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【ダンガンロンパ×ペルソナ】???「我は汝、汝は我……」【安価コンマ】
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361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/13(土) 21:09:38.44 ID:pph0f6Br0
りょか
362 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/13(土) 22:26:07.77 ID:Jpf/MDeG0
最原「よし……【ピクシー】お願い!」
ピクシー『【ジオ】!』
獣の方のシャドウにピクシーの雷が降る。
二角獣『があっ!!』
丁稚『このーっ!』
霧切「させないわ」
最原「霧切さん……!」
するともう片方のシャドウが僕に向かって突撃してくるけど、そのわずかな隙間に霧切さんが割って入ってくれた。
霧切「天海くん、お願い……っ!」
ブーツで防いでいた状態から思いっきりシャドウを弾き飛ばす霧切さん。その指示は後方に待機していた天海くんへ。
天海「【シンドバット】お願いっす!」
シンドバット『いいだろう……』
天海「【ガル】!」
後方へ吹き飛んだシャドウを狙うように突風が巻き起こる。
その攻撃を受けてシャドウが目を回すようにダウンしたのが見えた。……あれが弱点なのか!
霧切「その調子よ」
ダウンしたシャドウに狙いを定めて走り、回し蹴りをする霧切さん。
ドゴンと大きな音が出てシャドウが更に吹き飛んだ。
最原「よし、これなら……」
僕はそのシャドウを狙って――
‡選択
1 ホームズでエイハ
2 ピクシーでジオ
3 ジャックランタンでアギ
4 その他(ペルソナ使用の場合、現在覚えているスキルのみ使用可能)
↓2
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/13(土) 22:36:09.77 ID:pph0f6Br0
3
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/13(土) 22:36:24.06 ID:VE6C73HiO
3
365 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/13(土) 22:50:59.27 ID:Jpf/MDeG0
最原「【アギ】!」
轟々と燃える火炎がシャドウを包み込む。
丁稚『甘いよー!』スルッ
最原「あ、あれ?」
避けられた……!?
天海「【ガル】!」
そこを追撃するように再び疾風が巻き起こった。
これは……天海くん!?
天海「危ないところでしたね」
最原「あ、ありがとう……」
霧切「あまり気負いすぎないようにした方がいいわ。気負いは攻撃の精度を落とすから」
なるほど……。
霧切「【ブフ】!」
丁稚『ぎゃあっ!?』カチーン!
最原「凍った……! これなら! 【スラッシュ】!」
ホームズにペルソナを変えて物理攻撃で攻める。
凍っている相手なら、物理で攻撃すれば――そう思った僕の考えは正しかった。
シャドウが悲鳴をあげて姿を消す。
霧切「まずは1体……」
最原「次は……【ジオ】!」
再びペルソナを変えて残りの獣のシャドウに雷で攻撃する。
これが弱点なのは既に把握済みだ!
366 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/13(土) 22:58:19.19 ID:Jpf/MDeG0
二角獣『ぎゃあっ!?』week!
二角獣『くぅ!?』week!
連続で放った雷は的確に獣のシャドウをダウンさせた。
最原「さあ……これで終わりだよ!」
霧切「ここでこのシャドウを逃がす選択肢は最初からないわ。確実に仕留めるわよ」
天海「了解っす!」
――総攻撃!
ドドドドド……!!
僕らの総攻撃をくらったシャドウ達は耐えれず、その姿を消滅させた。
これで勝利だ!
‡戦闘終了
最原終一のレベルが4になりました
ホームズのレベルが4になりました
ピクシーのレベルが3になりました
ジャックランタンのレベルが3になりました
霧切響子のレベルが4になりました
天海蘭太郎のレベルが4になりました
350円入手
367 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/13(土) 23:08:56.75 ID:Jpf/MDeG0
【マイゾノパレス エントランスホール・入口付近】
最原「どうだ!」
霧切「シャドウはあらかた始末したわ。これで残りは貴方だけよ」
シャドウ舞園「…………」
シャドウを撃破した僕ら。てっきり多少なりとも慌てるかと思ってたのに……舞園さんのシャドウは冷静に僕らを見ていた。
いや、僕らの……後ろ?
