モバP「仁奈が旅行券を握り締めてやってきた」

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1 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:26:34.67 ID:cwbf7ccG0
▼前作・関連SS
モバP「あずきたちと遊園地に遊びに出かける」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488990635/

茄子「お仕事は終わりましたか?プロデューサー」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395425882/

ちひろ「最近のライラちゃん、少し元気が無いように見えませんか?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411317175/

モバP「美優さんと仁奈と一緒に夕時をのんびりと」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446975693/

-事務所近所の商店街-

福引係員「福引やってるよー。まだまだ特賞、一等、二等、はたまた三等も残ってますからねー」

福引係員「特賞はなんとグァム旅行ですよー!是非商店街で買い物をして、福引に挑戦してくださーい!」

「すみませーん」

福引係員「は...いっ!!?」

茄子「?どうかされましたか?」

福引係員「い...いえ、なんでもありません...」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494429994
2 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:27:35.79 ID:cwbf7ccG0
福引係員「(悪魔が...天使の笑顔をひっさげて、悪魔がやってきたぁあああっ!?)」

福引係員「(去年の福引で、初日に特賞から四等までかっさらっていった悪魔....)」

福引係員「(忘れたくても忘れられない...トラウマが...また!)」

福引係員「い...い...っ、いらっしゃいませ!?な、何回お引きになられますか!?」

茄子「あっ、私が引くわけじゃないんです」

福引係員「へっ?」

仁奈「仁奈が福引するですよ!」
3 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:28:14.39 ID:cwbf7ccG0
福引係員「こ、この子...仁奈ちゃんが引くんですか?」

茄子「はいっ。私はその付添です」

福引係員「な、何回かな?」

仁奈「一回でごぜーますよ!はいっ、福引券一回分ですよ!」

福引係員「た、確かに...それじゃあ一回、どうぞ」

仁奈「よーし...行くでごぜーますよー!」

カラカラカラカラ....トンッ!トットットン....

チリリリン、リーンッ!!
4 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:29:08.91 ID:cwbf7ccG0
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仁奈「えへへへへ...やったでごぜーます♪茄子おねーさんが、一緒に居てくれたおかげでごぜーますですよ!」

茄子「いえいえ。そんなことないよ?」

茄子「仁奈ちゃんがいい子でいるから、そのご褒美に欲しい景品が引けたのよ」

仁奈「そうでごぜーますか?えへへへ...」

仁奈「今日は欲しい景品が引けたし、茄子おねーさんにいい子って言ってもらえたし」

仁奈「すげー良い事ばかりの日でごぜーますよ♪」

茄子「ふふふっ♪ところで、どうしてその景品が欲しかったの?その三等の...」

茄子「温泉旅行の旅行券を?」
5 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:30:19.69 ID:cwbf7ccG0
仁奈「みんなで一緒に温泉に行こうって、約束したでごぜーますよ!」

仁奈「仁奈すげー温泉に行きたくて、何とかできないかなーって思ってたら」

仁奈「福引の景品に温泉旅行があるって、知ったでごぜーます!頑張って福引券集めたでごぜーますよ!」

茄子「あらー、そうだったの。美優さんと約束したの?」

仁奈「美優おねーさんとも約束したですよ!」

茄子「やっぱりかー。ふふ、美優さん羨ましいなっ」
6 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:30:50.23 ID:cwbf7ccG0
茄子「仁奈ちゃんと一緒に温泉に行けて...あら?”とも”?」

茄子「それに”みんなで”...美優さん以外の人とも、一緒に温泉に行く約束をしたの?」

仁奈「モバP(以下 P)とも約束したでごぜーますよ!三人で温泉にいこーって」

茄子「もう一人はプロデューサーだったんだー......」

茄子「....」

茄子「............」

茄子「..................あらー?」
7 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:31:27.52 ID:cwbf7ccG0
-事務所-

茄子「.....」

早苗「.....」

凛「....」

楓「むぅ〜〜〜〜」

千枝「....えっと....」

仁奈「これで三人で温泉に行けますですよ、P♪」

仁奈「一緒に温泉に入るの、今から楽しみでごぜーますよ♪」
8 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:33:19.01 ID:cwbf7ccG0
P「あ、ああ....そうだね」

