他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【ミリオン】 エミリー「わたし、気になりましゅ!」
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:49:16.53 ID:qIfKp9N50
アイドルマスターミリオンライブのss
某京アニのあの作品とは一切関係ありませんのでご注意を
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1493477356
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:50:00.92 ID:qIfKp9N50
〜〜シアターへ向かう車内〜〜
環「そういえば、社長が運転してるのって珍しいぞ」
社長「プロデューサー君には今、別件の作業をしてもらっている」
社長「代わりに手の空いていた私が迎えに来たというわけさ」
社長「それに、普段はこうして話す機会もあまりないだろう?」
社長「せっかくだから、偶には君達と親睦を深めたいと思ってね」
社長「年寄りの相手は退屈だろうが、付き合ってくれると嬉しい」
エミリー「そ、そんなことはありません!」
エミリー「久しぶりにじゅんじろう様とお話できて、とってもうれしいでしゅ!」
環「たまきも、社長はなんだかみんなのじいちゃんって感じだから」
環「全然つまんなくないぞ!」
社長「ははは、そう言ってもらえると助かるね」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:51:00.51 ID:qIfKp9N50
環「社長ってあんまりシアターにいないよね」
社長「ふむ、やはり普段は事務所にいることが多いな」
社長「大型ライブを控えている時以外は、あまり外に出ないかもしれないな」
環「ふーん・・・サボってるの?」
社長「」ギクッ
エミリー「た、たまきさん!」
エミリー「じゅんじろう様にはしかけ人様とは違ったお仕事があるんでしゅよ!」
環「そうなんだ!ごめんね、社長」
社長「い、いや、気にしないで大丈夫だ、ははは」ドキドキ
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:52:00.45 ID:qIfKp9N50
社長「・・・それにしても」ゴホン
社長「世間一般には今日からゴールデンウィークが始まる」
社長「だが、アイドルの皆にとってはいつもと変わらない日常」
社長「寧ろイベント等が増えて少しばかり忙しくなるだろう」
社長「一つ一つに一生懸命取り組むのも大切だが」
社長「くれぐれも無理はしないように気を付けたまえよ?」
社長「彼や音無君、そしてもちろん私も」
社長「全力で君達をサポートしていくつもりだ」
環「くふふっ、社長は心配しょうだなー」
社長「?」
環「たまきもみんなも、アイドルがすっごく楽しいからやってるんだぞ!」
環「無理なんて全然してないから、大丈夫!」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:52:49.80 ID:qIfKp9N50
社長「・・・ふふ、それならばよかった」
社長「だが、少しでも体調が悪いと感じたらすぐに言って欲しい」
社長「じいちゃんとの、約束だ」ニコッ
環「!」
社長「守ってくれるかい?」
環「・・・くふふっ!分かった、絶対守る!」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:53:32.83 ID:qIfKp9N50
社長「ところでエミリー君は、さきほどから声が聞こえないが」
社長「疲れて眠ってしまったのかな?」
環「ううん、起きてるぞ」
環「けど何か考え中みたい」
社長「? まあ邪魔をしては悪いから、そっとして・・・ハッ!」
社長(これはもしかして、音無君や彼から聞いていたあれなのだろうか!?)
社長(まずいぞ・・・もしそうなら、果たして私に答えられるか)
社長(ここは一旦話を振って、シアターまで凌ぐしかない)
社長「ち、因みにエミリー君はこの連きゅ」エミリー「じゅんじろう様、お聞きしたい事が」
社長・エミリー「「あっ」」
社長(しまった、遅かったか!?)
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:54:42.12 ID:qIfKp9N50
社長「な、何かねエミリー君?私に聞きたいこととは」
エミリー「いえ、何でもないでしゅ!」
エミリー「それよりもじゅんじろう様のお話を先に・・・」
社長「いやいや、君から・・・ハッ」
社長(待てよ・・・今ならまだ間に合うんじゃあないか?)
