【TS】平成ライダー【学園ゲーム開催中】その4

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124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 11:11:34.00 ID:JsW/DhSRO
ブハハハハハ
125 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 11:15:12.22 ID:vpX2W9ai0
>>124 0 社長あんなにイケメンなのに笑い声が面白いっていう


↓会いたい人をどうぞ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 11:17:13.94 ID:JsW/DhSRO
たっくん
127 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 11:24:53.92 ID:vpX2W9ai0
>>126 たっくん!


士「巧……お前が相手チームにいるとはな」

巧「げ、門矢……お前、体育得意そうだよな」

あからさまに嫌そうな顔をされた。

士「仕方ないだろう。
  俺に苦手なことなんて、写真を撮ること以外はないからな」

巧「はあ……そうかよ。
  でも、サッカーはチーム戦だからな」

士「お前の苦手分野だろうな」

巧「うっさいな。……悪いかよ」

図星だったらしい。
これなら、余裕で勝てそうだな。


直後判定 サッカーで勝てたかどうか、8以上で……
天才 +1
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 11:27:34.03 ID:y8UBC8VY0
Wヒロイン変身最高であった
129 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 11:33:14.60 ID:vpX2W9ai0
>>128 3+1=4 今週のニコちゃん、手当てされてるところと、
素直になれない闇医者のためにうまく誘導してあげるところ、最高にかわいかった


ま、負けた……!

巧「お前もチームプレーは苦手なんだな?」

士「うるさい。
  そういうお前は、意外にチームと連携がとれてたな」

巧「別に……あれくらいは」

士「そう照れるな。
  クラスで愛されてるんだろ」

巧「そんなんじゃねえし……」

巧は照れ臭いのか、そっぽを向いてしまった。
とにかく、負けた事実は事実だ。
次の機会のリベンジを狙うか。
130 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 11:34:33.84 ID:vpX2W9ai0
【十六日目・放課後】

――2-D


放課後になった。
教室の中は、生徒たちの声で賑やかだ。

今日はどこへ行こうか。
それとも、さっさと寮へ帰るか。


1 寮に戻る
2 学校をうろうろ
3 自由安価

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 11:41:39.41 ID:wGfxmRd2O
2
132 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 12:07:11.97 ID:vpX2W9ai0
>>131 2


少し校内を歩くとしよう。
どのあたりを歩こうか……

たまには中庭の散歩でもしてみるか。


直後判定
1 何もなし
23 不運少女と……
45 進姉さんと……
67 新聞部
89 天の道を往き……
0 自由安価
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 12:09:02.85 ID:y8UBC8VY0
ほい
134 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 12:24:57.79 ID:vpX2W9ai0
>>133 5

――中庭


芝生に誰か寝転んでいる。
ここからでは足しか見えないが……

制服から判断して、
男子生徒だろう。

何となく気になるし、
少し近付いてみようか。


直後判定
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 12:26:21.83 ID:MI6gr6d5o
誰かな
136 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 12:41:03.51 ID:vpX2W9ai0
>>135 3 アチャー


と、思ったが。
着信音が聞こえて、寝転んでいた人物は、
どこかへ去ってしまった。

走り去っていく背中には、
見覚えがあった気もする。

今回は縁がなかったんだろう。
仕方がない。
137 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 12:42:31.20 ID:vpX2W9ai0
【十六日目・夜】

――自室


夜だ。
昼間と違って、少しひんやりとする。

さっさと布団に入りたくなるが……
もう少しくらいなら、起きていてもいいか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 12:59:28.71 ID:wGfxmRd2O
1
139 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 13:07:14.35 ID:vpX2W9ai0
>>138 1


よし、寝るか。
今朝は早く起きられなかったが、
明日こそは早く起きよう。

士「おやすみ」

夏海「はい、おやすみなさい」

ユウスケ「おやすみー。
     じゃあ俺、部屋に戻るよ」

夏海「また明日、ですね」
140 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 13:09:50.60 ID:vpX2W9ai0
――夢の中


……誰もいない。
これは、どうしたものか。

思案していると、
目の前にカラフルな紙切れが飛んできた。

色合いがなんとなくポッピーを思い出させる。
丁寧に畳まれたそれを広げると……
141 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 13:10:27.07 ID:vpX2W9ai0
【十六日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