仁奈「P、汗がすげーですよ?大丈夫でごぜーますか?」

P「大丈夫だよ?ちょっと室温が高いのかなー....あははは」

凛「プロデューサー、室温は適温だよ」

千枝「千枝も確認しました」

P「そ、そう...?あははは...」

P「(どうしてこうなった!?いや、約束した俺が悪いんだけど)」
9 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:34:24.52 ID:cwbf7ccG0
早苗「...仁奈ちゃん?大事な話があるから、ちょっとだけP君借りるわね?」

仁奈「はーい、わかったですよー!」

早苗「ちょっとP君どうなってるの!?美優ちゃんと仁奈ちゃんと一緒に、温泉に行く約束をしてたって!?」

楓「ひどいです、プロデューサー...私の方が、先に一緒に温泉に行く約束をしてたのに...」

千枝「はい?楓さん、それは一体どういう事ですか?」

凛「それも気になるけど、まずは...プロデューサー、どういうことかな?」
10 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:35:19.07 ID:cwbf7ccG0
P「いや、これには深い...訳ではないけど...」

P「その時の最善の選択をした結果の....副作用というか...」

早苗「はぁ?なんでそれで、三人で温泉旅行に行く約束をすることになるのよ?」

茄子「ふふっ...まあまあ?まずはプロデューサーから、仔細を聞かせてもらいましょう?」

千枝「Pさん、話してくれますよね?」

P「う...えっと...事の起こりはこの前三人で晩御飯を一緒に食べた時...」

凛「(ちぃっ!!やっぱりあの時...!だから反対したのに!)」

千枝「(うぅ〜〜、まさかこんなことになるなんて....)」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/11(木) 00:35:40.68 ID:z3vdZfAr0
支援
12 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:36:03.26 ID:cwbf7ccG0
P「食後に仁奈が...そうだ!一緒に温泉に入りたいって、仁奈が言い出した原因は」

P「早苗さんにあるんですよ!?」

楓「ほほぉ....」

茄子「あらあら...」

早苗「ちょっと!?なんでアタシが出てくるのよ!?」

早苗「アタシが何を言ったら、今日みたいなことにな....あ....」

凛「早苗さん?思いっきり心当たりがあるみたいですけど?」

早苗「いやいやいやいやっ!?まさかあんなことで....あんなことが原因なの?」
13 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:37:03.55 ID:cwbf7ccG0
楓「何をしちゃったんですか?」

早苗「えーっと...美優ちゃんの部屋で、温泉番組見ながら」

早苗「P君と混浴したら、P君照れて面白いだろうなーって...仁奈ちゃんにそう言って...」

P「それですよ。原因の一つは!」

早苗「あ、あはははは...まさか、こんな展開になるなんて...それについてはゴメン!」
14 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:38:23.08 ID:cwbf7ccG0
楓「もぉ...早苗さんたら...ん?千枝ちゃん、どうかしましたか?」

千枝「い、いえ!?なんでもありません!」

千枝「(ひょっとして、千枝も今日の出来事の原因なんじゃあ...?)」

千枝「(ここは...この場は静かにしていましょう)」

凛「それでプロデューサー、一体どうするつもりなの?」

仁奈「?」

P「(どうする?どうする俺!?)」

P「(こういう時は、それぞれのパターンで一番最悪な状況を想定するんだ!)」

P「(それで、比較的損害の軽微な選択をする!まずは....)」
15 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:39:16.16 ID:cwbf7ccG0
〜仁奈に一緒に温泉に行けないと言った場合〜

P『ごめん仁奈。約束したけど、やっぱり一緒に温泉には行けないよ』

仁奈『え....?』

P『その...アイドルとプロデューサーが泊まりがけで出かけるのは...』

仁奈『約束...約束したのに...!』

仁奈『Pの嘘つきっ!!大っ嫌いでごぜーますよ!!』

仁奈『Pともう会いたくねーですよ!!仁奈、アイドルもやめるでごぜーますよ!!うわぁああああんっ!!』

P『あっ!?仁奈待って!!』

『仁奈ちゃん、可哀想....』

『できないことを、軽はずみに約束するから...』

『あんな小さい子を、あんなに傷つけて....』

『失望したなぁ...』

『プロデューサーのこと、もう信頼できない...』

『私たちも辞めよっか?信頼関係壊れちゃったんだし、プロデューサーのもとでアイドルは続けられないよ』

P『み、みんな待って...待ってくれーーー!!』

【BAD END】
16 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:39:44.19 ID:cwbf7ccG0
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---

