ体調が悪かっただけ」

瑞鶴「それに、あいつが私に厳しいのはいつものことじゃない」

翔鶴「仲良くするんじゃなかったの」

瑞鶴「……そうだね」

瑞鶴「頑張ったんだけど、結局こうなっちゃうみたい」

瑞鶴「きっと反りが合わないんだよ! 表で仲良くしようとしても、お互い息苦しくて我慢できなくなるの」

翔鶴「……」

瑞鶴「だから、もうこれまで! 私たちはずっとこんな感じ!」

瑞鶴「せっかく喜んでくれたのに、ごめんね」ニコッ

翔鶴「……そんな顔で言われても、説得力が無いわ」

瑞鶴「え?」

翔鶴「あなた今、悲しそうな笑顔をしてるわ」

瑞鶴「……!」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 22:17:51.89 ID:NDVqkWFU0
瑞鶴「あ、あはは! そんなわけないじゃない! 開放されて清々しい気分なのに!」

瑞鶴「もう一緒にいるのはウンザリ! できれば顔も合わせたくない!」

翔鶴「……」

瑞鶴「あー、なんか元気出てきたな! お腹も空いてきたなぁ」

瑞鶴「そうだ! 夕食までまだ時間あるし、間宮に寄ろう!」

瑞鶴「ってことで翔鶴姉、また後でね!」

スタタタッ

翔鶴「……瑞鶴……」

――――

間宮「お待ちどうさま、間宮パフェよ」スッ

瑞鶴「ありがとうございます」

スタスタ

瑞鶴「……いただきます」パクッ

瑞鶴「ん、甘くて美味しい」モグモグ

瑞鶴「やっぱり疲れた時には甘い物、か」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 22:20:10.13 ID:NDVqkWFU0
瑞鶴「……」パクッ

瑞鶴「……」モグモグ


加賀『はい』スッ

瑞鶴『なんでアイスを掬ったスプーンをこっちに向けるの』

加賀『食べさせたいの』

瑞鶴『は?』

加賀『あーんして食べさせたいの』


瑞鶴「……」

瑞鶴「……」パクッ


加賀『はい、あーん』

瑞鶴『……アーン』パクッ

加賀『どう、おいしい?』

瑞鶴『うん』モグモグ

加賀『……そう』

加賀『よかった』ニコッ
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/05(月) 22:22:52.21 ID:NDVqkWFU0
瑞鶴「……」モグモグ

瑞鶴「……いつまで引きずってるんだろ、私」

瑞鶴「もうあの加賀さんはいないのに」


スタスタ

提督「お、瑞鶴か」

瑞鶴「? 提督、何でここに」

提督「甘味を摂取しに来たんだよ」

瑞鶴「まあそうだよね」

提督「間宮ー! アイスを一つ!」

間宮「はーい」

瑞鶴「……」

提督「ここ座ってもいいか?」

瑞鶴「うん」

提督「ありがとう」スッ
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 22:24:39.76 ID:NDVqkWFU0
ここまでで
明日から0時更新です
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 02:16:46.43 ID:9ZenX/cSo
色んな意味で提督が不憫やな
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 06:00:20.50 ID:EON4hLoNo
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/07(水) 00:13:01.91 ID:YV2dqpWj0
瑞鶴「……」パクッ

提督「好物、パフェに変わったのか」

瑞鶴「……?」モグモグ

提督「クリームあんみつじゃなくて」

瑞鶴「ああ、これは……パフェが食べたい気分だったの」

提督「そうか。まあ好物だからといって毎回頼みはしないよな」

提督「体はもう大丈夫なのか?」

瑞鶴「すっかりね」

提督「それは何よりだ」ニコッ

瑞鶴「……」

瑞鶴「……ねえ、提督」

提督「ん?」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 00:15:28.38 ID:YV2dqpWj0
瑞鶴「パフェ、一口食べない?」