〜人物関係欄〜
五代雄介:友好
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好

剣崎一真:友好
響鬼:普通

天道総司:友好(小)
野上良太郎:友情

紅渡:友情
左翔太郎:――

火野映司:普通
如月弦太朗:――

操真晴人:友好
葛葉紘汰:――

泊進ノ介:――
★天空寺タケル:――

光夏海:友情
★小野寺ユウスケ:友情

海東大樹:お宝
142 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 13:11:49.79 ID:vpX2W9ai0
紙切れに書かれた内容を要約すると、

『ピプペポパニックでサポートどころじゃないよ〜!
 ごめんね! 明日にはちゃんと来るから!』

とのことだ。
何かあったんだろうか……


直後、起床判定
早寝 +2
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 13:17:14.58 ID:y8UBC8VY0
てや
144 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 13:22:24.27 ID:vpX2W9ai0
>>143 8+2=9

【十七日目・朝】

――自室


……今日は早く起きられたな。
頭もすっきりしている。

さて、この時間をどう使おうか。


1 登校
2 朝食でも作るか(同時に判定+1)
3 自由安価

145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 13:47:02.63 ID:wGfxmRd2O
2
146 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 13:50:08.96 ID:vpX2W9ai0
>>145 2 判定3+1=4


朝食はできたが、
少し手間取ったか……

弁当まで作る時間はなかったな。
仕方ない、今日は食堂で何か食べよう。

夏海「あ、士くん……おはようございます。
   いい匂い……」

士「朝食の用意はできてる。
  ユウスケが来たら食べるぞ」

夏海「はい」


直後判定
1 何もなし
23 地理
45 体育
67 調理実習
8-0 昼休み
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 13:57:29.92 ID:y8UBC8VY0
ほい
148 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 14:03:02.11 ID:vpX2W9ai0
>>147 2

【十七日目・昼】

――2-D


五代「今日の授業は前回の続きから。
   みんな、教科書を開いてね」

地理の授業が始まった。
少しずつ、眠気が増してくる……

このまま寝ても問題はないが……


直後判定
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 14:09:47.89 ID:wGfxmRd2O
( ˘ω˘)スヤァ
150 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 14:22:38.56 ID:vpX2W9ai0
>>149 9


たまには起きておいてやるか。
しかし、他の生徒たちは何だか眠たげだ。

五代「みんな、ちょっと眠そうだね。
   こんなにいい天気だから、しょうがないけど」

教科書の解説を止めて、五代が教室中を見回す。
その際に、ばっちり視線がぶつかってしまった。

五代「門矢さんはちゃんと起きてくれてるんだね。
   いつも眠そうだけど、嬉しいな」

そう言って笑いながら、
五代が教科書を閉じる。

五代「進まなきゃいけないところまで進んだから、
   今日はちょっと早いけど終わりにしようか」

五代がそう言った途端、生徒たちが目を覚まし始める。
現金な奴らだな。

五代「それじゃあ、お疲れ様。
   次の授業では眠くならないよう、頑張るね」
151 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 14:24:00.44 ID:vpX2W9ai0
【十七日目・放課後】

――2-D


空が赤く染まりつつある。
さっさと帰って、
たまには夕食でも作ってもいいが……


1 学校をうろうろ
2 少し遠出
3 自由安価

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 15:03:01.90 ID:y8UBC8VY0
1
153 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 15:07:17.06 ID:vpX2W9ai0
>>152 1


学校の中を歩いてみるか……
昨日は誰にも会えなかったが、
今日こそは誰かに会えるだろうか。


直後判定
1 何もなし
23 霊感少女と……
45 ホアチャー!
67 探偵少女
89 剣崎
0 自由安価
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 15:11:21.76 ID:wGfxmRd2O
ていや
155 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 15:26:53.31 ID:vpX2W9ai0
>>154 6 もしや今回まだ出会ってなかった……?