シャドウ舞園「ふふふ……確かに私の護衛は倒されましたけど……そちらも無傷とは行かなかったみたいですね?」
天海「く、うっ……!!」
最原「天海くん!?」
見れば後ろの天海くんが膝を折ってその場に倒れていた。
しまった……彼はまだペルソナに目覚めたばかりだから、長丁場の戦闘は避けるべきだったか!
天海「俺は大丈夫っす……」
シャドウ舞園「それと……私の護衛が今の数だけだと思ったら大間違いですよ?」
その瞬間、僕らの周りに多くのシャドウが姿を現す。
くっ……まだこれだけの数がいたのか……。
霧切「やはり素直に倒されてはくれないのね」
シャドウ舞園「ええ、もちろんです。私はまだアイドルを続けたいんですから……何をしてでも!」
最原「舞園さん……」
霧切「……そう」
すると霧切さんは踵を返し、僕と天海くんを見た。
霧切「最原君。彼を背負ってくれる?」
368 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/13(土) 23:14:48.05 ID:Jpf/MDeG0
最原「え……? それは構わないけど……」
天海「す、すまねぇっす……」
言われて僕は天海君を背負う。
……なんとか背負えそうだ。でも自分の力の足りなさが悔やまれる……。
霧切「逃げるわよ!」
最原「え? わ、わかった!」
シャドウ舞園「逃がしません! 絶対に捕まえてください!」
霧切さんを先頭に来た道を引き返す。
その後ろをシャドウが追いかけてくるけど、気にする余裕はない。
とにかく今はこのパレスから出ないと!
‡
シャドウ舞園「……逃がしましたか。でも、私は諦めません……」
シャドウ舞園「何をしてでも、どんなことをしてでも……必ず私はアイドルを続けます……!」
シャドウ舞園「絶対に……!!」
369 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/13(土) 23:30:45.41 ID:Jpf/MDeG0
【希望ヶ峰ドーム周辺】
天海「ッ……はぁ……はぁ……」
最原「ぶ、無事に逃げれたようだね……」
霧切「天海君、大丈夫かしら?」
……どうして彼女は息を切らしていないんだろう?
天海「な、なんとか……それよりも、あの力は……?」
霧切「名称は【ペルソナ】。人間の心の力で、あの仮面を解き放てばその力を行使することができる」
天海「……ペルソナ……?」
最原「霧切さん。その説明は長くなるんじゃないかな? 先に彼を休ませた方がいいんじゃ……?」
霧切「それもそうね。……それじゃあ今日は帰りましょう。それで明日の放課後、また改めて説明するわ」
天海「……わかったっす」
そうして僕らは学園へ戻ることにした。
パレスでの出来事。天海君のペルソナ覚醒。思ったことはたくさんあるけれど……。
シャドウ舞園『ええ、もちろんです。私はまだアイドルを続けたいんですから……何をしてでも!』
舞園さんのシャドウが放った言葉を思い返す。
シャドウというものが人間のもう一つの心のようなものだとしたら……あの言葉も、嘘ではないということなのだろうか?
最原「…………」
考えるのはやめにしよう。
それよりも、僕も疲れた……早く帰って寝よう……。
370 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/13(土) 23:34:50.80 ID:Jpf/MDeG0
今回ここまで。以降の戦闘は今回みたいに途中で選択肢を挟んで分岐していく形にします。コンマが悪ければ不利になったり死ぬこともあるかもしれない。
ではおやすみなさい(ドルミナー)
最近ペルソナ5をまたやっている
>>1
は春ちゃんが好き
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/13(土) 23:39:33.22 ID:pph0f6Br0
乙。私は真ちゃんが好きです。
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/14(日) 09:29:13.89 ID:yITfy4O/0
死ぬ可能性もあるんか
気を受けなきゃ
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/14(日) 21:15:29.69 ID:GHDDK0PbO
乙
イゴるってことかな?