提督「いいよ、お前が頼んだ物だし」

瑞鶴「遠慮しなくていいから。すごく美味しいよ」

提督「……なら、いただこうかな」


瑞鶴「はい」スッ

提督「!?」

提督「な、何をしてるんだ」

瑞鶴「せっかくだから食べさせてあげる」

提督「お前な……」

瑞鶴「早く! 溶けちゃうよ」

提督「……」

瑞鶴「一回だけだよ。いいでしょ?」

提督「……はぁ」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 00:16:45.17 ID:YV2dqpWj0
提督「分かったよ」

瑞鶴「あーん……」

パクッ

提督「……」モグモグ

瑞鶴「どう? 美味しい?」

提督「美味しいが、とてつもなく恥ずかしい」

瑞鶴「ふふ」

瑞鶴「……」

提督「……? どうした、急に暗い顔になったな」

瑞鶴「何でもない」

スタスタ

間宮「お待たせしました、間宮アイスです」

提督「ありがとう」

瑞鶴「……」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 00:18:23.31 ID:YV2dqpWj0


――夜・食堂――


瑞鶴「……」

赤城「瑞鶴さん、箸が進んでませんね」

翔鶴「少しでも食べないと力がつかないわよ」

瑞鶴「うん……」

加賀「……」パクッ モグモグ

瑞鶴「ちょっと気分が悪くて」

加賀「……」

スッ

赤城「加賀さん、どこに行くんですか?」

加賀「別の席で食事するわ。辛気臭い雰囲気を出されると、せっかくの料理が不味くなってしまうから」

瑞鶴「……」

翔鶴「どうしてそんな酷いことを言うんですか!?」

加賀「事実なのだから仕方ないわ」スタスタ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 00:19:57.36 ID:YV2dqpWj0
翔鶴「加賀さん!」

瑞鶴「いいんだよ翔鶴姉。私が悪いんだから」

赤城「いえ、今のは加賀さんが悪いです。厳しさではなく悪意を感じる言葉ですから」スッ

赤城「ちょっと注意してきますね」スタスタ

瑞鶴「……」

翔鶴「瑞鶴……お願いよ、私に全部話して? 加賀さんとの間にあったこと」

瑞鶴「……ごめん」スッ

スタタタッ

翔鶴「瑞鶴!」

――――

瑞鶴「鍵をかけてっと」ガチャ

瑞鶴「……もう寝よ」スタスタ

バフッ

瑞鶴「……」

瑞鶴「……苦しい……」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 00:21:23.21 ID:YV2dqpWj0
瑞鶴「辛い……」グスッ

瑞鶴「……私に大嫌いって言われた時の加賀さんも、こんな気持ちだったのかな……?」

瑞鶴「あの時ホントに酷いこと言っちゃったんだな……」

瑞鶴「……」

――――

赤城「あら? 瑞鶴さんは?」スタスタ

翔鶴「それが、食堂から出て行ってしまって」

赤城「そうですか……やはり2人の間に何かあったことは間違いないですね」


青葉「あのー」

赤城・翔鶴「!」

赤城「青葉さん?」

青葉「お聞きしたいことがあるんですけど、いいでしょうか」

翔鶴「私にですか?」

青葉「お2人にです」

赤城・翔鶴「……?」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/07(水) 00:23:10.10 ID:YV2dqpWj0

――――――――

――――――

――――


――翌朝――


瑞鶴「……ん」

瑞鶴「いつの間にか眠ってた……今何時?」

瑞鶴「4時か。早く起きちゃったな」

瑞鶴「でも眠くないし……顔洗ってこよう」スッ

スタスタ

―――

ジャバジャバ

瑞鶴「目の腫れ、すぐに治せないかなぁ」

瑞鶴「このままだと、また翔鶴姉に心配かけちゃう」
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 00:24:38.09 ID:YV2dqpWj0
ここまでで
また明日投下します
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 00:56:12.31 ID:SBr0drcY0
百合がお上手かよ……
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 12:51:57.51 ID:QfmMPl+AO

