【安価とコンマで】青年「幻想郷を旅する」

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242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:21:16.06 ID:BybCEz6S0
青年「ヴゥゥ…!」

妹紅(…こいつと戦うことになるなんて、昔も今も夢にも思わなかったな…)

霊夢「分かっているだろうけど、余計な事を考えるとこっちが危険よ。あいつを倒すことだけに専念しなさい」

妹紅「ああ…慧音は優しいやつだからな。きっとそれが仇となってやられたんだろう…私は容赦しないさ!」


コンマ一桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【博麗の巫女】 +2

判定直後
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:22:13.25 ID:0C84Rigko
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:23:00.58 ID:iTULnX/w0
この二人で互角とかやばい
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:34:06.64 ID:BybCEz6S0
判定 5(0)

結果 5 接戦


霊夢「はっ!」

こちらを見据える青年に対し、霊夢が先制で数枚の御札を放つ。

青年「!」

妹紅「っらぁ!」

その御札に気付いた青年はそれを避けつつ、後ろから近付いてくる妹紅の蹴りを躱した。

妹紅「チッ! 気づかれてたか…だが!」

急接近した妹紅は手から炎を出し、その距離で青年に放った。

青年「ガァ!」

しかし、その手は片手で簡単に弾かれてしまい、あらぬ方向へと飛んでいってしまう。

妹紅(このまま近づいてるとやばい…!)

青年「グォォ!!」

妹紅に目掛けて拳を振り下ろすも、咄嗟に妹紅はその場を離れて距離を取り、間一髪で避けた。

その振り下ろされた拳は地面に当たり、大きな音と共にヒビを入れる。

妹紅(慧音はあんなのをくらったのかよ…くそっ、早く終わらせねぇと慧音もヤバいかもしれねぇ!)


コンマ一桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【博麗の巫女】 +2

判定直後
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:35:05.41 ID:VZMlWUqDO
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:35:05.70 ID:dejDMKim0
a
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:35:36.50 ID:OTGKdv4/0
妹紅自体が弱めに設定されとるのか手加減なのか分からない
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:36:02.73 ID:iTULnX/w0
鬼って強いんだな
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:36:04.45 ID:GnRMkbyIO
暴走してるからって初期値雑魚だったのに何でこんなに強いんだよwwwwww
それとも幻想組が弱いのか?
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:45:34.20 ID:BybCEz6S0
判定 1(0)

結果 1 ファンブル


青年「…」ギロリ

夜に照らされた青年の紅い眼が妹紅を捉える。

霊夢「! まずい、来るわ…避けなさい!」

妹紅(そんなの分かって…)

青年「ヴォオオオオオオオ!!!!!」


かつてないほどの咆哮。

その声に妹紅は怯み、反射的に耳を塞いで立ち尽くしてしまった。


妹紅「ううっ…!」

その瞬間を青年は見逃さず、妹紅が気付いた時には青年に蹴られていた。

妹紅「がぁぁ!」

霊夢「くっ! 妹紅!」


2人の行動

霊夢

1.青年に攻撃を仕掛ける。

2.スペルカード使用(残り3回)

3.妹紅を助けに行く



妹紅

1.立ち上がって青年にまた攻撃を仕掛ける。

2.スペルカード使用(残り3回)

↓2

※霊夢か妹紅、どちらかの安価で86以上だと…?

※また、スペルカードは2人合わせて3回。
2人一緒に使えば次の戦闘コンマ判定に加算されますが、使用回数も2つとなります。
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:46:19.71 ID:dejDMKim0
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:46:50.75 ID:0C84Rigko
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:47:22.76 ID:dejDMKim0
2
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:47:34.09 ID:iTULnX/w0
戦闘中に理性取り戻さないかな
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 22:50:01.32 ID:OTGKdv4/0
EXと巫女相手にここまでって鬼ってすごいな
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 22:53:02.99 ID:BybCEz6S0
霊夢(75) 失敗
2.スペルカード使用

妹紅(76) 失敗
2.スペルカード使用


今日はここらへんで。
明日から霊夢&妹紅対青年の続きをします。


味方側にあまりコンマ振るわないですね…。

※因みに言うと、さっきから86以上で…? というのは青年の理性を取り戻せるかどうかです。
前に振ったコンマで、理性が14だったので、100から引いた86以上が成功の範囲でした。
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 23:21:03.72 ID:iTULnX/w0
乙です
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 23:22:33.87 ID:OTGKdv4/0
乙。味方側が弱めに評価されてる気がしなくもないかも・・・そう言う風ならそういうもんなんだろうけど。三回降って86以上が出ないのは確率的には仕方ないけどお
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 19:21:08.07 ID:nkQmV+2q0
2人スペルカード使用(残り1回)