私はモルガナ派です
374 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/15(月) 12:37:22.60 ID:uPqWxZybO
今日明日はちょっと更新難しいので明後日また来ます
375 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/19(金) 21:20:28.99 ID:iq7/dQ1jo
20XX年 4/14 thursday
放課後→夜
†
【寄宿舎 最原・百田の個室】
百田「ようやく帰ってきたか」
最原「うん、ただいま」
疲れた体に鞭を打って個室へ戻ってきた僕を百田くんが出迎えてくれた。
百田「ほれ、部屋の鍵ができたみたいだぜ」
最原「あ、そうなの? ありがとう」
そうなると次からは夜も自由に行動できるわけか。
百田「にしても、こんな夜中まで出歩いてるなんてな。探偵ってのも楽じゃねーのな」
最原「あはは……」
本当は別の用事だったけど、それを言うわけにもいかないし……。
百田「ま、あんま無理はすんなよ。無理して体ぶっ壊したらアホらしいしよ」
最原「そうだね、ありがとう」
こうやってルームメイトに隠し事をし続けるのもどれくらいになるのかな……。
376 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/19(金) 21:43:33.85 ID:iq7/dQ1jo
†
【ベルベットルーム】
目を開けるとそこはいつか見た空間だった。
ジュスティーヌ「ようやく来たか!」
カロリーヌ「主からお言葉があるようです」
イゴール「まずは真実への一歩を踏み出したようだな……」
最原「舞園さんの……パレスのことか?」
イゴール「それもあるが、同じ力に目覚めたものとの協力関係……これもお前の力になるだろう」
イゴール「ふふ……お前のこれからに期待しておこう」
…………。
カロリーヌ「どうだ? なにか気になることがあれば私達が答えてやろう」
ジュスティーヌ「あくまでペルソナやパレスに関してのみ、ですが」
カロリーヌ「それと、あまり時間もないからな。質問は一つのみとする!」
†選択
1 舞園さんを助ける方法はあるんだよな?
2 具体的にペルソナを強くする方法は?
3 このアプリを作ったのって……
↓2
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/19(金) 21:47:57.43 ID:IsVlqHc70
2
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/19(金) 21:53:31.96 ID:OylU/FjEO
3
379 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/19(金) 22:02:50.20 ID:iq7/dQ1jo
最原「このアプリを作ったのって……」
カロリーヌ「無論、我らだ」
ジュスティーヌ「これがなければ異世界に入ることもできず、あなたの行く末に待つ絶望に打ち勝つなんて夢のまた夢です」
やっぱり……。
カロリーヌ「くくく……余計なことに巻き込んでくれたなと言いたそうだな?」
ジュスティーヌ「しかし、これがなければあなたの運命は潰えて……あの舞園さやかという人間を助けられる可能性すら掴めなかったでしょう」
カロリーヌ「幸い生き死にに関わる運命ではなさそうだが……むしろ、だからこそあの人間の運命は歪になりつつある」
カロリーヌ「それを打開するにはどうするべきか……お前の手腕、見届けさせてもらうぞ?」
…………。
380 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/19(金) 22:36:05.37 ID:iq7/dQ1jo
20XX年 4/15 Wednesday
朝
「そういえば、ここの食堂のご飯ってまた美味しくなったよねー。新しいやつでも入ったのかな?」
「79期生の新入生にすごい人がいるって噂ですもんね……」
「ああ、あのメイド服の。これで料理の心配は必要なさそうだね」
「まあ、今までのはどこかで変なの入ってないかなって思ってたし……」
79期生の新入生で、食堂のご飯に関係してる人?
それって……【超高校級のメイド】の【東条斬美】さんのことだよな?