――廊下


さて、今日こそ誰かに会えるだろうか。
とりあえず、廊下を歩いてはいるが……

今のところ、見知った顔を見かけてはいない。
それぞれに用事もあるだろうし、
仕方のないことかもしれないが……


直後判定
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 15:34:35.41 ID:y8UBC8VY0
ほい
157 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 15:44:07.24 ID:vpX2W9ai0
>>156 1 あっ……なんか出会いの判定うまくいかないですね


結局、誰にも会わないまま昇降口についてしまった。
今日はもう帰るとするか……

帰れば、夏海が夕食を作っているはずだ。
その後、夜はどう過ごそう。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 16:11:46.91 ID:7/gjpS82o
1オヤスミー
159 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 16:14:32.64 ID:vpX2W9ai0
>>158 1 最近の士ちゃんは早寝ですな

【十七日目・夜】

――自室


ベッドの中へ潜り込み、目を閉じる。
布団の中が温かくなってきた。

身体から力が抜けていく。
明日こそは……早起きを……
160 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 16:18:14.55 ID:vpX2W9ai0
――夢の中


ポッピー「あっ、士! お疲れ様」

士「昨日はどうしていなかったんだ」

ポッピー「う、うん……現実がすごいことになってて。
     貴利矢といろいろ話し合ってたの」

士「話し合ったところで、どうしようもないだろ」

ポッピー「でも! どうしても気になって」

不安そうな顔をしているが、
現実で何かひどいことでも起きたんだろうか。

ポッピー「はあ……ピヨる〜」

士「とりあえず、リザルトを出せ」

ポッピー「はーい」
161 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 16:18:48.76 ID:vpX2W9ai0
【十七日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


〜人物関係欄〜
五代雄介:友好
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好

剣崎一真:友好
響鬼:普通

天道総司:友好(小)
野上良太郎:友情

紅渡:友情
左翔太郎:――

火野映司:普通
如月弦太朗:――

操真晴人:友好
葛葉紘汰:――

泊進ノ介:――
★天空寺タケル:――

光夏海:友情
★小野寺ユウスケ:友情

海東大樹:お宝
162 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 16:21:38.60 ID:vpX2W9ai0
ポッピー「永夢の笑顔、見たいなあ」

士「……そうか」

ポッピー「うん。永夢が心から笑った顔、
     また見たいよ」

それは……この世界にいる以上、
俺にはどうしてやることもできないが。

ポッピー「それじゃあ、次の日に進むね」


直後、起床判定
早寝 +2
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 16:23:47.27 ID:wGfxmRd2O
はい
164 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 16:44:08.41 ID:vpX2W9ai0
>>163 7+2=9

【十八日目・朝】

――自室


……よし、早く起きられた。
今朝はどうしようか。

たまには早く登校してもいいが……


1 登校する(同時に判定)
2 朝食を作る(同時に判定+1)
3 自由安価

165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 17:54:49.05 ID:y8UBC8VY0
1
166 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 18:47:34.67 ID:vpX2W9ai0
>>165 1 判定5 もう一度成功すれば……

――昇降口


靴箱の前に、良太郎が立っている。
今日は無事に登校できたのか、
どこにも汚れは見当たらない。

士「良太郎、早いな」

良太郎「門矢さん! おはよう」

笑顔で振り返った良太郎が、
こちらへ一歩を踏み出し――


直後判定
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 18:49:25.80 ID:0NjLCBLa0
ほい
168 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 19:52:23.94 ID:vpX2W9ai0
>>167 0 キターーー!


良太郎「あっ」

士「!」

自分の靴箱を向いた、その瞬間だった。
そのせいで反応が遅れた間に、良太郎が――

「痛っ!」

それは俺の声だったのか、
それとも良太郎の声だったのか……

分からないまま、意識が遠のいていった。
169 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 20:03:12.26 ID:vpX2W9ai0
……目を開ける。
ここは、どうやら保健室だ。

「よお、大丈夫か?」

男の声が聞こえる。
声の聞こえた方向に目を向けると、
養護教諭がこちらの顔を覗き込んでいた。

「お前、本当に保健室好きだねえ。
 今日なんか他のクラスの子とぶつかって」

何の話だ。
俺は保健室の世話になったのは初めてだぞ。

「しっかし、早く登校しててよかったな。
 まだ授業始まってないし、教室行きなよ、野上ちゃん」

……野上、だと?