P「(最悪を考えたら...こうなる可能性はあるよな)」

P「(ダメだダメだ!こんなの選択できない!)」

P「(もう一つの選択肢に望みは...)」
17 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:40:33.51 ID:cwbf7ccG0
〜仁奈に一緒に温泉に行く言った場合〜

P『よーし、行こうか!約束したもんな』

仁奈『わーい♪楽しみでごぜーますよ!』

P『はははっ...』

『え...本当に行くんですか?』

『まさか...美優さんと一緒に温泉に行くために、仁奈ちゃんを利用したんじゃ』

P『え?』

『なにそれ...キモい...』

『あんな小さい子の、純粋な好意を利用して....』

『失望したなぁ...』

『プロデューサーのこと、もう信頼できない...』

『私たち、辞めよっか?信頼できなくなっちゃったんだし、プロデューサーのもとでアイドルは続けられないよ』

P『み、みんな待って...待ってくれーーー!!』

【BAD END】
18 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:41:08.14 ID:cwbf7ccG0
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---

P「(どっちもダメじゃないか!?まずい...まずいぞ!)」

P「(何か突破口を...第三の選択を...ん?)」

P「仁奈、ちょっとその旅行券見せてくれないかい?」

仁奈「どうぞですよ!」

P「(...!あった!第三の選択が!)」
19 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:42:09.05 ID:cwbf7ccG0
P「仁奈、これ有効期限があるよ?」

仁奈「有効期限、でごぜーますか?」

P「うん。それでね?有効期限内に俺と美優さん、それに仁奈が一緒に二日以上休める日がないんだよ」

仁奈「あ...」

P「この二日は美優さんと仁奈はオフだけど、俺はみりあの泊りがけのロケに同行するんだ」

P「みりあだけの仕事で、俺が同行しないわけにはいかないんだ」

P「だから...せっかく仁奈に温泉旅行をプレゼントしてもらったのに...」

仁奈「...お仕事なら、仕方ねーでごぜーますね...」

P「う...本当にごめんね、仁奈」

仁奈「Pは悪くねーですよ....そっか...残念でごぜーます...」
20 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:42:54.22 ID:cwbf7ccG0
P「(ぐぅうわああっ!?本当の事とはいえ、心が痛む!!)」

早苗「(これは...くるわぁ...)」

楓「(なんだか...私が悪い事をしてる気分になります...)」

茄子「(事実ですし...この選択しかないにしても...)」

凛「(見てて辛い...)」

千枝「(なんだか...千枝が泣いちゃいそうになります...)」
21 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:43:41.17 ID:cwbf7ccG0
P「(ごめんね!ごめんね仁奈!この埋め合わせは、絶対するから!!)」

<ガチャ

ちひろ「お疲れ様です。ただいま戻りました」

みりあ「戻りました....はぁ....」

千秋「お疲れ様です...」

P「お疲れ様です...どうしたんですか!?三人とも、特にみりあの元気がないみたいですが?」

ちひろ「それが、この日のみりあちゃんのロケが先方の都合で中止になったんです」

P「え!?」
22 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:44:22.46 ID:cwbf7ccG0
千秋「それで同じ日にある私と雪乃さんのロケに、みりあちゃんも参加してもらうことになったの」

千秋「博物館巡りをするロケなのだけど....」

千秋「みりあちゃんの元々のロケ、動物園のロケと比べると...ね?」

P「楽しみにしてたもんな...動物園のロケ」

みりあ「うん...でも、仕方ないよね...」

みりあ「それに新しいお仕事ができたんだから、そのお仕事を頑張らないとっ」
23 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:45:04.39 ID:cwbf7ccG0
早苗「みりあちゃん、少しは愚痴を...残念だって気持ちを言っていいのよ?」

早苗「お姉さんが全部聞くから。アタシ、意外と聞き上手なのよ?」

みりあ「ううん...大丈夫だよ?みりあ、博物館も楽しみだよっ♪」

楓「(いい子...)」

茄子「(いい子です...)」

凛「(もっと我儘言ってもいいのに、いい子だなぁ...)」

千枝「(Pさんとお仕事だったのに、みりあちゃん可哀想....)」
24 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:45:52.92 ID:cwbf7ccG0
ちひろ「それでですね、Pさんなんですけど」