心苦しい
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 23:04:10.07 ID:7dgSjGDk0
瑞鶴切ないずい...
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/08(木) 00:03:49.46 ID:WcmaevZ+0
タンッ

瑞鶴「?」

タンッ

瑞鶴(……この音って……)スタスタ



――弓道場――


ヒュッ タンッ

瑞鶴(やっぱり、弓矢の音だ)

瑞鶴(こんな朝早くから、誰が?)チラッ

瑞鶴「!」


加賀「……」ヒュッ

タンッ

瑞鶴(加賀さん……)

瑞鶴(そっか、そういえば前に、朝早くから訓練してるって聞いたことが)

瑞鶴(……)ジー

加賀「……」

瑞鶴(……横顔も素敵……)ドキドキ
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 00:07:33.22 ID:WcmaevZ+0
加賀「何かしら」

瑞鶴「!!」ドキッ


加賀「私に何の用?」

瑞鶴「す、すごい。どうして分かったの?」スタスタ

加賀「精神を研ぎ澄ませてたもの。気配を察知することは難しくはないわ」

瑞鶴「達人みたいだね……」

加賀「で、何の用なの」

瑞鶴「え? あ、いや……目が覚めたらこんな時間で」

瑞鶴「顔を洗ってたら、矢が的に当たる音が聞こえてきて、気になって見に来たの」

加賀「そう……じゃあ早く部屋に戻りなさい」

瑞鶴「え……」

加賀「訓練の邪魔よ。お喋りに付き合ってる暇はないの」

瑞鶴「……」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 00:09:09.04 ID:WcmaevZ+0
瑞鶴「あのさ」

瑞鶴「私も一緒に、いいかな」モジモジ

加賀「……」

瑞鶴「ダメ……?」

加賀「好きにしなさい」

瑞鶴「ありがとう」

――――

瑞鶴「……」ヒュッ

タンッ

瑞鶴「……」チラッ

加賀「……」

瑞鶴「……」ジー

加賀「何」

瑞鶴「! な、何でもない!」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 00:11:07.56 ID:WcmaevZ+0
瑞鶴「すー……はー……」

瑞鶴「……」

ヒュッ タンッ

瑞鶴「……」チラッ

加賀「……」

瑞鶴「……」ジー

加賀「……もうやめなさい」

瑞鶴「!! ごめん、もう見ないから!」

加賀「違う。訓練をやめろと言ったの」

加賀「今のままだと何も身につかない、やるだけ無駄よ」

瑞鶴「……」

加賀「私の邪魔にもなるわ。出て行って」

瑞鶴「! ……」
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 00:13:27.26 ID:WcmaevZ+0
瑞鶴「……」

加賀「さあ早く」

瑞鶴「……なに……ても……じゃん」

加賀「何?」

瑞鶴「そんなにキツく言わなくてもいいじゃん」

加賀「キツい? 普通だと思うのだけど」

瑞鶴「全然普通じゃないよ、前はもっと……」

加賀「前?」

瑞鶴「……何でもない」

瑞鶴「出て行くね……」トボトボ

加賀「……。よかった」


加賀「これでやっと集中できるわ」

瑞鶴「……っ」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/08(木) 00:15:06.80 ID:WcmaevZ+0
瑞鶴「何でなの……」

瑞鶴「何でそうやって突き放すの」

加賀「?」

瑞鶴「ねえ加賀さん」

瑞鶴「加賀さんって、私のことどう思ってる?」

加賀「は?」

瑞鶴「私はね」

316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 00:16:00.45 ID:WcmaevZ+0


瑞鶴「好きだよ」

加賀「……!」

瑞鶴「加賀さんのこと、大好き」

317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/08(木) 00:18:02.56 ID:WcmaevZ+0
加賀「あ、あなた……何を……」