1 鏡を探す
2 体を確かめる
3 教師に話を聞く
4 自由安価

170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 20:19:44.43 ID:y8UBC8VY0
1
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 20:35:40.77 ID:mIOsuJLvO
入れ替わりキター!かわいい顔でクールな良ちゃんと、綺麗めな顔でおっとりかわいい士ちゃん……これはこれであり!
172 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 20:47:00.14 ID:vpX2W9ai0
>>170 1


とりあえず、鏡……
保健室の片隅に、姿見が置かれている。

立ち上がり、ベッドから離れてそちらへ向かう。
おお……これは……まぎれもなく良太郎だ……

「おーい、野上ちゃん? 大丈夫?」

教師の声に、うるさい黙ってろ、と言いかけて口を閉じる。
良太郎はそんなことは言わない。

どうすべきか……

「おっ、転校生も起きたな。
 おーい、大丈夫か?」

「伊達先生……」

伊達「お前、俺の名前知ってたの?」

「え?」

……頭が痛くなってきた。
今、カーテンの向こうにあるベッドにいるのは、
もしかしなくても……

とりあえず、二人になれる場所へ行こう。
他人がいると話がややこしくなりそうだ。


1 屋上へ
2 中庭へ
3 自由安価

173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 20:48:31.24 ID:mIOsuJLvO
1!
174 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 21:27:24.18 ID:vpX2W9ai0
>>173 1 名前表記は精神的にどちらかを優先しますね!
ややこしくてすみません


士「ちょっといいか……な」

危ない、いつもの口調で話すところだった。
気を抜くと良太郎の身体だと忘れそうになる。

カーテンを開けてみれば、
俺――の姿をした良太郎、ということでいいんだろうか。

とにかく、姿だけは俺の存在が、
驚いた顔をしてこちらを見上げていた。

良太郎「えっ? 何で、私――」

士「先生、のが――門矢さん、を、
  教室まで送ります」

伊達「野上ちゃん、何か変じゃない?
   頭痛いんなら、もうちょっといてもいいけど」

士「お構いなく」

良太郎「え、えー……?」

俺の顔でおろおろするな!
とりあえず、屋上だ。
175 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 21:32:04.28 ID:vpX2W9ai0
――屋上


幸い、鍵は開いていた。
これで二人きりで話ができる。

良太郎「君、もしかして」

だから、俺の顔でおろおろするな。
困り顔とか、俺には似合わないだろうが。

良太郎「私の姿だけど、門矢さん……?」

士「そういうことだ。
  まったく……とんでもないことになったな」

夢なら覚めてくれ。

良太郎「いつもより目線が高い……」

士「暢気なことを言ってる場合か。
  いいから、元に戻る方法を考えるぞ」

良太郎「自分に話しかけられるって、
    これはさすがに初めての経験だよ」

士「おい……」

良太郎「あ、ごめんなさい!」

士「俺の姿で頭を下げるな」

良太郎「え? えっと……ごめんね?」

士「小首を傾げるな……」

自分が自分らしくない動きをしている、というだけで、
異常なまでに気恥ずかしいのは何故だ。


1 とりあえず一日、様子を見る
2 もう一度ぶつかってみる?
3 自由安価

176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 21:44:08.90 ID:0NjLCBLa0
2
177 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 21:52:21.69 ID:vpX2W9ai0
>>176 2


士「もう一度ぶつかってみるか?」

良太郎「それは……危ないんじゃないかな?
    原因がぶつかったこととも限らないし」

それもそうか……
しかし、ぶつかったこと以外に思い当たる節もない。

どうしたものか……

良太郎「このままだと、やっぱり変だよね……
    私、門矢さんっぽく振舞えないだろうし」

士「俺もお前っぽく振舞うのは疲れる」

いっそ、このまま学校を休む、
というのもありだろうか?


1 休むことを提案する(同時に判定)
2 やっぱり教室へ向かおう
3 自由安価

178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 21:59:09.36 ID:mIOsuJLvO
1 ついでに学校抜けられそうなら町で情報収集
179 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 22:08:02.90 ID:vpX2W9ai0
>>178 1 判定6


士「……今日は休むべきだろ。お互いのためにも」

良太郎「そう……だね」

士「原因が分からないなら、
  街で情報収集って手もあるぞ」

良太郎「街で……?
    でも、見つかっちゃわないかな」

士「何とかなるだろ。
  制服じゃなきゃ、警察に咎められることもない」

良太郎「そうかなあ……」

……不安そうに胸の前で手を組む俺、
という、違和感しかない姿に頭痛がしてきた。

良太郎「伊達先生は、私たちが登校したことを知ってるけど」

士「何とかなるだろ」

良太郎「うーん……」

士「不安なら担任にでも連絡しておけばいい」


直後判定
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 22:10:46.30 ID:0NjLCBLa0
社長ほんとに復活しやがった…
181 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 22:18:29.28 ID:vpX2W9ai0
>>180 0 他の人も復活しちゃうのか先の展開が読めない……