妹紅「か、はっ…だ、大丈夫だ…まだ戦える…!」

青年の蹴りをまともに受けて遠くへ吹き飛んだものの、妹紅はゆっくりと立ち上がった。

妹紅(久しぶりに不老不死で嬉しいと思ったよ…いや、それでも痛いものは痛いが…)

霊夢「そう…なら出し惜しみなしで行くわよ!」

妹紅「ああ!」


霊夢「霊符『夢想封印』」

妹紅「不死『火の鳥-鳳翼天翔-』」


霊夢からは色とりどりの大きい光弾が放たれ、青年へと目掛けて飛んでいく。
更に妹紅からも火の鳥を模した赤い炎弾が放たれていき、青年をまっすぐに狙った。

2人同時のスペルカード使用によって2人が放った弾幕は青年をあっという間に囲み、確実に追い詰めていった。


コンマ一桁

1 ファンブル

2〜4 劣勢

5〜6 接戦

7〜9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【同時スペルカード】 +1

【博麗の巫女】 +2

【霊符「夢想封印」】 +2

【不死「火の鳥-鳳翼天翔-」】 +2

判定直後
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 19:23:51.28 ID:uyPcgNsDO
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 19:48:43.00 ID:nkQmV+2q0
※ファンブル(-2)入れ忘れてました。結果は変わりませんでしたが。

判定 8(+3)

結果 10 クリティカル 妹紅・霊夢の勝利


青年「グォォォ……!」

最初の方は2人のスペルカードを避けていた青年だが、弾幕は青年の行き場を徐々になくしていく。

霊夢「さあ、これで終わりよ!」ビュンッ!

弾幕と弾幕との間から霊夢が放った封魔針は青年の右肩をグサリと突き刺した。

青年「ガアアアァァァ!!!」


ドガアアアア!!!


その瞬間、霊夢と妹紅のスペルカードが青年に直撃し、化け物のような咆哮は消え去った。
妹紅はそれを確認すると、すぐに青年へと駆け寄っていく。

妹紅「くっ…砂煙で何も見えねぇ…」

手探りで地面を触っていると、手に液体が付着したような生暖かい感触を感じた。

妹紅「! おい、返事をしろ! おい!」

青年「…」

霊夢「元に戻って気絶しているだけよ。血を流しているみたいだけど、別に心配はいらないわ」

妹紅「…そうか…」

霊夢「それより、もっと心配しなければならないのがあっちで倒れているんじゃないの?」

妹紅「ッ! 慧音ぇー!」

霊夢「あっ、もう…」

妹紅が慧音の方へ行くと、倒れている青年と2人きりになった霊夢は青年を見下ろした。

霊夢「…あんたの処分はあとで考えておくわ。こんな夜中に、人騒がせな奴ね…本当に」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 19:49:54.95 ID:z9mt7Zv30
退治されないだけマシか
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 19:53:12.12 ID:nkQmV+2q0
翌日

〜博麗神社〜

青年「…」

青年は昨夜のことを…


コンマ一桁

1〜3 全く覚えていなかった

4〜6 一部だけ覚えている

7〜9 全て覚えていた

0・ゾロ目 ??

直下
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 19:54:11.99 ID:uyPcgNsDO
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 19:55:00.62 ID:z9mt7Zv30
よっしゃゾロだ
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 20:11:43.62 ID:kv2vmCodo
なんてところででるゾロ!
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 20:12:52.90 ID:nkQmV+2q0
※なん…だと…!?

ゾロ目 ??