瑞鶴「仕方ないじゃん……だって、苦しいんだもん」

瑞鶴「ずっと自分の気持ちを抑えてるの、辛いんだもん」ポロポロ

瑞鶴「元に戻って、加賀さんの記憶が無くなっても」グスッ

瑞鶴「私の記憶は無くならないもん……あの時の記憶はずっと……」ポロポロ

加賀「……」

瑞鶴「ごめんね、意味分かんないよね。っていうか私の自業自得なんだから」

瑞鶴「こんな事になっても加賀さんは責められないのにね」

加賀「……」

加賀「一つ確認したいのだけど」

加賀「好きというのはもちろん、人として、という意味よね」

瑞鶴「ううん、恋愛感情」

加賀「!」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 00:19:33.08 ID:WcmaevZ+0
ここまでで
金曜まで0時になると思います
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 00:42:55.78 ID:qnb1NzBA0
あああ
ううう
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 01:40:51.92 ID:hhPOjLJk0
このss見てから百万回萌え死んでる。
瑞鶴頑張れ…!
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 07:25:29.26 ID:H15XAkF7o
乙ずい
頑張れずい
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 23:22:08.04 ID:WcmaevZ+0
時間が遅れそうです
2時までには投下します
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/09(金) 02:04:16.77 ID:coaRyVCk0
瑞鶴「言いたいことは分かるよ。女同士なのに変だよね」

瑞鶴「でも……好きになっちゃったものはしょうがないじゃん」

加賀「……」

瑞鶴「加賀さんがいつも通りになってね、気づいたの。ハッキリ自覚できた」

瑞鶴「私、加賀さんのことがこんなに好きになってたんだって」

加賀「……」

瑞鶴「一緒に居たいの」

瑞鶴「パフェ食べて、遊んで、買い物に行って」

瑞鶴「ずっと笑い合っていたい」

加賀「……」

瑞鶴「……」


加賀「どうなると思ったの」

瑞鶴「……え……」


加賀「それを私に伝えて、どうなると思ったの」

加賀「普段の私を見ているはずよ。あなたの望む答えをもらえると思ったのかしら」

瑞鶴「……」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 02:06:25.26 ID:coaRyVCk0
加賀「一応ちゃんと返事をしておくわね」

加賀「お付き合いはできません」

瑞鶴「……」

加賀「にしても、一体どんな心境の変化があったのかしら」

加賀「前までは敵意をむき出しで突っかかって来たのに」

瑞鶴「……」

加賀「……さっき、私があなたのことをどう思ってるのかと聞いたわよね」


加賀「今の正直な気持ちを伝えるわね。迷惑よ」

瑞鶴「……!!」


加賀「恋愛感情を抱かれても迷惑なのよ。こっちにはその気が無いんだから」

加賀「告白されても断ることしかできないし」

瑞鶴「……」

加賀「……」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 02:08:12.39 ID:coaRyVCk0
加賀「もう部屋に戻るわ」

加賀「次に顔を合わせた時は、今までの関係のままでいましょう」

瑞鶴「……」

加賀「それじゃ」スタスタ


瑞鶴「ま、待って……!」ガシッ

加賀「!」


瑞鶴「……」

加賀「何」

瑞鶴「……嫌」

加賀「は?」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 02:11:31.55 ID:coaRyVCk0
瑞鶴「このまま離れるのは嫌」

加賀「もう一度言いましょうか。迷惑よ」

瑞鶴「分かってる。加賀さんにはずっと迷惑かけてるよね」

瑞鶴「でも……でも……」

加賀「……そろそろ他の艦娘が起きる時間だわ」

加賀「こんなところ見られたら誤解される。離れて」グイッ

瑞鶴「待って! もう少し話を……!」

加賀「そんな余裕はないわ」

瑞鶴「お願いだから!」ギュッ

加賀「離れなさい」グイグイ

瑞鶴「私の話を聞いて! ちょっとだけでいいから!」

加賀「離れて!」



青葉「そこまでです!」

加賀・瑞鶴「!」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 02:13:57.42 ID:coaRyVCk0
加賀「青葉さん?」