381 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/19(金) 22:36:32.80 ID:iq7/dQ1jo
とりあえずここまで
今月末までは不定期短めになります
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/19(金) 22:47:05.37 ID:IsVlqHc70
乙
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/28(日) 23:14:58.08 ID:NhL4/ebm0
月末超えたら帰ってくるかな
384 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/29(月) 21:13:50.44 ID:wutjGdyo0
朝→午前
ヴーッ! ヴーッ!
あれ? 携帯が着信してる……。チャットかな?
霧切響子
放課後の集合場所なんだけど、中庭にしようと思っているわ
霧切響子
そっちのホームルームが終わったら天海君を連れて中庭に来てくれるかしら?
最原「今授業中なんだけどな……」
でも今は事情が事情だし、そういうのを気にしている余裕はないか。
最原「了解、っと……」
‡
午前→放課後
【中庭】
霧切「来たわね」
天海「どうもっす」
最原「今日は天海くんにいろいろ説明して……それと舞園さんについての話し合いだよね?」
放課後。天海くんを連れて中庭にやってくるとそこには既に霧切さんが待っていた。
385 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/29(月) 21:27:00.09 ID:wutjGdyo0
霧切「そうね。ただ……悠長に説明している暇はないかもしれないわ」
霧切「件の舞園さんだけど……最原君には以前説明したわね? 今彼女は大きな仕事をしていて、それが終わる【5月1日】までに事態を解決させないといけないって」
最原「そうだったね。今日が4月の15日だから……今日を含めて17日か」
最原「それを過ぎれば彼女のグループは解散することになる……やっていない事件の濡れ衣を背負って」
霧切「ただ……彼女も元々はアイドルとしての自分に強い誇りと自信を持っている人。アイドルを続けるためにはどんなことでもするかもしれない」
霧切「普段の彼女ならともかく、パレスを生み出しているほどの今の彼女なら……お偉方に枕営業でもするでしょう」
なっ……!?
最原「そんなのって」
霧切「これが彼女の本当にやろうとしていることなら私に止める権利はない。でも、以前彼女はこう言っていたわ」
霧切「『わたしは夢を与えるアイドルという職業が好きです。だから明るく、みんなに笑顔と夢を与えたい』って」
…………。
天海「なるほど、その言葉通りなら舞園さんって人が枕営業を自らするような人と葉思えないっすね」
霧切「グループの解散、そして枕営業……どちらに転んでも彼女の人生は大きく狂うことになるわ」
最原「それなら、絶対に止めないと!」
386 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/29(月) 21:43:18.37 ID:wutjGdyo0
霧切「そうね。……それで、なるべく時間をかけずに速やかに事態を解決させたいから……天海君への説明はパレスの現地説明でいいかしら?」
天海「構いませんよ。今は俺への説明に時間を割くくらいなら事態の解決を急ぐべきっすからね」
天海「ただ……ちょっと気になることがあるんすけど、それだけいいっすか?」
霧切「もちろん」
天海「なら……昨日のあの世界――パレスでしたっけ? あそこで何かをして舞園さやかを取り巻く状況を変えようとしていることはなんとなくわかったんすけど」
天海「具体的には何をするんすか? あの舞園さんの姿をした化物をどうかするとか?」
確かにそれは気になっていた。
……というか、僕が真っ先に聞いておくべきことだったかもしれない。
霧切「本来なら舞園さんのシャドウを説得するつもりだったんだけど……さすがに昨夜の一件でそれは厳しいかもしれなくなったわ」
最原「随分警戒されちゃったからね……」
霧切「だから、パレスの奥にあるであろう【コア】を狙うことにする」
……コア?