良太郎「……分かった。
    それじゃあ、街に行こう」

決意は固まったらしい。
そういうことなら、さっそく街へ向かおう。

士「着替えを調達しないとな」

良太郎「それなら一旦、寮に戻る?」

士「いや、適当に買えばいいだろ」

良太郎「うん。じゃあ、まずはブティックだね」

士「ああ」

……そういえば、今は良太郎の身体なのか。
しかし、スカートやら何やらは落ち着かないからな。

いつもの服装で構わないか……
182 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 22:41:09.18 ID:vpX2W9ai0
――ブティック


そんな風に思っていたのは、
俺だけではなかった、ということか……

良太郎「門矢さん、スタイルいいね」

俺なら確実に着ないであろう服装で、
試着室から出てきた良太郎の言葉にも、
うなり声を返すしかない。

良太郎「背が高くて、脚が綺麗で……
    いいなあ、かっこいい」

士「……お前も可愛いんじゃないか」

そう返すので精一杯だ。
こちらも良太郎らしくない服装をしているせいで、
服装に文句をつけられない。

しかし、思ったよりは似合っている……か?
中身が良太郎で、表情が柔らかいからだろうか。

もはや別人の域というか……

良太郎「ねえ、どのあたりに行く?」

士「ん? そうだな……」

そうだ。元に戻る方法を探すんだった。
どこへ行こうか……


1 適当にうろうろ
2 誰かを頼ってみる(知り合いを安価)
3 自由安価

183 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/07(日) 23:14:32.35 ID:vpX2W9ai0
今日はそろそろ寝ますね。
なんかゴタゴタしてきて、今週は来れなさそうです。
次に来るのは来週日曜か、もしかすると再来週かもしれません。
では、おやすみなさい。
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:41:50.62 ID:7/gjpS82o
2 がんばー
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:42:18.79 ID:7/gjpS82o
↑(ゴメン1…)
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:55:38.38 ID:0NjLCBLa0
乙です
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 06:15:55.98 ID:vuwQTIbU0
おつおつ 待ってるよー
188 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 16:05:59.21 ID:gyFQ4shl0
こんにちはー。
先週も今週もすごすぎて何から言えばいいのか分からない!
とりあえず戦闘シーンが最高にかっこよかった。
回し蹴りってかっこいい……

そんなこんなで続きをやっていきましょう。
>>184-185 1 間違いは誰にでもありますから……


士「当てがあるわけでもないからな。
  適当に歩くぞ」

良太郎「えっと、どのあたりを?」

士「……自分の勘を信じろ」

良太郎「私の勘、あんまり当てにならなさそうな……」

あの不運体質を思えば頷ける発言だ。
しかし、だからといって立ち止まっていられない。

士「それでも探さないよりはマシだ。
  行くぞ」

良太郎「うん」


直後判定
1-3 何もなし
45 ゲームセンター
67 隣町の誰か
89 ミルクディッパー
0 自由安価

不運 -1
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 16:20:13.52 ID:PORRgfdzo
どこかな
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 16:26:36.01 ID:n+kMSB6OO
更新キター!そして開幕不運である
191 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 16:34:09.71 ID:gyFQ4shl0
>>189 2-1=1 さすが良ちゃんである


駄目だ……
勘任せなのが悪かったのか、
全く知らない道にまで迷い込んでしまった。

しかし今の時代、スマホのマップ昨日というものもある。
知っている道に戻るのは容易だろう。

良太郎「門矢さん、疲れてない?」

士「ああ……少しな」

良太郎の身体は俺ほど体力がないのか、
すでに割と疲労困憊だ。

こんなに弱いくせにあれだけの不運に耐えきるとは、
悪運は強いらしいな……
192 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 16:41:17.25 ID:gyFQ4shl0
【十八日目・昼】