青年『…』

俺は何かを馬乗りにして拳を振り上げていた。

拳を振り上げたまま、ふと、横を見てみると…そこには色々な異形の者たちがいた。

形、大きさ、色、腕の本数から眼の数…その容姿は本当に様々であった。


ただ、そんな者たちだったが…1つだけ共通したあるものがあった。



皆、額や頭に『角』が生えている。



その者たちは揃いも揃って、ただ黙って…冷ややかな眼で俺を凝視していた。

声が出ない。
何も発することが出来ないまま、俺は拳を振り上げた状態のままその者たちを睨んでいる事しか出来なかった。


『…貴様ハ、誰ノ味方…ダ???』

…1人の異形の者が突然口を開いた。
俺に、言っているようだ。

『角ガ無イ。ヒトダ。ヒトノ味方ダ!』 『口ヲ開ケバ偽リ言! 嘘ノ塊ノ、ヒトダ!!!』

…だんだんと騒がしくなってくる。

耳鳴りがするほどに、鬱陶しい。

ヒト? 誰ノ味方? 何を、何が言いたい。



『オ前ハ来ルナ。ヒトノ血ガ混ジッタ、無角ノ半鬼メ』
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 20:27:10.71 ID:nkQmV+2q0
青年「っ!!」バッ

青年「…はぁ…はぁ…」

青年(今の、は…夢か? そ、それとも…)

血の気が引いていたのが分かる。
青年は荒い呼吸をしつつ、立ち上がろうとしたが…


バチィッ!

青年「うがぁっ!?」

突如全身に電流が走るような感覚に襲われ、その瞬間に床に倒れこむ。
起き上がろうとしても動けない。

よく見ると、両腕と両足は縛られており、身体に御札が数枚貼ってあることに気付いた。

青年「こ、これ…は!?」

霊夢「あら、もう起きたの? あれだけ好き勝手に暴れたのだから、もっと気絶しててもいいのに」

青年「…お前…」

なんとか顔だけ動かし、声のした方を向くとそこには霊夢が立っているのが見えた。

霊夢「こんな体験初めてかしら? 解いてあげないわよ、今度はいつ『出てきても』おかしくないんだから」

青年(出てきても? 一体、何を言って…)

そこで青年は辺りを見回した。

今いるこの場所は…

青年(成程、この霊夢という少女が神社に住んでいた者だったというのか…)

霊夢「…あんた、今まで何があったか覚えてる?」

青年は静かに首を振る。
それを見た霊夢はわざとらしく大きくため息を吐いた。

霊夢「何も知らないってわけね。自分で自分の恩人を傷つけたくせに」

青年は恩人と聞いてすぐに慧音が頭の中をよぎった。

青年「慧音のことか!? き、傷つけたってどういう事だ!?」

霊夢「ええ、順序よくちゃんと教えてあげるわよ。そしてうんざりするほど後悔しなさい」

それから静かに喋り始める霊夢の言葉に、青年は更に血の気が引いていくのを感じた。
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 20:28:16.58 ID:z9mt7Zv30
ハルクみたいだな
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 20:42:14.57 ID:nkQmV+2q0
霊夢「と、まあ最後は私と妹紅であんたをぶっ飛ばして、今に至るわけよ」

青年「…慧音、は?」

霊夢はその問いに答えることなく、チラリと横を見た。
それに釣られた青年も横を見ると、そこには暗い顔をした妹紅が座っていた。

青年「妹紅!」

妹紅「…慧音は今、私が知っている中でも一番腕の効く医者のところにいるよ。命に別状はないみたいだ」

青年「…そうか」

霊夢「あんたはそいつに十分に感謝しなさい。私はあんたをぶっ飛ばした時、そのまま封印しようとしたんだけど…そいつがどうしてもって言って聞かないから私はこうしてあんたを拘束する事だけで済ましているのよ。とんだ迷惑だけれど」

青年「妹紅…」

妹紅「大丈夫さ。それより、お前が元に戻ってくれて本当に良かった」

青年「…本当に、なんといったらいいか…」

妹紅は淡々と口を開き、青年を見て軽く微笑んだ。
しかし、それが逆に青年にとっては辛く、厳しいことだった。

青年(ちくしょう…なんて取り返しのつかないことを…慧音、妹紅…お前らは俺を助けてくれたのに、この俺は…俺は…)

青年「くそっ…!」


青年の行動

1.拘束を解いてくれと霊夢に頼む

2.慧音に会いたいと妹紅に言う

3.頭が冷静になるまでじっとしている

4.その他
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 20:42:27.12 ID:YvYz8Wgp0
1
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 20:43:26.08 ID:TA9/tqBk0
3
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 21:02:11.75 ID:nkQmV+2q0
1.拘束を解いてくれと霊夢に頼む

