山城「シティーハンター?」 五月雨「誰ですか?その人?」

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1 : ◆62IWBozqOg :2017/04/28(金) 01:06:24.08 ID:HhTjlc9m0
某鎮守府

摩耶(改二)「ったく、こんな時間まで働かせやがって!」

「…来たぞ、いいな?」

摩耶(けど、これで最高翌練度まであと一歩…最高翌練度になったら、提督の奴…)

パシュッ

摩耶「…うっ…」

ドサッ

「よしっ、やったぞ」

「早いとこ、回収して引き上げるぞ」


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2 : ◆62IWBozqOg [sage saga]:2017/04/28(金) 01:08:16.10 ID:HhTjlc9m0
翌日 鎮守府

提督「ふうっ、今日の書類はこれで終わりだ」

山城「…お疲れ様です」

コンコン

大淀「失礼します。提督、大本営より通信です」

山城「…何かしら?…まさか、不幸の手紙?」

提督「おいおい、いくら戦闘が落ち着いて来たとはいえ、不幸の手紙送りつけてくるほど上も暇じゃ無いだろ。 えっと、なになに…」

大淀「提督?どうしました?」

提督「…また、艦娘の失踪事案が発生したそうだ」

3 : ◆62IWBozqOg [sage saga]:2017/04/28(金) 01:11:18.78 ID:HhTjlc9m0
大淀「またですか。今月で6件目ですね」

山城「…不幸だわ」

提督「…あぁ。先月からの報告を含めると10件以上…最近こんな報告ばかりだな」

山城「…今度は誰?他の鎮守府とはいえ…まさか、姉さま!?」

提督「落ち着け山城。失踪したのは重巡洋艦…摩耶だ。…なにっ!?友提督の摩耶じゃないか!?」

大淀「…提督と、同期の方でしたね。あの人の摩耶さんじゃ相当な練度だっと思いましたけど」

提督「あぁ。最近話した時には、もうすぐケッコンできる練度だと喜んでたよ」

山城「…そんな高い練度なのに失踪なんて…不幸だわ」

提督「摩耶もあいつの事は嫌って無かったのに…何で…」

コンコン

提督「ん?」
4 : ◆62IWBozqOg [sage saga]:2017/04/28(金) 01:22:27.05 ID:HhTjlc9m0
電「失礼します。司令官さん、お客さんなのです」

提督「客?俺に?」

五月雨「はぁ…はぁ…提督さん、お久しぶりです」

提督「君は…友提督のとこの五月雨じゃないか!久しぶりだな。こんな時間にどうしたんだ?随分と息を切らして…」

五月雨「…提督が、憲兵隊に逮捕されました」

提督「なに!?あいつが!?一体何で?」

五月雨「…急に憲兵隊が来て…摩耶さんが失踪した責任が提督にあるって…それで…グズッ」

提督「馬鹿な…。今までの事案でも、何かしらの処分を受けた事はあったが、憲兵隊に連行されたなんて報告は聞いてないぞ」

山城「ブラックな事をしてた訳でも無いのに逮捕だなんて…不幸だわ」

提督「それで、君はそれを伝えにわざわざ?」
5 : ◆62IWBozqOg [sage saga]:2017/04/28(金) 01:27:31.66 ID:HhTjlc9m0
五月雨「…これを、提督さんに」

提督「メモリーディスク?」

五月雨「提督が、俺に何かあったらこれをここの提督さんに渡してくれと」

提督「あいつが、そんな事を?」

五月雨「はい。摩耶さんが居なくなってすぐ、次は俺の番かもしれない…もう頼れるのはあいつしかいないって…そう言って私に、渡してきました」

提督「…一体何が入ってるんだ…こいつには…」

鎮守府表門

「確かにここに逃げ込んだんだな?」

「あぁ。間違えない。どうする?」

「ここの提督は用心深い。俺たちだけじゃ潜入しても下手すりゃ返り討ちだ。…まぁ、いい。居場所がわかっただけも上等だ。引き上げよう」
6 : ◆62IWBozqOg [sage saga]:2017/04/28(金) 01:48:43.77 ID:HhTjlc9m0
数日後

リョウ「お断りだね」

提督「えっ?」

香「ちょっと、リョウ!久しぶりの依頼だってのに何で断るのよ!?」

リョウ「軍人からの依頼だなんて、怪しすぎるぜ。何かの陰謀とかに巻き込まれるのはゴメンだね」

提督「軍は関係ありません。これは私個人としての依頼です」

リョウ「その割には、さっきから機密がどうだのイマイチ話の内容がはっきりしないみたいだけど?」

提督「……それは」

五月雨「提督さん!」
7 : ◆62IWBozqOg [sage saga]:2017/04/28(金) 01:52:49.26 ID:HhTjlc9m0
提督「五月雨!?どうして、ここに!?」

五月雨「私、心配で……提督さんの事助けてくれそうですか?」

提督「…それは、今お願いをしてるんだが…」

五月雨「お願いします。私の提督を助けてください!摩耶さんを助けてください!」

リョウ「……つつみ隠さず話して貰おうか。俺だてプロだ。依頼者の秘密は漏らしたりしないよ」

提督「…はい。改めて、お願いします。彼女たち艦娘のボディーガードをお願いしたいんです」

リョウ「艦娘?」

提督「まず、お二人は深海棲艦をご存知ですか?」

香「前にニュースで騒ぎになった奴よね?海に現れた化物だかって」

リョウ「お宅ら海軍もまったく歯が立たなかったって奴らだろ?もっとも、最近は、新兵器の投入とかで巻き返したとか騒いでたが」

提督「はい。その新兵器というのが彼女たち艦娘です」
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