【ダンガンロンパ】天海「旅立ちの前の青春2」【安価】

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306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 13:06:45.04 ID:bwK0WTDYo
うりゃ
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 13:10:01.54 ID:nIFAzsXRO
あれ、これ安価1個ずれてない?
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 13:40:37.13 ID:vlUSduECO
天海の分は>>1のコンマで取るみたいよ
309 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/05/27(土) 15:22:31.97 ID:fUIYfvrbO
>>307
>>308で合ってますよ!
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 17:00:01.33 ID:2I0idRLgo
>>308が連投になるかわからんが一応もう一回書いとく
311 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/05/27(土) 20:22:45.90 ID:qUGqet4a0
>>310
>>1にも書いてますが、コンマは連取扱いにならないので大丈夫ですよ。コンマはひとりが取り続けても問題ない感じです。
しかし、コンマの前に安価を取っていた場合、コンマが明けてからの、次の安価は不可扱いにはなります。

【許可】
安価→コンマ
コンマ→安価

【不可】
安価→コンマ(取っていなくても)→安価


説明下手でもし訳ないですが、こんな感じです。
312 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/27(土) 20:23:20.65 ID:qUGqet4a0
本編なら1番失敗しなさそうな人物が倒した!正直、>>1>>303コンマ見た時点で、また最下位なのかと思って天海君に謝っちゃたよ!謝り損だったよ!


王馬 「下から攻めてくよー」すっ

王馬 「星ちゃんどーぞー」

星 「バランスを考えていかねぇとな…」すっ

星 「天海の番だぜ」

天海 「中間くらいが1番悩まないっすか?」すっ

天海 「真宮寺君、どうぞ」

真宮寺 「攻め時を間違えると、自分で崩してしまいかねないからネ」すっ

真宮寺 「東条さんだヨ」

東条 「どこを抜き取ろうかしら…くしゅんっ!」

バラバラ

「えっ!?」驚愕

東条 「……え?」呆然

最原 「え? 東条さんがクシャミして…倒した…?」

東条 「こんな…こんな大事な場面で、予兆のない不意のクシャミをしてしまうだなんて…」

東条 「メイド失格だわ!!」絶望

天海 「ショック受けるところはそこではないと思うんすけど?!」

王馬 「ものすっごい可愛いクシャミだったね! ドジっ子属性も兼ね備えてるなんて、完璧さに磨きがかかるね!」

真宮寺 「一部の層向けの完璧さじゃないかな…? それは」

東条 「くっ! でもこれは私が自分で犯した失態…罰ゲームを受けるわ」震

星 「意外な結末で呆気にとられちまった…まぁ、そう気落ちすんな」

最原 「僕、なにもしないで終わってしまった…あ、箱どうぞ」

東条 「ありがとう…これにするわ」ぺらっ


罰ゲームの内容を下3まで(直ぐに消化できるモノ)
コンマが1番高いモノを採用
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:38:28.29 ID:cEKNTfulO
恥ずかしい話
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 20:44:06.23 ID:FJ9dQ9Gpo
尻割り箸
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 20:52:29.23 ID:WlgcX60DO
どじょうすくい
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 21:37:00.14 ID:w5WSg8zB0
どう考えてもこんにゃく不可避
317 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/28(日) 10:40:15.49 ID:BMecs7D9O
?? 「翻訳コンニャクぅ」



東条 「恥ずかしい話…」

最原 「東条さんの恥ずかしい話…? ある…の?」

東条 「……」ぐぬぬ

王馬 「東条ちゃん、顔真っ青じゃーん! 東条ちゃんにも恥ずかしい話あるみたいだよ! ヤッタね!」

天海 「安心しました。東条さんもやっぱり人間なんすね」

真宮寺 「天海君、何気なく失礼な発言だネ」

星 「しかし、天海の言うことも、解らなくもないがな」

王馬 「そんでそんでー? 東条ちゃんの恥ずかしいお話ってなになにー?」

東条 「私の料理…和食には欠けているモノがあるの」

真宮寺 「欠けているモノ…? へェ、それは何かな?」

東条 「こんにゃくよ」

「こんにゃく?」

天海 「どういうことっすか? 東条さんが個人的に嫌いな食べ物だからとかなんすか?」

東条 「いいえ…こんにゃくが……切れないの…」

星 「こんにゃくが切れないだと?」

王馬 「こんにゃく切れないって、斬鉄剣かよ…」

最原 「今まで仕えてきた人の中に、気づいた人っていたの?」

東条 「幸い、気づく者はいなかったけれどね…」

東条 「あの弾力が、なぜか包丁の刃を通してくれないの」

王馬 「東条ちゃんの意外な弱点を収穫できたね!」

王馬 「こんど、こんにゃく使った料理作ってよ! あ、実際に切ってるとこ見たいなーっ」

東条 「くっ…!」

天海 (ここぞとばかりに、王馬君が東条さんをイジリ倒しにいってる…)

天海 (そういえば、誰が書いた罰ゲームだったんすかね…?)

318 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/28(日) 10:40:55.64 ID:BMecs7D9O


天海 (東条さん、こんにゃく切れないんすねぇ…)

天海 (本当に意外な弱点っす)

天海 (さて、夕食はどうしましょうか)

天海 (こんにゃく……今日は煮物にするっす)


必ず一緒に食事をする人物を指定
安価下2で一名、その下1でもう一名
百田
東条

夜長
茶柱
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 11:21:27.78 ID:ZbYTjxY9O
キルミー
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 11:59:57.70 ID:+kU19LiSO
百田
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 12:07:56.76 ID:3VWQtE7qO
322 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/28(日) 14:12:47.99 ID:pbEhGUGCO
シリーズ問わず人物指定を一名ずつ
>>323
>>324
>>325
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 14:40:34.34 ID:Y6r5lcZBO
日向
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 15:11:28.83 ID:7wN1R0R10
舞園
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 15:12:02.57 ID:z1kgZmOaO
小泉
326 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/29(月) 11:38:06.82 ID:n514IYbCO
小泉ちゃんと日向君はセット販売されてるのかな?


小泉 「やっぱり、さやかちゃんを見てるとキラキラしてて、思わずカメラを向けたくなっちゃうわね」

舞園 「ふふ、ありがとうございます」

小泉 「でも、そういうのって、意識してなくても出ちゃうモノなの?」

舞園 「うーん…自分ではそういうのが出ているのかどうかって、解っていないんですけど…」

舞園 「あ、さすがにカメラを向けられると、意識しちゃいますね」

小泉 「普段からオーラを纏ってるなんて…アイドルはアイドルでも、さすがの《超高校級》ね…」

天海 (小泉さんは卒業してから、クラスメイトの人達と一緒に仕事する機会が多そうっすね)

天海 (俺は逆に縁遠くなる一方な才能っすね…)

舞園 「あ、天海さん、こんばんは!」

小泉 「なんかぼんやり歩いてたけど、どうしたの?」

天海 「ぼんやりしてましたか? ちょっと考えごとしてただけっすよ」

小泉 「いやいや、誰かにぶつかったりしたら危ないでしょ? ちゃんと意識を保って歩きなさいよ!」

小泉 「考えごとは後!」

天海 「ご、ごめんなさい」

小泉 「でも、考えごとっていうのは、悩みごと?」

天海 「悩みごとでもなんでもないっすよ。自分の未来を考えて、ちょっと寂しくなっただけなんで」

舞園 「自分の未来ですか?」

天海 「卒業した後も世界を旅してるだろうことは間違いないし、同級生との再会とか、難しくなるのかなと…」

舞園 「なるほど。確かに、旅をしていたら難しいですね」

舞園 「でも、天海さんは《希望ヶ峰学園》が選んだ冒険家さんですから」

舞園 「ドキュメンタリーの依頼なんか来るんじゃないですかね?」

天海 「? どういうことです?」

小泉 「ああ、天海の活躍はみんなに伝わるんじゃないかってことだね!」

天海 「そういうことですか。会えずともってことっすね」

舞園 「そうです! 逆に、世界を股にかけて活躍する人も絶対いますから、天海さんもその人の活躍を知ることもできると思うんです」

小泉 「直接会えなくたって、個々の活躍は伝わるわけね」

天海 「そういう考え方もあるんすね。自分が《超高校級》に選ばれたことに疑問があったんすけど…そういうことなら、選ばれて良かったとも思えますね」


327 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/29(月) 11:38:54.29 ID:n514IYbCO


星 「機嫌がいいな。百田」

百田 「うおっ?! 顔に出てたか?!」

日向 「ははっ、解り易いな」

日向 「あ、彼女いるんだったな。デートか?」

百田 「そうなんだよ。やっぱ好きなヤツと長時間過ごせるって、いいもんだな!」

天海 (解斗君が楽しそうにしてるっす。デート、うまくいったみたいっすね)

天海 「解斗君、日向君、こんばんは。星君はさっきぶりっすね」

星 「おう、天海。ここに来るか?」

天海 「ありがとうございます」

日向 「おう! 小泉も一緒か!」

小泉 「あんたと一緒になることが多いわね」

舞園 「仲がいいんですね、おふたり共」

日向 「そうだな…女子の中では1番話してるかもな」

小泉 「あたしも、男子の中では日向とかな…?」

舞園 「ふふっ。いいですね、そういうの」

百田 「今更だが、蘭太郎が両脇に女連れてると、チャラさ増すな」

天海 「ヒドい! しかも本当に今更!」


食事中の話題を安価下2
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 13:35:49.72 ID:lDR4APWXO
踏み台
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 15:29:12.83 ID:KFQTIsa9O
二人(日向小泉)は仲が良いみたいすけどなんかきっかけでもあったんすか?
330 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/30(火) 09:31:06.64 ID:yizL/se6O