青年「霊夢! 頼む、拘束を解いてくれ!」

霊夢「解かないって言ってるじゃない」

青年「ここでじっとしているなんて出来るわけがない! 俺のせいでこうなったんだ! その責任を…」

霊夢「黙りなさい」

責任を取りたい。
そう言おうとした青年だったが、霊夢に言葉を遮断されて思わず口が止まった。

霊夢「責任? なにそれ、今のあんたに何が出来るの? 私があんたを解放したらまた暴れだすんじゃないの?」

青年「そ、それは…」

霊夢「昨日は満月。妖怪の力が最も膨らみ、強くなる時。あんたは満月のせいで鬼の本性が晒された。そう言いたいんでしょ?」

青年「…」

霊夢「あんたは違う。満月なんてものはあんたにとって、鬼の本性を晒す『きっかけ』に過ぎない。一度出たあんたの半分(鬼)は…満月じゃなくても、夜じゃなくても…またすぐに出るわ」

青年「…」

霊夢に対して、青年は何も言えなくなっていた。
それを見ても霊夢に口は止まらなかった。

霊夢「力なんてものはどこかで釣り合っているものよ。普段のあんたは弱い。しかしその分、鬼のあんたが出たときはその反動で更に力が増しているように感じたわ。暴走するのも無理はない。だけど、それを抑えられるかどうかはあんたの心なのよ? つまり、鬼の力に任せてあんな好き放題に暴れたあんたの心は弱い」

妹紅「霊夢、言い過ぎだ」

霊夢「もう一度言うわ。あんたは普段の自分の力がどうとかではなく、心が弱いのよ!」

妹紅「霊夢!」

妹紅の声が荒げられる。
霊夢は一度口を閉じ、また静かに妹紅に呟いた。

霊夢「…ここまで言わないとこの馬鹿は分からないでしょうね。こいつがそんなに大事なら、あんたがもっと言ってやりなさい…」

妹紅「…霊夢、私からも頼むよ。こいつの…拘束を、解いてやってくれ。こいつだけじゃなく、私も責任を取るよ…」

霊夢「…」


コンマ一桁

1〜3 断る

4〜6 仕方なく了承するが霊夢も一緒に行動する

7〜9 約束して妹紅に任せる

0・ゾロ目 ??

直下
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 21:11:35.12 ID:loEH3JEw0
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/26(水) 21:28:24.81 ID:nkQmV+2q0
1.断る

今日はここまで。
次からの展開はまた考えておきます。
見てくれた方、ありがとうございました。
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 21:43:54.31 ID:z9mt7Zv30
自力で拘束破れよ
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 22:08:38.44 ID:EU9vzPjM0
おつ
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/26(水) 22:13:45.64 ID:kv2vmCodo
おつおつ
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 18:50:59.72 ID:lguF7NaT0
1.断る

霊夢「ダメよ。悪いけれど、私も博麗の巫女としてこれ以上こいつを野放しにすることは出来ないの。少なくとも、今のこいつは…ね」

青年「くっ…」

青年(なんだ、この御札…これさえなければ…)

妹紅「…そうか、無理を言ってすまなかったな…」

霊夢「ま、別に私だって気持ちは分からなくないから。ただそれだけ」

妹紅「…」


青年の行動

1.諦めて暫く大人しくする

2.隙をついてなんとか逃げる

3.その他

↓2
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:51:26.38 ID:d7LZ52SAo
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 18:52:55.44 ID:k+fFxjILO
2
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 19:01:22.04 ID:lguF7NaT0
2.隙をついて逃げる


青年(…)チラッ

妹紅「…?」

青年「…」ジー

妹紅「…!」

青年(気付いてくれたか。流石昔の友人だ)

霊夢「それと、あんたのその御札。私以外の奴じゃ取れないから。何考えても無駄よ」

妹紅(イチかバチか…だな?)


霊夢から逃げる

コンマ一桁

1〜3 悟られて失敗

4〜6 なんとか成功

7〜9 大成功
 
直下
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 19:05:02.15 ID:d7LZ52SAo
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 19:06:47.38 ID:YKEoyaV1o
ほい
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 19:15:32.79 ID:lguF7NaT0
5.なんとか成功

霊夢「妹紅、そいつちょっとだけ見張っときなさい。私はお茶でも淹れてくるわ」スタスタ

妹紅「あ、ああ…(私も協力者なんだがな)」

青年「…しかし、逃げるにしても…今度会ったら妹紅、お前まで霊夢に何を言われるか…」

妹紅「馬鹿、お前はそういう事を考えなくてもいいんだよ。さっさと逃げるぞ」

青年「…ありがとう」

妹紅「私とお前の仲だ。えっと、まず縄を…」バチィッ

妹紅「痛ってぇ!」

青年「! 大丈夫か!?」

妹紅「成程…身体に触っても効果があるらしいな…まあ、今回は相手が悪かったようだが!」


バチバチ!