霧切「パレスのどこかに隠されている、そのパレスの主の【心の真実】とも言える代物よ」
霧切「パレスは主の欲が歪んだことによって造られる空間。なら、その歪みとなったきっかけの代物があるはず」
最原「なるほど……」
天海「つまり舞園さんの心に眠る真実を暴けってことっすか」
心の真実を暴く……か。
それは、僕の探偵としての得意分野かもしれないな……。
387 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/29(月) 21:55:19.40 ID:wutjGdyo0
霧切「ただ、コアを奪うなり壊すという方法は使わない。舞園さんのシャドウの前でコアを暴くことにする」
最原「歪んだ元凶となった物を彼女のシャドウの前で暴くことで、舞園さんの歪みを正すってこと?」
天海「そうすればアイドルとなったきっかけを思い出して、事態が解決するかもしれないってことっすか」
霧切「少なくともそうすることで彼女は自分の無実を訴えるでしょう。そうなれば彼女の周囲の人間も放ってはおかないはず」
最原「わかった。なら5月1日までに彼女のコアを暴けばいいってわけだね?」
すると霧切さんは首を振って否定をした。
霧切「いいえ、舞園さんのシャドウの前でコアを暴く以上、現地に舞園さんのシャドウを連れてこないといけない」
天海「そんなもの、パレスで暴れたらあっちから来そうじゃないっすか?」
霧切「確かにそうかもしれないけど……もっと確実な方法を取ることにする」
確実な方法?
霧切「あそこは舞園さやかの心の世界。つまりパレスじゃなくても現実世界で彼女に何かアクションを起こせば、パレスの方でも変化が出ることもあるわ」
霧切「最原君、ここまで言えばわかるわね?」
えっ!? 僕!?
最原「え、えーっと……」
‡選択
1 舞園さん自身をパレスに連れてくる?
2 招待状を出すとか?
3 コアを現実世界に持ってくるとか?
↓2
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/29(月) 22:04:01.93 ID:Qnp1YckDO
2
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/29(月) 22:33:28.97 ID:amHv7vwo0
1?
390 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/29(月) 23:05:32.91 ID:wutjGdyo0
最原「舞園さんをパレスに連れてくる……とか?」
霧切「それも一つの手段ではあるわ。もっとも、危険も伴うから今回は除外だけどね」
霧切「今回は現実世界で招待状を出す。これは現実世界の舞園さんに出すけれど、実際は舞園さんのシャドウに向けた物だから……内容自体はイタズラだと思われるものになるでしょう」
天海「でも、舞園さんに心当たりが少しでもあれば……彼女のシャドウは必ずその場に現れる。そういうことっすね?」
最原「そうなると、今回僕らが期日までに済ませないといけないことは……」
最原「コアがある場所を突き止めて、現実世界で招待状を出し……パレスで彼女のシャドウの前でコアを暴く。そういうことだね?」
霧切「そういうことね。招待状を出すのが二日前。そしてパレスでコアを暴くのが期日の前日だと仮定して……」
最原「コアを見つける期限は三日前の4月29日……ちょうど二週間後だね」
いざ日数にして考えると、確かに時間は少ない。これは一日の行動が大事になってくるだろう。
天海「それじゃあ早速今日からパレスに行くんすか?」
霧切「いえ、明日から行動しましょう。今日は……少し、下準備があるから」
下準備?
天海「そうっすか。それなら仕方ないっすね」
最原「霧切さん、下準備って?」
霧切「あっちの世界で必要になるであろう道具を調達できるルートと、その道具を集めるための資金源になるもの」
391 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/05/29(月) 23:07:18.28 ID:wutjGdyo0
ここまで。お疲れ様でした。
次回からは更新前に予告があったりなかったりするかもしれない。
7年近く使ってたスマホ買い換えました。やっぱり最先端っていいもんすね。
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/29(月) 23:13:57.99 ID:PnE8pZaJ0
乙
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/29(月) 23:51:27.14 ID:amHv7vwo0
外してしまったか
乙
394 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/04(日) 20:56:58.00 ID:saF+FFEyo
明日来ますね
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/05(月) 23:47:44.23 ID:pdnXqdVx0
最近忙しいのかな
396 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/07(水) 21:49:51.12 ID:4hlc2R3M0
そうして僕らは天海くんと連絡先を交換して、話し合いを終えた。
霧切さんの言っていた下準備とやらが気になるけど……霧切さんが言ったことだ。必要なことであるに決まっている。
‡
放課後→夜
【寄宿舎 最原・百田の個室】
ヴーッ! ヴーッ!