――街


知っている道まで戻ってきたのはいいが……

良太郎「門矢さん……息が上がってるけど」

士「き、気のせい、だ……」

良太郎「そ、そう? 私、疲れちゃったかも。
    せっかくだし、お昼ついでに休憩とか……」

休憩……それもいいかもな……
というか、休憩しないと死ぬ。

俺どころか、良太郎の身体が死ぬ。
それはまずい。

士「はあ……どこで食べる」

良太郎「うーん……知り合いのいるお店だと、
    ごまかすのが大変だろうけど……」

そもそも、本来なら学校にいる時間だからな。
どこへ行くべきか……

仕方ない、適当な店に入ろう。


直後判定
1-3 何もなし
45 フードコート
67 ファミレス
89 ミルクディッパー
0 自由安価
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 16:44:38.76 ID:VAtv3Ers0
ヒイロさん闇堕ちするんか…闇医者は光堕ちしてんのに…
194 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 16:57:56.02 ID:gyFQ4shl0
>>193 6 闇医者には嫁がいるから……
やっぱ嫁って大事ですね!

――ファミレス


念には念をということで、いつも利用しているより、
少し遠い場所のファミレスへ入ることにした。

ここなら知り合いに会うこともないはず。
休憩したらすぐに出かけて、
この事態を解決しなければ。

良太郎「お昼時だけど、平日だからかな。
    待たずに食べられそうだね」

士「ああ……」


直後判定
1-3 何もなし
45 イマジネーション!
67 バスターズ!
89 殿と愉快な家臣たち
0 自由安価
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 17:02:53.20 ID:3xn1LcaUo
オラッ
196 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 17:04:16.60 ID:gyFQ4shl0
>>195 0 クリティカルクルセイドー!!


↓会いたい人をどうぞ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 18:42:34.02 ID:ltPtdPCnO
イマジネーション!
198 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 19:37:00.34 ID:gyFQ4shl0
>>197 合法ロr……


「おわっ!」

良太郎「ひゃっ!?」

勢いよく開いた扉から飛び込んできた何かが、
そのままの勢いで良太郎にぶつかり、床に転んだ。

「ライト、何してるの!
 もうっ、いっつも先に行っちゃうんだから!」

追い掛けてきた少女に助け起こされたのは、
赤いジャンパーを着た少女だ。

ライト……という名には覚えがある。
何となく見覚えもあるような……

とりあえず、良太郎を助け起こしておこう。

士「ぐっ」

重い。……いや、違う!
俺は大して重くないはずだ!

これは、そう……良太郎が非力なんだ……

良太郎「門矢さん、大丈夫?」

士「ああ……」


直後判定
クリティカル +1
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 19:38:38.93 ID:uqDOxqdM0
トッキュウジャーの仲良し感いいよね…
200 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 20:03:16.64 ID:gyFQ4shl0
>>199 3+1=4 幼馴染かわいいですよね


「あの、ぶつかってすみませんでした。
 あの子、いつもああなんで……」

「ほら、ライトも謝る!」

「はーい。ごめんな!」

「ねえねえ、私、スイーツ食べたいっ!」

「限定メニューだって。カグラ、こういうの好きでしょ」

「うん、大好き!」

……小学生か? と思うくらい騒がしい。
見たところ高校生くらいのようだが。

深く追及する前に、店員が来て席に案内され、
騒がしい集団とは離れた席になった。

良太郎「元気な人たちだったね」

士「そうだな」

こっちは逆に疲れさせられたが、まあいい。
ゆっくり食べて体力を回復しよう……
201 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 20:09:25.27 ID:gyFQ4shl0
……さて。
昼食は済ませた。

これからはどうしようか。
やはり、もう少し街を歩いて情報を探すか……


1 街を歩く
2 知り合いを頼る
3 自由安価

202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 20:10:08.64 ID:0ZBsTVV8O
1
203 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 20:29:02.14 ID:gyFQ4shl0
>>202 1


良太郎「それじゃあ、行こうか」

士「今度こそ何か見つかるといいが……」

いつもより低い視線にも慣れてきてしまったが、
体力的にも早く元に戻りたい。


直後判定
1-3 何もなし
45 ゲームセンター
67 頼れる(?)人たち
89 ミルクディッパー
0 自由安価
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 20:42:25.38 ID:uqDOxqdM0
ほい
205 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 21:06:07.97 ID:gyFQ4shl0
>>204 8 もう来てしまった……