妹紅「うぐ! マジで強力な御札貼りやがって…不老不死なめんな!」シュルシュル

青年「よ、よし! 縄は解けた! …力は全然入らないが…」

妹紅「御札は私でも無理だ。だが、逃げることぐらいなら任せろ!」

青年「あ、ああ!」


青年と妹紅は博麗神社から逃げた!


霊夢「…次、問題を起こしたら…あいつが黙っちゃいないわよ」ボソッ
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/29(土) 19:20:22.10 ID:TBhlWetw0
紫のことか?
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 19:40:35.04 ID:E1gTcTfnO
不安だな大丈夫かな?
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/29(土) 19:48:56.51 ID:TBhlWetw0
寝落ち?
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 19:51:45.07 ID:lguF7NaT0
〜妹紅の家〜

妹紅「いてて…大丈夫か?」

青年「ああ…妹紅の方は…?」

妹紅「私は痛くても死なないからな。慣れてるもんだよ」

青年「…強いんだな」

妹紅「そうでもない」

妹紅「それより、慧音の事だが…」

青年「!」

妹紅「どうする? お前はそんな状態だし、さっきのこともあって今動けば何があるか分からないが…」

青年「俺は…」


青年の行動

1.慧音に会いに行く

2.安静にしている

3.その他

↓2
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:07:59.16 ID:55SnfFkio
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:09:09.53 ID:E1gTcTfnO
2
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:09:11.10 ID:mXLjpljp0
2
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 20:16:42.52 ID:lguF7NaT0
2.安静にしている

青年「…慧音の事は確かに心配だ。だが今は霊夢の事と俺の身体の状態の事が重なっている…」

妹紅「ならお前は安静にしてるか?」

青年「ああ。妹紅、暫く厄介になってしまうが…」

妹紅「気にするな。ゆっくりしてろよ。といってもあんま身体動かせないんだったな」

青年「情けなくてすまない」

妹紅「いいっていいって。じゃあ私は1人で慧音の所に行ってくるよ。多分起きてるだろう」

青年「分かった」

妹紅「それじゃあすぐ戻ってくるからな」ガチャッ バタン

青年「…」

青年(本当は少し、慧音に会うのが怖いのもある)

青年(…霊夢の言うとおり、俺は力どころか心も弱いんだな…)
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/29(土) 20:18:39.32 ID:TBhlWetw0
その辺のコンマひどかったよな、外見も低かったし
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 20:30:55.03 ID:lguF7NaT0
青年「…」

青年(1人でいると、時間が長く感じるな…妹紅が出て行ってどのくらい経ったか…)

青年「それにしても、まだ身体が痺れるようだ…」

青年「やはり妖怪退治を専門としている彼女の御札は危険だな」


青年の身体の状態

コンマ一桁

1〜3 まだ自分で動くのも厳しい

4〜6 ゆっくりだが軽く動ける程度

7〜9 時間経過によりかなり楽になった

直下
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:31:48.12 ID:d7LZ52SAo
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:32:02.50 ID:E1gTcTfnO

299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 20:44:37.91 ID:lguF7NaT0
2.自分で動くのも厳しい

青年「っ…!」

青年「ダメだ。動こうとしても力が入らない…」

青年「…俺の力も弱いから動くのに余計に時間が掛かるのかもしれない」

青年(まあ、動けたとしても御札があると激しく動けなさそうだが)


そこに…

1.妹紅が帰ってきた

2.その他(キャラ指名)
※妹紅に関係のあるキャラで

0・ゾロ目 ??

↓2
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:55:05.29 ID:mXLjpljp0
1
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:56:05.73 ID:pQQrpYeMO
輝夜
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 14:39:18.63 ID:HPenGa900
2.輝夜