青葉「あんまり大きい声を出すと、誰かが気になって見に来ますよ」スタスタ

瑞鶴「ず、ずっと見てたの?」

青葉「はい、最初からずっと」

瑞鶴「……」

青葉「安心してください」


青葉「私、ぜーんぶ知ってますから」

瑞鶴「え?」


青葉「瑞鶴さんが明石さんに作って欲しいと頼んだ惚れ薬から、全てが始まったこと」

青葉「その薬を飲んだ加賀さんの相手を、瑞鶴さんがしていたこと」

青葉「相手をしている間に、瑞鶴さんが加賀さんに惹かれていったこと」

瑞鶴「何でそこまで知ってるの……」

青葉「青葉にかかれば造作もないことです」

青葉「ちなみに、デートの時もずっと尾行してたんですよ?」

瑞鶴「嘘……全然気づかなかった」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 02:16:25.61 ID:coaRyVCk0
瑞鶴「そ、それでどうする気? 私を揺すろうっての?」

青葉「いえいえとんでもない!」

青葉「ただ、ちょっとだけ恋のお手伝いをしたいんですよ」ニコッ

瑞鶴「?」

加賀「……訳のわからないことを」

加賀「もうウンザリよ。部屋に戻らせて…」


青葉「逃げるんですか?」

加賀「……逃げる?」ピクッ


青葉「頑なに部屋に戻ろうとしてるじゃないですか」

青葉「おかしいですねぇ……今の言葉を聞いて、加賀さんは追求してくると思いましたよ」

青葉「『詳しく聞かせて』って」

加賀「……」

瑞鶴「どういうこと?」

青葉「ふふ、言ったじゃないですか。青葉はぜーんぶ知ってるんです!」
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/09(金) 02:18:45.31 ID:coaRyVCk0
青葉「加賀さん、あなた実は……」


青葉「記憶が無くなってないんじゃないですか?」

瑞鶴「!!」

加賀「……」


加賀「……何のことかしら」

青葉「しらを切っても無駄ですよ。徹底的に調べたんです」

青葉「もし最近の自分の記憶が3日間分も無かったとしたら」

青葉「瑞鶴さん、普通どうすると思いますか?」

瑞鶴「え」

青葉「ハッと気づいたら、3日間自分が何をしていたのか分からないなんて状況、怖すぎますよね」

青葉「誰かに話を聞こうとしませんか?」

瑞鶴「うん……確かに」

青葉「でも加賀さんはそれをしなかったんです」

青葉「この鎮守府にいる全員から話を聞きましたけど、加賀さんが元に戻ったとされる時間から今この時まで」

青葉「誰一人として加賀さんに質問はされなかったらしいです」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 02:19:25.35 ID:coaRyVCk0
ここまでで
また明日に投下します
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 02:25:33.27 ID:GTDqvKNBo
女優加賀
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 02:44:18.22 ID:SGPljiSAo

イイヨイイヨー
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 10:39:46.74 ID:PiVwdfQGO
歌も歌えて演技も出来る加賀さんまじ加賀さん
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 14:09:43.65 ID:8SW/37EDO
青葉に見破られてたなんて
ぷらちなムカつくぅ〜っ!
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 14:59:05.61 ID:5/P72ENlO
デデン!
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/10(土) 00:10:05.70 ID:IvuYtBkB0
青葉「そして今、青葉が言ったことにも突っ込まなかった」

加賀「……」

青葉「それってつまり、3日間自分が何をしていたのか、少なからず知ってるってことだと思うんです」

加賀「……」

瑞鶴「じ、じゃあ……」

青葉「分かってますよ。じゃあ何故、記憶が戻っていながら記憶が無くなったふりをしたのか」


青葉「それは瑞鶴さんのためです」

瑞鶴「え……?」


青葉「司令官にも話を聞いたんですけど、こんな事を言ってましたよ」

青葉「『加賀に瑞鶴のことを気遣ってやって欲しいと頼まれた』と」

青葉「『あの娘、最近元気がないから、いつもより優しく接してあげて欲しいと言われた』と」

瑞鶴「……」

加賀「……」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:12:06.16 ID:IvuYtBkB0
青葉「加賀さん、あなたは惚れ薬の効果が無くなって、瑞鶴さんへの好意が無くなった」