最原「あれ? チャットだ」
霧切響子
パレスで使う武器と道具の調達ルートの目星が付いたわ
天海蘭太郎
もうっすか。さすがっすね
霧切響子
武器は77期生の九頭竜冬彦先輩
霧切響子
道具は同じく77期生の罪木蜜柑先輩を当たるべきよ
天海蘭太郎
どっちも同じ学園の先輩っすか。好都合っす
霧切響子
もっとも、協力を取り付けられるかはまだわからないけどね
天海蘭太郎
そこは最原君の手腕に期待しておきましょうか
最原「えっ!? 僕!?」
‡選択
1 どうして僕が?
2 やってみるけどさ……
↓2
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/07(水) 22:03:56.53 ID:6/dDJaKB0
2
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/07(水) 22:19:21.44 ID:ypHyigXD0
2
399 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/07(水) 22:47:41.59 ID:4hlc2R3M0
最原終一
やってみるけどさ……
天海蘭太郎
こういうのは探偵の方が適任っすからね。よろしくっす
霧切響子
なら、そっちのこともあることだからパレスに入る入らないの判断も最原君に任せるわ
霧切響子
私はパレスに入らない日は別のことをしないといけないから……
天海蘭太郎
それじゃあ実質この三人のリーダーは最原君ってことっすね
天海蘭太郎
重大な役目を押し付けるようで悪いっすけど、頑張ってくださいっす!
最原「……大変な仕事を任されたぞ……」
77期生の九頭竜先輩と罪木先輩を訪ねつつ、期日までにパレスを攻略しないといけない……。
日程もあまり余裕はないし、一日一日の行動が大切だな……。
‡
【ベルベットルーム】
最原「……またか」
イゴール「ようこそ、ベルベットルームへ」
イゴール「今回お前に来てもらったのはほかでもない。少し、話があるのだ」
話……?
イゴール「どうやらいよいよパレスの攻略に乗り出すようだな。それはこちらとしても喜ばしいことだ」
ジュスティーヌ「そこで今回、我が主から貴方に贈り物があるとのことです」
最原「…………」
イゴール「信用できないと言わんばかりの顔だな」
イゴール「だが、こちらとしてもお前がこんなところで死に絶えるのは困るのだ」
カロリーヌ「この力を活用するかしないかはお前次第だ! もっとも、無駄な見栄を張ったところで待ち構えるのは死だけだがな!」
最原「わかったよ……」
イゴール「この力を使いこなせばパレス攻略も楽になるだろう」
イゴール「私はお前に期待をしているのだ。その期待に応えられるに頑張ってくれ……」
ランク アップ!