ガチャッ

青年「! 妹紅!」

輝夜「…違うけど」

青年「え、あぁ…そうか、すまなかった」

輝夜「貴方誰?」

青年「お、俺か? 俺は妹紅に厄介になっている者だ」

輝夜「ふぅ〜ん…それで、あいつは?」

青年「今はいない。友人が怪我をしていて、その様子を見に行ったばかりだ」

輝夜「怪我? あぁ、あのハクタクの事ね…」

青年「! 知っているのか!?」

輝夜「知っているもなにも、私はそこに住んでいるから。それにしても何よ…私が折角殺しに来たのにすれ違いになったわけ…?」

青年「ころっ…!?」

輝夜「まあ帰るのも面倒だし、ここで待ってようかしら」

青年「…お前は何者なんだ…?」

輝夜「私? 私はねぇ…月の者よ。月から来たの」

青年「つ、月…?」

輝夜「ええ。あ、その顔、全然信じてないわね。別にいいけど」

青年「妹紅を殺すというのは本当なのか?」

輝夜「当たり前じゃない。ま、あいつも私も不老不死だから死んでも死にきれないけど」

青年(なっ…こいつまで不死というやつなのか…俺はとんでもない世界で生きてたのかもしれない)
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 15:07:39.98 ID:HPenGa900
輝夜「で、貴方は何で床に倒れているのかしら?」

青年「それは…ちょっと霊夢という巫女に御札を貼られててな…」

輝夜「ん? あぁ本当だ。という事は貴方妖怪なのね?」

青年「…そうらしい。半分だけだが」

輝夜「へぇ〜、半人半妖ね。何の妖怪なの? あんまし強くなさそうだけど」

青年「鬼だ。俺は記憶を失っているらしくて、少なくともそれくらいしか分からない」

輝夜「鬼なの? い、意外だわ…だって貴方、角がないもん」

青年(角…?)
その時、今日の朝に見た夢を思い出した。


『…貴様ハ、誰ノ味方…ダ???』


鬼。
角が生えている、異形の者たち。

青年(俺には…角がない)

青年(人の血が流れていると角が生えないのだろうか。いや…)


あいつらは、俺を違う眼で見ていた。
まるで憎悪を抱いたような、冷ややかな眼で…

青年「…」

輝夜「ねぇ、聞いてる?」

青年「! な、なんだ?」

輝夜「何ぼーっとしてるのよ。それにそんなに頭を触ってて、どうかした?」

青年「い、いや…」

知らずうちに角を確認していたようだ。
それでも無いのは分かっていたが…少しだけ、自分の事が理解できてきた。
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 16:18:03.50 ID:HPenGa900
輝夜「貴方、名前は?」

青年「…」

輝夜「それさえも分からないのかしら」

青年「…ああ」

輝夜「そう、大変なのねー」

青年「今すごく棒読みだったんだが」

輝夜「仕方ないでしょ、私に関係のないことなんだから」

青年「…お前の名前は?」

輝夜「私? 私は輝夜。蓬莱山輝夜」

青年「輝夜、か…」

輝夜「え、それだけ?」

青年「他に何かあるか?」

輝夜「…面白い鬼ね」

青年「何がだよ」

輝夜「ふふっ、別にー」

青年(はぁ…しかしこれからどうするか…)


青年の身体の状態

コンマ一桁

1〜3 霊夢の御札のせいでまだ動けない

4〜6 少しずつ回復してきた

7〜9 かなり動けるようになってきた

0・ゾロ目 ??

直下
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 16:21:18.76 ID:lLgw/iF+o
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 16:50:55.36 ID:HPenGa900
コンマ 6(少しずつ回復してきた)

青年「よっと…!」

輝夜「あら?」

青年「ふぅ…輝夜と話している内に身体が動くようになってきた。それでもちょっと動きづらいが…」

輝夜「それなら良かったわね」

青年「ああ…」


青年の行動

1.妹紅を待っている

2.妹紅の所へ向かう

3.人里に行く

4.その他

↓2
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 16:51:23.62 ID:lLgw/iF+o
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 16:52:04.97 ID:Y9y+gzCDO
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 16:52:10.21 ID:xE3ilbVxO
1
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 16:52:11.01 ID:lj4M6lVc0
瞑想でもして心の修行
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 16:57:51.05 ID:HPenGa900
2.妹紅の所へ向かう

青年「…よし、動けるなら十分だ」

輝夜「何処へ行くの?」

青年「当然、妹紅の所だ。慧音にも謝らなければならない」

輝夜「…じゃあ私もここに居ても意味ないし、帰ろうかしら」

青年「それじゃあ…」

輝夜「ええ、勝手に来なさい」

青年「…ありがとう」

312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 17:01:03.80 ID:xE3ilbVxO
安価1じゃないのか
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 17:02:05.15 ID:HPenGa900
〜永遠亭〜

青年「はぁ…はぁ…」

輝夜「ちょっと、ここまで歩いただけで息切れして…本当に鬼なの?」

青年「仕方ないだろ…今は人間と変わらないし…」

青年(なにより霊夢の御札が厄介だ…どうしたものか…)

輝夜「ほら、入りなさい。私が許可してあげる」

青年「あ、ああ…」


現れた人物

1.永琳

2.妹紅

3.鈴仙

4.てゐ

↓2で
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 17:03:37.49 ID:HPenGa900
>>312 うわっ! ミスりました!!