――ミルクディッパー


愛理「あら、良ちゃん。
   そちらはお友達?」

にっこりと笑いかけられたのは、良太郎――ではなく、
良太郎の姿をした、俺だ。

実の家族に会うのは危険すぎると思うのだが、
貧血を起こしてしまったのだから仕方ない。

士「そうだよ……」

良太郎の姿をしているのだから、
良太郎らしく振舞わねば……

愛理「また貧血なの?
   だったら、店の奥で休んでね。
   あなた、えーと」

良太郎「門矢……です」

俺は敬語なんか使わないぞ。
……まあいい。今はとにかく休もう。

愛理「門矢さん、良ちゃんのことお願いね。
   あ、そうそう、その前に……」


直後判定
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 21:12:18.01 ID:0ZBsTVV8O
電車切り!
207 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 21:33:52.41 ID:gyFQ4shl0
>>206 1 アッー


愛理「はい、姉さん特製ドリンクよ」

良太郎「えっ」

士「……?」

良太郎が顔を引きつらせているが……
しかし、愛理は女神のように微笑んでいる。

愛理「良ちゃんの身体にいいものを、
   たくっさん詰めたの。
   門矢さんもどうぞ」

士「ああ……」

……しまった。
うっかりいつもの調子で返事してしまった。

愛理「はい、どうぞ」

まったく気にしていないな……
姉としていいのか、これで。
いや、この場合は助かるんだが。

良太郎「えっと、私は……」

愛理「遠慮しないで、たくさんあるの。
   はい、体にいいのよ」

良太郎「は、はい……」

カウンター席に座り、二人揃ってグラスを傾ける。
……この味は!!
208 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 21:39:44.64 ID:gyFQ4shl0




……うーん。
口の中がヒリヒリするような、
異常なまでの苦い味が残っているような。

起き上がり、周囲を確認する。
ここは……そうだ、良太郎の姉の店に来たんだった。

カウンター席で眠ってしまっていたようだ。
しかし、そもそもどうしてこんな場所で寝ていたんだ。

……はっ!

士「うぷっ……」

あの恐怖の味を……思い出しそうになった……
思い出してはいけない。記憶に蓋をしよう。

とりあえず、この……
口の中に残った後味を洗い流してしまいたい。

水はないだろうか。

「はい、水」

士「ああ……あ?」

良太郎だ。
俺の姿ではなく、良太郎自身の姿の……

良太郎「えっと……何だか戻っちゃったみたい」

士「……何故?」

良太郎「どうしてだろうね……」
209 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 21:57:08.50 ID:gyFQ4shl0
受け取った水を飲みながら考えてみるが、
思いつくのはあの……言葉にしがたい味だけだ。

士「頭をぶつけてこうなったんだよな」

良太郎「ってことは、
    あのドリンクはそれと同じくらいの衝撃が……?」

士「……お前、普段からあんなの飲まされてるのか」

良太郎「まあ、たまにね。
    姉さんは私のためにやってくれてるし、断れなくて」

何と……それは……むごい。

愛理「あら、目を覚ましたのね」

良太郎「姉さん!」

愛理「良ちゃんったら、そんなに眠かったの?
   カウンターで寝ちゃうなんて」

良太郎「そ、そうだね……」

愛理「門矢さんも、疲れてたの?
   もう少し休んで行ってもいいのよ」

士「いや、俺はもう帰る」

妙なものを飲まされる前に。
立ち上がると、良太郎も慌てて立ち上がった。

良太郎「それじゃあ、私たち寮に帰るね」

愛理「はい。またいらっしゃい」
210 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 22:08:23.35 ID:gyFQ4shl0
【十八日目・夕方】

――寮までの道


良太郎「あっ」

士「あ……」

夕方の帰り道。
当然のことながら、それなりに生徒の姿はある。

そんな中を私服で歩いていると、
当然ながらそれなりに目立つ。

そのことに気付いた時には、
いろいろと、遅かった。


直後判定
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 22:14:52.06 ID:uqDOxqdM0
ほい
212 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 22:28:05.34 ID:gyFQ4shl0
>>211 6 やったー