P「ん?俺ですか?」

ちひろ「みりあちゃんは千秋ちゃんと雪乃ちゃんが一緒ですから、Pさんが同行する必要はなくなったんです」

P「まぁ...そうなりますね」

ちひろ「Pさん最近は、まとまったお休みは取れてませんよね?」

P「確かに...そうかもしれませんね」

ちひろ「なので、この機会に久々に連休をとったらどうですか?」

P「え!?」

仁奈「えっ!?」
25 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:47:30.13 ID:cwbf7ccG0
ちひろ「疲れも溜まってるでしょうし、例えば温泉に行ってみてはどうですか?」

ちひろ「連休ですから泊がけでも...ん?仁奈ちゃんなーに?」

仁奈「ちひろおねーさん!すげーいいものが、あるでごぜーますよ!」

ちひろ「いいもの?なにか...って?あ、あれ?楓さん?」

楓「ちひろさ〜ん?ちょっとこっちへ...」

茄子「千秋さんもどうぞ、こちらへ」

千秋「え?私も?」

凛「仁奈ちゃんとみりあちゃんは、ちょっと待っててね?」

仁奈・みりあ「「?はーい」」
26 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:48:23.76 ID:cwbf7ccG0
ちひろ「一体どうしたんですか?」

千枝「ちひろさん...タイミングが悪すぎです」

ちひろ「え?タイミングが悪い?」

茄子「実は....」

ちひろ「ふむふむ....へー、なるほど!って」

ちひろ「そんなことになってるなんて、知る訳ないじゃないですか!」

早苗「まぁ...そうよねぇ」
27 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:49:10.19 ID:cwbf7ccG0
凛「でも、行けない理由がなくなったよね。本当にどうするの?」

P「あ...う、うん...どうしようか?」

千秋「....良かったわね、仁奈ちゃん。Pさんと温泉に行けて」

P「!?」

千枝「え、え?千秋さん!?」

千秋「一緒に美優さんも行くのよね?ふふっ、楽しんでくるのよ?」

仁奈「はいですよ♪二人とたくさん遊びやがるですよ♪」
28 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:50:12.67 ID:cwbf7ccG0
P「ちょっ...」

千秋「しょうがないでしょ?今更行かないなんて、アナタ言えないし」

千秋「言ったらダメでしょ?あれだけ期待してる仁奈ちゃんに」

千秋「みんなも同じ考えだったんでしょ?」

楓「...そうですね。あの笑顔を歪めたくは...ありません」

凛「立場上は褒められたことじゃないけど...まあ、私も同じだね」

早苗「しっかり家族サービスしてあげて、P君も楽しんでくるのよ?」

茄子「こうなった、もう開き直っちゃいましょう?」
29 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:50:56.94 ID:cwbf7ccG0
P「み...みんな、すまない」

千枝「Pさんが謝ることはないです!....でも、そのみりあちゃんの...」

みりあ「仁奈ちゃん、いいなぁ...」

仁奈「あ...」

ちひろ「頼りきりで心苦しいですけど、フォローをお願いしますね?」

P「(このままだと、仁奈も気持ちよく旅行に行けないしな...)」

P「はい、任せてください!」
30 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:52:08.14 ID:cwbf7ccG0
P「みりあ?良かったら今度休日が一緒の時に、一緒に出掛けないか?予定のない事務所のみんなと」

みりあ「えっ!みんな一緒にお出かけ!?いいの!?いくいくっ♪行きたいっ♪」

千枝「(うう、その日は千枝お仕事...また、機会はありますよね)」

みりあ「どこへお出かけするの?」

P「そうだな....」

P「みりあが行きたいところなら”どこでも”、したいことなら”なんでも”いいよ」

楓・茄子・早苗・千秋・ちひろ・凛「「「「「はあっ!?」」」」」

みりあ「”どこでも”、”なんでも”いいのっ!?」
31 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:53:04.73 ID:cwbf7ccG0
P「ああ。その日は...」

ちひろ「はーい、ちょっとこっち来てくださーい!」

P「え?な、なんですか?」

ちひろ「なんで”どこでも”、”なんでも”いいなんて言うんですか!?」

P「え?だってこっちで制限を掛けたら、みりあが可哀想じゃないですか?」

千秋「気持ちは分かるけど...候補を挙げて、選んでもらう形にした方が良かったと思うわよ?」

P「はははっ、大丈夫だって。ほら、見て?」
32 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:55:51.31 ID:cwbf7ccG0
みりあ「どこにしようかなー?何にしようかなー?」