青葉「でも記憶は残っていた。瑞鶴さんと過ごしてきた3日間の記憶が」

青葉「今まで見たことのない笑顔や、一面を思い出して」

青葉「怒る気持ちが無くなってしまった」

青葉「一方で、瑞鶴さんが加賀さんに好意を抱いてることを感じ取って」

青葉「このままではいけないと、冷たくして嫌われようとし、司令官に耳打ちして瑞鶴さんとくっつけようとした」

加賀「……」

青葉「というのが、青葉の見解なんですが」

青葉「違いますか?」

加賀「……妄想もいいところね」

青葉「まあ確かに主観が入ってますけど、こうすれば筋が通るんです」

加賀「……」

青葉「ちなみに、証拠もあるんですよ」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:15:25.99 ID:IvuYtBkB0
加賀「証拠……?」

青葉「これです」スッ

瑞鶴「そ、それって……!」

青葉「加賀さんのお部屋にあったこのマグカップ、瑞鶴さんとのデートで購入したものですよね」

青葉「お茶を淹れて飲んだ痕跡もあります。カップは他にもいくつかあったのに、わざわざこれを使ったんです」

青葉「これがどういうことか分かりますか?」

瑞鶴「……?」

青葉「つまり加賀さんは、これを買ったことを覚えていて使用したんですよ」

青葉「買った覚えのない物を使うなんて、絶対に嫌じゃないですか?」

加賀「……」

瑞鶴「……そうかな」

青葉「少なくとも青葉は嫌ですね! 不気味ですよ!」

加賀「人それぞれじゃないかしら。もし私が、買った覚えのない物でも気に入れば使うような性格だったとしたら?」

青葉「ぐっ……」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:17:04.75 ID:IvuYtBkB0
青葉「で、でも青葉は……!」


加賀「もういいわ」

青葉「え?」


加賀「はぁ……全く、あなたが邪魔をしなければ上手くいったのに」

瑞鶴「か、加賀……さん……?」

加賀「ええ、そうよ」

加賀「全て覚えてるわ。私に異変が起きたことも、何もかも」

瑞鶴「……」

加賀「前にも言ったでしょう、記憶力には自信があるのよ」

青葉「やっぱり! 青葉の推理は正しかったんですね!」

青葉「でもやけにあっさり白状しましたね。もっと粘られるかと」

加賀「上手い言い訳ができないもの。記憶を無くした演技、もっと徹底すれば良かったわ」

瑞鶴「……何で?」

加賀「……」
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/10(土) 00:20:32.00 ID:IvuYtBkB0
瑞鶴「何でこんなことしたの?」

加賀「青葉さんの言った通りよ。理由はどうであれ、私はあなたがやった事を許そうと思った」

青葉(瑞鶴さんの笑顔が頭から離れなかったに一票)

加賀「そして、今まで通りに接しようとしたら……あなたの様子がおかしいと感じたの」

加賀「3日間の記憶を遡っても、それらしい顔や反応をしていたし。まさかとは思ったけれど」

瑞鶴「……」

加賀「だから私はあなたを元に戻そうとした」

加賀「私がキツイ態度をとって、そこに提督が言い寄れば、離れてくれるだろうと…」

瑞鶴「離れないよ」

加賀「!」

瑞鶴「もう無理だよ。私もね? 加賀さんを諦めようと思ったんだ」

瑞鶴「でも……もう戻れないみたい」

加賀「そんなことないわ。あなたは気の迷いで一時的に…」



瑞鶴「加賀さんっ!!」ダキッ

加賀「!?」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:22:58.16 ID:IvuYtBkB0
瑞鶴「……ホントに……」