ここで知り合いに会いでもしたら……
いや、似合っていないわけではないんだ。

開き直ればいい。
そうだ、堂々としていれば――

デネブ「野上? どうして制服じゃないんだ」

良太郎「で、デネブ……!」


直後判定 失敗すると……
213 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/21(日) 22:40:02.64 ID:gyFQ4shl0
すみません、今日はこの辺りで……
次は水曜日の夜にしましょう。
おやすみなさい!
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 22:43:22.21 ID:PORRgfdzo
ドキドキ
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/21(日) 23:19:58.41 ID:uqDOxqdM0
乙です
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/22(月) 04:36:55.18 ID:bzrpFVDuo
乙です
217 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/24(水) 20:24:46.99 ID:0CMVC2re0
こんばんは。
最近暑いですね……寝苦しい日々が続く……


>>214 1 アッー


これは……普段とは異なる格好の良太郎に、
デネブが胸をときめかせる展開なのでは。

そう思って少し距離を取りつつ二人を見つめていると、
突然、肩に手を置かれた。

誰だ急に。
振り返ると、そこには……

海東「やあ」

士「……海東」

今日は間違いなく厄日だ。
よりにもよって、こいつに見られるとは。

海東「学校を休んでどうしたのかと思えば……
   遊びにでも出てたのかい?」

士「お前には関係ない」

海東「そうだね。君が何をしようと邪魔はしないさ」

……おかしい。
もっとこう、服装についてのコメントがあるかと思ったが。

まあいい。海東のことは放っておこう。
ところで、良太郎たちはどうなったんだ。


直後判定
両片想い +2
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 20:33:45.47 ID:dpDBUeqZ0
コンマ神よ…
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 20:42:09.01 ID:1z2x9Fcxo
やったぜ
220 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/24(水) 20:46:15.85 ID:0CMVC2re0
>>218 7+2=9 コンマ神が微笑んだ……!


デネブ「野上の服、いつもと雰囲気が違うな」

良太郎「おかしい、かな……?」

デネブ「そんなことはない! よく似合っている。
    でも、俺はいつもの野上の方が好きだ」

良太郎「そ、そうなんだ……」

これは……いい感じだな。
むしろ俺がいる方が邪魔なのか?

海東「何だか士っぽいセンスだよね」

士「黙ってろ、空気を読め」

海東「はいはい」

ヒソヒソと話しかけてきた海東を一蹴し、
二人の様子を見守る。

良太郎「デネブは、どういう格好が好きなの」

デネブ「え、俺? 俺は……うーん。
    野上らしい格好が好きだ」

良太郎「それは……ちょっと難しいね」

デネブ「そんなことはない。
    野上は野上らしいのが一番だ!」

良太郎「……ありがとう」

デネブ「礼を言うことはない!
    俺はただ、本当のことを言っただけだ」

……天然、というやつか。
まさかここまで自然に口説いてくるとは、恐れ入った。

普段と違う服装に何のコメントもないコソ泥とは大違いだ。
いや、別にコメントを期待してたわけじゃないが。

さて、ここで少し背中を押してみようか……?


1 助け船を出す(同時に判定+1)
2 邪魔にならないよう立ち去る(同時に判定)
3 自由安価

221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 20:54:40.14 ID:1z2x9Fcxo
1
222 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/24(水) 21:16:30.35 ID:0CMVC2re0
>>221 1 判定4+1=5 ギリギリ!


よし、こうなったら一気に進展させてやる。

士「デネブは良太郎みたいな奴が好きなんだな」

デネブ「そうだ! ……ん?
    あ! あの、その、今のは」

分かりやすく慌てふためいている。
素直な奴だな。

良太郎「……わ、私も!」

突然、良太郎が大きな声を出した。
見てみれば、顔を真っ赤にしている。

良太郎「私も、デネブみたいな人、好きだよ……!」

デネブ「野上……!」

……なるようになったらしい。
この二人のことは、これ以上心配する必要はないだろう。

士「どうやら、俺は邪魔者らしいな。
  後は二人で好きなだけ話せ」

そう言って踵を返してから、周囲の視線に気づく。
下校時間に、通学路で告白か……

……うん、明日には嫌でも噂になってそうだな!


良太郎から親愛を獲得
223 : ◆l2oMVBi5qY [sage saga]:2017/05/24(水) 21:17:30.11 ID:0CMVC2re0
【十八日目・夜】

――自室


何だか今日は疲れた……
しかし、最後にはいい感じで締めくくれた気がする。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

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