天海 「日向君と小泉さんは仲がいいみたいっすけど、なにかきっかけってあったんすか?」

日向 「きっかけか…? なにかあったか…?」

小泉 「アタシ達、クラスというか、校舎自体が違うはずなんだけどね」

小泉 「でも、休み時間に日向がしょっちゅう来るから、なんとなく話とかなきゃダメかなーって…」

日向 「そんな理由なのか…?」

小泉 「だって、誰も相手しなかったら寂しいでしょ?」

舞園 「日向さんは、誰にでも向かってくタイプですし、小泉さんが心配するようなことにはならないと思いますけど」

星 「確かにな。問題児にすら、積極的に関わっていこうとするヤツだからな」

百田 「どっちも面倒みよさそうだよな。なんかそういうとこで通じるもんがあんじゃねーか?」

小泉 「そうかも。1番遠慮なく話せてるかもしれない」

天海 「日向君は《超高校級の相談窓口》として、こっちにこれるかもと言われてるみたいですし、話し易いっていうのはあるかも知れないっすね」

日向 「話し易いと思ってくれているなら、嬉しいな」

小泉 「男子の中ではマシってだけだからね!」

舞園 「そういう言い方をすると、他意があるように感じちゃいますね」

小泉 「ど、どういう意味?!」

舞園 「ふふっ。さて、なんでしょうか?」にっこり

小泉 「やめてよ! さやかちゃん!」

天海 「舞園さん、なかなかの小悪魔っすね」

星 「敵にまわすと怖いタイプだな。ありゃあ」

百田 「他意って、なにがあんだ?」

天海 「キミは察しがいいのか悪いのか、解らない人っすね…解斗君…」


331 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/30(火) 09:31:36.62 ID:yizL/se6O


天海 (そろそろお風呂にするっす)

天海 (傷の血は止まってるし、大浴場に行っても問題はなさそうっすけど…)

天海の行動を安価下
1.自室のシャワー
2.大浴場
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 10:00:07.18 ID:gKNShJQlO
333 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/30(火) 10:10:50.74 ID:yizL/se6O
大浴場に向かうまでに出会う人物を安価下2 (シリーズ問わず最大2名)
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 10:37:08.61 ID:qGVhuZDvO
入間
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 10:58:28.50 ID:f0TBdpmD0
うえ
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 11:06:33.07 ID:StQCA7DzO
最原
337 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/30(火) 19:59:57.27 ID:aeI/mgPrO


天海 (大浴場にいきますか)

ピンポーン

天海 (わお。このタイミングで来客っすか)

天海 (誰っすかね?)ガチャッ

天海 「はーい。どなたですか?」

入間 「よぉ」

天海 「入間さん! 入間さんから訪ねてくるなんて、珍しいっすね!」

入間 「……ぅ……」

天海 「どうしたんすか?」

入間 「こ、この前の答えを出してやったから、このオレ様から答えに来てやったぜ!」

天海 「!」

天海 (まさかこんなに早く入間さんから答えをもらえるとは思っていなかったっす…!)

天海 (でもこんな扉のまん前でってのは…)

天海 「えっと…中入ります?」

入間 「へ、部屋に連れ込んでナニする気だッ!!」

天海 「答え聴くだけなんで安心してくださいッ!」

入間 「この神すら平伏す美少女を前に、ナニもしねーってのか!」

天海 「キミは俺にどうして欲しいんすか?! なにが正解なのかさっぱりなんすけどっ!?」

入間 「ひぐぅっ! そ、そんなにどなんなよぉ…っ」

天海 「あ…すみません。とりあえず、入ってください…他に迷惑になるんで」

入間 「おう。邪魔するぜ」

入間 「ハンモック吊してんのかよ。これで寝てんのか?」

天海 「そうっすよ。寝てみます?」

入間 「寝にくそうだからいい」

天海 「気持ちいいんすけどねぇ…」

天海 「あ、このイスどうぞ」

入間 「ん…」すとん
338 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/30(火) 20:01:19.03 ID:aeI/mgPrO
入間 「……」

天海 「……」

 イスに座ったまま、入間さんは沈黙し、固まったように動かなくなってしまう。
 答えを促すような、余計なことはしないでおこうと思って、こちらも黙ってはいるんすけど…入間さんの緊張が、俺にまで伝染してきて、動悸が速まって息がつまりそうになる。

入間 「んんん…んんんんん…っ」

 ここまで来たものの、言い出すことを躊躇っているのか、複雑な胸中を現すような低い声で呻きはじめる。

天海 「あ、あの…難しいようなら、ムリはしないで、また別の機会にでも…」

 どんどん低くなっていく入間さんの頭頂部に、そう投げかけると、勢いよく頭を上げた入間さんは俺を睨み上げる。

入間 「ウルセー! 黙って聴いてろ!」

天海 「あ、はい…」

 そう言われてしまったら、引き下がるしかない。でも、ここまできたなら、正直なところ、早く答えが欲しい。でないと、本当に息がつまって耐えきれなくなってしまいそうっす。

入間 「……オレ様なりに、テメーをどう思ってんのか、いろいろ考えたんだぜ……?」

天海 「はい」

 弱々しい声で、ぽつりぽつりとだけれど、入間さんは口数を増やしていく。

入間 「でも、考えれば考えるだけ、テメーをどう思ってんのか、解らなくなっちまう」

入間 「こうして、テメーに答えを出したっつって来たけど、本当のところは、解ってねーのかも知れねー…」

天海 「でもそれが、今の入間さんにとっての答えなんですよね?」

天海 「だったら、その答えをください。入間さんが困惑しているにも関わらず、いずれ答えをくれだなんて、思慮の足りないことをしたのに、真剣になってくれたこと、とてもありがたいです」

 怯えさせるようなことばかりをして、好きになってもらえることの方が難しいことを理解している。振られる覚悟もしている。

 また、しばらく黙り込んでしまったかと思いきや、こんどはそれほどの間もなく、口を開いた。

入間 「……オレ様の結論は……」


安価下コンマで判定
50以上で入間も天海を好き(補正値+15)
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 20:04:02.10 ID:0mtTl4yJo
責任重大
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 20:04:32.40 ID:0mtTl4yJo
ごめん天海…
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 20:42:15.21 ID:wFJK33sQO
あああああああ…
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 21:45:32.23 ID:LRD6Ptoho
どんまい
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 22:29:40.92 ID:FsP0G5xuO
これはいったいどうなるんだ?
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 00:50:56.85 ID:Cs40d6kY0
oh…とりあえず無難にお友達からかな
そもそも入間自身が壁あるタイプだし荒療治でどうにかできるレベルでもないしな
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 02:26:04.13 ID:OL5njHcHO
>>96で入間は気になる人がいることは分かってるんだよな つまり…
346 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/31(水) 17:48:57.61 ID:rpL/fUjW0
男主人公の恋は実らない…



入間 「やっぱ…好きとか言われたり、想われたりすんの…怖い…」

入間 「単に褒められたりする瞬間的のとは違うじゃん…? 強い感情があるワケじゃん…?」

 俺に面と向かうのはやはり難しいのか、俯いて躊躇いながらも、入間さんはそう言葉にする。

入間 「自分から近づくのはいいんだけどよ…そっちから来られんのは…なんか…不安になっちまう」

入間 「別に、何かされるとか思ってるワケじゃなくてだな…でも、ざわざわすんだよ……」

 距離を埋めたい気持ちは俺の一方的なモノで、入間さんがそれに畏怖するのは当然のこと。こっちが一喜一憂するのも、それを強めているのだろうと思う。

入間 「それに…気になってるヤツ…いるし…」

天海 「……そうでしたね」

 以前、キーボ君がその場にいた人たちに訊ねた、気になっている人物がいるかどうかという質問に、いないと答えながらも、反応的にはいるのは明らかだった。
 誰かは解らないけれど、入間さんに想われることを正直、妬ましく思う。でも、それと同時に、これほど不安定な入間さんが、その相手にどう関っているのかと疑問を持ち、これまで見てきたような暴言を吐きかけながら、関わっているのではないかという心配をしてしまう。

入間 「だから、テメーの気持ちも解るから、避けるとかはしたくねぇって感じだったんだけどよ…でももう、悪ぃけど、テメーが寄ってくると、頭ん中いっぱいいっぱいなんだよ…」

天海 「解っていながら、積極的に関わりにいったことは本当にすみませんでした。でも、答えを出されたいま、そういうのはナシにしますんで」

 気持ちを捨てきれなくても、無意味に空回りして、自分を見失うこともなくなるのなら、焦って入間さんに余計な圧をかけることもなくなるはず。

天海 「それより…入間さんも、他人を気遣うことするんですね」

入間 「ウルセー! オレ様だってな、テメーら凡人にレベルを合わせてやることだってできんだよ!!」

天海 「普段からそうできていれば、好意に対して不安な気持ちを抱えるほどの孤独は覚えなかったんじゃないっすかね?」

入間 「天才のオレ様が、普段から能無し共に合わせて労を割く時間をつくるぐれーなら、もっと有意義なことに費やすっての!」

天海 「人との繋がりをつくるのも、充分有意義っすよ。気になる人がいるのなら、特に」

入間 「うぐ…っ」

 俺の言葉に、入間さんは悔しそうに押し黙る。
 やっぱり、自分と共通するモノがある場合に限っては、それなりの配慮ができるタイプなんすね。
347 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/05/31(水) 17:49:32.01 ID:rpL/fUjW0
入間 「テメーにこんな不安になってんのに、気になってるヤツから好きだって言われて、途端に不安にならねーとも限らねぇ…か…?」