社長(ここは譲ってもらってシアターまで時間を稼ぎ)
社長(着いたら改めて彼女の話を聞けば・・・)
社長「そ、そうか、じゃあお言葉に甘えて私から・・・ウッ!」
エミリー「?」
環「・・・」
社長「・・・」
環「・・・」
社長「・・・」
エミリー「・・・あの、じゅんじろう様?」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:55:47.37 ID:qIfKp9N50
【状況解説】
環「・・・」ジーー ←ミラー越しに無垢な瞳を向ける
社長「・・・」ダラダラ ←気付いてる
エミリー「???」←何も分かっていない
社長「・・・いや、先に君の話を聞こうじゃないか」
エミリー「え?でも」
社長「何か気になる事があるのだろう?」
社長「遠慮は要らない、話してみてくれたまえ」
エミリー「あ、ありがとうございましゅ!」
環「・・・」ニコッ
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:56:24.84 ID:qIfKp9N50
〜〜〜
社長「・・・なるほど、『ゴールデンウィーク』の名前の由来か」
環「言われてみれば、考えたこともなかったぞ」
エミリー「大した内容ではなくて申しわけないでしゅ・・・」
社長「いやいや、そういうものに興味を持つのは悪い事ではないさ」
社長「なかなかいい着眼点だと思うよ」
社長「世代の違いによって、常識と雑学の境界が変化する例の一つかもしれんな」
エミリー「! というと、じゅんじろう様はご存知なのでしゅか!?」
環「社長、物知りだったんだね!」
社長「ははは、たまたま聞いた事があっただけのことだ」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:56:54.51 ID:qIfKp9N50
社長「昔、今のゴールデンウィークにあたる期間に」
社長「とある映画が上映され、正月やお盆興行よりもヒットした」
社長「それを機に、より多くの人に映画を見てもらおうとつくられた和製英語なんだそうだ」
エミリー「映画業界が発祥だったのでしゅか・・・!」
社長「どうしてゴールデンウィークなんて名前にしたのかというと」
社長「ラジオで最も聴取率が高い時間帯」
社長「現在ではテレビの視聴率に関しても同じ言葉が使われているが・・・」
社長「環君なら、分かるんじゃあないかね?」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:57:40.50 ID:qIfKp9N50
環「ええっ急に言われても・・・あ!」
環「分かったぞ!『ゴールデンタイム』だ!」
社長「正解だ! その言葉に倣って付けられた」
社長「ただ、当初は『黄金時間』と言われていたらしいが」
社長「インパクトに欠けるとの理由で英語の方になったたそうだ」
環「へー」
エミリー「なるほど・・・」
社長「これで納得してもらえたかな?」
エミリー「はい! ていねいに教えて下さって、ありがとうございましゅ!」
環「くふふっ、環もちょっと賢くなった気がするぞ!」
社長「ははは、それはよかった」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:58:15.94 ID:qIfKp9N50
社長「さて、そうこうしている内に到着したようだ」
エミリー「Wow! お話に夢中で全く気が付きませんでした」
エミリー「じゅんじろう様、運転ありがとうございました」
社長「なに、私も楽しい時間を過ごせた」
社長「こちらこそ礼を言わせてもらうよ」
環「あっという間だったぞ!ありがとう、社長!」
社長「うむ。さあ皆が待ってる、早く行くとしよう」ガチャバタン
エミリー「はい!」ガチャ
環「? 二人とも、どういうこと?」バタン
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:58:53.42 ID:qIfKp9N50
社長「さっき彼には別件で動いてもらっていると言ったが」
社長「厳密には私とエミリー君以外の皆も協力してくれていたんだ」
環「?」
エミリー「本当は劇場に着くまで、気をそらす雑談をするだけの予定だったのでしゅが」
エミリー「ついいつものくせが出てしまって・・・///」
環「??」
社長「はは、まあ結果としていい時間潰しになったんだ、よしとしようじゃあないか」