瑞鶴「ホントに記憶、無くなってないんだよね?」

加賀「そうよ」

瑞鶴「よかった……」グスッ

瑞鶴「よかったよぉ……」ポロポロ

加賀「泣くほどかしら」

瑞鶴「当たり前でしょ……どんだけ辛かったと……」ヒック

加賀「ごめんなさい。謝るわ」ナデナデ

加賀「でもね、落ち着いて聞いて。あなたは私のことが好きだと言ったけれど…」

瑞鶴「加賀さんっ」ギュー

加賀「……一旦離れなさい」

瑞鶴「やだ」

加賀「じゃあそのままでいいから聞きなさい。あなたが私に対して抱いているそれは、恋心でも何でもないわ」

加賀「きっと気のせい…」

瑞鶴「加賀さん大好き」

加賀「聞いてるの瑞鶴?」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:25:07.78 ID:IvuYtBkB0
瑞鶴「好き、大好き」

瑞鶴「えへへ」ムギュー

加賀「……」

瑞鶴「加賀さん」スリスリ

加賀「……はぁ、仕方ないわね……」ナデナデ

青葉「……」

青葉(ふふ、良かったですね瑞鶴さん。まあ恋人の関係になれるかは別問題ですけど)

青葉(青葉は応援してますよ!)グッ

青葉(とりあえず記念に一枚)パシャッ


スタタタッ

明石「瑞鶴! ここにいる!?」

青葉「明石さん、そんなに慌ててどうしたんですか?」
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:28:35.98 ID:IvuYtBkB0
瑞鶴「♡」ギュー

加賀「……」ナデナデ


明石「うおぉ……何あのラブラブ空間……」

青葉「まあ色々あったんですよ。で、瑞鶴さんに何の用です?」

明石「うん……あのね……」

明石「瑞鶴の恋心、惚れ薬の効果かもしれない」

青葉「へ? ど、どういうことです!?」

明石「瑞鶴、加賀さんとアクシデントでキスしたって言ってたんだけど」

明石「その時に移っちゃった可能性があるの」

青葉「……なんと」

明石「だから無効化の薬を飲ませようと思って探してたんだけど」

青葉「……」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:31:37.28 ID:IvuYtBkB0
青葉「あのー……もうしばらく待ってもらえませんか」

明石「え?」

青葉「直接飲んだわけでなく、キスでほんのちょっとですし」

青葉「放っておいても、そのうち効果が切れると思いませんか?」

明石「……でも……」

青葉「この通りです! 借り一つということで、どうか!」ペコリ

明石「何であなたが必死なの?」

青葉「お願いします!」

明石(すごい勢い)

明石「んー……分かった。でも加賀さんに迷惑がかかるようなら、すぐに飲ませるから」

青葉「はい! ありがとうございます!」


瑞鶴「……」ギュッ

加賀「……」ナデナデ


明石「っていうか、あれ? 加賀さんって記憶が無くなったんじゃ……?」

青葉「ふふ、青葉が説明しますよ! 実は……――」


――――――――

――――――

――――

345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:33:44.06 ID:IvuYtBkB0


――後日・演習後――


翔鶴「お疲れ様です!」

赤城「お疲れ様です」

翔鶴「あの、これから二航戦の娘たちと鳳翔さんのお店に行くんですけど」

翔鶴「赤城さんもどうですか?」

赤城「いいですね! もちろん行きます!」

翔鶴「よかった!」

翔鶴「えっと、加賀さんもどうですか?」

加賀「私はいいわ。食べる気分じゃないの」

翔鶴「そうですか……分かりました」

赤城「もし気が変わったら来てくださいね!」

加賀「はい」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:36:06.26 ID:IvuYtBkB0
赤城「そういえば瑞鶴さんはどこに?」