天海 「そこは解らないっすけど」

入間 「……アタックしてみっか」

天海 「入間さんはあんなり積極的にならない方がいいと思いますよ。盛大な爆撃を相手にかましそうっす」

天海 (あれ? なんで俺、入間さんの恋の相談受けてるんすかね? なんかアドバイスまでしてるし…)

天海 「入間さんが気になる相手って誰なんですか?」

入間 「き、訊くんじゃねーよ!!」

天海 「それはそうなんすけど、積極的になっても大丈夫かどうかくらいはアドバイスできるかなと」

入間 「テメー…やっぱ頭おかしいんじゃね? フラれてすぐにフラれた相手の恋愛相談受けるとか…」

天海 「いや、訊ねたのは入間さんっすよ…正直、自分でもおかしいなとは思いましたけどね」

天海 「入間さんが俺に相談することに抵抗がないのなら、支援しますよ」

天海 「言いましたよね? キミをひとりにはさせないって」

入間 「……」

天海 「キミの恋が成就するということは、キミをひとりにしない、キミを想ってくれる大切な人ができるということ」

天海 「それはとても嬉しいことです。必要ならば、力になります」

入間 「本当にバカなんだな、テメー」

天海 「ははっ、そうっすね」

 それから、言うか言うまいかを悩む入間さんは、頬を紅く染めながら、意中の相手の名前を明かす。

入間 「……オレ様が気になってるヤツは…」


安価下2で入間が想いを寄せる相手(シリーズ、性別問わず)
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 17:57:09.32 ID:XpZrNyQYO
キーボ
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 17:59:59.83 ID:Z59hpFTsO
東条
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 18:25:34.11 ID:Cs40d6kY0
入間さんそれめっちゃハードル高くないっすか?
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 18:36:44.58 ID:XpZrNyQYO
たしかにキルミーは甘やかしてくれそうで理想的だなあ
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 02:51:17.09 ID:JMX5hZSYO
やっと追いついたのにもう終わるのかー、寂しいな
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 08:42:36.60 ID:napNIug9O
天海か報われるルート書いてくれてもいいんですよ…
354 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/01(木) 14:56:27.28 ID:gs3HPxSUO
>>352
うひーっ!追いついたとのこと、ありがとうございます!
最後を見届けて頂けますと幸いです!

>>353
大変申し訳ないのですが、人生一度きり!のスタンスなので、成功ルートはみなさんの中で作ってあげてください!
355 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/01(木) 14:57:01.39 ID:gs3HPxSUO


入間 「東条だ…」

天海 「……えっ?!」

入間 「な、なんだよぉ…! 女が女を好きになっちゃ悪いかよぉ!!」

天海 「いえ、俺はそういうのは否定しない方なんで、問題はないんすけど…」

天海 「まさか過ぎたんで…ちょっと思考が停止しました」

入間 「だって、言えばなんでもしてくれるから、楽できるしぃ」

入間 「実験体にもなってくれるしぃ」

天海 「ちょっ?! 東条さんに実験体になってもらってたんすか?!」

入間 「んだよ? 問題あんのかよ?」

天海 「東条さんが問題ないなら、問題ないっす…というか、それは本当に恋心なんすかね…?」

入間 「用事聴きにこねーかなーとか、部屋片付けにこねーかなーって、ドキドキ心待ちにしたり」

入間 「なんでもしてくれて嬉しいっていうのは違うのかよ?」

天海 「普通は違うと思います」

入間 「はぁっ?! だったらどういうのが恋心だってんだよ!!」

天海 「少なくとも、身の周りの世話を前提にその人物を待つというのがおかしいっすからね」

天海 「普通はそんなこと抜きで、相手と会えるのを心待ちにするモンっすよ」

入間 「だったら、東条の胸触りてぇ、顔を埋めてぇ! エロいことしたい、むしろされてもいい! とか思うのはどうなんだよ?!」

入間 「テメーだってオレ様でそういうこと考えてんだろッ!!」

天海 「俺は考えてないっすよ!! でもそれについては人によるとしか言えない!!」

入間 「でも…させてくれとは言えねんだよ…テメー相手なら普通に言えんのに…」

天海 「むしろなんで俺相手に言えるんですか? それはおかしいっすからね?」

天海 「というか、他に言ったらダメですよ! 絶対に!」

入間 「なんでだよ! 意味解んねー!!」

天海 「意味解んないのは入間さんです!」

天海 「うーん。東条さん相手には言えないっていうのは、確かに、入間さんが東条さんに対して抱いている感情は、恋心みたいっすね」

入間 「やっぱそうなんじゃねーか!」

天海 「ここに辿り着くまでの道のりが険しかったせいっすよ…」

入間 「やっぱ、凡人が天才の気持ちを理解できるワケがなかったんだッ!!」

天海 「ある意味そうっすね…やっと追いつきましたよ…」
356 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/01(木) 14:57:57.58 ID:gs3HPxSUO
天海 「でもまぁ、東条さんなら、入間さんのアタックも去なせると思いますんで…」

入間 「なんで去なすことが確定してるんだよ!!」

天海 「いや、今日遊んだメンバーに東条さんもいたんすけど」

入間 「オレ様を呼べよ!」

天海 「いま知ったばかりの俺にどう誘えと?!」

天海 「とにかく、相手に好意があっても、自分にその気がなければ、アプローチはかけないって言ってましたし…」

天海 「入間さんもその場にいましたけど、仕事に支障がでるからって、恋愛自体視野に入れてなさそうだったじゃないっすか…」

入間 「ああ、そうだったな…」

天海 「東条さんを振り向かせるには、相当の努力が必要っすよ」

入間 「そんなモン、オレ様の発明品でちょちょいと…!」

天海 「反則! そんなんが恋愛として認められるワケないでしょ!!」

入間 「だったらどうすりゃいいんだよ!!」

天海 「これからも、実験の助手を務めてもらいながら、世間話なんかで距離を縮めていくことからしていきましょうか…」

入間 「世間話ぃ? どんなこと話せばいいんだよ?」

天海 「無難に東条さんの好きなモノを訊いたりなんかから、はじめてみては?」

入間 「テメーの言う通りにするのは癪だけど…やってみっか…」

入間 「テメーが、オレ様のことを考えてくれてるってのは、解ったからよ」

天海 「入間さん…」

天海 「あ、でも俺、次の休みには旅に出るんで、なかなか相談は受けられないんすけ…」

入間 「はぁっ?! んだよそれ!! 早く言えよ! そういうことは!!」

天海 「えぇっ?!」

入間 「オレ様のためにアドバイスするのがテメーの仕事だろうが!!」

天海 「といわれましても…」

入間 「テメーとどこでも通信できるようなヤツ作ってやる!!」

天海 「えええええっ?!?!」

入間 「次の休みだよな! 今から帰って間に合うようにすっから!」ガタンッ

天海 「ああええ?!」

入間 「んじゃな! 天海!」バタンッ

天海 「!」

天海 「今…普通に俺の名前を呼びましたよね…?」

天海 「はは…なんか…フラれはしちゃいましたけど…」

天海 「別のモノが手に入ったようで、嬉しいっす」

天海 (これから、親友といえるようにはなりたいっすね)

天海 (……あ、お風呂)

357 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/01(木) 15:00:00.33 ID:gs3HPxSUO
天海 (遅くなっちゃいましたけど、まだいける!)

天海 (でも、みんな出払った後だったら寂しいっすね)

ガラッ


入浴中の人物を安価下2とその下1でシリーズ問わず最大2名ずつ、男子のみ
人物安価はここで最後になります。ここで百田君が含まれている場合、報告をしてそのまま終りに入ります。
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 15:22:44.90 ID:HHbSbnBrO
踏み台
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 15:24:01.28 ID:tRtg8cni0
王馬
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 16:13:41.11 ID:IV2LU4xh0
真宮寺
361 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/01(木) 19:33:27.05 ID:ybDNexMHO


真宮寺 「おや、天海君」

王馬 「天海ちゃんにしては、えらく遅い入浴じゃん」

天海 「ちょっと用事ができてしまったんで…で、それは何してるんすか?」

王馬 「んー? 真宮寺ちゃんの髪を三つ編みにしてんのー…でーきた!」

天海 「真宮寺君も、よく王馬君に任せられますね…」

真宮寺 「髪を触るくらいなら、別に構わないヨ。ハサミを持ってたりしたら、さすがにお断りするところだけどネ」

王馬 「結んだ後に、真宮寺ちゃんの首をキュッとしちゃう心配も考えた方がいいよ!」

真宮寺 「あァ、それは失念していたヨ」

王馬 「天海ちゃんが来るのが、もう少し遅かったら、殺害現場を見られちゃうとこだったね! あっぶねー!」

天海 「頭についたままで、紐状にはなっていから、殺傷力はだいぶ落ちると思いますけどね。というか、締められるほどの長さないし」

王馬 「そんじゃ、真宮寺ちゃんが持ち歩いてる縄にしとくよ」

真宮寺 「いつでもあるといいよネ、縄」

天海 「普通の生活していて、そこまで縄が必要な場面には遭遇しないっすけどね…」


入浴中の話題を安価下2
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 19:41:24.37 ID:0FvpfZO2O
同性愛についてどう思うか
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 20:47:32.93 ID:dcENOqu6O
王馬と夢野のラブをひやかす
364 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/02(金) 19:38:07.86 ID:3+TW/iGlO