仁奈「みりあちゃん、良かったでごぜーますね!」

みりあ「うんっ♪迷っちゃうなー、えへへっ♪」

P「あんな無邪気な笑顔で悩んでるみりあから、とんでもないお願いが出てくるわけないじゃないか?」

茄子「あのー、Pさん?あまりそういう事は言わない方が」

P「茄子まで...はははっ、心配性だなー」

楓「プロデューサー?言霊って、知ってますか?」
33 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:56:43.33 ID:cwbf7ccG0
千枝「でも、Pさんが言うとおり、そんなに心配しなくていいと思うんですけど...?」

凛「いや、その考えは甘いよ千枝ちゃん?」

凛「このパターンは、プロデューサーがドツボに嵌っていくパターンだね」

P「こ、怖い事言うなよ...凛。確かに身に覚えが無い事はないけど...」

みりあ「あっ...!プロデューサー、決めたよー♪」

P「おっ?なにかな?」

ちひろ「(嫌な予感しかしない...)」
34 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:57:15.16 ID:cwbf7ccG0
みりあ「えっとね、みりあね...」








みりあ「プロデューサーのお家で、みんなでお泊り会がしたいっ☆」

P「...」

P「......」

P「..........え?」

早苗「(ほれみろっ!!)」
35 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:58:25.01 ID:cwbf7ccG0
みりあ「ライラちゃんがね?楓さんと一緒に、プロデューサーのお家にお泊りしたお話をしてくれたのっ☆」

みりあ「すっごく楽しかったって☆だからみりあも、みんなと一緒にお泊りしたいなーって」

凛「...楓さん?なんで楓さんとライラが、プロデューサーの家に泊まることになったんですか?」

楓「ぷ...ふぅ....ふっ、しゅ〜〜〜...」

凛「口笛、吹けてませんよ?」

P「えっと...それはちょっと...」
36 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:59:04.94 ID:cwbf7ccG0
みりあ「言ったのに...」

P「ぐっ!?」

みりあ「”どこでも”いいて、”なんでも”いいって、言ったのに...!」

P「あ、ああっ....ぐ...」

千秋「見事なまでに、ドツボに嵌ってるわね...でもこれは手助けできないわ」

P「お、俺はいいけど...みりあのご両親は了解してくれるかなー....?」

みりあ「あっ!そっか!それもそうだねっ☆」

P「(回避できたか?)」
37 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 00:59:46.28 ID:cwbf7ccG0
みりあ「ちょっと待って、お母さんに聞いてみるから」

みりあ「もしもしお母さん?あのね、今度ね...うん、うん...」

みりあ「....いい!?お母さんありがとうっ♪」

みりあ「お母さんいいって♪」

P「おっ!?お...お父さんの許可も必要かなー....?」

みりあ「むぅ〜〜〜〜....もしもしお父さん?今お話しても大丈夫?」

みりあ「あのね、今度ね....うん、うん...」

P「(お父さん、この牙城は崩せないだろう!)」
38 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 01:00:38.87 ID:cwbf7ccG0
みりあ「....いい!?お父さんありがとうっ♪」

P「(何ーーーーっ!?)」

P「ちょ、ちょっと!?電話貸してくれないか!?」

みりあ「はいっ、プロデューサーどうぞ☆」

P「もしもしっ!いつもみりあ...娘さんにお世話になっております!」

P「あの、先ほどの話なのですが、本当に宜しいのですか?」

P「え?娘が機嫌悪くなるから?いや、しかし....え?」

P「もし何かあったら....めめ、滅相もございません!?」

P「その時は責任をもって、娘さんをお預かりします!ええ、はい!」

P「はいっ、お任せください!それでは失礼します!」
39 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 01:01:22.91 ID:cwbf7ccG0
P「.....はい、携帯ありがとう」

みりあ「これでいいよね?プロデューサー☆」

P「えぇ...あの...ね?」

みりあ「もおー!なんでダメなの?....あっ、分かった!」

P「(ひょっとして察してくれた!?さすがいい子のみりあ!)」

みりあ「保護者!保護者が必要なんだねっ。ライラちゃんの時と同じでっ☆」

P「(ちっがーーーーうっ!!)」
40 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 01:02:32.02 ID:cwbf7ccG0
茄子「ふふっ♪」スッ....