【愚者 ランク2】
イゴール
【get ability】
プライベートアイ
・パレス攻略時、シャドウの強さを見抜けるようになる
イゴール「これはシャドウの強さを見抜けるようになる能力……」
イゴール「せいぜい活用してくれたまえ……」
こうして夜は更けていく……。
400 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/07(水) 23:04:14.58 ID:4hlc2R3M0
20XX年 4/16 saturday 晴
朝
「あっれー? 白金ちゃん、その指どうしたの?」
「ああ、ちょっとコスプレ衣装作ってたら地味に針で刺しちゃってね……」
「そっか。なら保健室にでも行って罪木ちゃんに詳しく見てもらったら?」
「77期生の? 【超高校級の保健委員】……だっけ?」
「うん! 放課後とかなら保健室に居るみたいだからさ!」
「うーん……でも針で刺しちゃっただけだしなぁ」
「まあ気が向いたら行ってみるといいよ! 俺が嘘言ってない限りは居るはずだからさ!」
最原「…………」
罪木さんは放課後なら保健室に居るのか……。
まあ、王馬くんの言っていることが本当ならの話だけど。
‡
朝→放課後
ようやく放課後か。
さて、どうしようかな。やるべきことはたくさんある。
九頭竜先輩を捜すか、罪木先輩に会いに保健室へ行くか。
でもそっちに時間を割きすぎてパレス攻略が間に合わなくなるなんてことは避けたいし……。
最原「とにかく、行動あるのみだ」
期日まで13日……とにかくやれることはやらないと。
‡舞園の身売りまで残り13日‡
‡選択
1 どこかへ行く(学園の内外問わず場所指定)
2 誰かに会いにいく(霧切、夢野)
3 パレスに行く
4 自室へ戻る
↓2
そして今回ここまで
パレス攻略どういう感じで行こう……
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/07(水) 23:10:14.79 ID:6/dDJaKB0
九頭竜がいそうなところ、とか曖昧な指定は可能かな。可能なら1
402 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/07(水) 23:10:31.33 ID:MCNPhnQVo
1 生物室
本筋からは外れるけど、ここでは生物室どうなってるのか見たい
403 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/08(木) 21:30:14.80 ID:YqQtCN580
【生物室前】
本校舎の五階。その奥の方には生物室があったはずだ。
最原「とはいえ、別に用事もないというのが事実なんだけど」
舞園さんの件は最優先にして考えるべきだが、だからといって全ての日程でそちらにかかりっきりなのはいけない。
九頭竜先輩や罪木先輩を捜すことも必要だし……もしかしたら何かの拍子で協力者になりそうな人が見つかるかもしれない。
最原「関係ない人を巻き込むのはあんまりしたくないんだけど……」
でもそれでペルソナの力が増すのなら、やるしかない。
最原「……って、あれ?」
長い廊下を進んだ先にある生物室の扉。その前に人影を見つけた。
罪木先輩は保健室に居るらしいから、違うだろう。するとあれは……?
‡直後コンマ下一桁判定
1〜3 十神
4〜6 辺古山
7〜9 真宮寺
0 九頭龍
404 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/08(木) 21:32:59.76 ID:TXgwrDeq0
ほ
405 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/08(木) 22:09:38.39 ID:YqQtCN580
「……む? お前は……見ない顔だな」
その人物は高めの身長と、服装がほぼ黒一色なのが印象的な女子生徒だった。
声もやや低めで、随分と大人びた印象を受ける。
「もしかして、79期生の人間か?」
最原「あ、はい……最原終一。超高校級の探偵です」
「最原か。私は77期生の【辺古山ペコ】だ。【超高校級の剣道家】と言われている」
辺古山「それと、敬語はやめてくれ。入学の時期がズレてるだけで年は変わらなさそうだし……同じ学園に通うんだからな」
そうして辺古山さんは眼鏡の奥の瞳を細め、笑みを浮かべた。
それにしても……77期生か。それなら九頭竜先輩のことも知ってそうだけど……?
辺古山「どうした?」
最原「あ、いや……」
どうだろう……九頭龍先輩のことを尋ねてみようかな?
‡選択
1 九頭龍先輩を捜しているんですけど……
2 辺古山さんはここで何を?
3 この生物室ってまだ入ってことないんですけど、どういう場所なんですか?