環「ふ、二人とも!いい加減たまきにも何の話をしてるのか教えて欲しいぞ!」
エミリー「ふふふ、もうその必要はありませんよ、たまきさん」ニコッ
社長「ささ、早くドアを開けたまえ」
環「・・・う〜ん、分かったぞ」ガチャリ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/29(土) 23:59:37.14 ID:qIfKp9N50
「みんな、ただいまー・・・」
「・・・あ、ああっ!」
「・・・せーのっ」
「「「環(ちゃん)、誕生日おめでとー!!」」」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/04/30(日) 00:01:42.04 ID:GShm+Upt0
これは、とある芸能事務所の他愛無い日常
今日も今日とて小さなお姫様の疑問は尽きません
アイドル達とプロデューサーはそんな彼女に振り回されながらも
楽しい毎日を過ごしていましたとさ
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/30(日) 00:11:59.38 ID:GShm+Upt0
〜登場人物〜
エミリー スチュアート:小学生の女の子
英語圏の出身で日本(文化)が大好き
GWの予定は事務所に入り浸る事らしい(いつもと変わらない)
じゅんじろう様(社長):765プロダクションの社長
渋いナイスな声の持ち主
GWの予定はまだないらしい
たまきさん(大神環):765プロのアイドルの一人
探検が大好きなわんぱくっ子
GWは灼熱少女のメンバーでプチ旅行の予定があるらしい
17 :
◆GSeEbMOHtqeR
[sage]:2017/04/30(日) 00:20:48.30 ID:GShm+Upt0
今更ですが年齢操作入ってます済みません
元々投稿スレの単発で終わらせるつもりでしたが不定期で続けてみようかなと思ってスレ立てました
ですがネタが致命的に無いので更新頻度はお察しになりますご容赦を
取り敢えずやれるだけやってみます
ではまた
18 :
◆Jnlik0MEGA
[sage]:2017/04/30(日) 00:46:41.91 ID:xEo3BaTg0
趣味の人だったか
スレ立て乙です
>>2
エミリー Da
http://i.imgur.com/GSwZRCK.jpg
http://i.imgur.com/OvgvjD2.jpg
大神環(12) Da
http://i.imgur.com/ttYbl8A.jpg
http://i.imgur.com/QQR3qaT.jpg
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/30(日) 01:52:28.00 ID:GknqU7Ds0
投稿スレで面白いなーって思ってたら続けてくれるのか 乙です
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/30(日) 06:26:25.48 ID:ErxfqXjaO
こういうのは自分で気付かない所に気付いてくれるから面白い
21 :
◆GSeEbMOHtqeR
[sage]:2017/04/30(日) 14:06:55.51 ID:GShm+Upt0
訂正
>>11
『黄金時間』→『黄金週間』
スレ立てちゃったし、わざわざ投稿スレに見に行くのも手間なので
第一話と二話もこっちに書いておきます
22 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:09:21.82 ID:GShm+Upt0
エミリー「しかけ人様、しかけ人様!」トテトテ
恵美「プロデューサーどこー!」バタバタ
P「はいはい、ここにいるよ」
P「どうしたんだエミリー、恵美」
エミリー「あのでしゅね、しかけ人様!」
エミりー「しかけ人様は『七転びはち起き』をごぞんじでしゅか?」
P「惜しい。正しくは『八(や)起き』だな」
P「もちろん知ってるさ。ことわざの一種だろ」
P「また何か気になる事でもあるのか」
エミリー「はい!とても!」
P「で、今回は恵美が捕まったと」
恵美「そうなんだよ〜たまたま近くにいただけなんだけどさ・・・」
23 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:10:48.69 ID:GShm+Upt0
P「恵美にはもう聞いたのか?」