今の無しにして戻った方が良いですかね…?

315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 17:04:55.08 ID:ZDupLNQ10
いいと思うよ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 18:24:32.73 ID:lj4M6lVc0
うどんげ
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 19:09:26.33 ID:CwZC2FQn0
設定が気になる
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 19:21:38.03 ID:kcfDsUM50
妹紅に会うっていう事象さえこの安価の後かどこかで作ってくれればいいんじゃないかな?
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 19:25:45.29 ID:HPenGa900
皆さんすいません…じゃあこのままうどんげで進めていきます。
安価取ってくれた方、ありがとうございます。そしてごめんなさい…

>>317 現在分かっている設定なら答えられるので、どこが気になっているか教えてくれるとありがたいです。


あと、お詫びというのもアレですが、2つほど青年の情報を追加したいと思います。

知りたい青年の情報(安価で決めます)

1つ目の情報 直下

2つ目の情報 ↓2
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 19:33:29.04 ID:kcfDsUM50
知りたいってことなら、今の慧音と妹紅の好感度とかでもいいのかな?
趣旨が違ったら安価下
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 19:50:04.15 ID:lj4M6lVc0
とくにない
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 19:52:14.84 ID:Y9y+gzCDO
>>321
sageろカス
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 20:22:33.15 ID:HPenGa900
>>320 好感度に関しては、一応個人キャラルートの為に考えてます。しかし現在は青年の素性が明らかになっていないのでまた後でで。
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 20:28:08.60 ID:lj4M6lVc0
そうですか、じゃあストーリー進めてくれ
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 20:33:11.41 ID:HPenGa900
では続きから。

3.鈴仙


鈴仙「あ、輝夜様! 一体どちらに行かれて…って、その人は…?」

輝夜「昨日ハクタクが来たでしょ? その様子見に来たんだって。案内でもしてやって」

鈴仙「は、はい。ではこちらへ」スタスタ

青年「あ、ああ…」


輝夜「…」


〜病室〜

鈴仙「此処です」

慧音「…」

青年「! 慧音!」

妹紅「お前! ここまでどうやって来て…」

青年「妹紅の家に居るときに色々あってな。それより慧音の状態は?」

鈴仙「慧音さんはまだ眠っているだけですが…」

青年「そ、そうか…眠っているだけか…」

妹紅「でもお前、御札貼られてんだから無理して動くなよ」

青年「…少し動けるようになったから…ついな」

妹紅「ったく…で、どうやって来たんだ? まさか1人で来たわけじゃ…」

青年「いや、輝夜という少女に…」

妹紅「あ!? 輝夜!? あいつ…見かけねぇと思ったら勝手に私の家に…」

青年(…これは言わない方が良かったか…?)

妹紅「ちょっと待ってろ! 今あいつんとこ行ってくる!」

青年「あ、おい妹紅!」

鈴仙「あちゃぁ…」

青年「…良いのか? 兎」

鈴仙「兎じゃなくて鈴仙です。まあ良いんじゃないでしょうか、あの御二人の仲ですし…」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 20:39:54.17 ID:HPenGa900
青年「…」

鈴仙「あの、大丈夫でしょうか…?」

青年「…慧音は、俺のせいでこんな事になってしまったんだ」

鈴仙「えっ? そ、それって一体…」

青年「そのまんまだ。俺が慧音を傷つけた。恩人だったのにな…」

鈴仙「…」

青年「自分が分からなくなっていた。昨日の満月の夜、俺はヒトではなく、鬼になっていた」

鈴仙「鬼…」

青年「…あぁ、すまない。お前に言っても仕方ない事だったな…」


安価

1.慧音が起きる

2.永琳が来る

3.輝夜と妹紅が来る

4.その他

↓2
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 20:40:45.54 ID:Y9y+gzCDO
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 20:40:47.59 ID:lLgw/iF+o
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 20:58:00.95 ID:HPenGa900
1.慧音が起きる