天海 「王馬君は、本当に夢野さんに興味はないんすか?」

王馬 「遊び甲斐のある人間としての興味ならあるよー!」

真宮寺 「でも、夢野さんの“好き”に対して“大好き”って返したんでしョ?」

真宮寺 「キミは嘘つきだけれど、その返答に嘘が含まれていなかった可能性だってあるはずだよネ?」

王馬 「ふーん? 真宮寺ちゃんまでそういうノリ方しちゃうんだー?」

天海 「聞く限りの内容だと、王馬君は“嘘だよ”って言ってないんですよね?」

王馬 「あー…言ってないねぇ…さすがにマズったかなぁ…」

真宮寺 「だったら、本当のことにしてしまえば?」

王馬 「何言ってんの?」

天海 「“嘘だよ”って言わなかったってことは、実はそういうこともあり得るのでは?」

王馬 「まぁ、夢野ちゃんが頑張って向かってきて、しっかりとオレを楽しませてくれたら、ご褒美にお気に入りくらいにはしたげるよ!」

天海 「どれだけ上から目線なんすか…」

王馬 「ひとり相撲で終わらなきゃいいね!」

天海 「タネを明かした途端、余裕っすね」

王馬 「実際、好きだとか嫌いだとか、勝手にしてよって感じだからね。でも、追いたいなら追わせた方が楽しいじゃん?」

王馬 「逆に、オレが追うときは、首根っこ引っ捕まえてそんまま、逃げらんないように引き倒すけどね」

王馬 「そんくらいのことをさせたくなるようになってもらわないと。オレを足止めさせずに、追ってるだけの時点でまだまだだよね」

真宮寺 「クククッ、これは夢野さんに期待をかけてしまうネ」

真宮寺 「王馬君が夢野さんを追いはじめたりしたら、面白そうだからネ」

王馬 「裏で糸引いてるヤツがいるから、そいつの仕込み次第じゃない?」

天海 「俺が余計なことしちゃったんで、夢野さんの手助けはするつもりですけど、仕込みとは人聞きの悪い…」

王馬 「オレを退屈させない、夢中になる仕掛けを期待してるからね!」

真宮寺 「もはやゲームだネ」

天海 「遊んでるだけなんだろうなと思うと、腹立たしいことこの上ないっすけど…」

天海 「夢野さんが諦めないなら、手を組みますよ」

天海 「ふたりでキミを落としてみせます」

王馬 「にしし! そいつは毎日がつまんなくなりそうで楽しみだね!」

真宮寺 「人間の感情、愛情は複雑怪奇、千差万別…生まれ方だって違ってくる…」

真宮寺 「全てが解っているうえでも、王馬君が夢野さんに靡くことがあるのかどうか…」

真宮寺 「ククッ、面白そうだから、僕はその様子を観戦させてもらおうかな」


365 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/02(金) 19:39:05.38 ID:3+TW/iGlO


天海 (少し荷造りしてから寝ましょうか)

天海 (……旅に出る前に、答えをもらえてよかった)

天海 (心置きなく旅ができます)

天海 (入間さんが東条さんを好きだっていうのは驚いたし、それはそれで心配なんすけど…)

天海 (連絡を取れるような発明品を作ってくれるみたいですし、できる限りのアドバイスはしてあげたいっすね)

天海 (今も作ってるんすかね…徹夜とかしてなければいいんすけど…)


―――――――――


天海 「おはようございます、解斗君」

百田 「おっす! 蘭太郎!」

天海 「今日はご報告があります」

百田 「報告…もしかして、入間からの返事かっ?!」

天海 「そうです」

百田 「あいつからの返事はっ!?」

天海 「フラれました」

百田 「おぉう…マジか……」

天海 「自分からなら問題ないけど、やっぱり、俺から近付かれるのは怖かったみたいで…」

百田 「なんか複雑だな…」

天海 「それで、入間さんの気になってる人がいるじゃないっすか」

百田 「あー…そうだったな。そんで、訊いたのか?」

天海 「誰かは言わないっすけど、ちょっと恋愛相談を受けまして」

百田 「なんでフラれた相手の恋愛相談を受けてんだっ?!」

天海 「普段からあの言動をしている、入間さんを放っておけないじゃないっすか」

百田 「マジでテメー、世話焼きだなぁ」

天海 「でも、そのおかげか、入間さんが俺のこと、少しは信頼してくれたのか、別れ際に普通に“天海”って、呼んでくれたんです」

百田 「あいつが普通にテメーの名前を呼んでるとこ、確かにきいたことねーな。それだけの信頼は得たんだな…良かったじゃねーか!!」

天海 「はい」

天海 「それで、入間さんといつでも相談できるように、連絡が取れるような通信機作ってくれるそうで…」

百田 「なんか、テメーの状況を考えると涙がでそうなんだが…」

天海 「ははっ、確かに、他人からみたらそうっすよね」

天海 「でも、そうしていくうちに、親友としてみてもらえるようにはなりたいなと、思うようになりました」

百田 「その考え方、いいじゃねーか! もし、なんかあったらオレも頼れよ!」

天海 「ありがとうございます。そうした言葉をもらえるだけでも、励みになります」


最後のランニング中の話題を安価下2
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 19:40:55.07 ID:9J+Jb1mho
百田への感謝
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 19:57:17.01 ID:7b3sp6LXO
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 20:09:05.90 ID:teRFlyTYO
これは友情ENDまっしぐら
369 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/04(日) 23:33:38.94 ID:pgvP+XkF0
>>364


王馬 「にしし! そいつは毎日がつまんなくならなそうで楽しみだね!」


が正しいです…つまんなくなったらあかんやないか
370 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/04(日) 23:34:08.66 ID:pgvP+XkF0
>>1個人としても、病んでく天海君に待ったをかけてくれてた百田君には、感謝しかない…



天海 「ここまで相談にのってくれて、ありがとうございます」

天海 「入間さんのことでどんどん心に余裕がなくなっても、百田君の言葉でなんとか繋ぎとめておくことができました」

天海 「それがなかったら、自分がどうなってたかって、怖いくらいっす」

百田 「前にも言ったが、助手の悩みを解決するのは、ボスであるオレの役目だからな!」

百田 「打つけどころがねーってのは辛いモンだし、場合によっては打つける勇気もいるだろうな。けどな、助手にそんなイヤなモンを抱えたままになんかさせねーよ!」

百田 「そいつを全部まとめて投げつけろ! オレが全部ホームランボールにしてやんぜ!」

天海 「そうして、なんの躊躇いもなく言えるキミは本当に頼もしいっす」

百田 「オレは宇宙に轟く、百田解斗だぜ?」

百田 「助手を導くオレが躊躇ってちゃ示しがつかねぇ!」

百田 「ビシッと背中を押してやるのがボスの務めだ!」

天海 「逆にそれは、そうしないといけないっていう使命に、百田君も囚われてないですか?」

百田 「お?」

天海 「助手の仕事はボスの手助けが仕事なんで」

天海 「辛いときは共有してくださいね」

百田 「ははっ! そんなこと言われたのははじめてだな!」

百田 「熱心な助手を持てて、オレは嬉しいぜ!」

天海 「これからもお世話になると思います。よろしくお願いします」

百田 「お互い様ってもんだぜ! 改めてよろしくな! 蘭太郎!」


371 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/04(日) 23:35:36.24 ID:pgvP+XkF0


天海 (さて、そろそろ学園を出ないとっすね)

ピンポーン

天海 (ん? こんな早くに部屋を訪ねるなんて…解斗君っすかね?)