楓「はいっ!」スッ!

P「こ、こらそこ!実績ありますよって感じで、手を上げない!」

ちひろ「あー、みりあちゃん?この二人は保護者の候補から外して下さいね?」

ちひろ「まだこのケースで保護者になっていない人じゃないと、不公平ですから」

茄子「そんな!?」

楓「がーん」
41 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 01:03:21.98 ID:cwbf7ccG0
早苗「おほんっ!じゃあアタシ...」

ちひろ「温泉...早苗さんが原因の一つでもありましたよね...?」

早苗「アタシはその日予定があるんだったわ!」

千秋「私も予定があるわね。残念だわ....」

みりあ「そっか...あっ!そうだ!いい人がいるよっ☆その人にお願いしてみるね」

P「あの...」

ちひろ「諦めなさい。腹を括りなさい」
42 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 01:07:26.97 ID:cwbf7ccG0
P「...誰にお願いするのかな?」

みりあ「ヒ・ミ・ツ☆凛さんと千枝ちゃん、仁奈ちゃんはその日に予定あるの?無かったら一緒にお泊りしよっ☆」

凛「く...その日店番を頼まれてる...!」

千枝「そんな....そんな機会、もう二度と来ないかもしれないのに...千枝にはお仕事が...」

仁奈「仁奈は美優おねーさんと、瑞樹おねーさんと一緒にお仕事でごぜーます。残念でごぜーます」

みりあ「うーん、用事があるんだ...残念だなぁ....」
43 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/05/11(木) 01:08:50.87 ID:cwbf7ccG0
みりあ「じゃあ、みりあ、一緒にお泊りする人を探してくるねっ☆」

仁奈「仁奈も美優お姉さんに、温泉の事お話してくるでごぜーますよ♪」

タッタッタッタッター.....

P「.......」

ちひろ「Pさん?とりあえず一言、言わせて下さいね?」





ちひろ「はぁ....すぅ....」






ちひろ「だから言ったでしょうがーーーーーっ!!」
44 : ◆JBqI9RdT/Q [sage saga]:2017/05/11(木) 01:12:02.05 ID:cwbf7ccG0
>>1です。

書き溜めが終了したので、本日の投下を終了いたします。
お付き合いいただきまして、ありがとうございます。

次回から美優さんが登場します。

アドバイス・要望・指摘がありましたら、宜しくお願い致します。

それでは失礼いたします。
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/11(木) 01:14:04.17 ID:jedjVcIuo
ネグレクトガイジ
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/11(木) 01:21:43.98 ID:KmGmxNPpo
おつおつ
今回も楽しみ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/11(木) 03:41:07.46 ID:YFZx4O7Io
おつ
楽しみにしとるで
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/11(木) 07:35:32.51 ID:l3bAz84eO
このシリーズも随分長く続いたなぁ
今回も期待
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/11(木) 14:17:31.36 ID:aZtwHXT20
初めて読んだけど、面白いよー
続き待ってる
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/11(木) 19:53:01.31 ID:9LlcKZl2O
乙!
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/11(木) 20:11:13.14 ID:aLc9U+qNO
??「みりちゃんとお泊り・・・ふひひ☆」
52 : ◆JBqI9RdT/Q [sage saga]:2017/06/05(月) 00:21:20.79 ID:OqTKF4qV0
>>1です。

入院していたため投下が遅くなりました。
書き溜めを投下いたします。お付き合いいただければ幸いです。
53 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:23:29.45 ID:OqTKF4qV0
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仁奈「もうすぐ温泉でごぜーます!」

美優「ふふっ...楽しみね。今日は素敵なプレゼントをありがとう、仁奈ちゃん」

仁奈「えへへ...どういたしましてですよ!」

P「ははは、今日はみんなで、ゆっくり過ごそうね」

仁奈「はーい♪温泉でゆっくりするですよー♪」

P「(俺たちは目的の温泉に向かうローカル線に乗っている)」

P「(電車はまもなく、目的地に到着しようとしていた)」
54 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:24:28.31 ID:OqTKF4qV0
仁奈「到着しやがりました!!おおっ!すげー温泉の匂いがするですよー!」