慧音「んっ…」

青年「あっ、慧音!」

慧音「…あぁ、お前か…」

青年「慧音! 大丈夫か!? か、身体の調子は!?」

慧音「ふふっ…そんな心配しなくても大丈夫さ」

青年「…そうか…」

慧音「それより、お前が元に戻ってくれて本当に良かった」

青年「っ…!」

青年「…すまない。本当にすまない…俺は…お前に対して…」

慧音「もう終わった事だ。気にするな…」

青年「慧音…」

青年(何故だ、何故…そんな事を言えるんだ? 恩を仇で返したような男に…謝ることしかできない男に…)


妹紅と同じだ。
慧音のこの優しさが、今の俺には逆に辛かった。

ここで俺を殴ってくれても良かったのだが、慧音の事だ。そんな事はしてくれないだろう…。

慧音「すまないな、今日は私の知人を紹介してやるつもりだったが…」

青年「知人?」

慧音「お前の事を知っているかもしれない子だ。人里に戻って…」

青年「い、いや慧音! お前は安静にしていることだけを考えていろ。俺のことはいい。分かったな…?」

慧音「そ、そう言うなら甘えさせていただくが…」


青年はどうするか

直下
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 21:02:08.45 ID:lj4M6lVc0
あんなことを起こさないように心の修行をする
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:02:10.29 ID:lLgw/iF+o
慧音のそばにいる
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:10:41.83 ID:HPenGa900
行動 心の修行をする

慧音「それじゃ、私はもう一眠りさせてもらうよ…」

青年「ああ、おやすみ」

慧音「…あぁ…」

青年(…俺には明るく振舞っているが、きっと起きているのも怠い状態だったんだろう…)

青年(…もう、慧音を…みんなを傷つけたくない)

青年(俺は…)


霊夢『あんたは普段の自分の力がどうとかではなく、心が弱いのよ!』


青年「そうか…力だけではダメなんだ」

鬼の自分にも負けないような、力…いや、心を持たなければ。



修行前に。

青年の元々の精神(心)

高ければ高いほど強靭。
最高50で。

コンマ二桁

直下
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:11:23.30 ID:cp8aF9kAo
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:15:38.40 ID:xE3ilbVxO
まあまあだな
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:19:21.17 ID:HPenGa900
青年の精神 30

〜永遠亭(外)〜

青年「すぅ…はぁ…」

青年「…すぅ…はぁ…」


深呼吸を、何度も繰り返す。

青年(…大事なのは、自分を制御したいという心だ…)

コンマ一桁

1〜3 夢を見る

4〜6 昨日の記憶を断片的に思い出す

7〜9 友人との昔の記憶

0・ゾロ目 ??

直下
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:19:33.81 ID:TwgtQVGCo
そらっ
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:34:26.57 ID:HPenGa900
1.夢


俺が他の者と違うとは、ずっと分かっていた。

半人半妖。

その半分が鬼なら、半人半鬼と呼ばれるのが正しいのだろうか。


『…出テイケ』 『コノ場所ハ、本来オ前ガ居ルベキ場所デハナイ』
『出テイケ』 『出テイケッ』 『出テイケ!!!』


またこいつらだ。
今の俺には分かる。こいつらは、俺の『同族』。いや…相手はそう思っていないだろうが…


『ひっ…こやつの眼…あ、妖じゃ!』 『巫女を呼べ! 巫女を呼べ!』 『きゃああああ!!!』
『喰われるぞ!』 『逃げろぉっ』


ヒトの悲鳴が聞こえた。
今の俺には分かる。こいつらヒトも、俺の『同族』。もちろん…相手はそう思っていない。

では、俺の仲間は?
同じ半人半妖か?

それも違う。半人半妖だからといって同族だというのも間違っている。

いないんだ。

俺は。

たった1人の…。

無角の半鬼。


ヒトも鬼も。


同族を殺めた事のある、


無角の半鬼だ。



精神判定
30+??

コンマ二桁

直下で
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:36:53.50 ID:lLgw/iF+o
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:46:37.46 ID:HPenGa900
判定 30+50=80

結果 80


青年「…」

夢から覚めた。

いや、夢というより…過去の記憶からか。

青年「…」

ああ、そうなんだな…

青年「…」

みんなを傷つけたくない。その一心で始めた心の修行。

青年「…」

無意味じゃないか。

青年「…俺は既に」


何人も、何体も、ヒトも鬼も…殺していたんだ。


コンマ二桁
??

直下
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:47:12.55 ID:lLgw/iF+o
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:49:46.44 ID:xE3ilbVxO
ゾロ目か
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