ガチャッ

天海 「はい」

百田 「おっす! 蘭太郎! 見送りに来たぜ!」

天海 「あ、やっぱり解斗君でしたか」

入間 「オレ様もいるぜ!」

夢野 「ウチもおるぞ!」

天海 「入間さんと夢野さんっ!? あ、もしかして、入間さんは発明品が完成したんすか?」

入間 「おうよ! こいつでテメーといつでも通信できるぜ!」

天海 「やっぱり入間さんスゴいっすね。ありがとうございます!」

天海 「面倒くさがりの夢野さんまで、来てくれるとは思わなかったっす」

夢野 「ウチとお主は、あの王馬をギャフンと言わせるための同士じゃからな!」

夢野 「打倒王馬じゃッ!!」

百田 「あ、あの夢野が…」

入間 「やる気に満ちているだと…っ!?」

天海 「まさかこんなことになるなんて、思わなかったっす…」

百田 「というか、打倒王馬って、なんの話だ?」

夢野 「な、なな内緒じゃ!!」

天海 「そこは内緒っす」

百田 「助手がボスに隠しごととは…まぁ、夢野が隠してぇことなら仕方ねーな」

天海 「繊細な問題なんで」

夢野 「そう、繊細な乙女の問題じゃ!!」

百田 「繊細な乙女?」

夢野 「なんで首を傾げる!」

入間 「それより天海ぃ、オレ様の声を旅先でも聴けるなんて、嬉しいだろ? なぁ?」

天海 「……はい。正直、嬉しいです」

入間 「あぅうっ?!」びくぅっ

天海 「ですよねー…」

百田 「テメーはどうして、わざわざ自爆しに行くんだ? 怖いなら訊かなきゃいいだろ…」

天海 「ダメージでかいんで、通信していく過程で慣れて欲しいっすね…」

入間 「怖いけどぉ、つい言っちまうんだよぉ…っ!」

入間 「な、なんかぁ…クセになっちゃってぇ…」もじもじ

天海 「恐怖を別の方向にシフトしてる?!」がびーん

百田 「器用? だな?」

夢野 「変態がゆえに成せる技じゃな」
372 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/04(日) 23:36:39.11 ID:pgvP+XkF0
天海 「あ、入間さん、これをもうひとつ作ってもらえませんか?」

入間 「あー? なんでだよ?」

天海 「できたら、それを夢野さんに渡して欲しいんすよ」

夢野 「ウチにか?」

天海 「近況を伝えてもらったり、いい案があれば出せますし」

入間 「テメー、オレ様にフラれたからって、もう次のヤツに行こうってのか! かーっ! 見た目通りのチャラ男だなッ!!」

天海 「違いますよ…さっきも言いましたけど、打倒王馬君のためっす」

入間 「ほーん? あのクソ生意気なツルショタをギャフンと言わせるってのは面白そうだな! いいぜ! 作ってやるよ!」

天海 「申し訳ないですけど、お願いします」

天海 「あ、百田君も、俺になにか用があれば、入間さんか夢野さんにでも通信機借りてください。まずないとは思いますけど」

百田 「おう! テメーもなんかあったら、どっちか伝いに連絡しろよ!」

入間 「はぁ? んなメンドクセーこと頼まれてやるわけねーだろ!!」

夢野 「めんどい」

天・百 「えぇっ?!」

百田 「そういや、入間の発明品は“いかに寝ながら生活できるか”をテーマにしてんだったな」

天海 「おふたりの未来が真剣に心配っす…」

百田 「というか蘭太郎、旅しながら入間と夢野の面倒みんのか…大変だな…」

入間 「なんでオレ様がこいつに面倒みてもらうってことになんだよ?!」

夢野 「そうじゃぞ!」

天海 「おふたり、思考が結構似通ってます?」

天海 「そろそろいきますね。また戻ったときはよろしくお願いします」

百田 「おう! 行ってこい!」

夢野 「安全な旅になる魔法をかけてやるわい!」

入間 「土産忘れんなよなー!」

天海 「いってきます」

 妹探しは大分遅れてのスタートになってしまったし、失恋もしたけれど、確かな友情と、これからの友情と、どうしてそうなったのかよく解らない張り合う相手を得られた。
 以前のように、毎日がただの旅では終われない、思いの外充実した楽しい旅をおくれそうで、妹探しもうまいくいくような予感を抱く。
 俺の旅と青春は、まだまだほんの出入り口。どんな道を辿っていくのか、そんな希望と期待が胸に満ちていく。


373 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/04(日) 23:37:25.38 ID:pgvP+XkF0
天海君版、青春スレもこれにて終了です!
はじめ、霧切ちゃのときのように、あみだで主人公決めをしようと、あみだしたんですけど、王馬君を引いてしまって“絶対難易度高いやん…?”と、逃げて真剣に主人公決めした結果、天海君となったのですが、普通に難しかった…。V3キャラ全体的に難しいですね。
でも、セリフがそれっぽいというコメントを頂けて安心しました。しかし、天海君の敬語とっす口調の割合は結局最後まで測りかねてます。

王馬君禁止令発令しようかと、頭抱えるくらい偏ってどうしようかと悩みましたが、あまり縛り過ぎてもなぁ…と思い、結局放課後ルールだけに留めました。やっぱり偏りなくすの難しい…。永遠のテーマ。

下ネタ自重できないブタ野郎で申し訳ございませんでした!

1.2 V3のキャラそれぞれで、恋人ワンチャンあるかもエンド、恋人エンド、友情エンドと、バラバラに終わったのがスゴい。これだから安価やコンマはやめられない!楽しい!
ここまで安価のご参加、見て頂きまして、ありがとうございます!
安価スレは皆さんのお力なくして成り立ちません。また何かしらのスレ立てすると思いますので、見かけましたら是非、ご参加ください。
374 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/04(日) 23:42:42.64 ID:pgvP+XkF0
このキャラ達のこんなやりとりを見たい、などのリクエストがありましたら、1、2レスほどの短いモノになりますが、明日の12時まで受け付けます。

前スレの日寄子ちゃんと王馬君のはちょっと保留にしてます。申し訳ございません。できればどこかで挟みます。
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 00:29:33.39 ID:qvHhU5uo0
乙でした!天海が男子高校生的な感じでしゃべって動いてるあたり新鮮で面白かったです

見れるなら、他キャラの恋愛模様も見てみたいです
特に赤松&百田は告白成功後一度も同席しなかったので気になってます
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 00:45:07.34 ID:rkgxEzWsO
おっつおつー、そういえば恋愛模様が描かれてない人もいるよな
九頭龍→ハルマキとか最原→転子がどんな絡みしてたか見てみたい
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 05:38:40.31 ID:n2w/IY5bO
乙!楽しかった
入間→東条が気になるところだな
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 09:07:02.93 ID:FNCraZSBO
sage
王馬と江ノ島の雰囲気カチコチトークバトル
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/05(月) 10:54:33.45 ID:WkMuRn0SO
お疲れ様
面白かったです
天海と夢野で『打倒王馬』を話をお願いします
380 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/05(月) 12:11:29.73 ID:Ca6MMwlK0
乙とリクエスト、ありがとうございます!
受付を終了します!
381 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/05(月) 12:16:17.49 ID:Ca6MMwlK0
●夢の中での天海の呼び方一覧●

赤松:お兄ちゃん
入間:兄貴
春川:蘭太郎
夢野:蘭太郎
茶柱:蘭兄さん
白銀:お兄ちゃん
夜長:蘭太郎
東条:お兄様

七海:お兄ちゃん
澪田:蘭ちゃん
小泉:蘭太郎
西園寺:蘭にぃ
罪木:お兄ちゃん
終里:兄ちゃん
辺古山:兄上
ソニア:お兄様

霧切:お兄様
舞園:お兄ちゃん
朝日奈:蘭太郎
大神:蘭太郎
腐川:蘭太郎
セレス:お兄様
江ノ島:蘭太郎
戦刃:蘭兄さん


こんな感じにするつもりでした。
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 12:49:01.44 ID:QjcdhLlzO
あぁ受付終わっちゃったか
食堂で百田と赤松一緒にしたかったけどなかなか取れなかったから
クラスメートにカミングアウトする2人が見たかった
383 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/07(水) 10:22:24.30 ID:yVuGQC7zO
>>382
OK!承ります!
384 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/07(水) 10:23:13.69 ID:yVuGQC7zO
●恋は好戦的に●


赤松 「百田くんって、背が高いよね。なんにでも手が届きそう」

百田 「確かに、手が届かねぇってので悩んではねーな」

百田 「中2ぐれーからいっきに伸びたからな」

赤松 「やっぱり男の子はそれくらいからが早いんだねー」

百田 「でも、テメーも女子なら高い方だろ?」

赤松 「そうなのかな? 気にしたことなかったなぁ」

赤松 「百田くんとは、ちょうど頭一個分くらいの違うのかな?」

百田 「視線落としたらつむじ見えるぜ」

赤松 「百田くんのは屈んでもらわないと見えないね」

百田 「見たいか?」

赤松 「ううん、いい。屈んでるとこみかけたら見るから!」

百田 「なんで今じゃなく、わざわざ屈んでるときなんだよ?!」

赤松 「なんとなく、悔しいから」

百田 「悔しい?」

赤松 「だって、お願いしないで見えた方が、なんとなく優越感が得られる気がしない?」

赤松 「今、私が百田くんを見下ろしてるんだぞっ!! っていう…!」

百田 「ははっ、ちっちぇ下剋上だな!」くしゃくしゃ

赤松 「わわわっ! 髪の毛ボサボサになっちゃう!」

百田 「……」

赤松 「? どうしたの? 」

百田 「髪の毛って、こんなサラサラになんのか?!」驚愕

赤松 「トリートメントしてきちんと乾かしたら、よっぽどの癖っ毛でもないかぎり、たぶん髪は傷まないよ」

百田 「面倒くせーんだよなー…ドライヤー」なでなで

赤松 「……」照

赤松 「いつまで撫でてるの!」

百田 「悪ぃ悪ぃ、撫で心地がよくてつい」

赤松 「百田くんって、意識しないで自然にスキンシップとってくるから油断ならないよね…!」

百田 「お? 照れてんのか? ハグするか?」

赤松 「〜〜〜〜っ」赤面

赤松 「悔しいからしない!」

百田 「なんでだよ! スキンシップしようぜ!」

赤松 「今日はしない!」

赤松 「いつか私の方からドキドキさせてやるんだからね!」

百田 「!」

赤松 「どうしたの?」

百田 「今のちょっとドキッとした」

赤松 「ふふっ、ちょっと優越感っ!」

百田 「ははっ、なんだそりゃ!」
385 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/07(水) 10:24:23.70 ID:yVuGQC7zO
●ガンバレ男の子!●