翔鶴「まだ演習中です。お店も今度行くと言ってました」

ガチャ

パタン

加賀「……」


ガチャ

瑞鶴「食べる気分じゃないの?」

加賀「聞いてたの」

瑞鶴「聞こえてきたの。でも残念だなぁ、せっかく間宮で奢るって約束したのに」

瑞鶴「食べる気分じゃないのかー」

加賀「あれは嘘よ。そんなことも分からないなんて、思わず冷笑してしまいそう」

瑞鶴「なっ!?」

瑞鶴「……もう奢らない」プクー

加賀「こんなことで捻くれるの」

瑞鶴「私をバカにしたのが悪い」
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:38:05.00 ID:IvuYtBkB0
加賀「約束は約束でしょう」

瑞鶴「……」プイッ

加賀「分かった、謝るわ。だから機嫌を…」


瑞鶴「なーんてね」ニコッ

加賀「……」

瑞鶴「ビックリした? 私の演技、なかなかだったでしょ!」

加賀「……これは罰よ」スッ

瑞鶴「へ?」

コチョコチョコチョ

瑞鶴「ちょっ……あはははは! や、やめて! くすぐりはダメぇ!」

コチョコチョコチョ
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/10(土) 00:41:39.30 ID:IvuYtBkB0
瑞鶴「あはははは! ごっ、ごめんなさいごめんなさい! 許して!」ジタバタ

加賀「笑ってるじゃない。謝る気がないようね」コチョコチョ

瑞鶴「くすぐってるからでしょ!? やめてぇ! あはははは!」

ピタッ

加賀「っと、こんなことしてる場合じゃないわ。そろそろ間宮DXパフェの販売が終わってしまう」

加賀「行きましょう」グイッ

瑞鶴「うわ! ちょっと、行動をコロコロ変えないでよ!」

加賀「早く」

瑞鶴「はいはい……じゃあ行こっか」

瑞鶴「あ、そーだ。今日奢ったら次はそっち持ちだからね」スタスタ

加賀「演習で私に勝てたらの話よ」スタスタ

瑞鶴「まーたそういうこと言う! そんなんじゃいつになるか分かんないじゃん!」ガチャ

パタン



おわり
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:42:31.38 ID:IvuYtBkB0
百合は良い

約1ヶ月の間、読んでくださってありがとうございました

また色々書くので読んでいただけると嬉しいです
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:44:59.91 ID:EFem6sKOo
お疲れ様でした。面白かった
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:46:13.57 ID:NCyEm21Q0
主、ありがとう。お陰で無事昇天した。やっぱり百合は最高だ…
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:46:15.68 ID:+GexI5NgO
おつ

後日談も期待してるぞ
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 00:46:36.01 ID:22wfBXVb0
おつ
よかった


・加賀が使っていたのはデートで買ったマグカップ
(3日間の顛末を知りながら使用を避けようとしなかった)
・惚れ薬の効果が切れたとは言われているが無効化の薬を飲んだわけではない
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/10(土) 01:14:00.74 ID:3Kbd37620
五指に入る瑞加賀。
また瑞加賀で書きやがれください。
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 02:19:17.12 ID:gXwWAwIs0
とても良かった……
お上手……
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 02:27:25.19 ID:NjJ7ZbZUo
ほう、薬自体は切れてたのか。
繊細で良かったまじ乙
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 05:01:46.21 ID:KKevo5vk0

過程がどうあれ瑞加賀に幸あれこんちくしょう!
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 18:24:13.78 ID:SMZ17L450

やっぱ瑞加賀って最高だわ…
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 18:34:27.12 ID:af4+iwT90
この鎮守府の空母のレベルは凄い事に成りそうだ。
互いに認めながらも敵対しか出来なかった。
武田信玄と上杉謙信公がタッグを組んだもの。
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/11(日) 00:30:31.29 ID:XuPV8Riao

効果が移るのかと疑問に感じたが面白かったからどうでもいいや
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/11(日) 14:42:15.33 ID:WkoZ3okZO
動画にしてもよさそう
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 18:19:06.97 ID:ypg4iFTb0
百合ものは守備範囲外だがこれだけはありだなと思った
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