エミリー「はい!」
エミリー「『分かんない!』だそうでしゅ」
恵美「ていうかプロデューサーを探してた時点で察してよ」
P「それもそうか」
P「それで、『七転び八起き』の何が疑問なんだ?」
エミリー「さっきめぐみさんにもお聞きしたのでしゅが」
エミリー「どうして七回転んで、八回起き上がれるんでしゅか?」
P「・・・ん?」
恵美「まぁこれだけ聞くとそうなるよね」
恵美「この子が知りたい事っていうのは」
恵美「『なんで転んだ回数より起き上がった回数が多いの?』だってさ」
24 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:12:19.01 ID:GShm+Upt0
P「あー、なるほど」
恵美「二度手間回避の為に、スマホで軽く調べたやつ言っとくよ」
恵美「まず『最初に起きている状態をカウントする』説」
P「決定」
エミリー「だめでしゅ」
恵美「次が『「七起き」より語呂がいいから』説」
P「大事だよねそういうの。採用」
エミリー「きゃっかでしゅ!」
恵美「『起きる数の方が多い所に前向きな気持ちを込めた』説」
P「いいね」
エミリー「あいまいでしゅ!」
恵美「最後は『数の多さの例えだから気にすんな』」
P「そうだな!」
エミリー「えいやっ」ペチン
P「あいて」
25 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:14:05.22 ID:GShm+Upt0
恵美「・・・とまあ幾つか教えてあげたんだけど」
P「お姫様は納得するに至らなかったと」
恵美「そういうこと。それでいつもの如く」
恵美「プロデューサーならいい感じに解説してくれるかも〜」
恵美「って思って来たわけ」
P「ただ自分で考えるのが面倒なだけだろ」
恵美「いいじゃんいいじゃん♪」
恵美「アタシも気になってきちゃったし」
P「エミリーは一旦こうなると中々熱が引かないからなぁ」
26 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:15:36.77 ID:GShm+Upt0
エミリー「しかけ人様、わたしにもなっとくのいくように説明してほしいでしゅ!」
P「まあそう急ぎなさんな」
P「ほれ、抹茶味のおはぎだ。あーん」
エミリー「!」パクッ
恵美(どこでそんなの売ってるんだろ)
P「美味いか?」
エミリー「・・・!」モグモグ ゴクン
エミリー「Yummy, scrummy!」ニコー
恵美(なにこの天使超かわいい)
P「なにこの天使超かわいい!!!」
27 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:16:36.70 ID:GShm+Upt0
エミリー「・・・はっ!」
エミリー「しかけ人様、食べ物でごまかそうとしてもそうはいきませんよ!」
P「駄目だったか」
恵美「何かそれっぽいの浮かんだ?」モグモグ
P「まあね」
エミリー「! ぜひお聞かせ下さい!」
P「はいはい」
P「但し、いつも言ってるから分かっているだろうが」
P「今から話すのはあくまで俺の勝手な考えだ」
P「くれぐれもこれが絶対だなんて思わないように」
エミリー「合点しょうちでしゅ!」
28 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:18:01.43 ID:GShm+Upt0
P「さて。エミリーはこのことわざが」
P「転ぶ→起きる→転ぶ→・・・→起きる」
P「と、そのままの行動を表していると思ってるだろ?」
エミリー「はい」
P「しかしそうすると、数字の違いは明らかに不自然だ」
エミリー「そのとおりでしゅ!」
恵美「でもそれ以外にどう捉えるの?」
P「都合のいいように解釈する」
P「『転ぶ』は『失敗』」
P「『起きる』は『挑戦』を意味すると考えてみればいいんだ」
29 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:19:03.37 ID:GShm+Upt0
エミリー「・・・ええっと?」
恵美「あ〜〜・・・なんとなく分かったかも」
P「要するにエミリーの考え方だと」
P「ただ単に転んだのが七回、起きたのが八回で辻褄が合わない」
P「しかし『転ぶ』、『起きる』をさっきの意味として捉えて」
P「ことわざの形を少しいじると・・・」カキカキ
エミリー「あっ!」