最原 「こうして話している限りだと、特に男子が嫌いなかんじは受けないんだけどなぁ…」

茶柱 「なにをおっしゃいますか! こうしてお話をしている間も、転子は最原さんが妙な動きをみせれば、直ぐにでも極められるように警戒しているのです!」

最原 「そ、そうなんだ…ねぇ、茶柱さん」

茶柱 「なんですか?」

最原 「いちど、男子だっていうことを考えないようにして、僕をみて欲しいんだ」

茶柱 「どういうことですか? 最原さんを女子として見ろ、ということですか?」

最原 「そうではないけど、難しいようならそれでも構わないよ」

最原 「キミからみて、僕ってそんなに信用できない人間にみえるかな…?」

茶柱 「……ぇえっとぉ…」

茶柱 「うぅん…男死ということを除けば、最原さんは普通に良い人だと思いますし、話易いです」

茶柱 「まったく信用できないというワケでは…ないかも知れません」

最原 「そっか。だったら安心したよ」

茶柱 「だからといって、全面的に信用を寄せているワケではありませんよ! 隙をみせた途端、狼に変わるのかも知れませんからね!」

最原 「とりあえず、それでもいいかな。ゼロじゃないなら、希望が持てる」

茶柱 「希望…とは、なんの希望ですか?」

最原 「キミと友達になれるかもっていう希望」

茶柱 「友達、ですか?」

最原 「いつかは認めてもらいたいなって、思うんだ」

茶柱 「男死と友達? 男死と…友達?」

茶柱 「須く悪である男死と、正義の味方である転子が友達など…!」

最原 「僕を通して、男子を信じてもらえるように頑張る」

最原 「それがキミへの歩み寄りになるって、思うから」

茶柱 「最原さんは、転子と仲良くなりたいということですか?」

最原 「うん」

茶柱 「でしたら、ネオ合気道を極めるのが1番ですよ!」

茶柱 「ネオ合気道を極めた人はたとえ男死であっても、ネオ合気道を極めたことにより、悪しき心を浄化された同士! ですからね!」

最原 「なるほど……やっぱり茶柱さんと仲良くなるには、鍛えた方が良さそうだな…」

最原 「僕の身がもたないぞ」
386 : ◆AZbDPlV/MM [sage saga]:2017/06/08(木) 09:16:57.51 ID:6qOPC6GdO
●踏み込んではいけないモノ●


九頭龍 「春川じゃねぇか。そろそろ授業がはじまんだろ。んなとこでなにしてんだ?」

春川 「九頭龍…あんただって、ここにいるじゃん」

九頭龍 「別にフけるつもりじゃねぇよ。オレの研究室は直ぐそこだしな」

春川 「ふーん…」

九頭龍 「どうしたよ? 授業に出たくねぇのか?」

春川 「……そう。これ以上、伸ばしたくもない才能を伸ばすための授業に出るなんて、拷問と変わらないよ……」

九頭龍 「ガキが好きそうには見えねぇが、ガキの面倒をみんのがそこまでイヤなのか?」

春川 「私の才能は、そんな可愛いモノじゃない…」

九頭龍 「? どういう意味だ?」

春川 「あんた、らしくないけど極道なんだよね?」

九頭龍 「うるせぇ。らしくなくて悪かったな」

春川 「イヤになんないの? 自分の性に合わないことしてて」

九頭龍 「確かに、オレには合ってねぇだろうな。けど、環境的にそういうのは日常茶飯事だからな。イヤとかよりは慣れだな」

九頭龍 「だから、腹括ってやってりゃ、そういうもんだって折り合いつけられんじゃねぇかって思ってる」

春川 「物分りがいいんだね」

九頭龍 「オメーだって、イヤな授業をまじめに受けてるって点で、充分物分りがいいと思うけどな」

春川 「……そうかもね」

春川 「……」

春川 「ねぇ、あんたが私を気にしてんのって、前に言ってた、幼馴染に似てるからなの?」

九頭龍 「あ?」

春川 「よく声かけてくるから」

九頭龍 「いや、オメー自体が気になるからだな。常に隠したいモノがあって、寄せつけたくねぇっていうのがみえてんぜ」

春川 「みえてるクセに寄ってきてんの? 性格悪いね」

九頭龍 「生憎と極道なんでな」

九頭龍 「まぁ、深くは詮索しねぇが…オレでも問題なけりゃ、話ぐれーは聴いてやっからよ」

九頭龍 「修羅場はイヤってほどみてきてっから、ちょっとやそっとの話じゃ、驚かねーと思うしな」

春川 「……どうだろうね」

春川 (バレなきゃいいっていう、プライドのない組なんかには、抗争が激化したら雇われたりするんだよね…雇われるか、殺す目標になるかも知れない人間に、話せるワケない)

九頭龍 「フけんなら付き合うぜ?」

春川 「……いい。いくよ」

春川 「どう足掻いたって、私に選ぶ権利は与えられてないし…」

九頭龍 「あ?」

春川 「あんたも早く教室いきなよ。じゃあね」

九頭龍 「……」

九頭龍 「“諦めてます”って顔してんじゃねーよ…」

九頭龍 (望まれてない以上、踏み込んだところで迷惑なんだろうけどよ…)

九頭龍 (もやもやすんぜ…ったくよぉ…)
387 : ◆AZbDPlV/MM [sage saga]:2017/06/08(木) 09:17:55.51 ID:6qOPC6GdO
●できないこと●


ピンポーン

入間 「この時間…東条だな!」

ガチャッ

東条 「今日は。実験のお手伝いに来たわ」

入間 「よぉっ! 今日も頼むぜ!」

東条 「今回はどんな実験なのかしら?」

入間 「この魂が入れ替わる装置の実験だ!」

東条 「直ぐに戻してくれるのかしら? でなければ、仕事に支障が出てしまうわ」

入間 「な、なんでだよぉっ! オレ様の魅惑の豊満ボディじゃ不満だってのかよぉ…っ!!」

東条 「そうではないわ。戻った後に、筋肉痛だなんだと言われたても困るからよ」

入間 「どういうことだ?」

東条 「私がこの体で仕事をすれば、あなたが普段、使い慣れていないあらゆる筋肉を駆使することになるからよ」

入間 「うげぇ…そいつはイヤだな…解った…直ぐに戻してやるよ」

カチン

入間 「んぎぃ…ぎもぢわりぃ…」ぐるんぐるん

東条 「っ…脳を…掻き回されているみたい…」ふらふら

ぷつん

入:東条 (ぐあああっ! 東条の体触りまくってやろうと思ったのに! できねぇ!!)ぶるぶる

入:東条 (なんでだよぉ! せっかく東条になれたのにぃ!!)ぐすん

東:入間 「泣いたりしてどうしたの? 入間さん?」

入:東条 「東条になれば、東条にできねぇことできるかと思ったのに…なんでなんにもできねぇんだよぉ…」ぐぬぬっ

入:東条 (やっぱり他のヤツらとは違うんだよ…天海のヤツと入れ替わったとき、何してもいい気がしたから、イケると思ったのに…)

入:東条 (クッソ! あいつの言ってたことの意味が理解できる…悔しいッ!)

東:入間 「私にできないこと?」

入:東条 「う…な、なんでもねぇよ!!」

東:入間 「何をしたかったのかは解らないけれど、今あなたになっている私が代わりに解決できることだったら、依頼として受けるけれど」

入:東条 「え?」

東:入間 「あなたは私になにかをしたかったのではないの?」

入:東条 「う、あ…えっと…そのぅ…で、でもそれじゃ意味がないっていうかぁ…」

東:入間 「そう。それならば仕方ないわね」

入:東条 「でも、せ、せめて…手ぇ…握って…ほしいかも…」

東:入間 「手を?」

入:東条 「……」頷

東:入間 「お安い御用よ」ぎゅっ

入:東条 「はうぅっ!」キュンッ

東:入間 「これでいいかしら? 戻してもらえる?」

入:東条 「あぅ…えっと…ふぁい…」ドキドキ

東:入間 (そういうことね…)

東:入間 (気持ちは嬉しいけれど、受け取ることはできない)

東:入間 (ゴメンなさいね、入間さん)
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 16:27:42.43 ID:Tz33Bth9O
おつ、今さらだけど片思いの奴らやたら多いな!
そんな中で唯一赤松さんを射止めたが何気に百田すごい
389 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/09(金) 17:33:35.39 ID:VtYB+Ig20
>>388
百田君だけでも成功してくれて良かったです、ホントに…!
390 : ◆AZbDPlV/MM [sage saga]:2017/06/09(金) 17:34:17.13 ID:VtYB+Ig20
●問.飼いブタとして優秀なのは?●


罪木 蜜柑? 入間 美兎?