P「うん、温泉に来た!って実感が湧いてくるね!」

美優「ええ、それに初夏なのに涼しくて...静かで自然の音がよく聞こえます」

美優「とてものどかで、心も身体も癒してくれそうですね」

P「賑わう都市での暮らしも好きですけど、ここのように落ち着いた場所の方が」

P「疲れを癒すのには、いいのかもしれませんね」

仁奈「それじゃあ早速旅館に行くでごぜーますよ!仁奈が二人を案内するですよ!」

P「ははっ、それじゃあお願いしようかな」

仁奈「えへへ、こっちでごぜーますですよー」
55 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:25:19.97 ID:OqTKF4qV0
-旅館-

仁奈「ここがみんなでお泊りするお部屋でごぜーますか!」

美優「いいお部屋ですね。部屋から臨めるお庭も素敵で、心を安らげてくれます」

美優「古く良き日本の旅館のイメージ...それをそのまま形にしたような、素敵な旅館ですね」

P「そうですね。庭は眺めているだけで、心が癒されますし...それに」

仁奈「わーい♪畳でごぜーます♪」

P「い草の匂い...実家を思い出すなー。すごく落ち着く...」

美優「い草の...畳の匂いには身体の疲れを癒す、アロマテラピー効果があるそうですよ」
56 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:26:29.49 ID:OqTKF4qV0
P「そうなんですか。どうりで...寝転がってると、つい眠ってしまうのはそのせいですか」

仁奈「ほんとでごぜーます...ゴロゴロしてると、気持ちいいでごぜーますよ♪」

美優「ふふっ、お茶を淹れますね。あら、いい香り....」

美優「地元のお茶だそうですよ。どうぞ」

P「ありがとうございます。はぁ...美味しいです」
57 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:27:24.96 ID:OqTKF4qV0
P「景色、旅館にお茶。ここに到着してから、心身ともに癒され続いて」

P「溜まっていた疲れが、もうどこかへ飛んで行ってしまった気がします」

美優「はい...窓から見える景色を眺めながら、じっとしているだけで、満たされてしまいそうです」

美優「でも...それではもったいないですよね?せっかく見知らぬ土地に、旅行に来たんですから...」

美優「この場所にある魅力を、しっかりと満喫していかないと」

仁奈「そうでごぜーますよ♪楽しみはたくさんあるでごぜーますよ♪」
58 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:28:42.11 ID:OqTKF4qV0
仁奈「このガイドブックに、お散歩するのにいい場所があるって書いてやがりました♪」

仁奈「仁奈お散歩に行きたいですよー!」

P「お散歩か、いいね。行こうか仁奈」

美優「じゃあ、お茶を一服したら、お散歩に行きましょうね」

仁奈「そうするですよー♪仁奈もお茶いただきまーす」

仁奈「はぁふぅ〜〜...美味しいです。身体がぽかぽかするですよー」

仁奈「美優おねーさんが淹れてくれるお茶は、いつも美味しいでごぜーます♪」

美優「ふふっ、お粗末さまです♪」

P「はははっ♪」
59 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:29:46.07 ID:OqTKF4qV0
仁奈「お散歩から帰ってきたら、三人で一緒に温泉に入りやがるですよ♪」

P「ぶっ!!ふぐっ....!」

美優「あ、あの....そ、そそ...」

仁奈「このガイドブックにも、お散歩して程よく疲れた後に」

仁奈「温泉に入るのがおススメって、書いてあるでごぜーますよ!」

P「あははは...それは、気持ちいいだろうね...」

仁奈「きっと気持ちいいでごぜーますよ♪お散歩に行く前に、お部屋のお風呂を見てみるでごぜーますよ!」

美優「そ、そうだね、見て...みましょうか」



仁奈「おおー!スゲー広いお風呂でごぜーますよ♪」

P「はははっ、広いお風呂だねー」
60 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:30:57.36 ID:OqTKF4qV0
P「(確かに広い...広いよ?三人で入るには十分な広さだよ?)」

P「(でも...円形の浴槽で、三人一緒に入ったら、結構距離が近いよ?)」

P「(この部屋は家族向けの部屋だから...浴槽が距離を取れる様になってないのは、理解できるけど)」

P「(これは...美優さんはどう思って...)」

美優「す...素敵なお風呂だね。ほら...ここから見える景色も趣があって...」
61 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:31:55.13 ID:OqTKF4qV0
美優「この景色を眺めながら、温泉に浸かるのが楽しみだね」