P「『七回失敗したけど、八回目に挑戦しよう』」
P「と言い換えられると思わないか?」
30 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:20:31.21 ID:GShm+Upt0
恵美「つまり八は転んだり起きたりする回数じゃなくて」
P「そ。第○○回目という順序を表している、と俺は思う」
エミリー「なるほど!」
P「これで大丈夫か?」
エミリー「はい!しかけ人様、ありがとうございましゅ!」
P「どういたしまして」ナデナデ
P(正確には『基数詞』とか『序数詞』とか言うんだったっけ)
P(まあいいや)
恵美「しっかし毎度毎度よく思い付くもんだね」
P「屁理屈こねくり回すのは得意だからな」
恵美「にゃはは、お疲れ様!」
31 :
第一話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:23:33.39 ID:GShm+Upt0
これは、とある芸能事務所の他愛無い日常
今日も今日とて小さなお姫様の疑問は尽きません
アイドル達とプロデューサーはそんな彼女に振り回されながらも
楽しい毎日を過ごしていましたとさ
〜登場人物〜
エミリー スチュアート:小学生の女の子
英語圏の出身で日本(文化)が大好き
色々な物事に好奇心旺盛で、わけあって765プロによくいる
しかけ人様(P):765プロダクションのプロデューサー
頭が良いわけではないが考える事は嫌いじゃないタイプ
めぐみさん(所恵美):765プロの高校生アイドルの一人
カラオケとドリンクバーが大好き
32 :
第二話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:26:11.91 ID:GShm+Upt0
〜〜とあるハウススタジオの外〜〜
エミリー「海美さん、みやさん、おつかれ様でしゅ!」
美也「おや〜、エミリーちゃんではありませんか」
エミリー「お二人とも、お衣装がとっても似合っていましゅね!」
海美「えへへ。ありがと、えみりん!」
海美「エッグハンティングはどうだった?」
エミリー「はい!初めてでしたが、とても楽しめました!」
美也「それは何よりですね〜」
エミリー「でも、次にやる時はもっと見つけられるようがんばりましゅ」
海美「あははっ。じゃあその時はまた勝負しよう!」
美也「私も次はみなさんに負けないよう、特訓しておきますね〜」
エミリー「のぞむところでしゅ!」
33 :
第二話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:27:08.85 ID:GShm+Upt0
海美「それにしても、撮影が始まってからずっと遊んでたから」
海美「もうお腹がペコペコだよー」
エミリー「あ!そういえば」
エミリー「しかけ人様にお二人を呼んでくるように言われていたのでした」
海美「プロデューサーが?」
エミリー「建物型さつえい所でお昼ご飯を食べられるみたいでしゅ」
美也「おお〜それはすごいですね〜」
美也「実は私も、今日の為にたくさんサンドイッチを作ってきたんです」
美也「皆で一緒に食べましょう〜」
海美「ほんと!?うーんそれを聞いたらますますお腹減ってきた!」
34 :
第二話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:27:52.93 ID:GShm+Upt0
美也「せっかくのイースターのお仕事なので」
美也「中身は玉子を使ったものがいっぱいですぞ〜」
エミリー「Wow! しかけ人様も同じ事をおっしゃっていました!」
エミリー「色々な卵料理を用意して下さったそうでしゅ」
海美「あははっ、じゃあ今日はほんとにたまご祭りだね」
美也「ふふ、面白い響きですね〜」
35 :
第二話
[sage saga]:2017/04/30(日) 14:29:11.49 ID:GShm+Upt0
エミリー「・・・うーん」
海美「あれ、どしたのえみりん」
美也「何か気になることでも・・・あ」
海美「?・・・あっ!もしかして」
美也「恐らく、そういう事でしょうな〜」
海美「じ、じゃあ私は先にスタジオに戻って」ガシッ
美也「うふふ、まあまあ海美ちゃん」
美也「急がなくてもご飯は逃げませんから、ゆっくり行きましょう〜」
海美「はーい・・・」
109.20 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)