↓2
406 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/08(木) 22:11:00.04 ID:MJ9Dm8kfo
1
407 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/08(木) 22:14:14.70 ID:TXgwrDeq0
1
408 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/08(木) 22:29:50.52 ID:YqQtCN580
最原「九頭龍先輩を捜しているんだけど……」
辺古山「九頭龍をか?」
すると辺古山さんは意外そうな顔をした。
最原「う、うん」
辺古山「意外だな。いくら新入生とはいえ、九頭龍の肩書きを知らないわけではないだろう?」
……あ、そういえば九頭龍先輩の肩書き知らないや……。
辺古山「あいつは【超高校級の極道】と言われている。それなのにわざわざあいつを捜しているとは……酔狂な人間も居たものだな」
最原「極道!?」
辺古山「知らなかったのか?」
最原「そ、そういうわけじゃないよ。それで、彼はこの時間どこに?」
辺古山「平日の放課後や休日の昼は街に出ていることが多い。ショッピングモールでも歩いていれば遭遇するかもしれないな」
辺古山「夜は……あいつ自身の用事で学園に戻ってくるのはかなり遅い。すまないがどういった用事なのかは私も知らん」
最原「そっか……わかった、ありがとう」
辺古山「構わないさ。だが、もし変なことを企てているのなら……やめておくことだ」
最原「わかってるよ……」
極道相手に変なことを考えるほど僕は度胸がある方じゃないしね……。
409 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/08(木) 22:43:28.15 ID:YqQtCN580
放課後→夜
【寄宿舎 最原・百田の個室】
今日も百田くんは帰ってきていない。
朝と夜、一体何をしているのか気になるところだけど……こんな生活をしている以上、百田くんの不在は好都合かもしれない。
夜の出歩きが可能になったことだし、何をしようか?
‡舞園の身売りまで残り13日‡
‡選択
1 どこかへ行く(学園内は男子寮・女子寮前・中央公園のみ選択可能)
2 誰かに会いにいく(霧切・夢野)
3 本を読む(【緋色の研究】★☆)
4 個室の中を調べる
5 寝ようぜ
↓2
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/08(木) 23:01:03.42 ID:QaLHZ2z0O
4
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/08(木) 23:36:51.57 ID:Lg621wy20
3
412 :
◆AmrfQFpObA
[saga]:2017/06/09(金) 00:38:33.59 ID:OL0AtRCNo
お疲れ様でした
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/25(日) 05:51:21.91 ID:4vGf2TJV0
エタ確定
414 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/22(土) 18:18:24.15 ID:NAcbcywbo
エタったか
415 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/08(火) 19:03:11.78 ID:wJ3xLOsd0
あげ
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/30(水) 22:47:39.90 ID:CdiLaIi00
茶柱「キッ…エェェェ〜イッ!!転子のネオ放屁道をお見せしますッほいっ
ほいほいっ!ほっほほぉ〜いッ!!」
ブボッ!ブボポッ!ブッスゥゥゥ〜
茶柱は夢野に尻を向けると拳法の構えをし、尻を左右に振りながら、凄まじい勢いの屁をぶちまけている。
夢野「むっはぁ〜茶柱の屁はクッサいのぉ〜鼻がおかしくなりそうじゃ」
茶柱「まだですよ夢野さんッ…ホォッ!!」
バチンッ!バチンッ!バチンッ!!
ブボッ!ブボッ!ブポォォォ〜
ヌンチャクで自らの尻を叩いている茶柱は、 叩くタイミングに合わせて、リズムよく屁を こきまくっている。
茶柱「ホヒッ!ホヒィッ!ホヒィッ!
ホッヘェェェェ〜ッ!!オナラッ
オナラァッ…ぼぴょおッ」
夢野「フヒッケツ叩き放屁でアヘりおって…見事なアホ面じゃのぅ〜」
417 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/10(金) 06:32:10.70 ID:h9Me0IU30
No.006
東京都小金井市立椿中学校は、地域での評判はすこぶる悪い。
授業が荒れることも多く、誰かが誰かにいじめられているというようなことは日常茶飯事で最早話題にも上がらない。
不良グループも多く存在し、学内でも学外でも争いが絶えない。
警察が出入りすることも一度や二度の話ではない。
そのような環境におかれた、強くあることができない弱者は、息を潜め、強者の機嫌を損なわないようにできる限り存在感を消して1日を耐える。
耐えきれなくなり、学校に来なくなる者も多少はいるが。
しかし、その中で、3年3組は比較的穏やかである。
弱者に分類されるであろう野洲謙介(男子十八番)
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/25(木) 01:06:58.59 ID:xY4TlxWR0
あげ
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