王馬 「何? この議題?」

西園寺 「ゲロブタの罪木の方が、ブタとして優秀に決まってんでしょー?」

王馬 「あ、なんか勝手にはじめてるし」

王馬 「キミの罵倒をイヤがってる時点でブタとしての価値はないよ! というより、飼い主のキミにも問題あるよね!」

西園寺 「わたしのどこに問題あるってのさ!」

王馬 「自分が満足するだけで、ブタを満足させてやらないなんて、噛まれるか逃げられちゃうよ?」

王馬 「あ、でも、罪木ちゃんは逃げる勇気なんかないか」

王馬 「嫌々でも他人に依存してないと不安になる質を利用されて虐められる罪木ちゃん、可哀想だなー」

西園寺 「い、虐めじゃないし! わたしがいてやんないと、あいつ友達いないし!」

王馬 「あれ? 友達なの? 飼いブタじゃないの?」

王馬 「その点、入間ちゃんはナニしても涎垂らしながら悦んじゃうよ?」

西園寺 「そんなのあのビッチが元々変態だからじゃん!! あんたが調教したワケじゃないでしょー!!」

王馬 「してるよ?」

西園寺 「は? どうせ嘘でしょ?」

王馬 「実演したげようか?」

西園寺 「意味解んないし! しなくていいし!」

王馬 「にしし! 焦った? 嘘だよ!」

王馬 「入間ちゃんは調教する必要のない天然モノのドMだよー」

王馬 「調教もしてない罪木ちゃんには辛いよね。ただただ汚い言葉を理不尽に吐きかけられてんだからさ」

王馬 「オレに預けてみる? キミがなに言っても興奮しちゃう、立派なゲロブタに育てたげるよ?」

西園寺 「うるさいうるさいうるさい!!」

西園寺 「知った風にわたしと罪木のことを、とやかく言わないでよね!」

西園寺 「罪木をゲロブタ呼ばわりしていいのは、わたしだけだし、虐めていいのもわたしだけなんだよ!!」

西園寺 「お前みたいなゲスウザタヌキチビに、罪木を一瞬だって渡したりしない! 自分の嘘で喉詰まらせて死んじゃえ!」

王馬 「わーお! かっげきー!」

王馬 「愛されてるねー、罪木ちゃん!」ニヤニヤ

西園寺 「そんなんじゃないってーッ! ウザいッ! マジでいっべん死ねッ!!」

王馬 「にしし! そいつはお断りだねー!」
391 : ◆AZbDPlV/MM [sage saga]:2017/06/09(金) 17:35:24.03 ID:VtYB+Ig20
●悪の総統は絶望がお嫌い●


江ノ島 「おーうまくん♪ あっそびっましょっ☆」

王馬 「オレに遊んで欲しいの? モノ好きだよねー、江ノ島ちゃんは!」

江ノ島 「大好きな王馬くんに遊ばれるの、とっても嬉しいっ☆」

王馬 「正味な話、そろそろ飽きてんじゃない? 江ノ島ちゃん飽きっぽいからさ」

江ノ島 「そうなんだよねー。実はもうあんたに飽き飽きしてんのー」

江ノ島 「でも、飽きてんのを耐えながら、あえてあんたに絡むっていう絶望を絶賛味わってます!」

王馬 「どうしようもないド変態だね! 他人を利用したひとり遊びなんて害悪でしかないよ!」

江ノ島 「他人を利用するのが才能のあんたに言われてもねー」

王馬 「オレのは猥褻なひとり遊びじゃないしー?」

江ノ島 「自分が楽しくてやってんでしょ? 変わんないよ」

江ノ島 「アタシは絶望を、あんたは嘘を」

江ノ島 「それがないと渇きに耐えきれずに自分を保てない。狂いが生じてしまう」

江ノ島 「アタシとあんたは同類よ」

王馬 「お前と同類なんて、嘘でもイヤだね」

江ノ島 「そういうつれないとこムカつくー!」

江ノ島 「屈伏させたくなるわ」

王馬 「そいつはどーも! できるもんならやってみなよ」

王馬 「オレ、そんなに易しくないからね」

江ノ島 「EASYモードは小学生までだよねー!! ってヤツよ」

江ノ島 「高難易度の方が、だんぜん燃えてきちゃう」ぺろっ

江ノ島 「頑張ってムダな嘘で塗り固めた防壁でも張ってなさい」

江ノ島 「指先ひとつで突き崩してあげる」

王馬 「言ってくれるよね」

王馬 「悪の総統を前に、余裕ぶっこいた態度をとった落とし前は付けさせたげるよ」

江ノ島 「んふっ♪ そいつは楽しみね!」

王馬 「ホント、つまらなくならなそうでワクワクするよね!」

江・王馬 「ははははははははっ!!」

戦刃 「……楽しそうだね、ふたり共」
392 : ◆AZbDPlV/MM [sage saga]:2017/06/09(金) 17:36:18.10 ID:VtYB+Ig20
●なにごとも地道にコツコツと●


ピピピッ

天海 「ん…んー……通信………時差ってのは困りもんすね…」もぞもぞ

天海 「はい…」

夢野 「声が重いな…もしかして寝ておったか?」

天海 「夢野さんでしたか。大丈夫ですよ。旅してる身なんで、みなさんより時間の自由は利きますから」

夢野 「スマンな、天海よ…それより王馬じゃ! 王馬!」

天海 (寝起きに叫び声は堪えるっす)キーン

天海 「また何か言われたんすか?」

夢野 「“夢野ちゃんのアジの開き顔見てると、アジの開きが食べたくなるよねー!”などと吐かしおるんじゃ!!」

夢野 「人の顔をアジの開きとはなんじゃっ?! だいたいなんでわざわざ開きなんじゃ!!」

夢野 「思い出したら腹が立つー!!」むきーっ

天海 「それでも好きなんですから、仕方ないっすね」

夢野 「やかましい!」

天海 「理不尽!」

天海 「んー…王馬君の場合、押してもダメなら…ってのも“じゃあ、近づかないよ!”ってなるだけだろうし…もし、それをするとしても、徹底的に近づかない、近づいてきても避けるくらいはしないとダメっすかね…」

夢野 「引いてみるってヤツじゃな?」

天海 「でも、近づかれたら、夢野さん絶対ガマンできずに反応しますよね?」

夢野 「人を子供扱いするな! それぐらいガマンできるわ!!」

天海 「本当に?」

夢野 「う…実際は解らん…」

天海 「それくらいで追ってくるとも思えないっすけどね。むしろ見送られそうっていう」

夢野 「なんなんじゃ! あやつはなんなんじゃ、まったく!」

天海 「本当に」

天海 「まぁ、解っていたら、夢野さんとこんなことしてないんすけどね」

夢野 「ウチは自信がなくなってきた……」

天海 「大丈夫です。毎日なにかしていくってことで、効果はあるはずっす」

天海 「王馬君のものごとの基準は“つまらないか、つまらなくないか”ということ」

天海 「同じだと意味はないから、手を替え品を替えと、毎日少しずつ攻めていけば“つまらなくない人間”として、ひとまず認めてもらえると思います」

夢野 「天海がおらんかったら、ウチはずっと思い悩むばかりだったじゃろうな…」

天海 「むしろ、余計なこと吹っ掛けちゃってすみませんでした…」

夢野 「いや、ただただ辛かっただけよりは良い」

夢野 「こうして、お主が付き合ってくれて感謝しとる」

天海 「俺がキミを巻き込んでしまった以上は一蓮托生です。終わりがあるのか解りませんけど、最後までお付き合いします」

夢野 「これからもよろしく頼むぞ! 天海よ!」

天海 「はい」
393 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/09(金) 17:45:17.59 ID:VtYB+Ig20
これにて、リクエスト全部消化致しました!
改めて、ここまでお付き合い頂きましたこと、お礼申し上げます。また>>1のスレを見かけられましたら、是非お相手願います。

一応、今度はRで絶望病やります。エログロに抵抗のない方で、お暇がありましたら覗いてみてください。
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/09(金) 21:05:12.53 ID:WA/0X1BM0
楽しかったよ!乙
395 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/09(金) 21:22:21.67 ID:VtYB+Ig20
お風呂に入ってると思い出す確立が高い…
>>382を忘れておりました!消化してない!申し訳ありませんでした!
出来次第投下します!
396 : ◆AZbDPlV/MM [sage saga]:2017/06/12(月) 11:42:37.00 ID:gygRoOoB0
●ピアニストと宇宙飛行士見習いの熱愛報道!●