美優「そうですよね、Pさん?け、景色を眺めながら温泉に浸かるのが....」

美優「楽しみ...ですよね?」

P「は、はいっ。そうですね。景色を眺めながら温泉に浸かるの、楽しみですねー!」

P「(景色を眺めながらを強調している...美優さんも俺と同じ感想を抱いていたみたいだ)」

仁奈「それじゃあ温泉でもっと気持ちよくなるために、お散歩に行くでごぜーますよ!」
62 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:33:09.15 ID:OqTKF4qV0
-川沿いの散歩道-

仁奈「キレーな川でごぜーますね。涼しくて、お散歩するの丁度いいなー♪」

美優「そよ風と...川のせせらぎが心地よくて、たくさんお散歩したくなっちゃうね」

仁奈「仁奈も美優おねーさんと同じですよー。たくさんお散歩したくなりやがります」

仁奈「けど、温泉が待ってるでごぜーますから、丁度いいところで旅館にもどるですよ」

美優「...ふふっ、そうね。お薦めのコースを歩いたら、旅館に戻りましょうか」

仁奈「戻りやがりますですよー♪」
63 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:34:19.66 ID:OqTKF4qV0
P「ははは...しかし俺たち以外の宿泊客は、あまりいないようですね」

P「すれ違う人もまばらで...まあ、連休が終わって、旅行が盛んな時期が過ぎてますしね」

美優「でもそのおかげで、この散歩道をゆっくりと満喫できて」

美優「とても贅沢なことをしている...そんな気分になれませんか?」

P「贅沢ですか...確かに。素敵な考え方だと思います」

仁奈「えへへっ♪贅沢...そうでごぜーますね!」
64 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:35:57.25 ID:OqTKF4qV0
仁奈「でも仁奈にとって、一番の贅沢は二人と一緒にお散歩してることでごぜーますよ」

仁奈「場所も大切でごぜーますが、仁奈は誰と一緒かの方が、大切だと思うでごぜーます」

美優「仁奈ちゃん...そうね、誰と一緒か...大切な事だよね」

美優「私も仁奈ちゃんと同じ思いだよ?こうして一緒に旅行に来て、お散歩して...ううん...」

美優「今日だけじゃなくて、仁奈ちゃんと一緒のお部屋で...毎日一緒に過ごせて」

美優「すごく嬉して、楽しい気持ちになれるの」
65 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:36:50.71 ID:OqTKF4qV0
仁奈「えへへ...それは仁奈も一緒ですよー♪」

仁奈「仁奈も美優おねーさんと一緒で、良かったですよ♪毎日が寂しくなくて、楽しくて嬉しいですよー♪」

仁奈「それにまた仁奈と美優おねーさん、同じ思いでしたよ。...えへへっ♪Pはどうでごぜーますか?」

P「もちろん二人と一緒だよ。仁奈に出会えて、嬉しいよ」

仁奈「仁奈もPとも会えて、嬉しいですよー♪みんな一緒でごぜーます♪」

P「ああ、そうだね」

美優「みんな一緒だね、ふふっ♪」
66 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:39:02.32 ID:OqTKF4qV0
仁奈「えへへ...あっ、二人とも見やがりますですよ!」

仁奈「カモさんっ!カモさんの親子がいるでごぜーますよ!」

P「おっ、カモの子供がたくさんいるね」

仁奈「フカフカで、可愛いでごぜーますね♪」

P「うん。小さくて、フカフカで可愛くて、撫でてみたい気持ちになるね」
67 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2017/06/05(月) 00:39:46.14 ID:OqTKF4qV0
美優「ふふっ、子供たち、一生懸命お母さんに付いていこうとしていますね」

P「でもお母さんも、しっかり子供の事を見ていて、子供を大切にしているのが分かりますね」

仁奈「お母さんに....P、美優おねーさん、仁奈教えて欲しい事があるですよ?」

P「ん?なんだい?」

美優「なにかな?」

仁奈「あのカモさんの家族のお父さん...お父さんはどうして一緒にいないでやがりますか?」
68 : ◆JBqI9RdT/Q [sage saga]:2017/06/05(月) 00:40:51.49 ID:OqTKF4qV0
>>1です

今回の投下を終了します。次回投下で完結予定です。
その際もお付き合いいただければ幸いです。

それでは失礼します。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 00:46:10.59 ID:XKZzGoopo
お、来てたんだ
身体は大事にして下さいね
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 08:26:24.87 ID:NtHNdhtDO
アイドルだから音符が多め
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