茶柱 「あの、赤松さん…ひとつお訊ねしてもいいでしょうか?」

赤松 「どうしたの、茶柱さん? そんなに改まっちゃって」

茶柱 「転子的にはあってほしくはないことなのですが…でも、そうとしか思えなくて……」

赤松 「うーん…茶柱さんがなにを言いたいのか、いまいち理解できないんだけど…」

茶柱 「あ、赤松さんは…百田さんとお付き合いしてるのでしょうか?」

赤松 「……うん。してるよ!」

茶柱 「うぎゃああああああっ!! やっぱりぃいいいいいっ!!」

赤松 「ちゃ、茶柱さん?! どうしたの!? 落ち着いて!!」

茶柱 「赤松さんのような可憐な女子に手を出すなんてぇええ!!」

茶柱 「赤松さん! 恋仲になったからって、良からぬことされていませんかッ?! 強要されたりしていませんかッ??」

赤松 「な、ないよ?! 大丈夫だから、落ち着いて?!」

百田 「なにひとり騒いでんだ? 茶柱?」

茶柱 「キエエエエエエッ!! 赤松さんを穢す諸悪の根源めぇえええっ!!」狂

百田 「いきなりなんだぁああああっ?!?!?!」びくぅっ

赤松 「茶柱さん! ストップ! ストップー!!」焦

王馬 「百田ちゃんをボコればいいのー? 混ぜて混ぜてー!」

百田 「オイコラ王馬っ! 混ざろうとすんな!!」

キーボ 「みなさん、なにを騒いでいるのですか?」

茶柱 「赤松さんに悪事を働く悪に鉄槌を下すところなのです! 邪魔立てしないでください!!」

王馬 「百田ちゃん…キミがそんなサイテーな人間だったなんて、思わなかったよ…」

百田 「事情も知らねークセにテキトーなことぬかしてんじゃねぇ!!」

百田 「というか、オレも解ってねぇ!! マジでなんで茶柱はオレに殴りかかろうとしてんだ?!」

茶柱 「殴りません! 極めるのです!!」

赤松 「えっと…茶柱さんに百田くんと付き合ってるのかって、訊かれたから…付き合ってるって答えたんだ…」照

百田 「なるほどな! それでこいつが乱心してんだな!!」

王馬 「あー、百田ちゃんの噂の相手って赤松ちゃんだったんだー」

キーボ 「つまり、百田クンと赤松さんは恋人同士ということですか?」

赤松 「う、うん」照照

キーボ 「でしたら、恋する心が理解できているということですよね? 今度参考までにお話をきかせてください!」

百田 「お、おう…なんか恥ずいな…」

王馬 「みーんなー! 赤松ちゃんと百田ちゃん、付き合ってんだってー!!」
大音量

赤松 「うわああああっ!! 恥ずかしいからやめてよぉ!!」大赤面

茶柱 「赤松さんが困ってるじゃないですか! 王馬さん、成敗!」シュッ

王馬 「げはっ!?!?」ずどん


397 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2017/06/12(月) 11:43:13.29 ID:gygRoOoB0


百田 「って感じで、オレと赤松が付き合ってるってのが公になったぜ」

天海 「俺らのクラスらしい騒々しいバレ方っすね」

百田 「つっても、これまでと別に変わんねーけどな」

天海 「でも、しばらく王馬君にからかわれそうっすね」

百田 「もうすでに周りちょろちょろされたぜ」

天海 「ですよねー」

天海 「でも、ふたり共うまくいってそうですし、クラスは相変わらず騒がしいみたいで、楽しそうっすね」

百田 「ははっ! まあな! 戻ってきたら遊び倒そうぜ!」

天海 「はい。ぜひに」

夢野 「終わったか?」

百田 「おう! 終わったぜ! サンキューな!」

夢野 「うむ。では、天海よ! さっそく作戦会議じゃ!」

天海 「そうっすね。はじめましょうか」

天海 (なんか俺、恋愛相談の窓口になってる気がするっす)
398 : ◆AZbDPlV/MM [sage]:2017/06/12(月) 11:45:15.78 ID:gygRoOoB0
これで本当の本当に消化完了です!すっかり抜け落ちちてて申し訳ありませんでした!
では、これにて本当に終了です!ありがとうございました!ぐっばいならー!
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 12:33:25.60 ID:uPi5SDjQ0
ぐっばいならー
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 18:31:53.79 ID:K0Dgsz3NO
乙〜
楽しませてもらいました
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/02(水) 14:02:28.27 ID:2obreWBB0
あげ
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 19:06:31.28 ID:wJ3xLOsd0
あげ
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 20:13:16.00 ID:wJ3xLOsd0
あげ
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/29(火) 09:01:33.46 ID:eBTUt7aw0
女子十一番/総合二十三番 時岡千波(ときおか・ちなみ)



身長 152cm
体重 42kg
誕生日 11月13日
血液型 A
部活動 吹奏楽部
友人 久瀬ゆかり・宗和歩
辻莉津子・寺内紅緒
藤原奈央・堀内尚子
前川染香・水無瀬繭子
山崎雛子
(女子主流派グループ)
愛称 千波・千波ちゃん
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆
無邪気で天然の幼い子。周りから可愛がられる妹的存在。
口が達者で、はっきりした物言いで相手を傷つけることもあるが、本人に自覚は全くない。頭はいいが、何事も直感なので深くは考えない。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

NO DATA
kill:

なし
killed:

酒井真澄(男子六番)
死亡話数:

第90話
凶器:

コルト・ガバメント
 

教室内で、プログラムに対して東海林至(男子十番)が反論。芝崎務(担任)が銃を取り出し危険に晒されるが、城龍慶(男子九番)に守られ事なきを得た。<11話>

D=02エリアの倉庫に、寺内紅緒(女子十番)・藤原奈央(女子十四番)・水無瀬繭子(女子十七番)と共に篭城。<55話>

繭子と奈央が気絶した相模夕姫(女子七番)を連れてくる。目覚めた夕姫の話で辻莉津子(女子九番)の最期の状況を知る。倉庫に木下亘(男子特別参加者)が来る。亘とただならぬ関係の夕姫に説得され、亘を信用する。突如酒井真澄(男子六番)の襲撃を受け、頭部に被弾し死亡。<88〜90話>


個人的にはデザインした時から好きな子だったんですが、あっけない最期になってしまいました。計 画 通 り …ではないという。ごめんよぅ。
せめてこの子には真澄の前髪をパッツンにしてほしかったww
 
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 22:46:11.59 ID:CdiLaIi00
茶柱「キッ…エェェェ〜イッ!!転子のネオ放屁道をお見せしますッほいっ
ほいほいっ!ほっほほぉ〜いッ!!」

ブボッ!ブボポッ!ブッスゥゥゥ〜

茶柱は夢野に尻を向けると拳法の構えをし、尻を左右に振りながら、凄まじい勢いの屁をぶちまけている。

夢野「むっはぁ〜茶柱の屁はクッサいのぉ〜鼻がおかしくなりそうじゃ」

茶柱「まだですよ夢野さんッ…ホォッ!!」

バチンッ!バチンッ!バチンッ!!

ブボッ!ブボッ!ブポォォォ〜

ヌンチャクで自らの尻を叩いている茶柱は、 叩くタイミングに合わせて、リズムよく屁を こきまくっている。

茶柱「ホヒッ!ホヒィッ!ホヒィッ!
ホッヘェェェェ〜ッ!!オナラッ
オナラァッ…ぼぴょおッ」

夢野「フヒッケツ叩き放屁でアヘりおって…見事なアホ面じゃのぅ〜」
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/25(月) 07:25:51.17 ID:St/BvT2G0
ソーシャルゲームの紹介文
魔法少女育成計画とは?
☆初心者でも入りやすい簡単さ&熟練者を飽きさせない奥深さ!
★マジカルトレースシステムにより可能となった現実と変わらない操作感覚!
☆リアルの極致に達した超美麗なグラフィク!
★無限に増え続けるアイテムがコレクター魂に火をつける!
☆どれだけプレイしても完全無料!課金一切無し!
魔法少女の皆さん、剣と幻想の世界へようこそ!
『魔法少女育成計画』は魔法少女専用ソーシャルゲームとして生まれ変わりました。
仲間同士で絆を深め合い、力をもって強敵に立ち向かう。強さと優しさ。知恵と勇気。全てを備えなければ、この世界で生き抜くことなど到底できません。
封印されたエリアを開放しながらどんどん先へと進んでいきましょう。最深部に潜む魔王を倒し、ゲームをクリアする頃には、リアルでも魔法少女へと成長しているという、教育、訓練用シミュレーターとしての側面も持つスーパーなRPGなのです。
十五人の仲間と協力して魔王を討伐し、世界に平和をもたらしましょう。
・ゲームの目的……魔王を討伐する。
・クリア報酬……百億円。ただし魔王を倒したプレイヤーのみ。
・エリア開放報酬……百万円。ただしエリアを開放したプレイヤーのみ。
・参加賞……十万円。ゲームオーバーしても支払われる。
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/23(月) 17:30:56.23 ID:VTYbr5s/0
 本日のまいにち魔法少女です。ナンバーは5。プフレでした。

 来てしまった。ああ。あー。できる限りちゃんと文字に出来るようにやっていきます。今日でどうにかもう一段階乗り越えて向き合っていけたらいいな。がんばります。
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/23(月) 17:31:32.68 ID:VTYbr5s/0
 なんというか普通に手が滑って文字数がオーバーしましたが4500字に収める努力は本当にしたので4500字ということにしてください。

409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/23(月) 17:32:09.05 ID:VTYbr5s/0
プフレ。魔法少女育成計画シリーズで、自分がいちばん好きな魔法少女はプフレです。4年分の感情(2017年6月で魔法少女育成計画シリーズは5周年、11月にはrestart発売から5年が経つことになります。時が経つのはやいなー)が拗れたり歪んだりしながら堆積しているため、その「好き」の特別度合いはこれからも変わらないんじゃないかなと思います。プフレのこととてもとても好きです。
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/23(月) 17:35:21.68 ID:VTYbr5s/0
うーん、「私の思い過ごしや考え違いであればそれでいいんだ。馬鹿なやつだと笑ってくれればいい。私の思い違いでも考え違いでもない場合が大変に問題だ。なあデリュージ、君にとってはさしたる労力でもないだろう?リスクもない。メリットはあるよ。私に纏わりつかれずに済む。大したメリットだろう?やってみようという気にならないか?」が、プフレ節を感じさせて大変印象的です。プフレはわりとこういう言い回しを多用しますね。今回はあまりフランクな口調が見受けられませんでした。非常事態ですしね。
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/27(月) 09:23:10.67 ID:Oc9gzyax0
あげ
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